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更新記録 2013年2月1日から2013年3月31日まで


 2月13日

3ヶ月ほど放置状態で、再開するほどのネタが無いままですが、たまに書くようにしますね。
年が明けてからも変わりばえしない毎日で、データ解析の仕事が年がら年じゅう、本も読んでないんですよねえ。

映画は「レ・ミゼラブル」を見ました。
あぁ、ヒュー・ジャックマン、老けましたねぇ(自分の事は棚にあげて 笑)。
「美女と野獣」オーストラリア版や「ボーイフロムオズ」とつい比べちゃって、、あの頃に歌わせてあげたかった。圧倒的な声量を知っているだけに少し寂しかったです。
アンハサウェイやラッセルクロウなど見応えたっぷりだったんですが、なんせストーリーが悲しいから、見てると泣けて泣けて、、塩分がお肌に残って困りました(爆)。
最後までハッピーな気分にならないから、なんていうか、清涼感がなくて、、
ほんと「あぁ無情」なんですよね。

本は買ったまま放置状態。クレスリー・コールの「Lothaire」の次の、Lothaireの甥の話と、M. K. Hobsonの3冊目と、Ilona Andrews の新作と、、
あれ、M. K. Hobson は作家ページすら作っていない、これは不便だわ。
前に読んだのが去年の6月で、続きが楽しみだ、と言っていたのに結局放置だからいけませんねぇ。

相当前に買ってようやく読んだのはTheresa Weir 「Some kind of Magic」(1998)
kindle版での再販。
日本でも絶版をもっとこういう形で再販してくれると嬉しいのだけれどね。お話は、、うーんん、テレサ・ウィア好きで、もう他に彼女の作品で読むものが無い、という人にしかお勧めいたしませんね。
なんかおかしなストーリーだし、ヒーローの行動がおかしすぎるわ。
こうして記録に残そうとキーボードを打ちつつ、あれま、結末が思い出せない!えっと、どうなったんだったっけな、、ヒーローがふらっと戻ってきたんだったっけ?
はい、印象の薄い話なんです。

今細々と読んでいるのは「Nightshifted」 Cassie Alexander (2012)
随分前に読み始めたのにまだ半分。
アーバンファンタジーなのかミステリーなのかロマンスなのか、さっぱり分からないけど変わっている事は確かです。
今の?アメリカなんだけどヴァンパイアとかwerewolfとか普通に存在してるんだよね。でも一般人はそれを知らない。
で、ヒロインは看護師で、薬中のいかれた弟以外身寄りがいない。
郡立病院に弟が緊急入院して(もちろんドラッグ大量服用で)、そのとき仕事を紹介されたのが特別病棟 Y4 の夜勤看護師。

特別病棟 Y4 に入院している患者はいずれも人間ではない。
空腹のゾンビとか、死にそうなヴァンパイアもどきとか、梅毒にかかったドラゴンとか、、、文字で書くとコメディみたいだけど、全然コメディじゃなくてシニカルでダーク。

先に書いたようにまだ半分だし、夜勤の病棟なので登場人物がとても少ない。
ちゃんと名前がついているのはヒロイン以外の看護師2名と医師1名と、あとは弟くらい。
アーバンファンタジーにつきものの孤独でタフなヒロイン、生活は苦しいし、派手なドンパチは無いし、一体どういう話になるの?って感じだったのが、ようやく物語が動き出して、

親切心があだになりヴァンパイアのトラブルに巻き込まれ、裁判に召喚されてしまったヒロイン。ヴァンパイアの目撃者と弁護士を探しているんだけど、目撃者は敵側のヴァンパイアにさらわれてしまって、、、

アマゾンの読者レビューでも評価は分かれているように、なんというか奇妙な世界で、なかなか話が進まないので、ここで乗り切れるかどうかがポイントなんだと思うわ。
ありきたりの話に飽きている読者用かも?

