デンマークにやられた!!  --スコットランド旅行のおみやげ その2--   2005年8月22日記録(23日改訂)


ふたつのボールペンは、それぞれ2003年に自由の女神像があるリバティ島で
買ったおみやげと、今回ストーンヘンジで買ったおみやげである。
常に船は(牛は)重力に従って、下に落ちていくので、下に向けたペン先を上げると ゆっくりと船が(牛が)ボールペンの頭の方へ移動して(と、真面目に説明するまでもなく) やったぁ〜っ 到着〜っ! おつかれさまぁ〜っ となるわけだが、 なんてこったい、同じものを喜んで買っていた(自爆!) じぃっとボールペンを見てみると、金属部分に同じマークがあり、 メード・イン・デンマークと書いてあるではないか。あははは。。 そういえば帰国前日の18日はサッカーの国際親善試合が行われたのだが、 イングランドはコペンハーゲンでデンマークと対戦し、ボロ負けをしたんである。 後半の開始数分、うかつに飛び出したゴールキーパーのちょんぼで無人のネットに ゴールを決められ、その後立て続けに点を取られた。 ルーニーが意地で1点を返したが、そうそうたる面子で臨んだイングランドは 1−4で負けてしまったのである。 翌日の新聞に 「ロバのほうが(このGKより)まし」「ロバなら4点すべて防げた」 とか書かれちゃって、わたしはそれをみて笑っていたのだが・・・ あいたたたっっ。おのれデンマーク侮り難し。 ------------------------------ 翌日、少し気になって「Denmark ballpoint pen」で検索してみたところ、 げげげっ、このボールペンはけっこう有名なシロモノだった。 正式名称は『フローティング・アクション・ペン( floating action pen )』という。 申し訳ない、わたしが無知でした。 更新のページに書いたように、エスケセン社で作られているこのボールペンは 透明なチューブの内部にはオイルが密閉されていて、それでゆっくりと 中の物体が動くのだ。単純なんだが、これが意外と面白い。 製作会社のホームページはここ。ESKESEN 英語だが、showroom(ショウルーム)と書いてあるところは見て損はない。 自分で背景、前景、動く物体の3つを選ぶことができて、シュールな絵柄を 楽しむこともできる。 エスケセン社は、週に新デザインを50種類も作るそうで、そのデザインの数たるや 膨大なものである。 それゆえ世界中に愛好家、コレクターがいて、多くのWEBサイトが見つかる。 皆さん、自分のコレクションを載せているので、それを見て回るだけでもとても楽しい コレクターさんのサイトをすべて紹介することは出来ないが、日本のサイトは必見だ。 こんなに多くの種類が日本に存在したなんて驚愕である。 日本フローティングアクションペン協会 フローティングアクションペンのWEBリングもとても便利である。 しかし、それをたどって、さらにリンクサイトに行く、なんてことをやっていると あっというまに時間が過ぎてしまうから要注意(それはワタシ)。 中国製のバッタものが多く出回っているそうで、それとエスケセンとの見分け方も こちらのページに載っている う〜むむ、奥が深い・・ おみやげボールペンで、こんな世界に出会うとは予想もしなかったことだ。 今回、大いに後悔したことは、スコットランドみやげボールペンに、 動く「キルト正装のバグパイプ隊」、動く「牡鹿」(背景は毛長牛!)、動く「ネッシー」が 存在していたことだ。
     ガーン
http://members.shaw.ca/teacards/pens.html
WEBリンクの中の上記のサイトのパーソナルコレクションの「UK」のページで、
( http://members.shaw.ca/trixiebelden/pens2uk.html ここ )
この事実を知ってしまったのである。。あぁ・・知らなければ良かった・・



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