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更新記録 2006年 8月1日から2006年9月30日まで


8月 2日

Susan Kay Law 「The Bad Man's Bride」(2001) 読了。

おもて表紙はPBによくあるタイプだが、裏表紙がイラストになっているから嬉しい。
2001年のロマンティックタイムズレビュアチョイスを受賞した作品で、 アメリカンヒストリカル開拓もの

よくある話なのに、主役や脇役のキャラがたっていて、随所に穏やかなユーモアが顔を のぞかせ、読んでいてとても幸せな気分になる。

悪評の高いヒーローが生まれ故郷に戻ってくる「バッドボーイ・リターンズ」ものと、 BJヒーロー&ぴのこヒロインが合わさった、「マッケンジーの山」プラス「続あしながおじさん」って感じか。

時は1885年、父亡き後フィラデルフィアで暮らす姉と幼い妹に仕送りをするために、はるばるカンサスの町にやってきたヒロイン、アンセアは町の学校で、5−16才までの子供の 教師となる。
期待に胸ふくらませてきたものの、床は汚れ放題、壁からはすきま風が入ってくる学校で、 騒ぐばかりの子供たち、、本当は男の教師を雇いたかったが、こんな安い給料では 男は雇えなかったと理事が言うのを聞いてしまう。。

悪評高いヒーロー、ガブリエルは半年前に町に戻ってきた。一人町はずれで暮らす病気の 母を看取るために。彼は私生児で町には良い思い出ひとつ無く、16で町を出て以来、 たまに母の様子を見に戻るだけだった。
母親の埋葬のあと町を出ようとした彼だったが、母親を亡くしたばかりの9才の少女リリーと出会い、 ひきとって面倒をみることに。。リリーの母親は娼婦だったので、町の人間は、ガブリエルがリリーの父親だと考える。

赴任して1週間、夕刻に教室に残っていたアンセアのもとに、怒った男が飛び込んでくる。リリーのことで文句を 言いにきたガブリエルだった。最初はむっとしたものの、 リリーに心砕くガブリエルの優しい気持ちに触れ、リリーの世話をするために 彼らの住む家に出かけるようになるアンセアだった。

いやいやいや、もう王道ですな。
( 町の噂になるのが嫌だから ) 送ってくれなくていい、というアンセアに、フィラデルフィアと違ってこのあたりは危険なんだから、と、わざと人目につきやすい道を選んで送るガブリエルとか、
ある晩、衝動的にキスを交わしてしまったあと、
「こんなことはすべきじゃなかった」 「えぇ、二度と起こらないわ」なんていっていたのに、アンセアの家までおくってくれたガブリエルに、 「おやすみのキスはしてくださらないの?」なんて訊いちゃったりとか。

一方で、ヒーローの母親の過去のドラマや、町のゴールデンボーイで昔ヒーローを大層嫌って苛めた男がいて、今は 町の名士、銀行家なのだが、その彼のドラマなど、それぞれの物語がしっかりと 意味をもっていて、主役の二人のロマンスをより味わい深いものにする。
特にこの敵役の男の辛い心情には同情さえしてしまうし、意外にもフェアな人物だったりする。

この作家さんの特徴なのか? リリーへの苛めや町の偏見などがもちろんあるんだけれど、苦境にも笑いを見出せる温かさがあり、特にガブリエルの細かい心配りと、憎めない茶目っ気には、辛いはずの事件もこの人がそばにいてくれるならたいていの事は耐えられるわ、って思えてしまう。
ここって時には母親ライオンのようにリリーやガブリエルを守るアンセアも良し!

このあと、妹の話と姉の話があるんだが、これをポチするかどうか、、悩む。

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8月 4日

HQミニレビューを4ヶ月ぶりに更新。
ちょこちょこと加わったものは、メディカルロマンスやら昔のTやら。
その他、サンドラ・ブラウンやジャスティン・デイビス、エリザベス・ローウェル、 ベサニー・キャンベル、アメリカンヒストリカルなども若干更新。

Susan Krinard 「Touch of the Wolf」(1999) 以前ごっそり買いこんだスーザン・クリナードのloups-garous 連作の3番目。 2番目をちょろっと読み始めて、なんだか痛そうで放置して3番を手にとったんだが、 これもちょっと辛い。
この作家の描く人狼たちは、優れた能力を持ちながらも迫害されたり、絶滅の危機に 瀕していたり、自己嫌悪してたり、とにかく孤独で痛々しい。

前2作は現代北米が舞台だったが、この作品から続くフォースター兄弟3部作はヒストリカルで 舞台もイングランドからアメリカへと移る。

お話はまさにロマンスの王道、愛なんて信じないヒーローと、その壁を壊す純真ヒロインなんだが、基調が「笑い」じゃなくて「苦悩」なので、
海外の評者も「あなたがエリザベス・ローウェルのファンならばこの話は きっと気に入るだろう」と書いている。なんて分かりやすい説明なんだ〜(笑)。

グレイバーン伯ブレイドン・フォースターは、かつては愛を信じ人間を信じた日々も あったが、その結果得たものは、妻や一族の裏切り、そして失ったものは光。
今は心を閉ざし、無情な盲目の領主として生きている。
彼ら3人(妹と弟がいる)は冷酷な祖父の元で育ち、長男である彼は、 人狼社会の再建と繁栄のために「Cause」を率いる重責を担っている。

そこに登場するは、アメリカからやってきたキャシディ・ホルト。
彼女は5才で父(人間)を失い、6才で母(人狼)を失い、父方の叔父のもとで育つが、 自分の居場所はここにはない、と母の古い友人と共にロンドンにやってくる。
到着してほどなく、彼女は特別な匂いにひかれて街中を歩き、ひとりの男にたどりつく。しばらくその男のあとをつけてゆくと、、

突然、腕を鷲づかみにされ「わたしのあとをつけまわすのはなぜだ!」
「わ、わ、わたしは、、、」
「なんと・・・きみは我々のひとりなのか・・」

キャシディを自分の領地に連れてゆくブレイドンだが、彼女に心惹かれる自分が 嫌でたまらない。それはかつての「弱い自分」「愚かな自分」を思い起こさせるからだ。
彼は自分が不妊だと信じていて(お約束ですね〜)、キャシディを弟クェンティンと 結婚させようと考えるが、兄をちゃんと見抜いているクェンティンはわざとブレイドンを挑発する。
思わず嫉妬めらめら、クェンティンを払いのけ、キャシディをぐわしっと抱きしめてしまうブレイドン(^o^)。

ここらへんまでは素直だったが、その後は、よこしまな亡き妻の残した嘘やら誤解やらで、 どんどん「レベッカ」調となり、なにが真実なのか、過去に何があったのか、と 苦しんでしまうヒロイン。
そんなこんなで物語の山場では、キャシディが裏切ったと思ったブレイドンが怒り狂い、ヒロインを罵り、突き放すと・・

こんなものが欲しいからあなたと結婚したわけじゃない、と、きらびやかなドレスを引き裂いて脱ぎ捨て、 シュミーズ一枚になって飛び出してゆくヒロイン。悲しみと苦痛が怒りに変わり、 走るうちに、これまで一度も変身ができなかったヒロインが狼へと姿を変える。

ブレイドン、何をやってるんだ、はよ追いかけるんだ〜!

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8月 8日

U21「日本ー中国」、ホッとしました。
けっこう気合入れて見てしまいましたからね。 反町さん、初陣を飾れて良かったわ。

Susan Krinard「Once a Wolf」(2000)
アメリカンヒストリカルと人狼のミックスしたフォースター兄弟3部作の第2弾。
Touch of the Wolfにつづく今回の ヒロインは、アメリカに移ったレディ・ロウィーナ・フォースター。
彼女は自分がloups-garous なのを恥じている。Wolfという野蛮な動物性が自分の 内にあることを認めたくない。

彼女のそうした怖れに乗じて、彼女を言葉巧みに支配するフィアンセ、コール・ マクリーン。
わずかな口答えも許さず従順に振舞うことこそが「人間らしさ」であるかの ようにヒロインを仕向け、彼女の美貌、地位、富を思い通りにしようとする。

マクリーン一族に父母を殺され領地を奪われたトマス・ランダルは、コールに 復讐するために彼のフィアンセを誘拐し、ニューメキシコ・テリトリーへと連れてゆく。

これが大きなスジだが、マクリーンとランダルは「ビハインド・ザ・サン」のような 関係にあって、殺し殺されの忌まわしい歴史を背負っている。 これが、実は知られざる真相があり、最後の大円団まで謎をひっぱる。

