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うふふ、知性的で信望も厚く、家柄もよくて誠実、しかもいい男ときた日には 言い寄ってくる女性にことかかないってのに、浮わついたところも無い。 そんなヒーローさまが、一体どうした?ヒロインに一目あったその日から 下半身による、下半身のための、下半身の超純愛へ突き進む。 そう、彼らはなぜか、地方判事や検事だったり上下院議員だったりする。 これがわたしのお気に入りキャラ、パッショネイト・ポリティシャン 略してPPヒーロー。 これまでに読んだPPヒーローといえば リサ・グレゴリー「Seasons」 デビー・マッコーマの「来年の今日、ここでまた」 ジョージア・ボコーヴンの「雪の天使」 アン・ヘンリー「ラブ・アンド・ラブ」 エリン・セント・クレア「失意の向こう側」 サンドラ・ブラウン「しあわせの明日」 レベッカ・フランダース「こんな恋もすてき」 PPヒーローは他の職業ヒーローと厳しく区別される。なぜなら とにかく選挙民の目がある。 人気が落ちるわけにはいかないよ! ぎりぎり「人気スター」に近い要素があるが、彼らと違い、公人である。 ってわけで、相思相愛なのに困難が付きまとう、というのも、PPヒーローの鉄則(^o^) PPヒーローは、公人としての顔があり、うるさい周囲がいる。 PPヒーローの元妻は名門の出だったり、社会的名声を得てたりする。 PPヒーローはたいてい選挙戦が待ち構えている。 一方、PPヒーローをドッカーン!と下半身行動にかりたてるヒロインは 家柄も家計も普通以下だったり、専門職を持っていたり、未婚の母だったり、 夫がいたり、する(をいをい)。 人目を気にせずに会える時間が少ないからか、やおら、 「君がほしい、きみがほしい、きみがほしい」 もだえ苦しむPPヒーロー。 PPヒーローはたいてい、下半身に導かれ、夜中だろうが、鍵がかかってようが ヒロインの家におしかける(をいをい)。 このパッション!政治生命をかけてしまうほどの恋。いいぞっ! これがフランスなら「閣下には愛人がいるそうですね」と記者に聞かれ、 「それが、どうしたのかね?」と返答したミッテランを見てもわかるように 愛人でさえ大人の男女のプライバシーだが、 アメリカはピューリタンな国民性により政治家のセックス・スキャンダルを大変嫌う。 ってわけで、PPヒーローがスキャンダルをも恐れずにヒロインに向かっていくのは、 じつはとんでもなく勇敢な英雄的下半身行動なのだ。 一歩間違えば職権濫用? 高いリスクを犯しても自分の下半身を信じるPPヒーローは信念の人なんである(^o^)。 【PPヒーローリスト追加】 Maggie Osborne 「A Stranger's Wife」 バーバラ・フェイス 「危険な恋ほど魅力的」 キャスリン・シェイ 「天使は泣けないから」 パメラ・クレア 「事件記者カーラ 告発の代償 」