ケイ・フーパー (ケイ・ロビンス)  2005年5月
あんまり読んでいないくせに、作家買いのほうに移してしまいました。
シリーズロマンスでは、下にかいたように45冊も出しているんだけれど、
翻訳されたのは、セカンドチャンスからの5冊だけだし、そのSCaLもたった2冊しか
読んでいないわたしは、何か言えるような立場じゃないんですが、 
キャンドルライトから 4冊
セカンドチャンスアトラブから 8冊(ロビンス名義)
Lovesweptから 31冊
SIMから 2冊
ま、シャドウシリーズが面白かったので、Evilシリーズも楽しみにしてると言いたかったのです。
凄惨な事件のオンパレードなのに、ぬけぬけとロマンスを書いてしまうエンターテイメント性は
彼女の持ち味かな。
  題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
Candlelight Ecstasy -#153 ON WINGS OF MAGIC   Jun-83 ヒロインの自分探し ケンダル25 ホ-ク・34 ひゃぁ〜、ヒーローさまの完璧な迫り方、心の奥まで読み取って、強引かつ繊細、、物語でしかありえない男性像に、やられてしまうわ。。  
SCaL -132 愛の旋律 Dec-84 安定を望むヒロイン 通訳レイシー・ハミルトン(26)、 天才ピアニストのランドル・セント・ジェームズ(30) うへ〜っ、なんか、意味不明の物語だわ。。マイホーム志向のお話って苦手よぉ〜。。 (-_-#
SCaL -134 降りしきる雪のように ヒロインは18で結婚、21のとき離婚 Jan-86 男の愛を信じられないヒロイン 絡め手蜘蛛 シンクレア・ホテル・グループの社長リーベル・シンクレア(28) ドノバン・ナイト(36) うへ〜っめろめろヒーロー・・・とはいいながらも、用意周到に網を張るなんざぁ、蜘蛛ヒーローの鑑とも言える。  
LARGER THAN LIFE  Jan-86 まだ
Loveswept -128 REBEL WALTZ   Feb-86 ゴースト ロマンティックコメディ 南部美人バナー・クレアモント(27)、 不動産開発ロリー・スチュワート 安心できる楽しさ。一目ぼれカップルのゴースト絡みのハッピィエンド。実に手馴れている。とにかく南部紳士ヒーローが出来すぎ君だよ〜っ  
Loveswpet -296 CAPTAIN'S PARADISE Dec-88 まだ
Loveswept -348 Once Upon a Time....Golden Threads ヒロインは父を殺害された Sep-89 ファンタジー系 命を狙われるヒロイン 正体を隠すヒーロー イラストレーター、ローラ・メイソン FBI覆面捜査官デヴォン・シェイン(34?) 心をざわつかせるような声と、憑かれたように見つめる瞳、いやぁ〜ん、ヒーロー、セクシーすぎっ。 ヒロインが理知的で肝が据わっていて爽快。 事件の解決法もなかなか悪くないし、猫のChingが自分の載っていない新聞を引きちぎるのが爆笑! うふ
Loveswept -408 ONCE UPON A TIME THROUGHT THE LOOKING GLASS Jul-90 ファンタジー系 死亡事件の真相 本当の自分探し 学生(IQが高くていくつも学位をもっている)マギー・デュラン(28)、 銀行家ギデオン・ヒューズ(35) カメレオンのように、誰にでも合わせられるヒロインと、理屈第一のヒーローが、ひとめぼれ。 優しくおだやかに愛を確かめ合うのがほっとする。 猫(?)のレオがヒーローを崇拝してるのが笑えるわ〜。
Loveswept -607 HUNTING THE WOLFE   Apr-93 正体を隠すヒロイン 泥棒組織を捕らえるために博物館特別展示にワナをしかける インターポール、ストーム・トレメイン(28)、 セキュリティの専門家ウルフ・ニッカーソン(36) うひひ、ほんま、南部女性ヒロインが賢いけど可愛くていいんだなぁ〜。揺さぶりをかけられたヒーローさま、もう寝ても覚めてもヒロインの事しか考えられません(笑)。読んでいて幸せがこちらに伝わってくるよう。猫のBearのナイスな脇役。 うふ
ハヤカワ シャドウファイル/覗く ヒロイン16のとき父が自動車事故で死亡、18のとき、母がサイコキラーに殺された Aug-00 殺人者の心を覗くヒロイン 心に壁をもつヒーロー 接触テレパス カサンドラ・ニール(キャシー 28)、 地方検事ベン・ライアン(40?) ぼろぼろに傷ついているヒロインと、彼女にどうしようもなく惹かれるヒーロー。最後の最後のカタルシスが、、ちょっと弱かったかなぁ。ヒーローの心の壁壊れるの、待って待って待っていたから期待しすぎたか。
ハヤカワ 潜む   Oct-00 記憶喪失 人格転移 予知 アトランタ市役所職員フェイス・パーカー(28)(雑誌記者ダイナ・デイトン)、 土木建築会社経営ケイン・マグレガー(35) おお、愛する人が死んだあと、別の人を愛しだす罪悪感、胸きゅん。 自分が誰だか分からない不安、いいざます!事件は想像したより普通だったけれど、ロマンス部分は好みよ。脇役ビショップの愛を語るセリフもいいわ〜 うひ
ハヤカワ 狩る ヒロインは8年前両親と妹を惨殺された Nov-00 元さや(8年) 接触テレパス 予知 霊媒 サイコキラー 保安官ミランダ・ナイト(32?) FBI特別捜査官ノア・ビショップ(35) 満を持してのビショップ登場。 サイコキラーの犯罪は、ほとんど1冊目と同じパターンをたどる。ヒーローに傷つけられたヒロインは頑なだが、ヒーローや脇役がいい味。凄惨な事件のわりに意外とコメディ風味。
ヴィレッジ あやつられたスケッチ ヒーローは妹を殺された(ようなもの) Aug-01 相手の傷を癒す感情感知テレパス 転生 シアトル市警似顔絵画家マギー・バーンズ 青年実業家ジャン・ギャレット 凄惨な連続殺人のわりに、決着があっけないのが残念。新シリーズのご紹介としてはいいざます! ロマンスも自然で嬉しいわ。  
ヴィレッジ ささやきの囚われ人 ヒロインの母は21年前に失踪。父は1年前に死亡 場所に残る感情を読むテレパス 再会(12年) FBI捜査官ネル・ギャラガー(29)、 牧場主マックス・ターナー(34) なんか都合よい、とってつけたような解決方法なんだよ〜。犯人の人物描写もなく、やおら幽霊に種明かしさせるんだもんなぁ。。雰囲気だけの物語。 >_<
ヴィレッジ 赤き手の狩人     透視テレパス 連続殺人 FBI−SCUイザベル・アダムズ(31)、 警察署長のレイフ・サリヴァン(36) 相変わらず雰囲気は上手いけれどミステリとしてはいい加減。ま、それでいいか。  
ヴィレッジ 嘆きのプロファイル ヒロインは継父の虐待から逃げて15才からカーニバルへ。ヒーローは12のとき双子の兄を殺された過去がある。 予知 連続誘拐殺人 被害者の恐怖を感じる能力 より戻し 移動カーニバルの占い師サマンサ・バーク(30)、FBI-SCUルーカス・ジョーダン(35) 陰惨な殺しの連続、罪なき人間の命が次々と奪われるにも関わらず、安心して読める、、なんていいのか!?もはや定番化して、つい買ってしまう(爆)。よくあるストーリーなんだが。。


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