4月 1日
気味が悪いってほどじゃないけれど、スカパー!のスペインチャンネルの件は
少し驚いた。
というのは、4月からレオナルド・スバラグリアが出演しているドラマ
「 Al filo de la ley 」が放送されるからだ。

今年の1月にスペインの芸能ニュースサイトをたまたま見つけて、アメリカの
ヒスパニック系ケーブルテレビでヒットを飛ばしたドラマをスペインでも
リメイクする事、スバラグリアが出演者に選ばれたことを知った。
フィルモグラフィーを更新したが、その後このドラマのニュースは何も検索に
引っかからなかったので、すっかり忘れてしまった。

全くこれと関係なく3月になって、スカパーの外国語チャンネルだと中南米の番組や
映画が見れるのかも、と、急に思い立って3つのラテン系チャンネルを調べた。
1つはブラジル、1つは中南米と書いてあるけれどポルトガル語表記で、ブラジル系?、
そしてもう1つがスペインチャンネルだった。こちらにも南米ニュースなどがある、と
書いてあったので、試しに1ヶ月視聴してみようと申し込んだ。

友人からメールを貰うまで、あのドラマが放送されることに気付いていなかった。
いやぁ〜、なんかラッキーな気分だ。
今月は他に、カンパネラ監督の作品を見るためにAXNも申し込んだが、見る時間はあるのか?

これまた教えていただいて気付いたのだけれど、HQ表紙差し替えを更新。
なんとも、ひどいね〜っ
ビバリー・バートンの「聖女と堕天使」の表紙は、とっくの昔にルース・ウインドの
「天使の落とし物」に使ったっちゅうねん(爆)。
他にも「瞳に輝く星」の元表紙を見つけた。
よっぽど暇人?!
4月 4日
日曜の雷大暴れの影響か?トラブルが色々あり、一日中ばたばたと大忙しだった。
実は日曜の深夜にトラブルに気付いたんだが、朝まで待ってもらってもいいかなぁと
目をつぶる(爆)。ま、そのぶん今日は早朝からよく働いたから許してくれ〜。

読みかけのHQを中断して、ベサニー・キャンベル「逃走」を一気に読んでしまった。
面白い! サブキャラがたっているところなど、コーエン兄弟の映画が思い浮かんだ。
追うもの、追われるもの、クライマックスまで綻びの無い緊張感が持続する。
ベサニーのHQはこれまで2冊しか読んだことがないんだけれど、もうちょっと読んでみようかな。

他はあまり感動が無くて、最後までくじけずに読んでも報われず(爆)。
でもねぇ、たかが100円とは言え、読んでる途中でやめるのって悔しくてねぇ。
うぐぐっと思いながら4冊HQを読む(なんのために読んでるの? 笑)。

テス・ガリットソン U-41「 追憶の扉 」う〜ん。。ミステリだけにすべきだね。
レイチェル・リー N「ボスは女嫌い」う〜ん。。シリーズものはやはり苦手だ。
アン・ヘンリー A「カムバック」う〜ん。。うんざりしてしまった。。
ローリン・チャンドラー L「聖夜に紡ぐロマンス」う〜ん。無難すぎ。

なんでこうなったかというと、マリリン・トレイシーの「Something Beautiful」が
やばいほど進まないからだ。独特の文体というんだろうか、いまだにノレない。
ノレないからつい、他の本に手をだして、ちぇっ、イマイチっと思ってまた戻り、
またノレないから、つい、の繰り返し(笑)。
いかんねぇ。英語力が無さすぎっ(>_<)。

古本屋さんで、半額になってた「報復」と、100円棚でテリー・ホワイトの文庫本を
4冊ゲット。HQじゃない本を買うのが久しぶりのわたしだ。

おっとと、スバラグリアのTVドラマの事を書くべきだったか?
ごめん、録画だけして、見なかったのだ。。ファンの風上にも置けないね。
だって、スペイン語だけじゃ、いくらなんでも1時間みてらんないよぉ。
それと、正直言って、スバラグリアの声ってわたしの好みじゃないんだよねぇ(爆)。
容姿と演技はハナマルなんだが、声が・・・もう少し、低音だったらなぁ。。
4月 6日
喉の奥がまっかっかになってしまった。もー最悪(T-T)

outlookユーザーのために、POP over SSL をインストール。
本当はapopにしてもらいたくて outlook + UsefulMailer の利用を勧めたが、
UsefulMailerを入れてもうまくネゴシエーションできなかったので已む無く。
SSLで通信されちゃうと途中に入れてるアンチウイルス専用機がウイルスを
検知できないんだよねぇ。。
outlook系はほんま困るねぇ。。

