Simone St. James  2014年1月初まとめ
スチームパンクものを探してうろうろしていた時、「The Haunting of Maddy Clare」の表紙絵が目に留まり気になったのが初め。
ゴーストバスター、ミステリー、傷ヒーロー、、時代を第一次世界大戦後に設定したのが実に効いていて、
新鮮な驚きを覚えました。これがデビュー作とは驚きです。

期待した2作目は少々肩すかしだったので、読んだのは2013年4月だったにも関わらず
このミニレビューをまとめるのが遅くなりました。
力が足りないと感じつつ、諦めきれない作家さんです。

追記
デビュー作がシモーヌセントジェームズ「唇にはレクイエムを」で翻訳されました!
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
NAL (new american library) Penguin group The Haunting of Maddy Clare ヒロインは両親を亡くしてロンドンで働いている。   1922年 第一次大戦後のイングランド ゴーストハンター 傷ヒーロー Gellisの助手Sarah Piper() Gellisの助手Matthew Ryder,  ゴーストバスターAlistair Gellis(25?)  マディの幽霊を通じて、みなの抱えている心の傷が語られる、、マディを殺した犯人は見え見えでミステリー性は無いが、着想が面白い。 ちょい、うふ
NAL (new american library) Penguin group An Inquiry Into Love and Death おじは8年前からぱったりと来なくなった。 1924年 ゴーストハンター 出生の謎 オックスフォード大学生Jillian Leigh(22)、 スコットランドヤードDrew Merriken 溺死した子供を探すジョン・バローの幽霊、、それと密輸を絡めて、おじの人生やヒロインの出生の謎や、、す手垢がついたアイデアが多く、目新しさが薄かったし、描写が説明的すぎる。 うーん
NAL Silence for the Dead ヒロインは4年前に家出した。 Apr-14 1919年 第一次大戦後のイングランド PTSD将校のための精神病院 偽看護婦 Kitty Weekes(22), WWIの英雄 Jack Yates 父親の期待にこたえられない息子がテーマか。暗く湿った病院内でPTSDに苦しむ元将校たち、人物描写はこれまでで一番良いのでは?4分の3ぐらいまでは期待以上だったが、いつもどおり最後がまとまらないんだよねぇ。でも、この時代にこだわって頑張って欲しい。  


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