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2003年10月 迷惑メール

毎日20−30通は迷惑メールが来るので「スパム慣れ」してしまい、
Subjectも見ずに捨てているのだが、
他のユーザーから苦情がでて、フィルタリングをすることにした。
いや、もちろん、/etc/mail/accessに拒否サーバーリストは延々あるのだが、
この数日やってくる広告メールは、リレイサーバーが色々あって
きりが無い。
しかし、サブジェクトはいつも同じなので、それをブロックすることにした。
(ちなみに現在 sendmail-8.12.10を使っている)

sendmail.cfに直接Subjectチェックルールを書き加えた。
あまりお手本がないので、テストマシンで何度も書き直し
チェックしたが、思ったとおりの出来ではない(>_<)

##################
# check_Subject
##################

HSubject:		$>+CheckSubject
SCheckSubject
R$* hogehoge $*	$#error $: 553 Bye Bye
R$*		$@ OK

って感じだ。
このhogehoge が Subject: に書いてあるとそのメールは受け取りを拒否される。
しかし色々試したところ、hogehogeの部分を
R$*hogehoge$* というように、詰めて空白をとり除いてみても、

hogehogemaniaのような言葉を拒否できない。

正規表現を使いたいのに、どうも上手く使えない。
初心者に向くお手本が無さすぎっ ・・ていうか、初心者はsendmail.cfなぞを
手直ししちゃいかんっ てことかな(笑)


multicastとNFS

停電処理のため、いったんサーバー群を落とした。
小容量のUPSは、自家発電のコンセントにつなぎなおすだけでOKなので
そこにつながっているサーバーを落とす必要はないが、
大容量のUPSは自家発電につなぐと電圧の不安定性からか、
エラーモードになってしまう。そのためそちらにつながっているサーバーは
いったんシャットダウンして、自家発電のほうにじかにつながなければならない。

ファイルサーバーやスイッチを自家発電に切り替え、やれやれこれでおしまい、と
思っていると、一台のサーバーが起動の途中でフリーズしていた。
画面は
Setting default interface for multicast:
add net 224.0/4: gateway XXXXX

え?なんで?マルチキャストなんてしてるつもりなかったのに、、

これがつまづきの元だった。(>_<)

実は普段からこの画面はでているが、さら〜っと流れてゆくから
気にとめていなかったのだ、
でもこのときのわたしは、マルチキャストを停止させればなにか変化があるかも、
なんて思ってしまった。
/etc/rc2.d/S72inetsvc の中の、対応行をコメントアウトして、
よしっ再起動させよう。。
あれ? また同じところで止まった。それにしてもなぜだろうマルチキャストが
止められていない。うーーん。。
/etc/init.d/inetsvc
これかな? こっちを読んでいるのかな?
よぅし、これもコメントアウトして、、ほいっどうだっ、
あれれ? また同じところでフリーズだ。。マルチキャストも相変わらず
止められていない。。うーーーーん。。

ここで悩んでしまったが、フリーズの原因がマルチキャストにあるのではなく、
この箇所で止まるのは、NFSに問題があるからだ、と識者が書いているではないか。
とりあえずマルチキャストが止まらない謎はうっちゃって、NFSまわりを
調べると、

なななんと・・ファイルサーバーが止まったままだった・・

なにやってんだかぁ〜・・・

あまりにも初歩的なミスで、何時間も悩んだのだった。

ssh- 3.2.5 覚え書き

SSH Secure Shell の更新をさぼっていた。こんなこと言ってる場合じゃないが何事もなくてよかったぁ(^^;;
というわけで、3.2.5をインストールする。
./configure は 従来どおりlibwrap.a のパスをつけて、
あとはmake もすべてすんなりと。

ところがいざssh2でログインしようとすると、
warning: Unrecognized configuration parameter 'AuthorizationFile'.
warning: Failed to parse some variables from config file '/etc/ssh2/ssh2_config'. 
ssh2: FATAL: Error reading config file /etc/ssh2/ssh2_config. 

というエラーメッセージが出て、終了してしまう。
しばし悩んだが、ネットで調べてみると、これはFAQなんだった、どうりで。

このバージョン(3.2.* ?)になってからは ssh2_config ファイルの中の
AuthorizationFile 定義は不要になったらしい。
だからその行をコメントアウトしてしまう、というのが答えだ。

ははは、いつからヴァージョンアップしていなかったか、が、すぐにわかってしまうね。

<後日追加> sftp

3.2.5にしてから、sftpが出来なくなった。
これまたFAQのようで、公式ページに
/etc/ssh2/sshd2_config の中のsftp-server の行を直せ、と書いてあるのだが、

subsystem-sftp  internal://sftp-server

と書き直しても

subsystem-sftp  /usr/local/bin/sftp-server

と直してもだめで、終いには
subsystem  sftp  /usr/local/bin/sftp-server

と、他のOSで書いている人のをまねして直してみたが、

sftpはあいかわらず、
child process (ssh2) exited with code 254

といって終わってしまう。古いバージョンのssh2サーバーも残しているので
3.2.5をクライアントにして、古いほうをサーバーにすると、上手くいく。
逆に古いほうをクライアントにして3.2.5をサーバーにすると、
一瞬sftp>とでたあとで同様のメッセージで終わってしまう。

ネットで同様の悩みをもった人を探しまわったが、いないっ!!
あぁーん、どうして?
できないのはわたしだけ?

しかたないのでしばらくはsftpは古い方を使うことにするが。。。