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更新記録 2012年 2月1日から2012年 3月31日まで


2月 2日

技能13時間乗って、まだ項目11番(全23項目)、しかも復習項目に今日も「11」と書かれてしまいました。あぁ、次回も11ですか。。これで3回連続になる〜っ。
11は狭路、つまりクランクとS字です。

ATの第一段階はストレートだと12時間で終了なのに、私はまぁだまぁだです。

今日のクランクとS字は一度も脱輪しなかったし、道幅の感覚は他の不得意項目と比べるとマシなんです。じゃ、何が足を引っ張っているかというと、ブレーキとハンドル操作。

ま、それが車の全てじゃねぇかっ!と言われるとそうなんですが(爆)。

オートマなので、ブレーキから足をはずすだけで進むわけですが、、狭路でじわ〜っと緩く押さえてはふっと抜いて、またじわ〜っと押さえて、、というブレーキペダルのコントロールが下手で、がくがくがくとなってしまうんですよねぇ。
中途半端な位置をキープするうちに、太ももの内側がプルプル震えてしまいます。筋力の問題もあり、ですねー。

ハンドル操作も下手で、早くに切りすぎて、それをちょこちょこと戻して直すって感じです。ちょこちょこ戻すという事が、遠くを見ないで近場を見ている事にもなり、余計ダメなんですよね。

とりあえず外周から右折したり左折したりで、クランクやS字の道に入るのは上手く入れるので、前回までダメだった事がちゃんと出来るようにはなっているのですが、、
上手くなっていると思っているのは自分だけのようです(爆)。

今日の指導員のK先生は、勝手にブレーキを踏む先生ではありますが、非常にムダがなく、最初の説明もさっと切り上げ、上達は実践で!と、何度も何度もクランクやS字をトライさせてくれる、、わたしにピッタリの指導員です。
教え方も実践的で、ここで回す、ここを注意する、という点が分かりやすいです。

一方、昨晩のO指導員は、初めてだったのですが、あぁ、お金と時間が勿体無いなぁと思うような指導方法で、最初の説明が長々としていた時に感じた不安が的中でした。
それじゃやってみて、、と最初にクランクに入ったら、途端に止められて、クランクでは何を注意するか、どうするとこうなるか、を、延々と話すんです。
勿論、真剣に傾聴しますが、技能50分のなかで、どれだけ操作感覚に慣れるか、が私にはとても大事で、技能教本で予習はしてるし、ネットでも色々と読んでいるし、理屈ではわかっているんですよねぇ。。
内輪差を考えて幅をとる、ピラーの根元あたりに車輪がある、車輪の位置を意識する、視線は先の方、、色々考えても、実際運転席から見る景色は全く近くが見えなくて、どこに車があり、どこらへんを曲がっているのか、さっぱり分からない。夜だったからまさに「あぁ、わたしはいま暗中模索〜」状態。

またちょっと動くと「今はどこに気をつける?」と訊かれ、「左前輪です、内輪差を意識して左に寄らないようにします」と答えると、「気をつけるのは左の後輪でしょ。後輪が縁石に乗り上げないように気をつけるのでしょ。あなたは考えすぎです」と来た。

は? 左の前輪と後輪と、言いたい事は同じだと思うけど・・・
考えずに自然に、と主張するわりには、延々と説明する、、矛盾じゃね?

ここでムッとしても仕方ないので、「後輪に気をつけます」と再びスタートしましたが、こんな調子で、47分になると「あの白いポールに寄せて止まって」、、最初の説明10分と最後の3分、、これだけでも50分の5分の1を超えてるぜっ(ぷん)、クランクとS字を2回しか経験せずに復習項目「11」でした。とほほ。

ま、沢山練習できてラッキー!と考えるようにしますが、他の指導員に復習って言われた時と気分が違い、こんにゃろーっ!って感じで、帰宅してからぶぅぶぅとマーキーに愚痴をこぼしました。
(だって家族はいい加減お母さんの愚痴は聞き飽きたって顔なんですもの)

