更新記録 2011年10月1日から2011年11月30日まで
ひっそり再開しました。と言っても、特筆すべき事が無いのですが。
忙しさマックスだった9月が終わり、ようやく疲れが抜けて、先日ブックオフに立ち寄りました。何かロマンスものを買おうとうろうろして、結局いつもの定番、ベティさんを買ってしまいました。
なぜベティ・ニールズが心地よいのか。
それは、ヒロインが悲しいくらい俗人だから、じゃないでしょうかね。
実はロマンス小説にふさわしくないほどつまらん女性だから、読んでると自分にも可能性があるような気になって嬉しいのかも(爆)。
この帽子は似合わないけど、これしか持っていないし、、お金がたまったら、新しい帽子を買おう、次はスカートを買って、セーターを買って、靴を買って、、、清貧というほど悟りを開いているわけじゃなく、かといって、センスがあるとかファッショナブルとかにはほど遠い、大型量販店でコートを買うぐらいの生活。
不美人な自分なんて本気で相手にされているわけがない、と、ほぼ100%自分からは告白しない、ノーリスクの小心者。
そんなヒロインを、裕福で社会的地位の高い高給取りのハンサムな医者が、ひたすら気にかけてくれて、しまいにはプロポーズまでしてくれる。
なんという幸運、美女度で比べると、シンデレラよりも相対的についてるヒロイン。
さらに言うと、ほとんどが看護婦さんだったり、家事手伝いだったり、地味に自活している女性で、たいていの事は自分で出来るのだけれど、なぜか洋裁をする率が低くて、、裁縫の苦手な私には個人的にナイスだったりします(笑)。
ベティさんを読んで、気を良くしたあとは、買って積んでるだけの本をぼちぼちと読み始めようと思います。
連休中、DVDを借りてきてみたものは、
「ブラックスワン」「プラダを着た悪魔」「スタートレック 2009」
ブラック・スワンは、ナタリー・ポートマンの気迫に見終わったときはぐったり。。
鬼気迫る演技は認めつつも、いまひとつバレエの醍醐味が伝わらず、何か作り物のヒステリックホラーに感じてしまいました。最後の黒鳥の踊りにリアルな妖艶さが醸し出されたら、もう少しどろっとした漆黒になったのに、CGでびゅーんびゅーんってのが残念。
それにしてもラスト、劇場にいた母親にはものすごい違和感を抱いたのですが、この映画を見た方、どう思いました? 娘の成功を喜んでいるように見える母親は、ニナ(ナタリー)の幻想、願望だと思うのですが、となると、この舞台そのものが幻想?
どこまでが幻想、妄想で、どこまでが現実か、全然分からなくなってしまいました。。
プラダを着た悪魔は、とにかくメリル・ストリープが上手すぎて、参りました。
彼女にやれない役ってあるんでしょうかねぇ、、
スタートレック2009は、、若き日のクルーが見れるというので、「宇宙大作戦」リアル世代にはとても楽しみな作品でしたが、、えーっ!ミスター加藤って「加藤」じゃないのね、、「スールー」だなんてショックだわ(笑)。
カーク船長以外は全員よく似ておりました。チャーリーが居ないと思ったら、後から加わり、これまた似てる。それなのにカークだけ、なんか違う〜。。
ウィリアム・シャトナーの元祖カーク船長は、外人にしては薄い上唇がね、何て言うんでしょう、危ういすけべ、って感じでポイント高かったの(笑)
対する新カーク君は、唇がアンジェリーナジョリー系の肉感タイプで、健全な精力旺盛派なんだもん、女好きでも方向が違うのよねぇ。。って、船長がそんな女好きでどーする!って事ですが(笑)
ま、ストーリーは超てきとーで、なんじゃこりゃあ、でしたが、楽しめました。
しばらく情報から遠ざかっていたため、「+act」11月号を買い損なってしまい、、もう少しで高額商品を掴むところでした。あっという間の品切れにびっくりです。
増刷されて、本当に良かったわ。。
あぁ、大野くん、素敵・・・。
actだけでなく、ネット上で流れる、インタビューテキストが良く出来てる、写真が素敵すぎる、、に釣られて、ポチポチと山ほど雑誌を買ってしまいました。。
読んだのはジャン・バーク「私刑連鎖犯」(上下)
ジャン・バーク、「汚れた翼」を読んで以来、ずいぶん時間が経ってます。
アイリーンシリーズは2冊未訳があるみたいですが、もう翻訳されないんでしょうか。
さて、本作は読み出すと止まらず、上下巻もあるわりにスイスイ読めますが、、、焦点がぼやけている感じで、あれこれ考える事はあったけど、なんというか、大金持ち坊ちゃん達のマンガみたいな、嘘っぽさがどうしても拭えない読後感となりました。
FBIの指名手配逃亡犯が次々と無残な死体で発見されていく、という話で、刑事コロンボやLaw&Order:CIのように、最初から犯人集団は分かっていて、物語は、犯人たちの背後にある事情・生い立ち・家庭環境・社会問題、などを描きながら、どうやって捜査が犯人たちにまでたどりつくか、なのですが、
