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更新記録 2008年 6月1日から2008年7月31日まで



 6月 3日

この更新の記録は、エディタでファイルを開いて上に書き足しているだけなので、新しい日付がページの上にくる。 2ヶ月たって新しいファイルに変わる時、日にちの順番を正順に直している。
以前はその作業を手でやっていたのだが、せっかくjavascriptを勉強しているところなので、スクリプトを組んでみた。
getElementsByTag とかでノードを配列にいれて、順番を逆にすると、、をを、古いwhat0804.htmファイルがあっという間に正順になったじゃないですか♪

perlとかと違ってjavascriptはhtmlファイルに直接書けば動いてくれるから小技に便利だ。

今月はスカパーの契約を色々変更した。
EURO2008があるので、WOWOWを契約。
他に、BBC製作の「ジェーン・エア」オースティンの「説得」が放送されるのでLaLaTV を契約。
さらに、つらつら番組表をみているうちに発見したのだが、ザ・シネマというチャンネルでシェイクスピア21というシェイクスピアの現代版ドラマ(BBC製作)があり、なんとジェイムス・マカヴォイくんがマクベスを演じている。

レストラン「ダンカン・ドハーティー」のシェフ?ジョー・マクベスは、ある夜、ごみ収集人から「いずれジョーがレストランの支配人となる」、、と予言めいた話を聞かされ、、、

ををを、ザ・シネマも契約だ、ポチ!

普段はスカパーでサッカー以外見ないので、色々なチャンネルのホームページなどに注意を向けない。多分、見逃したお宝も多いのだと思うが、、
ツイテル。EUROがなかったら、スカパーのサイトに行かなかっただろう。
「シェイクスピア21」のマクベスはネットでググルと評判がいい。
嬉しいなぁ〜・・
BBCのShakespeaRe-Told のページ

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 6月 5日

今 LaVylre Spencer「Separate Beds」(1985)を読んでいるところなんだけれど、あぅあぅっ、切なくてたまらないっっ。

出来ちゃった便宜結婚もので、よくある題材なのに、なんでこんなに胸が痛むの?

ヒロイン、ヒーロー、ともに完璧とはいえない若者(大学生と法科大学院生)で、臆病だったり、自己中だったり、強情だったり、思慮が浅かったりするけれど、そんな彼らを慈しむように、丁寧に丁寧に描いていて、ものすごく等身大なの。

ひどい奴!!、と最初裕福な家の一人息子ヒーローに反発を感じたわたしの気持ちはそのまんまヒロインの気持ちだし、一方で、動転した時に一番最悪な部分をみせてしまうってことが本当によくわかるし、ヒーローが育ちの良さを反映して、素直に失地挽回しようとすると、ヒロインじゃなくても「好きになりたくなんかないのに気持ちがどんどん惹かれてゆく」し、でも、甘い希望や幸せなんて感じたくない。。

人生の門出はもうすぐそこ。 若さと夢と希望を抱えて、無邪気に日々をおくっていて、人生は自分を裏切らないと信じ込んでいる。
ところが、ある日突然、つけていたことを意識してもいなかった命綱を切られたように、人生に掌を返されたように、なにもかもが思ってもみなかった方向へ、急展開で動き出してしまう、、

あぁ、彼らを嫌いになれないから、余計に辛いわ。

ヒストリカルじゃなくて現代ものなんですが、いうなれば、サムリスみたいな設定でサムとできちゃった結婚をするヒロインなんですよねぇ。。つらっ。

こちらのゴージャスカップルはサムリスと違って、どちらも裕福で家柄もよく、両家とも仲がよいときている。 男は法律家を目指し、女は航空工学を勉強していて、愛してるかどうか確信が持てないんだけど、このまま何事もなければいずれ結婚するだろう、って感じだったんだ。

どちらかと言えば、男のほうが結婚したいと思っていて、女のほうが研究や仕事をもっとやりたいって思っていて、で、独立記念日に大喧嘩をしたんだな。
男は浴びるほどお酒を飲んで、、紹介されたヒロインと、、

ヒロインはワーキングクラスの家の娘。
美しい顔立ちだが、滅多に心のうちを明かさない。優秀だけれど貧しい。将来の夢に向かい、必死にバイトをして学費を稼ぎ、なんとか大学を卒業しようとがんばっている。
最悪なことに、父親はアル中でDVという完璧なお膳立て。

彼女の名前も顔を覚えていないヒーロー。

ま、読み始めたときは誰だってヒーローが嫌いに感じるでしょう。
ヒロインと一緒にになって腹たてたり、苦悩したり、笑ったり、、
「Hummingbird」と同じで、ラヴィエルってほんと、読者に感情移入させるのが上手い。

後半はまだ読んでいないけれど、どうかどうか、幸せになってくれ〜っ。

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 6月 7日

徹夜してしまった・・・

読みかけの「Separate Beds」を、夜の10時半ぐらいから読み始め、今、朝の6時半。。やってまった。

でも、あぁ、後半も完璧。。安易な展開をとらない厳しさなのに、こんなに欠点だらけな二人なのに、なんて愛おしいの。

苦しいほど気持ちを揺り動かされ、胸が押しつぶされて、それなのに明るい温かさで終われるなんてねぇ。

クレイとキャサリンは幸せになりました(うるるる)。
ほとんど、ロマンス本の読者と言うより、彼らの母親と化していた私。
彼らのすれ違いに心を痛めて、どうしてあげることもできない無力感に襲われ、また、クリスマスに二人が顔をみせれば自然と顔が輝いてしまったり、、
ラヴィル・スペンサー、舌をまく上手さでした、、あぁ、参った。

しかし大丈夫かなぁ、今日は大阪までコンサートに行く予定が入ってるのに、、

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 6月 8日

一週間が過ぎるのが早くて早くて。

昨日はクミコさんのコンサートに行ってきました。
偶然つけたテレビで「わが麗しき恋物語」を聞いて以来、一度ナマで聞いてみたいと思ってたんですよね。

で、初めて生のステージを見てみると、、あらまぁ、「綾戸智恵」さんのシャンソン版だったんですねぇ!
歌うときとしゃべるときのギャップが・・。突然おばちゃんになっちゃうんだもの(笑)。