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2月 8日

朝、ちらちらと雪が舞ったのですが、すぐにやんでしまいました。
この冬、京都はまだ一度も雪らしい雪が降っていません。めずらしいですね。

今日は9時から技能教習をやった後、送迎バスで職場まで送ってもらいました(笑)。
ただいま17時間乗っていて、項目17、方向指示器や後方確認などを織り交ぜながら、修了検定コースの練習をしています。
修了検定は3コースあり、やっと1番がOKになり、次回は2番となりました。。

やっとOKが出た〜♪
何が出来ないって、泣きたくなるほどミラー確認が出来なくて、前回は、本当に最低だったんですよね。
ルームミラー見て、サイドミラーみて、指示器、、左、確認して! どっち見てるの、こっちを見て! 目視は? もうね、何度言われたか思い出すのが嫌になるほど言われたんですが、どうしても上手くできなくて、、

あたふた、、ぎくしゃく、、動作と頭が連動しないの (>_<

やっぱり運転に余裕がないから、目を上のミラーや横のミラーにちらっと向ける事ができないし、『後方確認してから指示器』と何度も唱えてやったところで、超ぎこちない動作になるし、しまいにはサイドミラーを気にしすぎて中央からずれて片側に寄ってしまったり、、
注意されればされるほど緊張して、さらに失敗をする、と言う泥沼。

なんでこんな簡単な事が出来ないんだ!>自分、、でした。

ミラーみて指示器、ミラーみて指示器、、家でも通勤途上でも、起きてても寝てても、そのことばかり考えて、、、左折やS字などがちゃんと出来るようになったと喜んでいたけれど、こういった事のほうがずっと難しいと痛感しています。

今日は後方確認が少しはできるようになり、落ち着いた運転になりました。

そうそう、教習所のコースを回っているとき、前方の教習車がのろのろと進むのを後ろでじりじりと待っていたのですが、、、わたしも最初はあんなにのろかったんだなぁ、、慣れというのは凄いものですね。外周だけならスイスイ回れちゃうヨ(時速20kmだけど 笑)

仕事のほうも、また忙しくなってきました。
何でも屋といった仕事なので、ちょっとでもコンピュータに関係がある?ってものは全部回ってくるのですが、これは絶対に関係ない!と思うものまで来るんですよねぇ。

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2月13日

技能21時間やって(9時間オーバー)で、ようやく「みきわめ」を貰いました。

あぁ、次は修了検定、、シミュレーションを頭の中で始めただけで心臓がどきどき言い出すほど、自信が無いです。
失敗ばかりが目に浮かびます。

落ちたらまた受ければいいんだから、落ち着いてやればいいじゃん、と何度も言い聞かせているのですが、、

話はまるっと変わり、
最近の我が家は朝から晩までK−POP漬けです。

下の息子がどうしたことか無茶苦茶はまっちゃって、動画サイトからダウンロードしてせっせとDVD−Rに焼くわ、こんなに放送されてるの?!と驚くほど、K−POPベストテンのようなテレビ番組を録画しまくるわ、さらに、ライブDVDを買っちゃってるようで、、

車に乗るときはiPodを忘れずもってゆき、しゅぱしゅぱしゅぱしゅぱ、ドゥビドゥビドゥッビドゥビドゥビドゥッビ、もう、勘弁してくれと言いたくなるほど、です。

彼のお気に入りは、シャイニーとティアラとティーントップとアイユーとビーストとスーパージュニアと、、、あと、なんだっけ? とにかく、、ほとんど全部ですね。
ティアラなんて、ろりろーりろりろり、、って曲だけ集めたDVD−Rを作っていて、いろいろな番組で放送された「ろりろり」を、つまり服や髪型やPVなどが違うけど同じ「ろりろり」を土曜日の朝に1時間くらい見せられるの(爆)。

いやはやK−POP恐るべしです。

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2月20日

やっと、やっと、、仮免貰いましたぁ〜。

修了検定3回目で、合格。本当に大変でした。。うるる。

検定1回目は、脱輪という下手さでしたが、2回目は、あと半周すれば終わりという時に急ブレーキ、「え!え!え!何?!」「一時停止です」ガーン・・・まさかの一時停止無視で不合格。>_<

