更新記録 2016年4月1日から2016年5月31日まで
小梅のカリカリ漬けを仕込みました。
普通の梅干は、もう30年くらい毎年作っていますが、小梅は2年前?たまたまスーパーで見かけて、それからです。
小梅は出回る時期が短いし、すぐに熟してくるので、カリカリ漬けに向く青いのを入手するのって、運みたいな感じで、気にしていないと見逃してしまいますよね。
今回の小梅は、少し熟していますね〜。
とりあえず一晩水につけてアク抜き。
そのあとビニール袋に塩(13%)と小梅をいれて、ごりごりと上から転がし続けます。
梅の皮が塩にこすられて傷付くことで、実が柔らかくなるのが止まるそうで、確かにこの方法で去年もカリカリ漬けを作っています。
ごりごりしているうちに小梅が青くつやっぽく光ってくるんですよね。
2日塩漬けしたあと、甘酢に移します。
もしかしたら最初から甘酢に仕込んだほうがいいのかも、梅のエキスが塩漬けで外ににじみ出るわけですが、、、ま、この方が気楽に出来るので。
甘酢は市販のラッキョウ酢を水で薄めた、超お手軽もの。
これを自家製と言ってよいか怪しいですね(笑)。
冷蔵庫の野菜室に入れてますが、別にカビも生えないし、味も落ちません(と思っているだけ?)。
去年つくったカリカリ漬けは、もう残りわずかです。
あらやだ、へたもちゃんと取っていないわ。わはは。
昨晩の雨は予想外にきつく、早朝の庭に出ると、こちらは嫌な予想どおり。
花びらの薄いバラは、花弁がばさばさっと落ち、花弁がしっかりしているバラは、花にたまった雨の重みに耐え切れず、茎から折れている。
散る前の、折れる前の姿を載せてみましょう。
一番好きなバラ、デュセス・ド・モンテベロ。
オールドローズ(ガリガ)
一季咲き
枝はとげらしい棘は無く、かさかさした葉
花は5cmくらいの小ぶり
淡いピンク色、ボタンアイ。
すぅっと野趣に富んだ強い香りがします。
去年まではつるバラのように小さなアーチに誘引していましたが、修繕工事のためにアーチなどを取り壊したので、今年は強剪定しました。
咲いてくれるか、どきどきして待っていました。
ぽんぽんと可愛いピンク色が顔をだしてくれたのになぁ。
今朝は半分くらい散っておりました。。
つるアイスバーグ。
初めて買ったバラで、3度目の春。
こちらも今朝はぐっしょり濡れて、下を向いていました。
まだ蕾もありますから楽しめますよね?
フリッツ・ノビス(ハイブリッド・ムスク)
一季咲きなのに、ハラハラと散ってしまう、、桜のようなはかなさを感じる美しさ。
先週の強風に耐えた花も、今朝、ほぼほぼ散っておりました・・・涙。
上に挙げたような、オールドローズ風味のバラは切花には適しません(私が下手なだけか?)花瓶だとすぐにしおれてしまいます。
朝の空気の中で楽しむ、、優しい色と香りに囲まれてぼぉっとする、、育てているものの特権ですね。
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントとアンブリッジは雨が降る前にカットして部屋にいれました。切花になってくれるバラも貴重です。
写真は8日(日曜日)のもの。
日曜日はいいお天気で、遅れ気味の我が家のバラも咲き出しました。
うへ〜、なんだかもしゃもしゃですね〜。
マンションの大規模修繕の関係で、日陰に追いやられたレディ・オブ・シャーロット(オレンジ)は、花数は少ないですが、花自体はとてもきれいに開花しました。
処分するかどうかぎりぎりまで悩んで、とうとう土替えも誘引もしなかったフリッツノビス(ピンク)は、日当たりは悪くないのですが、枝があっちこっちに向いて、花数も減ってしまいました。
でも、持ち主の冷たい仕打ちにもめげずに咲いてくれただけ感謝ですね。
左、フリッツノビス。 右、ニューウェーブ。
今週はベランダのシートを剥がす作業で、分厚いカーテンをしめきって暮らしています。
雨が続く上、夜に強風が吹いたようで、今朝庭にでてみると、フリッツノビスは潔いくらいバサッと散っていました。
一季咲きなので、来春まで会えません。
四季咲きの品種に替えようと、上に書いたように昨冬に悩んだのですが、可愛い花なんですよねぇ、、またこの冬も悩むかも。
どうせ雨でうなだれてしまうし、アンブリッジとレディ・オブ・シャーロットは切って食卓に飾りました。
5日の日曜日、今宮神社のお祭りがありました。今宮神社は我が家からは徒歩20分以上でわりと離れているのですが、御旅所(おたびしょ)がすぐ近くなのです。
5日の祭りは神幸祭(おいでまつり)と呼ばれ、3台のお神輿が神社を出発して練り歩き、最後に御旅所にて休まれるのです。
この御旅所、普段は建物は閉じられていて、広い敷地はコインパーキング。
野良猫たちの格好のたまり場なんです。御旅所なんて知らなかった私は、今のマンションに引っ越してきた当初、名前をどう読むのかすら分からず、いったいこれって何なんだろう、と不思議に思ったものです。
御旅所、大きいでしょう?
