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2003年5月 Delegate で OutlookExpressをapop対応にする 他マックの覚書


ちょいとscanするソフトを入れれば、ネットに平文で垂れ流れるパスワードは
簡単に読めてしまう。

だからせめてメールの受信にはapopを使ってほしいと言っても、
ウインドウズユーザーの大半がOutlook Expressを使っているのがわたしの職場の現状。

ユードラやAL-MAIL、ポストペットなどapop対応のメーラーはあるけれど、
誰でもお金ださずに使えるソフトがあるならそのほうがいいって思うんですよねぇ。

imapに移行しないとだめかな、でもサーバー管理がめんどうになるから
いやだなと思っていたので delegate でapop対応に出来ると知ってさっそく導入。

さっそく ftp.delegate.org に行き、pub/DeleGate/bin/windows/latest から
ウインドウズ版のバイナリファイル delegate.zip をとってくる。

1)解凍して得られるdelegate.exeを適当なフォルダーに移す。
今回はProgram files\DeleGate フォルダーを作成し、そこに移した。

2)デスクトップにdelegate.exe のショートカットを作成する

3)ショートカットのプロパティを開き、
リンク先 "C:\Program Files\DeleGate\dg8_5_4.exe" となっているところに
-P110 SERVER=pop ADMIN=アカウント名@popサーバー名を付け加える。

"C:\Program Files\DeleGate\dg8_5_4.exe" -P110 SERVER=pop ADMIN=murasaki@pop.xx.xx.jp

4)Outlook Expressのpopサーバー設定画面をあける
ツール -> アカウント -> プロパティ -> サーバー

通常は下のようになっているが

サーバー情報の受信メール に		popサーバー名
受信メールサーバーのアカウント名に	アカウント名

このように変える

サーバー情報の受信メール に		localhost
受信メールサーバーのアカウント名に	アカウント名@popサーバー名

5)popサーバーで、popauthコマンドをうち、パスワードを登録する

6)delegate(ショートカットの方)を起動し、その後メーラーを起動してみて受信を確認する。


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マックのOutlook Expressはapop対応だけれど、言葉遣いが悪いと思う。
Outlook Express v4.5の場合
[編集]→[初期設定]→[アカウント・電子メール]→[詳細設定]
→[常に保護されたパスワードを送信する]にチェックをいれることでAPOPの使用が可能。

Outlook Express v5.0の場合
[ツール]→[アカウント]→[編集]→[アカウントの設定]→[メールの受信・ここをクリックして
詳細な受信オプションを設定]→ [常に保護されたパスワードを送信する]にチェックを
いれることでAPOPの使用が可能。

さらに、調べるとOSXのMailは、apopとは何も書いていないが、apop対応なんである。
popauthで登録したのちメール受信をしてみると、ちゃんと暗号化されたパスワードが
ネットに流れる。

そういうわけで、メーラーにお金をかけない人にもapop対応はできるというわけだった。