今年54才のクミコさんのMC、まじで「あぁ、わかる、よくわかるぅ」、、ふと横をみれば隣の席の人もうんうんと頷いている(笑)。

歌いだすやいなや、先ほどまでのおばちゃんっぽさがタイムスリップのように消え去って、別世界にすぽんと飛んだように「物語」の世界に入ってしまう。
声、情感は素晴らしいの一言。
「Separate Beds」を引きずっていて、なんていうか、心が感じやすくなっていたこともあり、「わが麗しき恋物語」では涙がぽろぽろこぼれて困ってしまいました。

朝方はしんどいから行くのやめようかと迷ったけれど、行って良かったわ。

シェイクスピア21「マクベス」

James McAvoy 演じるは、ダンカンレストランの厨房をとりしきる超一流シェフ、ジョー・マクベス。

あぁ、マカヴォイ君、なんていうんだろ、全身にピリピリした緊張感があって( ま、わたしの場合は頚椎症でピリピリしてますけど 爆 )、エゴとプライド、傷つきやすさ、弱さ、まったくもって普通じゃない。

役者の演技はとっても良かった。それと、スペイン映画風のダークで奇妙で重苦しい閉塞感はなかなかのもの。恐かったよぉ・・

問題は脚本かなぁ。着想の良い力強い脚本だが、ラストに近づくにつれ、現代に置き換えたシチュエーションがちょっと苦しくなった。
原作のマクベスはダンカン王を殺害した後、バンクォーと息子、マクダフの妻子を殺してゆくわけだけど、現代劇でこれを普通の話として成立させるのって難しいもの。サイコキラーってわけではないし。

最大の不満は「バーナムの森が動かぬ限りマクベスは滅びぬ」予言を、「Pigs will fly」としたところかな。
ブタが空を飛ぶ、つまり「ありえない」ってことだけど、アレ(ネタばれはしないでおきます)を飛ばすってのはなぁ。

一方で、プライドとエゴと予言に翻弄されてしまう人間の弱さだけではなく、現代的な味付けもあってね。マクベス夫人の苦悩、夫婦の心の傷がうるる、レストランを奪われてなるものか、とダンカンを憎む説得力があったわ。

EURO2008
「ポルトガルートルコ」だけ録画で観戦。
デコ、ちょっと不調じゃないですか?
ロナウド君はさすが。見事なトラップは何回みてもほれぼれする。

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 6月 9日

作家別じゃないほうのロマンスミニレビューに検索窓をつけました、

ちゃんとした検索はcgiが使えるようなレンタルサーバーが必要だから、このHPでは無理だけど、javascriptを利用した検索ならhtmlに書くだけなので。

ホントに簡易検索ですけど、特定の作家を抽出したり、「うふ」だけ抜き出したり、そこそこ使えます。

元々はこのところやっているjavascriptの勉強の一環で、既存の表に手を加えることなく、ソートやパターンマッチをやるって奴。 パターンマッチは出来たけど、哀しいことにソートが上手いこと動かなくて( これです )、
わずか数行のプログラムをにらんで「何がいけないんだろ、なんで上手く動かないんだろ」 先々週からずっと悩んでいて未だに間違いが見つけられない(とほほ)。
(後刻つけたし をっとミスを発見! 直りましたぁ〜)

そんなこんなで時間がなくて、仕事の後で見てきた「つぐない」の感想はまた今度。(一言 泣けました・・)
(時間が無いのかあるのか、これじゃわかりませんね〜 爆!)

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 6月11日

スペイン、あのパスのつながり、尋常じゃござんせんねぇ。

見た映画、読んだ本の感想を書こう、書こうと思いつつ、まとまった時間がなくて、、毎晩録画したEUROを見てると、他に何も出来ないよ〜。

ってことで、う〜むむ3連発でお茶を濁す。


まずはキノコ。
芝生の間からポコポコと生えてくる。たった一日でこんなに!
ほとんどはホコリタケの仲間なんだけれど、シイタケ型のもある。
とっても日当たりは良いが(南向き)、洗濯ばさみをしなくてもタオルが飛ばされないって感じの無風状態でねぇ。。

「つぐない」
整理券番号が1番だったので嫌な予感はしたのだが・・
なんとわたし一人ですかっ?!

映画館、これではヤバイですねぇ。。
(映画はお勧めなんですけどねぇ)

スイミングウェアを着けたマネキン。

これってその昔新庄がグンゼの下着モデルになったというマネキン?
それとも、誰か水泳選手がモデルなの?

店内ではなく、店の入り口にあたる歩道に立っていたので、思わず手が伸びてしまいました(爆)。

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 6月13日

最近読んだのがジャン・バーク「過去を呼び戻した天使」
アイリーン・ケリーシリーズ4番目で、これだけ読んでいなかったんですよねぇ。

ちょうどアイリーンとフランクの結婚直後。

このシリーズ、最初にある方から勧められて読み始めた時は、アイリーンの押しの強さに鼻白んでしまい、アイリーンのまわりを地球が回っているような感じが好きになれなかったのだけれど、フランクの存在感が増して以来どんどん良くなってきて、今ではお気に入りに近いシリーズになってしまいました。

ジャン・バーク自身の小説技術も上手くなっていると思うし、アイリーンの人間性にも深みが増して魅力的になっています。。ま、何にもまして、フランクが良いんですよねぇ。こんな出来すぎの男っているんでしょうか。
(いや、いやしない、という典型的な反語表現)。

非常にしんどい状況のなかで自分の信念を貫くアイリーンを黙ってフォローし、後ろからしっかりと抱きしめてくれる。彼女の心の痛みが、雨が地面にしみこむ様にフランクへと流れてゆくというか、まさにふたりで一つの荷を担っている、、良すぎるなぁ。。

ジャン・バークはもうアイリーンシリーズを書かないのかしら。

ラヴィルの「Separate Beds」を読んだあとは、ロマンス本に食指が動かなくて、ジャン・バークを読んだわけだけれど、読んでいる間にMary Jo Putney の「One Perfect Rose」が届いた。 これは Fallen Angels シリーズの棹尾を飾る作品。
18冊まとめ買いセットの中に入っていなかったが、最初は別にシリーズ全部が揃っていなくても構わないわ、と思っておりました。
ところが、シリーズを読んでいるうちに、ステファンのその後が気になって気になって、結局ピンで購入。。。わは、やっぱり?

