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更新記録 2012年 4月1日から2012年 5月31日まで


4月 1日

昨日技能教習で「見極め」を貰い、今日卒業検定を受けました。

結果は、、、合格〜!(エイプリルフールじゃございません 笑)

ふふふ、1月21日に入所して、2ヶ月半、、あれほど苦労したのに終わってみると意外に早いです。
山岳教習も高速教習も、よくぞ無事に帰ってこれた、、というレベルでしたが、卒業検定のコースは大きなミスなく運転でき、一番苦手だった右側の車庫入れも一発できれいに入って、、

もっと安定して上手な運転ができるよう、日々精進を重ねる決意でございます。

いやぁ、ほんと、思いきってトライして良かったわ。
55才なんて、結構ギリですからね。新しい事を始めるには。
自分の出来なさにがっくりしたり、恐ろしいほど緊張したり、仕事と教習所、この二つ以外は何も手につかない忙しい日々でしたが、こうして結果が出ると、、嬉しいです。

あとは学科試験を受けるだけ。
春の嵐山や比叡山をスイフトでドライブする日も近いです。

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4月11日

年度初めの忙しさに追いまくられ、ようやく一段落した後、たちの悪い風邪をひいてしまい、いまだにコンコンと咳をしている日々です。

今年の京都の桜は開花が遅く、8日の日曜日にはまだ三分咲き以下でしたが、一気に咲き出し昨日は鴨川の並木など満開でした。
ところが今日は雨が降り出し、、、無情ですね。

ロイス・マクマスター・ビジョルド 「天空の遺産」

東京創元社がビジョルドのマイルズシリーズの邦訳を6年ぶりに出したという記事を読んで、さっそく新刊「ミラー衛星衝突」( 原題「Komarr」 (1998) )を買ったのです。
一応邦訳に感謝している気持ちの表明ってトコですね。
で、実際は放置していた(大汗)マイルズシリーズを数日前から読み始めました。

これはマイルズシリーズの最初の方で、マイルズ22歳の時です。
あぁ、ビジョルドは本当に上手いなぁ。
この巻はあまり深刻でないので、とても楽しく読めます。
考えさせられるテーマがあり、かつ、ユーモアやしんみりした気持ちが味わえ、最後のページまで手抜かりなし肩透かしなしで、、別格ですね。

人物にしろ、国家や惑星にしろ、その人の性格、イメージ、文化、習慣を、全く知らない読者にどうやって伝えるか、、しかもこの場合、SFだから聞いた事のない物体やら名称が出てくるわけで、、ストーリーのスムーズな流れに沿って、あぁ、、そうか、なるほどねぇ、、見てきたかのように話してみせる作者は、考えてみると口八丁マイルズを生み出しただけのことがありますね。

しばらくぶりに読んだので、色々忘れた事が多く、夕方からはヴォル・ゲームを再読し始めました。
ヴォルゲームはマイルズらしさに溢れていますけど、いや、溢れすぎてて、目まぐるし過ぎで、、をいをい、いくら何でもあっちこっちに行き過ぎ、、、あぁ、ウンガリ大尉がある意味可哀想すぎ・・・

グレゴールの不安や諦念と、アラール父さん、コーデリア母さんのフォロー、これがいいんだよねぇ。

ということで、続けて「遺伝子の使命」を読む予定です。

つけたし。
学科試験も無事合格し、とうとう運転免許持ちになりました。
本当なら早速愛車で練習!となるはずでしたが、風邪のせいで体調悪く、事故ったりしたら恐いので、もうちょっと先に延ばしてます。
まずは、ひとりで車庫から出る練習だ〜っ!

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4月20日

ロイス・マクマスター・ビジョルド の「遺伝子の使命」と「親愛なるクローン」を読み終わり、これから「ミラー・ダンス」に入るところです。
マイルズがこうなってマークがああなって、と粗筋は知っているけれど、楽しみです。

さて
実はとってもガックリきた事があり、、、ビジョルドに逃げ込んでいました(爆)。

14日土曜日に愛車初運転をしたのです。
北大路〜千本〜今出川〜堀川を2周したあと、河原町〜北山〜狐坂〜宝ヶ池

教習車とは勝手が違うため、最初はアクセルがブオーン! ブレーキがキュー、カックン!と無残な運転でしたが、市内2周目からはまぁまぁの加減になり、宝ヶ池から無事自宅マンションに戻ってきた時はちょっぴり自信もついていたのですが、地下の機械式駐車パレットに車庫入れを開始したら、、あぁぁ、全然上手く入れません。

切り替えしているうちにどんどんまずくなり、、、「あ゛っ!」

ゴン!という鈍い音

やっちゃったよ、やっちゃったよ、やっちまいましたよ。

左の柱に左後バンパーをぶつけてしまいました。(T_T)

