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更新記録 2016年8月1日から2016年9月30日まで


8月 21日

すみません、オリンピック、あまり見てないのです。
まず、普通の日は仕事が忙しくて、帰宅してもそれほどテレビは見ないし、 休日も何やかんやあるんだわ。
もちろん、ニュースで報道されたらそのシーンは目にするけれど。
もうすぐ終わりだという事にびっくりです。

読んだ本のメモ。
Donna Ball The Sound of Running Horses
Raymond F. Jones The Wrong Side of Paradise, This Island Earth

買った本
Lian Hearn 魔物の闇 (オオトリ国記伝 1)、Emperor of the Eight Islands: Book 1 in the Tale of Shikanoko
Jodi Meadows Orphan Queen

感想はまたいつか。

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8月 15日


お盆に四国は今治に向かいました。
5月3日の日記に、悪天候で途中で引き返した顛末がありますが、今度こそとお盆休みに向かいました。
チケット取るの大変だったのに、なんとか行き帰り指定席を確保したのですが、、、

まさかの、、岡山大雨、、運転見合わせ、、

今回は今治には無事に行けたのです。
早朝に家を出て、今治で用を済ませたので、ほっとして、
帰り17時5分発のしおかぜに乗って、もうすぐ瀬戸大橋というところで、
岡山がゲリラ豪雨のため駅や線路が冠水、岡山発着のJRは運転見合わせと。。

18時から坂出駅で3時間待ちました。もちろん立ったまま。
21時過ぎ、超満員のマリンライナーに乗ったはいいものの、岡山の手前でストップ。
前の電車が進み次第、この列車も出発します、と言うけれどこれが全く動きません。

とうとう社内放送で、「岡山駅に着くのが相当遅れるため、岡山駅のホームに新幹線ホテルを用意します、そこで社内泊をしてください」と流れて、、いや、無理、、そんな、、

岡山駅に到着したのが、22時50分。

新大阪止まりの最終ののぼり新幹線が22時49分発なのですが、だめもとで走りました。
ぎゃー、エスカレーターが無い、、階段の途中で足がつりそうになりました。

「お急ぎください。新幹線が待っておりますので、お急ぎ下さい」

この最終新幹線は、他の列車からのお客さんも待ち続け、岡山駅を23時5分に出発しました。

新大阪に23時55分に到着し、0時10分の新快速で京都に。
坂出から6時間立ったままで、ようやく新快速で座れました。。はぁ。

京都駅からはタクシーで家に。帰宅は1時でした。

GWとお盆、この2回しか「潮風+新幹線」を利用していないのに、2回とも局所的な悪天候で運転見合わせ。
運が悪すぎて参りました。

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8月13日

還暦を迎える年という事で、高校の学年同窓会がありました。
なんだかね、みな、おじさん?おじいさん、おばさん?おばあさんになっちゃって、、、笑。
3年時の担任が出席してくださったのだけれど、年齢差が無いどころか、こっちのほうが年上ちゃうか?ってな人もいて、ほんとに「いや〜ん」でした。

当時三無主義とか四無主義とか言われていた世代で、熱い青春って感じではなかったのに、振り返ると生き生きとして懐かしく思えるのは、若さそのものが熱かったんでしょうね。

それにしても、皆、それなりに普通の外観になっちゃうんだなぁ、としみじみ思いましたねぇ(爆)。
クラスは一度も一緒になったことがないけれど名前だけは知っていて、バスケ部ですごく格好良かった○○君とか、、髪のばしてて私服で学校来たりして、ちょっと恐そうだった○○君とか、、男子は男子でつるんでいて、女子が話しかけにくい集団ってあったのですが、み〜んな、名前を聞かなければ分からない普通さで、、、夢は夢のままがいいんですね(笑)。

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8月 1日


梅干。7月の3連休に干せばよかったのに色々予定がつかず、結局7月の最終週から2週に渡って干しました。
改修工事があり、庭やベランダに出られるのが日曜日だけで、バラにも梅干にも非常に厳しい夏でした。
クッキーシートっていうのかな、くっつかないシートの上に並べてみました。

