自己満足の香水

一年のうち、ジーパンとTシャツでは無い日は、PTAかクラス会があるときだけ、 というわたし。家族、職場ともに女っ気が少なく、香水の香りを嫌う人たちが 多いなか、香りをつけるのはわずか寝る前の自己満足のみ。 そう、自分の部屋でちょっと手首につけて、くんくんと嗅いで(笑) ほっこりする。 それだけのために、こんなに買うこたぁないっ って感じだけれど 女はなんとなく香水が欲しくなるときがあるんですよね。 香水マニアでもないし、トップノートがどうで、ラストノートがどう、とか 全然わからないけれど、匂いには不思議な力があって なんともいえない気分の高揚や元気付け、慰め、癒しがある。 買ったあとで、失敗した!と思ったときは、トイレの芳香剤代わりになる、という 使いまわしもできる(笑)。 一番好きな香水は決まっている。「JOY」 たいして香水を知らないからもっととりこになる香りがあるのかもしれないが これまで知った香りの中でこれほど心にしっくりくる香りを嗅いだことがない。 パフュームとトワレをもっているが、もちろんパフュームはめったに開けない(笑)。 知り合いの女性に、「ジョイ」しか買わない、と言う人がいるが、 こういう人がうらやましい。定番の「あの人の香り」なんて格好よすぎ。 ジョイが似合う女、ってのも凄い。住む世界が違う気がするわ。 2番目に好きな香りとなると、ひとつに絞れないが シャネル以外で2番目に好きなのは ミス・ディオール(ディオール)、ミツコ(ゲラン) このシプレー系の名香は、香りを嗅ぐだけで、清められたように 元気と慰めをもらえる。 よい香りについて言わずもがなの説明をするならば、 それは人生のとある一日、過去の一日、未来の一日、喜び、悲しみ、 さまざまな感情を惹起させ、そして静かに去ってゆく不思議な友人だ。 シャネルの香りは、なんていうか、名手の作品だと思う。 どれをとっても、なんていい香りなんだろうと感心する。 No.19を知った時の胸のふるえ。甘いけれど爽やかで凛としている。 クリスタルの青々とした若いエネルギーと切なさ COCOのオリエンタルで誘うような物憂い官能 パフュームとEDP、EDT、ボディクリームなどを買ったりしたが ホント、全然活躍する場はないのだ(爆)。 5番と22番は持っているだけで滅多につけない。 No5は香りは嫌いじゃないが、怪しいこもったような甘さがあって、 つけてもいつも似合わないと感じる。 わたしにはNo.5の石鹸くらいがちょうどいい(自爆)。 No22は、日本人でこの香りが似合う人なんているんだろうか、と思う変わった匂いだ。 いや、そうわたしには感じるだけで似合う人もいるんだろうが、 ひりひりとスパイシーに感じて全然使っていない。 あとは順不同だけれど、最初に嗅いだときから、いい香りだ、と思ったものたち。 ロードゥイッセイ(イッセイ・ミヤケ)、タンドゥールポワゾン(ディオール) パリ プレミエローズ(サンローラン) ロードゥイッセイにはエピソードがある。 バス停でバスを待っている間、前の男性から香る匂いが気になってしかたなかった。 なんていい香りなんだろう。 水のような、涼しくて甘い、風鈴を想像する香り。 ずっとそう思って立っていた(笑)。 後日デパートの化粧品、香水コーナーで、くんくんと嗅いでまわり 「これだ!」と見つけたのがロードゥイッセイだった。 それくらい、この香りは際立っている。 最近は似たような香りが多くなったが・・ タンドゥールポアゾンも同じように、誰かがつけていて気になってしかたなかった香りで これまた香水売り場でくんくんと嗅いで買ったのだ(笑)。 つけた瞬間は、あれ?こんな香りだったっけ?と違和感を感じるが 時間がたつと肌になじみ、オリエンタル風味でしつこくない甘さが漂う。 パリ・プレミエローズは、onlineで買った最初のもの。 落ち着いた甘さと軽さが気に入って、普段使い用。 そうそう、ブルガリのプールオムも好きで、家以外にポーチの中に 携帯用も入れている。 ユニセックスと銘打っていても、どこかに男性化粧品独特の香りを 感じさせる商品が多いが、このプールオムはそれがなく柑橘系の香りがほっとする。 プールファムも切ない香りで、やや甘すぎるが嫌いではない。 ブラックは容器に惹かれて買ってしまったが失敗で、バニラと皮革?の 不思議な香りは寝る前につけても心が落ち着かない(笑)。 気がむくとつけたくなるのがアナイスアナイスで、トワレとボディクリームを もっているが、この香りはわたしには可愛らしすぎて、外出用には絶対使わない(笑)。 なんだかんだで、持っている香水は以下のとおり。 勝手に自分のイメージでグループ分けしたので一般の分類とは ちがっているが、ま、匂いは説明つけ難いわ。 香水好きの人のHPをずいぶん読んでまわったが、 「同じ香水の話をしてるとは思えない」ってほど、印象が正反対のことがある。 