ケーキ・サッカー・ケーキ


家族には出張と言った手前、朝から家を出た私です。(^o^;;
スタジアムには浦和駅からのシャトルバスで行く事にし、その予定時刻までの間、
ずっと夢見ていたケーキを食べに行く事にしました。（ああ、なんてささやかな夢）

そう、銀座プランタンのアンジェリーナのモンブランを一度食べたいと思ってたんです。
東京駅から歩いて行けるし、興奮した気持ちのままプランタンを目指しました。
おやおや、これがうわさの、、
店内に入る前にもうちょっと店頭のケーキをじっくり見れば良かったのですが、
気がはやってそそくさと入ってしまいました。
メニューを見ると、ケーキはモンブランだけ？！スタンダードとデミサイズがありました。
立派なお値段だけど（７００円なり）せっかく来たんだしスタンダードでしょう。

右をみても左をみても皆さんモンブランを食べていらっしゃる。
こんなに全員がモンブランを食べている喫茶室って一体。。って私もモンブランだ（爆）

運ばれてきたのはキングサイズ、ひやぁ、、大きすぎ。
上のクリームは聞いたとおりの焼き栗ペースト。中のクリームは濃厚なミルク風味。
おいしいっ！と幸福感も３分の１ぐらいまで。段々フォークでクリームをつっつきたくなり、
２分の１ぐらいで意味の無い笑いが出てきて、水ばかり飲んでしまって、
ああ、もったいないけれど、それ以上フォークがすすまない。。
しまった、もうちょっとお腹を空かせておくべきだった。
なんでこれがスタンダードなの？！
それに下の台の部分が強烈に甘くて甘くて、メレンゲを焼いたようなものなんですが、
甘すぎてどうしても食べられないの。
結局上部の焼き栗クリームだけを全部食べて、とってもばっちい残し方をしてしまいました。
なんとも恥かしいなり。

それにしてもすごいですねえ。デミサイズのモンブランが５０個ほど入ったトレイが
何段も重なっていて、それがどんどん減ってゆくんですね。

さて有楽町からごとんごとんと電車に揺られ、ケーキ腹でなんだか眠くなってしまいました（笑）。

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さてさて、試合の感想です。
席はバックスタンド上段３列目、ピッチからは遠いですが全体がとても見やすい場所でした。
イタリアの選手たちがピッチにぶらぶらと出てきたとき、思わず「あら、、かっこいい・・・」
そうなんです。スクリーンに写る顔、歩いている姿、むちゃくちゃかっこいいんです。
彫像のようなお顔、ウェーブのかかる髪。厚い胸。
それはそれは高貴なお姿でした(^o^
日本選手はビブス組が先発メンバーで、もちろんイナも。
きゃぁー、いなぁーと叫びたいけれど、叫ぶような感じの周囲じゃない。
やっぱ、叫ぶなら下段ねえ。
ミニミニ「イナがんばれ！」幕を広げて、どうか上の方も見てくれますように、と
祈ってました。
イタリア選手はゆっくりと柔軟体操をして、ボール扱いはリフティングくらい。
すっごい余裕だなぁと思ってましたが、後からニュースを見ると到着が遅れたんですね。

ヒデはビブス無し組でしたが、笑顔で練習してましたね。
驚いたのはキーパー。新聞などを読まなかったので楢崎さんまで怪我をした事を知らず
そがはた君と南君が練習しているのに、びっくりしてしまいました。

会場が一番もりあがったのは、「君が代独唱、工藤静香さん」と紹介されたとき。
それはそれは、ものすごい「えーーーーー！！！！！」でしたが、
記念だぁ、とスクリーンにうつった彼女の写真を撮った私でした（笑）。

ツネさんはキャプテンマークが似合うなぁ。イナとツネさんが見れるなんて、幸せだあ。
おお、イナの動きの良さ！判断の早さ！パスの上手さ！
「きゃぁー、あれ、イナからのパスよ！」
「見た？見た？」
「取ったの、イナよ！」
「イナのパスセンス、すごいね！」
「ぎゃあ！宇宙開発！いなぁぁ」
右隣の息子にとって大迷惑のわたしでした。
（たぶん、左隣の人にとっても）

