更新記録 2010年6月1日から2010年7月31日まで
6月 2日
読み終わってから一週間以上たってしまいました、パメラ・クレア「タータンの戦士にくちづけを」
時代設定など背景がしっかりしている立派な作品なんですが、、ごめんなさい、なんていうのかしら、ロマンスの香りがしないんです。
ちまたでは大人気のようで肩身が狭いんですが、どう言ったらいいか、ロマンスの所だけカット割りが単純な、デジタルテレビで見ると身もふたもないAVみたいで、五感に訴えるロマンチックさが感じられないの。
それで、前に読んだ「事件記者カーラ 告発の代償」の感想を振り返ってみたら、この時も似たものを感じていたんだと思う。
でも事件記者カーラのヒロインは年も取っていたし、がっつり戦うキャリアウーマンだったからAV要素を「いまどき」だと受け入れたのだけれど、タータンの戦士のほうは、18歳のお姫様ヒロインだから、何か居心地が悪いの。
せっかく久しぶりに中井京子さんの翻訳だったのに、星3.8って感じかなぁ。。
あと、、少数派だと自覚してる事だけれど、わたし、リサ・マリー・ライス的(以下LMR)なH/Hを楽しめない可哀想な人間なんですよねぇ。
で、このタータンの戦士に、、もちょっとLMR的なんですよねぇ。。
けなげなプリンセス系ヒロインを守って戦うマッチョなアルファくん。
LMR的お約束で、一体全体ひりひりしないのか心配するほどタフなふたり。
ヒロインはしっかりした気持ちよい素敵な女の子なんですけど、どこまでも男性陣のアイドルでお姫さま、、私の思い込みですけど、上戸 彩ちゃんとかを連想するんです。で、上戸彩ちゃんの恋に格別関心を持てないってわけで、、(爆)
「マイアミ弁護士 ソロモン&ロード」 ポール・ルバイン(講談社文庫)、これも読み終わってから日が経ってます。
これってまず、主人公の名前のベタなオカシサがあるはずだけど、日本人的にはそれほど笑えないよね。ロードがLord(神様)だし、ユダヤ人ヒーローはソロモンだし、なんちゅう大げさな名前の二人なんだ!って感じだけれど。
下品で下劣、食えない中年弁護士ヒーローと、お嬢様感漂う上昇志向の新人検事ヒロイン。ヒーローの百戦練磨の汚い手口(笑)をいなす事ができず、生真面目なヒロインは裁判で面目を失う。あんな奴だいっきらい!!
早々と検事をやめさせられたヒロインは、調子いいヒーローにはめられて(?)一緒に弁護士稼業をすることに。
メインストーリーは二本立て。ひとつはsex中に死んだ大富豪事件、殺人罪を問われた妻を弁護する二人。
もうひとつは、アスペルガー?なヒーローの甥の親権問題。
どちらも込み入っていて、息つく暇がなく、ちょっと煩く感じる時もありました。
ヒロインはお堅い雰囲気だけど婚約者とはずっとベッドを共にしている、ヒーローはあれやこれや下半身いい加減男。
ところが、ヒロインと出会ってからヒーローは中年純愛路線へ(笑)。
一方のヒロインも、傍若無人ヒーローの心の中にいる「愛を請う少年」像を見てしまってから、ヒーローと彼の甥を助けようとあれこれなげうって奮闘する。
なかなか良くできた法廷ロマンスでしたが、ま、男性作家だからか、ヒーローが基本、お子ちゃまです。
子供時代に仕事一辺倒だった父親のことを、ずっと根にもっていて、でも男として尊敬してて、男として父親を乗り越えようとしてて、、典型的ファザコン。
さらに母親を亡くしているせいか、ヒロインにどこか母親像を求めていて、何やっても許されるって甘えている気もします。
ヒロイン自身、色々過去を抱えているけれど、彼女は前進しようとがんばってます。その姿をみると、男ってほんま、甘いなぁ、、と思ったり(爆)。
でも魅力的な脇役が沢山いて、ボビーもマーヴィンもジャッキーもその他いろいろ、続編も気になりますネ。
な〜んで にゃんこは早起きする必要が無い日に限って早く起きるんでしょうねぇ。
マーキーのばかばかっ! 昨日は寝たのが3時半だったから、頼む!勘弁してよ〜。。といくら懇願しても、ぺしっと頬をはたくわ、ちらっと爪を出すわ、容赦無い。
時計を見ると6時前、、とほほ。。
そのくせ、先週の金曜など「にゃあ」とも言わず気付いたら8時過ぎていて、「やばいっ遅刻だ!」と家族全員大慌て。 ネコ時計を頼りにすると痛い目に会う。
読み出したらやめられず、つい遅くまで読んでしまったのは、
Theresa Weir 「One Fine Day」(1994)
あぁ、胸の中を蹂躙されたようで苦しくてたまらない。。
辛くて切なくて、、孤独で荒涼としていて、、自分勝手で愚かで、、
今では流行らないタイプだと思うけれど、読み手の感情を激しく揺さぶるスタイル。冷静に読もうとしても、読者を挑発し、苦しさを畳み掛けてくるから、もうね、、
好きになれないヒロイン、好きになれないヒーローなのに、どうしてこんなに苦しくなるんだろう。 欠点だらけの二人がどうしてこんなに気になるんだろう。
ヒロインのばかばか、どうしてあなたには分かんないの? ほら、それよそれ、彼の発している信号がなぜ見えないのよ! なんで自分ばっかり被害者面するのよ!
