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更新記録 2011年 2月1日から2011年 3月31日まで


2月 1日

イヴ・シルヴァー「ホワイトチャペルの雨音」を読んだのですが、、うがーっ、話は悪くないと思いつつも、文章が下手すぎるというか、稚拙な書き方にいらいらしてしまって、どうしようもありませんでした。
これは原文が悪いのか、それとも翻訳者さんが悪いのか、どちらなの?
原書を持っていないので確かめられない。(買おうかしら 爆!)

1)同じ言葉が繰り返される。
2)同じような言い回しが繰り返される。
3)同じ擬態語が繰り返される。
4)セリフや態度でなく単語そのもので感情を表現する。

あまりに気になって、ポストイットをつけてしまった私(笑)

「ごくりと唾をのみ」「こくりとうなずき」「心がずしんと沈む」「足がぴたりととまる」「唇をぎゅっと結ぶ」「くたくたに疲れて」「胸がむかむかした」「ぱっくり開いてじくじくしている」「わくわくしつつ同時にはらはらする感情が入り乱れるなかでじだばたもがく」「わんわん鳴り響く」「ぱしゃぱしゃかけた」等、表現がうるさくてワンパターン、しかも頻繁に出てくる。

「いらだたしげに舌打ちする」「まじまじと見つめ」がわずか数行の間にくりかえし出てくる。
曙光が「じわじわと広がっていく」の次の行もまた「朝の光がタイルをじわじわ進んでいく」、、これはあんまりだ。

「幸福感で頭がくらくらした」キスの次のページには「シュワシュワと泡立ち、くらくらめまいがしそうな、夢見心地の気分になった」

「氷の蔓が心臓にからみついた」「巻きひげが心臓にからみつく」「陰気な花の蔓がふたりの身体にまきついた」
いくら気に入った表現でも、しつこいわ。

「ジョンは目をぱちくりさせ、思わぬ告白にあっけにとられて、しばらく言葉を失っていた」
げげ、こんな水増し文章が気になるのって私だけ?

自分以外に誰かがいると「邪悪な意思」を感じたあと、とある家で出会った男性の「目が邪悪な輝きを帯びて」、激しい嫌悪感がこみあげ、空腹の苦しさが「邪悪な歯を鳴らして」

文学少女きどりの小学生のようだわ。

「あせりと切望が胸のなかでせめぐ」「警戒心と疑念を意識から追い払い」「激しい動揺と相反する衝動が胸のうちでせめぎあった」、、、そういう感情を言葉をつかって表現するのが作家なんじゃないかと思うのですが、、、

彼女はこのデビュー作が世に出るまで5年ほど苦労したと言う。
色々な出版社に送ってもお蔵入りにされたりしたが、良心的な編集者が大量のポストイットを貼って返してきてくれたので、それを参考に書き直し、また色々な所に送ったところ、現在のエージェントが気に入ってくれたそうだ。
うーん、さらなる修行を願ってやみません>イヴ・シルヴァーさん

肝心のストーリーの感想が全然無いのもなんなんで、、
ビクトリア朝のゴシックロマンス、連続娼婦殺人事件や当時の医学界の様子など切り口は面白いです。
でも、最初から明白だった犯人男性の、背景というか、それこそ邪悪さというものがあまり伝わらないので、どこにヒロイン姉が惚れたのかも謎でした。
命狙われるヒロインと、行動の怪しいヒーロー、というゴシックのお約束に照らすとヒーローも薄味、ワケありげな言動や胡散臭さが足りない。どうも男性陣の印象がおしなべて弱いと感じました。
上記のエージェントは2部作を買ったというので「His Dark Kiss」か「Dark Prince」がこの「Dark Desires」とセットだったんですよね。
どっちかひとつ読んでみようかなぁ。

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2月 9日

間が空いてしまいました。

昨年6月に工事のために別の建物に一時待避した職場が、また元の建物に戻っているところ。わたしはネットワークの部署なので、待避は一番最後で、戻りは一番最初です。
ネットワーク室以外のほかの部屋は来週から引越しで、今は棚の固定や什器の搬入やらほとんど工事現場、作業員の皆さんは夕方になると全員帰り、、、大きな建物の中は廊下も真っ暗、ガラーン・・

本や雑誌の入ったダンボール箱がまだ沢山あり、片付けが終わっていないのですが、ネットワーク機器に故障が起こり、もう弱り目にたたり目。
あれこれと仕事で遅くなり、建物に一人きりになるとものすごく恐いですっ。大声で独り言を言って廊下を歩くわたしは、怪しいおばさん?!

