ヨーロッパ駆け足旅行 バルセロナ編その5 2007年2月21日
ゴシック地区・カテドラル
大混雑のサグラダ・ファミリアから地下鉄で、Jaume I へ。 ハウメ一世から駅名がついたのだろうと想像するが(英語でいうと、ジェイムズ1世)、 そのハウメ一世が何者なのか、てんで知らない(爆)。 元々この場所にはローマ帝国時代から教会堂があり、その後ムーア人によって破壊されるも 13世紀後半、ハウメ二世によってカテドラルの建造が命じられたという。 その後ずぅっと ちょこちょこと増改築され続け、なんと1900年代になってようやく 現在の姿になったというから、サグラダ・ファミリアも驚くにあたらないのかもしれない。 さて、地下鉄の駅をあがると、交差点ではデモをしていて、おまわりさんが沢山立っていた。 ゴシック地区は見る予定じゃなかったので、下調べはしてないし、地図をみても 辺りをみても、カテドラルに行くのがどの道か分からない。。とほ。 で、、 デモの警備にあたっているおまわりさんの中でも、見た目が親切そうな人を選び、 そろっと近づき、地図を指さしながら「カテドラル?」 いやぁ〜、親切でした! あっちだよ、とにこやかに指さしてくれました(爆)。
おまわりさんの指さした道を歩いてゆくと、大変すてきな建物が
見えてきて、我々親子は喜んで写真を撮ったりしていたのだが、、 わっはっは、後から知って大笑い。 ここは「王の広場」と呼ばれる有名な場所の「裏」だった。 「表」の王の広場で、コロンブスがイザベラ女王にアメリカ大陸の発見を 報告したという。 立派な建物だとは思ったが、そうか、裏だったか。 どうりで人が少ないと思った(爆) |
そんな歴史上の場所がすぐそばにあるとはつゆとも思わず、 ニコニコとまわりを見回すと、、おお、、カテドラルの尖塔が、、 おやまぁ、修復工事中だ。 だが、この巨大な覆い幕は、、一体どうやって印刷したんだろーー?! いや、印刷じゃなくて手書きなのか? まさか・・
修復工事が始まる前の美しい姿 修復工事は2009年まで続く予定らしい。 (工事のニュースから下の画像を拝借) |
2ユーロの寄付をしてカテドラルの中に入る。 でかい。。 わ〜、贅を尽くしてるね。天井のつなぎ目でさえもこんな豪華さ。
奥の祭壇は繊細で優美です |
カテドラルの中央塔。 八角形の美しいドームに見事なステンドグラス 横の部屋に、小さなエレベータがあり、 誰も止めないので乗ってみると・・・ 驚いた。 カテドラルの屋根に上がれるんだ。 中央塔のちょうど真裏に上がれるんである。 |
うわ〜っ、こんなところに上がるの、生まれて初めて♪ 初めの写真の「Samsung」の幕のてっぺんより高い! カテドラルの美しい大きな画像を、ここに載せられないのが残念デス。
向かって左の小塔 (正面から見ると右側) |
すっごく高いのに、こんなラフな足場なんだよ〜 カテドラルの中央の塔は大きすぎて、かなり離れないと 上のほうが見えない |
バルセロナの街を一望できる。。 港のすぐそばにはケーブルカーが・・・ ちょっと怖そうだが、乗ってみたい気もする。 |
こんなに高い所にきたのだから、てっぺんの像(王様?)を撮って、天使を撮って、、
そんなことをやっているうちに、ガーゴイルに気づいた。 ガーゴイルって、お城の壁や角(かど)に彫刻のようにくっついているものだとばかり、思ってた。 壁から垂直に突き出しているものだとは思っていなかった。 しかも、もっとお約束のモンスターをイメージしてたのに、まさに動物の寄せ集めじゃないか。 |
ウサギとカメが合体したみたい? しかも、なぜカタツムリ?? |
こちらは烏天狗かと思いきや、足が馬のひづめだ。 |
この「お願い」ポーズは一体?? 山犬のようだが、足が偶蹄目? |
端でうまく写真が撮れなかった。 古典的なガーゴイルイメージ、翼はプテラノドンだが、顔は鳥なんだろうか。 |
小塔のほうのガーゴイルは結構普通だ。 それでも、どこかお茶目な雰囲気がある。 壁の修復箇所に典型的なガーゴイルを見つけたけれど、 いかにも最近の作品という感じ。 |
こんなに高い所に上らなかったら、ガーゴイルの面白さに気づかなかったなぁ。 もっと他にもガーゴイルが無いのか、と、ガーゴイルハンティングをしてみると。。。 をを、、いたいた、ゴシック地区って面白いわ〜・・・ to be continued.....
ミーハーに戻る ホームに戻る