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 2月15日

ナリーニのPsy/Changeling シリーズ12作目、1月31日に表紙が公開されてたんですね!
待たされて待たされて、、いつの間にか忘れていました(爆)。

「Heart of Obsidian (Psy/Changeling)」 Nalini Singh (Jun 4, 2013)

出世しちゃって、なんとハードカバーですよ。定価25ドル!
しかも、今まで肌を出すのが定番のパラノーマルもので、服を着て半分後ろ向きのヒーローですぜ、いけてますけど。
Psyシリーズがこんなに立派になるなんてねぇ。#11の表紙絵がほんとダサかったから余計に嬉しいです。
あ、去年の8月に読んだ#11をナリーニの表に追加していないですね、、すみません。

ちまたではKalebだGhostだVasicだと騒がしいですが、裏表紙のあらすじは3月5日に発表されるんだそうで、じりじりさせて商売上手ですね。

そして商売上手といえば、コレ。
「Poison Princess (The Arcana Chronicles, #1) 」 Kresley Cole (2012 Oct)

約3分の1がただでダウンロードできるのですが、、、
ただほど高いものは無いって、ほんとですね。
ふらっと読み始めて、3分の1、うわ、うわ、うわ、一体どうなるの!!!って思って、結局残りの3分の2をポチしちゃうんですよねぇ。
勿論3分の2の値段になるわけじゃなく、定価ですから、逆に損した気分になります(笑)。

YA本です。 ヒロインが16でヒーロー?が18。表紙絵見ると老けてますけど(爆)
こんなにダークなYAってOKなんでしょうか?
あのthe Immortals After Dark Series でもこれほどダークじゃありませんでしたよ。

post-apocalyps 終末ものです。本当には何が起こったかわからないけど Flash があり、突然世界が壊れて、8割の人間が死に、植物が全く生えず雨が降らず海の水も干上がり、ゾンビさながらの奇怪な生き物や食人鬼や軍隊が、生き残った人々を恐怖に陥れ、人間が人間を襲って食う世界になってしまったアメリカが舞台です。

ルイジアナの高校に通うヒロインは Flash の前から悪夢と幻影にうなされて、終末の地獄絵ばかり描くようになり、夏休みのあいだ母親に強制的に精神科に入院させられていた、という始まりからして暗い。

ヒロインはお金持ちのお嬢様で、フットボールスターのBFがいるチアリーダーというお約束設定で、一方終末世界でヒロインを助ける事になる男の子は、同じ学年だけど暴行罪で刑務所に入って2歳年上の、超貧困家庭(アル中の母親)の男の子というこちらもお約束の設定。

これがまぁ昔の白Rのように、互いにひかれているのに失礼な態度をとるわ無理やり誤解するわ貶すわ怒るわ、、もうね、どんだけこじれたら気が済むんだってくらいイライラさせられる間柄なんですが、お話はこのふたりのロマンスが中心じゃありません。

ヒロインにはある定めがあり、ま、世界を救うために戦うってのなら普通なんですが、どうもそう単純でもないのです。

タロットカードに由来する不思議な力を持つ16−18の少年少女がアメリカ全土に散らばっている。
ヒロインはエンペレス、植物に通じ、自らの血で植物を大きくすることができ、バラのつるを伸ばして敵を絞め殺したり、毒の胞子を撒く事ができる。
うー、、そうなんですよ、生々しい殺し方をするんです。

第一巻ではヒロインの覚醒までが描かれ、他に道化、月、アルケミスト、マジシャンなどが登場して、道化の予言で Death がヒロインを待ち構えているって事は分かっている。
だから最初のうちはヒロインとヒーローが旅をしながら少しずつ仲間を増やしてゆき、最終的には Death と戦う話なのかなぁ、って思ったのですが、実は彼女は「タロットカードの力を持つ者たち全員を殺すのがお前の運命だ」、、と9歳のとき祖母から言われているんです。

えげげ、、今の仲間もゆくゆくはヒロインが殺すってわけ?

