ネットをサーフィンして、パラノーマルのレビューサイトで名前を見て購入してみた。 心の中でカレン・ハーボと呼んでいたので、この人が邦訳されている作家だとは気付かなかったが、 「闇を駆ける女神」(Dark Enchantment 2004) というヒストリカル・ヴァンパイアヒロインものが ヴィレッジ文庫から翻訳されていた。 The Devil's Bargain はデビュー作で、The Vampire Viscount と続くが、基本は同じ。 利己的な理由でヒロインを利用したヒーローが、ヒロインの勇気によって助けられる。 どちらも出だしは良いのだが、ヒーローがふがいなくて途中から下降してしまう。 ヒーロー&お話が救われるのは、ひたすらヒロインの知恵と勇気のおかげである。 期待しすぎた、、と思っているところ。
カテゴリー | 題名 | 過去 | 出版 | ジャンル | ヒロイン、ヒーローの名前 | 感想 | 一言 |
Signet | The Devil's Bargain | Mar-95 | 悪魔との契約 貧乏ヒーロー クラスの違い | Lord Richard Clairmond、 裕福な商人の娘Eveline Seton | 正統派リージェンシーにパラノーマルをとりこんだ意欲は感じるが、ごたまぜの面白くない童話のようだ。ヒロインはとってもいい感じなんだけど、最後が近づくにつれてヒーローがどんどん魅力的じゃなくなる。 | ||
Signet | The Vampire Viscount | Oct-95 | 人間に戻りたいヴァンパイア | Leonore Farleigh、 子爵Nicholas St. Vire | 借金のかたに結婚。でも賢くて優しいヒロイン。だんだん心が傾くも、昔のあの女が・・・ 後半の進行が平凡でねぇ。いつもヒロインはとてもいい感じなんだけど、最後になるに従ってヒーローの魅力が減るんだよねぇ。 | ||
Signet | Cupid's Kiss | Feb-99 | mada |