前作のホルト家に続き、今作でマクリーン家、ランダル家といった新たな人狼が 登場したが、そう、ランダルといえば「Prince of Wolves」(1994)のヒロインが ランダル姓だ。 読まずにスキップした「Prince of Shadows」(1996)のヒーローがホルト姓だった。 ご先祖さまたちの物語、という体裁にもなっている。

3部作の2番目というのはどんな話でも似ているのか、 つい先日読んだ「Skypirate」とよく似たヒーロー造型である。
ならず者のように見えて、教養があり知性的で、人望が厚くハンサムな、この命知らずの義賊ヒーローは、実は大きな罪悪感の下で「死ぬ」ために 生きていて、「本気で生きる」ことを願っていない。

スカイパイレーツのカリファ姐さんとは違い、このヒロイン、ロウィーナは 奴隷でもなんでもないが、彼女の成長物語という点では同じだ。 ヒーローとの無理やり逃避行のうちに、自分自身を受け入れ、自分に誇りを持つことを知るロウィーナ。彼女の成長は、トマスに対しても鋭い意見となって返ってゆく。

ふたりは両家の復讐劇を終わらせる事ができるのか。
トマスを憎むコールがロウィーナの離反を承知するはずもない。
。。。

興味深い脇役がここでは何人か登場するんだが、冷酷な無法者シム・カヴァノーが 最後に美味しいとこを攫ってゆく。 彼もまた人狼なんだよなぁ。

彼は2005年にハーレクイン社から出た本「To Tame A Wolf」で主役となって再登場する。 狼を手なずける、、シムにぴったりじゃないか(^m^)。
ま、翻訳してはもらえないと思うけれど、本国のHQ社はけっこう ビジネスに抜け目がない。

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8月10日

・・・夏休み中・・・

親善試合「日本ートリニダード・ドバゴ」2−0
オシムジャパンの初陣。
過密日程のなか、スポンサーのために組み入れられたような試合を、勝利で終えたのは 内容がどうであれ嬉しい。
久しぶりに代表戦を見ようという気になっただけでも、自分にとって大変革だった。 顔を知らない選手がいるってだけで新鮮だネ。

Susan Krinardをちょっとお休みして、Kresley Cole「A Hunger Like No Other」(2006)  を読み始める。

うっひっひ、期待どおりの面白さ。
最近の人狼ヒーロー系では出色の出来じゃないかな。
可笑しくて、切なくて、エロチックで、ハードアクションあり、タイムスリップ的要素あり、スコッツ弁の悶々我慢ヒーローの懲りない(笑)けなげな求愛熱愛あり、読んでいてとても楽しい。
 
人狼、ヴァンパイヤ、ヴァルキリ、などが入り乱れて戦う世界だが、ことさらパラノーマル に構える必要はない。古えより闘いを繰り返している生き物を、今の世の中、 いやってほど毎日ニュースで見てるじゃないか。。。
(感想つけくわえ)

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8月13日

高知へ行ってきました。

お目当てのひとつは高知県立美術館
漆喰壁の外観がどこか昔懐かしい雰囲気をかもし出しているまだ新しい美術館。
ここは「マルク・シャガール」のコレクションで知られていて、今は「ゆかいな動物たち」というテーマで作品が展示されている。
ロバやら鶏やらシャガールの絵には必ずといっていいほど登場する動物たち、リトグラフや油絵が20点以上も集められたホールにいるのは友人と私の二人だけ、ほぼ貸し切り状態。
のんびりと鑑賞できて幸せだけれど、よさこい祭りで賑わっている観光客がもうちょっと来てもいいんじゃないかなぁ。勿体無いわ〜。

作品のタイトルや年号を見ながら、「あら、最愛の妻ベラを亡くして打ちのめされ、絵を描く意欲を失ったって、てっきりもっと若い時かと思っていたけど、60才の頃じゃない?! あらま、ヴァージニアと再婚するより前に子供が出来ているのね、、う〜ん、画家ってみんな元気よねぇ。。」
わたしたちって、絵を見てるのかなんなのか・・(笑)

ちょうど開催されていた「激しく創った!田島征彦と田島征三の半世紀」展が見ごたえたっぷりで大満足。タイトルどおり、創造と破壊を積み上げていく画業に圧倒される。
吹き出る荒々しいまでの情熱、土の匂いがする素朴な童心、高知の山野をかけまわって過ごした体験がふたりの画の核にあるようだ。

天井から斜めにかかった大きな型絵染の布、ホールの床に置かれた「木の実を丹念に張り合わせた街のような作品」など、もし見学者が一杯だったらどうするんだろう、と心配せずにはいられない。はは、空いていて良かったかもしれない(爆)。

美術館に併設されている映画ホールがこれまた興味深い。日本を代表するアニメーション作家の山村浩二さんの作品を上映するんだ、羨ましいな。

( 帰宅してからネットで調べると、京都でも秋に上映予定とのこと。やったー! )

空いている美術館のほうが個人的には嬉しいが、収支を考えると、もっとやりようはあると思う。あの超満員だった「藤田嗣治展」を思うと、絵なんてPRひとつでどーにでも なる、という気がするよねぇ。

美術館のおみやげショップで、「八田 哲」さんの四万十川デッサン絵葉書を購入する。
この画家がデッサンしたフランスの町並みの絵葉書を、昔フタに送ったんだが、四万十川も描いてらしたのか。

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8月14日

高知では目の保養、舌の保養、ゆったりと休暇を楽しんできました。
目の保養といえば、美術館と並ぶお目当ての「よさこい祭り」

何百組というグループが町のあちこちの演舞場で踊っている。
普段だったら「トンデモナイ」格好でも、この時ばかりは誰も気にしない。
アラビアンナイトのような格好でスーパーに入ろうとも、金色スーツでバスに乗ろうとも、みな平然としている。
路面電車で乗り合わせた、胸元にバラが一杯ついた、ベア・トップの真っ黄色ドレス。すそがしっかり広がった、ごっついサテンのそのドレスはさすがに気になり、お顔を覗くと、おやまぁ、わたしと同年代と思しき女性。。す、すごいわ。これが日常空間だなんて(笑)。

メイン会場の桟敷席でのんびりとよさこい祭りの踊りの列を楽しみながら、わたしもパシャパシャ 写真を撮った。
あとから友人が「もしかして男の子ばかり撮っていなかった?」(^o^)。

ははは、イケイケねえちゃんのコスチュームなんて私が撮っても仕方ないしねぇ。
しかし、、残念なことに、兄ちゃんたちにはきわどい衣装が無かった(爆)。

祭り見学前にはブックオフ3店はしごをして、古いTやメディカルロマンスなどを拾う。 飽きたと思いながらもついつい買って、自宅に郵送してもらわないと持ち帰れなくなってしまった。

実は旅行に出る前に、むらむらと買いたい病が起こり、海外の古本屋さんサイトで ヘレン・シェルトン、ナオミ・ホートン、ラス・スモールポーラ・デトマー・リグスらの未訳HQと、ベサニー・キャンベルのサスペンス、マギー・オズボーンのアメリカンヒストリカルを、ポチポチしちゃったのだ。

いかんな〜。未読本が順調に減っていくと、つい気を緩めてしまう。

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8月15日

衝動的に新しょうがを買い、ひたすらスライスして塩でゆがき、甘酢漬をたっぷり作った。 保存ビンのなかで、紅をさしたようにうっすらと染まる。 「はじかみ」とはよく言ったものだ。
しょうがの甘酢漬け、すもも酒、グレープフルーツ酒、きゅうりのピクルスなど、100円ショップで保存瓶を見つけてからというもの、瓶の安さに嬉しくなって作ってしまう。

旅行前に船便料金で注文した古本10冊が、もう届いた!
あちらの郵便局の手違いでエアメールに紛れ込んだのだと思うが、前回も この古本屋さんからの荷物は船便料金なのにエアメールで届いたのだ。 うっかりやさんの職員がいる郵便局なんだろうか?

