大東亜科学綺譚 とてもおもしろかった。 明治、大正の科学史の脇道ともいえる。 今の常識をふっとばすようなスケールの大きい 冒険心や執念のかたまり。 荒俣さんの好きな博物学者たちと通ずる、 ひたすら己の喜びのために学問する人々。 本当にこういう人が日本にいたんだなあと驚嘆するほどの 桁違いな行動力。 しかも意外な人の祖父であったり父親であったりする。
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