庭の足場はお盆前にようやく外れました!!
長かったわ〜。
南側が終わって、これから北側の修繕に入ります。
いまは足場のため北側の廊下など昼でも真っ暗です。

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8月22日

連日36度の京都です。

HPの更新をすっかりさぼってしまいました。
家でパソコンに向かうのにも気合が必要で、、といい訳を。
8月をさかのぼって思い出しながら書くので、1日から21日までが下に続きます。すみません

最近のニコちゃん。
どうでしょう、我が家のニコちゃんは、どんどん偉そうになってますよ。

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8月28日


面白くて止められず、一気に読んでしまったのが
Jodi Meadows 「The Orphan Queen」(2015)
2ドルでこんなに面白いなんて、これはお得だわ、と思ったのですが、
クリフハンガー状態で「2巻に続く」となってしまい、、
11ドルする2巻を買うはめに(笑)

2巻を買うのを迷っていた時、うっかり2ドルの外伝ノベラをポチしたら、それもまた超いいところで「続く」になり、結局ノベラも3冊買ってしまいました。
冷静に考えてみると少しもお得ではありませんでした(爆)。

本の感想は別の機会に書くことにして、書きたかったことは楽天の kobo も不便になってしまったって事です。
本代を少し節約をしようと、キンドル版を買わずに楽天の20%引きクーポンを使ってコボ版を購入したところ、マイライブラリにダウンロードの表示が無いではないですか。

今まではDRMが付いた epub ファイルを自分でダウンロードできたのですが、新方式では kobo アプリを開いて同期することでしか、本がダウンロードできなくなりました。
しかもファイルは、Kobo独自の koboepub という代物になっています。

むむ、、電子ブックの囲い込み、本当にやめてもらいたい。。

消費者は紙の本と同じようにお金を払っているのに、楽天で買った電子ブックは Kobo ツールが無いと読めず、アマゾンで買った電子ブックは Kindle ツールが無いと読めない、こんなこと不便すぎます。
読書専用端末を買ったとしても、それがKindle では楽天で買った本が読めず、Kobo ではアマゾンで買った本が読めない。
DRMやら著作権が売る側の方にしか向いていない。彼らの好きなように捻じ曲げられている感じですよね。

ま、あれこれ情報を探して、結局 キンドルで読めるように変換しちゃいましたが、一体どこの誰が複数の読書端末を購入して読むと言うのでしょう。
iPad などのタブロイド端末やスマホで読めば?と言う人もいるかもしれませんが、Kindle や Kobo のような eInk 専用読書端末は光が目に入らず実に読みやすい。
わたしにとってもはや手放せない道具なんです。
でも、フォーマットや暗号化のいたちごっこをこのまま続けていると、将来は、昔の Kindle では新刊は読めません、とか、そういう事態になるのではないでしょうかね?
嫌ですねぇ。

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8月29日

Jodi MeadowsOrphan Queen の続き The Mirror King を読むはずが、
ふと読み始めた本がとても面白くて、止められず。

マーケットプレイスで 1円 でした。本が可哀相すぎる(って買った自分が言うか? 汗)
原作は英語で書かれた戦国ファンタジーです。
Lian Hearn 「Across the Nightingale Floor」Tales of The Otori 1(2002)
オオトリ国記伝1

ペーパーバックの表紙絵
ふふ、色々あって面白いですね。
をを、刀は物語に登場する 蛇刀 です!

タイトルが Across the Nightingale Floor ですぞ。
きゅんきゅんしますね。



翻訳版を読みました。

限りなく日本に似ていて、日本ではない、想像上の国が舞台のファンタジー。
時は群雄割拠する戦国時代。
剣と妖術、残虐な殺戮と無私の献身、絶望と希望、、
波に飲まれるか岸壁にたたきつけられるか、荒れ狂う海のような運命に翻弄されながら、時にどこかあわれで静謐な空気の流れも感じられる、非常に日本的な世界。

