サンガーモンテディオ雑感 3月10日

開幕しょっぱなからアウェイの博多へは行きにくい(^^;;
それでも開幕戦の楽しみを味わおうと地元京都の応援に行く事に決めていました。

期末試験が終わったらその週末に映画に行こうと約束していたので、下の息子と
まずは映画館へ。それからその足で西京極まで行く事にしました。
息子はサッカー観戦を当初しぶっていたのですが、開幕戦だから何かいい物貰えるかも、
と言ったらその気になりました(笑)。

とても寒くて風の強い日でした。西京極グラウンドの入り口では柵が倒れたりサンガの旗が
飛んでいったり。開幕戦のプレゼントは、、というと、あら、Joinのノートとサンガの
シールだけ?去年は確かヴェルディでポンチョ貰った気がするけど、違ったっけ?
Joinのノートも去年は選手写真がかっこよかったのに、今年はJのマークだけで、
ちょっとがっかりでした(笑)。

バックスタンドから会場に入ると、「ひゅるるぅ〜ひゅるるるる(って歌が昔あったなぁ)」。
ああ、少ない。
バックスタンド全体がSバック席なのですが、「どこでも好きな所に座ってネ」状態。
メイン中央部は値段も高いから本当にガラガラ。
モンテディオ山形の応援は応援団の一角を除くと、数名がゴール裏にいるのみ。
2時15分頃に開幕セレモニーと称してサンガ選手一人ずつの紹介がありましたが、
(試合開始は3時)
最終的に2850人ちょっとになったにせよ、この時間では1000人もいたかどうか?
あまりに厳しいJ2開幕を迎えたサンガでした。

試合がはじまると出足はモンテディオの方が良い。
攻める時の思いきりが良くて、決まったパターンだけれどそれをきちんとやる。
前半はとにかく左サイドをかけあがりセンタリングする。
守備も攻撃も選手の集散が早いようです。
サンガの方は積極性が足りない気がする。横パスにいらいらする。
FWと2列目の間が離れて空いてしまう。
J2は甘くないな、と昇格が容易ではないことを実感しました。
先制点はモンテディオ、勢いそのままでした。がサンガも追いつき意地を見せました。

天気予報どおり雨が降りだし「ふっふっふ、ガンバのポンチョ持ってきたぞ」と
初めは嬉しかったのですが、雨足が強まり冷たくて寒くて震えてきました。
ポンチョも沁みてきて、行きしなに買ったスポーツ新聞をポンチョの下になるように
体にまきつけ、後半は『ごめん!どっちでもいいから早く決めてくれー』と願ってました。

後半も終わり近くにモンテディオが追加点をとった時は、ああ,これで終わった、と
思ったし、モンテディオも時間かせぎをし始めたし、まさか、まさかのロスタイム同点。
内心『うわーー、延長?勘弁してぇぇ』(サンガファンの方すみません!)
手袋はびしょぬれになり、ポンチョの袖から手を出すのはやめにして、
手を袖から抜き、ポンチョの内側つまり元々着ているコートのポケットにいれ、
だるま状態で観ていました。

延長にはいってからは、両者ともに決め手に欠く展開でグラウンド状態も悪いし
結局引き分けで終わりました。
なんだかイマイチだった。。モンテディオにしたら勝てた試合を落としたのが
悔しいでしょうが、アウェイでJ1から降格してきたばかりのチーム相手に内容では
互角かそれ以上の試合をしたのだから良いのかもしれません。
しかしサンガはこれではまずいでしょ。先行き不安。
西京極グラウンドはピッチが遠い。バックスタンド側は走り幅跳び用のトラックが
更にあるので本当に遠い。専用競技場でも無いと京都のサッカー人気は高まらない
かもしれない。開幕戦を楽しみにしているファンがこれほど少なくて、しかも
集客できるJ1人気チームは来なくて、この先この競技場が混むことがあるだろうか?

映画と連続で、しかも雨の中の120分はちょっと無謀でした。
とても疲れた上に濡れたものの始末やら洗濯物やらでぐったりしてしまいました。
でも夜、京都テレビで試合の放送を見るとバックスタンド中央あたりに
二つの青いかたまりがあって嬉しかったり(笑)。
でもこの念は博多へは届かなかったようで(^^;;ガンバはアビスパに完敗だったようです。
試合中博多から逐次友人がメールをくれて、一喜一憂(?零喜二憂かも)しながらの
観戦でした。
ま、これも忘れられない開幕戦、なのかもしれません。