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更新記録 2017年10月1日から2017年11月30日まで


11月27日

今日は大変恥ずかしい体験をしてしまいました。

・・・

朝、当区の郵便局に不在通知の郵便物を取りに行きました。
ついでに持っていった封筒を郵便ポストに投函しようとすると、何かひっかかるものがあり、半分くらいしか入りません。
「あれ?何か手前にあるわ」、ぐいぐいと自分の封筒を押していると、すぽっと手が投函口に入ったのです。

封筒を離して、手を抜き出そうとすると、、、「えっ、、えーーーっ!」
腕時計がひっかかり、どうやっても手が抜けません。

大通りの交差点にある区郵便局の正面で、手がポストにはまっているおばさん。。。
笑える状況だけれど、いざ自分の身に起こると笑っていられない(爆)。
しばらくひとり奮闘していると、通りがかりの方が郵便局に知らせに行ってくださり、局員がふたり助けにきてくださいました。
「どうなさったんですか?」
「手が抜けないんです」
鍵をあけて、郵便物の入った黄色いバッグを取り出し、腕時計を中から外す、、、これが口で言うほど簡単ではなく、局員の方がしゃがみこんで必死でわたしの腕時計の金属ベルトを外そうとするのですが、、
「あ、あの、パカッと観音開きのように中央で開くはずで、、」
「よく見えないので、、、ちょっと待ってください、、うーーん、よく見えないので、、」
わたしからも見えないし、痛、いててて、、

5分−10分くらい格闘して、「あっ!外れました!」

大変ご迷惑をおかけいたしましたと平謝りのわたし。
「手がポストにはまった女」として、○区郵便局では有名になってしまったかもです。。

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11月25日

我が家のマンション専用庭は南向きの立地のわりに、マンション境界に植えられた高木の並木に日光が遮られ、意外と日当たりが悪かったりします。


特に日当たりの悪い区画は、夏でも温度が上がらず、よく言えば涼しい。
ガーデニングに興味のある人にしか分からないと思いますが(笑)、 東北地方や北海道じゃないと普通は夏越しできないと言われるデルフィニウムが問題なく夏越ししてしまいます。
↑11月のデルフィニウムの様子
株分けしないと駄目なのかなぁ。用土を少し足して苦土石灰をいれただけなんですが、どうなるでしょう。

今年2月に仕込んだ味噌を出しました。
5月に天地返しをして、けっこう混ぜ混ぜしましたが、かびも生えず。
冷蔵庫も使い捨て手袋もない昔から作られてきたのだから、そんなにヤワなはずはないと思いつつも、あける時はどきどきです。

ちょっと発酵が進みすぎたかな。
ま、自分ちで使うだけだから問題ないわ。
タッパーに入れ替えて冷蔵庫へ。約4キロ出来ました。

読んだ本の記録。

ロジャー・ホッブズ「消滅遊戯」
ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」
C.J.ボックス「凍れる森」
感想はまたいつか。

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10月26日

先日の写真で開きかけだったバラが開花しました。濃いピンクのプリンセス・アレキサンドリア・オブ・ケント
スプレー咲きの白いバラは、結婚式でもらった花束のもの。 記念になるよう挿し木も試してます。


今読んでいるのは、Kisscut、熊と踊れ

「熊と踊れ」は途中で胸が苦しくて読み進めず止まっています。
いや、そもそも出だしからすぐに苦しくて、息が詰まって、、

音や匂い、気配、その心情のリアルさが、、
この手のおびえを少しでも知っている者にとっては、とても恐ろしい本です。

舞台はスウェーデンですが、「ヒリビリー・エレジー」と通ずる「家族による暴力の連鎖」がテーマともいえる話で、しかも、ヒルビリー・エレジーでも熊が象徴的に出てくるんですよねぇ。

まだ最後まで読んでいないけれど、すごい本です。

ハヤカワ半額セールの時上下本を購入したのですが、文庫1冊千円以上だから半額はありがたいですね。

Kisscut はカリン・スローターのグラント郡シリーズ2作目
「開かれた瞳孔」の半年後くらいかな。
こっちもねぇ、レーナがあの事件のあと深刻な問題を抱えていて、「ウィル・トレント」シリーズのアンジーと同じく破滅的。

根源はヒルビリーや熊と踊れと同じなんですよね。
幼児期から虐待や暴力、貧困、薬物中毒、育児放棄により愛された体験がない、安心を知らない、人と感情のやりとりが上手くできない、人を近づける前に攻撃する、弱みをみせまいとプライドが高いが実は自己評価は低い、、、

