リゾーリ・モーラシリーズの長々とした感想はこちら
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
U-41 追憶の扉 ヒーローは8年前に息子を医療事故で失った。 Jun-91 連続殺人事件 麻酔科医ケイト・チェズン(30) 弁護士デイヴィッド・ランソム(38) 子供を失った男と子供を失うまいとする女の話。  
角川 僕の心臓を盗まないで 臓器売買 外科研修医アビー・ディマティオ 刑事バーナード・キャツカ ごめん、飛ばし読み。 なんつうかマジでこの手の、ありがちで嫌だなぁ。 マーク、あんまりだぜ・・
文春 外科医   2001 連続殺人事件 サイコキラー 外傷外科医キャサリン・コーデル(33) ボストン市警刑事トマス・ムーア(45?) テンポも良く、サブキャラたちも人間味がある。ヒーローとヒロインは優等生でイマイチ魅力が弱いが、準ヒロインのジェイン・リゾーリ(33)が良いんだよねぇ〜。彼女がいなかったら面白さ半減だね。すんごく気持ちがわかるよ〜。 うふ
Ballantine The Apprentice
(白い首の誘惑) 
2002 サイコキラー 戦うヒロイン ボストン市警刑事ジェイン・リゾーリ(34)、 FBI捜査官ガブリエル・ディーン Dominatorと呼ばれるサイコキラー、コソボに端を発する男はSurgeonとパートナーを組み、リゾーリを追い詰めてゆく。脇を固めるコーザク、フロストがいと良ろし。ウァレン・ホイトは今や超人サイコで、万能すぎ。 うひ
Ballantine The Sinner
(聖なる罪びと)
  2003 愛することを恐れるリゾーリ 検察医モーラ・アイルズ(40) & ジェーン・リゾーリ・ディーン 修道女の死体とインドでの巨大化学プラントの事故とハンセン氏病と、大義の前に個人の死はやむなしなのか、モーラとモーラの別れた夫の選んだ道が切ない。リゾーリの苦悩もわかるよ〜。。でもディーンは出来すぎ君じゃないか? うひ
Ballantine Body Double 2004 妊婦連続殺人事件 自分のルーツ探し 検察医モーラ・アイルズ(40) こ、これは、、なんという重いテーマなんだろう。思わぬ展開に呻いてしまう。残酷な運命といい、そこを凛々しく受け止めるモーラといい、死と隣り合わせの生といい、ほんま、単なるミステリーではないよなぁ。。すごくオススメだが、ロマンス部分はあまりに切ない。 ずきーん!
Ballantine Vanish   2005 娼婦館の大量殺人事件 人身売買 ジェーン・リゾーリ・ディーン &ガブリエル・ディーン 旧ソからの密輸、人身売買と民間警備会社の黒い癒着。 出産したばかりのリゾーリと、妻子の安全という問題に直面したガブリエルの、新たな一歩がここに始まる。こんなに真摯に向き合ってくれる男性っているんだろうか、、羨ましすぎるっ! うるる
Ballantine The Mephisto Club 2006 連続猟奇殺人 悪しき血は存在するのか 検察医モーラ・アイルズ(41) & ジェーン・リゾーリ・ディーン モーラの胸の痛みをどうしてあげる事もできないのが辛い。 リゾーリに腹をたてた。このまま二人の関係は冷えてしまうのか。。サスペンス以上に「女性と仕事・友情・恋愛」について考えこまされる。 モーラの孤独な道が泣ける。 つらい
Ballantine The Keepsake   2008 支配と執着の愛 検察医モーラ・アイルズ(41) & 殺人課刑事ジェーン・リゾーリ・ディーン 愛する対象を守る、支配する、保存する、、親子の愛や男女の愛、、やるせないわ。。フロストやモーラの苦悩もねぇ、、リゾーリだけはどんどん頼れる刑事になってゆくが。。 悲しい
Ballantine Ice Cold  2010 雪山で迷って居ちゃいけない場所に着いてしまった 検察医モーラ・アイルズ(41) & 殺人課刑事ジェーン・リゾーリ・ディーン 今回のモーラとリゾーリは、最近の中では一番バランスがいい。事件が一転二転し(ややSinnerに似ているが)サスペンスフルだった。 一番会いたい時に会う事が不可の人を愛する、燃え上がる恋と持続する愛情生活とは別モンなんだなぁ。。 悲しい
Ballantine The Silent Girl   2011 19年前の殺人事件 チャイナタウン 孫悟空神話 真実と正義 検察医モーラ・アイルズ & 殺人課刑事ジェーン・リゾーリ・ディーン がーん!冒頭から大きなテーマが与えられたと興味深々で読んだが、、、正義は正しい人が行えば正義なんだ、という話に。 ホラーちっくなミステリーとしては面白いが、テスらしい問題意識の鋭さが感じられない。。  不満
Ballantine Last to die 3年前両親が殺された子供が、再び養父母を殺される。同じ事件が立て続けに3件起こる。 2012 3人の子供を狙う殺人者 検察医モーラ・アイルズ & 殺人課刑事ジェーン・リゾーリ・ディーン テスはこのシリーズを止めるんじゃないかなぁ。。物語としてはそこそこ面白いが、事件捜査を二人が引っ張ってゆくのと違い、二人を置き去りに勝手に物語が進んでゆく感じ。 しかもモーラがますます輝きを失って、行き止まりにはまっている。 うーん
Ballantine Die again   2014 7年前のボツワナの事故、剥製師の殺人事件 検察医モーラ・アイルズ & 殺人課刑事ジェーン・リゾーリ・ディーン サファリツアでの連続死、現在のボストンでの殺人事件、どちらも緊張感に満ちていて一気に読んでしまう。Tess、上手いねぇ。リゾーリの母親、Millie、モーラ、それぞれの女達の愛憎の葛藤に切れが戻ってきた感じ。ただ、リゾーリだけがどんどんスーパーウーマンになっていくのがやや不満。 ををっ、よみがえってきたか?


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