夢中で本を読んだり、映画を見たりするだけなら
よいのだけれど、ほんとに困ってしまうのは
心と体が一体になって、壊れてしまうことです。

胸がどきどきしたり、首筋に早い脈を感じたり、
もう、運命のように、「私は行かなくては・・」と
熱くなってしまったり、、
まさに熱に浮かれたようになってしまいます。

イナのことでもそうでした。涙まで浮かんでくる始末。
食事がのどをとおらなくなるほど、苦しくなりました。
なぜ自分はこんなに落胆してるのだろうって
問いかけてみたところで、なんの手助けにもなりません。

社会人としての責任もあり、任されている仕事もあるというのに、
子供ほど年の離れた若者のために動揺するとは、、
まったくどうしようもありません。

せいぜい、ひとは脆いものだなあと
考えこむだけです。

結局いくら冷静に考えても、その渦中にいるときは
なんら役にたたないというのが、真実で、
こうして私はミーハーを繰り返してしまうのです。。。

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