話変わってユーロ。録画ビデオ観戦。
「ポルトガルーチェコ」  毎晩ひと試合が限界よ・・
ロナウド君、す、凄いですね。
ほとんど彼の個人技でもぎ取った感がありますね。
チェコは最後の詰めが甘くて点こそ取れなかったけれど、ポルトガルより見せ場のあるサッカーをやっていたから、もしや大波乱が? と見ていましたが、う〜むむ、ロナウド君の一発が突き刺さりました。

それにしても、ロナウド君のユニをもらったおじさん、彼は一体何者?

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 6月15日

ちぇっ、ロマンスミニレビューのサーチプログラム、Firefoxではちゃんと動きませんでしたね。IEとFFでは childNodes の扱い方が異なる、という、よく知られた問題だったようです。
とりあえず動くように直しましたが、FFだとサーチが終わってテーブルが表示されてるのに、いつまでも砂時計が動いていて、手動で駐禁マークをポチしないと止まらない。 何がいけないんだろうなぁ。

「クロアチアードイツ」
ちょっと感動しちゃいましたねえ。
まるで優勝したかのように喜びを爆発させるクロアチアチーム。
魂のこもった見事なサッカーでした。
それにしても、〜ッチ と 〜チッチ と 〜コバチ 、名前がなかなか覚えられない。

「オランダーフランス」
オランダったら、とんでもない破壊力。
守備もまとまっているし、迷いがないサッカーをする。
リーガを見てないから、ロッペンの顔を見るのは久しぶり、、あらまぁ、一段と年齢不詳になってますねぇ(爆)。

ドリブルもシュートも切れ切れのロッペン、復調しつつあるファン・ペルシー、ポストの上手いニステルローイ、頼りになるスナイデル、これはまじ行きそうですね〜。

話変わって、望月 重良
あの、2000年アジアカップの決勝点を決めた望月、モッチーのことですけど、SC相模原創立を取り上げたNHKの番組を偶然見て、びっくり。
特発性大腿骨頭壊死症という難病が発症したために引退したとは全く知りませんでした。
SC相模原の代表として県リーグ3部から5年でJリーグという目標に向かってがんばってる姿に、ちょっとじーんときてしまいましたね。

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 6月17日

時間よ止まれ、と言いたくなる今日この頃。

忘れないようにちゃんと表にしてまとめておいたのに、ふと気付くと、「あ、録画予約するの忘れた・・」。
「説得」の放送、既に2回も終わってるじゃないですか、、よかった、もう一回放送がある。 (ほっ 何のためにLaLaTVを契約したのかワケわからんぞ)
録画した「じゃじゃ馬ならし」は見る時間もなく、同じく放置していた 「スペインースウェーデン」を見る。
スペイン、やっぱり力があるわ。(これだけ?)
「ドイツーオーストリア」はハイライトシーンで。
バラックのフリーキック、度肝を抜くパワーですね。(これだけ? 笑)

それにしてもやばい、やはり年か。
毎日サッカーをちゃんと見るのが苦痛になってきた。早送りで見ちゃったりして・・(爆)

準々決勝は「ドイツーポルトガル」かぁ。気合を入れ直してがんばってみるぞ。

50の手習いは javascript入門編が終了し、PHP入門編へ突入。 頭の中がごちゃごちゃになってきた。PHPの参考書を早く買わなくちゃ。

色々なことの中で最下位になるのが食事。
食べるのも作るのも面倒でたまらない。
先日の日曜日も、フローリングにワックスかけたり、庭の雑草をとったり、この手の事はせっせとやったが、ご飯の用意は・・毎日バナナで済ますわけにはいかないよなぁ、やっぱり。

読書もぴたりと止まってる・・
DRクーンツの「ハズバンド」とT・ジェファーソン・パーカーの「ブラックウォーター」にブックカバーをつけて、読む準備だけは整っているが、全然進んでいにゃい。
いつもかばんに放り込んで、電車1駅でも手隙の時間に読むようにしているのだけれど、最近はぐぅぐぅ寝ている事が多くて(爆)。

来月はなんといっても評判の J.R.Ward のThe Black Dagger Brotherhoodシリーズ1番「Dark Lover」と、Susan Carroll の St. Leger シリーズ1番「Bride Finder」が翻訳される。
どーしよーかなーーーー。むっちゃ悩んでる。原書で読んだ方がいいだろうか。。

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 6月21日

あっという間に一週間が過ぎて、時間が、、をっと、同じようなセリフを繰り返している。

EUROは準々決勝が2つ終わってしまった。結果は・・・だーーいしょっく。
特に「クロアチアートルコ」は、早朝にあたまの中が空っぽになってしまった。
こんな事って・・・

3時半に起きて、6時半に一旦寝て、9時ごろに起きて、、洗濯・掃除・雑草とり。コーヒーをいれてベランダへ。ここが私の定番読書スペース(笑)。
T・ジェファーソン・パーカー「ブラック・ウォーター」を読む。

ヒロイン、マーシがこんなに味のある女に成熟するなんて、最初の「ブルー・アワー」を読んだ時には予想もできなかったネ。

愛って何なんだろう。この空白、この孤独、この飢えをどうやって乗り越えればいいんだろう。
再び愛に手を伸ばすって言っても、これが「愛」なのかどうなのか、手を伸ばして人生を賭ける価値があるのかどうか、どうやってわかる?

