Susan Krinard  2006年8月初まとめ
人狼、loups-garousシリーズが有名で、まとめ買いをした作家さん。
ロマンスの王道を丁寧に骨太に描き、多くの脇役たち、ロマンスをとりまく様々なドラマを
最後まできっちりとまとめる。
誠実で優しくて信頼できるが、基本が真面目で笑い要素がほとんど無く、ヒーローがどれもこれも痛々しくてたまらない。

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カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
Bantam Prince of Wolves ヒロインの両親は12年前に飛行機事故で死亡。 Nov-94 人狼 だまして監禁系 ジョエル・ランダル(28)、 大地主・林業?ルーク・ジェヴォーダン 宿命の恋に落ちたヒーローは、マジックな眼力によってヒロインに過去を忘れさせてしまったが・・・。カナディアンロッキーでひっそりと暮らす人狼集団。 もう困ったちゃんなくらいメロメロな下半身ヒーローなんですよねぇ〜。  
Bantam Angel on My Shoulder Mar-95
Bantam Star-Crossed   Aug-95        
Bantam Prince of Shadows Aug-96 記憶喪失 狼の研究家アレクサンドラ・ウォリントン、 キーラン・ホルト
Bantam Body & Soul   Sep-98 ゴースト(200年) ヒロインの母の死の真相 山岳救助隊Jesse Copeland、 英国軽竜騎兵連隊 アッシュソープ卿David Ventris,    
Berkley Touch of the Wolf ヒーローの母はジェボーダン家。 ヒロイン5才のとき父は金鉱を求めて出ていってしまう。6才で母親死亡。 Nov-99 人狼 盲目ヒーロー 優しさを拒絶するヒーロー 1875年 グレイバーン伯爵ブランダン・フォースター(29)、 キャシディ・ホルト(21) 愛を信じたばっかりに光を失っちゃったヒーローさま。疑惑うずまくお屋敷。ゴシックロマンスですな〜。いかにも長男タイプで心優しいのに全部背負って、、うるうる。 それにしても執事はんがよろしおます。 うひ
Berkley Once a Wolf   Jul-00 人狼 復讐 ヒロインの成長 1878年 Lady ロウィーナ・フォースター(30)、 義賊トマス・アレハンドロ・ランダル いいねぇ〜、ハイランドからの移住、メキシコ戦争、と両家の脈々と続く禍根。 命知らずの義賊ヒーローは、実は罪悪感の塊、死を待っている。感情を抑制しようとしてきたヒロインはいつしか彼を愛して、最後は彼を救うために狼に変わるんだ、うっしっし。 うひ
Berkley Secret of the Wolf Oct-01 RT 人狼 記憶喪失 医者ジョアンナ・シェル、 クェンティン・フォースター(30 ロウィーナとは双子)
Berkley To Catch a Wolf ヒーローは父殺しの罪で9年間牢獄に。刑期後、5年間狼として生活する。 Sep-03 人狼 傷ヒロイン 過去のくびきから解き放たれること 1880年 裕福な慈善事業家アテナ・マンロー、 サーカスで働くモーガン・ホルト(34) 人間世界から離れていた彼を呼んだものは・・車椅子ヒロインと贖罪ヒーローが二人の未来を掴むまで。ヒロインの兄はどーなるんでしょう、、気になるわ。 サーカス一座のハリーとユリシーズがいいんだなぁ。。 いたた
Berkley Kinsman's Oath May-04
HQN To Tame a Wolf 娼婦の息子だったヒーロー、16で母死亡。 ヒロイン14で兄に売られる。 May-05 RT 人狼 女を嫌うヒーローと、男を嫌うヒロイン 1881年 牧場主タリー・バーナード、 スカウト、シメオン・カヴァノー(シム 父親はFrank MacLean) 宝の地図をめぐり、欲と復讐に突き動かされる人々のドラマが背景。 ヒロインの兄やヒーローの幼友達らの欲に翻弄される二人の運命がクロスするところが手堅い上手さ。ヒロインが凛々しいからね〜、ヒーローさま、あんた幸せモンだよ。  

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