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更新記録 2014年12月1日から2015年1月31日まで


 1月日

スカパーのAXNチャンネル、2ヶ月だけでいいから契約をぜひぜひ!(笑)
そう、刑事フォイルが1月26日から一挙再放送されます。

素晴らしいドラマなんです。
時代背景といい、毎回起こる事件の展開といい、役者、セット、どれもが滅多にないほどよく出来ております。
時代が時代だけに明るい話ではないけれど、イギリスらしいユーモアもあります。
字幕版DVDが出ていないだけにぜひスカパーでご覧ください。

年末の作業をちょっと紹介。


左はつるアイスバーグ、今回が2度目の冬、我が家で一番の大物です。枝は2m−3m伸びています。
根のサークリングが酷いですね。本来は大きく太くなるバラなのに、こんな狭い鉢に閉じ込めないで〜っ、と言ってそうです。
このあと12号鉢に植え替えましたが、これが限度だわ。
持ち上げて、こんなふうに横倒しするだけで息を切らしてます。

似たような感じですが、右はノイバラ(だと思う)。
こちらは6号鉢。
道端に生っていた赤いローズヒップを春に数個蒔いてみたのです。
そしたら発芽して、、、なんとここまで大きくなってしまいました。
爪楊枝くらいの細い枝が1mほど伸びているので、なんちゃってオベリスクに巻きました。

根をほぐして土を落とし、半分くらいの大きさにして新しい鉢に植え替えて、、バラの鉢現在23個ほどです。
いつの間にこんなに増えたんだろう、、って、わざわざ種を蒔いているじゃないの?!(爆)

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 1月 5日

明けましておめでとうございます。
たまの更新で申し訳ございません。

さて、12月後半は休日のたびにつるバラの土替えと誘引で、これが本当に大変でした。
鉢も大きくなり、土替えも半端じゃない量です。古土の処理は毎度頭を悩ます問題で、今回は初回を除いてすべて再利用しました。
大鉢から出た古土は熱湯を何回かかけた後、石灰を加え一週間放置。それに堆肥や腐葉土を加えて、別の鉢バラの土替えに使いました。
12号2つと10号2つ、4本のつるバラたちの土替え・誘引を終えるとやれやれ、あとはシュラブやフロリバンダ、ミニバラなので、なんとか年内に全部の土替えが出来ました。
今年はマンションの大規模修繕が予定されているため、恐らく鉢植えはその際撤去せざるえない事になると思います。
今度の春が見納めかなぁ、、と空しさを感じつつ誘引がんばりました。

年末に読んだ本は、フレッド・ヴァルガスの3聖人シリーズ2「論理は右手に」, 3「彼の個人的な運命」創元推理文庫
ネットで2をポチする時、3聖人シリーズ1作目のほうが面白いと書いている人が多かったので心配したのですが、私は2のほうが面白かったです。
というか、1の雰囲気と2・3の雰囲気は随分違いますね。
2で登場した人物が犯罪捜査の中心になるのですが、彼のほろ苦い味わいが好みでした。
3聖人は、先史時代、中世、第一次世界大戦をそれぞれ研究の対象にしているので、随所にエピソードが挟まれるのですが、新たに登場した人物は第二次世界大戦の影を背負っていて、これもしんみりさせました。
物語でさっと通り過ぎるだけの登場人物でも何かしら香りを残してゆくような、人物描写が饒舌で面白いんですよね、この作家さん。

あと読んだのは
Carla Kelly 「The Double Cross (The Spanish Brand Series)」

ここ数年読んだカーラのなかでは一番良かったです。
といっても最近の作品では定番の、素晴らしすぎる人物像はこの作品でも健在で、どうにもこうにも出来過ぎなヒロインなのであります。

昔の作品だって出来過ぎヒーローと出来過ぎヒロインが登場したのに、なぜ最近の話だとこうも癇に障るのかしら?
主人公の出来過ぎ度が上がっている、というか、家族や親戚の最低度が増している気がします。
無礼で失礼で、うんざりするほど愚かな従姉妹、翻ってヒロインは美人で賢くて優しい、、、もう少し工夫があっても良いんじゃないでしょうかね。
そうそう、文章中に「彼女は宝物だ」とか「彼は素晴らしい」とか書きすぎるのも最近の傾向ですよね。

加えて、必ず「赦すこと」が命題になるのも、ややお説教めいたところなのです。
以前リサ・ハリス(べサニー・キャンベル)のクリスチャンロマンスを読んだ時に感じたことですが、それと似た匂いがするんですよね。

でも、最初に書いたように、今作は最近では一番のヒットでした。
この話は舞台が非常に変わっていて、手垢がついていない、それが物語に新鮮な息吹を与えています。
カーラが失った若々しさを、物語の舞台が補っています。(カーラさま、失礼な事を言ってごめんなさいネ)