マーシにこんな感情移入する日が来ようとは。

妻殺しの容疑をかけられた保安官補、大金が絡む詐欺疑惑、真相を追う殺人課巡査部長マーシ・レイボーン。
前作「レッド・ライト」で徹底的にこじれた職場の人間関係。保安官事務所の半分が彼女のことを身内を裏切ったと嫌ってる。冷たい視線におしつぶされまいとがんばるけれど、時には体の芯まで疲れてしまう。それでも理解と真実を求めて前に進む。

あやや、サモーラ・・・。胸にしみるわ・・・

シリーズってなんだかなぁ、と思う事もあるけれど、リゾーリもアイリーンもマーシも、みんな深みを増していい女になっていくので、読者としては幸せだ。
ま、皆揃いも揃っていい男が横にいるんだけどサ(爆)

ブラックウォーターがハヤカワで、ブルーとレッドが講談社だった。2006年に読んだ本でハヤカワと書いていたのを訂正。

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 6月22日

週末ならではの無茶な生活。
「オランダーロシア」をリアルタイムで観戦して。。。_| ̄|○

なんていうか不気味なくらい強いんです、ロシア軍団。
なんていうか、スタミナ、気迫、早さ、精度、すべてにおいて、オランダは負けてました。 正直なところ最初から重かったですね。

堂々たる勝利でしたが、でもねぇ、暴言と知りつつ、ドイツやロシアのサッカー、あんまり好きじゃないんだわ〜。
本で言うと、アイリーンシリーズの第1巻みたいな感じで、恐いもの無し自信の塊っちゅうやや苦手なタイプ。ほろ苦さやおかしみやペーソスが感じられないの。








シェイクスピア21「じゃじゃ馬ならし」

面白いーー! 大笑いしました。
ロマンス本ファン必見のエレベーターもの(笑)。
リージェンシーファン必見の、金持ち女と結婚して借金をちゃらにしたい伯爵もの。

ヒロイン、ケイトは、なんと、マクベス巡査のイザベル(町の新聞記者) Shirley Henderson。 38才バージン、切れ者、野党の党首候補です。
ややオーゲサですけど、でも、可愛らしさとの落差が良いですわ。

そして、このドラマを見てヤラレタ人続出の源は、ヒーロー、ペドルッキオ様でございます。

ルーファス・シーウェル Rufus Sewell という役者さんなんだけれど、彼がもう、ノリノリで、胸がファーファで、網タイツで、勝手で子供っぽくてロマンチストで、
伯爵さま特別画像はこちら

まさにジェントルマンなんですよね。→ 働かないって意味です(笑)。

画像がルーファスファンサイト(公式?)に一杯ありますので、ごゆっくり。
http://www.aboutrufus.com/taming_of_the_shrew.htm

トップページのサイト内検索を、グーグルが始めたサイト内検索に変えました。
(利用するにはジャバスクリプトを有効にする必要があります)
HPのURLを登録しただけで、ウチみたいな弱小サイトに即対応できるっちゅう事は、世界中のWEBページを日々全部集めてるって事ですよねぇ。もの凄いですねぇ。。

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 6月24日

クーンツ「ハズバンド」読了。

読み易すぎて、あっというまに読めてしまうのが難点か?

これは2006年の作品で、ウォッチャーズ(1987)やライトニング(1988)と比べて潤いが激減した。 20年という時間は世の中を変えるには十分だわ。
サイコな奴、無関心な親、金儲けこそすべての物欲、敵役に共感を覚えることが難しい。。寒々としている。

それでも愛と正義が勝つと信じてクーンツヒーローは戦う。
妻を守るために、妻を救うために、妻のためなら死ねるっ!!(こんな夫はいるんだろうか?)
よく考えたら2日間のドラマ? 怒涛のダイハード。
ロマンス本と同じく、最後にハッピーエンドになると分かっているから読む。それでいいんだと思う。

今さらだが、シネマのページの2007年の分を書き終えた。2008年はまだ(爆)。他に LaVyrle Spencer と Mary Jo Putney を更新。

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 6月25日

BBC2007年製作、J・オースティン「説得」

うひーー。堪能しました。切なくて、ちょっとHQで、、
原作を読んだことがないので、ドラマを見たあと感想を書くために、ちょこっとだけ原作を見てみました。いつか、ちゃんと読もうっと。

"アン・エリオット(サリー・ホーキンス)は27歳。サマーセット州の広大な邸宅に父親のウォールター卿、姉エリザベスと暮らしている。彼女はかつて、海軍将校のフレデリック・ウェントワース(ルパート・ペンリー=ジョーンズ)と結婚の約束を交わした。だが、父ウォールター卿は家柄が釣り合わないと結婚に反対する。結局、母親代わりのラッセル夫人に説得され、結婚を取りやめてしまう。しかし、ウェントワースに対する思いは消えず、未だに独身生活を続けるアン。婚約解消から8年たったある日・・"

とLaLaTVのエピソード紹介にありますが、

ヒロイン、アンは准男爵の次女。慎みと知性と慈愛を持っている女性だけれど、父親、姉、妹は家柄を鼻にかけ、体裁こそが全てという暮らしをしている。
(母親はしっかりした女性だったらしいが13年前に亡くなっている)

跡継ぎになる男子に恵まれなかったため、家領地爵位は、父が死んだらイトコに譲られることになっている。イトコが長女と結婚してくれたら、と願っていたが、イトコは低い階級だけれど大変裕福な女性と結婚してしまった。現在エリオット家は無頓着な生活が祟って、少し経済的に傾きつつある。

Captain ウェントワースは、ジェントリー階級ではないらしい。
ヨーマンの次男ってとこかな(わたしの憶測)。
アンの父親に言わせると、「Mr. Wentworth was nobody.」
8年前(1806年)夢と希望に燃えていたが財産ひとつ無い海軍士官だった彼は今は海軍大尉になり、自分の船を持ち、財も成した30前後の好男子。

いつも思うんですけど、オースティンって名前のつけ方が抜群に上手いですよね。ミスター・ダーシーとかミセス・ベネット、キャプテン・ウェントワースとか、ぴったり!と言いたくなるわ。

二度と会うこともないと思っていたのに、、、自分が若さも溌剌さも失った8年という時間が、彼には自信と男らしさを与えている、、ひっそりと苦しむアン。
他人の説得に負け、自分を見捨てたアンを許していないフレデリック。。
(^m^)
オースティンの原作は著作権が切れてるので、わたしはヴァージニア大学のフリー図書館からMicrosoftReader版の「Persuasion」をダウンロードしてきました。

http://etext.virginia.edu/ebooks/

WEB 体裁でもいいけど、MSリーダーだと辞書が連動するから便利っす。

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 6月29日

「スペイン対ロシア」をやっとこ録画で見たら、もう今晩が決勝?!なんと、もう6月も終わり?! なんちゅう早さだ・・・

先週後半は風邪をひいてギブアップでございました。
突然喉がヒリヒリと痛みだし、真っ赤になり、あとは咳、鼻水、頭痛、筋肉痛、、

芝生にカビが発生していたのが気になっていたので、無理して土曜日に(雨が降り出す前に)芝刈りをして、殺菌剤をまいたが、その後はティッシュの箱を抱えて、へろへろと座り込み、お気に入りのハーレクインイマージュを再読したり、録画したものを見たり、、だらだら、、