袋から取り出して届いた本を手の上でひっくり返したり、並べたり、、 本て、読む前の、注文して届くところまでが一番楽しいのかも(笑)。

Helen Shelton ヘレン・シェルトンのメディカルロマンス4冊。ミルズ&ブーンから出た彼女の作品を北米HQが最近出版していて、それを購入。ER やグレーズアナトミーのような今風のドラマで、いい感じなんだ。日本でも I で翻訳してくれないかなぁ〜。

Naomi Horton ナオミ・ホートンのSIM3冊。彼女は現在執筆していないみたいだが、 「Strangers No More」がとても気にいって、他のも読んでみたかったんだよねぇ。

Susan Kay Law のアメリカンヒストリカルは「町で最後の男」(笑)。 地球最後の男とか、そういうのってあるけど、町で最後とは。。
どうも本当らしくて、戦争かゴールドラッシュか、とにかく町で唯一人の 男性になっちゃったらしいヒーロー。 あまりのモテすぎに辟易して、親友のヒロインを防御盾につかおうっていう お話らしいが。

他にベサニー・キャンベルのものすごく恐いらしいハーレクイン・イントリーグなど。 10冊分の送料とあわせて30ドルくらいだったので、お得なお買い物だった。

わくわく面白い本が読みたいんだ〜。ってことで、 これまたついポチッしてしまった本がアマゾンからも届く。

Berkley Sensation から出た人狼?Shape Shifter もの二つ。
ひとつは、 Vickie Taylor「Caved In Stone」
この人はSIMでも何冊か出している人なんだけれど、翻訳されてないからどんな作風か わからないわねぇ。
これはガーゴイルに変身しちゃうヒーローなのだ。
(人狼と比べて、ちょいツルツルな気がするが、、我慢だっ 笑)

もうひとつは、Donna Simpson「Awaiting the Moon」これはゴシックロマンの 人狼らしい。ドイツのお屋敷に家庭教師として雇われたヒロイン、館のあるじは。。

別発送になったのがテス・ジェリッツェンの「Vanish」。
ペーパーバックになるのを去年から待っていたのだが、 予定より遅れてる? 8月になってもまだ来ない。待っている間に、彼女の 新作が出てしまった。やだなぁ。。

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8月17日

メキシコ映画が大阪で近々公開されるんですよね。

ひとつは「カクタス・ジャック」(2004)、、タイトル聞いただけじゃ、全然イメージわかないが、 ジャックってのは登場人物の一人だ。
原題は「Matando Cabos」。英語でいうとKilling Cabos となる。カボスってのも登場人物の苗字だ。
オスカー・カボスって名前の、敵がたくさんいる男をめぐり、カボスを殺したい男や殺すつもりはない男やらが入り乱れて、こんがらがっていく話みたいだ。

もひとつは「ダック・シーズン」(2004)
原題は「Temporada de patos」、英語題がDuck Season となっている。
大人への入り口の一歩前の子供たちを描いた作品らしい。

どちらも観たいんだけれど、上映するのは別々の映画館、しかも離れてる、、困ったなあ。

読んだのはヘザー・マカリスター T「一夜の代償」(1996)
彼女は、古本屋さんで見かけたら買おうと思う作家さんのひとりだ。 たいして作家を知ってるわけじゃないが、リズ・フィールディングレイ・マイケルズが似たタイプといった感じか。

オバカではないキャラ、ユーモアを漂わせながらも鋭く切り込むセリフの上手さ、オーソドックスなロマンス。

前作を知らないから、こみいった事情や人間関係がさっぱり分からないという難点があるが、 やば、わたしは結構好みだったりする。どっへー、RTでは酷評されてる(星たったの一個! 笑)

はは、、目が覚めたらゴージャスな男が肌もあらわに傍らで寝ている。。なんて経験をしてみたいよ〜。
んでもって、その男が将来を定めた関係なんてうざい、うざいと言いながら、その後も 自分を気にかけて、なにかと口実を設けてはやってくるってのが密かな夢?!(笑)

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8月20日

風邪をひいてしまい、ちょっと体調下降。 喉をやられ、しつこい咳とかすれ声に悩まされてます。

「ガンバ大阪ー大宮アルディージャ」 テレビ観戦。2−0
わー!オシムさんが来てる!
オシム監督、見てくれましたぁ? フタ、けっこう良かったでしょ?(親ばか)
最後のパスなんて、芸術品だったじゃないですか? (親ばか)

って思ったら、うおっとっと、ぬあんと、アジアカップの予備登録メンバーに、フタのパスポートを?!
ま、ほんまに出場できる機会は限りなくゼロに近いが、、名前が挙がっただけでも嬉しいわ〜。

それにしてもオシムさんの深謀遠慮は恐すぎる。
イエメン戦の前半と後半の違い、やれば出来ると分かっていて、わざと?
あながち妄想とも思えないところがオシムさんのオシムたる所以ね。

観にいった映画は「狩人と犬、最後の旅」
う〜むむ、すごいな、、ディープ・ブルーとか、皇帝ペンギンとか、フランス人って なんでこうした大自然、観察ドキュメンタリー調の ものを作れるんでしょうねぇ。
こんな映像を見た後では、人間は一体どこまで地球を食い尽くしてしまうんだろうと 恐ろしくもやるせなくなる。

薄いHQを山ほど読んだが感想のまとめは後日に。他に読んだのは Susan Krinard「To Tame a Wolf」(2005)
クリナードの人狼シリーズ、Berkleyの時の表紙に比べ、ハーレクインに移ってからの表紙はつまんなすぎるー!

娼婦の母親にネグレクトされて育ったヒーローは、シム・カバナー、「Once A Wolf」の 忘れがたいキャラだ。ロウィーナとトマスの物語から3年経っている。
彼はその間、スカウトをして暮らしていた。

彼には夢がひとつだけある。まとまったお金ができたらエスペランサを迎えに行き、 結婚を申し込むという夢。エスペランサも「Once A Wolf」で登場する重要キャラで、 一種の巫女、テレパスなんだが、シムが心惹かれた唯一人の少女だった。

そんな彼が、とある酒場町で兄を探す若者タルに手伝いを申し出る。
タルは、男の格好をしているが、実は女性である。そして人狼のシムは、そんなことは 先刻承知の上、というか、彼は魂胆があってタルに近づいたのだ。。

男を信頼できないヒロインと、女を軽蔑し嫌うヒーローは、最初から何かを感じるのだが、 探し人の旅と、その後の牧場生活を通して、思いが深まってゆく。
エスペランサに対して感じなかった気持ちをタリーに抱いてしまう自分にとまどうシム、、その気持ちに愛と名づけるのを拒否するシムだったが、、

ストーリーの縦軸に「宝の地図」があり、ふたりの幸せもつかの間、 宝の地図がヒーローの幼友達やヒロインの兄、牧童頭など、おおくの人間の強欲や 復讐を呼びよせる。
元々は地図が狙いでシムが近づいたことも明らかになる一方、これまで隠していたヒロインの過去も明らかになり、、

辛い過去をもつふたりの、再生物語。。っつうか、シム、あんたは果報者だよぉ。 こんないい女があんたに惚れてくれてるってんだから。。

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8月22日

久しぶりに「less than perfec」リストを見直して、作った当時(2003年)は日本では未翻訳だった作家さんのカタカナ名を書き入れた。
コニー・ブロックウェイ、リサ・クレイパス、ジュディス・アイボリー、 ジル・マリー・ランディス。
傷ヒーロー、傷ヒロインものは残念ながら翻訳されてないけれど。

読んだものが10冊になったので、ヘレン・ビアンチンをロマンスミニレビューから作家別のほうへ移した。

他に、Susan Krinard と、ヘザー・マカリスターと、ヘレン・シェルトンを作家別にした。

風邪はまだ上向きならず、喉が痛くてまいります。

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8月23日

ワーー!「ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島」3−2 フタのゴーール!

試合は辛勝、ロスタイムの3分が長かった。
3点もリードしたので安心してたら、カッコいい柏木君のスーパーゴールに広島は 元気付いて押せ押せ状態。心臓がひやりと。。ガンバの守備は浮き足立っちゃって アカンねぇ。

読んだ古本HQは、
T、ラヴィル・スペンサー「とまどい」(1985)
 結婚式を数ヵ月後に控えたヒロインが、ぅをっと、出会ってしまったんですよ。
 はぁ〜うっとり。。甘く切なくて、ちょっとファニーで優しいお話に
 どっぷりとひたってしまった。芳醇な幸せ感。。時よ、カムバーーック
 
T、バーバラ・デリンスキー「瞳の中のあなた」(1989)
 やだやだ、読んでいて快感すぎ。う、う、うらやましすぎ。。
 デリンスキーって昔からこんなに上手かったんだ。びっくり。
 どーしてこんな素敵な弁護士ヒーローがこんなに真剣に愛してくれるんだ、、
 あぅ、嫉妬が混ざってる?(笑)

T、リン・マイケルズ「王女と宝石泥棒」(1994)
 願い事を言う時は用心しろ。というお話でとっても楽しいんだけれど、
 最後の章がなぁ・・あんたはクリスチャン・ベール (in Batman Begins)?
 