今まで一度も見落とした事がなかったのに、、全く目に入っていませんでした。
これが路上だったら事故っていたところです。
安全確認、骨身にしみました。

そして臨んだ3回目。
早朝から極度の緊張。。
前日の補習ではすべてのコースをミスなく回れたじゃないか、今までどおりにやれば大丈夫だって、、、いや、たまたま上手く回れただけで、次は失敗しちゃうんじゃないか、、どうしてもポジティブシンキングになれないわたしですが、モーニングバードで紹介された松岡修造の「今日からお前は富士山だ!」これがツボをつきました。

「嵐にしやがれ」で紹介されていた時は「ははは」と(ちょっとバカにして)流していたのですが、勝負というか、試験を前にして不安と緊張がマックスの時、この問答無用の励ましの熱さは効きますね。

そうだ、出来るぞ、わたしは富士山だ!(笑)

安全確認、お前は富士山、ピラーを真ん中、富士山がんばれ、、、、見落とさない、見落とさない、、、最後出発点に戻り、ポールに寄せて停車。

はい、合格です。左折がちょっと大回りですから気をつけてください。それともっとスピードを出して。。

降車してから、ふっと糸が切れたように、手が震えてきました。

入所してちょうど一ヶ月。
第一段階で結局21時間プラス補習2時間、合計23時間も乗ってしまった私です(爆)。
教習所に通い始めて初めて分かった事ですが、自動車の運転というのは、ものすごいカルチャーショックでした。
これまで車とあまり縁がない生活をしてきた人間にとって、運転席から見える風景は、これまで知っていた風景と違うんです。

遠近法の中にいる、、
たまに助手席に乗る事もあったはずなのに、全く意識していなかったんですね。
これが本当にショックでした。
台形に見えるのに、ハの字に広がっている線が平行だと言うんです。
すっごく小さく見える道へ、大きな車を進めてゆく、、
前輪の位置を想像して、その遠近法の風景に収めてゆく。

理屈では分かっていても、手足が反応しない。
目から入ってくる情報を脳が受け付けるようになるのにすっごく時間がかかったんですねぇ。
結構まじで、脳の情報処理について、考え込んでしまいました。
2回目の検定の前には、おもちゃの車を買って、色々走らせながら顔を床に引っ付けて、運転席視線を意識して、この曲がり角はこう見えるはずだ、このあたりでハンドルを切れば、こんな風景のはずだ、、、(マーキーが不思議そうに車のおもちゃをくんくん嗅いでいました 笑)

でも、この方法、案外効き目があり、2回目の検定は1回目に比べてグンと上手くなったんですよ(落ちちゃったけど 爆)。

次からは路上教習、、むっちゃ不安ですが、世間さまに迷惑をかけないよう引き続き頑張ります。

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2月22日

路上教習2回目、、、生きて帰ってこれないかも、人を殺めてしまうかも、、恐ろしい事ばかりが頭をよぎり、めちゃくちゃびびりました。

いや、本当、色々人生に山や谷がありましたが、人に大怪我させるようなシチュエーションとは無縁の人生だったんで、今までほぼゼロだった「自分が加害者になる確率」が、突然90%に跳ね上がったような、死がすぐそこにあるような、もうもう、教習所の指導員って仕事をよくやっていられるなぁ、と感心するというか、、とにかく恐かったです。

ルームミラーを覗くと、いつだって後続車が後ろにぴったりとつき、教官が「アクセル!アクセル!アクセル!」
必死にアクセルを踏んでみるものの、信号でまた先頭になるし、、迷惑かけているのが分かるから、ほんま泣きたくなります。
「前には何がみえる?」
「車が停まってます」
「はい、それじゃ右に指示器を出して」
「はい!」
声だけ勇ましいけれど、入れない、入れない、右に入れないよぉ〜。
やっと入ったと思ったら、
「左に戻って」
「はい!」
ひぃぃ。。

出発前はトンネルと急なきつね坂にビビッていたのに、振り返れば、一番楽だったのがトンネルときつね坂でした。
だって歩行者も路駐もないんだもん。

手に汗をかく、というのは本当なんだわ。べったべたになりました。
そして、家に戻ったら、ひざも腰も首も痛くなって、、やばいほど不自然に緊張してました。。

あれだけアクセル!アクセル!と言われたのに、教官の残した連絡項目には「ブレーキが遅い」
はぁぁ、いっぱいいっぱいなんですよね。
教習所のコースで悩んでいたのが笑い事に感じられます。果たして、路上教習も笑い返せる日がくるのでしょうか。。

