ヨーロッパ駆け足旅行 バルセロナ編その3 2007年2月20日
カサ・バトリョ を見学。以前は内部を公開していなかったのだが、 2年前から?中が見れるようになった。 ここがバトリョ氏の個人宅だったことに驚く。現在はチュッパチャプス社所有らしい。 (チュッパチャプスのロゴってかのダリがデザインしたって知ってた?) 一般入場料は円相場から考えると高い(16ユーロ)が、ツアバス利用者はディスカウント料金。 さて、入り口でデカイ音声ガイド器(日本語あり)を貸してもらえるが、この説明がやたら長い。 真面目に聞いているといつまでたっても次に行けないので、親子ともガイドを切ってしまった。 であるからして、まったく建築的・芸術的知識無しで、 ただただ「すご〜い、すご〜い」と呆けた顔で見学したのだった(爆)。
美しい応接間の入り口 ステンドグラスがとても優しい。 扉やタンスなど木で出来ているものはすべて統一された曲線デザインだった。 |
各部屋のシャンデリアが大変凝っている。 われら親子が一番気に入った照明 |
建物内部の階段 とろけそうな色タイル もしかして階段は大理石なんだろうか? ちょうど肩から頭のあたりが柔らかそうな艶タイルで、 (外人さんだと腰から肩?) バランスがとても良い。 |
吹き抜けを見下ろすと・・・ |
洗面台 ううっ、確かに美しいフォルムだが、、 これって使いやすいのか?! |
上の階の廊下 木工部分の曲線はとても優しく温かい感じだが 反対に 白部分はあくまでシャープで神秘的だ。 教会の内部と似ている構造。 |
茶色と青と白のハーモニー、温かくて冷たい、生き物のようで無機的。 ガウディの設計って、至るところまで徹底されていて、普通ならくどいと感じるものも、 ここまでくると圧倒されちゃうんだな。 巻貝のなかに入ってしまったかのような階段や、細かいモザイクの柱などなど、 他にも美しい箇所が多いんだが、ごめん、人物入りの記念写真ばかり撮ってしまってね、 お見せできませぬ・・(爆)
屋上 |
ちょうどこの部分の裏側にあたる |
わはは、みんなが記念写真を撮る場所だ。 瓦はドラゴンのうろこ、 緑のぽこぽこしているものはドラゴンの背骨だと言う。 |
カサ・バトリョを出て、そのまま通りを南下し、 ランプラス通りで夕食をとろうと歩く。 遊歩道には花屋さんや雑誌スタンド、大道芸人などが並んでいる。 フェニックスだかイカルスの彫刻に扮した人を 笑って通り過ぎたあと、 これは本物だろうと思ってそばに寄っていったら、 「Whoa!!」 「きゃーっ」 写真は細工して明るくしているが 本当はもう少し暗くなっていたので ほんま、驚き桃の木! だったのである。 はい、1ユーロ差し上げました(笑) |
サンジュセップ市場に寄ってみた。 果物とお菓子、ハム、魚がところ狭しと 売られている。 翌日フランスに行くのじゃなかったら サラミやチョコレートなど、いろいろ買いたかったけれど、 まだコロコロチビトラとリュックの旅が続くので我慢。。 |
のどが渇いていたので、
山ほど積まれたぶどうを見ているうちに
一房食べたくなった。 だが、単位が「キロ」! ぶどう一キロってどれくらいなんだ? 一房くださいって言いたいのに、全然通じない。 「百グラム、、 ヒャクってスペイン語でどう言うんだったっけ?」 あぁ、しまった、百が分からないぃぃ。 「ハーフか?」 え?500グラムも要らねぇ〜っと思いながらも、 「シー、シー、ポルファボール」 ってわけで、房も見事なぶどうを2房も買ってしまった・・ 教訓ー市場に行く時は「シエント・グラモス」だけは覚えておけ。 |
こうして、でかいぶどう2房入ったビニールをぶら下げて、 適当に目にとまったレストランに入り、カタルーニャ地方名物という、 ジャガイモ入りオムレツ、サラミハムのサラダ、オリーブオイルとトマトジュースのかかったパン、 パエリア、白ワインの夕食を取ったのだが、う〜むむ、 昼間に食べたチョコレートパンの方が美味しかったなあ・・ まずくはないけれど、あまり感動せず、日本で食べるものの方が美味しいとか 内心思いながら、結構なお金を払った。 もっと真面目に食べ物屋をチェックしておくんだった。 他の情報については、細かく下調べをしたのだけれど、 食べる事に関しては、何ひとつ調べていかなかったのだ・・ ま、午後だけで市内をぐるっと回ってグエル公園やカサバトリョも見れたんだから よくやった方じゃないか ( 息子はホテルの部屋に着くなりバタンキュー、ベッドに撃沈しておりました・・ ) 明日は、荷物をサンツ駅のロッカーに預けてから、カサ・ミラの中を見学する予定なり。 to be continued.....
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