R、アン・ハンプソン「再会のエーゲ海」(1979)
 ひぃ〜。。。よじれ苦しめ愛が好きな人には堪えられない快感なんだろうなぁ。
 HQにほっこり癒しを求めているお子ちゃまな私にはキツすぎますわ(笑)。
 不可解で不条理な愛とプライドの拷問ロマンス。痛みこそ我が友 by アンドレアス

R、ジャネット・デイリー「虹のかかる空」(1982)
 あひぃ〜。。こ、これもよじれて苦しんで苦しんで。。
 目に見えないナイフで心臓を刺されたような痛みにのたうち呻く二人。。
 愛とプライド拷問ロマンスの連打。「ぼくには耐えられない!」by ラッド
 
R、ミシェル・リード「愛人関係」(1988)
 あらま、素直で可愛いわ。。ホッとしました。これ、好きだわ〜。

それにしても、ハッとするほどの美女にはドラマチック七転八倒がお似合いだ。平凡な女でよかったとしみじみする(爆)

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8月24日

ふらっと寄ったブックオフで、エリザベス・ローウェルのIM「夏の恋はミステリアス」(1984) を 100円で購入。
催眠術のような、陶酔を誘うヒーローの言葉、ありえん!!と思っても うっとり。素敵過ぎる・・
オリジナルの表紙絵ではないのが、これほど腹立たしいものも少ない。
胸をこがすようなヒーローイメージなのに

ジャネット・デイリー R「あこがれのダコタへ」(1981) も同じく100円で。 はふ、好きだ。。(*^o^*)
一見荒っぽいようでいて、実は穏やかで聞き分けがいい、、温かい目で 守られているようなお話が好きなんだ。

現実には、どちらも18の娘がいるってぇなヒーローとヒロインが、突き動かされる ような情熱に震えてしまうなんて、どこが穏やかなんだか?!だが(笑)

あと読んだのは、ラス・スモール D「最高の恋人」(1994)
はーはっはっはっはっは、もーどーしよーもないね〜。
ヒロインの凄惨な生い立ちとか、とんでもない背景があるのに、なんでこーも 奇妙でおかしくて可愛らしいの?
求愛ダンスを踊る野生動物のようって、、 読めば読むほどソルティがヴィンセント・ドノフリオの姿になって、 わたしの頭の中で踊る。。やっちゃれ、よっちょれ、やっちゃれや〜

同じくラス・スモールの D「偶然?それとも・・」(1993)
ひーっひっひ、有無を言わさぬ宇宙人のような話。
虎ネコ・フィリックス君恐るべし。
間違いなく気に入ったけれど、これをどうやって人に話せばいいの?
折れたバットが太ももに突き刺さって、ネコがネズミを追いかけるんです、はい。

ラス・スモールのデザイア、ビバリー・ソマーズのアメリカン、リサ・ハリスのテンプテーション、このあたりはとんでもHQワールドだなぁ。

ラス・スモールを買うつもりで、つい、これをポチ。
「Treasure to Share」(1984) 、セカンドチャンス・アト・ラブの「ガラスの約束」(キャリー・ヒューズ)の続編。 ふたりが結婚してから5年がたったお話。
「ガラスの約束」のヒーロー、サムがものすごーーーく好きだったので、つい。

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8月25日

ガーン! ビリー・ボブ・ソーントン(アクターズスタジオ)を録画し忘れた!
orz がっくり。。

古いネームサーバーマシンが成仏した。控えのSolaris8マシンにbind9 をインストールして動かす。ま、キャッシュサーバーだから、無くて困るというほどではないが。

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8月27日

「名古屋グランパスーガンバ大阪」
前半、グランパスの一方的な攻撃にたじたじのガンバ。
本田といい中村といい杉本といい、やだやだ、若さと自信が漲ってる感じだわ・・・
(若〜い力〜と感激に〜 ちゃんちゃちゃん)
ガンバは全く攻撃できぬうちに、あっという間に2−0にされ、
フタのロングクロスをダイレクトボレー(バンちゃん)で、せっかく一点差になったと 思ったら、2分後にはまた突き放され、3−1 しかも勢いはグランパスにあり。
このまま虐殺を見るのは忍びないと思ってハーフタイムでテレビを消してしまった。
なんという根性無し>自分。

諦めきっていたら、試合結果は、え? 3−3 追いついたの?
信じられない。

週末はごろごろと寝てばかりいたが、薄いHQを数冊。
R ヘレン・ブルックス「百万人にひとりのボス」(1999)
R シャーロット・ラム「鏡の中の女」(1982)
R キャロル・モーティマー「ライアンの春休み」(1984)
I グウェン・ウエストウッド「落日のサファリ」(1986)

悪魔的魅力をもった男に木の葉のようにきりきりと翻弄される清純ヒロイン。いいわねぇ〜若いって・・・

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8月29日

数日前に、ネームサーバーを新しくインストールしたのだが、それ以来メール送信が がくっと遅くなり、その原因をつきとめるのに頭を悩ましていた。

DNSに関しては、単なるキャッシュサーバーだし、エラーメッセージも出ないし、 正引き、逆引きも滞りなく出来るし、何も悪いところが見つからない。これが余計に 悩ましいところで、でも新しいものに変えた途端メール送信が遅くなったのだから 何か関係があるはずだ、と、ひたすら悩み、別のヴァージョンのbindを別のマシンに インストールしたり、キャッシュサーバーをやめてプライマリサーバーの設定に してみたり、、、何をやっても上手くいかない。

夜も自宅でDNSやsendmail関連の設定や経験談を読み続けて、、、ふと sendmail を再起動してみたら、、あらま、、あっさりと不具合が直った(爆)。

悩みに悩んで、結局ほんのちょっとした事が原因だとわかる・・・orz

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8月30日

いつしか風は秋仕様になっている。
大人になって何が嬉しいって、夏休みの宿題に苦しまなくて済むのが嬉しいね。

鬼のようなJリーグ日程。 水・土・水と日本国内を移動したあと、すぐにサウジアラビアへ行かなけりゃならない。さてオシムは誰を連れてゆくのかなぁ〜。とにかくシビアな状況だけれど無事予選を勝ち抜いてほしいにゃ〜。

「ガンバーアルビレックス新潟」はガンバが勝ったようだ。。
をっと、浦和は大分に負けたぞ。んでもって川崎フロンターレが千葉に勝って、、
うわ〜、この上位3チームってちょっと昔を振り返ると考えられない顔ぶれだよねぇ。

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8月31日 朝
祝!!二川選手!

アジアカップ2007最終予選の遠征メンバーにフタの名前が!

いやぁ〜・・長年密かに願っておりましたが、、、嬉しいわ。

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8月31日 夜

一体何年ぶりか、、スポーツニュースを録画してしまった。
フタがNHKのニュースにセリフ付きで!(じーん 笑)

6年以上前?まだトップチームに出ていなかった頃のフタと、こんな縁がある。
イナにはまってせっせと望遠カメラで試合の写真を撮っていた頃、週明けの月曜は 必ず出勤途中の写真屋さんに立ち寄り、フィルムの現像を出していた。
帰りに出来た写真を受け取る、これを繰り返しているうちに、写真屋のおじさんと サッカーの話をするようになった(笑)。

ある日、そのおじさんが「そういや、ガンバには二川っておるでしょ? うちの娘は小学校のとき二川と同じサッカークラブやって、高校でも 同じクラスやったわ。たしか高校ではガンバユースに入っとったけど・・」
「えー?!おじさんの自宅って京都じゃないんですか?」
「高槻ですよ〜」
「フタ・・・ガワ選手は高校のときどんなんでした?」
「さ〜、どうやったかなぁ、寝てばっかりいた、と娘は言っとったかなぁ」(爆!)

フタと同じクラスだった娘をもつ写真屋さんが京都で店を持ち、そこにわたしが立ち寄った、というのは、もしかしてすごくない?(笑)

さて、記念グッズ「二川えびす」ってのが発売されるらしい。なんとも関西なノリ(^o^)

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9月 2日

散財の豪華週末を過ごす。全身エステとブックオフ。
ありがたい薫陶を受け、美容液などを買って帰宅し、せっせとフェイスマッサージを しちゃったり。普段は顔も洗わずに寝るような人間なのに(笑)。
3日坊主とならないようにがんばろーっと。

だらだらと読んでいた本がやっと終了。
Susan Krinard「To Catch a Wolf」(2003)

ヒストリカル人狼シリーズのトップに登場したキャシディ・ホルトの兄、モーガンの物語。 これが痛いのなんのって。

金鉱を求めて家を出た父を連れ戻す旅にでた時、モーガンは14才だった。
ようやく探しあてた父は、貧しさの中で病気になっていた。
そして・・・・父親殺しの刑期を終えて牢を出たとき、彼は29才になっていた。
父親や社会に対する怒りや絶望よりなにより、拭い去れない罪悪感に苦しみ、彼は 人間であることを捨て、狼の姿になって山へ消えてゆく。。

5年たった時、1880年から物語は始まる。

怪我をした狼が目の前で人間の姿に変わるのを目にしたサーカス一座。
フリーク、かたわ、はみ出し者として社会の底辺で生きている彼らは、モーガンを助け、行動を共にするようになる。