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2月23日

ふふふ、大野君のドラマが春に始まるんですね!
嬉しいなぁ。。
教習に疲労困憊な私にとって、このニュースはものすごいビタミン剤でした。

シリーズの最初の本を書店でみかけたので買って帰り、一気読みしてしまいました。

「硝子のハンマー」 貴志祐介
ホラーテイストの方が貴志さんには合う気がするけれど、独特の無機質な感じと、圧倒的な情報力で、薀蓄好きなわたしは結構楽しく読めました。
ま、主人公が大野君だと思って読んでいるから、ちょっとしたシーンでも想像して楽しめたって事ですが(笑)。
身長170cm無いぐらいの、細身、色白(ここが違うが)の30代。
クールで生活の匂いがしない男。
これで背が高くてもっと高等遊民ぽかったらギャラリーフェイクの藤田のイメージなんだけれど、それよりかはまだまだ庶民な感じ。
防犯対策、セキュリティの超がつく専門家。
いいですね。

本のストーリとしては、犯人がなぜ被害者を殺したのか、全く理解できず、そこに大きな飛躍があると思ったけれど、ま、犯人の鬱積していたものが、こういった短絡的な方向しか見えなくさせたのかもしれないなぁ、、

あんまり後味がよい話ではなかったのですが、主人公コンビのキャラ設定はドラマ的にはいいかも。

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3月 1日

ふふふ、路上教習が5回済みました。

驚いたことに、1回目と2回目に味わった「恐怖」が今は「用心」に変わりつつあります。ようやく車から見る景色に適応した気がします。

スピードを出すことにも慣れてきて、今では大通りはちゃんと50km/hで走っています。
まだ進路変更はド下手ですが、ちらっちらっとルームミラーやドアミラーを見て運転できるようになりました。

徳大寺さんの「女性のための運転術」を買って読み、車線変更するときはスピードを上げるように気をつけたり、なるべくブレーキを踏まずアクセルを離してエンジンブレーキを利用するようにしたり、、若い人と違って自然と身につく事が難しいので、そこは知識で補うって感じです。

ただ、問題は予約が取れないこと。なかなか教習が進みません。
第一段階の時は、夜でも構わなかったのですが、やはり路上は明るい時間にやりたいので、朝イチをとりたいんですよねぇ。教習を受けてから遅れて出勤ってパターンでなんとかやっていきたいのだけれど、なかなかそういう時間は取れなくて。

市内の道路は路駐が多いし、無謀な自転車も多いし、、「かばかばっ!!こんな私が運転してるのに、逆走行で向かってくる奴があるか〜っ!」>_<
心臓がちぢみあがります。
先週、京大の入試が終わった時刻にちょうど百万遍に差し掛かってしまい、ぞろぞろと横断歩道を渡る受験生とでたらめに走る自転車に、はらはらした私です。

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3月19日

あぁ、すみません。すっかり開店休業状態ですね。

教習所と仕事にバタバタしている上、ロマンス小説熱が低調なので書く話題がなくて、、本も読んでいなくて恥ずかしいやら。

まずは、えーと、先々週になってしまいましたが、サッカー開幕戦に行ってきました。
ガンバ、、、やばいです。。
ヴィッセルに完敗でした。
中盤に繋がりが感じられず、アントラーズから移った野沢に好きなようにやられました。

で、その翌週はセレッソに負けて、、
セホーン新監督、まじで大丈夫ですかね?