こういうレーナにとってサラは一番遠い存在、賢くて美しくてまぶしい。最も嫌いな存在。
そもそも「サラ」なんて名前は優等生の名前と相場が決まっている。落ち着いていてしっかりしていて、皆から愛される美人の「サラ」が「レーナ」から憎まれるのはお約束なのですが、
前にも書きましたけど、この作家さんは人のかみ合わない気持ちを描くのが上手くて、とってもイライラ痛いです(褒めてます)。

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10月24日

10月が怒涛のようにすぎてゆきます。
3連休以来雨ばかり続いて、先週末は大型台風で、、ようやく晴れの朝を迎えたと思えば、また夕方から雨です。

22日は次男の結婚式だったのですが、残念なお天気で、、遠方から来てくれた皆さんが無事に帰宅できて本当に良かった。
長男とお孫ちゃんが前日から来てくれて、またもやおさんどんにお風呂に本を読んで寝かせて洗濯、、と追われました。
うーむ、結婚する息子の母親、しみじみ、、なんて感慨を覚える余裕もなかったわ(笑)。

読んだ本など。
Nalini Singh 「Silver Silence」 (Psy-Changeling Trinity, #1; Psy-Changeling, #16)
なんと16番になるんですねぇ。。
あ、前作の Allegiance of Honour  を表のほうに入れていませんね。

Kaleb の右腕の Silver がまさかの Bear Changeling Valentin と結ばれる話です。
正直、星3つ。。シリーズのファンだから読みましたが、本作を飛ばしてもノープロブレム。 でも、熊のチェンジリングは、熊ならではのキャラで、舞台はロシアだし、出来過ぎの狙いです。
いつからロシアは熊のチェンジリングにしようと決めていたのかなぁ。さすがナリーニ。

でかくて力もあるのに、なんか憎めず可愛い、という超ずるい熊アルファ(笑)。
Silver は最初からぐいぐいと押されて、ロマンス的には全く波乱がありません。(だって、熊だもん。 て感じ)

一方、敵側の the Consortium が相変わらず最凶で、実態が分からず手の内をみせず、悪の能力ありまくりです。
Psy にこんなに凄い奴って居たっけ? 謎の敵のインフレーションに「ピッコロ大魔王、べジータ、フリーザ様、魔人ぶう、セル、、今どこなの?」と思わずにはいられません(爆)。
でも次作も買いますよ。
Human Alliance の Bowen Knight が生死の境を彷徨っているところで終わってしまったので(商売上手)、続きを読まないわけにはいきません。

J.D.ヴァンス 「ヒルビリー・エレジー」 アメリカの繁栄から取り残された白人たち

これはね、ロマンス小説を読んでる人なら(特にシルエット系を読んでいた人とか)ならよく知ってる人たちなのよねぇ。
南部系女性作家のサスペンスの舞台ってこういう地域社会だし、Donna Ball のレイン&シスコシリーズでも、高校の同級生たちは町から全然外に出てゆかないし、山の中のトレーラーハウスに暮らしてたり、、
全然目新しい感じではなくて、そうそう、と思いながら読みました。

10代での妊娠、アル中や家庭内暴力、ドラッグの蔓延、貧困、銃やライフルを持ち馴れてる、自分たちの事は自分たちで始末するから国は口出すなって言う一方で、フードスタンプに依存とか、この間読んだ「傷」でも自分の生まれ育った町の大半を占める白人貧困層をトラッシュと呼んでましたね。

エール大学の廊下をブレア前英国首相が歩いている!!と驚く著者に、息子が入学してるしね、と軽く答える同級生。
テレビでしか見たことない人が目の前を歩いている、まるでハリウッドに来たみたいだ、、、そうなんですよね、まるで違う社会がこんな風に存在しているんですよね。
エール大学という輝く集合体の一員であるという実感が、自分の未来は変えられるんだという自信と意欲を著者に与える様子が手に取るようにわかります。


バラが雨にめげずに咲いています。
一方で、スイートピーは全く発芽せず。
雨続きでダメになっちゃったかも、です。。

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10月12日

連休中に職場のネットワークの大事な機械が止まってしまいました。

もうもうもう、あれやこれや、、代替機の手配や設定に追われつつ、ネットワーク不調のお知らせを職員に連絡したり問い合わせに答えたり、、
まずは急場しのぎの小型機械で代替をして、その後、故障したのと同じ製品の新品に換える、2回の作業があるわけですが、1回目の作業後は、小型ゆえの能力不足か?ネットワークが不調で不調で、、ようやく大型が届いて2回目の作業で終わりだ!と喜んだら、設定中に原因不明のトラブルが。

SEさんと二人でうんうん唸っても、どうにも作業が進まず、でも、なんとか終えねばならぬ! ということで、 終わったのがまさかの午前1時過ぎ、、家についたら2時でした。。

