天皇杯決勝 サンガーアントラーズ 1月1日国立
京都から新幹線に乗った客も少なかったし、会場前に並んでいた人も少なかったし、 サンガゴール裏は大丈夫か、と心配しましたが、始まって見れば観客数は5万を 越えていてゴール裏もしっかり埋まりほっとしました。 試合前にサポータークラブの方からいただいたクラブ応援歌の紙。 なになに・・・、、えーと、 ラーシドッシドーラソーミソー っていう、しょっちゅう聴く応援歌 「おっとこまえー!おっとこまえー!おっと、おっと、おっとこまえー!」 ってずぅーっと思っていたんです。 何度聴いてもそれとしか聞こえないし。 男前なんて応援変わってるなぁ、、でも、そういうのもアリかなぁ、なんて思ってたら 「フォルツァビオラニー!フォルツァビオラニー! フォルツァ、フォルツァ、フォルツァビオラニー!」 って言っていたんですね。びっくり仰天。 さて、試合は、 初めから前がかりで攻めの気持ちのサンガは、角田君もどんどん上がったりして ものすごい思いきりがよい。ガンバが対アントラーズ戦になると、やたら 慎重になってしまって及び腰になるのを何度も見ていたので、 サンガの攻撃姿勢は心地よい、、、て思ったら、 あっさりとカウンターを許し失点。 ありゃりゃ。守備がスカスカになってしまってました。 セカンドボールはほとんどアントラーズ。 ボランチの石丸、斉藤もミスが多くてイマイチ。 アントの方がチェックが早くて厳しい。 体の寄せも上手くて、ファールを取られずにボールを奪う。 一方のサンガはどうしてもファールになってしまうし、 チェックも甘い。 それでもリードされたら攻撃するしかない、 前がかりになって又カウンターされて、2−0って感じかなぁ。 あーあ、いつもの鹿島の勝ちパターンだなぁ、、、 と内心思っていたのですが ハーフタイムに喝をエンゲルスさんが入れたのか、 後半に入り、サンガはあくまで攻撃の姿勢を変えず、はらはらする守備ながらも 前へ前へきっちりボールをつなぎ、パスミスが前半に比べ減ってきました。 石丸、斉藤のボランチコンビも守備に攻撃に、動きが良くなり、 右サイドの富田しんやも積極的に上がるようになりました。 5分、、えらいっ!再三好機に凡キックだった鈴木慎吾選手がナイスキック! パク君のヘッドも見事だったー。 まさかまさかの同点に「ああ、同点になるのが早すぎ、もう胃が痛い」 と贅沢な不満(爆)。 中盤のボールをサンガがだんだんキープできるようになり、 アントのミスが目立つようになってきて、、 パク君の突破も増えてきました。ほんと、パクは別格、すごいです。 35分、うわーー!松井君のロングパスを黒部が受けて、慎吾とパス交換して、 ダイレクトに打ったシュートがぁぁ。。。 きゃぁ〜〜!ゴール裏はもう大変。 素晴らしいシュートでした。 こんな見事なシュート、シーズンでも滅多に見れない。 逆転よー。こんな展開全然予想していなかったわ。 アントに勝つとしたら先制した時だけで、まさか追いついて逆転なんて。 そして斉藤選手の縦パスがっ! すごいきわどい場所を突くそのパスに思わず曽ヶ端が飛び出して 黒部を倒してしまう。 なんと、レッドカードだわ! きゃぁ〜〜〜!!!ゴール裏はもうもう大変。 それからが長かった(*_* ボロ雑巾みたいな松井君、力がはいりすぎの鈴木慎吾、 見ている方もやっている方も、力みすぎてコリコリ。 ロスタイムもボールをキープすりゃいいのに、それができないサンガ。。 最後まではらはらの試合でした。 タイムアップをつげる笛、どわーという歓声。 京都らしい戦い方で、みんなはらはらどきどき親心の応援でしたが、 思い切って来た甲斐のある試合でした。 帰宅するとちょうど、BSで試合の放送があり、おみやげをほどく前に テレビの前に座って感動を再び。 やれやれ、2003年の幕開けがこれでは先が思いやられます(笑)