たいした更新ではないのですが、ロマンスミニレビューを更新しました。
前に更新してから一年が経っていましたが、大して変わっていません。
作家別に独立させた人以外の作品を新たに読んでいないという事が明らか。うーん、前は勝率3割だと割り切って色々トライしたのに、この頃は保守的ですなぁ。

カーラ・ケリーの新作「Borrowed Light」2月8日発行。
モルモン教のことをLDS(Latter-day saints 末日聖徒)と言う(というか、こちらのほうが正式?)なのを初めて知りました。この新作は LDS のために書かれた本だそうです。
うーん、買おうかどうしようか悩みます。

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2月12日

去年の暮れに衝動的にTOEICを受けたあと、これまた衝動的に英検準一級を申し込んだんですよね。
英検の試験なんて中学生の時4級を受けて以来。
もっとちゃんと準備するつもりが年末年始はどたばたと過ぎ、気合が入らないまま試験当日になりました。
1月23日の日曜に1次試験があったのですが、リスニングがぁぁ、、これまでいいかげんな態度だった、もっとちゃんとリスニングの訓練をしなくちゃだめだ、、かなりショックを受けました。
そういえば高校生の時も、期末試験のあとだけはがーんと反省したっけ(爆)。

それからは本の衝動買い。
TOEICのリスニング問題集でしょ、英会話1000本ノックでしょ、速読速聴・英単語でしょ、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングでしょ、、アマゾンやよそのブログなどで誉めてある本はつい欲しくなってね。

で、先日1次試験の結果が返ってきたのですが、ダメだと思っていたのになんと合格でした。
99点満点でわたしの得点は87点。 合格点は67点でした。、
リーディングは3つ間違えたのですが(−5点)、1つは本当に知らなかった熟語の意味で、あとの2つは、内容に合致するものを選ぶ問い。
これは悩みに悩んで、○と△にしていて、結果は自分が選んだ方が間違っていて、△にしていた方が正解だった、というもの。
たぶん問題文が日本語でも間違ったと思うなぁ。

で、リスニング、、あれほどがっくり来ていたにもかかわらず、間違ったのは3つ(−3点)。
途中からてんで分からなくなってしまい、実力じゃなくて「当てずっぽう」だったので、まぐれ当たりなんです。
作文は14満点中10点。

落ちたと思っていたので二次試験の準備をしてなくて、、やばいわ。

わたしは典型的な受験勉強型の英語だから、リーディングは出来るが、リスニングはほどほど、ライティングはネイティブの子供だったら小学校低学年レベル、スピーチは、、、目も当てられない。

二次試験は面接なので、ま、おそらくダメでしょう。
全然しゃべれないもん。(とえばってどうするっ 笑)
一次に合格すると一年間は一次試験が免除になるそうなので、気長にやろうと思います。
とにかく聞けたりしゃべったり書けたりが今より上達する事を目指して。。

それにしても、どーして自分は自信を持てないのかなぁ。
結果的に点数を見ると合格点をはるかに上回っているわけですが、本気で落ちたと思っていました。試験が終わった時は思い切りへこんでいました。
去年受けた別の資格試験もそうだったのですが、くよくよとダメだった所ばかり気になってしまうんですよねぇ。

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2月16日

寒いけど、春が着実に近づいてますね。
小鳥たちが求愛行動をとる姿をよく目にします。自動車の往来が激しい橋の欄干で事をいたしている鳩カップルまでおりました(笑)。

今日は何時に起きましたか?えぇと、7時です。。マジでこのレベルの英会話練習をしてる私ですが、舌や口が情けないほど動かなくて、何度も同じ言葉でつっかえて舌を噛んだり下くちびるを噛んだり、もう大変です。
会話は勉強というより体操、運動神経なんですねぇ。 だから運動音痴のわたしは苦手なんだなぁ、と妙に納得しました。

とりわけ苦手な言葉が「move」 どうしてもムーヴって言えないっ(泣)。単語ひとつなら何とか言えるけれど、文章になると、もうダメ。なんども同じ場所を噛んじゃって下くちびるの内側が腫れて痛いです(爆)。
なんていうか、突然クラシックバレエを始めた山田花子って感じ?(花子師匠、すみません)