あまりにも不思議です。
春には桜が咲き、田んぼの蛙、お堀の鯉、夏には蝉が鳴き、お盆の墓参り、秋にはすすきが揺れ、稲刈りにいそしむ農民、、
作者がオーストラリアの方らしいことに信じられない思いです。
3年萩で暮らしたという事ですが、日本に対する知識の深さに驚きます。

物語は少年の成長を軸としたファンタジーですが、子供向きではなく、まあよくて高校生以上という感じでしょうか。。
戦いの残語さが生々しく胸をえぐり、過酷な運命に涙し、男女の欲望もまたリアルです。

元々当たり前ですが人名がアルファベットです。
日本の昔の名前は漢字があればこそ耐えられますが、さきょうのすけざえもん、たわらやちょうごろう、、そんな名前ばかりアルファベットで登場したら読者は発狂しちゃうでしょう。
だから作者は意図的に、非常にシンプルな日本人名を登場人物たちに与えています。

日本人作家だったらファンタジーにイチロウやヤマモトのような名を使う事は普通考えず、ナウシカだのルフィーだのチャグムだの、何国人だ?という名前を付けますが、外国人作家はそのあたりが外国的で、シゲル、クロダ、タケオ、、シンプルな名前を使います。
こういう名前にしたのが実に良かった。
とても読みやすいのは、名前がシンプルだからだと感じました。

さて、主人公は禁じられている神を信仰する隠者の村で育った16歳の少年。
隠者を嫌う領主イイダによって村は急襲の上全員虐殺されるが、たまたま茸取りに出ていた少年だけが難を免れる。
母や妹たちを探して、悲鳴が聞こえた村の神社に駆けつけてみると、村長が八つ裂きにされている光景に出くわし、すぐ追っ手を差し向けられる。
山中を逃げ、もはやこれまで、と観念したところを一人の侍が現れ少年の命を救う。

この侍オオトリ・シゲルと、タケオ(元の名をトマスといい、シゲルによってタケオという名を与えられた)の物語なのですが、タケオには本人も知らない秘密があった。

部族(Tribe)と呼ばれている、忍者というより超能力者か、そんな集団がこの世界にはいて、彼らは部族以外の誰にも忠義を誓わず、ただ契約によってのみ行動し、多くが雇われ暗殺などをしているのだが、かつて部族キクタで一番の使い手と言われた男が掟をやぶって部族を抜けたのだった。男は隠者の村にいたところを行方を追ってきたキクタ一族に殺害された、、、

はい、タケオがそのキクタ一の腕をもった男の形見です。タケオの存在はこれまで部族には知られていなかったのですが、シゲルと行動を共にする事で次第に能力が発揮され、部族の知るところとなります。
いやほんとに、 いたるところに間諜がいるし、そいつらのほとんどが部族だっ(>_<

この物語舞台は、元は東邦、中邦、西邦 と大きく3つに分けられる勢力図だったのですが、 イイダが領主のトウハン国(東邦の主要国)が次々と近隣の領地を攻め、勢力を拡大している。
オオトリはかつては中邦を広く治めていたが、10数年前のヤツガハラの戦で敗北を喫し、嫡子であるシゲルが外され、無能な叔父がイイダによって領主に担がれている。

西邦の諸国はトウハンと協定を結び、西邦一の強国マルヤマは娘をイイダに、その隣国のシラカワは7歳の娘カエデをノグチに人質に差し出した。
そのカエデも今15才になっている。

いたるところに死の予感があり、権謀術数が渦巻く戦乱の世、シゲオの人望を憎むイイダの残忍さ、、使い手を引き寄せる恐るべき蛇刀、、、引き返す事の出来ない運命に巻き込まれたタケオやカエデなのであります。

あぁぁ、、シゲオ様、、つらい、辛すぎる、、、胸が痛む、、

で、原作は4部作でもう終わっているのですが、翻訳はこの1冊のみ。

あぎぃ、、タケオはどうなるの? カエデは? オオトリ国は?