アテナ・マンローは裕福な資産家の娘で、車椅子生活をおくっている。
彼女は慈善活動に身を捧げているが、兄ナイオールはそれを快く思わず、何かにつけて 彼女を管理しようとしていた。

慈善活動のことで言い争いをして、妹アテナから「温かい心が無い」と責められたナイオールは偶然にも、火事にあって困っていたサーカス一座と遭遇する。
困っている人間を助け、アテナの歓心も買える、これは一石二鳥とばかりに、アテナが世話している孤児院でサーカス一座が興行できるように取り計らってやる。

こうしてアテナ、ナイオール、モーガンらの運命が交差し・・・

過去の罪に囚われているモーガン、車椅子に囚われているアテナ、そしてナイオールもまた とある秘密に囚われている。

いやはや、辛気臭いモーガン(爆)。きみは自己嫌悪の塊で、困ったちゃんだ。
どろどろの怖れや妬みを抱えたナイオール、、きみもほんまにどろどろで困ったちゃんだ。
愛する男ふたりの間に挟まれて苦悩するアテナ。もつれた事態はどんどんとエスカレートして、 いまや爆発寸前、かごの鳥の生活に甘んじていた自分を見つめなおして勇敢に立ち上がったアテナは、まだまだ知らねばならないことがある。。

むちゃくちゃドラマチックで壮絶、七転八倒。
サーカス団長ハリーや小人の賢人ユリシーズや軽業師ケイトリンなどがいなかったら、 ひやぁ〜・・・どうなっていたことやら。

ナイオールとケイトリン、、彼らはどうなるんでしょう。気になります。
どちらも人狼じゃないけれど、外伝でも書いて欲しいわ。。

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9月 4日 朝

寝不足です・・・

昨晩は十三の第七藝術劇場に「ダック・シーズン」を観にいった。
夜の回しか上映していないのだが、これは無理してでも行った甲斐があった。
90分にいろいろな言葉がぎゅうっと詰まっていて、きっとわたしはこの先 何度も何度もこの映画を思い出すだろう。
と・こ・ろ・が、、観客は11人! まぁねぇ〜、、メキシコ映画って 言われても、普通の人は「はぁ?」かもねぇ〜。

効果を狙った白黒の映画なのだが、全てが実に抑制されていて、スタイリッシュ。
心の奥深くに切り込む鋭さがありながら、おかしみと温かさを醸し出す。
リアリズムに徹しているのに、ラテンアメリカ独特の不思議なマジックもある。

日曜日のとある午後、とある団地の一室に、2人の少年(14才)と1人の娘 (16才)と1人の男性(30才くらいか?)が遭遇したとき停電になる。。

脚本もよいし、カメラワークも洒落ているが、印象的なのは音楽がどの場面でも はまっているって感じなんだ。むちゃくちゃ心地良い。
この監督さんは、ミュージックビデオなどを作っていた人だそうで、なるほど。。

で、夜遅くに帰宅してから、ちょっと仮眠して、2時22分からの 「日本ーサウジアラビア」を見てしまったわけだ。

あちゃ〜、、フタは20人の登録メンバーにも入れてもらえなかったか。
ま、アウェイ初戦だしなぁ。
先日のイエメン戦の前半と同じメンバー。う〜んん。
あまり機能しなかった前半のメンバーに対して、これはラストチャンスだよ、ってことか?

強行日程、時差、最悪の温度と湿度のなかで、想像以上に動けていて驚いた。 サウジも決定力が無いので、なんとかなるのではないか、と思って観ていたから、 余計0−1の負けは残念だった。

遠藤と坪井のゆるゆるパスは、ちょっと気になった。
特にヤット君は、彼の持ち味の「のらりくらり」ペースは、このオシムサッカーには 向かないんじゃないだろうか? 必ずと言っていいほど、ヤットのところでボールが止まる。 判断がちょっと遅いのか、前を向いて攻撃するチョイスがすぐに無くなってしまい、 後ろに戻す。 今回2列目に入っているのだから、あんたが行かなきゃ誰が行く? って場所の はずなのになぁ。

ま、早いパスを心がけても、それがミスパスばかりだと、どーしよーもないが。。
DFやボランチからのパス力が、ちょっと苦しいなぁ。

ま、まだ付け焼刃状態の代表チームだから、辛抱のしどころかな?

をっと、辛抱できないものがあった。 大熊のあの声
監督ではなくコーチだというのに、なにあんたがそんな大声はりあげて連呼してんの? 勘弁してちょー。

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9月 5日

昨日の夜はシャワーどころか、顔も洗わずに寝てしまった。(サッカー観戦時間がさすがにこたえた)

ありゃ〜、フェイスマッサージなんてまさに三日坊主!(笑)

そういえば、「ダック・シーズン」どころか「狩人と犬、最後の旅」の感想も 書いていない。いかんなぁ・・。
関西ではダック・シーズン(すごく良いですよ〜)と同時期に公開されているメキシコ映画「カクタス・ジャック」、 どうも客入りが悪いから京都では上映されないみたいで、、見たいのならテアトル梅田 まで行かなければならない。
しかし、上映時刻が夜9時10分から、だけ。。それって遠方から行くには ちょいと厳しすぎる。。今週限りなので困ったなあ。

私事で忙しくてなんだか全然本も読めない。薄いのを一冊だけ。
アン・メイザー R「野獣にご用心」(1980)
 あいたたたた・・ご勘弁を〜〜(>n<)
 愛するお父様が山と積み上げた借金のかたに取られたお嬢さまが、
 これぞ仇とばかりに情け知らずの刃を振るい、あわれ、ヒーロー傷だらけ。
 か弱く清らかなヒロインの心を守るために真実を明かさず、見当違いの糾弾を
 一身に受けるあなたがあないたわしや。
 真実の愛を求める道は、かくも厳しいものなりや。。

そんな女はやめときゃよいのに、、と思ってはだめなのね?(笑)

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9月 6日

アジアカップ最終予選「イエメンー日本」0−1

あぁ〜、、勝ってほっとしましたねぇ〜・・ ガナハ、ありがとー!

冷静にみれば、引き分けでもアジアカップ本大会はほぼ確実なので、勝ち点1で善し なのですが、それでは周囲の雑音がうるさくてオシムさんはやりにくくなるかも しれない、と、ま、自称オシムファンは心配していたわけで。

ひどい日程の上に過酷なアウェイ環境で、とりあえず勝ち点3ゲット!
良かった良かった。

相手が弱かったせいもあるけれど、サウジ戦より格段に意識が向上していて、 やたらバックパス、とか、うぉっと慌てパス、などが減ってましたね。
なんとかコンビネーションを作ろうとしているのが伝わってきたし、 時折「をっ」と思うリスクをしょった動きもありましたね。

16時間のフライトのあと、蒸し蒸しの真夏の京都で真昼間に試合をして、中2日で、 今度は富士山7合目の荒地で走り回る。。。そんな状況だったのに、想像以上に日本選手は強かった・・・
イエメンの選手より走っていたよね?
もはや忘れかけてたけど、ついこの間、ドイツWCで「暑い時間」だとか「動けてない」とか言ってなかったっけ?
今思うとあの代表選手たちに甘かったなぁ・・・

し・か・し・・シュートをふかすのは、どうにかならないんですかねぇ〜。
テレビで見ている第三者でさえも健康を害してしまいそうだわ(爆)。
オシム監督のお体をほんとに心配してしまいます。

フタは残念ながら出られなかったけれど、刺激を受けただろうなぁ。
欲が出たんじゃないかな。
控え組もオシムさんがみっちり練習をみてくれたそうだから、次のホームでの インド戦あたりに、もう一回召集してくれることを願うばかり(親心 ^o^)。

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9月 8日

根性で行ってきました。メキシコ映画「カクタス・ジャック」

うわっはっは、口から火がでる辛さの、ごった煮メキシコ料理を食べたようでございます。

原題は「カボスを殺す事」。財界の大物カボスをめぐり、こんがらがった物語。
殺人はもちろん大罪なんだが、一方で「死」はそれほど特別じゃない。
無言なんだが強烈な存在感の「血」や「死」。
それと対比して、あたふたと奔走している人間たちの、恨みや怒りや焦りやとまどいが、 時に荒々しく、はたまた時には脱力感たっぷりに描かれる。

激しさ」と「まったり」の緩急の差が、ものすごーーーく幅広い。

ありゃ、なんてこったい、ち、違う、違うよ〜、あぁあぁぁ、なにやってんだぁ、をいをい、ちょっと待てよっ、待てっつってんだろっ!、落ち着け、落ち着けよっ・・・
早合点したり、思い込んだり、誤解したり、、人間って奴はどうしよーもありませんぜ。
┐(´д `)┌ へろりん。

毒のあるコメディと見るか、気持ち悪くて暴力的な話とみるか。
わたしは大笑いをしながら見て、隣りにすわっている友人の顰蹙を買ってしまいました。 しかしですねぇ、ラテンアメリカ系?スペイン語圏の観客が館内に数名いたんですが、彼らは大笑いをしてましたねぇ(爆)。

梅田、夜9時10分からの映画館には36人の観客が。
阪急乗って自宅に戻ると、0時半。。。えらいぞ > わたし(爆)。

読んだHQは、
バーバラ・フェイス N「初夏の浜辺を歩けば」(1989)
 ひひひ。人前で感情を自然に見せることができないおかたいスコッツヒーロー様
 じりじりと燃え上がってやがてぼうぼう、よろしいですわ〜。

ジャッキー・ブラウン I「あなたの腕に守られて」(2005)
 今年の6月刊。いやいやいや、優しい幸せ感いっぱいですねぇ。
 わたしを灯台に連れてって♪
 妹マーニーの話が今月新刊なのね、読まねば・・

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9月 9日

むっちゃ感動〜! フタったら、ひとつ上のサッカーになったじゃないですか!