キャサリン・コールター「迷路」を読みました。
なるほどね、だから「旅路」を翻訳せずに飛ばしたのね。
うんざりする人間の過剰ぶりが目に付いた「旅路」よりずっとしっかりした作品になっていて、バランスが良いです(と偉そう 笑)。

特に前半はクールで抑えが利いていたので、中くらいの道を歩きながらわき道や風景を楽しむ感じで読めました。
ただし、だんだん、ご都合主義やら読者サービスやら「あんたの周りにはまともな人間はいないのか?!」境界人間勢ぞろいやらで、でかい大通り、赤信号無視、クラクションやたら煩い、って感じになってゆくんですよね。

「職業人としておかしいやろ」と言いたくなるほど嫉妬に狂う同僚や、前半は存在感があったコンピュータMAXがすっかり影をひそめて「あれって動いてるの?」だったり、頭が切れる捜査官だったはずが家の中を見届けない脇の甘さだったり、、登場人物や初期設定がどんどんおおざっぱになっていくのが残念でした。

前作同様、キャラクター設定が「良い人」と「胸くそ悪い人」の2通りしか基本にないのですが、とりわけ、女性の描き方にレパートリーが無いのが痛いです。コールターは何か「母親」に関してトラウマを抱えているんですかね?
そうそう、びっくりするほど尻切れとんぼのサブプロットでしたねぇ・・。ほとんど無意味なストーリーが一杯詰まっているというのがある意味すごいわ。

それでもサビッチの相手役にシャーロックという名前を思いついただけでクリーンヒットじゃないでしょうか。AARのMarianne Stillingsさんとは違って私は好きだわ〜。
「旅路」ではしょぼかったサビッチがこの話ではキラキラしてます♪

それと、翻訳が林啓恵さんというのもポイント高いですよね。なんていうか、やたら格好良く見えるんです(笑)。

さて、こんなに文句たらたらなのに、FBIシリーズの続きが知りたいので次の「The Target」を読んでみるつもりです。あは。

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2月20日

準一級の二次試験を受けてきました。
はははは、自分でも笑えてくるほど、ひどい出来でしたー(爆)。

たとえ足の筋肉の名称を全部知っていても速く走れるわけじゃないように、英語の長文を読めても実際にしゃべれるわけじゃないんですよねぇ。
付け焼刃の度胸だけでは全然言葉が出てこないわ。

まず4コママンガをみて2分で説明するのですが、たどたどしい英語なので説明の途中で時間切れ。
(がーん)
この絵をもし日本語で説明するとしたら、さっさっさーーっと説明できるんです。
閑古鳥の鳴いている商店街で、本屋さんと八百屋さんが「なんとかせにゃいかん」と話している。で、商店主の会合で「花壇を作ったりベンチを置いて、人が集まりやすい場所にしよう」と決める。一年後、その商店街は買い物客であふれている。大きな木の下に置かれたベンチには、買ったばかりの本をひらく子供がいる。ただ良い事ばかりではなく、花の世話や落ち葉の掃除など、商店主たちの負担はかなり増えた。

これが英語になった途端、もうボロボロ。
3コマ目でなんと時間切れ!!チーン。

それから質問になり、
1.4番目の絵をみて、あなただったらどう思いますか?
2.自分で店をもつ人は減っていますか?
3.ボランティア活動は大切だと思いますか?
4.地球温暖化にたいして何かやる必要がありますか?

こんな質問(のはず)ですが、

質問の意味はわかってもねぇ・・
2番目なんて、大手ショッピングセンターやコンビニに客をとられ、店をたたむ人が増えている、とか、店主が高齢化して後継者がいない、とか、インターネットを利用するオンラインショップは増えている、とか、就職できない若者が増えているが、逆に起業のチャンスと自分で店を始める若者が増えている、とか、なんでも話ができるけれど、英語だとねぇ。。。

「いいえ、増えていると思います。若者は店をもちたい、なぜなら独立していると感じられるから」

ううう、しゃべっている自分も最低だと思いつつ、言葉が出たら、そのまま突っ走るしかないっちゅう感じで。

4番目は思い出すのも恥ずかしいっす。

日本語だったら「北極圏の氷がとけて海面が上昇したり、大規模な天候不順が起きたり、生物は危機にさらされていると思います。人間はぜひとも消費エネルギーを減らし、排出ガスを減らす努力をすべきです」
とかなんとか言えるのだけれど、

「絶対に何かやらねばなりません。排気ガスを減らすため自転車を利用すべきです」

もう穴があったら入りたいわ! orz
録画していたBS「プレミアム8世界一番紀行 世界で一番自転車の多い街」を二日前に見たばかりで、これが脳みそに染み付いていた?!

