ついてないのか、ついているのか　２月２５日プレシーズンマッチ

帰りの選手に会いたいと試合後いそいそと名古屋駅に向かった友人と私。
シャトルバス、地下鉄で結局４時半ぐらいにやっと着きました。
そこで、やってしまったおまぬけな失敗。

天皇杯準決勝の新横浜駅が頭に残っていたせいで、新幹線ホームに上がる中２階？で
待っていました。
「何時まで待つ？夕飯の支度までには帰らないと」なんて言いながら
「うーん、おかしいなぁ、女の子が全然いないね。どう思う？」
「あそこの柱の影に立っている一団は？なんだか少ないねー」

どうもおかしい。なんだか変だわ。。それでも５時までそこにいて、
選手が入ってくるだろうと思う新幹線入り口を中２階から見下ろしながら、、
「ねえ、あの柱のところにいる人、見て」
「え？どれ？」
「・・・・・・・・」（これは私が凍り付いているところ）
「ぎゃー！！あっちにも新幹線入り口がある！！」
「そう、２つあるんですよね」
「も、もしかして、もう上がってるんじゃない？？？？」

なにをやってるんだか、私たち。
北口と南口があることを気付かず、３０分も南口で待ってました。
慌ててエスカレーターを上がってホームへ、グリーン車は７号車だから
そっちの方へと歩き出すと、
「お下がり下さい、黄色い線よりお下がり下さい」というアナウンスが何回も！！

そう！これもまた、浜松駅で聞いたアナウンス。選手がいる証拠です。
そして列車がもうすぐ入ってくるという、ああ、、もう、なんてこったい！
焦ってずんずんと歩いて背の高い人を追い越した！・・・ら、
都築君だった（笑）。いやーん、もう。

そしてもう一方のエスカレーター（これが北口からの奴ね）があって狭くなって
いる所を通ると、あらいやだ、木場さんが並んでいる、その前をずんずんと通って
しまいました。選手の皆さんが列を作っている前を私たちは傍若無人にも横切って
しまったのでした（笑）。
見ると、すぐ横にイナが立っている、サインや写真を求めるファンが数名いるけれど、人は
思ったより少ない。
あーん、ばかだったぁ。下でずっと待っていたのに、もう列車が来てしまった。
ついてない！でも一瞬前に気付いたというのは、ついてる？

通り過ぎるイバに慌てて、
「足なおって良かったですね」
「はいはい」（めんどくさそうに、笑）
「ツネさん、お疲れ様でした」
「はい」（おだやかに）

ぼぉっとして見送ると、いかん！何やってるんだ！私も乗って帰らなくては。
乗るのを忘れて見送る所でした（笑）。
あわてて選手の後ろにくっついてグリーン車の入り口から乗りこみました。
この時点で友人と私２人とも頭がぼぉっとしています。
友人「イナがわからなかった」
私　「えー？！稲本さんは（前にいるの分かっているので＜イナ＞と呼ぶのは
失礼だと思い、わざとらしいが稲本さんと言った）前を歩いているわよ」

そう、私たちグリーン車のチケットを買っているわけでもないのに、ぼぉっと選手の
うしろを付いて歩いて行きました。そして９号の２階グリーン車に上がっていった
イナたちを見送ると、はっと気付き、自由席車両へ方向転換（笑）。

歩いている途中、連結部で通訳の方とマネージャーの方に会いました。
ここで思いきって、
「あの、お願いしてもよろしいでしょうか、これを二川選手に
渡していただけますか？」
「はい、マネージャーがここにいますから、どうぞ」
というわけで、ストーカーおばさんと息子に言われながらも、また、カードを
託してしまいました（爆）。
本当はホームで渡したかったんだー。でも７号車から乗った一団には
少なくとも小島、松波、二川、早野さんはいなかったの。
そうなの、木場さんの前をずんずん横切ってしまったのは、二川君がいない、どこ？
って、きょろきょろしてたからなの（爆）。

自由席車両へ向かうために６号車を通り抜ける時のこと。
自動ドアがあいて、すっと入っていくと、目に入ったのは実好さん。そして
「うそっ！」
イバが携帯をもって座っていました。グリーン車じゃないの？
春は移動のシーズンだし、韓国合宿から戻った全員が乗るんだから、全員分の
グリーン車を取らなかった（取れなかった）と思うけれど、でも、若手なら
分かるけど、イバって結構有名人じゃないのかな？
しかも、普通指定席の３人掛け（Ａ，Ｂ，Ｃ）のＣ（通路側）に座りＡＢには一般人らしき人が
座っている。実好さんも通路の反対側Ｄに座っていて、Ｅには一般人？

どう思う？もし、指定席すわっていて、名古屋からサッカー選手がとなりに座ってきたら。
ああ、、う、うらやましすぎるぅ・・・

イバは窮屈そうで、片足完全に通路にはみだしています（笑）。、
横を通りすぎ、自由席車両の５号車をみると、デッキに人がはみだしている。
すごい満員でとても席が空いているようではない。
「無理みたい、指定席で空いているとこ、探す？」
「戻りましょう」
ということで、また引き返し始めました。
やだなぁ、選手の横をいったりきたりするのって。
様子を知りたくてうろうろしていると思われたくないなぁ。。

恥ずかしいなぁと思う時に限って、まだデッキにはマネージャーの方はいるし、
そそくさと通っていき、食堂車８号車をすぎ、９号車に近づいてふと見ると、
げっ！目の前にイナが。
通路にひとりで立っている。携帯をかけたのかな？
ああ、やだやだ、うろうろしていると思われたくない・・
自意識過剰状態（笑）。
いつものむすっとした顔だけれど、はぁぁ、かっこいい・・
スーツ姿で突然目の前に、って状況は初めてだから？とっても大きくて
精悍、サッカーを知らない人が見たとしても、どこから見ても一般人じゃない！
（ホストクラブ？うそうそ、笑）

６-１０号車のあいだをうろうろしているのって私たちだけよ。
ああ、恥ずかしい。。
違うんです、違うんです。私たち、別に選手の様子を嗅ぎまわっているわけじゃ
ないんです。慌てて乗り込んでしまったので行き当たりばったりの行動を
とっているだけなんですって弁明したいわ（笑）。

黙って通るのも変かな？と焦って、
「おつかれさまでした」といいながら下を向いて横を通ってしまいました。
だって通路は狭くて相手の顔をみながら通る余裕がないんですもの。
開幕戦楽しみにしてます、とか、今日の試合勝って良かったですね、とか
もっと気のきいたことを言えばよかったのに。。。はぁ。。
無論、イナは返事なし。駅のホームでのファン対応でまぁ予想できた表情でしたが、
でも私このごろ、このむすっとした顔が気に入っているの。
だんだん屈折してきちゃいました（笑）。

そういうわけで、駅待ちした意味はなかったのですが、一瞬の差で会えなかったかも
しれないのに気付いてホームに上がった、この偶然。
焦ったおかげで（？）イバやイナに意外な所で会えたという珍道中でした(^o^;;





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