更新記録 2007年 12月1日から2008年 1月31日まで
更新をさぼっている間に、Jリーグはまさかの鹿島優勝。
五十肩で左肩がものすごく痛くなり、手を後ろに回してブラジャーの後ろホックをはずせなくなってしまった。やだやだ・・(涙)
何気ない動作で激痛が走るんだが、これを何度も繰り返してしまう。というのも、
手を動かす時は痛くないのだけれど、指先に力を入れるとひぇ〜ん、とくるからだ。
バスから降りようとした時、バスが揺れて、左手でポールにつかまると。。いつつつ、
一瞬頭が真っ白に(爆)。
腕や肩をストレッチしたり、ぐりぐり回しながら、コタツでだらだら本を読む。
本のページを抑える必要がないpdf本は、こういう時のためにあるのね(爆)。
読んだのは LaVyrle Spencer「Morning Glory」(1989)
アメリカン・ヒストリカル
この表紙絵はウソで、読んだのはラビルの3作品が1冊になったハードカバーをばらしたもの。
3つで1冊、しかも安い、というので買ってはみたものの、重くて読む気が起きず、長いこと放置状態だったが、
今回、ばらしてpdfにして大正解。ようやく読む気になりました。
(なんやかんやと地道にやっていて、pdf本は39冊になりましたよ〜)
舞台は1941年のジョージア。
娼婦を殺して5年の刑期をつとめた前科モノのヒーロー。
狂信的な祖父母の元で、私生児を生んだ母と共に監禁されて育ったヒロイン。
こう書くと、なんだかおどろおどろしく聞こえるが、そういう雰囲気は全くない。
痛ましくて控えめで、生真面目で超誠実なロマンス。
わたしの好みに照らすと、すこしセンチメンタル味が強すぎて、
「をを、、君を心から、心から愛してるんだー」「あぁ、わたしもあなたを心から
心から愛してるわ」 って感じがしつこく思えたりもするんだけれど、
不思議なもので、再読するにはこういう本の方が向いている気もする。
純な気持ちに浸りきりたいっ!! 悪い奴は悪く、信頼できる人はとことん信頼できる。ふたりの心は摩周湖の水のように透明度が高い。
あらま、こうして書いているうちに、思い出して幸せな気分になってきたわ(笑)。
3ヶ月ほど前に夫が蜂に襲われ死亡。2人の幼子を抱え、さらに妊娠5ヶ月というヒロインは、夫募集の広告を出す。
で、ここにやってきたのがヒーロー、というわけだが、便宜結婚をするのはやめて、
食事と納屋の寝所付きで様々な仕事をするという事に落ち着く。
なんていうか、ちょっと気恥ずかしくなるくらい、子供達とヒロイン、ヒーローの擬似家族生活は幸せに満ちてくる。
朝の光、蜂の羽音、咲き乱れる花、青い空、さえずる鳥、、自然の描写がとても美しい。 蜂の部分はまさに「詩」のようだ
こまごまと当時の様子が具体的に描かれる。上映されている映画、流行っているもの、
ラジオ放送、、このあたりが実に上手い。
こうしてふたりはゆっくりと恋に落ちてゆくのだが、幸せは一歩進んで二歩下がるのが常。
前科のあるヒーローは、自分はヒロインに相応しくないと思い、美人でもない妊婦のヒロインはヒーローに愛されるはずがないと思い、、
お約束展開だけれど、これがまた純で純で純でねぇ〜・・
一方でヨーロッパでは戦況は厳しくなっていき、日本軍の真珠湾攻撃を境に彼らの
生活は一変する。
召集を受け、太平洋へと送られるヒーロー、、
このあとひと波乱、ふた波乱あるのだけれど、、、
失敗してもやり直せる。愛によって人間は変われる。愛は互いを強くする。。読み終わったとき、幸せな気持ちが胸の中に満ちてニコニコしてしまう。
セカンドキャラクターが素晴らしい。
Miss Beasley がいらっしゃらなかったら、ここまで楽しめたかどうか。
悪役キャラがステレオタイプで実にうっとうしいため、物語的には減点ポイント
なんだが、Miss Beasley がその減点を補って余りある。
(再読へ)
時折薄日は差すものの、濡れ落ち葉が道路にへばりついて寒々とした一日。
今日は、通勤バスの中で怪しい人になってしまった(汗)。
オーディオブックを聴いたことがある人なら分かると思うが、ストーリーがたいした
こと無くても、声ってやたらと雰囲気を盛り上げるんですよねぇ。
聴いていたのは、mp3化した「Above and Beyond (27通のラブレター)」。
そうなの、なんちゅうサンドラ節、、
手も触れていないのに目で殺す。セリフで殺す。
「あぁ、そ、そんな目で唇を見てはいかんデス!」 Lick it,,え? Lick it, アイスクリームがたれている、、え、あ、あぁ、わたしったら・・・
わはは、聴いているこちらまでこっぱずかしくなったり、にやけたり、慌てて真面目な顔に戻したり。