大阪ダービー 「ガンバ大阪 対 セレッソ大阪」 3−1

とんでもなく蒸し暑い今日の大阪。昼の1時に家を出て、万博に2時半に到着すると、 既にバックスタンド入り口は長蛇の列。試合開始は夜7時なんですけどねぇ。

ラッキーにもSBアウェイ側の最前列に席を確保し、試合開始まで生ビールなんぞを 飲んで、友人たちと代表話を楽しむ。

さすがにヤット君とカジ君は控えスタートだが、フタはスタメンだった。
そして、試合が始まると、うわっ、フタの動きが実にいいじゃないか。
別にさぼり屋だったわけではないが、以前ならばパスを出したあとに停まっていたり、 ゴールに対してちょっと消極的なところがあった。ところが、今日のフタは全然違う。
動き出しはきびきびしてるし、攻撃的で積極的だし、なんだかスピードまで速くなったように見える。

これって俗に言う確変?
凄いじゃないのサ、オシムさんの練習って、こんなに意識を変えるの?
代表で試合に使ってもらえなかったことがこんなに悔しかったの?

サイドを必死で駆け上がり、絶対無理だと思ったのに見事なクロスを折り返したり、
絶妙のスルーパスを出したり、ナナのボールをカットしてドリブルでかけあがったり、
カジ君のロングクロスにボレーをあわせたり、ドリブルで持ち込んでシュートをしたり、

あぁぁ、、運動量が半端じゃない。
再三のフタからの好パスをFW陣が決められず、1−1で迎えた後半32分、 フタのシュートがポストに当たり、そのはね返り球をバンちゃんが押し込み、ガンバは 勝ち越しの2点目をもぎとった。
大喜びするバンちゃんや選手たち、喜びの輪から離れた場所で足がつって座り込んでいるフタ。
今日の試合の主役はきみだったよ、ちゃんとわかってるよ。(T−T )じ〜ん。

この試合は当分忘れられないわ。。

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9月11日

寒暖の差が激しくて、昼は汗をかくほどなのに、夜は長袖でも肌寒く感じるほど。

Naomi Horton SIM「Hell On Wheels」(1993) 読了。
決して悪い出来ではないんだが、前の「Strangers No More」が良すぎてねぇ、あれに比べるとどうも見劣りがして困るわ。

前作でヒーローを助けた政府のエイジェント、リック・ジャーヴィスが、今回も ヒーローを助けるお役目、今作品のヒーローはリックの妹と結婚した男なのだった。(彼女は2年前に病気で他界している)

ヒロインは富豪の娘、母親の再婚相手から命を狙われている。無理やり入院させられたドラッグ治療専門の療養施設から逃げている途中に、長距離トラック運転手のヒーローと出会い、助けられる。

出だしは緊迫感満点、無理やりドラッグを注射され監禁されていたヒロインが、必死で逃げて、ドライブインに駆け込むや、追っ手がすぐに現れる。警官までもが向こうの味方。
ヒロインの言う事等誰も信じちゃくれない。
療養所に連れ戻されたらきっと殺されてしまうわ、、お願い、誰か助けて、、
面倒な事に巻き込まれたくなかったヒーローだったが、施設の男たちの横柄な態度と、ヒロインのあごや手足に殴られた痕を見つけて、わざと 追っ手の邪魔をしてヒロインが逃げる時間を稼いでやる。。

義父たちの罪を立証したくとも、つけいる隙が無いと思えたのに、ラスト近くなると急に敵側が愚かになるのはお約束だが不満かな(笑)。

さて、義父たちを一網打尽にする場面で、リックの手腕が光る。
リックは義理の弟であるヒーローに頼まれて、逃亡中のヒロインの服を調達してあげた のだが、その下着や洋服すべてに、無線発信機を取り付けたのだ。時間が無かったので、 ひとりでシコシコと縫い付けたようだ(笑)。

ついでにざざっと読んでしまったのが、これ
Cally Hughes キャリー・ヒューズのセカンド・ チャンス・アト・ラブ「Treasure To Share」(1984)

「ガラスの約束」の5年後のお話。ひゃ〜、、5年たっても熱々のサムじゃないですか。 ほんとにのっけから恥ずかしいわ(*^o^*)

ミス・プルが結婚してハワイに行ってしまう、、ただでさえ忙しいアディなのに、 意地を張って新しい人を雇わずに全部自分でやろうとするから、どんどん家の中は ぐちゃぐちゃになってゆく。ショーの準備に追われ、サムとの間もぎくしゃくして、 みんなに「Stupid」と叱られる有様。
前作からの登場人物たち(ヘッダとマーカス)の過去の物語に、ちょっとうるうる。。

それにしてもサムほどメロメロでかつ包容力があり、知的で穏やかなのに、とっても種馬くんというヒーローも滅多にいないねぇ・・・(ほれぼれ)

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9月12日

あらま、キャスリーン・コーベルが、パラノーマルファンタジー系を?

ちょっと待ったぁ〜! 主人公はケンダル家のザックですと?! 
ほ、ほしくん、そ、それはいかんですたいっ (あんたは左門? ふるっ)

新しい物語ならばファンタジーも良しとするが、ケンダルはこれまでに3冊、 牧場主ジェイク(長兄)、脚本家リー(末っ子)、医者ジェン(長女)の、地に足ついた、 厳しくも素晴らしい物語があったのだ。 それが突然、次男のザックが異世界に飛んじゃったりするなんて・・
いくらなんでもあんまりですわ、、コーベルさま。

確かザックは考古学を勉強していたから、ま、こじつけられなくも無いが。。。

パラノーマルロマンスは嫌いじゃないけど、基本的に現世のなかにパラノーマル野郎や パラノーマル娘がいるのが好きで、パラノーマルワールド(ファンタジー世界)で ロマンスが進むのはちょいと嫌なんだよなぁ。

普通の日常に忍び寄るスリルと緊張、異形である疎外感、とんちんかんでちぐはぐな事が起きる面白さ、そういうのが好きなんだ。
剣と魔術の世界、なんてのは絶対に勘弁してほしいなあ。
ま、物語が面白ければいいんだけれど、ザックが妖精なんかと知り合いになるって考えるだけで、違和感ありまくり!!
まだUFOに攫われたほうがマシ?!(いや、それも無い 笑)

シネマの感想アップ。「狩人と犬、最後の旅」「ダック・シーズン」「カクタス・ジャック」

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9月14日

チャンピオンズ・リーグの初日はスカパー無料放送だったので、「ガダラサライ対ボルドー」を録画した、、イナはフル出場だったが、残念ながらパッとしない。チーム自体も パッとしてないから、イナだけが悪いのではないんだけれど。

セルティックの中村のフリーキック、素晴らしかったですねぇ。ファンデルサールが一歩も動けず。ブラウンがあっけに取られた顔してましたねぇ。

Maggie Osborne「The Wives of Bowie Stone」(1994)
表紙はよくあるタイプだが、中表紙にイラストがあって嬉しい。

読み出したら面白くて止まらず。 でも一晩で読むのは無理。
結局途中から我慢できずにずばばっと飛ばし読みをしてしまった。

いつもながらマギーは上手い! アメリカンヒストリカルの王道ですな。最後まで興味を引き続けるストーリーと、人情たっぷりのサブキャラたち、真面目な問題を優しいユーモアで 包んでくれて、しかもヒーローが、、おぉ、このヒーローさま、素敵すぎですわ。。

