シャノン・ウェイバリー 2006年11月初まとめ
「タキシードを着た天使」を勧めてもらって読んだのがこの作家さんとの出会い。
大変申し訳なかったのだけれど「タキシード、、」はわたしには理不尽ヒーローすぎて
付いてゆけませんでした。 勧めてもらった10冊の9冊はドンピッなのに、不思議です。
好みって100%一致することは無いのかもしれませんね。

タキシード、、は苦手だけれど、でも、なんていうか、惚れどころは理解できるんです。
繊細なタッチがあって、清冽で切ない雰囲気が独特なので、他の作品をトライしてみました。
すると不思議ですね、結果的には彼女の作品をほとんど買ってしまったんですねぇ。
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
I-678 ひと夏の恋     元サヤ系 再会(6年) へび女の嘘 ジョアンナ・インガルズ、 マイケル・マローン すまん、立ち読み。 苦手な話なんで・・ 君はぼくを捨てて他の男と、、あなたは私をだまして他の女と、、ってのはどうもねぇ。。 >_<
I-767 ダイアナの恋 ヒーローは16のとき、母が飛行機事故、21で父が死亡、遺産相続争い。 ヒロイン13才のとき母死亡。 Jan-93 人を寄せ付けないヒーロー 女子校の英語教師ダイアナ・ホワイト(25)、 生徒の叔父、実業家デイビッド・プレスコット(34) う〜ん、度重なる裏切りで人間不信に陥っている(はずの)ヒーローなのに、あっというまにヒロインにメロメロ。。深刻なのか軽いタッチなのか、アンバランスで居心地が悪いような。。
I-906 タキシードを着た天使 ヒロインは半年前に母を亡くした Dec-94 親友 再会(9年) アダムス山登山 フルート奏者アンジェラ・ウエストゲート(27)、 ホルン奏者ジョナサン・ストダッド 誠実そうに見えて、無茶苦茶勝手なセクシー・ゴーマニズム。ふりまわされて、自己変革を迫られ、自己否定を乗り越えなきゃならないヒロインとともにぐったり。。マゾヒズムに満ちて不安をかきたてる切なさなんだが・・・ごめんね〜 >_<
I-911 愛と哀しみのダイアリー ヒロイン3才のとき両親離婚。父は酒びたりで半年前に死亡。 ヒーロー9才のとき父死亡。18の時母死亡。 無理やり同じ屋根の下 コロラドのスキー場 キンバリー・ウエイド(23)、 弁護士マーク・ジョンスン(33) ヒーローの姉はほんま酷い女だが、その他が温かいことにホッとするわ。この作家さんは風景描写を交えて切ないシーンを作るのが本当に上手い。出来すぎヒーローもいとよろし。 ヒロインのこれからの人生を応援したくなるねぇ〜。
I-971 愛の値段 ヒロインの妹と、ヒーローの弟が3ヶ月前に自動車事故で死亡。 Nov-95 子供の養育権争い あませつ ケータリング、スザンナ・キーティング(27)、 一族の会社経営ローガン・ブラッドフォード(32) よくある話だとばかり思ったら、繊細な優しさがあるんだ。しっかりと物事を見ていて、品が良くて、好きだなぁ。こんなふうに人を愛せるヒーローとヒロインに幸あれ。 うふ
I-1019 魔法が消えたあとで 結婚10年 夫婦の危機 エタニティー・チャーチのシリーズもの マリオン(31)、 ジェフリー・ケント(33) これはもう、持つべきものは親友だね! ヒーローの親友もヒロインの親友も、ほんま、よく出来た人だわ。。切なかったけれどホッとしました。 うる
I-1103 さよなら独身主義 ヒロインの母は生後するに死亡。 ヒーローの母は一年前に死亡 Sep-97 再会(10年) あませつ バハマ島 時計製造ブレイトン社社員ケイラ・ブレイトン(26)、 投資コンサルタントマット・リード(31) なんていうか、可愛いんだよねぇ〜。お祖母ちゃんの結婚を阻止するために出かけた二人が、心を通わせていくのが。 父親に認められたいヒロインの描き方も優しい。 うひ
I-1172 愛の記憶をたどる旅 ヒーローの両親は5才のとき離婚。8才の列車事故で妹(4才)死亡。15のとき父親死亡。 Aug-98 飛行機事故で記憶喪失  ジル・モース(26)、 夫エイドン・モース(31) 丁寧で切ないわ〜。ヒロインがとても誠実で自然。こんな女性を手放しちゃったらだめだよ!って思えるもの。最後の一章は不要だなぁ・・ここが無ければもっと良いのに。 うふ
S-419 永遠に忘れない ヒロインの父は赤ん坊のときに妻子を捨てた。高校のとき母死亡。 Jan-01 親友の死の真相解明 人間関係に距離をおくヒロイン DJジュリア・ルイス(29)、 新聞社オーナー兼編集長ベン・グラント 男性を信頼することができない、根強い不安感をもつヒロインは、それほど私にはツボじゃなかったんだけど、男性陣がいいんだぁ。ヒーローの度量、安定感が抜群。養父チャーリーも泣かせてくれる。素敵な「愛の再発見」  


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