スピードが超おそかったので、大きな傷ではないものの、いくつもの細かい傷が・・・

ぴっかぴかだったのに、超ショックだ、、すごいショックだ、、息子がぶすっとした顔で「何やってんだよ、もう降りて、、代わるから」

日曜日は修理の見積もりを取ってから息子の運転で郊外のオートバックスに向かい、最上階の駐車場(がらがら)で、ひたすら車庫入れの練習をいたしました。

さらに、今週は車の出入りの無い深夜にマンションの地下で車庫入れの練習をしているのですが、たとえ出来ても自信にならないというか、たまたま出来ただけで、またぶつけるんじゃないか、って気がして、びびりっぱなしです。

ただホッとしたのは下の息子(一応車の所有者)の反応。
最初は、当たり前ですが、「許せん!」とものすごく不機嫌だったのですが、時間が経つにつれて、お母さんに言う嫌味のネタが出来たし、まぁおばさんは下手だから仕方ないか、な感じになり、夜遅い練習にも付き合ってくれ、とうとう、「バンパー取替え(7万円強)は勿体無いから、タッチペンで色のはげたところを塗るだけでいいよ。それに、バックがだんだん上手くなってきたやん」

優しい言葉にほろっときて、「ありがとー! んじゃ、7万円を君の口座に入れておくわ。」
「おう!バンパーぶつけるたびにそうしてくれ」(爆)

それにしても、この件があってから車庫入れ以外の運転をしていないんですよねぇ。
ひとりで街中を走る日はいつになる事やら。

話かわって
カーラ・ケリーの「The Lady's companion」の邦題、いいですね。うんうん、ぴったりです。沢山の人に気に入ってもらえるといいなぁ。。

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4月27日

京都は朝から快晴で、明日からのゴールデンウィークが楽しみですね。

このところ、朝5時過ぎからにゃ〜にゃ〜にゃ〜にゃ〜うるさく鳴き続ける侯爵くんに、日の出が早くなった事、気温が上がってきた事を痛感します。

これまでの私なら「勘弁してよぉ。。」なのですが、最近のわたしは違います。
「よっしゃ!」と起きて、にゃんこ様のトイレ砂のお掃除とご飯を支度を済ませたら、コンタクト入れて眉毛だけ描いて(笑)、ひとり早朝ドライブ練習に出るわけです。

道は空いてるし、自転車もいないし、初心者には良いですね。
車線変更の練習もできるし、スタート5秒で20km/hのエコ運転もできるし、ブレーキやアクセルの踏み方もまあまあ上手くなってきました。
ベテランドライバーからすれば、笑ってしまうほど単純なルートを回るだけですが、ひとりで運転する事自体が緊張マックスなので、まだ音楽を楽しんだり、流れる風景を楽しんだりする余裕はありません。
なんせ、音が聞こえないと不安なので、窓あけて走ってますからね(春に免許取れて本当に良かった)

車庫入れも少しは上手くなりましたし、やはり練習あるのみ!です。
とんでもない事件が続いていますが、とにかく注意を払って慎重に、危険予測とひとに迷惑をかけない運転を目指し、がんばります。

本は、「ミラーダンス」に手をつける前に、放置していた「The Reapers are the Angels」を読み始めました。
今3分の2ぐらいですが、初めに予想していたのとは全く異なる展開になり驚いています。大きく括れば15才主人公のサバイバル世紀末ゾンビものなのですが、この3分の2のところで、マジでびっくりな展開になり、えーっ?一体どうなるの? です。

他にも未読のKindle本があるのですが、ポチったのは、Carla Kelly の短編4つを集めた 「In Love and War」
収録されているのは、The Light Within, A Hasty Marriage, Something New, The Background Man で、後ろ2つ読んだことが無いので購入しました。

それとTheresa Weir 「Sleep Tight」もポチッしました。
彼女は最近自伝風の小説を出しているみたいで、amazonの評価も良い感じで嬉しいです。書き続けてほしい作家さんの一人です。

TVLife 10号 ピンクのニットの大野くん、買ってしまいました。ははは。
このところ我が家はTV情報雑誌が溢れてるんですけど、、きりがありません。。。

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5月 9日

連休前半は飛行機で高知へ、連休後半は自家用車で舞鶴へ行ってきました(100%息子の運転ですが)

美食三昧のあとはゴロゴロ読書、、とても充実した休日を過ごしたのですが、東日本は天候不順で事故も多くて、ニュースを見聞きするたびになんだか申し訳なく思っていました。

連休中に読んだのは、
「ハンマーを持つ人狼」ホイット・マスタスン
逢坂剛さんのベスト5ということで、かなり前に入手した本ですが、放置でした。
読み始めてみると、、
1964年の警察ものミステリーですが、まとまりがよく、風景や人物描写に確かなものがあり、謎解きもなるほど、という感じで、滋味のある小品で読んでいて楽しい。

そして、予想もしなかったのですが、ロマンスがあります。いや、まじでロマンスでした、これ。

「嘆きのプロファイル」ケイ・フーパー
あ、スペシャル・クライム・ユニット(SCU)シリーズが続いて出てたんだ、、Evilシリーズのあとの Fear シリーズってものなんだ。
「赤き手の狩人」を読んだのがいつだったか忘れた、というか、逆に懐かしさを感じてオフで買いました。