この本をマギーは夫に捧げてるんだけど、えげげ、こんなヒーローさまの物語を 捧げられるご主人ってのは一体どんなんだろ。

時は1880年、カンサス州ガリヴァーでは縛り首の処刑前に、ラストチャンスがある。もしその罪人を夫にと望む女性がいれば、死刑は免除されるのだ。
南北戦争やインディアンとの戦いで男手が極端に少なくなったために 作られた法律だった。

ヒロイン、ローズは農場の働き手を求め、人殺しの罪で縄をかけられていた ボウイ・ストーンに尋ねる。

「農場の経験は?」
「一度も無い」

ウソでも経験があると言えばよいものを、まるで生き延びる気がないかのように 無愛想に答えるボウイ。

ローズとの結婚の誓いを終えたボウイを待っていたのは、ひからびたような農地と、 大柄な黒人女ロディシャと初老のインディアン、ジョン・ホーキンス。

収穫で利益を上げるまではここに留まり、開墾を助けるが、あくまで便宜結婚、 命を助けてもらった借りを返したら、ここを立ち去るとローズに告げたボウイだったが、過去の憎しみと苦痛の檻に囚われ、昼間は過酷な労働、夜はウイスキー無しには 眠れないローズのことが気にかかってならない。

ってわけで、、23才のヒロイン、ほとんどアル中なんだよねぇ。。しらふでは 眠れず、毎晩へべれけ。辛い過去の悪夢にさいなまれて、今で言うPTSD。
無慈悲な大地との戦い、嫌な保安官との戦い、アルコールとの戦い、悪夢との戦い、、
もう大変なんですぅ。

一方、題名を見れば分かるように、ボウイ・ストーンの妻たちと「複数形」の わけがある。ヒーローの過去やヒーローの人殺しの真相などとともに、こちらの妻の 話も並行して語られて、、
ごめん、辛抱しきれなくてもう一つの方の話をてきとうに飛ばして、ローズの部分だけを 拾い読みして最後まで読んでしまった。。なるほどぉ。そうきたか。

最後の最後に、よし、ハッピィエンドか、と安心した時に、もうひと山くる。
そいつをローズは乗り越えなくちゃならない、その啓示のシーンがじーんと沁みる。。(わてにもボウイが欲しいにゃぁ・・)

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9月16日

自分では持っていたつもりの本が見当たらない。どうやら手放しちゃったようだ。
慌ててネット検索するも入手できる可能性ゼロ。あぅっ。。
そんなレアな本だと思っていなかった、うかつだった。

万にひとつの可能性があるやも?と思い、自転車で回れる古本屋数軒をのぞいてみた。
予想通り、無いなぁ・・。
目当ての本は見つかりそうにないし、他にめぼしいモノも無いし、台風が近づいているからもう帰らないといけないし、、、がっかりしながら 漕いでいると、1軒の古本屋に出会った。あれ、こんなところにこんなものがあったのか。

・・古いHQが多く並べてあり、はしごに登ってひたすら棚の上方を見る。

白Rに、初期のI、メディカルロマンス「外科医フリス」とか、初期のレイ・マイケルズとかどんどんカゴに入れて、
あ、「ブラノック島の真珠」 これ手放しちゃったんだよねぇ。へへ、ラッキー♪
あ、「霧氷」だ、これ読んでないなぁ、表紙絵が素敵だわん うっとり♪
「黒い魔術師」かぁ、持ってるけど、こっちのが綺麗だな。
「テキサスの恋人たち」 をっと、フォックスのこれは読んでないわ。
セカチャンはちょっとしか無いなぁ。。ん?「情熱の歌が聞こえる」へえ、これも読んだことないなぁ。よしよし。
うわっと!!
 「失意の向こう側」!! まじ?100円? ラッキーすぎる・・・

結局探していた本は見つけられなかったが、あれこれ30冊も(!)買ってしまった(爆)。

これなんだ、、たまにレア本に遭遇して、わたしってついてる? って思ってしまう快感が、ギャンブルと同様、その何百倍もつぎこんでいることを忘れさせてしまう。
いかんねぇ。。。

「大分トリニータ対ガンバ大阪」0−2
ネットの情報のみ。開始2分でフタがシュートを放ったようで、GKのはじいた弾を バンちゃんが押し込んだ。もう1点もフタのスルーパスを華麗にトラップしたバンちゃんのシュート。

後半は押されっぱなしだったようだが、運が味方した。最後にフタがループシュートを 放ったらしいが、その映像はどこのニュースでも流れなかった、残念。

来週はフロンタ君だ。 強敵!!!
しかもNHKBSが「中村憲剛」特集を放送したりしたので、フロンターレが輝いてみえる。憲剛(けんごー)君もサッカー一途で、じーんとしたし、、いかんねぇ。。

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9月18日

買った本をひたすら読む非生産的で優雅なお休み。

リンダ・ターナー D「見えない約束」(1995)
 あぁ、幸せ。。転生ものってお約束でもとっても幸せ。。
 年上ヒーローさま、長寿の家系でよかったよかった(笑)

スーザン・フォックス I「テキサスの恋人たち」(1989)
 あいたたた、、、やっぱ、彼女の痛い系は苦手かも。。
 癒し系ヒーローを期待してたんだが、これって初期の作品だったのね。
 ヒーロー、ちょっとレプリカントやし、ヒロイン頑なやし・・・

レイ・マイケルズ I「恋はオンエア」(1987)
 ひっひっひ、ヒーローさまったら出来過ぎ君なのに、いとよろし。
 おさいふや鍵や手帳など一切合切が入ったバッグをヒーローの車に置き忘れて
 しまったヒロイン。 ヒーローはヒロインの手帳をあけて翌日の予定を電話で
 教えてやるんだが、、憎いなぁ、この持っていき方(^m^)。
 ラストも実に上手いし。
 
アン・マリー・デュケット I「勇敢すぎる恋人」(1988)
好きだわ、このヒーローとヒロイン、、、ふたりの幸せを祈ってしまう。 実は全然知らない作家さんだったけれど、静かで芯の通った気持ち良さ。
ヒーローの妹フェリシティが次の作品「Unlikely Places」ではヒロインになっているが未訳。 フェリシティには別段興味はないが、シェリーとバレットのその後が知りたい・・
 どーしよーかなーー・・(またこれだ)

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9月20日

とほほのほ、マイ愛機ノートPCが壊れてしまった。。
これをなんとか出来ないかと、長時間悪あがきをしたのち諦めて、、、息子のほったらかしの デスクトップを代替にしようとすると、なんと、BIOSのスーパーパスワードが 設定されている。
そして、案の定だれもこのパスワードを覚えていない。
BIOSのパスワード忘れは、ちょっとした工夫ではどーにもできないんだよねぇ。。

CMOSのクリアをしてBIOSをデフォルト設定に戻さないとだめなんだが、 ジャンパのピンをショートさせて、電池を取り外せばいいじゃん、と、頭の中で 軽く考えたようにはいかないのが世の常。

ジャンパのピンなんかよりもずっと手前、本体のカバーをはずすのに無茶苦茶 手間取ってしまった。 ねじを全部はずしても、シャシーがはずれない。固いんだぁ。
ひっぱったり押したり、指先は擦れてまっかっかになるし、爪も力いれすぎて 痛くなってしまった。

ジャンパピンは、一体どこがパスワード保存のところか分からないので、 乱暴だけど、目についたジャンパピンはすべてはずしたりずらしたりして(爆)、 電池もはずす念の入れ様。

本当は帰宅後すぐにやればよかったのだが、、つい、今日届いたDVDを見て しまい、深夜に悪戦苦闘するはめになった。
ま、おかげさまでBIOSは初期設定に戻り、やっとこウインドウズ画面が現れた。

見てしまったDVDは、ティモシー・ダルトン版「ジェーン・エア」。

ひやぁぁ〜。。。原作にかなり忠実なんだけれど、ロチェスター様がはんさむすぎて、 なんて言ったらいいか、とっても恥ずかしい。。
おお、ジェーン、わたしの希望、わたしの愛、わたしの命〜!、叫び慟哭する ティモシー・ロチェスターさま、もうもうもう、、あいや〜、勘弁してちょ〜

緊張するとやたらしゃべりだしてしまう気持ちと似てる。
あれこれちゃちゃを入れながら、テレビの前で自意識過剰になってしまった(笑)。

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9月21日

カルロス・バレーラ「Nubes」ポチしちゃいましたよ。
ご丁寧にもカルロス・バレーラの公式サイトで
(日本アマゾンでは品切れなんである)

発端はBMWのコマーシャルショートフィルム「 The Hire 」。8作品どれもが贅沢でなかなかの出来だが、最後の 「Powder Keg」は、群を抜く完成度。
胸をつきさす怒りと悲しみと深い慈しみが クライヴ・オーウェンを際立たせる。
監督はあのイニャリトゥ。 やっぱりすごい人だわ。
んでもって、毎度のことながらYoutubeにPowder Kegがアップされている。

