みーはー言いたい放題

わーい!言っちゃうよお。
サッカーのことばかり書いちゃしょうがないんだけど、
でも、私の周りってだーれもサッカーの話をしないんだもの。
タイ戦勝利!って喜んでいたのに。。。だからたまにはいいですよね。

なんとも言えない重圧が感じられたのに、すごいなあ。。
香港Rが始まる前、小野がいなくて、酒井もいなくて、柳沢もいなくて
最終予選に自信をもって勝てるなんて、誰が予想した?
韓国にアジアユースで2回続けて負けた時に、こんなこと言える人
いなかったよね。

トルシエ監督に対する非難をよく聞くけれど、なんでなのかなあ。
私はかなり気に入っているけれど、少数派なんだな、きっと。
紅白戦をしないからって何だっていうんでしょう。
プレーの部分、部分をきりとって型を練習することは無意味じゃないと思うなあ。
トルシエが言う「オートマティズムの獲得」、これは選手自身が分かっている。
だって、酒井も前に言っていた。「何度も練習したことだった。ああ、こんなふうに
あの練習が意味があるんだなと実感した」。
タイ戦のヘディングでの一点目も、イナが『練習でやったとおりのこと』と言っていた。
確かにセットプレーの練習で、イナ、平瀬、タカ、中澤の4人がジャンプを
ずっとやっていた。
速い球をセンタリングでだすこと。そしてFWはそれにすばやく合わせること。
これも前日にずっとやっていた。
そんなんじゃ練習終らないよ!と通訳の人が叫んでいた。
そしたら平瀬が本山の折り返しに足を合わせた。
本人は『トラップしようと思ったが、体が勝手にボレーした』

そして選手の特性を見つけて伸ばすことにも才がある。
遠藤君のCK。サンガでも蹴っていないのに、トルシエは俊輔とやっと君に
FKの練習をさせた。特にやっと君にはつきっきりでFKを教えた。
あれだけ正確なミドルをうつのだから、選択肢としては当然かもしれないが、
はじめコーナーにたった選手が誰なのか私はぴんと来なかった。
ちゃんとスポーツ新聞買って事前に情報を得ていたのにもかかわらず
コーナーに立つやっと君がぴんとこなかった(監督にはなれないなあ。。)

スタメンじゃないと奮起する、それほど競争が激しいチームなのに
雰囲気がとげとげしくない。
今回ピッチに登場した藤本選手のコメントにも「くせになりそう」というのが
あった。もちろん、大観衆の見守る中でプレーする快感がそれを言わせたのだろうが
チームの雰囲気や練習の雰囲気がいやなものだったら、こうは言わなかったんじゃないかな。
マスコミ向けのコメントだ、監督に不満をもつ選手は多い、と一部のマスコミが
書き立てるが、そうなんだろうか?
選手自身がその人選の正しさに文句をつけようがないからこそ、
出してもらった時は精一杯アピールしようと思うんじゃないかな。
監督の見る目を信じているからこその言動だと思う。
だって、もし、監督の目が曇っていると思うならいくらアピールしても通じないじゃない?

懐疑的であった俊輔でさえ、怒られてももう一回チャンスをくれるから、
名誉挽回するプレーをしたと言っている。つまり、それなりのプレーをすれば
認められることを信じている。
公正であることは信頼する上でとても大事だよね。

そして選手たちはプライドのためにメンバーに残りたいというよりも、
このチームでプレーすることに魅力を感じているからこそ、
はずれたくないって思っていると私は信じてるんだ。甘いかな。
勿論、世界への足がかりになるし、ワンランク上の経験ができる。
それもこのチームなら可能だと思うからこそじゃないかしら。
そういえば俊輔は「コミュニケーションは大事だ。」と言うようになっている。
ずいぶん変わったなあ。チームとしての一体感を感じたんじゃないかしら。

たしかに世界はまだまだだ。だって、ヒデが4,5人いるようなチームを想像したら
歯が立たないかもしれない。トルシエも、この中から数人が外国でプレーをするように
なったら本当に強くなるだろうって言っている。一人のヒデにびっくりしているようじゃ
頂上は遠い。
ヒデが合流して他のメンバーは頂上までの距離が感じられたんじゃないかな。
目指すものはずっと先にあるけれど、けっして届かないものじゃない、って
思っていると思う。
先のことを考えるとわくわくするよね。ちょっと寂しいけれどね。

最後に、イナ〜!すごくよかったよ〜!


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