キャスリーン・イーグル  2005年10月初まとめ
本国ではアメリカンネイティブもので有名な作家さんで、ハードカバーも多く出版しています。
ハーレクインからはSSEやSIMを20冊弱だしていますが、例によって日本ではアンソロジーを
除くと1冊しか翻訳されていません。
クリスマスアンソロジーとか季節企画本って普段翻訳されていない作家さんの作品が読めて
その作家の匂いがなんとなく分かるから、嬉しいんですよね。
(最近では、本来のアンソロジーではなく日本での人気作家の作品をまとめたりするのでマイナー作家を
知る機会が減りましたが・・・)
わたしはなぜか、たった一つの短編を読んで、気になってしまいました。静かな情感、落ち着いた知性に惹かれ、
例によって続きを探してしまったわけです。探し始めてから、自分では知らなかったが実は評価の高い作家さんだったと
分かるのもいつもの事ですが、そのたびに不思議な気持ちになります。
力のある人って、何か伝わるものがあるんですね。さて、読むのはこれから、ってとこです。
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
クリスマス89 イブに降る雪 ヒロインは13のときから寄宿学校、両親は離婚 Nov-88 ネイティブ 7年ぶりの帰郷 軍曹ルーク・トラッカー(29?) 教師ホープ・スペンサー(26?) クリスマス短編だが、胸にそっと入り込んでくる。居留地と外の世界との切ない格差、やさしい家族の愛など、続きが読みたいよぉ。。 うふ
N-373 愛のシュプール ヒロイン12才のとき母死亡。 Jan-90 一夜の出来事 ベトナム戦争PTSD 小学校教師、クロスカントリースキー選手マリア・クロフォード、 森林警備隊員セス・カントレル(37) なんだかなぁ〜と思って読み始めたが、意外にも誠実で細やかな展開。 思わぬ妊娠を扱った話なのに、珍しい切り口。さすがだ! すごく勇気あるヒロインだと思うわ。。
サマー・シズラー92 思い出のストロベリー   Jul-91 再会(15年) ギャラリー経営キーリー・オドネル(35)、 家具職人ドミニク・ヴィタリ(39) あの頃に戻れたら、もう一回やり直せたら、、誰しも願うそんな夢をかなえてくれる物語。素直なのにセクシーで優しい。 うふ
SIM-412 Bad Moon Rising Dec-91 「イブに降る雪」から1年後。 ネイティブ 再会(13年) 銃弾による頭の怪我 慢性頭痛 小学校教師フランシス・トラッカー(フランキー 27)、 元デンバーの警官、現在臨時保安官トレイ・ラティモア(32) サウスダコタ居留地、ネイティブ保護政策に絡んだ不正、差別、、ヒーローの横暴な父親、ヒロインの兄と恋におちるヒーローのおとなしい姉、白人とネイティブのハーフの弟、などなど地味で真面目なストーリーながらも前向きな優しさがある。主人公のロマンスはとても素直で嬉しい。 うふ
SSE-848 Broomstick Cowboy ヒロインは子供時代、一箇所に落ち着いたことが無かった。夫が7ヶ月前に落馬で死亡。  ヒーローは3才の頃実父を亡くす。母親は10才のとき死亡。12才のとき弟(9)が事故死 Nov-93 親友の妻 安定をもとめるヒロイン 出産手伝い 羊牧場経営アミィ・ベッカー、 ロデオ選手や季節労働者など色々、テイト・ハリソン(30) 妊娠7ヶ月のヒロインと4歳の少年とモンタナの冬。 ずっとヒロインを愛してきたヒーローが、雇い人として働きながら、ヒロインの心を溶かすまで。 亡くなったヒロインの夫は愛すべき友だったが、頼りない人間で、ヒーローが友として、ヒロインが妻として、ずっと彼の面倒をみていたという所が切ない。 強い男を愛するのが恐いと思うヒロインの気持ちもよくわかるが、このヒーローの献身ぶりは、凄いよねぇ〜・・ うる


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