ヒーローのばかばか、どうしてそこで本当の事を言えないの? そんな残酷な言葉を吐いちゃうのよ、なんてみじめなの。
桐野 夏生さんの錆びる心とか柔らかな頬とかを思い出した。上手くいかなかった結婚、殺伐として行き止まりの疲労。
「One Fine Day」は「Forever」(1991)のスピンオフで、Foreverを読んでいないと説明が不完全になり、単独では無理がある。 というか、まさか「Forever」でサブキャラだったオースティンが主役になるとは想像もしなかった。
ジャクリーン・フランクやタラ・ジャンセンがぱっと頭に浮かぶが、脇役の時は格好良いのに主役となるとしょぼくなるヒーローってのはよくある。
本作品は、真逆。
これほど主役に向かないと思った男はいない、と言えるほど、「Forever」で誰からも好かれていない人物だった。
「Forever」(1991) から説明しないと話が進まないのでちょっと書くが、
自動車事故で脳に大きな損傷を負い、すっぽりと記憶を失った男が「Forever」の主人公サムだ。
単純な記憶喪失ものではない。
サムは実際は38歳なのだが、自分は18才(高校卒業)だと信じている。脳の損傷が大きな原因で、18才から38才までの記憶が消えてしまったのだ。
つまり、ある朝病院で目覚めると、鏡の中には歳をとった自分がいて、人生の時間20年がもう終ってる、と告げられるわけだ。
激しい怒りと自分が何者か分からない不安。
彼は混乱と激情を抑える事ができず「自傷他害」のおそれがありと、精神科病院に強制入院させられる。
サムが回復する(もちろん記憶は戻らないが、年を取った自分を受け容れる)までの前半はものすごい迫力があり、ベトナム戦争前後という時代設定もあり、とても面白いのだが、サムの見事な造型に匹敵するほど、ヒロイン・レイチェル(女医)のキャラに深みがなくて、ロマンス的には尻すぼみだった。 しかし、脇役たちのドラマにねぇ、ちょっと考えさせられてしまった。
なぜかというと、
サムにとっては18才はつい昨日の事で、「そうだ、○○と付き合っていたxxはどうした?」とか「君は花屋を開くのが夢だったね」とか、まるで「卒業アルバム」から抜け出てきた人なのである。
サムは18才の気持ちで友人たちを迎えるのだが、彼らの挫折や失敗の積み重なった20年、苦々しい20年の歳月の痕を目の当たりにせざるえない。
もちろんサムは驚きや失望の色を隠すけれど、脇役たちは感じ取る。
彼らはサムと再会することで、「あの頃思い描いていたようにはなれなかった自分」を
意識する。。 つ、つらっ。。
で、サムの姉モリーである。
サムが記憶している姉は、未来に夢をもって生き生きと恋していた姉だったのだが、すでに一人娘が嫁いで孫も生まれ、夫と二人暮らしの姉は、若い時の夢は何も実現していない、おどおどした女になっていた。
失敗した結婚生活。どなりつける夫と萎縮した妻。この姉モリーのエピソードが「Forever」ではとても印象的で、いたたまれないほど殺伐とした夫婦関係が、もうもうもう、なんである。
モリーは弟を失望させた事を痛烈に意識し、ぷつんと何かが切れる。
「One Fine Day」を買ったとき、家出した妻と卒中で倒れた夫の話だと知っていたのだが、これがモリーと夫オースティンの話だとは夢にも思わなかった。全く別の話だと思っていたので、読み始めてびっくり。
そして、まさかオースティンと共に苦しみ、オースティンの痛みに涙するとは、、
Theresa Weir は日常生活のエピソードが上手すぎる。リアルな生活の匂いが泣けてくる。
卒中ヒーローと言えばキンセールの「Flowers from the Storm」が思い浮かぶが、キンセールのクリスチャンとマディに負けない読み応えのあるドラマで、、熟年世代に近いわたしとしては、「One Fine Day」のほうが身近で、思い切り胸をかき乱されたと白状いたします。
エモーショナルなロマンスが好きな人には太鼓判押します。
とても辛い物語だけれど、絶望のさ中でも希望が決して消えはしない事を信じたくなります。
(ただし、十分に楽しむには、Foreverを前もって読む必要があります)
