心移りじゃないけれど


そもそもの発端はなんなんでしょうね。
セカンドステージ再開後の5試合を全部見に行ったからなのかな。
グランパス戦で後半に代えられこそすれ、二川君のプレイがとても良かったと
思ったのに、てっきり続く鹿島戦に出場するかと思ったらベンチにも入らない。
さらに続く磐田戦でも帯同メンバーにいれてもらえない。
なぜなのよ!全然中盤作れる人がいないじゃない!カウンターを狙うって言っても
全然ナイスパスを出す人がいないじゃない!(早野さんのばかぁぁ)
ぶつくさ思いながら敗戦の悔しさをかみしめてました。

そんな悔しさを二川君にぶつけてもしょうがないんだけれど、「がんばってくださいね」と
言いたくて練習再開の日に声をかけ、その時の様子をこのHPに書いて以来、なぜか
必ず声をかけるようになってしまいました(これまでのみーはーを読めば分かりますよね,笑)

そしてイナが靭帯を怪我したと知ってとても心配で見学に行った19日も、
二川君の柏戦のプレイをねぎらいましたが、その時、なんだか私はあがってしまった気が
しました。ばっかだなぁ、なんか意識してるのかな?
柏戦の後半二川君がはいってからすごくガンバは良くなった、と言ったつもりで、
考えれば考えるほど、「グランパス戦の後半」と言った気がしてくるんです。
たったそれだけの事なんですけど、気になって気になって、
とうとう私は初めて二川君に絵葉書を送ってしまいました。
イナの怪我のニュースに落ちこんでふっと買ってしまったとある画家の水彩スケッチの
絵葉書で、一番気に入っていたラベンダーの花束のものに、「柏戦と言いたかったのに
グランパス戦って私言いませんでしたか?でも11月18日のグランパス戦の時のプレイも
とても良かったです」とか書いただけの、考えると馬鹿みたいな葉書きでした(笑)。
それだけではなんなので、「活躍を祈ってます」とか書いちゃって、、うーん、これは
私にしては少女趣味過ぎではないかしら。。。投函してからまた意識してしまいました。

そして23日、前夜のネットで二川君が仙台に行っている事は分かっていたので、
(ま、当たり前ですよね。これだけ怪我人が多いと、何がナンでも必要な選手ですもの)
朝から外出する用事があったのですが、家を出る前にバッグにミモザの花の絵葉書を入れたんです。
準々決勝にもし勝ったら空港まで出迎えに行って「勝っておめでとう」を言おうと思ったんです。
誰に?って、そう、二川君に。
3時半ごろに出先からiモードでガンバ系掲示板を覗くと、なんと延長後半に二川君の
Vゴールが決まったという書きこみが。。。
うそっ、出来すぎじゃない?

私は夕方6時15分に到着する便じゃないか、と予想していたのですが、
到着口で待っていても選手は誰も出てきませんでした。
この南翼の次の仙台からの到着便は7時45分です。いくらなんでもこの便まで
待っていると帰宅するのが夜の10時になってしまう。それはちょっと。。
でも、北翼に違う便が来るんじゃないのかな?
諦め切れずに北ゲートに行ってみると7時25分着の便が予定より早く15分に着くと
なっていました。よし、この便まで待って、だめだったら帰ろう。
15分になる頃には表示がパタパタと動いて25分定刻どおりに変更され、25分になる頃には
今度は予定より遅れると35分に。をいをい、、これでは45分と変わらないじゃない。
そして、35分に着いた便も、誰も乗っていませんでした。

また南ゲートに戻り、こうなったらもうやけのやんぱち!45分の便まで待つわ。
けっこうファンが来ていましたがそれでも20人もいませんね。
想像したよりは少ないのは、イナがいないから?
電車で帰ると時間がかかるので、高いけど空港バスで京都まで帰ることにして先に切符を
買い、8時5分のバスに乗る事にし、もうこれ以上は待たないぞぉ!と決めました(笑)。
45分の便は50分に到着し、どきどきしていると、ああ、スーツ姿の選手が
到着口からでてきます。が、私の想像とは違って、(空港で出迎えるのは初めてなんです)
みんなばらばらっと出てきて、思い思いの方向へさっさと行ってしまうんですね。
都築君がでて、岡中さん、早野さん、小島さん、橋本君、、一団が行ってしまったあと
少し遅れて二川君が一人で出てきました。あ、二川君だ!とそちらに向かおうとした時、
熱心な二川ファンの方がすぐに近寄って声をかけ、そのまま二川君の横を一緒に歩きながら
今日のお祝いをしています。

あらら、どうしよう。声もかけられないわ。
その後ろあたりをもぞもぞとくっついて行って(笑)外に出てしまう寸前に
無理やり「二川さん!」と声をかけて「Vゴールおめでとう!」と書いたカードを渡しました。
お嬢さんとの間に割って入るおばさん、もう恥かしいよねぇ。
でもこのまま帰るのも、あんまりだし。。。
渡すような物を持っていなかったら、きっと声をかけることも出来なかったと
思うと、ミモザの花のカードのおかげでした。

そのあと、ツネさん(もう普通に歩いていますね)と松波さんにお疲れさまの
声をかけ、すぐに5分発のバスに乗ったのでした。
はぁ、リムジンバスに乗って京都駅まで行き、そこからタクシーに乗って家まで
帰ると、疲労が・・。
満足と同じだけの自己嫌悪。
1番お気に入りと2番お気に入りの二枚の水彩画の葉書きを上げてしまったわ。
この絵葉書セット、残ったものはあまり気に入る絵がないというのに。。。




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