シェリル・セント・ジョン
アメリカ西部もののヒストリカルって好きなの。
無骨でしゃれたセリフは言えないけれど勤勉なヒーローと、がんばりやヒロインって感じかしら。
女も根性すわっていて、たくましく働いているけれど、男性から女性として
大事に扱っても貰えるという世界。
クリスマスストーリー'90のクリスティン・ジェイムス「愛という名の贈り物」とか大好き!
藁くじの花嫁とかテキサスの真珠とかもいいわ。
考えてみると「ダンカンの花嫁」とか好きなのもその系譜だからだな。
でも日本ハーレクインではアメリカ西部ものヒストリカルは翻訳しない方針らしい。
どうやら人気が無いんだそうだ。残念。。

しかたないから、原書で買ったのがこれ、シェリル・セントジョン。
彼女はものすごく定番の設定を素直に描くんだけれど、これが切ないというか
優しいというか、ヒーローの高潔さはもうね、うるるる。
  題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
HH-451 Joe's Wife ヒロインの夫はCivil warで戦死、 ヒーローは娼婦の私生児 Mar-99 ヒストリカル西部もの 未亡人ヒロイン 私生児ヒーロー 牧場のオーナーMeg Telford、 戦地から戻り酒場で働いているTye Hatcher ほんと、定番のストーリーなんだけれど、働き者のヒーローってなんていうか癒されるんだよねぇ。人によっては地雷がある設定なんだけれどヒロインが受け入れてくれて本当に良かった。 うふ
HH-548 Sweet Annie ヒロインは生まれた時から足が不自由 2001 ヒストリカル西部もの 足が不自由なヒロイン 1888年 Annie Sweetwater (20)、 馬鍛冶屋Luke Carpenter(24) 飛ばし読みをしたらラスト近くにイライラがあって、、それで読む気を無くしてしまったまま放置・・・
HH-679 The Tenderfoot Bride   2003 ヒストリカル西部もの 愛する勇気 賄い婦兼家政婦Linnea McConaughy、 牧場主Will Tucker 妊婦であることを隠して牧場の賄い婦として雇われたヒロイン。高圧的だが実は思いやりのあるヒーロー。ゆっくりと愛が芽生えるが、恥ずかしい過去、貧乏と無学な自分、ヒーローの愛にこたえる勇気が出ない。。定番だけど、好きだわ〜。。がんばるヒロインも可愛いし、男らしいヒーローもナイス うふ
HH-760 His Secondhand Wife ヒーロー4才で母死亡、8才の時父再婚、13才で有刺鉄線による大怪我を負った Jul-05 ヒストリカル西部もの 亡き弟の嫁 便宜結婚 傷ヒーロー 「Sweet Annie」の2年後 1890年 Katherine(25)、 牧場主 Noah Cutter(33) この作家さんは安心できる穏やかさなんだなぁ〜。終盤、愛を請うヒーローさまがストレートに素直でねぇ、お約束だと分かっていても胸キュン。悪者も作らないし、これがHQの良さだわ。


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