日曜になってやや上向きになり、まともな食事を作る。自分が病気になると、まともなものが食べれないというのが哀しいっすね。「夕飯、別にいいよ」と一見優しい言葉を言ってくれるが、作ってくれるわけじゃないからなぁ。

見たのはBBC2008年製作TVドラマ、「分別と多感」。3話立て(3時間)

よござんした!!! 大満足。

配役がとても良いです。
マリアンヌの若い情熱もエリノアの分別も、17歳と19歳にふさわしかった。
ウィロビー、エドワードもぴったりだった、、そして、あぁ、ブランドン大佐、、
あぁ、切ない、あぁ、素敵すぎる、あぁ、大人の男、、もうもう白Rでした(HQを知らない人にとっては謎の言葉ですね 爆)。

ネットで知ったのですが、今回の脚本家は「自負と偏見」(コリン・ファースが出た)と同じ脚本家なんです。(ってことはブリジットジョーンズの脚本家でもある)

だからちょっとロマンステイストが濃い目で、そのくせ女の一生とはなんぞや、と現代風の味付けもありで、「オースティンはミルズ&ブーンから出版したのではない」という批判の声もあったりする。
うん、ちょっとわかる、このドラマ見ていてまさに現代版オースティンだな、これ、と思ったもの。(それで満足してるんですけど 爆)

いやはや、とにかく、今月のLaLaTVにはとても満足いたしました。
来月は特に興味をひくものがないのが辛い・・
最低2ヶ月は契約しなくてはいけないので、止めるとしたら8月だが、なんと、8月にはまた気になるものが放送されるようで、、、くっ、、これが向こうの作戦か・・

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 7月 1日

遅ればせながら、EURO2008、終わってしまいましたねぇ。

スペイン優勝、おめでとー!

強いことは分かっているけれど、優雅な強さは泥臭い強さに負けちゃうんじゃないか、と思っていたんですよねぇ。ところがどっこい、我慢強い粘りと集中が最後の試合まで続きましたねぇ。

あのちっこい三角パスの繰り返し。どーしてそんな狭い所でパスを繋ぐのよ?と無知な私はハラハラしてしまうけれど、息子に言わせるとこちらの方が断然相手が疲れる。ロングパスなら別の人間が守備するけれど、近いパスだと自分の範囲。左に構えていたのが右になり、また左、後ろ、、

確実にトラップして確実にパスができる自信があればこそ、近距離の高速パス回しができる。 クラブチームではなく寄せ集めの代表チームなのに、これほど息のあったパス回しができるってのが、す、凄いですねぇ。

99年ワールドユースでスペインに4−0(コテンパン)で負けて以来、(ロバートダウニーJrとせんだみつおが混ざったような)シャビめ〜っと思っていたんですけど、いぶし銀のような働きにうるっときました。
MVP、おめでとー。

今回のユーロは面白い試合が多かったですね。
スピードと動きがあり、攻撃的で、軽やかで、華やかでした。
お顔のほうはそこそこでしたけど(笑)。

で、突然話題は変わり、、

かば、かばぁ・・・正太。。。_| ̄|○

全国の「望郷の道」ファンの9割はこうじゃないですか?

作者がサキというキャラクターを登場させた時から、そういう思惑だろうと思ってはいたものの、どうか私の先読みしすぎ、思い違いであって欲しいと願ってきたのに、、

先読みしすぎではなく、思ったとおりだった。やだやだやだやだ。。
川瀬の話が出たのが前フリだったんだな。
がっかりだよ、正太。
こんなに情けなく分かりやすくルイを裏切るとは。。

もしかしてこの上大阪に連れてゆくんじゃ? やだやだやだ。。

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 7月 2日

あぁ、困ったです。
評判のJ.R.Ward のBlack Dagger Brotherhood 1番目 「Dark Lover」を読み始めたんですが、ごめんっ!! イマイチ乗れてな・・いや、まだ途中なので後半はもっとマシかもですが、、、

世界造型、アイデアはとても面白い。アルビノ!
ヒーローの過去なんて、うるうるる、、Wardの描くヴァンパイア世界はとても傷んでいてダークで魅力的。

殺人衝動をヴァンパイア退治という代償行為で昇華させているサイコパス予備軍、種族存亡の危機、選りすぐられた傷だらけウォリアー、、、緊迫感を盛り上げる設定なんだけれど、なんていうか、ローカルというか、チープというか、ウルトラマンでいうところの5,6人で地球防衛軍というか、貴族も王様も同じ町内会というか、、
敵となる Lesser にしてもちんぴらというか、地元ギャングのつばぜり合いというか、、

緊迫感を感じつつも、製作費の安い映画を見ているような感じでどう受け止めていいのか。。。
たぶん、「肩の力を抜いて読め!」なんでしょうねぇ(笑)。

とりあえずこれだけはヒーローに言いたい。人間から不審を買わないように慎重に行動してるんだとばかり思ってたのに、 特殊な凶器は現場に残さず持ち去ってくれぇ(爆)。

おまえは俺のものだ!運命のmateだ!と下半身まっしぐら君は嫌いじゃないんですが、個人的にはヒロイン、ヒーローに性ホルモン以上の理由を感じられなくて、、ま、Lust あれば苦あり、じゃなくて Love あり、か。

告白しますと、わたしはリサ・マリー・ライスの「真夜中の男」がちっとも面白くなかった人間で(あぁ、言ってしまった・・・)、きっと大多数の、「真夜中の男」が好きな人はこの本も気に入るんじゃないでしょうか。 ということで、翻訳を待ってる皆さん、どうぞご安心くださいね。

をっと、まだ途中ですから偉そうな事言っちゃいけませんね。 でもこの後のシリーズも読みますよ。
だって Havers が気になって・・・・
Havers ってシリーズ最後までなじられ役なんでしょうか?