わたしの英語がひどいを通り越して笑けてくるせいか、、とても感じの良い女性の試験官でしたが、終わりのほうは同情してくれたほどでした。

気を落とさないで、と言われた気がします(笑)。

さぁて、次の試験日は7月。
それまでにもう少しマシな英会話が出来るように(っていうか、これ以上にひどくなる事はないやろっ)、地味に訓練でもしますかね〜。

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2月24日

提出しなくてはいけない調査が1つ、A4一枚書かなくてはいけないものが1つ、とある勉強会に参加する事になり、読まなくちゃいけない論文が2つ、、
いつも「今日やる事を明日にまわす」わたしですが、さすがにこれはやばい。。

なぜか忙しくなると本を読みたくなるんですよね。分かりやすい逃避行動なんでしょうね。

というわけで、最近気になってたまらない作品がこれ、創元推理文庫「死を騙る男」インガー・アッシュ・ウルフ。

最初は夕刊の書評欄(とても小さい)で見かけて、なんだか気になってネットで調べてみました。
感想を書いている日本語のブログをいくつか読んだ限りではそれほど食指が伸びなかったのですが、英語のレビューを読んだら、俄然気になって仕方なくなったというわけです。

原題は「The Calling」というのですが、まず、このタイトルが良いですよね。

そして、このレビュー(January Magazine)を読んで、ものすごく読みたくなりました。
この本はインガー・アッシュ・ウルフのデビュー作なのですが、どうやら本当の新人作家ではなく、著名な作家(純文学系?)の覆面用ペンネームなんですね。
ミステリーというより、犯罪捜査小説と呼んだ方がいいようです。

で、翻訳文庫本を買おうと思ったのだけれど、どこかのブログに「字が小さい」と書いてあって、悩んでます。。文庫本の小さな字に悩むなんてわたしも年だなぁ・・
原書を買ってキンドルで読むべきかしら。
ソニーの Reader Store で7.6ドル、650円くらいなんだ。翻訳が1365円、、うーん、どうしようか。

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3月 1日

Kresley Cole「Dreams of Dark Warrior」 IAD 9番?が2月に出てたんですね。
うっかりしてました。

つかまって拷問受けてる Regin the Radiant と、拷問してる狂った男、その実体は、何度も死んでは生き返る、で、また愛を自覚した時に死ぬ運命の Aidan the Fierce、、このやっかいな恋は一体どうなるんでしょうねぇ。
とりあえず、Kindle版をポチってきました。
(いつもいつもSonyの店で買ったら申し訳ないので、たまにはamazonで買います 笑)

ダウンロードしたのに読んでいない本が他に3冊あるし、、うーん、さっさと読まないと。。

そうそう、あまりに突然の出来事なんですが、3月末にイギリスに帰国する留学生の方が、私のトホホ英検受験談を人づてに聞いて、会話のトレーニングを1ヶ月だけだけどしてくれるって言うんですよ。
あれまぁ、こんな事なら、もっと前に「英会話が全然ダメなの〜っ」と宣伝しておくんだったわ。
もうね、こちらが恥ずかしくなるほど流暢な日本語を話すんですよ、その方。
どうなってるんでしょうね、ほんと。
帰国までに何回見てもらえるか分からないけれど、こうやってツテが出来れば、他の留学生の人にも以後教えてもらえるかも、、ですね。
英検、衝動的に受けてよかったわ(笑)。

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3月 4日

久しぶりにレンタルショップに行き「第9地区」を借りてきました。

ガーン。予想とまるで違っていました。
こんなに胸が重くなる話だったとは。。
てっきり、風刺の入ったコメディ系だと思っていました。

ファーストコンタクトは夢のように起こると思っていた、素敵な宇宙人が未知との遭遇のようにやってくると思っていた、だがしかし現実は、、、難民、厄介者として醜い宇宙人がやってきた。
このアイデアだけでガツンと食らいましたが、それからの展開が、もうね、「ザ・フライ」顔負けのグロさとハイテンションのバイオレンスとシリアスな問いかけ炸裂で、、、見終わると、もうぐったり・・・