読み始めると、いつものパターンでして、何人も人が無残に死ぬシリアルキラーものなのにアマンダクイックのような安心感(爆)。
不謹慎ですみません、でも、ケイ・フーパーはバランス感覚が良くてごてごてしすぎず、安心して読めます。
読み終わったあとで、シャドウシリーズ「覗く」「潜む」「狩る」を全部再読してしまいました。
今読むと「狩る」が一番面白いわ。ミステリーとして良く出来ている気がする。

で、わたしは「潜む」が好きなんですが(たぶん少数派)、こうやって再読するとSCUシリーズのなかで「潜む」は異色ですね。
犯人がサイコキラーではないし、SCUはそれほど絡まないし、現実的な事件なんですよね。

どちらかというと世にも奇妙な物語とかトワイライトゾーンに近い人格入れ替わりもの、、え、あなた誰?っていうへんてこ感が好きなのかな。

ブックオフ100円棚でみつけた一冊。
ハーレクインロマンス R361「鏡の家」イヴォンヌ・ウィタル

や、や、やばいほど好きだわ。。。
ふぅ、、久しぶりに胸がきゅんきゅんしました。

ヒロインが良いですねぇ。清々しくってユーモアと勇気があって、、。
そしてレプリカントヒーローが、、この自分勝手の、冷酷な、愚か極まりないばかちんの、テク上等の男が、、ぞくぞくしてよいです。

こういう事ってありますよねえ。
あの人しか目に入らない!ってなる、風と共に去りぬのスカーレットとか、
傍から見たら、なんで人の気持ちがこんなに分からないんだ? なんでアシュリーを手に入れることしか考えられないんだ、目を覚ませっ、かばかば、と思うのに、
最後の最後まで見たいものしか見ず、レットを傷つけ、ようやく「わたしが愛しているのはアシュリーじゃない」と自覚するけどあとの祭りって奴。
大事な人を傷つけた瞬間が頂点で、そこからはおかしなくらい急激に熱が冷めてしまうってパターン。

気が付くのが遅すぎよぉ〜。

スカーレットはちょっと苦手なんですが、「鏡の家」のヒーローは許してしまうあたり、異性には甘く同性には厳しいって事なんでしょうか。わはは。

あと他に買ってしまった本は
「青チョークの男」フレッド・ヴァルガス
まだ数ページしか読んでいないけれど、、えええーっ、変すぎる。。
出だしが強烈ですね。
好きです、この作風。

なぜか本を急に買いたくなり、以下の本もポチッ。
ジョージェット・ヘイヤー「 マシューズ家の毒 (創元推理文庫) 」
ウイリアム・P.マッギヴァーン「緊急深夜版 (ハヤカワ・ミステリ文庫)」
トマス・ペリー「 逃げる殺し屋 (文春文庫 (275‐27)」

キンドルにも本が溜まっているというのに、、、

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5月16日

快晴の葵祭りでした。
このところ寒暖の差が激しいですね。今日は半そででも汗ばむ陽気です。

寒肥をたっぷりあげて大事に育てていたのに、薔薇の葉を食い荒らす虫がいて、本当頭きてます。軸を残してすっからかんに食べるのですが、いくら目を凝らしても犯人の虫が見つからないんです。悔しいぃぃ。
うどんこ病にもなっているし、、毎朝病気の葉を取ったり、竹酢液をまいたりしているのですが、、
いろいろ薬剤をまかないとどうしようもないみたいですねぇ。

フレッド・ヴァルガス「青チョークの男」

こういった奇妙奇天烈な語り口、すごく好みです。
謎解きとか推理といった点では、「えー?そんなの上手くいくかなぁ??」と思うような種明かしで、硬派の読者はダメかもしれませんが、面白い読み物が読みたいっ!というのであれば、保証できます。
変人奇人ばかり出てきて、わざとまわりくどい喩え話をして、実はとても辛らつな事を言ったり、はぐらかしたり、、洒落ているけど少し意地悪で、これってフランス風なんでしょうか。

気に入ったので、ヴァルガスの他の本もポチしてみました。

トマス・ペリー「逃げる殺し屋」

うがーーーっ!欲求不満!
臨場感があり、はらはらして、とても良く出来た話ですが、私には合わなかったです。
だってだって、、
途中までは「こりゃ、すごく面白いな」と、わくわくしながら読み進めたのです。
でも、常に「はい、ここまで!」とあと一歩が届かない、予定日数を越えているとか、権限がないとか、力不足だとか、証拠が残っていないとか、、現実的なんだけれど、このもどかしさと言ったら。
もうちょっと調べれば犯人に近づけるのに、、、もうちょっと調べればつながりが分かるのに、、、く、くそっ、、く、く、くそっ、、、、く、く、く、くそっ、、、がーーーーっ!

最後のページなんて、わたし、もう、血管がぷちっと言いそうでした(笑)。
そうなの? そうなるの?

お勧めできますが、大事な事は、
殺し屋側に立って読まないといけない、という事です。

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