2002年4月 sendmail と DNS あれこれ
sendmail が突然動かなくなった。 いや、正確には通称名をリゾルブできなくて送信を拒否するのだ。 これには前振りがある。 まず前日に停電があり、システムをシャットダウンしたので、メールの不調はリブートから 始まっている。 どうして、ネームサーバーのMXレコードを見に行かないのだろう。 どうしちゃったんだろう。。。 途方にくれ、まずはネームサーバーを調べ、それからsendmailを再インストールし、 わけわからずbindまで再インストールしてしまったが、 結論から言うと、私の大ぼけミスだった(いつもそうかも。。。爆!) このメールサーバーはSolaris8でNISを動かしている。その/etc/nsswitch.conf の hosts: の行にdnsが抜けていたのだ! というか、わざわざ抜いた理由があったのだが、そこにミスを重ねていたのだった。 Solaris8ではnisは /usr/lib/netsvc/yp/ypstart で起動するが、その中でypserv -d という記述がある。 これはデフォルトではypservがDNSを見に行くモードで立ち上がるということだ。だから、 このデフォルトモードならnisswitch.confの中からdnsを削除しても良いのだ。 と、ところが、なぜゆえにか今ではわからないが、過去の私は ypserv -d の行をコメントアウトして、単にypservが立ち上がるように変えていた。 となると、どうなるか、そう、ぜんぜんDNSを見に行かない設定になっているのだ。 リブートするまで影響が出なかったのである。 ネームサーバを見に行かない設定にわざわざ変えていた自分。。もういやになる。。 二日間悩みに悩んだのよ。。。。 sendmailのインストール記録もついでにリンクしました。 何がなにやらですが、こんなことを普段やっています。