話変わって、英検準一級の二次試験の結果が届きました。

38点満点、合格ボーダー22点、、で、わたしの点数22点。

おどろきました。あのヒドイ英会話で、、、
絵をみて説明するー15点満点で8点。
4つの質問に答えるー20点満点で11点。

得点半分貰えただけでもラッキーですが、あわせると19点だから合格点に届きません。しかし、なんと、「態度」というのがあって、3点満点で3点でした(爆!)。

まじで面接官のお情けですね。^o^;

とりあえず二次試験の受験料はもう払わなくて良くなりましたが、最低の会話力は本人が自覚してるので、こつこつ勉強は続けますヨ♪

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3月 6日

土曜日はJリーグ開幕戦に行ってきました。
「ガンバvsセレッソ」、大阪ダービです。

昔は剣呑としたダービーでしたが、今回は天気もぽかぽかと暖かく、応援もそこそこ和やかで、試合も荒れずに終わりました。
ファン層がふけたのかしらねぇ(爆)。

読み終わったのはHelen R. Myers「Lost」(2000)

ロマサスです。
テキサス州の小さな町、父親アル中の崩壊家庭の姉が主人公。小さな自動車整備工場を営んでいる。短大生の妹が学校から戻ってこず、行方不明となる。
この町では6年前にも若い女性が惨殺されていて犯人は不明のままとなっている。

星3つといったところ。なんていうんでしょう、ヒロイン、ヒーロー(町の警察署長)共に魅力が薄いんですよねぇ。アル中の父親や無責任な妹の面倒を見続けるヒロインの生活は暗いし、小さな町の人間関係もうんざりするし、殺されているかもしれない妹の人となりもあまり見えてこないし、、登場する人間がみんな影法師のように感じました。
雰囲気はみじめで陰気で重苦しくて、上手い描写でしたが。
シルエット・シャドウのようにH/Hだけで話のほとんどが進む場合は、雰囲気だけで十分に楽しめるんですが、文庫本になり、そこそこ登場人物が多くエピソードも多くなると、雰囲気だけでは無理がありますね。

続いて昔のバログを読み始めました。
こちらはSony の本屋からダウンロードして、DRMをはずして、ePubをmobiに変換して、キンドルに移して読んでます。

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3月28日

11日午後に起きた東日本大地震、その日わたしは帰宅するまで地震があったことすら知らずに過ごしていました。
終日シンポジウムに参加していたため、ネットにも接続せず。
帰宅して初めてこの大災害を知りました。

想像を遥かに越える破壊の痕。当たり前の生活が一瞬で消える容赦ない現実。連絡の取れない知人。

どこまでが他人事でどこから自分事なんだろう、と、あの日以来いろいろと考える事が増えました。
地震以前は、毎日エジプトやリビアの情勢を見ていたのです。突如起きた民主化運動に驚きつつも、死傷者が大勢でた様子に驚きつつも、不安定な世の中はよそさまの世界でした。
世界中で起きている多くの紛争、内戦、大洪水も日々のニュースでしかありませんでした。人間爆弾があろうと山火事があろうと、変わらずに暮らしている自分がいました。

だから、被災地を心配している自分を偽善者のように感じたり、普通に暮らすことに罪悪感を感じたり、日本経済を気にする自分を打算的に感じたり、、落ち着かない日々が続きました。

今回の大地震、大津波、原発事故は、沢山の問題を問いかけてきましたね。
不安と怖れ、過剰な興奮、、、人間って愚かでもろいなぁと痛感しました。
一方で被災された方々の強さに驚く事もしばしばでした。

結局わたしたちはどちらにもなれる存在で、賢くもなれるし愚かにもなる、強くて弱い、、、大事なのは現実に幻滅しないで前に進んでゆくということでしょうか。

あと一つ。
「情報」という言葉が過剰に使われている気がしてなりませんでした。
情報が足りない、とにかく情報が足りない、正確な情報が欲しい、、
そういうセリフを耳にタコができるくらい聞きました。