やっちゃいかんっ!と分かってるのに、徹夜をしてしまった・・・
マギー・オズボーンの「A Stranger's Wife」(Warner) を読み始めて、つい。
舞台は1876年のコロラドなんだが、最初ピンとこなかった。で読んでいくうちに
分かったのだが、コロラド地方は1876年に正式にコロラド州になったのだ。

ヒーローはコロラド州の最初の州知事になろうと選挙運動をしている男。
彼は代々の名家出身、地方検事で牧場主で、ブレインや後援者にも恵まれている。
だが、ただひとつの悩みは、妻が姿を消したことだった。
そしてヒロインは強盗の罪で10年の刑に服役中の女で、ヒーローの妻にうりふたつ(笑)。
ってわけで、妻の身代わりを演じる引き換えに、出所させてやる、だが勝手な事をしたら
また拘置所に戻すぞ、てな事をお上品に脅して・・・
ま、お約束の流れになるんだが、妻は一体生きてるのか?死んでるのか?と
ミステリー味のヒストリカルに、マイフェアレディ型の変身をとげるヒロインの葛藤を
絡め、なかなかうまくまとまっている。
ヒロインは貧しい生まれだし、男運の無い人生なんだが、芯がしっかりしていて賢く、
知識やマナーをどんどん吸収してゆく。ヒーローやヒーローの友人側の偽善や高慢に
傷つけられながらも勇敢に立ち向かうが。

いつものごとく、我慢できずに真ん中をすっ飛ばして、ラストまで読んでしまい、
ちぇ〜っ、なんだよなんだよ、ヒロインの幸せ者〜っ、で、朝になってしまった(爆)。
真ん中を読み直さなければならない。
4月 7日
メモ帳がわりにPOP/SLL インストール記録をコンピュータのページに。

昨日の出勤時にはほころびかけた蕾だった桜が、帰る頃には9分咲きに。
鴨川べりがたった一日で春爛漫の景色に変わってしまった。
入学式シーズンにぴったりの光景をみると、9月から学校がはじまる諸外国には
桜の木って無かったのかなぁと思ってしまう。
今年はむずむずいらいら感に邪魔されて花見を楽しめないのが辛いわ。

「A Stranger's Wife」読了。
そーか、これって考えてみたら、わたしの大好きなPPヒーローだった。
最初は少し高慢かと思ったら意外や、信念をもった理想家で、政治屋として生きるには
真面目すぎる人だった。清濁あわせ飲む現実主義者の親友との絡みも面白い。
利権を期待する支持者たちの中で、なんのためにgovernorを目指すのか
苦悩するヒーローさまに、親友は「power だ。power のためだ!」と言い切る。
だが、PPヒーローさまは、そういうお人柄じゃないんだなぁ。

世間の人が眉をひそめたり、釣りあわないと思う女性に参ってしまうのが
PPヒーローさまなんですよねぇ(^m^)

このままマギー・オズボーンの「I DO, I DO, I DO」になだれこむ。
これは一人のフランス男と結婚した(つもり)の3人の女性の物語で、
帰ってこない夫を捜しているうちに、次々と彼と結婚した女性と出会い、
結局、3人一緒にとんずらした男を捜す話だ。

時代は1897年、フランス男は一攫千金を求めて、アラスカに行ったようである。

性格も年齢も違う3人のヒロインたちは、
Missマナーって感じの遺産相続人、金髪お上品レディのジュリエット・マーチ、
「彼を見つけたら理由(わけ)を聞きたいの」
宿屋をひとりで切り盛りしている赤毛大柄女のクレア・クラウス、
「彼を見つけたらお金を返してもらうつもりよ」
ど田舎大家族から飛び出てきたブルネット娘ゾウイ・ワイルダー
「彼を見つけたら殺してやるっ」

「自分こそ本物の妻だ」「自分こそ愛されているんだ」という当初の反発こそあれ、
旅を続けているうちに
「なぜ自分はあの男にコロッとだまされたんだろう?」と自問しだす。

いやいや、面白いよ〜。
それぞれが自分の殻やコンプレックスを打ち破り、たくましく正直になってゆく。
アラスカなんてとんでもない所に行き、自分の内に在った思いがけない面を見つける。
こんなこと出来ませんわ、こんなこと無理です、の連発だったジュリエットが
一番のしっかり者になるってのもお約束ですけど、とても上手いストーリー。
旅の途中でちゃ〜んと3人の男に出会って、、(^m^)

フランス男のラストがまた笑える。。