さらにシビアなのは、ヒーローって呼んでいいのか18歳のケイジャンの男の子ジャック、彼は命を張ってヒロインを守るんだけど、彼はタロットカードの力を持っていない、一般人だっていうんですよ。

ジャックを戦いの旅に連れてゆかないほうがいい、、ってそんな。。
覚醒したヒロインは、上に書いたように敵を八つ裂きにするビッチなんですが、変化した姿をジャックに見られたくないって思ってて、、
なんていうか、俺のような最低の男はあんたに似つかわしくないって言うのか、、みたいな自虐コンプレックスの塊のジャックがヒロインに心底惚れているのが哀れで哀れで、、

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 2月27日

「The Anatomist's Wife (A Lady Darby Mystery) 」 Anna Lee Huber (2012 Nov)

表紙絵と題名に釣られてポチしてしまいました。
ヒストリカルミステリーロマンス。 1830年、舞台がスコットランド、ヒロインは解剖医の妻、、
面白そうじゃないですか。

だがしかし、、、うー、5点満点で3ぐらいかなぁ。
一人称がだるくてだるくて。気にいってる方がいたらごめんなさい。

ヒロインは年の離れた外科医の夫を亡くして一年経ったところ。28歳。
まず時代背景です。
当時の有名な事件「バークとヘア連続殺人事件」があります。(リンクはウィキ)
死体の解剖に人々が神経質になっていた時です。
で、ヒロインの夫は自宅で人体解剖をしていて、妻に解剖図をスケッチさせていたんです。

夫が死んだ直後から、尾ひれのついた噂がたち始め、ヒロインは殺人鬼扱いされ社交界から追放、姉の婚家クロマティー卿の城に身を寄せてます。
ヒロインは実際すぐれた画家で、そもそも父親の勧めた縁談を「絵を続けさせてくれる」という事で乗り気になって結婚した経緯があります。

で、クロマティー卿の城に大勢の客人が集まったときに殺人事件が起きる。

文句その1。犯人探しの面白さがない。客人の多くが凡庸。
文句その2。上に通じるが、客人たちの会話が凡庸。ヘイヤーくらい面白ければ、事件がつまらなくても楽しめるのだが。
文句その3。探偵役ヒーローの推理に切れがない。
文句その4。解剖スケッチをしたヒロインという売りがたいして生かされていない。

そして犯人はこの人以外いないと、当てたくなくても当たっちゃう、という人物の上に、動機が平凡で、え?猟奇的な殺人をしたのに、え?

ちらっと光るユーモアもあるのだけれどねぇ。着眼点が良かったのに勿体ないですね。

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 3月13日

嵐の新曲「Calling / Breathless 」、初回限定版Bを買ったのですが、メイキングが無いし、PVもイマイチ(ミュージックステーションで見た方がずっと良かった)、、少々がっかりしておりました。
長男嫁に、「PVがっかり」とメールすると、「通常版のカップリング、大野くんのソロがやばいそうですよ」と。

うわっ、通常版も買わねば! ポチッ。

ファンはなんぼでもお金を遣うとはいえ、こんにゃろ〜って感じです。

最近、大野くん不足で、、あぁぁ、次のお仕事はなんだろう。
絶対何か決まってるよね。
だって、ビジュアルが低下してない、しゅっとしてるもの。
仕事が忙しい、花粉が来た来た、、疲れてるアラ還には大野くんが必要なんだよぉ(爆)。

今週末は大学時代の友人が泊まりに来てくれます。ふふ、嬉しいわ。
来週末は東京に出張。勉強会に参加の予定です。

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 3月15日

特別病棟看護師ヒロインの話は放置のまま。。

読み始めたのは Ilona Andrews 「Gunmetal Magic」
Kate Danielsシリーズの Kate の親友 Andrea の物語。

まとまった読書時間がとれないため、細切れに読んでいるのですが、看護師ヒロインの本は進展が遅くて飽きてきちゃうんですよね。
その点、Ilona はさすがベテラン、そこここに眠気覚ましがちりばめてあり、ぱらっと読んでも楽しめる。

Andrea は人間から見たらシェイプシフターだけど、シェイプシフターから見たらケモノっち、虐めの対象、昔だと産まれた時に殺されていた beastkin なんですよね。

人間が動物の遺伝子を持ったように、動物が人間の遺伝子を持つ事もまれに起こる。Andrea の父親は人間の姿に変わることができたハイエナなんです。

アンドレアの母はハイエナのシェイプシフターなんだけど、幼い頃に両親を亡くし、残酷なリーダーが支配する地方のパックに引き取られ、レイプのように無理やりアンドレアを身ごもらされたんです。

母と自分を守ってくれなかったシェイプシフターを許せず、pacには属さず人間として生きたいと Order の Knight としてずっとがんばってきたアンドレアだったが、前々作の敵との戦いで変身してしまう。
人間ではないものは Order から去るべし!