右半分がお神輿が安置されている場所で、左半分が能舞台です。
15日の還幸祭(おかえりまつり)まで3台のお神輿が休んでいます。
この立派な能舞台で、昭和40年代までは今宮お旅能が開かれていたそうです。
長らく途絶えていた御旅能ですが、2014年から「能舞台フェスタ」として装いも新たに地域や大学が協力し、お能や邦楽の演奏が行われています。
見学の長いすの外ではぐるりと、西陣の朝市マルシェが開かれ、色々なお店が出店しています。
中にはこんなパン屋さんが出ていました。
西陣からは随分離れたところのパン屋さんみたいなんだけどなぁ〜、驚き。
東京日帰りの翌日ですが、諸事情で早朝に四国は今治に向かいました。
7時台の新幹線で岡山まで、そこから8時32分発のしおかぜ3号に乗りました。
多度津に着いたあたりで車内放送が。
伊予三島ー新居浜間は強風のため運行を見合わせております。
えーーーっ!!
伊予三島のひとつ手前、川之江で停車しました。そこには1本前のしおかぜ1号が停まっていて、3号の乗客は1号に移ってください。3号は折り返し運転で岡山に戻りますと。
しおかぜ1号には乗客が乗っていて、我々の分の席がありません。
GWで指定席が買えず、グリーン車の席を買ったんですけどぉ、まさかの立ちんぼですかぁ。
席がなくても動けばよいが、だがしかし、乗りこんだしおかぜ1号も出発する気配はなく、じりじりじりじり、、、
天候はこれからどんどん悪化する予報なのです。
午後、愛媛は大雨の予報で、この先風が止むとも思えません。
どんなに遅くなっても着けばいい、、大半の乗客はそういう気構えでしたが、私は日帰り予定で、、このまま遅くに着いたら帰れなくなってしまう。。
えいやっ、京都に戻ろうと決意したものの、、あいたたっ!上りの電車も来ません。
当たり前ですよね。伊予三島ー新居浜間が運転見合わせなんですから。
しおかぜ3号が折り返し運転をする、となった時点で、さっさと戻るべきだった。
こういう瞬間って、あとになってみれば正しい判断が分かるけれど、その場では分からないんですよねぇ。
川之江駅で延々待って、各駅停車に乗ったりして、京都の家に戻ったのは15時半でした。
あぁ、お金と時間だけ消えて、くたびれ果てました。。
この日は各地で強風、JR運転見合わせが続出しましたね。
日帰りで、若冲展に行ってきました。
朝イチの新幹線で東京駅に8時半に着いて、上野に9時前。すでに長い列が出来ていましたが、いちおう平日だからか、定刻9時半には入館できました。
有休とって良かったーっ
わたしは2000年の京都国立博物館で開かれた若冲回顧展にも行ってるのですが、当時の熱の無さときたら、、、
開催が10.24(火)- 11.26(日)だったのですが、このHPの日記部分を読んでも、一言も若冲の事なんて書いてないですね。
ほんとに見に行ったんか?って感じ。
高校時代の同級生が誘ってくれて一緒に見に行ったのですが、当時若冲なんて聞いたこともなかったんです。
「こんな絵かきが日本にいた。」というキャッチコピー、ほんま、そのとおりでした。
博物館内はそれほど人も多くなくて、とても見やすく、それまで名前を聞いた事がなかった私も群鶏などの作品に圧倒されました。
重たい図録を買って帰って、いいもん見たなぁと思っていましたが、こうして、また見れるとは思ってもいませんでした。
今回の展覧会、大混雑ですが、素晴しいです。
作品の展示が近いし、動植綵絵が一堂に会しているし、プライスコレクションもあり、本当に圧倒的な迫力でした。
細かさも色彩感覚も尋常じゃない。
結構年齢がいってから絵の世界に進んだわけで、それがこんな恐ろしいほどの集中力で作品を生み続けたっていうのが、とても信じられないです。
宇宙人じゃない?