それから、えーと、久しぶりにロマンス本を買いました。
Kresley Cole の新刊が1月に出ていたのにすっかり忘れてました。
「Lothaire (Immortals After Dark)」(2012)

まさかのLothaire、わたしはてっきりNixとどうかなるのか、と思っていたのだけれど、全然違うんですね、お相手は人間? これっぽっちもヒーローっぽくないキャラだったので、読むのが楽しみです。
まずはKindleを充電しないと(爆)。

そして、Carla Kelly
彼女が昨年ブログで書いていたように、例のモルモン系出版社以外からも、過去の彼女の作品が ebook でどんどん出るようです。
カーラは版権を自分の手に戻しているので(ラベンダーブックの編集者さんもそうつぶやいていましたね)、Signet の担当者が「どうか全部をCedar Fort(モルモン系出版)に売っちゃわないでーっ」とすがりつき、「Libby's London Merchant」 と「One Good Turn」はこっちからでるみたいですね。
Cedar Fort からは、1月に「In Love and War」が出て、4つの短編が入っていますが、あぁ、どうしましょう。2つは読んだことがあるのよねぇ。
The Light Within,
A Hasty Marriage, ←これが超お勧め〜。
Something New
The Background Man.

今月は「Reforming Lord Ragsdale」(放蕩貴族を更生させるには)
9月には「Mrs. Drew Plays Her Hand」(ふたたび、恋が訪れて)
その先いつか知らないけれど、「Summer Campaign」もebookで出るんですよ。
ラベンダーブックさん、どうです、次はサマーキャンペーンをぜひっ!

そして「Daughter of Fortune」もebookで出るんですね。
これはカーラの初めてのロマンス本で、ハーレクインヒストリカル。舞台はメキシコで、なにやらエキゾチックな表紙絵で、へへへ、高い古本を買ってしまったわけですが、まだ読んでいません(爆)。

どれもこれも古本を買ってpdfにしちゃったから買う必要はないのですが、カーラの本当の印税のためにebookを買おうかなぁ〜。

そうそう、ハーレクインからは新作「Marriage of Mercy」が今月の22日に出ますね。
表題は stupid だ、本の中では誰も結婚しない、とカーラが不満げにブログに書いていますが、個人的にはハーレクインでも書き続けてほしいんですよねぇ。
作家が思うほど清い作品の方が出来がよいってわけじゃない気が。。
俗まみれで商業ベースの出版社であろうと、ちゃんと面白い話が書けていたのに、どうやらハーレクインとはこれが最後のようです。

次の作品は1900年にユタ州で起きた鉱山事故を舞台にしたものらしいです。
今はゴーストタウンになっている Winter Quarters 鉱山。
8月くらいに出るのかな。

最後に、へへへ、週刊ザ・テレビジョン。
皆さん、みました?大野くんが素敵でしたぁ〜。
Room 3104 、、これから毎週買おうかしら。(#^o^#)

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3月21日

Carla Kelly 「Coming Home for Christmas」 (2011)

ありゃりゃ、去年のクリスマス前に出た本を今頃読了です。

カーラの3つの短編(いずれも書き下ろし)が入ったアンソロジーですが、2つまで読んで放置状態でした
というのも3つ目を読みかけて、うう、この設定、好きになれないかも、と思ったからです。
ところが、今月の新作を買う前に真面目なファン魂を奮い起こして(笑)最後まで読んでみると、おお、心配していた嫌な展開ではなく、気持ちよい終わり方で、悪役になりそうなキャラにもちゃんと素敵なシーンを用意してくれて、、ま、甘いといっちゃ甘い結末でしたが、良かったです。

短編といっても、3代に渡る話、祖父、母、息子がそれぞれの主人公で、緩やかに繋がっています。
一番好きなのは2番目の話。やっぱ、カーラはヒロイン視点の方が絶対面白いんですよねぇ。ヒーロー視点だとなんていうか、ヒロインが出来すぎヒロインで物足りないの。

3話目、クリミア戦争で看護婦として奮闘した母の息子は、アメリカ西部開拓時代の軍医として働いているのですが、フィラデルフィアに残したフィアンセとの結婚のため、故郷に帰るところです。
軍医の助手から頼まれて、やはり故郷へ向かう教師の娘と同行するヒーローですが、ま、列車の旅の間にいろいろな事が起こるわけで、ネイティブアメリカンとの戦い、移民の問題などカーラらしい真面目さで描かれます。
困っている人に優しく接する同行の娘と、それに対比させて挿入されるお金持ち相手のお医者さまになって欲しいと彼の除隊を願う美人フィアンセの底の浅さ、、よくある設定で嫌だなぁ、と思っていたわけです。

