2002年5月 用心が肝心
DOS-マウンターというソフトはウインドウズのファイル形式をマックで読めるように してくれるソフトで、今までもそれでウインドウズのMOの中のファイルを マックで読み出したりしていた。 今回、マックにあったJPEGファイルをウインドウズのMOにコピーした。 たったこれだけの事だから、今から思えばFTPなどで取ればよかったのだが、 MOに直接コピーしてしまった。 そのMOをウインドウズ2000につながっているMOドライブに入れたとき、悲劇が起こった。 なんとエクスプロアで表示されるファイル名が、、すべて化けばけである。 こういう時、機械のもつ非想像的な想像力に驚くよね。 どうやってこんなへんてこな文字列を考えたんだよっ!!と思うくらい不思議で変なバケバケ文字。 それは単に文字コードがずれただけなんだろうが。 とにかくこれでぎょっとしたのは言うまでもない。 そしてひとつテキストファイルを開くと、、、内容がすべてばけばけ!うそっっ。。 その時のわたしの顔は縦線ざーざーだったろう。 なんせ、このMOには仕事・プライベート様々なファイルがぎっしり入っているのだ。 やばすぎる・・ とにかく出来る事をしなくては。まず問題のMO(MO−1と呼ぶ)をWindows98マシンにいれてみる。 するとファイル名が普通に読めるではないか。ほっ。そこでMOまるごとバックアップをとった。 そして、バックアップした新しいMO(MO-2)をもう一度W2000マシンにいれてみるが、 期待に反してだめだった。 もう一回MO-2をW98マシンに入れると、、ぎゃぁ、さっきまで見えたのに ファイル名がばけばけになってしまった。。 いったんバケバケ名のファイルになると、もはやコピーする事もできない。 JPEGファイルを5つ加えただけで、ファイル構造をいじったつもりも無いのに、MOは マッキントッシュ形式に変わってしまったようだが、そこにWindows2000の問題も絡んで 現象は複雑になってしまった。 でも、個々のファイルそのものは変化していないはずなんだ。 だから何か根本を見つければ直るはずなんだ、、が、、マックに詳しい人が身近にいないため どうすることもできない。 リソースフォークの情報以外にマックバイナリ情報などが書き込まれてしまったのか? 必死にネットでこの手の情報を探すが、どんぴしゃなものがみつからない。涙 ためしにマッキントッシュが作ったと思われる一部のファイルやフォルダーを MO-1から削除してみた。すると、、、、、ぎゃあぁぁぁ。もはやマックでもウインドウズでも 見えないものになってしまった・・ 頼みの綱はMO-2のみ。 そこで、もう一回MO−2をマックに入れる。ここではファイル名はちゃんと見える。 この状態でMOの中身をすべてtarにして、それをウインドウズに送る事にした。 tarならファイルそのものを移せるだろうと考えたわけだ。 mactarをネットで探しMO−2の中身をひとつのtarファイルにして、ftpでウインドウズへ。 解凍レンジでtarを戻し、MO−3にすべてコピーする。 みると、、ファイル名がばけばけじゃないっ、戻っている! といっても全角のファイル名は全滅である。MO−2をマックにいれて、そこで見える名前をメモッて ウインドウズ側で名前をすべて付け直す。 ファイル自体もテキストファイル、画像ファイル、すべてちゃんと開く。 ところが一難去ってまた一難・・・マックの改行コードにすべて変わっている。 そこでコード変換をかけると、、、あああ、、すべての行に一行おきに空行がはいってしまった。 ショック 今度はネットで空行を取るソフトを検索する。 ファイルひとつひとつを直すソフトではなく、ワイルドカードが扱えるソフトでないと、 量が多いだけに不便だ。でも、取ってきたソフトが上手く動かない。 ひとつひとつ直す方(delspc)は正常に動くのに一括の方(delbl)ができない。 winsedも取ってきたけれど、空行の削除がどうしても上手くいかない。 これから毎晩ファイルをひとつずつ直して行かないと。。泣ける。 週末は自宅でしこしこと空行取りをした。でもテキストファイルの数が膨大で とてもじゃないが終わらない。 だめもとで、月曜日にもう一回ウインドウズ2000のハードウェア削除でSCSIアダプタ、 MOドライブを削除して、再インストールしてみた。 恐る恐るMO−2を入れてみると、おおっ、ちゃんとファイル名が見えるし、中身も元通り。 実は金曜日もこれをやったのに、なぜかだめだった。。 Windows2000の気難しさ?? でも半ば諦めていたから、本当に嬉しい。 MO−3のものは現時点でのバックアップとして大切にしておこう。(空行が入っているが) これからはやはりOSが違うものは、ネットワークでファイルを取るようにして、 大事なファイルは常にバックアップの意識を持っていなくちゃ。。