若冲の墨絵も素晴しかった。
プライスさんのコレクションの葡萄図、いいんですよね。リズムがあって歌が流れているような色っぽさ。
鷲の絵も良かったなぁ。紫陽花双鶏図もいいなぁ。。
贅沢な悩みですが、展示作品が多すぎましたね(笑)。
ファンのひいき目ですが、大野くんのちょんまげの子の絵を思い出しました。
無数の光の玉が体中に埋まっていて、白の上に赤や青、さらにその上に金や銀、信じられない根気と集中の産物でした。
若冲の絵も、ちょんまげの子も、祈りが感じられます。
2年前に青山フラワーマーケットで切りバラを買い、長い枝をかびんに合わせて短くしたとき、その枝を挿し木にしました。
6つ作ったなかで、根が出て生き延びたのは1つだけでしたが、一つでも根付いてくれたのですからラッキーですよね。
淡い黄色のバラ、名前を忘れてしまったのが悔やまれます。
買ったときはもっと大輪だったのですが、まだ株が小さいからか、中輪です。
さて、いよいよゴールデンウィークですね。
GW中は修繕工事が中断されます。このあいだにたくさん咲いてくれる事を願っているのですがどうでしょう。
我が家の開花一号。
ミニバラ、キューティーハニーが咲きました。
サイドボードの侯爵くんにお供えしましょうね。
ちょうど2年前のゴールデンウィーク、ご飯を全く食べないと病院に行ったのが3日、それから坂道を転がるようにどんどん悪くなって、点滴やお薬、注射も空しく、5月10日に虹の橋を渡ってしまったマーキー。
なんにも出来なかったね。
バラが咲く季節になると、ちょっぴり悲しくなります。
抱っこが嫌いで、膝にも乗らなかったマーキー。
知ってる? ニコちゃんは抱っこが好き過ぎて、下ろそうとすると私の服に爪を立ててしがみついてくるんだよ。
どこかで元気にしている、そんな非科学的なことを思ってるんだよ。
話題はガラっと変わり、煮干しのヨーグルト戻しです。
テレビで紹介しているのを真似してみたら、、
まさか、まさかの「ほんとに美味しい!」
頭やはらわたの生臭さ、苦さが消えているの。
不思議だわ〜。
冷蔵庫の中で3日、煮干しの塩気がちょうどよく、このままパクパク食べられます。
番組では小麦粉の衣をつけて揚げていました。これも真似をしてみたところ、加熱すると若干臭みが戻ったような気がしました。
焼かずにこのまま食べたほうが好きかな。
揚げた煮干しはお弁当のおかずにしましたが、まさか、煮干しをお弁当に入れる日が来ようとは、想像もしませんでした(笑)。
今年は修繕工事があるから種まきもせず、宿根草の植え替えもせず、でしたが、こぼれ種で勝手に生えてきたオルレアが開き始めています。
後ろに写っているピンクや青の点々も、こぼれ種で生えてきた忘れな草で、こうやって咲いてくれるとはありがたいですね。
多くのバラ関係ブログをみると、今年はバラの開花が早いようですが、
我が家は全く早まる気配なし。
むしろ、いつもより遅れている感じです。
我が家の専用庭は南向きのため、日当たり抜群なのですが、奥には塀と樹木があるため、そのあたりは終日日陰になります。
で、大規模修繕のため、昨年末から奥の日陰側にほとんどの鉢を移しました。
足場が意外とコンパクトだとわかり、工事監督にも邪魔にならないか伺ってから庭の日当たりのよい場所に戻した鉢もあるのですが、穴を掘って埋めた鉢はもちろん動かせず。
ま、生き延びてくれる事を祈って埋めたのに、花が少ないだの咲くのが遅いだの、文句を言っているのだから、ほんと、困ったモンですね。
わずかでも咲いてくれる事に感謝しなくては。
そんな貴重な蕾も、虫たちの情け容赦ない攻撃に曝されています。
虫のほうは例年通り。ハバチは4月初旬から活動開始!チュウレンジは最近お盛ん、、そして、、
朝見たときはふっくら膨らんだ蕾が4つあったフォーエバーが、夕方みると、ぜんぶ、ぐったりとおじきをして。
やられた〜っ! >_<
こんちくしょーーっ!