ところが、このフィアンセを、よくある結末にしつつも、この子も幸せになってほしいなぁと思える終わり方にしたのが、、うんうん、ヒーローがこの元フィアンセと婚約したのもあながち盲目ってわけじゃなかったんだな、ま、深みのある人間じゃないとしても悪い子じゃないよな、、

最後まで読んでよかった、、ですね。

そして、クレスリー・コールの「Lothaire」を読み始めました。

えーっ!! Lothaire の子供時代に泣けてしまうなんて、想像もしなかったわ。。

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3月25日

今日は山岳教習でした。
八瀬遊園の方から大原に行き、静原の方をまわって帰ってくるのですが、大緊張の50分でした。よく無事に帰ってこれたわ。

「左に寄ってますよ!!ガードレール!!ガードレーーール!!」
「どんどん行って、どんどん行って。スピード落とさない!!」
「電柱に気をつけてくださいっっ!!電柱!!」
「近くを見ないっ!」

もう、へっとへと・・・
何度も左側に停まって、くっついている後続車5,6台を先に行ってもらうのですが、すぐにたまるんです(爆)。

雨脚が強く、ワイパーがしゃかしゃか動く中、山道系カーブで対向車とすれ違うたびにびびりまくりでした。

京都に住んで35年以上経ちましたが、大原に行った事なかったんですよね。
まさか初めての大原が自分の運転だとは夢にも思いませんでしたねぇ。

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3月26日

Kresley Cole 「Lothaire (Immortals After Dark)」(2012)

やっぱ、クレスリーは上手いですね、面白い。一気に読んでしまいました。

Lore界でもNixと並ぶ高齢のLothaire、前4巻くらいからずっと読者の気をひく暗躍振りで、一体何を画策しているのか、ちょろちょろと出てきて気になってしかたなかったのですが、そんなLothaireの過去が明かされます。

ヴァイパイア界に2大クランHordeとDaciがあり、父はHordeの王、母はDaciの王の娘という王子なLothaireなのですが、いずれの王からも捨てられ、むごい仕打ちにあうんです。
憎しみと復讐心を糧に生き延びた彼は、いつの日にか王座奪還をと、先読みして布石を打っているのですが、Brideが見つかると言う予言を得たんですね。

HordeとDaci を征服してキングとクイーンになる、、よっしゃーっ!!てなわけですが、なんとBrideはまさかまさかの人間の女性、18歳、貧しい鉱山労働者の娘エリーでした。

え゛ーっ、高貴な俺様の花嫁が、貧しい愚かな人間の娘のはずがない!!
そもそも不死の者と、人間との組合せは滅多にない事なのです。

ところが、エリーは血と殺戮の女神に憑かれてしまい、殺人を繰り返し、、

ホラーばりの衝撃的なオープニングはちょっとあざといかなぁ。
不死の者たちが切った張ったをしていてもそれほど気になりませんが、人間が彼らにぐちゃっと殺されちゃうのは物語とはいえちょっと嫌ですね。

ま、読者の気をひくスタートのあとは、切なさ+エロティック+ユーモアのクレスリー節が冴えてます。

つまらん人間の女じゃなく、人間の体に封じ込められた殺戮の女神こそが自分の花嫁なんだ、そうだ、女神なら自分に釣りあう、、死の女神 Saroya the Soul Reaper を封じ込めの呪いから救いだすために、Lothaireはエリーの魂を消し去ることを誓ってしまい、、

だがしかし、Saroyaを抑えてエリーが意識を持つと、Lothaireはどんどんエリーに惹かれてゆき、にっちもさっちもいかなくなり、、

クレスリーヒロインの良いところは、傲慢男にびしっと言ってやる、相手のセクシャルな魅力に負けない点ですね。
女心がちぃっとも分からない Lothaire ですが、最後にこう来たか、、泣かせるなぁ。

そして、今回のNixは語ります。。あぁ、胸が痛む、心配だわ。

そしてそして、とうとう、ラストに Kristoff が登場しました!
Lothaireの異母弟ですよね。もしかして叔父 Demestriu から赤子の彼を助けたのは Lothaire なんでしょうかね?
Furie が Kristoff の Bride なんでしょうか?

読み終わると次が気になる。。。。いつもどおり商売上手のクレスリーです。

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