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 7月 6日

「ラッキー・ユー」

ラスベガスのポーカープレイヤー(ヒーロー)の父息子の確執と和解を軸に、ヒーローの成長、クラブ歌手とのロマンスが描かれる。
スーザン・アンダーセン「この賭の行方」とよく似た設定に引かれて見た。

見どころは、本編よりも特典映像(爆)。 映画のポーカーの試合のほとんどが本物のポーカープレイヤーだということで、彼らのインタビューや人となりが面白い。
一日10−15時間ポーカーをして過ごすという彼ら。
2003年の世界大会を再現したようなストーリーにしている。

すべてを賭け事の対象にして生きている、、すごいわ。。。

予想とは違ってロマンスは添え物程度だけれど、ロバートダウニーJrも出てるし、ロバート・デュパル(父親)は渋いし、嬉しいわん。

最近ポーカーの大会は手札をテレビカメラが写すようになっているので、視聴者はプレーヤー達の手札を知りつつ駆け引きの妙を味わう事ができ、TV放送として大変人気が出ているらしい。

読みかけの Dark Lover を少しお休みして、他の読みかけの本を読む。
Mary Jo Putney Fallen Angelsシリーズ最後「One Perfect Rose」

おだやかに満足。 やはり私は甘ちゃんなので、ヒーローとヒロインが友情と信頼&欲望(笑)で結ばれている優しい話が好きなんだワ。

「Shattered Rainbows」の主役だったマイケルの兄 Ashburton公爵 Stephen Kenyon がシリーズラストの主役となる。

鈍い腹痛に悩まされていたステファンは、医師から余命3ヶ月の命だと告げられる。
これまで暴君であった父親に仕え、父親を喜ばせるために何もかも我慢して生きてきたというのに、手にしたのは温かみも愛もない生活だけ・・

何を慮ることがあろうか、、と彼は行方も定めぬ一人旅に出てしまう。
旅の途中で知り合ったシェイクスピア劇団一座と共に、正体を隠しながら興行の旅を続けてしまうステファン。一座の座長の長女、しっかり者のロザリンドは3才の頃にこの座長夫婦に拾われ、養女となった娘であるが、影あるステファンを案じている。一方、ステファンの行方を必死に探す弟マイケルと主治医・・・

いやぁ、ヒロインとヒーローの互いへの思いやりと愛情がしみじみ。。
ラストのまとめ方も「あぁ、なるほど!」
そういえば伏線が一杯あったが、素直にひたって読めばいい。

もう一つ。読みかけだった  Kresley Cole「Dark Needs at Nights Edge」

うまいわねぇ。ちょっと感心した。

シリーズ4作目(長編では)ともなると、マンネリ化しそうなものだが、ちゃんと目先を変えて、異なるロマンスを仕立ててくれる。

Immortal After Dark シリーズの住人たちはヴァンパイア、ライカン、ヴァルキリ、デーモン、ゴースト、魔女、その他なんでもありなので、それを上手に活用して、通常の「姉妹兄弟関係者」スピンオフより悩みも特性もバライテェ豊かなのだ。

ロス兄弟の中で唯一生血を飲んで目が赤くなっているデンジャラスな男、Conrad Wroth。金で仕事を請け負う暗殺者と成り果てている彼は、多くの無法者を殺してきたのだが、飲んだ血が記憶を移すので( セバスチャン同様、Kristoffによってヴァンパイアにされた兄ニコライによってヴァンパイアにされたから )、悪しきモノ達の記憶が彼の精神を侵食している。まるでデューンの忌まわしき者エイリア!

ロス兄弟はコンラッドを何とかリハビリしたくて、人里はなれた朽ちた家に魔法の結界で彼を閉じ込める。

大暴れするコンラッド。 ちょっと待って!この家はわたしが一生懸命稼いでたてた家なのよー!! ストーカー男の暴力の刃に倒れ、死んでも死にきれずゴーストになっていたヒロイン Neomi。

うるさい、お前なんかに俺の苦しみが分かってたまるか! ヴァンパイアなんかになりたくなかったんだー!
大人になりなさいよ!

互いの成長?と胸きゅんなロマンチックコメディ、脇役たちの嬉しいアレコレ。
童貞くんヒーローなので、これがまた可笑しいのなんのって。

前回のマリケータ&ボウエンの巻以来気になっているデーモン兄弟が次の主役だが、これも最後の方にうまい釣りがあって、、やばい、作者の思う壺。

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 7月10日

(クリックすると大きくなりますが、ピンボケ〜)
唐突ですが、我が家に子猫がきたのデス。

一年くらい迷いに迷って、ある日突然決心して、、あとはあれよあれよと。

自分は犬派だと自認してたんで、ネコを飼ってる自分を想像できなかったんですけど、ほーーんと、不思議ですねぇ。
かなりの長旅を経て我が家にきた子猫は生後70日の男の子。お迎えする人間のほうが心配で心配で前夜はなかなか寝付けず、朝も早くから起きて迎えに行ってヘロヘロになってしまったというのに、坊ちゃまは驚くほど元気で、食べるわ、ウンチするわ、走るわ、、

そして寝てしまいました。

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 7月12日

(またもやピンボケ〜)
ただ今、肩乗り練習中。

なんとか今週を乗り切った。
昼に職場からタクシーで家に帰ってお坊ちゃまにごはんをあげて、がーっと遊んでクタッと眠ったらまた職場に戻る。
一日2回食になるまでの辛抱。

それにしてもネコって予想以上に賢いんですね。
我が家に来てすぐちゃんとネコトイレに行って用足しするし、遊んでじゃれて指を口に入れても軽く噛むだけだし、お留守番も静かに待っていてくれるし、おねしょもしないし(夜は人間の布団の上に勝手に来て寝てる)、我が家の息子達の子供時代よりずっと賢い(笑)。

ロマンス本ファンとしては「ザック」(一番お気に入りの名前 ^o^;)と名付けたかったんだけれど、家族に却下され、「セス」もだめ、「ニコラス」もだめ、、なぜ?どーして? ザック〜っとか、ニコって呼ぶのも可愛いじゃん。。ぶつぶつ。