超大金持ちならなんでも分かっちゃう、なんでも出来ちゃう、と、お坊ちゃん達が逃亡犯を簡単に捕獲しちゃうんですよね。
そのあたりがサクッと書かれていて、そこがマンガというか、彼らはなんでも出来るんです、って感じで次々と殺されていく。
ぐったり伸びた大男を軽々と持ち上げたり、、、うーん、、
悪い事した人間は制裁を受けて当然だとしても、なんというか、死が軽く、連続すると読んでるほうの感覚が麻痺してきて、、いつしか物語は自分探しの切ないロードムービーって感じになるんですよね。
人物描写はとても上手いのですが、それも犯人側に力点がかかりすぎていて、保安官やFBI側の魅力の薄いこと、薄いこと。
ジャンルとしては、なんだろう、警察ものでは無いです。
ミステリーと呼んでいいのかも、疑問。
あの頃ぼくたちは子供だった、、、妖しいギムナジウム同窓もの?(爆)
私刑や家庭、学校教育を問題にした社会派小説? うーん、強いて言えばクライムサスペンスなのかな。
「わたしを離さないで」
はぁぁ。。。見終わったあと、もう、苦しくて苦しくて、、
日曜の夜に見るもんじゃありません。
ひきずってしまいます。
命って何だろう、生きるって何だろう、、この道の先に死が自分を待っているのに、どうして毎日前を向いて歩いているんだろう、なんて考えてしまいます。
原作を読んでいないので、カズオ・イシグロの本をポチポチと急いで注文しました。
いやぁ〜、またすっかりご無沙汰してしまいました。
ぷっつんと中断してしまったので、ご心配してくださった方もいて、本当にすみません。
仕事がまた忙しくなって、時間の余裕があまりなかったのは事実なんですが、仕事自体が一日中コンソールを睨んでキーボードを打ってるような仕事だったから、休みのときにパソコンを打つ気が起きなくなっちゃって。。
この2週間くらいは、いよいよ大詰めになり、休みの日もずっとノートパソコンでデータ整理をしていたので、キーボードにほとほと嫌気がさしましたが(^o^; そんな苦労の甲斐あって、春からやっていた共同研究の一部がまとまり、とりあえず一息つきました。
論文がアクセプトされるといいなぁ。
次のデータが年内に来ると、また忙しくなっちゃうのですが、このご時勢、こんな風にあれこれ頼まれるのは有難いですね。
結構がんばったから、口コミで広がらないかなぁ。○○さんはいい仕事するよって。
ひっぱりだこになる自分を夢見てます(笑)。
本はねぇ、、全然読んでいないです。はぁ・・
カズオイシグロの「日の名残り」を翻訳本で読んだあと、「Never let me go」をキンドルにダウンロードして、それがいまだに最初の方。
飾りの無いわかりやすい英語で、読む事が大変なわけじゃないのですが、繊細な美しさがあって、ざっざと読むのじゃ勿体なくて、読書の時間をとってゆっくり読みたいんですよね。
でもそんな時間がなくて、細切れに1ページ読んでは、また放置、、みたいになってます。
読みかけのまま放置が2冊、未読のままキンドルに入っているのが2冊、、(こりゃ、まずいね)それなのに、昨日もポチしちゃいました。
Carla Kelly 「Coming Home for Christmas」。ハーレクイン社のクリスマスアンソロジーですが、なんと、三短編全部カーラ・ケリーなの。3世代の物語になってるのね。
円高のおかげで価格が 455円!! 500円でお釣りが来るわ、びっくりしますね。
モルモン教系出版社から出た「Borrowed Light」の続編「Enduring Light」ももうすぐ出るのですが、こちらは悩み中。
Borrowed も買っていないんですよね。
エロ要素が無いロマンスは全然OK、むしろウェルカムなんですけど、お話が訓話めいてるのが嫌なんですよねぇ。
マストバイの Kresley Cole 「Lothaire」が1月にでますね。
これが円高なのに 1,456円。
そうなの、本国じゃ定価25ドルのハードカバーなんですよ。出世しちゃいましたねぇ。
クレスリーはずっと電子ブックを買っていたのでこれもその予定ですが、最近では一番の楽しみです。まさかの Lothaire ですからねぇ。わたしの脳内では 長老=干からびてる=腹黒い爺さんだった Lothaire がロッドスチュアートみたいな顔で、つやつやリップで、恋をするなんてびっくりです(笑)。
話は唐突に変わって、
今週末は清水に行く予定です。
はい、Jリーグ最終戦、ガンバ対エスパルスを見に行きます。
忙しいって言ってたのは誰?って言われそうですけど(爆)、ガンバも世代交代期に入り、この先フタがどうなるかも分からないし、、
ガンバでのラストゲームになるなんて事ないよね?
