デボラ・シモンズ  2003年5月初出
ハーレクインヒストリカルの第一人者。「狼を愛した姫君」はリプリントが出ましたね。

からむところが激しくて熱い、迫力ある描写。
ヒーローのセクシャルな魅力はとても強烈。
ただ多くのヒーローがよくいう「おばか」ヒーローで、
愛すべき悶々野郎なんですけどね(笑)。
ヒロインがいずれも元気で前向き、
偉そうだったり、悩んでたり、怒ってたりするヒーローを
最終的に「てなずける」、これがパターンですね。
一定水準以上を読める安心感があります。

カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
PB-15 (HS-14) Taming the Wolf
狼を愛した姫君
    たんぽぽ娘とライオン(狼?笑) マリオン、 ダンスタン 分かりやすい展開、定番だが、ヒロイン、ヒーローの魅力がお話を生き生きさせている。ヒロインにメロメロだが「愛してる」自覚がないヒーローがなんとも可愛い。 うふ
HS-23 シャーロットの冒険 Sep-97 実務家ヒーロー 元気なドロシーヒロイン 牧師の娘シャーロット・トローブリッジ(17)、 ウィクリフ伯爵マクシミリアン・フォーテスキュー(28) 楽しいわ〜。心の奥深くに少年の心を抱えている実務家ヒーローさま、スケジュールを気にしながらもヒロインに翻弄されるのがまんざらでもないのよね〜。 うふふ
HS-34 尼僧院から来た花嫁   Feb-98 愛を知らない男をメロメロにする強い乙女 ヘクサム男爵の姪ジリアン、ベルブライの領主ニコラス・ド・レーシ どうしようもないほどささくれた心のヒーローだけれど、うそはつかないし魂むき出しで純粋。家臣たちの賭けの対象になってしまうほど分かりやすいのが笑える。  
HS-48 悪魔と乙女 Sep-98 悪評がついてまわるヒーロー、 しっかりもので夢想家ヒロイン  ゴシック作家プルーデンス・ランカスター(24)、 レイヴンスカー伯爵セバスチャン・ペンハースト 「まぁ、どうしましょう」これが最高!へへ、好きだわ〜。無頼漢がすっかり良識ある男へ(笑)。 きっぱりとしてるヒロインにメロメロなヒーロー、「なるほど」「ばかばかしい」「まったくだ」口癖が実にはまってる うふふ
HS-54 願いがかなうまで   Dec-98        
PB-15 (HS-56) 魔性の花嫁 愛を知らないヒロイン エレナ、 ジェフリー やや地味で学者系ヒーローが、野性に惹かれて「触ってくれぇ」と悶えてしまうのがツボ(笑)。何日も洗わない腰まで届くロングヘアって実際はどうなってるんでしょうねぇ。。
HS- 62 悪魔の花嫁   Apr-99 傷ついた騎士を癒す勇敢な乙女 エイズリー、ピアズ・モンモランシー男爵 いやぁーん、素敵だわ。ヒロインの勇気と元気とかわいらしさがとっても素敵。ヒーローもなんて熱愛なのかしらん うきっ
HS- 88 黒い豹 May-00 怪盗ゾロ系 ガブリエル(ドミニク)、アレクサンドル() ぐふっ。話の筋はとても単純だが、荒々しくなまめかしい魅力があって好き。見え見えの筋でもヒロインとヒーローの魅力さえあれば全然OKね。 うきっ
クリスマス2000 幸せの約束            
HS-114 嘆きの城 Jun-01 紫の上系ヒロイン&悶々ヒーロー クレア、侯爵ジャスティス 14才のヒロインが宝物だった放蕩ヒーロー。彼女から貰ったペンダントを片時も肌身からはずさないってをいをい。。18才のヒロインにメロメロで、誤解やどたばたに悶々するのがツボか。ヒロインの周囲のキャラに深みがないのが残念。 うふ
HS-132 伯爵家の事情   Mar-02 鬼畜悶々ヒーロー&捜査系 チェスター伯爵令嬢ケイト、ロス侯爵グレイスン あつい、あつすぎよ、侯爵様(笑)。愛情みせるのは弱みを見せる事だと信じ込んで、無理に離れては「くそっ私の妻に触るなっ」と怒っているんだからねぇ(笑)。ヒロインはなかなか素直でしっかりしていてよいわ。 うふ
伯爵の憂鬱 Sep-02 心に傷を負ったヒーロー クロエ、ホーソーン伯爵キット ワーテルローの戦いで心と体に傷を負ったヒーローを温かく癒すヒロイン。素敵ざんす!おばあさまも良い味ざんす うきっ
HS-146 魔女に捧げる誓い   Oct-02 悶々だめ男くんを立ち直らせる乙女 レストランジュ家ブリード、ディ・バラ家スティーブン 好色で酒びたりの超ハンサムさんが真面目なヒロインの魔法にかかってすっかり頼りがいのある騎士へ変身。運命の恋はめでたしめでたし。 うきっ


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