一方は息子は「テベス」とつけたいと言う。てべ〜っなんて呼ぶとてべ〜って感じの子になりそうだし、獣医さんに行くのが恥ずかしいよ(^o^;;

やっぱりロマンスファンの名に恥じない名前をつけたい、と悪あがきを続けたある朝、、ふと「侯爵 marquis」が浮かんだ。
「マーキス ってどう? マーキーって呼んでもいいし、マー君でもいいし」

ちょいと賄賂をつかって家族を懐柔し、晴れて侯爵君に決定。

マーキーの肉球。

本が全然読めてません・・・

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 7月13日

ガンバーフロンターレ。
万博に行けなかったんですよねぇ。

フタの見事なトラップ! パス! スポーツニュースで見ました。
ヤット君の分までがんばってくれ〜。

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 7月14日

今日は朝から大騒動でした。

我が家の子猫、侯爵君がここ何日か鼻詰まり気味だったんですが、目やにもないし、咳くしゃみもない。 食欲はあるし、ウンチもしっかりしてるし、病院に連れていくほどではないだろう、、と思ってたんですよねぇ。
そんな初心者飼い主の能天気な目を覚ます一撃。

まだ外も暗い早朝、爆睡中のわたしの胸に侯爵君は上ってきたと思ったら、、、
どぴゅうーーっ!(本当にこんな音がした)
え? 今のは何? 何が起こったの?!

いやもう、驚いたのなんのって。

子猫の様子を確かめたいと気がはやるが、マグロやビーフの匂いを発するナマ温かいもので上半身べとべとの自分。下手に動いたらどうなることやら。

起きて! 起きてっっ!!

家族を叩き起こしてマーキーを託し、風呂場に急行しパジャマを体ごとシャワー。。
一体いま何時? 4時、4時かぁ・・とほほ。
風呂場から戻ってみると、侯爵君は吐いて落ち着いたのか、ぐったりしている様子もなくウトウトし始めている。ほっ。。

こんな小さなお腹からあんな大量のゲェがでるとはねぇ。
ま、運が良かったことにタオルケットを蹴っ飛ばして寝ていたので(^^;;、吐瀉物の被害はパジャマの上着だけで済みました。

その後、侯爵君は嘔吐した事なんて覚えてないみたいにいつもどおり5時半頃から騒ぎ出し、ペロッと朝ごはんを食べましたが、飼い主のほうはいつまた具合が悪くなるかハラハラし、一番家に近い獣医さんに電話して、キャリーバック抱えて行ってきました。

ちょっと古びた病院で、待合室には誰もいない。(治療が終わったときも誰もいなかった)。
結膜炎及び鼻上部気管炎と診断され、点眼、点鼻、注射2本。(5250円)
点鼻の時だけ「助けて〜っ」と嫌がったけれど注射のときは諦めきったようにおとなしくしていて、うっうっ、もっと早くに病院に行くんだった、ごめんねぇ。

明日の朝また来てください、ということで、目薬などの処方は無し。

帰宅後寝て昼ごはん食べて寝て夕飯食べて、、と、何事もなく過ぎ、鼻づまり音も軽くなり、治療が効いたようですが、病院に行ったせいか?甘えるようになり、傍にいないと安心して眠らない、みたいな、、え?親ばか?
わはは、結局今日は仕事を休んでしまいました・・・
息子たちが小さかった頃を思い出しましたねぇ。こういった事が全て済んだと思ったのに、、

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 7月16日

んごっ、んごっ、と常に居場所がわかってしまった鼻詰まり症状はほとんど緩和し、今や音をたてずに忍び寄る侯爵くん。

毎朝大人しくキャリーバッグに入り、診察も慣れたもんで、大人しく点眼、点鼻、注射2本。
今日は検便検査もやって6825円。

なるほど、診察、注射代が5000円で、検便代が1500円、そして消費税なんだ。毎日インターフェロンの注射ということで、症状はどんどん良くなっているけれど、治療費ってほんとにお高いわ。。

さて検便の結果、虫、虫卵は無し。ひと安心。
ところが先生がとがめるように言うには 「松の花粉がありました」。

えさや水を置きっぱなしにしていないか、と聞かれ、ご飯の置きっぱなしはしていないと答えましたが、「花粉に注意しろ」と言われても、、、
う〜むむ、、花粉だろうが、なんだろうが、空気中に漂っている無数の色々(ちり、ほこり、胞子、ウイルス、etc)が食べ物にひとつも付かないって事のほうが無理なんじゃないかしら。

不衛生は問題外だけれど、常識の範囲で(っていうか、この頃なんて毎朝)掃除してる身としては、はぁ?花粉がウンチに入って何がいけないってんですか?!

そりゃ確かに疚しい点もありますデス(爆)。
ウォータードームを動かしているので、毎朝中を洗っているけれど水は1日の間はずっと室内に置いてあります。フィルターを通って循環する水はちょろちょろとドームの表面を流れ、子猫はそれをよく飲むので、とても喜んでいたんですよねぇ。

でも花粉はフィルターの目を通り抜けてるでしょうねぇ。

いったい、ネコを飼っている人は、お水も食事の時以外はしまっちゃうものなの?

一日何回かお水を取り替えるけれど、水自体は置いておく、という方が多くないのかしら?

我が家の侯爵君は上に書いたようにウォータードームの水をよく飲むけれど、食事時には飲まず、遊んだあととか、食事とは関係ない時によく飲んでるんですよね。だから、水分摂取はネコの気分に任せてるわけで、これから本気で水のお皿を片付けようと思ったら、決まった時間に水を飲むクセをつけなきゃならない。。(ありえん!)

散歩ネコが夢なのに、室内に花粉が入ったくらいで大騒ぎ。。。

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 7月18日

侯爵君が我が家にきて10日。
この頃の成長曲線ってすごいですね。
顔は幼いけれど、体は目だってがっちりしてきました。

動きも激しくなって、まさに「虎視眈々」
狙った獲物に襲い掛かるわ、噛み付くわ、パンチするわ、キックするわ、、

そして毎晩のように突然スイッチが入る。
どぁーーーっっ、背中丸めて、しっぽを膨らませ、威嚇ポーズで後ろ肢のつまさきを伸ばしたみたいな妙な横走りで家の中を走る、走る、走る、、

最初は驚いてしまったが、ネットで検索すると、「欽ちゃん走り」と呼ばれていた(爆)。

じっとしてないので写真を撮るのが難しい(ピンボケの言い訳)

なんで突然スイッチ入るんでしょうねぇ。。
いっぱい遊んであげてるんですけどねぇ。例えば
ほれほれ、ハエちゃんですよー
(親ばか丸出し)

ジャンプ!