プリンターが応答しない、NASにつながらない、ネットワークの不安定さに伴う周辺トラブルも起これば呼ばれるし、、、インターネットが無かった頃はどうやっていたんだろう・・・
遠い昔のような気がしますね。

8月31日の写真では、小さな芽だったビオラも、かなり育ってきました。
まだ半分は育苗セルにありますが、大きくなった15個くらいはポット上げしました。

プロは、もっとがっしりとした苗に育てあげるんだろうなぁ。
どうしても水をやりすぎてひょろ苗にしてしまいます。

秋バラが咲いてきました。
ニューウェーブ、オデッセイア、バターカップなど。

去年の暮れに大苗を購入したERバターカップ、元気をもらえる優しい黄色です。

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10月5日

カリン・スローター、また読みました。

凄惨な事件ばかりで、なかなかすっと解決しないのですが、ウィル・トレントシリーズ、面白いんです。
人間関係の距離の取り方が不器用で、自己評価の低い人間が痛(イタ)気持ちよい(爆)。

ウィルとフェイスとアンジー。
フェイスは前作「砕かれた少女」で登場し、ウィルの相棒となった刑事。
ウィルとフェイスの間柄は男女関係が全くない、刑事コンビものとして非常に気持ちよい。
一方、ウィルとアンジーは。。。
このアンジーがねぇ、、破滅的に屈折しまくっているビッチで、地獄に一直線なんだけれど、分かるんだなぁ。

この作家さんは、人に嫌われるひどい女性を描くのが上手いんですよね。

主要人物が全員サバイバーで、過去に惨い目にあって傷だらけで、他人にその傷を見せる事を拒否しているんだけれど、例えばアンジーはウィルの傷のかさぶたは剥がすことばかりする。
かさぶたが乾いてきたのを目ざとく見つけては剥がす。

はぁ、生きてゆくって厄介です。

「ハンティング」 ハーパー BOOKS。

ハーパーっていつから日本に?そうそう、ハーレクインもハーパーブックス傘下なんですね、知らなかったー。

さて、本作はウィル・トレントシリーズ3番ですが、グラント郡シリーズの主人公サラ・リントンが登場します。
グラント郡シリーズは6作目2007年を最後に終わっていて、こちらのUNDONE(原題)は2009年出版、ということで、グラント郡ファンはサラの登場に驚いたでしょうね。

女性を拉致して拷問して殺す連続事件を追うウィルとフェイス。
命からがら逃げ出した被害者の運ばれたERにはサラがいた、という構成です。

女性を低いものとみなす宗教観や、性的虐待を受けて育った女性と拒食症など、いつものようにカリン・スローター節が流れます。

性的な虐待や暴力は、被害者が声を上げられない、上げにくい問題で、前作「砕かれた少女」もそうでしたが、レイプ犯が何度も犯行を繰り返していられることに憤りを感じますね。

そうそう、カリン・スローターのことを2006年5月19日に紹介していました。
びっくり。全然覚えていませんでした。
リンダ・バーンズとヴァージニア・ラニアはその後読んだのですが、カリン・スローターは読まずじまい。
それから10年以上も経って、こうして読んでいるのが不思議ですね。

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10月3日

9月上旬に長男一家に第二子が誕生したのですが、生後3週間でRSウイルスに罹患して入院となってしまいました。
新生児は重症化することもあるRSウイルス。
熱も高いし咳もひどく、ミルクを飲むのも辛そう。
お母さんは24時間付き添い、、ということで一週間お手伝いに行ってきました。

第一子の孫娘ちゃんは4才の幼稚園児。
お弁当作ってバスの場所まで送っていって、洗濯して掃除して買い物して夕食の準備も半分くらいしておいて、お迎えに行って、おやつを食べさせて一緒に遊んで、お風呂にはいって、夕飯を食べて、ご本を読んで寝かせる頃には、もうぐったり、、
「おばあちゃん、ちゃんと読んで!!」と言われる始末。

幼稚園の制服を脱ぐと、かわいいお洋服に着替える孫娘ちゃん。
それをお風呂の時に脱ぐと、お風呂上りはまた別の服を着る。
えーーっ!お風呂前に着ていたのでいいじゃない?
だめ!
えーーーっ!
(洗濯物が多くて多くて・・・)

父(my息子)は仕事から戻ると病院にいって付き添いを交代し、母は病院から戻ってシャワーを浴びて。。また夜に病院に戻る。。
みんな必死の一週間。月曜から入院で、日曜日にようやく退院できて本当に良かったです。
大人には軽い風邪程度なんですが、赤ちゃんのいる家庭はRSウイルスにご注意くださいね。

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