読み終えたロマンス原書80冊ほどを古本屋さんに持っていき、全部で400円(!)で
引き取ってもらった。ま、燃えるゴミになるよりかマシでしょう。。
この間処分したものとあわせると100冊くらいは処分したことになり、ちょっぴり部屋が
整理されたけれど、まだまだあるし、、はぁ。
処分しないで手元に置いておきたい原書は、少しずつpdfにしているところだけれど、そんなことをやってる傍から、「買いたい病」が再発して・・(爆)。
星5つとか見ると、無性に買いたくなってしまうんですよねぇ(赤面)。
どうせ、読むのは一年後くらいになるのに、冬眠前の熊のようにあれこれポチポチ。
まず、アン・スチュアート昔の本を3冊。
「Special Gifts」(1990)と「To Love a Dark Lord」(1994)と「Night Fall」(1995)
ぐへへ、ダークで非情なアンヒーロー、かも〜ん。
コニー・ブロックウェイの昔の本を2冊ポチしたことはもう書いたけれど
「All Through the Night」(1997)と「As You Desire」(1997)
Kristin Hannah の昔の本を2冊。
「Once in Every Life」(1993)と「Waiting for the Moon」(1995)
Hannahもブロックウェイも、less than perfect もの。
<Barbara Samuel(ルース・ウィンド)の昔の本を1冊。
「A Bed of Spices」(1993)
これは設定をみると、むちゃくちゃ切ない!
さらにCarla Kellyの本を1冊。
「The Wedding Journey」(2002)
カーラに関しては、もう大方の本を買ってしまい、この先は一体どうしよう、
彼女のような話は他では探せない、と、少し悲しくなり、
Georgette Heyer でも読んでみようか、と、物色し始めたところ(をいをい、本を増やしてどーするっ 爆)。
Yahoo とeBay が提携するというニュース、原書古本をあちらから
買ってる身としては気になります。 Worldwideには送らない、という出品物も
今後は日本に送ってくれるようになるんでしょうかねぇ。
ジェニファー・クルージーの「恋に落ちる確率」を読んだ。
ごめ〜ん、、、なんちゅうか、不満っす。。
すごく上手いけれど、かつてシリーズロマンスを書いていた時のほうが
切れ味鋭かったんじゃないかなぁ〜。
クールで頭がきれて、「ハッピーフォーエヴァーには一言つっこまずにはいられない」
って感じのクルージーだけれど、でも、
結局のところ最後の落下点は、居心地の良い家とちょいとぼろっちい犬と
ほんわかした愛、という昔のクルージーと同じ所に落ち着く。
っていうか、ロマンス小説を書いてるんだから Donna Boyd のように
どかんと打ちのめす結末になるのが例外で、ハッピーフォーエヴァに
なるのは必然なんだけれど、
昔のシリーズロマンスと比べてどこがどう現代的になったのか、全然新味が
感じられなかったんですよねぇ。。
居心地の良い家とちょいとぼろっちい犬という出発点から、なんで男が
必要なんだろう、なんで二人で暮らすほうが素敵なんだろう、恋って一体
なんなのよ? を
じっくり書いていた昔のロマンス作品のほうが読み終わったあと、ずっと
納得した気がする。
この作品は、登場人物が多く、それぞれがあれやこれや展開するぶん、
なんだか中身が薄まった感じで、正直言って多くがステレオタイプに感じた。
ステレオタイプのカリカチュアをわざとやってるのかもしれないけれど、
それが全然面白くない。
饒舌だけれど、その先がないという感じ。
話の構成やヒロイン、ヒーロー設定が先日読んだ「Anyone but you」にすごく似てるけれど、
Anyone、のほうが、ヒーローの機能不全家族を描く視点が一歩踏み込んでいて、
「恋に落ちる確率」のようなステレオタイプではなかったわ。
アレックスの兄ちゃんの屈折した性格も、スノッブな父親の問題も興味深かったよなぁ。
ヒロインの親友のチャリティの「うまくいかない恋」の扱いなど、
シリーズロマンスの方が、ハッピーフォーエヴァ
だけじゃない「ほろ苦さ」があった、なんて皮肉だなぁ・・。
嵐山の花灯路なるものに行ってきた。
5時に渡月橋がライトアップされるが、肉眼ではそれほどのものではない。
ところがいざ写真をとれば、このとおり、なにやら荘厳な美しさ。
これは写真による詐称疑惑(笑)。
そのあと、竹林の小径に向かうが、、、とんでもない数の人!!