WCは始まるわ、Law&Order:CI は始まるわ、テレビを見ている時間が目立って多くなり、HPの更新が1週間空いてしまいました。
直前までWCなんて別に、、という態度だったのに、始まるとやはり気になって睡眠時間を削って見ちゃいますが、、あいやや、ブブゼラ、やぶ蚊の大群のようですね・・。
楽しみにしていたアルゼンチン、イングランドは、、なんだか精彩が無いですわん。
Law&Order:CI シーズン3は、1,2と同様、見ごたえたっぷり。
ゴーレン刑事の名相棒のエイムズ刑事役の女優さんが妊娠中のようで、4、5ヶ月くらいのお腹をしてるんですが、彼女の役エイムズ刑事は警官だった夫が殉職した未亡人なんです。
で、どーするのか、と思ったら、なんとっ! 妹夫婦のために代理出産するという脚本でした。びっくり。
読書のほうは、Theresa Weirの「One Fine Day」を読んだあとでは、普通のロマンス本を読む気になれず。 毛色の違うものを読もうと、最初はエロチック系を取り上げたのですが、途中放置。。結局、「展開がスリリング」じゃないと、心躍らなくて、
Ilona Andrewsの Kate Danielsシリーズ第二弾
「Magic Burns」(2008)を読み始めました。
Ilona Andrews は、わたしの好きな Evelyn Vaughn 作品に似てるんですよねぇ。(イヴリン・ヴォーンは、ハーレクインに発表の場が無いみたいで・・・もっと書いてもらいたいのに残念・・)
イヴリンもイローナも、ロマンス色がとても薄いのですが、それがクールでよいです。
骨が折れたりざっくり切られたり、本気で戦うヒロインの一人称アクションアドベンチャー。
男性に助けられるよりは、男性を助ける事のほうが多いけれど、ばったばったと敵をなぎ倒すわけじゃなくて、とてもリアルに自身も怪我を負う。
マジカルだけれど、スーパーマジカルじゃない。魔法が使える世界だけれど、簡単には使えない。
「Magic Burns」では、ヒロインKateは奇妙なボウガン戦士を追う途中で、魔女集団の失踪事件とぶつかり、そこで行方不明の母親を探す13才の女の子と出会います。少女の命を狙う者たちが現れ、反抗的な少女を守りながら、魔女失踪事件の真相調査に乗り出し、、
おやおや、まさに「私がウォシャウスキー」のような感じです。
前作に引き続き、魔法の波が潮の満ち干きのように、群発地震のように、世界を脅かし、ぐらっと魔法力が世界を覆うと、電気が止まったり、ビルが壊れたり、おかしな化け物が飛び出したり、、。
我々に近代化をもたらしたテクノロジーの行過ぎた振り子を戻そうとしているかのように、マジックがコンクリートとプラスチック、鉄骨の世界を揺るがす。
シェイプシフターを統べるBeast Lord の Curran は、パラノーマルロマンスだったら、絶対に Kate と恋仲になる相手なんですが、このアーバンファンタジーでは、まるで天敵(笑)。
まだ半分ですが、Kateの両親の謎が少し明かされます。(to be continued..)
職場の引越しで、先週一週間は本当にハードで、家に帰るとばたんきゅーの毎日でした。
爆睡状態のわたしをなぐさめてくれるのはマーキーだけっス。
綱引きをやった翌日のように、からだじゅうがこわばって痛いんですが、特に痛いのが手の指。
というのも、色々なモノがスマートに改良されているのに、コンピュータ周辺だけは相変わらず、機械の裏に手を回し、ねじで留めるものが多いんですよね。
キーボードやマウスはUSBにほとんどなっているけれど、コンソールはD-sub15ピンにしろDVIにしろ、ねじ止め。
写真をみて分かるように、まわすところとケーブルが近すぎて、とても回しにくい。
コンピュータ側とディスプレイ側、両側をはずして、運んだ先で、両側を再び留めなくちゃならず、しかも、これが結構きついときている。
ひとつくらいならどうって事ないけれど、何台もしめたり緩めたりしていると、もうねぇ、かばかば、念力を使いたいざます!なんでこんなにやりにくい形状でがんす!ふんがー!