1780年、スペイン領地下のニューメキシコが舞台で、ヒーロー Don Marco Mondragon は、juez de campo (直訳 Field Judge)という畜牛ブランドの監視官です。
放牧牛は泥棒にとっては魅力的なターゲットで、盗みやすいし闇市で売れば丸儲け、、と言う事で、牧場主の焼印の登録管理は所有者にとっての財産権、国家にとっての税収において大事な仕事でした。
またスペインにしろイギリス、フランスにしろ宗主国は遠く離れた所にあるわけで、juez de campo は地域の法代行者、リーダーでもありました。

コマンチ族との敵対、スペイン王国の影響力低下を背景に、 8年前にコレラで妻と双子の男の子を失った Marco(31)が、11歳のときコマンチ族の襲撃で家族を失った少女 Paloma(18) と出会い、結ばれ、ダブルクロス牧場での冬を乗り越える物語、、シンデレラの継母や継姉のような典型的な意地悪役あり、命を助けた事で献身的に彼らを助ける事になる(だろう)コマンチの勇者あり、黄色いふわふわの子犬あり、、

続く2巻目もポチしました。

ロマンスとしてのときめきやワクワクは薄く、基本的に相思相愛の安定パターン。
正直なところ、朝ドラ「ゲゲゲの女房」「まっさん」といった夫婦愛がんばりものドラマで、この先ふたりはどうやって困難な時代を乗り越えてゆくんだろう、という興味で読み続ける感じです。

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 12月9日

すみません、またまたすっかり間が空いてしまいました。(こればっかり)

一年があっという間で恐いです。まだ火曜日かぁ、と一週間は長いとぼやくのに、一年は早いってどう言う事?!
日記の要約は日記に矛盾してるんですけど、ざっと書かなかった期間をまとめると、

読んだ本は3冊しかなくてへイヤー「入れ替わった双子」Anita Mills「Follow the Heart」フレッド・ヴァルガス「死者を起こせ」だけ。
キンドルに入ったままの積読ならぬポチ読は、Carla Kelly の「The Double Cross」「The Wedding Ring Quest」「Softly Falling」、Donna Ball の「Home of the Brave」(レインとシスコのシリーズ#9)。
読もう、読もうと思いつつ、、、ダメダメですね。

で、本の感想はへイヤーの「入れ替わった双子」、ロマンス香は薄かったですが、好きです、楽しみました。
ヒーローは出来すぎ君でしたが、穏やかな幸せがまっすぐ伝わってきたからOKよ。
それにしても、あんなお母さんになれたら最高だわ。頼りないようでいて、肝心なツボは外さない策士ですもの。
亡くなった夫が少々可哀想ですが、ま、度量が足りなかったということで(爆)。

「Follow the Heart」、、これががっかりでした(>_<)。
最初は面白かったのに、なんだかゲテゲテになってきて、最後のほうはヒーローがちっとも格好良くありませんでした。
Anita Mills は、下品でえげつない男とか、しつこくて厭らしい人物を描くととても上手いんです。
だから、最初のうちは「これも彼女の味だわ」と読んでいたのですが、爽やかヒーローのほうがだんだん精細を失い、引き裂かれたヒロインとヒーローがよりを戻す後半なんて、ヒーローがこれまでの恨みつらみで暴力的になり、一方の悪役側が潔い人になって、、あぁ、もうね、こんなんなら、このままヒロインは悪役側と一緒になってくれても良いわ、、と思ったり。
時代設定は珍しいかな、インディアン・フレンチ戦争が舞台です。

「死者を起こせ」はフレンチミステリー。
独特なのでかったるく感じる人もいるかも、ですが、私は好みでした。
歴史学者3人が殺人事件を推理するんですが、それぞれの視点が研究している歴史とリンクしていて、知的な遊びって感じでした。

他に、そうそう、手作り味噌、開封しました。
とても美味しく出来たのですが、なんでしょう、もっと「手作り最高!」「やっぱり手作りは違うね」という味を期待していたのに、いつも買っているお味噌と変わらなくて、気が抜けました。
多分、日ごろ良いお味噌を買っているという事でしょうね(笑)。

あとは、ガンバ大阪。
リーグ優勝ですよ、びっくりですね。
徳島戦、ポカリスエットスタジアムまで観戦に行きました。
各地で雪による事故や死者がでた、天候の悪い日でした。
スタジアムのガンバゴール裏は、寒風が真正面から吹き付けて、もうね、震え上がりました。
スポーツニュースではそんな様子が全然写っていなかったので、不満ですわ(笑)。

あとは、元野良ネコのニコちゃん。
たぶん11月末に生まれたんだろう、ということで、一歳になりました。
ただいま、と帰宅したとき玄関には出てこないのですが、リビングに入るとしがみつくように抱きついてきます。
いったん膝の上に載ったら、なかなか降りてくれず、無理やり下ろすとカプッと噛み付く、わがままなお嬢様になりつつあります。

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