評判の高いwerewolfものという事で買ってみた。 現実的な世界のなかで、非日常がふっとスリップする。 窓ガラスにおかしなモノが映った気がして 「いやだわ、何時だと思ってるの、誰もいるはずないじゃない、、」 でも、何かが扉を爪でひっかく音がする、、カリカリカリカリ・・・ぎぃぃっ 背中を這い上がる恐怖味はとても上手いが、その感覚にストーリーが追いついていない感じ。 せっかくの創作「Jäger-Sucher」という世界設定も、お話しをつまらないものにしている気がする。 werewolfなのかどうなのか、正体不明の怪しい人物が登場しても、 化け物ハンターの物語だから「いいもん」が狩られるわけないし、、と、思っちゃうわけで。 サスペンス映画で、出演者の名前を見て、あ、この人それなりの俳優だから、きっと この人が犯人だわ、、と見る前に分かってしまうような気分に似ている。 味のある作風なので、別のものを書いてくれたらまた読みたいかも、です。
カテゴリー | 題名 | 過去 | 出版 | ジャンル | ヒロイン、ヒーローの名前 | 感想 | 一言 |
St. Martin's | Blue Moon | ヒロインの父親は1才の頃に家出 | Oct-04 | werewolf サスペンス | 警官Jessie McQuade(26)、 インディアン運動家、客員教授Will Cadotte | をを、緊迫した展開、リアルでハードボイルドだ。。あいたた、雰囲気はすごく上手いのに、プロット構築が弱くて、謎や伏線が無駄死に。勿体無いわ〜。 ヒロイン、ヒーローの造型、良いですわ。 | 勿体無い |
St. Martin's | Red Moon Rising | werewolf サスペンス | 小説家Maya Alexander、 the Jäger-Sucher Clay Philips | 得体の知れない何か、這い上がってくる恐怖、、こういう所は上手いんだけど、プロットに物足りないものを感じちゃうんだなぁ・・ | >_< |