確かに家族の安否、配給見通し、将来計画など、被災者にとって情報は必須です。
でも、
買占めや風評の流布を見ると、たとえ正しい情報が報道されても、それを信じなければ一向に「正しい情報」にはならないんですよね。
そして、人間は悪い話ほど信じるんですよね。

ライバル女の嘘八百は信じるのにヒーローの言葉は信じないヒロインとか、そういうお話をバカバカしいと一笑に付してたのに、現実はまさにこれでした。

悪い話に動揺する自分をいかにコントロールするか、とても難しいけれど、情報に踊らされないこと、、こちらの方が大切だとつくづく思いました。

さて、京都は申し訳ないくらい穏やかです。
近所のスーパーマーケットも目立った買占めなど無く、ガソリンスタンドも車の列が伸びる事はありません。
観光客は多分減っていると思いますが、それでも週末の京都駅は大混雑でした。

ざわざわと落ち着かない気持ちを静めたくて、13日には「パウル・クレー展」に行ってきました。豊かで少し物悲しい色彩とリズム、こんな時ではありましたが、来館者は意外に多かったのでした。

19,20日の週末はブラジルからお客さまが来てくださり、我が家に泊まって遅くまで飲んだり食べたり。
ネットがとりもつ縁って不思議ですね。ふふ、、わずか数回のメールのやりとりだけでしたが、前からのお知り合いのようにしゃべってしまいました。
大災害の被害が明らかになるに従い、気持ちが落ち込んで掃除をする気にもなれずにいたのですが、お客さんがいらっしゃると途端に「ええかっこしい」になる私。
おかげでしゃきんとなり、掃除洗濯買い物と、フル回転いたしました。
月並みですけど、日々の暮らしを大切にしなくちゃいけないと思った次第です。

26日は「英国王のスピーチ」を見てきました。
あぁ、、とても素晴らしい映画でした。
コリン・ファース、上手い、上手すぎる、、ジェフリー・ラッシュもぴったり。
今の日本にぴったりのメッセージがこめられていて、誠実で優しく、静かに励まされ、くすっと笑えて、、とにかく良いです。
ほぼ満席でした。

個人的にツボだったのは、リジーとミスター・コリンズに再会した事。
まさかこんな所に「高慢と偏見」の主要キャストが。
ミスター・コリンズ(デヴィッド・バンバー)ったら全然変わってないんですよ。
コリン・ファースとジェニファー・イーリーはそれなりにふけたのにMr.コリンズ恐るべしです。

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3月30日

4月はNHKBSで大野くんが見れるんですね。
あぁ、番宣を見逃してしまったわ。

若冲ミラクルワールド(全4回)のナビゲーター役、、ふふ、以前から若冲が好きだと雑誌等で言っていたから嬉しいでしょうね。
宮内庁所蔵の作品も撮影許可が出たとか、とても楽しみです。

我が家の日立製テレビはiVポケットという所にリムーバブルハードディクスを差しこんで増設できるので、さっそく500GBハードディスク(タバコの箱よりちょっと大きいくらい)を2つ買ってきて、本体に溜まっていた録画を整理しました。
これで高画質で録画する準備万端!
HDなのでDVDにコピーするより早いし、続き物を第1話から第10話まで全部コピーできるし、便利ですよ〜。
問題は買い換える時も日立TVを買わねばならないことかなぁ ^^;)

さて、2000年10月24日〜11月26日だから今から約10年前、京都国立博物館で「没後200年 若冲」特別展覧会があり、当時の私は若冲の事を知らなかったのですが、友人に誘われて観にいきました。

全く古びた感のない色使い、大胆で挑発的な構図、、強烈な印象でした。

で、上の写真はその展覧会のカタログなんですが、3000円くらいだったかな、、まぁ、分厚くて重くて、、、博物館を出てからは難儀なお荷物でしたが、なんと、これは現在品切れで、古本屋さんやオークションなどでは1万円以上するそうです。
同様の画集が小学館から出ているのですが、お値段は39,900円!
若冲人気の急上昇が伺われますね。

NHKねたがもう一つ。
4月からのスペイン語講座、今井翼くんがナビゲーターなんですね。
前に見たアンダルシア旅番組でぺらぺらだったし、あぁ、適役だわ。
こちらも録画予約をと。。テレビの語学番組って毎年5月号で頓挫するわたしですが、今年こそはスペイン語がんばりたいです(笑)。

ということで4月号のステラを買わなくては。

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