TEAM-NACS 大阪公演「COMPOSER」を見る
初めて「大泉洋さん」の名前を聞いたのは、万博サッカースタジアム。
たしかヨンさまブームが始まった頃だよね?
当時、へー?ごめん、知らないわ、、なんて言って、彼の魅力にヤラレてしまった友人の熱弁に
「水曜どうでしょう」なんて変な名前だねぇ、なんて呑気な事を言っていたのに、
いつのまにやら押しも押されぬ全国区!
地方TV局はこぞって放送するし、顰にならえ、とばかり地方発の番組を作り出した。
くだんの友人も今やサッカースタジアムより大泉さんの公演場所に行く方が多い(^o^)。
さて、彼女のおこぼれをあずかって、これまで様々な大泉モノを見せてもらったが、生公演を見るのは
これが初めて。追加公演を誘ってもらい、シアタードラマシティの6列目なんてラッキーなところで
お芝居を見せてもらいました。
予習をしていかなかったので、作曲家たちの物語だと知らなかったのですが、
前日、金聖響さん指揮でモーツァルト「リンツ」ベートーベン「田園」を聞いてきたので
不思議な縁を感じました(笑)。
だって、モーツァルトとベートーヴェンとシューベルトとサリエリとカール(ベートーヴェンの甥)の
物語だったから。
会場はもちろん満員。
9割近くは女性だと思うが、男性もそこそこいる。
彼らの舞台は、「LOOSER」を見た時も思ったんだけれど、とてもストレートな「生きる励まし」で
気恥ずかしくさえなるような話作りなんだが、5人の熱演で最後まで引っ張ってゆく。
「クサさ」が押し付けがましくならないようにダジャレを入れるが、あくまで素朴で
わかりやすいギャグ。
違う!とつっこまれそうだが、ひと昔?いや、ふた昔?前の欽ちゃん劇団を思い出す。
家内工業のような手作り感だ。
もちろん、笑いを目指しているのではないし、もっと生真面目だが。。
さて、大泉さんは100%2枚目で、顔は小さいし、声は良いし、歌もうまい。
舞台で実に映える。まじ、カッコイイ。
アホな姿とのギャップが、これまた、女性の心をくすぐるのかもしれない。
サントラがあったら買いたいな、と、思った芝居だったが、
これからは第9を聞くと、「もじゃもじゃ〜」と脳内変換されてしまいそうだ・・(笑)
#全然関係ないが、大泉さんの髪型をみていて、ベートーヴェンの次はゴッホを
やってもらいたいと思ってしまった私。あとで自宅で耳をきったゴッホの自画像の絵を
確かめると、あれは髪の毛じゃなくて帽子みたいなものなんだな。
今日までずっと、もじゃもじゃの髪だと思い込んでいた(爆)。
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