ホーム最終戦の「ガンバーベガルタ仙台」は、前半の1点を守り通して辛くも逃げ切りましたが、後半は仙台ペース、最後のほうはひやひやでした。
仙台、強いです。いろいろと困難な状況下で、大変な一年を過ごしていると思いますが、この闘志にじんとしました。
そうそう、ベガッタ君や結び丸くんがお祭り広場に来ていて人気を集めていました。
とくにベガッタ君。チームマスコットがサイン会をするのを初めてみましたよ、しかも偉そうに(笑)。
衝動的に買ったチケットなんですが、行ってきました。
「 10th anniversary live tour 藤岡正明」
10年前、Asayan男性ボーカルコンテストという番組で勝ち残っていた藤岡くん、我が家は彼が一押しだったのですが、最終選考で現在の Chemistry が選ばれたことは、ご存知のかたも多いと思います。
その後、わたしは彼のファーストシングル「交差点」を買ったのですが、いまひとつ盛り上がらなくて、、、つい最近まですっかり忘れておりました。
9月だったか、テレビのミュージカル番組で10年ぶりに藤岡くんを見て、あぁ、こういう世界でがんばっていたのか、、昔よりももっといい声になってるなぁ、、急に気になってネットで調べてみると、11月29日に大阪でライブがある事を知り、即ポチッしたわけです。
大阪、南堀江Knave。とってもこじんまりしたライブハウスで、フロアに50ぐらい椅子が並べてあって、横10脚椅子を並べると両端ぎりぎり人が通れるくらいの幅、縦が6列だったか、一部の人は後ろで立っていたよう、総勢70人いるかどうかの、わたしが今まで出かけたなかで、一番キャパの小さいライブでした。
でもこじんまりのおかげで、スピーカーの音量がばかでかくないし、ピアノと藤岡くんのアコースティックギターだけのシンプルな構成が映えました。
藤岡くんの生き生きした、時にダイナミック、時に繊細な歌声にどっぷりとひたる・・
あぁ、なんて贅沢なんでしょう。
Youtube で色々聞いてみたけれど、やっぱり生は違うわ。。むっちゃくちゃ声が綺麗で、声量が半端なくて、リズム感といい、表現力といい、神様に愛されちゃってる、って感じのシンガーなんですよねぇ。
テレビで見た時より少し痩せていました(笑)。だって、テレビで10年ぶりに見た時の衝撃といったら、、「どっひゃー、太ってしまったのね!!」だったんですもの。
ハンサムかというと違うのだけれど、歌が好きでたまらないって顔をして歌い、いたずらっ子そうに時折ニヤッと笑うのが、超ツボをつきます。うはは。
熱唱につぐ熱唱。7時に始まり、アンコール2回、終わったのは10時15分で、、家に着いたら0時でした(爆)。
それにしても、最後まで全然声が枯れないし、、まじですごい喉だわ。
ほとんど知らない曲なのに、全然退屈せず、幸せな時間を過ごしてきました。次は来年の8月に大阪でライブがあるそうなので、また行くかも。。です。
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