きつい香りだ、と自分は思っても、やわらかいやさしい香り、なんて書いてある こともあるし、逆の場合もある。こりゃ、調香師にはなれないわ、わたし(笑)。 <フローラル> ジョイ(ジャン・パトゥー) <シプレー系> ミスディオール(CD)ミツコ(ゲラン)クリスタル(シャネル) オードシュッド(ミニボトル グタール) <フローラルグリーン> No19(シャネル)シャンデュクール(資生堂)オードカミーユ(グタール) <東洋蘭> タンタトゥリス (ミニ 資生堂) <フローラルブーケ> アナイス・アナイス(キャシャレル) ブルガリ・プールファム、 リメンバー・ミー(CD) パリ プルミエルローズ(サンローラン) <アクゥアティックフレッシュ> オーウィ(ランコム)、 フェラガモ・プールファム ロードイッセイ <オリエンタル> タンドゥールプワゾン(CD) ココ(シャネル)、アンジェリーク(ミニボトル資生堂) <シトラス> ブルガリ・プールオム(ブルガリ)、4711(Muelhens) オーダドリアン(ミニ グタール) <フルーティーフローラル> トゥルーエスト(ティファニー)、 ドリームズバイタブー(ダナ) プチシェリ(ミニ グタール) <キャンディ?> ロリータ・レンピカ オードシェール(ミニ グタール) <くちなし> ガーデニア・パッション(アニック・グタール) <フローラルアルデヒド> ロジェ・ガレ、 ビザンティン(ミニ イヴ・サンローラン) リブ・ゴーシュ(イヴ・サンローラン)、 ホワイトリネン(エスティ・ローダ) サルバドール・ダリ、 イザティス、 ランテルディー(ジヴァンシー)   No5(シャネル) 、オンブルローズ(ジャン・シャルル) <ブラックティー&ナツメグ> ブルガリ・ブラック <バニラ> オードシャルロット(ミニ グタール) <スパイシー、???> ス・ソワール・ウ・ジャメ(アニック・グタール) <スパイシー、ムスク?> マニフェスト(イザベラ・ロッセリーニ) No.22(シャネル) <ムスク?> トレゾア(ランコム) これは香水図鑑ではフルーティーフローラル、ローズが基調となってるらしいが、 わたしにはほこりっぽいバニラのような香りが強く感じられてしまう(とほほ)。 今まで買ったうちで、どうにも合わないと思った香水たちは以下の4つ。 いや、もしかしたら、ガーデニア・パッションも加わるかもしれないが。。。 N.22 (シャネル) ホワイトリネン (エスティーローダ)  ブルージーンズ (ベルサーチ) レールデュタン (ニナ・リッチ) ホワイトリネンは何か雑誌をみて欲しくなったのだが 実際使ってみると、香りがきつくてとげとげしい。 香りは人によって好き嫌いがはっきりしているようで、大変好きだと言う人も いる一方で、酔ったように気分が悪くなる人もいる。不思議だけれど、 自分に合わなければ仕方ない・・ N.22と共にトイレでさえも活用されず奥にしまわれたまま(ごめんねーー) ブルージーンズは缶とボトルが気に入って買ってみたが 嗅いでみると、うっ、、ちょっと濃いんじゃない? しかし、トイレには向く香りだ、よって、トイレ行き(ごめんねーー) レールデュタンはトワレの大瓶をおみやげでいただき、しばらく使ってみたが 残念ながら好みじゃなくて、トイレ行き(ごめんねーー) わたしが一番最初に自分で買った香水は ジャン シャルル ブロッソーの「オンブルローズ」だ。 これはオリエンタルな、はっきりいってお香の匂い、 つけてしまうと、目立つとしか言いようがない。 「わたし、香水つけてます!」っていう香りだ。 なぜこれを選んだんだろう・・ 自分でも振り返ると不思議でしかたがない。 結局たんすのこやしになってしまった香水一号(とほほ)。 1ドル360円時代を子供のころ過ごした者にとっていかにも香水という香りは フローラルアルデヒド系なのだが、この手の香水はどうも苦手なくせに なぜか買ってしまう。 フローラルアルデヒドの欄を見てもらえばわかるように数は一番多い。 独特のむせる化学合成香をデパートで嗅ぐと、「今度こそ香水をわがものに」 なんてつい舞い上がって買ってしまうんだろうなぁ。 思うに、フローラルアルデヒド系が似合う日本人って少数じゃないかなぁ。 それにしてもこうやって書いてみると、使っている香水は結局一部のみ。 あとは置いてるだけ、状態だ。 気に入った香りと似ていると、同じようなのを買ってもつまんないしぃ、、 そう思って買うのをやめてしまい、新しいものに挑戦だぁーーっとばかりに 買った香りは、やっぱりそれほど好きになれない。。 そんなわけでそれほど好きじゃない香りのストックが増えてゆく、、 ああん、ばかみたいだわ(笑) ----------------------------- この日の更新の記録に戻る みーはートップページへ戻る ホームへ戻る