バラクキバチです。
なんで、なんで、全部の花茎に卵を産むんだよぉ〜。
ひとつくらい残してくれたらいいのに。
しばし悪態をついて、地団駄を踏んで、悔しさが収まるまでぶつくさ言って、、はさみで卵が産み付けられた花枝をカットするまで、少々時間がかかります(爆)。
二番花の枝が伸びてくるのをまた待つ事になります。
はぁ。。
3月から始まったマンションの大規模修繕、とうとう我が家の前にも足場が組まれました。
去年の説明会で、専用庭の半分くらいは物を置いていても大丈夫そうだが、修繕工事の途中10日間ほど窓を開けられない、外に出られない期間がある、と聞き、だめもとでつるバラを鉢ごと埋めました。
去年の暮れ、週末のたびに穴を掘っていました。
芝の下の土なんてお情け程度10cmくらいしかなくて、あとは産業廃棄物のようながれきだらけなんですが、つるはしやシャベルで、10号鉢が埋まるほどの穴を、せっせせっせと。。
荒地を耕した気分です(笑)。
埋めなかった鉢は、ぎりぎりまでここで世話をして、いよいよとなったら、共同の植木鉢置き場に持っていく予定。
猛暑が続く10日間になったらどうしよう、、途中で雨が降ってくれるかしら、、
埋めた鉢たちが10日間を何とか生き延びてくれることを祈るのみです。
埋めた鉢のひとつ、ハナミズキ。
今年はとてもきれいに咲いて、埋めた甲斐がありました〜。
白い花びらのようにみえる、あのガクは、最初は大豆くらいの大きさなんですが、開いてからどんどん成長します。
去年はガクが中央でくっついたままうまく離れないものが多く出て、そのまま成長するから花の形がおかしくなっていたのですが、今年は、すべての蕾を手で開けてあげました。
甘栗を剥く時みたいに、両脇を指で挟んでパカッと開けてあげる。
これをやったおかげで、すべての花が綺麗に広がりました。我ながらナイスだったと思ってます(笑)。
我が家の近くの玄武神社は、4月の第二日曜に「やすらい祭」がおこなわれます。
祭りの3週間前ぐらいから、お囃子の稽古が始まり、氏子の子供たちが笛や太鼓の練習を重ね、当日はさいりょー、さいりょー、と掛け声の中、大きな花笠と子鬼、鬼、お囃子が町内を練り歩くのですが、自転車や車が来るたびに「自動車来まーす!」と脇によけて、また踊って、、、、お祭りも大変です。
赤毛・黒毛の鬼は高校生くらい?
門付(かどづけ)をしてもらいたい家は「玄武大神」という御札を玄関に出していて、そこでは鬼たちが踊ります。
小学校低学年の子供は、子鬼になって先頭を歩くのですが、装束に赤髪のかつら、ふふ、疲れているようです。
休憩所で一服。
40年以上京都に暮らしていながら、寺社仏閣をまわったことがほとんどない私ですが、あと何回春が迎えられるか、とか考えるお年頃になり、ふと、出かけてみました。
遣迎院(けんこういん)、一年の一回だけ、4月8日花祭りの日だけ一般参拝が許されるお寺です。
本堂にはいると、桟のあるガラス戸に仕切られて発遣釈迦・来迎弥陀の二尊が安置されています。
向かって右が本尊の「発遣の釈迦」、左が快慶作の「来迎の阿弥陀」だそうですが、ガラスが光を反射するわ、障子のように格子状に桟が入っているわで、お姿がよく見えません。
慣れた方たちは、皆さん双眼鏡を持っているんですが、そういうものを全然持ってこなかったので、失礼ながら携帯のカメラ機能で望遠して、お顔をみていました(爆!)バチが当たりそうですね。
寺を訪れた人には甘茶が接待されます。
先着80名には和菓子付きだそうで、花見団子もいただきました。
のんびりとお団子を食べながら、この不思議とモダンな庭を眺めていました。
遣迎院から西に行くとすぐ光悦寺です。
光悦寺は春より秋のほうが断然良いんですよね。桜が一本も植わっていない。
どうだんつつじと、あと、とてもはかなげな淡い紫色のつつじが咲いていました。
遣迎院から東に行くと、源光庵、常照寺。
4月の第2日曜が「吉野太夫花供養」ということであさって10日に備えて、常照寺では造園業者さんがせっせと掃除したり設営したりしていました。
落ち葉などを吹き集めるドライヤーの親分のようなものが唸る中でうろうろと歩きまわりました。
写真は、常照寺の山門から通りを眺めたもの。
このあと、釈迦谷口という所でバスに乗りましたが、、玄琢(げんたく)下までがおっそろしい坂道で、ひぃぃ、こんなところに光悦自動車教習所があるのですよね。
路上教習のときは指導員が下まで運転するそうです。
そりゃそうだ、免許を持っていても私じゃ絶対に運転できないよ〜。