さて、読んだ本は Tess Gerritsen「The Mephisto Club」(2006 といってもPB版は2007年に出版)

ごめん、新刊で出たときに読めばいいのに、いつも旬をはずしてて。

すべるようなスピードで物語は進む。(若干、スピードがつきすぎな気もするが、読み出したら一気に高まる快感はある)

サスペンスフルだし、悪しき者「Evil」に関する神話学的薀蓄がとても面白い。
我々がサイコパスだのシリアルキラーだのと名づけて呼んでいる者たちは、そもそも我々とは最初から異なる存在なのではないか?
彼らは「Evil」な種なのではないか?

サイコパス、って、よく考えたらただの呼称なのに、人間というものは名前をつけると安心する。 とりあえず「病気なんだ」とか「そういう現象なんだ」と安心する。
でも、彼らって一体何なの? 
本当は生まれた時からそういう要素を持つ人々がいるんじゃないの?
それを大昔は「Nephilim」「demon」、サタンと呼んだのではないの?

サタンだろうと何だろうとどうだっていい、単にかれらは犯罪者なのだ。逮捕する相手なのだ、と現実路線を突き進むリゾーリ。
(リゾーリ、あなたって錨みたいな存在なんだよね、リアリストなキャラが一人いる事で、読者はちょっとホッとするんだよね)

悪しき血は存在する、我々は警戒しなければいけない、秘密コミュニティー「メフィストクラブ」は警告する。

殺人事件捜査と並行して、リゾーリとモーラの日常が語られるが、、今回は、、

あぁ、こんな終わり方ってアリ?
これでは Maura が可哀想すぎない?

リゾーリはこんなに頭が固かったっけ?
こんなにヒトの感情に不寛容だったっけ?

リゾーリ、君だって赤ん坊を堕ろそうか、と悩んだ事があったじゃないのさ。
結婚生活が上手くいっていて、娘も生まれて、リゾーリは人間の幅が広がったと思ったのに、理性や理屈では説明できない愚かな事をヒトはやってしまうものなのだと、リゾーリは知ってると思ったのに。。。

ともあれ、このシリーズにはまった中年女性(爆)は絶対に Dr.Isles の孤独に泣けるよーー。
ますます身に沁みるようになった・・・

この本の次の作品が「リゾーリ&モーラ」シリーズではなかったので、テスは彼女達をどうする気なのか気をもんでいたけれど、、やったーっ、今度出る本は「リゾーリ&モーラ」だわ。
「THE KEEPSAKE」アメリカタイトル 英国タイトルは「KEEPING THE DEAD」。
必ず買いますよん。

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 7月23日

間が空いてしまいました。

日曜5時半、いつもと違って静かなマーキーに「はっ」と目覚めると、うわっ、居間の床には嘔吐跡、トイレには軟便。。やだやだ、どーしたの、、

慌てて日曜に診察してくれる動物病院を調べて、マーキーには食事はさせないで、水だけで9時まで待ってもらうと、こちらの心配をよそにケロッとしている。。

タクシーで病院に向かうと、朝一番だと思っていたのに、先客がいた。待っている間も次々とペットを連れた人が現れる。。先週通っていた獣医さんとは随分違うわ・・(爆)
熱もなく元気な様子に、獣医さんも大丈夫でしょう、とのこと。抗生物質の注射1本、爪きり、耳掃除をしてもらって再びタクシーで帰宅。。あぁ、焦った、、やれやれ。

ドライフードだけにしてマーキーを家族に託し、昼からは父の13回忌のため横浜へ。

偶然の一致というか拙弟の家も家族が増えていた。
ゴールデンレトリーバー(3才、メス)に加えてラブラドルレトリーバー(3ヶ月、メス)が玄関で大興奮してわたしを迎えてくれる。
仔猫(仔犬)を迎えた時期もほぼ一緒で、、驚きましたね。

朝夕のお散歩につきあって日ごろの運動不足を思い知らされ、月曜の夜、ちょいとくたびれて京都に戻りました。

さて、マーキーが我が家にきて2週間。その間に病院に5回も行ってやきもきしたけれど、順調に大きくなっとります(順調すぎ?)。

快食快便。食べたら出す、の繰り返し。 今日なんてウンチが4回も!
そういえば息子たちも「食べたら出す」だったっけ、、わたしの顔みると、トイレに行きたくなるのかしら、やだわ(爆)。

体重は来た時は800gでしたが、1Kgになりました。こんなにでかくなりましたよ。

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 7月29日

あぁ、すみません。開店休業状態ですねぇ・・

毎朝5時起きで、夕方くらいから早々と眠くなっちゃうんでございます。。

5時ごろ「起きろ、起きろ」と侯爵君は、仰向けに寝ているわたしの首のアーチの下に無理やり入ってきて、髪をとめているゴムをひっぱる。
寝てる間にゆるんで落ちかけていたゴムは、容易に取れてしまい、格好の遊び道具となる。
シーツの上で侯爵君とゴムの格闘が始まり、「やめれ、やめれっ!シーツが破けてしまうじゃないの」 あぁ、もう寝ていられない。

枕にもっと深く頭を載せればいいんだけれど、以前整体の先生が、枕には頭をちょっとだけ載せるほうがいい、と言ったものだから、それを守っているわけ。

そんなこんなで、困ったことにお気に入り本の再読ぐらいしか気力がわかなくて、Carla Kelly の「The Lady's Companion」をゆっくり読み返してますが、なんせ最近のわたしは、ブックオフで「本」のコーナーに行かず、雑誌「ねこのきもち」のバックナンバーを買いこんでしまうくらい、読書傾向が偏っておりますんで(爆)。

梅干だけは週末にちゃんと干したけれど、あとは何もやってないわ。
万博にも行かないとイカンですねぇ。。

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