シャノン・アンダーソン (シャノン・マッケナ)  2005年4月初まとめ
「そのドアの向こうで」を読んで、すっかり気に入ってしまったのが発端。
彼女の昔の作品を読みたくて、Zebra社のPrecious Gem Romance シリーズの
作品を取り寄せた。

ハーレクインで言うと、デザイアよりも薄いくらいの分量なんだけれど
ストーリーのまとめ方が上手いの。
ロマンスは素直で切なくてホットシーンはとても官能的。
サブキャラに味があって、優しいユーモアを漂わせる。
ヒロインの成長や自己発見と同時に、バカチンヒーローの「あぁ、俺はほんとに
ばかだ〜」と目覚めるのが、良いのよ〜(^m^)
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
二見書房 そのドアの向こうで ヒロインの父、死亡。ヒーロー私生児みたいなもの、母ドラッグ中、義父アル中。 Mar-04 下半身純愛 ドロシーヒロインとテクノぶりきのきこり君 貿易会社秘書、ロレイン・キャメロン(レイン 28)、セキュリティコンサルタント、セス・マッケイ(36) 妄想ヒーローの思い切り下半身純愛が胸キュン!!愛を知らない元傭兵ヒーローの乾ききった心の砂漠に愛の水がひたひたひたひた・・敵役ヴィクターのキャラはありがちだが記憶に残る、サスペンスの方はちょっと捻りがなくて不満。。 現代版「カエルの王子」と「パイレーツ・クィーン」の切ないファンタジー うふ
二見書房 影のなかの恋人 半年前ヒーローは大怪我を負った。ヒロインの父が裏切り者だった。 両方の片思い(10年) 両方の罪悪感 ヒロインを守るヒーロー ケルト美術に詳しいエリン・リッグズ(27) 元FBI捜査官コナー・マクラウド(36) ぎぃ〜、、なんていっていいか、イライラしちゃって、面倒くさくなってしまったワタシ。 結局心に残ったのは、ヒロインの母ちゃん(爆)。 悪女タマラの存在が強すぎて、ヒロインの影薄し。ヒーローも、なんつうか、ただの不幸を背負った発情くん以上の印象が残らず。。ごめんよ〜。
PGR#181 Bit of a Gypsy  ヒロイン10才のとき両親死亡して、叔母に育てられる。 ヒーローの父親不明。10才のとき母はメキシコ、インドへ、叔父は14才で逃亡。 Feb-99 安定志向ヒーロー 彫刻家、ジュエリーデザイナー、エマ・ペッジド(29) 園芸家ジャック・ケンドリック(34) まぁ、切なくてホットでいいわ〜。君のようなタイプって言われるたびに、一体私のようなタイプって何よ!と傷つく気持ち、わかるわ〜。でもヒーローの子供時代の心の傷もね、かわいそうでね、おばあちゃんがナイスだし、ラストが癒されるわ〜。 うふ
PGR#227 ANYTHING GOES Oct-99 安定志向ヒロイン 学芸員 錠前店 出会いから上手いわ。悶々と盛り上がるのもいいにゃ〜。 ヒーローと母親との確執が絡んで屈折したヒーロー
PRG#254 いつものカフェで ヒロインの母は10年前に死亡。 ヒーローの父は浮気で離婚 Feb-00 カエルの王子さまヒーロー ウエイトレス、大学院生29とデータベース設計・ソフトウエア会社34 計画やパターンどおりじゃないと落ち着けないヒーロー。愛って何?の甘切ファンタジー うひ
PGR#273 QUINN'S RETURN ヒーロー母12才のとき死亡、叔父にひきとられる May-00 再会(17年) Bad boy returns B&B経営 エレノア・コナー(32)、 フォトジャーナリスト、サイモン・クイン(35) むちゃ定番だけど、胸キュンよ〜。。10才の時からヒーローを崇拝してるのに、不運と厄災のかたまりヒーローったら、いつもいつも去ってゆこうとするんだから、もう!戻ってきてプロポーズするシーンもいいわ〜。。 うふ
BRAVA Touch Me ヒーロー11才の時両親飛行機事故で死亡 Nov-02 自信喪失ヒロイン 待ち伏せヒーロー マッサージセラピスト、テス・ラングレイ(29)、 経営コンサルタント、ジョナ・マーカム(35) 週末に別荘に招待して、やる気ムンムンのヒーロー(笑)。君は「宇宙の女神」なんて事を言ってるうちは良かったが、だんだんお互いの心の奥に近づいていくと・・。 ヒロインの心がひとまわり大きく強くなるところが素敵で、ヒーローがヒロインを必要とするところも素敵。 うふ
Brava キスより切ない朝 ヒーロー13才のとき詐欺師の父親は殺された、母は失踪 Apr-04 自信喪失ヒロイン デアンデルタールヒーロー ヘッドハンター、ジェイン・デュヴァル(27) クラウンロイヤルホテルCEOマイケル・マクナマラ(37) 相手を支配し、主導権を握らないと安心できないヒーロー、、あひゃ〜ん、ほんとは愛して欲しいのに、愛情は強制することができないなんて、うなだれちゃって。。ワンコなんだから、もう・・・ うふ


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