翻訳してほしいーーっ
これを日本で訳さないでどうするって感じなんですけど、はぁ、、2巻目「Grass for His Pillow」をポチしました。
草枕、、タケオは旅に出るのかしら。

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8月31日

Lian Hearn 「Grass for His Pillow」(Tales of the Otori 2)
やらなきゃいけない仕事があり、夜遅くまで本を読んでる場合じゃないのに、我慢できずに読み始めてしまいました。。

前巻、鶯の廊下の怒涛の後半、部族に戻ることを誓わざるえなかったタケオ。
シゲルとの婚儀が流れ、宙に浮いたキープレーヤーとなったカエデ。
シゲルの無念を晴らし武勲をたてたというのにオオトリ国を去って部族とやらに加わるというタケオに対し、武士社会を侮辱されたと憤り、部族という存在に不信と脅威を覚えるアライ。

前巻にはまだ明るさがあったのに、2巻は非常に暗い始まりです。
季節も前巻は春から夏、初秋で、2巻は秋、冬となっていきます。

冒頭に山上憶良の「貧窮問答の歌」として知られる長歌の一部が載っています。
また表紙絵にも、その一部が載っています。
表紙のほうは「我れを除(お)きて人は在らじと」
冒頭のは
On nights when wind mixing in the rain falls.
On nights when rain mixing in the snow falls.

万葉集入門 解説:黒路よしひろさんのページ等を参考にさせてもらいました。

風まじりに雨降る夜、雨まじりに雪降る夜はすべもなく寒くて、堅塩を取りつまみ
糟酒をすすって、咳をし鼻をぐずぐず鳴らして、さもしい髯をかき撫でて
それでも「私以上の男などそうは居まいと」威張ってはみてもやはり寒いので、
麻の夜具を被って布肩衣を何枚も重ねてもそれでも寒い夜を、
私よりもさらに貧しい人の父母は飢えて寒いだろうに、
妻子はお腹が減ったと泣くだろうに、
そんなときはどうやって君は世を渡っているのか。

天地は広いというけれど私にとっては狭くなるようだ。
日月は明るいというけれど私には照ってはくれないようだ。
人はみんなこんなものなのだろうか。
それとも私だけがこうなのだろうか。
とりわけて人間として生きているのに、人並みに私も働いているのに、
綿も入っていない布肩衣の海藻のように破れて垂れ下がっているのを肩にうち掛け、
伏すように潰れそうな、倒れそうないおりの内に、地面に直に藁を敷き、
父や母は私の頭の方で、妻子は私の足の方で私を囲うように眠っている。
憂いて嘆き、かまどには火をつけることもなく、飯を蒸す道具には蜘蛛の巣が
掛かって飯を炊くことも忘れ、ぬえ鳥のようにないてばかりいると、
ただでさえ短いものをさらに切るというかのように、
若枝の鞭をもって里長が寝屋戸まで税の徴収に来る。
これほど術のないものか世の中の道は。

元の歌を知ると、ますます暗い・・・・

人を傷つける事を禁じた隠者の村で16まで育ち、誇り高きシゲルの元で侍としての手ほどきを受け、いま部族にて部族の行動規範に従わされる。
タケオの能力を利用したい、タケオの能力は部族のものだ、利用価値としてのタケオ。
人を殺すことになんの躊躇もない部族の非情さは、タケオも同じように非情となれと要求する。

アライの追っ手を避けヤマガタで潜伏したのち、キクタの長が待つマツエへ向かう一行には、 タケオに部族の掟や簡単なワザなどを教える役目を言い付かったトキオがいる。
トキオは実は面白くない。自分もキクタの長の甥なのに、、これまでずっと部族の掟を守ってきたのに、、ひょっこり現れて反抗的なタケオ、、

一方カエデは、アライの思惑を図りつつもうまく説き伏せ、イヌヤマからセイシュウは故郷シラカワに戻る。
セイシュウ連合は、イイダに反旗を翻したアライ側と反アライ側に分かれたが、アライ側が勝利し、反アライ派のシラカワは打ち破れ田畑も城も見る影もなかった。

カエデの父のふがいなさ、この運の悪さ、読みの浅さ、いくじなさ、、家同士の駆け引きに使われ、必死に生き延びてきたカエデは冷めた目で父を見るのだった。
自分がなんとかしてシラカワを元通りにしなくては、、だが、15才の女に何ができるというのだろう。。