さて、どんだけ見るんだっ、てくらいWC見てます(笑)。
日本戦は当然のこととして、セルビア対ドイツ、イングランド対アルジェリア、デンマーク対カメルーン、、、見始めると他の事が何もできないんですよねぇ。
Ilona Andrewsの Kate Danielsシリーズ第二弾
「Magic Burns」(2008)、13日に読み始めてようやく読了。
途切れ途切れに読んだのでものすごく時間がかかってしまったけれど、実際はあっという間に読める話。
今回もハードな展開。何人もシェイプシフターが死ぬし、ヒロインの友人も、少女の母親も、殺されてしまった。てっきり改心すると思っていた少年が、最後までひどい裏切りをするし、百獣の王Curranとの間もしょってる責任が重過ぎて、進んでいるのかなんなのか、一筋縄ではいかない。
でも、暗くない清々しさがある。シビアな世界を信義と度胸で生きてゆくって感じで読んでいて気持ちがいい。
ヒロイン Kate の出生の秘密がほんの少し知らされた。
Kate が15の時に死んだお父さんは本当の父親じゃないんだ。
死んだ育てのお父さん、優れたウォリアー&魔法使いだったようだが、生まれたばかりの彼女を守るために、どこぞの軍隊の将軍をやめて隠遁生活に入ったらしい。
彼女の母親は魔女だったみたいだけれど、亡くなっている。
彼女の父親or祖先が謎で、いったいどういう経緯で彼女が生まれたのか、読者は2巻を読み終えても、何も知らされない。
強い魔法力が Kate の血のなかに流れていて、この血の存在を知られると命を狙われるから、彼女は魔法力をおおっぴらには使わないし、血をぬぐったガーゼを燃やしたり、かなり気をつかってる。
天涯孤独の傭兵稼業と Order の二束のわらじ。Orderは一種のNPOというか、魔法力を持っているエリートが市民の救助依頼を受け付けているのだけれど、Kate が頼まれる仕事は、最初は小さい事件のようにみえても、根が深い最凶最悪の仕事になるというミステリ仕立てのスリリングな展開。
48時間ぶっ続けで働き、空っぽの冷蔵庫が待つ部屋に帰ってゆく Kate だけれど、いまや魔法使いの寄宿学校に通うジュリーの母親代わりだし、人狼デレクの姉貴代わりだし、他にも友人が増えてきて、、本当は誰とも親しくなりたくない、自分に関わると危険な目に会うから、、つっぱってきたのに、、
いよっ、ぶっきらぼう姐さん、泣かせるじゃないか。
Peopleと呼ばれるヴァンパイヤ使いの集団がいて、その元締め、ローランドという謎の魔法使いを Kate は「今はまだヤツを倒せないが、いつか彼を殺すんだ!」と誓っている。
ローランドがKateの父親なのかなぁ〜、それともKateの真の父親の宿敵?
引き続き「Magic Strikes」を。
唐突に「Jeeves & Wooster」
ネットで色々感想を読んで、欲しくなってしまいポチした品。
アメリカ版は英語字幕が無いとの事で、耳の不自由な人用の英語字幕があるUK版を購入。
(英アマゾンから買おうとしたら、米アマゾンで売っているものはダメ、との事で、eBayで購入しました 全23話+送料で3200円くらい)
あぁ、これ、リージェンシーロマンスファン必見ですね。
舞台は20世紀初頭だけれど、車を馬車に変えればいいだけ、みたいな、働く事をしないジェントルマンの生活ってこんなんなのねぇ、とすごく実感できる。
昼頃だらっと起きて、朝食を食べて、クラブに行って、お酒飲んで賭け事やって、帰ってくる、、
鼻息で豆をころがして、ピカデリーを渡れるか?ってタイプのアホな事に狂喜するジェントルメン仲間は、良く言えば、梅佳代さんの『男子』なんだが、、(笑)
結婚せよ、と叔母に命じられる様子も、二日酔いを直す飲み物を用意するVaret Jeevesも、ほんと、リージェンシー。
第一話はのっけから「I say」(あのぉ、いや、まぁ)連発の二日酔いバーティ。
うわーっ!ランパートのシュート、ラインを割ってたでしょ!何みてんの?線審!
「イングランドードイツ」前半終了。。。あぁ、
WC、いよいよ激しさを増してきましたねぇ。
こんな風に毎日サッカー三昧で家事もHPもなおざりです(爆)。
そうそう、予想もしなかった(ごめん!)日本快勝! 決勝R進出に大興奮の金曜でした。
リアルタイムで見る元気はなかったけれど、ニュースや人づてに結果を知ってしまうのは嫌だったので、5時過ぎに起きて録画を見ました。
うわ〜っ!最初の10分をよく持ちこたえたわ。
きゃーっ!ほんだーー!
きゃーっ!ヤットー!
どひゃっ、、お・かざきぃーー!
試合を見たあと、朝のニュース番組をはしごして、、南ア大会がこんなにエキサイティングな日々になるとは、予想もしませんでしたねえ。
ヤット君がボランチだったナイジェリア・ワールドユースを思い出したりしました。
さて、ご他聞にもれず、民放で紹介された本田選手のエピソードにじーんときてしまったミーハーな私です。
ガンバジュニアユース(中学)でサッカーを始めて以来、毎日欠かさずつけてる「サッカー日記帳」。これには正直驚きました。
その日の体重と食事の記録、そしてサッカー練習の内容や目標、反省など、中学生の字で細かく丹念につづられたノートから現在まで、何十冊もサッカーノートがうずたかく積み上げられている。
グランパスでの初ゴールのあと、J'sゴールのインタビューで答えた言葉も、今読み返すとなんだか感心してしまいます。
”目標をどこに掲げるかで、ステップアップのスピードが全然違うと思うんですよね。俺自身は自分のことを、『しっかりした考えのもと、しっかりと練習してちょっと時間がかかる時もありながら、かつ、運も使いながら結果を残していくタイプ』だと思ってます。
ステップアップの仕方は人それぞれですけど、目標が一緒の位置にない人とだったら、結局は俺のほうが勝つと思います。”(引用)
ワールドユースの頃は家長や安田理の方がスターだったし、本田はビッグマウスと思っていたんだけれど、チャンピオンズリーグでゴールを決めたり、、、人間の成長ってのは一回の評価では測れないって事ですねえ。
強いメンタリティとくじけない努力、、本田くん、見る眼のなかったおばさんを許してください。
(そうそう、成長と言えばフォルラン。 彼の事も、マンUの頃は「使えない奴だなぁ〜」とけなしていた私で、、穴があったら入りたいわん)
今大会は「神の手(助け)」が目立ちますわん。
「アルゼンチンーメキシコ」、好ゲームだったのに誤判定で少し荒れた感じになって残念。
オランダ、やっぱ強いです。ブラジル、面白くないほど強いですぅ。。
観戦に大忙しのはずなのに、夢中で読んでしまいました。
Ilona Andrews 「Magic Strikes」(2009) Kate Danielsシリーズ第3弾
やべっ、すごく面白い!