それにしても芝のひどさが目につきました。すぐにぼこぼことめくれたり、へこんだり。
上から見てると、どんどん黒い部分が増えて行きます。
トッティも怒ってるみたい。
イタリア選手の方が転ぶのは、きっと日本選手より踏みこみが強いせいなのかなぁ。
ちょっと日本のファールが目について、気合が入ってるとは言え危ない感じでした。
アズ-リさま、芝で捻挫したり汚いファールに怪我したりしないで欲しいと願うばかり。

前半は日本の中盤が面白いように機能したけれど、さすがに後半はイタリアの
時間が多くなってきました。
それにしてもアズ-リは、ヒデにだけ、本気なのね。
ヒデがボールを持つと本気で倒しに来るわ。他の日本人選手にはここまでキツク
当たってこないのに。
明らかに待遇が違うヒデでした。

ツネさんのラインコントロールが美しい。
どんどんラインをあげて、細かく上下する。裏を狙っているＦＷをうまく抑えている。
カバーセンスも抜群。絶体絶命のシュートを防いでくれたし。
この３人（森岡、宮本、中田こ）はけっこういけますね。

イナが交代すると一気に気合が減って、後は鑑賞モード(^^;;
全体に粒が小さくてダイナミックな動きも減り、ラストパスの精度も下がって、、
少し沈滞ムードでどよんとして来たとき、ゴン隊長が出てきました。
空気が重くなっていたんですけど、ゴン隊長によってまた活性化した感じがしました。
ちょっとむちゃなアタックでブッフォンに失礼だったけれど、でも隊長らしかった。
俊輔くんはずっと走っていました。後半、ずっとアップしていました。
でも交代する場所が無かったというのも事実で、、服部さんが出た時点で
今日は無理かなあと思ってしまいました。
でもほんと最後まで走っていましたね。うるうる。

試合が終わり、ベンチコートを着たイナが場内一周をする時、またミニミニ幕を
掲げたんだけど、見えていたらいいなぁ。残念ながら目が合った気がしませんでした。
いいんだ、いいんだ、自己満足なのさ。
でも来てよかったわ。
やっぱりイナのサッカーは見ていてわくわくするのよね。


心配された帰りの足も、すんなりバスに乗れて無事息子の下宿までたどりつけました。
入学した４月以来１年半ぶりに来たのですが、泊まるのは初めてです。
あららぁ、、夜中にトイレ掃除をしてしまったわ。いかんいかん、過保護だっ。
缶ビールに焼きそば、おつまみでおしゃべりして、
自分の下宿時代はちょっと前の気がするのに、、もうウン十年前なんだなあと感慨しきり。


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翌日、帰宅するだけなんですが日本橋高島屋に寄る事にしました。
そう、ニッタカのオーボンヴュータン。
これまた夢にみたケーキ屋さんなんです。
生ケーキは２日前に予約しないとだめらしい、、でも行ってみるだけ行ってみよう。

地下道から高島屋に入るとすぐにオーボンヴュータンが目につき（笑）、
ショーケースの中を覗くと、モンブランがひとつだけ残っていました。やった！
でも一つだけ買うのも恥かしい、、というわけで
モンブランとレアチーズを買ってしまいました。

コンビニでゼリーを買ってプラスチックスプーンをゲットし、
生まれて初めて新幹線の席でケーキを食べる。けっこうどきどき。
乗客が少ないだろうと、新大阪までのひかり号にし、出発までの２０分、
これがうわさのモンブランかぁ。
この甘さがちょうどいいかも。。でも、隣に人が来る前に食べちゃおうっと。
やばっ、口のまわりがクリームでべたべたになった・・
幕の内弁当の箱を広げて食べている人は居ても、ケーキの箱を開けて食べている人って
あまりいませんね（当たり前？）
心のゆとりが無いせいか、確かに美味しいけれど、感動に欠ける。
んじゃ、レアチーズはどうかしら。
お、こっちの方が好きかも。
やや、人がいっぱいやってきたわ。
・・・・・・・

分かった事は、ケーキはゆったりした気分で優雅に食べるに限るってことですね（爆）
天下のオーボンヴュータンは、わずか５分ほどでお腹の中に入ってしまいました。
もったいなやもったいなや。
またもやケーキ腹で京都まで爆睡したわたしでした。




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