彼女の本がお好きな方には大変申し訳ないんですが、１０冊を越えたらミニレビューの表から
こっちに移すと決めていたので、１０冊にならないようにならないようにしてました。
とうとう１０冊を越えてしまいましたが。。正直言うと、わたしにはとっても苦手な系統です。

お勧め作品を知らないだけかもしれないと、2010年になって20冊ほどまとめて初期作品を読んでみましたが、
一部の作品を除き、苦手感は否めませんでした。

「こんな娘でごめんなさい！」「ヴァージンでごめんなさいっ！」「不感症でごめんなさい！」

自己評価が低くて思い込みが激しく、陰気な自虐系ヒロインが多いんですよねぇ。　暗いブリジット・ジョーンズって感じ？

突如わなわな震えるほどの性衝動に襲われ、意識朦朧となるほどの性体験によって運命の人に出会ったと分かる、
必ず「わたしは深い愛情を感じているが、彼は薄っぺらの欲望だ」「わたしの事なんて彼は愛してるはずがない」とメロドラマどっぷりの展開になる、
連続して読んでいると、どれがどれだか分からなくなります。

愛に精神的なものがあまり感じられないのですが、ヒーローもわなわな震えるほどの性衝動に駆られ、運命の人だと確信しているので、
お似合いのふたりである事は間違いありません。　愛は理屈じゃない！ってところでしょうか。

make loveシーンはとても情熱的・官能的なんですが、最近はそういうシーンを飛ばし読みしちゃうので、有りがた味が薄いです（爆）。