Kateをとりまく状況がどんどんダイナミックになってきて、バトルは激しく凄惨になるわ、Curran との関係はじわじわと進むわ、読み始めたらやめられなくなってしまいましたヨ。
わたしはゲームをやらないし、「ワンピース」を10年以上前に読んだのが最後ってほど遅れてるから、例えが古いけれど、、「幽☆遊☆白書」や「北斗の拳」が混ざったような感じ? (「幽☆遊☆白書」と違って、Kate たちの暮らす日常はじわじわと高層ビルが崩れ落ち、廃墟に化け物がうろつきまわるような世界で、家をなくした者や親を失った子供も多く、至るところがスラム化してますけど)
子供の頃から剣と魔法の激しい訓練と修行を続けてきた Kate は、Roland を殺すこと、その事のためだけに生きてきた、、そんな一匹狼のケイトが1作目で狼シフターのデレクや Beast Lord の Curran と知り合い、前作で人間の少女を救い、少しずつ仲間ってもんが出来てきて、今作では死の暗黒武術会にチームで挑むことになる。
シェイプシフターがばらばらに切り刻まれて殺される事件が物語の発端。
殺人事件の知らせを受けて調査に行ったKateは「 Pac の問題だから」と帰される。
帰宅すると、今度は弟のように思っているデレクが窮地に陥っている事を発見する。
そこから話は「Midnight Games」へとつながってゆく・・
この Midnight Games っちゅうのが、まるで暗黒武術会。大金が動くアンダーグラウンドの賭けバトルに、数ヶ月前から非常に気味の悪いチーム「 Reapers 」が参加し、勝ち続けている。これが7人チームなんだけれど、戸愚呂兄弟のような奴らで、、、
シェイプシフターの長 Beast Lord の Curran は Pac の者が Midnight Games に関わる事をきつく禁じている。
だが、顔の皮をはがれ、内臓に溶けた銀を流され、虫の息で捨てられていたデレクを発見した Kate とジム( Pacの安全保障部隊長)は事件の裏に Reapers が関わっている事を発見し、Curran に逆らって Games に参加しようとする・・
暗黒武術会もとい Midnight Games の戦闘アクションシーンは迫力があり、会場の様子、出場選手の泊まっているところなど、細かい所まで目配りがきいて緊張感がある。
ぐちゃぐちゃにつぶされたデレクのエピソードは、とても辛いが、やりすぎの一歩手前で抑えていて、読んでると Curran に逆らうのも已む無しという流れなのだ。
敵の最凶度数も文句ない恐ろしさ。
ストーリーのテンポも悪くない。
強いて欠点を上げると、非常に優秀なはずの Curran がなかなか Kate やジムの行動の真意に気付かないところかな。。
お話の構成のために無理やり鈍感にさせている。勘の悪い Curran にイラつく時がある。
でも、エピローグが上手くて、、あややや、憎いねぇ〜。
さて、今回 Kate の過去がかなりはっきり明かされます。
Roland の warlord が Kate の存在を知ってしまいます。
あぁ、この先が気になる、気になる。
ってことで、今年の5月に出たばかり、4巻「Magic Bleeds」をポチってしまいました。
あーーーーぁぁぁ。
駒野のPKがぁぁぁ。
まあね、ここまでよく健闘したといった所でしょうか。
できれば、憲剛くんに3人目を蹴って欲しかったけど。
たとえこの試合に勝ったとしても次のスペインorポルトガルに勝てるとは思えないボロボロぶりでしたが、でも、対戦を見たかったですよね。残念。
今日はパスがつながらなかったし、そこでそのパス?っていうミスが日本に目立ちました。本田くんの動きもちょっと重いし、やっぱり疲れがたまっているのか、パラグアイの方も詰めきれない感じで、どちらか集中力を切らしたほうが負けかなぁと思っていました。
その点では日本はピンチに集中が切れず、がんばり抜きましたね。
長谷部、阿部ちゃん、ヤット、憲剛、松井、日本の中盤は頼れる面々でしたが、サイドの人材が薄いわぁ。。
それと、やはり国際舞台にたつと、判断の遅さが目立ちますよね。
もたもたとボールを持っている間にますます出す所が無くなり、結果、つまらんパスをしてボールを失う。
こういう判断の早さはどうやって身につければいいんでしょうねぇ。
てんでミーハーですけど、ヤットくんのキッカー一番手には惚れました。
胸が熱くなる男らしさでしたわん。
しばらく低調気味だったけど、また気持ちが盛り上がったサッカーファンは多いんじゃないでしょうか?