映画のおわりのほうで知らない歌が流れた。。なんだろう、一度耳にしたら絶対に忘れられないような、 メロディだった・・
あわてて画面に流れる歌詞を書き写して、それをネットで検索してみると、その歌は キューバ人歌手 Carlos Varela の「Una Palabra」という歌だと分かった。  「One Word」 ひとつの言葉、ひとつの約束
ネットで全歌詞を見つけ、 スペイン語辞書片手に訳してみると、とても美しくて悲しい詩なんだ。 スペイン語超初心者の訳はこちら

おまえの瞳のなかに、外の世界へと俺を駆り立てる翼がある
そして同時に、おまえの瞳のなかに、俺が溺れる岸がある

この曲はデンゼル・ワシントン主演の「マイ・ボディーガード」という映画でも 使われたそうで、映画のサントラ版にも入っている。

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9月23日

ガンバ大阪ー川崎フロンターレ 4−0
夜7時からの試合だというのに、昼から並ぶ気合たっぷりのわたしたち。 ビールやおつまみで盛り上がり、試合がはじまる頃にはなにやらまったり感が(笑)。

中村けんごー物語をBSで見た影響で、ふろんた君に親近感を覚えてしまったが、 今日の試合は負けられないのよ。 いや、負けられる試合なんて無いんですけど、でも フロンタは強敵だからねぇ。

おぉ、今日のガンバは守備が良い。
必ずふたり以上で囲んで、ボールを奪おうとする。守備意識が高いし、運動量も豊富だし、 そのなかでもヤット君が目立って、すばらしい。 こんなに動く人だったっけ? と思うくらい、よく動いていた。

序盤の荒っぽい肉弾バトルにヒヤヒヤしてたら、あれれ?一発レッド?
バックスタンドからは、何が起こったか全然見えなかったが、マギヌン退場。 ほどなくしてジニーニュも交代。強力FW2人を欠いてはさすがにフロンタの分わるし。

相手の弱みに乗じるのは申し訳ないとは思いながらも、スーパーサイヤ人になったガンバの 華麗なパスにうっとり。。
フタとヤット君がポジションチェンジを繰り返し、パスを出し合う、この息がぴったりで 美しすぎるわん。

バンちゃんのゴールといい、フタのシュートといい、マグノの復調といい、大満足して ナイターだというのに一杯やってからの帰宅。0時をまわっておりました・・・

読んだHQはけっこうあるんだが、印象に残ったのは
アン・マリー・デュケット I「自分の翼ではばたいて」(1992)
 デュケット、好きだなぁ。この薄い本にはそぐわないほど真面目なテーマで
 内容は重いし、ロマンティックなシーンより全体のドラマのほうが面白いけど。
 キャスリン・G・シーデルを連想する作家さんなんだ。

デビー・マッコーマー I「お嬢さまの恋」(1991)
 うふふ、好きだわ〜。ヒロインを愛するのは実に不本意だと、嫌々言うヒーローさま。
 でも、ヒロインがいないととってもみじめなのよねぇ〜

レイ・マイケルズ I「オハラの遺産」(1986)
 にゃはは〜、幸せ。とぼけた余裕がいいんだなあ。

メアリー・ライアンズ I「情熱」(1987)
 思い込み誤解で別れたカップルもの、義父やら意地悪女の嘘を信じて、と
 典型的なんだけど、責められ続けるヒーローさまが可哀想すぎて・・(笑)
 「ぼくたちいったい何のことで争ってるんだろう? それさえ分かったら・・」
 ほんま、ほんま、そーだよねぇ・・・

へレン・ビアンチン R「じゃじゃ馬天使」(1981)
 あいやぁ〜、おびえる若馬、いつも身構えて、かみついて、毛を逆立て、つっかかって
 抵抗し続けるってのに、包囲網はどんどんせばまる!(笑)。
 このじれったさをよくも最後までもたせるものだ、と感心しました。
 ちょっと苦手だけれど、人気があるのはわかりますわ。 

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9月24日

PCのセットアップをひたすらしちゃったんである。

20日のところで書いたが、myノートPCが成仏してしまった。しばらく前から嫌な兆候があったので、 メールのバックアップだけはしたのだが、それでも最悪なことには変わりない。 仕方なく、ずっと前に使わなくなって放置していたデスクトップPCを動かしだしたが、 メモリが64MBしかないので、すべてが遅いし、 何度もハングアップする。
がぁ〜、イライラするっ!

メモリを増設するために、今どき使われていないPC100対応のメモリを求めて パソコンショップに出かけると、その店で、まったく同じ型の中古PCが 1万6千円で売っていた。
そう、そのくらい古いんである(笑)。

もともと息子が使っていたマシンで、要らんものが入ってるし、どうも動作が不安定で、 メモリー256MBを増設しても、、がぁ〜、イライラする。
結局全部ちゃらにして、OSからクリーンインストールすることにした。
あぁ、新しいのを買ったほうが断然早い。

持っているソフトのインストールは楽だが、ネットからダウンロードして 使っていたソフトなどは厄介だ。 前はWindowsXPだったのに、このおフルのマシンはWindowsMeなので、うまく動かない奴もある・・・
あぁ、新しいのを買ったほうが早いってことはわかってるよぉ。。

なんて言うんでしょうね、手塩にかけた、っていうとおおげさだけど、苦労して ここまでにしたってのに、ここでやめるのも悔しくて(笑)。

今回、一番懲りたのは、ブラウザの「お気に入り」を保存していなかったことだ。
これを失くしてしまったら、もう二度とそのURLにはたどり着けないかも、、という所が かなりあると思うのだが、お気に入りをエクスポートしていなかった。

ハードディスクアクセスが止まらなくなり、プロセスが無限に増える悪夢。アプリケーションがにっちもさっちも動かなくなったとき、最後の頼みの綱、
頼むー!まだ死なないでくれーっ!と必死で祈りながら、ブラウザのディレクトリを 丸ごと外付けのHDにコピーした。
過大なcpu 負荷の隙間で、細々とコピーする間の長かったこと。。
ぎりぎりセーフ!! なんせつぎはもうコピーすら出来なかったからねぇ・・・

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9月27日

PCセットアップが響いて、首が凝ってしまい、更新に間が空いてしまった。。
さらには、消えてしまったファイルやメールのことを考えると、気分もやや下降するっ もんで。とほほ。

夜に『華麗なる賭け』をみて、子供のときはスティーブ・マックイーンの魅力がわからなかったなぁ〜、としみじみする。今見ると、なんて格好いいんだろう。
彼の活躍はリアルタイムだったわけだが、容赦なく男を感じさせるのがお子様な自分には いっぱいいっぱいだった。どう間違ってもお友達でいましょうね、と言える相手じゃないんだもん(笑)。

薄いHQをだらだら読む日々。

エマ・ダーシー I「君なくて」(1991)
 ひやぁ〜ん、ドラマチック。潔く清らかで激しく美しいわ・・・うっとり。
 それにしてもシスターの鋼鉄の意志を感じましたねぇ。
 
スーザン・ネーピア I「ブロンド変身作戦」(1996)
 久々に読んだネーピア。をを、やってくれますなぁ。
 よく似たアイディアをビリー・グリーンもLovesweptで書いているんだが
 ネーピアの手にかかると、こんな風に料理されるってのが面白い。
 ゆっくりと険しい道を歩くことをしないで、途中いとも気軽な感じで
 崖の上からぱっと飛び降りちゃう、あっけにとられるトコがあるんだよねぇ。

リアン・バンクス D「意外なカップル」(1998)
 あぁ、こういう時は素直で優しく熱いデザイアがちょうどよいですね〜。
 「 good girl meets bad boy 」お約束設定だけれど、とっても上手い。
 ふたりの恋心も、胸きゅんなセリフも、ヴェリグッド♪
 しかし、、絶対に出るなぁ、F技が(爆)。
 
ホリー・ノース I「外科医フリス」(1985)
 あら、ちょっと好きだわ。
 医学一筋で生真面目な外科医ヒロインと新任のジゴロ整形外科部長ヒーローの、
 抑えながらも悶々とした病院ロマンス。
 これも一種の good girl meets bad boy ね。
 登場人物も多くて、同僚の小児科医や麻酔医、婦長さんなど、ほかの人の
 ドラマも気になるなあ。
 
ホリー・ノースはミルズ&ブーンで6冊ほどメディカルものを書いたみたいなんだけど、 こんな風に一冊だけ翻訳 ってのが昔のメディカルロマンスには多くて残念。

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