これまでの献身のお返しが、これ? シェイプシフターも人間もどいつもこいつもくそっくらえ!

支柱を失い、恋を失い、どん底の Andrea が立ち直ってくる所からこの話は始まります。

いま半分なんですが、ようやく敵の正体が分かり、今のハイエナパックのアルファとアンドレアが、これから戦いの地に向かうところです。

話変わって、
Carla Kelly 「Her Hesitant Heart」
ハーレクインヒストリカル、4月23日発売。
日アマゾンのKindle版は なんと 448円!! やすっ。

ハーレクインでの前作「Marriage of Mercy」は購入したものの途中で放置状態。
似たような背景で、さすがにリージェンシーものには飽きた、違うもの出版してくれないかなぁ、と思っていたら、これ、西部開拓時代です。
よくぞアメリカンヒストリカルを許可してくださった。
ハーレクイン社に足向けて寝れませんね。

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 3月25日

先週東京に出張で出かけたら、本当に桜が満開なので驚きました。
京都ではごく一部を除いてほとんど咲いていないんです。

服装も違う。京都では黒っぽいダウンコートやウールのマフラーをしていても別におかしくないけれど、東京は春めいた明るい色のコートを着ている女性ばかり!
例年、こんなに違うんでしたっけ?

一泊二日の仕事だったので、二日目の午前中に三菱一号館美術館「奇跡のクラーク・コレクション ― ルノワールとフランス絵画の傑作」展に寄ってみました。
丸の内一帯は三菱地所の持ち物!!って感じですが、三菱の矜持を感じさせる贅沢な美術館ですよねぇ。
レンガ造りの外観も素敵だし、中に入れば木の床とカーペットも趣があるし、普通なら扉なんて無いと思う各展示部屋を隔てる通路すべてに、自動ドアが設置されているし。
明治の洋館事務所をそっくり復元しつつ、現代的。
眼下に広がるブリックスクエアがまたお洒落なんですよねぇ。

日曜日は万博へ。今シーズン初観戦。
ありゃりゃ〜・・・ジェフに先行され、追いついたもののそのまま。
攻撃も守備もてんでよろしくないです。
遠藤くん、今野くんがいないとは言え、これからもそういう試合が多くあるわけだし、まずいですよね。
健太さんらしさが何かあるかなぁと期待していましたが、今のところ思い切りの悪いぐだぐだしたサッカーで、当然ゴール裏も怒号をあげていました。
ふぅ。。大丈夫ですかねぇ。。

Nexus、買ってみました。
Kindleを持ち、iPadを持ち、Nexus、、、一体何に使うの?という感じですが、仕事柄いまどきのものに慣れておくのが必要かなぁと思って。

iPadのほうが操作性はいいですね。Nexusの電源ボタン、押しにくい〜っ。
最初、どこに何があって、どこを触ればいいのか、悩んでしまいました。結局、PCでぐぐりながらの作業。

でも、ふふふ、これで次からは人に尋ねられたら物知り顔で答えられます(笑)。

Kindleアプリをダウンロードして、自分のライブラリ画面をキャプチャーしました。
わたしの持っているキンドルはKindle3なのでライブラリの書名は単なる文字リストだし、白黒画面だからたとえ表紙絵が出たところでしょぼいのですが、こういう表紙絵のライブラリが出るのはカラー液晶の素敵な所ですね。
しかも英英辞書じゃなくて英和辞書がポップアップする。
これで画面さえぴかっていなかったら言う事無しなんですが。

「Gunmetal Magic」を読み終えました。ま、予定調和の物語で、ちょっとわくわく度が薄かったかなぁ。。
次は、ヘイヤーの「ひと芝居」の予定。
おや、アン・スチュアートが前文を寄せているんですね。
きゃっ、アンも令嬢ヴェネシアが好きなのね。私、今まで読んだなかでは「ヴェネシア」が一番好き好き好き!嬉しいわ。

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