後半のJリーグが楽しみですね。
ウルグアイvsガーナ、力入りましたねぇ。ベスト8の中では一番好きな試合かな。
次の試合にスアレスが出場できないのが残念〜。
スペインvsパラグアイ、あのPKのやり直しはちょっとした嫌がらせじゃない? 有無を言わさぬシュートを決めたスペインはやっぱさすがです。
オランダvsブラジル、、、、西村審判の笛にイライラしたのは私だけじゃないはず・・・
ドイツvsアルゼンチン、あいたたた、ま、アルゼンチンはチームとしての力はあまり無かったですねえ。
そんなこんなで、TV観戦ばかりの日々ですが、一気に読んでしまったのが
Ilona Andrewsの「Magic Bleeds」(2010)
Kate Danielsシリーズ、本当に面白いんですヨ。
シリーズ4作目は欠点も色々あるけれど、その欠点を補ってあまりある良さです。
設定した世界がダイナミックでシリアス。
ヒロイン Kate の戦いぶりが「どんだけ傷だらけになるんだ!」っちゅうほど激しい。
それなのに、ヒロインの一人称がきっぱりしていてユーモアがある。ぐだぐだ言わないし、自嘲性でもない。
ワルぶってもないし、偉そうでもない。
一言で言えば、非常にしっかりした頼れる大人の女性に成長している。
そして私が好きな点は、うざいsex談義が無い点。
男問題というか下半身事情をごちゃごちゃ書かないのが爽快なの。
こんな大事な時に何やってんだー!ってのが無い。
Mate問題はでてくるけど、これまで読んだアーバンファンタジーやパラノーマルロマンスで、こういった展開にしたのは無かったなぁ。さすがだぜ!Kate!
シリーズが進むにつれ、当初のPIモノから、戦いのインフレーションという少年ジャンプ系へと重心がやや移ってきたけれど、不安定な世界でサバイバルする者たちという設定が鮮明になってきました。
「守るべき人間」とは何か。何が Human で何が Human じゃないのか、シビアな状況にヒロインや彼女の友人は立たされます。
読み出したら止まらない面白さだけれど、不満はあります。
Mrs.Gigglesがわたしの言いたい事ほとんど全部書いていたので、多分みんな同じ事感じてるわ(笑)。
敵の半端ない恐ろしさが途中から弱くなるんですよね。
あの武器使えばいいのに、どうしてあの武器使わないのかな、、って感じで。
ま、ヒロイン側が勝つためには仕方ないのだけれど、ここをもうちょっと上手く仕上げて欲しかったです。
敵の恐ろしさはそれでも十分に恐ろしかったんですけどね。
それと、、、シリーズ4作目にして、ようやく私は納得しました!
Beast Lord の Curran はアホなんです。
これまで何回も(ここ と ここ)、「おかしい、彼はもっと聡明なはずなのに、なんでこうもオバカな行動を取るんだろう」と思ったのですが、4話目にして悟りました。
奴はアホなんだ。
Kate が賢いから、Curran がアホでもいいや(爆)。
まだまだ真の敵が残っているんですが、どうするでしょう。一旦PI系に戻るかしら。早く続きが読みたいなぁ。。
Kate Danielsシリーズを待つ間、Ilona Andrewsの他の作品を読んでみることにします。
決勝はオランダースペイン、楽しみな一戦になりましたね。
ま、準々決勝で西村さんが主審をしてなかったら、ブラジルが上がってこれたと思うけど、これも運なんでしょうね。西村さんのピーピーうざすぎる笛に耐えたオランダに死角なしか。
ウルグアイはやはりスアレスがいないのが痛すぎました。気持ちは負けてなかったのになぁ。
スペインは凄いですね。ドイツを完全に呑んでしまいましたね。
さて、Kate Danielsシリーズがすごく気に入ったので、こっちも買ってみました。 Ilona Andrews「On The Edge」(2009)
Kate Danielsシリーズとは違って、こっちは表紙絵にヒーローのジャイアント・ヘッドあり。これが「ロマンス小説ですよ」という印らしいです(笑)。
パラノーマルロマンスは食傷気味だと思いつつ、読み始めると、ををっ。
この作家さん(と言っても夫婦合作だから一人じゃないけど)の作る世界って本当に面白いわ。
ものすごく変てこなのにリアルで信じてしまいそうになる。
世にも奇妙な物語系の薄気味悪さとオカシサ。
似てないんだけれど、ベサニー・キャンベルを思い出した。
これがケイ・フーパーだと、奇妙な現象や人々を「さぁ信じろ、ほらどうだ、さぁ信じろっ」と言ってくる感じがするんだけれど、ベサニーはそういう事を言わない。。読んでいるうちに「やだやだやだ、、気味悪すぎ、、」、気付くとトワイライトゾーンに迷い込まされている。
Ilonaは、ベサニーみたいなぞっとする冷たさは無いが、読み手を奇妙な境界にすっと呼び込む点が似ている。
で、物語はというと、、まだ途中ですが、、ありゃりゃ、双子の弟が可愛いなり!