武家社会における女性の無力さに歯噛みしながら、そうだよなぁ、ファンタジーだと一人でバッタバッタと敵を倒すけれど、実際はタケオにしろカエデにしろ、できあがった社会や組織の中で出来る事は本当に限られている。
ってとこで、いま3分の1。

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9月 6日

先週出張があった時新幹線の中でちょっと続きを読んだのだけれど、胸がふさぐような悲しさで、残りを読めずに止まってしまいました。
「Grass for His Pillow」(Tales of the Otori 2)
つらい、つらい、つらい。。。

アウトランダーのYAかつ未来が暗いバージョンのような、主人公が16歳であることが本当に辛いです。
部族Tribe のもとで訓練を続けるタケオは部族に疑問を感じずにはいられない。
冷酷で残虐なイイダのあと、部族を嫌うアライが勢力を増しているわけだが、暗殺やら諜報やらと仕事が多くて楽だったイイダの時代が良かった、と、部族の者たちはイイダ時代を懐かしむ。
この年は台風の影響で米や作物が大打撃を受け、百姓一揆も一部の村で起こりかけたが、百姓たちのリーダーの殺害をタケオはキクタの長から命じられる。もちろん、領主から金で頼まれた仕事だ。
思わぬ抵抗にあい、自身も負傷しながらリーダーを殺したタケオ、百姓たちは大人しくなったが、年貢の取立てで自殺する者、飢えで死ぬ者が増えるのだった。

心がどんどん傷ついていくなかで、優しい態度をとるユキに誘われ、ユキとの関係に溺れてしまうタケオ。
だが、ある日ユキは姿を消す。

ユキはタケオの子を妊娠していた。そして、それは部族の計画でもあった。
部族になかなか染まらぬタケオだが、タケオの持つキクタ一族特有の能力は、今のキクタ衆から失われつつあり、タケオはぶっちゃけ資源として貴重なのだ。

「お前の子さえ出来れば、その子は生まれた時から部族でしっかり仕込んで立派なキクタにしてやるよ。お前を心から憎むように育ててやるわ」
タケオを嫌うトキオは笑う。

神の前では万人が平等である、人をあやめてはいけない、という隠者の教えの元で育ち、シゲルによって武士の名誉と責任を教え込まれながら、キクタの血に雁字搦めとなっているタケオは、キクタの長からシゲルの家臣であり世話になった爺やでもあったイチロウの殺しを命じられた時、部族を抜けることを決心する。
それは、部族から命を狙われ続ける、父と同じ一生を意味するのだった。

穢多である皮職人のジョアンが狂言回しのような不思議な役どころで再びタケオを助けるのだが、マツエからテラヤマに向かう山中で出会う老巫女が預言する。
「タケオ殿、あなたは平和をもたらす者、だが未来は血塗られておりまする。
5つの戦が起こり、4つの戦に勝ち、ひとつの戦に破れまする。
あなたは誰にも殺されません、ただ一人息子を除いて」

えっ、、やめて、、、
父親を憎むように育てられた部族の息子によって最後殺されるの?

ということで、すっかり気持ちが落ち込んで読むのが止まってしまいました。
今3分の2です。

そうそう、カエデもまた非常に辛い人生を歩んでいます。
彼女は武家社会における女性の地位の低さに苦しめられているのですが、一皮向けば誇りも勇気も忠義もない武士の姿を眼にするのです。
何がこの世の力を決めているのか。。。

流産して生死の境をさまようカエデは、ミカドからセイシュウに追放されたフジワラによって助けられます。

あぁ、、フジワラに嫁ぐのかなぁ。。。

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9月 7日

ナリーニの Psy-Changeling シリーズ、なんと次はシルバーがヒロインですってね!
びっくりしました。全く予想してなかったわ。
最も Psy らしい人物だったのに。
ヒーローはまだ公開されていないけれど、意外な人物っていうことは、これまでに登場している人の中にいるってことですよね。

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