呪われた町(上・下)

出張先の駅前古本屋で、上下2冊で200円だったの(笑)。 キングは実はあまり読んでいません。 「スタンド・バイ・ミー」(泣いた)と「クリスティーン」(あまりにも恐かった) それと「刑務所のリタ・ヘイワース」ぐらいです。 上手いの分かっているけどホラー系には新鮮さを求めてしまうのか 手だれた感じなのでいつか読もうと思いながら日々が過ぎる作者って感じなんです。 キングの特徴は常に何か切ないものが流れているところでしょうか。 彼の描く恐さはいつもその胸の痛みに通じているんですよね。 でも、この作品は「クリスティーン」ほどには感心しませんでした。 それなりに面白かったのですが、吸血鬼ネタって、なんちゅうか、相手が強すぎて 嫌になっちゃうっていうか、きりが無いっていうか、繰り返しが伴う分 作品にするのは難しいですね。 -------------------------
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