(間違えました。8才と10才の弟でした、、)
こんなところに「犬夜叉」がっ(笑)
Kateのシリーズも幽白に似てたし、もしかしてこの作家さん、日本の漫画のファン?
WC南ア大会決勝「スペインーオランダ」
うぎゃーっっ。カシージャス、凄いですねっ!
そしてOracle octopus パウロ君、なんと予想全部当たっちゃいました。
オーバーハウゼン市水族館はいまや世界的に有名になりましたね。
決勝戦も素晴らしかったけれど、3位決定戦も凄かったぁー。
ドイツの動きも良かったし、ウルグアイの必死な気持ちも、なんていうか、ドラマでしたね。
3たび追いつくかと思われた、最後のフォルランのフリーキックは、もうもうもう、、
あそこでバーに当たりますか?
劇的な幕切れ・・・
あぁ、4年後、ブラジルに行ってみたいですね。
話は全然変わって、
Ilona Andrews と Theresa Weirのミニレビューをアップしました。
ついでにmy favoriteも少し更新しました。
初めてお茶を自分で入れてみようとして、お湯の沸かし方を調べるバーティ。
服選びは勿論のこと、靴ひももジーヴスに結んでもらっているし、何ひとつ自分でやらない正統派ジェントルマン。
そのくせ車は自分で運転する。確かにリージェンシーでも馬は自分ひとりで乗るもんね。
「Jeeves and Wooster」第4話ー第5話
よせばいいのに、ジーヴスへの対抗心か? 叔母や友人に名案(迷案)をさずけるBertie。
予想どおり、すべてが裏目裏目に。
騒動があまりにバカバカしくて、諸悪の根源扱いの Bertie が可哀想になる。
しかし、そんな事でくじけるようなバーティじゃない。
わはは、象の心臓だわ(笑)。
それに、ジーヴスは主人をコケにしてるようで、結構ご主人のいい所を分かってる感じなんだよねぇ。階級制の奇妙なバランス感覚。主従はどちらか欠けていても物足りない。
さて、写真では十分に伝わらないが、顔の筋肉がものすごく動く、超アホ面連発の変てこな Hugh Laurie が気になって、ふらっと「Dr.House」シーズン1を借りてしまった。
で、今さらですが、、、どっしゃーーっ、おもしろーー。
はまりそうだわ。
こんなに厭味で勝手で無礼なお医者さんがいたら、どうしましょ。
あのぐうたらジェントルマンのバーティがニヒルなドクター・ハウスだなんて、、、
外来診察が大嫌いで、偏屈で無情で、パワハラ・セクハラまがいの言動で、恐るべき名医。
ヒュー・ローリーのアクの強さが光ってますネ。
アクの強さならゴーレン刑事も負けてない。
Law & Order:CI シーズン3 第7話、、ゴーレンの凄さをビショップ刑事もようやくわかってきた、、
ナリーニ・シンのPsyシリーズ8番「Bonds of Justice」が届いたが、本を読む時間が無いーー。
カンカン照りの連休は、梅干びより。
今年は梅の出来がやや悪い感じで、実が小さいのが残念。
ナリーニ・シンのPsy-Changelingシリーズ8番「Bonds of Justice」(2010)を読み始めたが、前作、前々作を読み返さないと話が思い出せない。
新しいノートパソコンに前作を再ダウンロードしようとして、、、焦った。
どこから購入したか思い出せないっ!
いつもと違うオンラインショップから購入したのだが、どこだったっけ・・・
自分のHPを読み返して、購入した店 Diesel の名前を見つけた。
あぁ、年とるって嫌ねぇ。
電子ブックファイルはそのまま別のパソコンにコピーしても、当たり前だが開かない。DRMが付いてるので、再度購入した店からダウンロードしなければならない。
で、Diesel を探しているとき、少し古いがこんなニュースを見つけた。
「中抜き」着々と、米大手出版社が名門 Ingram 社の電子書籍取次サービスから一斉離脱
前にも書いたように、fictionwiseも扱う本の数が減ってきたし、、Dieselもやばそうだし、、困るわねぇ。。いよいよ、キンドルfor PC を入れなきゃダメかなぁ。。DRMがはずれない奴は嫌なんだけどなぁ。
さて、話戻ってナリーニのPsyシリーズだが、冒頭に書いたように私のオツムが老化してるせいもあるが、やや散漫で入り込み辛い。 風呂敷が広がりすぎているように感じる。 ストーリーを追っているのが大変になってきた。
社会が混乱を極めている時期と捉えると、幕末のような感じなんだが、とにかく、感情を排したPsy社会は、やたら暗殺者だらけだ、、
結局、感情が豊かだろうが乏しかろうが、人は人を殺すって事だねぇ。。
おや、Mingはまだ生きてるのか、前作のArrowの面々はどうしたのかな、、うーん、Nikitaは謎すぎる、、Bonnerってどこかで出たっけ?
見知らぬ名前が出ると、これまでの作品に検索かけて、「見つかりません」で、やっと「あぁ、この人初めて登場した人か、、」とほっとする(笑)。
シリアルキラーや児童虐待の犯罪者の心をテレパシーで探るJ-Psyのヒロイン。
彼女は一度見たことを忘れない能力があり、禍々しい記憶が彼女の頭に残り続ける。。J-Psyは限界に達するとリハビリテーション施設に送られ、人間性を抹消されてしまう。
女性連続殺人犯がつかまるが、彼は死体の場所を忘れたと言い張り、警察とのかけひきを楽しんでいる。。。彼女にとってこれが最後の捜査、、
ヒーローは人間の刑事。4巻で登場したマックスだ。
このふたり、虐待を受けて育った者同士、、お互いをとても優しく庇いあうほっとする温かさ。 周囲の事件が死体だらけでワケわかんないが、ロマンス部分はにゃんとも優しい。 まだ途中だけれど、Sophie、幸せになってほしいわ。
話変わって、
Carla Kellyのネイビー3部作、一番下の妹の話が出ていたんですね!
「Marrying the Royal Marine」 円高だからか、安くないですか?515円です。
早く読みたくもあり、これを読んでしまうともう新作が無いかも、、と取っておきたくもあり。
暑い、暑すぎる、、
本を読むも進まず、テレビやDVDばかり見てしまいます。
見たのは「バーナード・アンド・ドリス」(米2006)、「永遠のこどもたち」(スペイン2007)、それと「Dr. House」を山ほど(爆)。
「バーナード&ドリス」は実在の人物を元にしているので、興味深かったですね。
12歳で現在のお金にして1000億円くらいを父親から相続した女性、ドリス・デューク。
スーザン・サランドンが、頭が切れ、人間が見えすぎる富豪女性を魅力的に演じていました。
放っておくとお金がどんどん増えて困る!って生活なんですよねぇ。
インテルとマイクロソフトとアップルの株をン百万ドルずつ買っておいて、、あ、イメルダの保釈
金6億円も忘れずにね、、って感じ。
対するバーナードは忠実に女主人に仕える執事。ドリスの死後、莫大な遺産を得た事で世間を騒がせたそうですが、ゲイでアル中の尽くし男をレイフ・ファインズが演じ、なんだかはまり役でした。
物語は何がどうって事でもなく、豪華絢爛な暮らしと、ふたりの擬似家族のような寄り添いあいを淡々と描いていました。
「永遠のこどもたち」はいかにもスパニッシュ・ホラー。
現実の事件としてすべて解釈できるが、それをこういう風に描く事ができるのはスペインの血だよねぇ。
気味が悪くて、思わせぶりたっぷり、おどろおどろした情念、それなのに詩的で美しい。
ギジェルモ・デル・トロ監督のいつものテーマなのか、またしても「子供はみんな死んでしまう」物語。
原題は「孤児院」。一種の幽霊屋敷ものです。闇に葬られた過去の事件が、現在の子供失踪事件と結びつきます。
この映画、ホラーならホラー直球にしてくれたらいいのだけれど、そうじゃないの。
うう、、、悲劇なんですよねぇ。。。
悲しい、哀れ、癒されると言っても死後の世界、、アメリカ映画だったら絶対にラストは違う結末にするよねぇ・・・
幼い子供を持つ母親にはあまり勧められません。
あとはドクター・ハウス。
ハウス先生、ほんと、面白すぎます。痛烈です。
潰瘍性大腸炎の患者にタバコを一日2本吸えば楽になると勧め、ガン専門医の同僚から「タバコは毒だぞ」となじられると、「病院が患者にだすほとんどの薬は毒だ」
ハウス「乳がん、大腸がん、前立腺がん患者にはそれぞれリボンがあるのに、なぜ肺がんにリボン運動が無いか知ってるかね。」
同僚先生「色不足?」
ハウス「自業自得だと思われてるからだ」
そうだ、ハウス先生、言ってやれっ。
被害者としての病人や不可抗力の病人、同情の余地がある病人しか権利がない、社会の中で許されないという発想は、何かおかしいよ。
病気の治療に「良い病気・悪い病気」と価値観をもちこむ危険性をもっと真剣に考えたいわ。
(しかも、近年増えている肺ガンの、特に腺ガンは喫煙とは相関がないときてる)
ってことで、ドクター・ハウスは毒毒しくてとても面白いです。
話変わって、わたしはWikileakというサイトがある事自体知りませんでした〜。
昔の007の映画のように、機密文書をネクタイピンに仕込んだカメラでせっせと撮り、それを国外に持ちだすのに体を張る、、っなんて物語は昔話になってしまいましたね。
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