のろのろと亀の歩み、一向に竹林に近づく気配がない。
しまった、戦略を間違えた。
渡月橋ではなく、最初に竹林に行って、灯篭が点るまで待機しているべきだった。
平日にまた来よう(我が家からは200円で行けるし)と、途中でリタイア
して、代わりに、宝厳院に向かう。
こちらは人も少なく、夜の闇にライトアップされたもみじが浮かぶなかを
のんびり歩く。
ただ、残念なことに、今年の紅葉は全くダメなんである。
鮮やかに赤く染まっているものは、ごく少数で、ほとんどは枯葉色でちぢれている。
ライトアップのマジック(ごまかし?)で、むりやり黄色に光っているのが悲しい。。
さて、宝厳院といえば嵐山羅漢さんなんであるが、これは、夜だとかなり恐い。
今年の7月に500円で買ったアン・ブロンテの「THE TENANT OF WILDFELL HALL」。
もうね、字が小さくて行数が多くて、、結局読む気が起きずに放置状態(汗)。
で、えいやっ、とうとう裁断してpdf にして、その後ワード化。
これなら、いつか、読む気が起きるかも。
で、話はこれのDVDのこと。
BBCで放送されたもの(1996)が VHS で売られているのを
知ったのは本を買ったときなんだけれど、ビデオしか無いんじゃ仕方ない、と
思っていたら、DVDになってるんですね!
ヒーロー、ギルバートを演じているのは、ジェーン・エアでロチェスター様を
演じたToby Stephens ではありませんか。 見たいかも。。
耳の不自由な人用の英語字幕があるかなぁ。。
誰か、もう、見たという人いないかしら。
eBayの「Georgette Heyer35冊」は91ドルで終了しちゃいましたねぇ。
有名どころは全部含まれているので、オークションの行方を追いながら、入札をしようかどうしようか何度も考えたけれど、ぐっと我慢(笑)。
読んだのはCarla Kelly「THE WEDDING JOURNEY」(2002)
あぁ、わかってる、Mrs.Gigglesの批評はそのものずばり、的を射てる。
聖人すぎるヒーロー、電車が近づいているにも関わらず、線路で鳴いている子犬を助けに飛び込むような人間で出来すぎである。 その通り。
聖女すぎるヒロイン、ひどい境遇にもっと怒ればよいのに自分を恥じるだけ、理解と慈しみの象徴以上のキャラクターが感じられない。 ごもっとも。
気に入らないと指摘される部分は、全くその通りなんだけれど、
悪ぶった魅力0%の、危険度0%のヒーローの、気高さと静かな勇気に満ちたこのお話、ほろほろと心地よくて、じわっと
涙して、
「人には言えないけれど実は超お気に入り」って本になってしまった(赤面)。
1812年、イベリア半島戦争、ウェリントン率いる英国軍はBurgosからリスボンへ
一時退却を強いられた。
第8陸軍移動病院の医者ジェシー(ヒーロー)は、真面目な青年医、小柄で寡黙でシャイで、2年前からひとりの少女ネルを愛しているが、彼女の前では何一つそのような素振りを
見せない。
部隊には兵士や将校の家族が多くいるが、そのなかに、カード賭博と酒で部隊中に借金だらけの男がいる。ヒロイン、ネルはそんな男の娘で、幼い頃から病弱な母と共に従軍し
今は移動病院で看護を手伝っている。
ネルに目をつけている中尉が父親の作った借金をかたに迫り、ジェシーが彼女を
守ったことから、第8陸軍移動病院は中尉の姦計で置き去りにされてしまう。
病み上がりの兵士2名と上級医(ジェシーの恩師)とジェシー、見習い医、そしてネル、合わせて6名は、追ってくるフランス軍を避けながら、なんとかスペインーポルトガル
国境へ向かおうとするのだが。。
英国軍(and/or)フランス軍に荒らされた村、戦時下に人がみせる残虐な行為、
思いもかけない高貴な行動、、この荒野行の物語が真正面から胸を揺さぶる。
略奪された村、レイプされた少女、難産に苦しむ女性、フランスからの亡命貴族、
ゲリラ、負傷したフランス兵士を保護している修道院、、、
診療を申し出て一夜の宿と食べ物を請う彼らの前に、多くのドラマが展開する。
はっきりいって最初、ジェシーのイメージは吉岡 秀隆だった(爆)。
いや、吉岡くんがイマイチとかそういう事を言ってるわけではないけど、ん?
やっぱ、ちょいイマイチっつうか、いらいらもじもじするっていうか、
毒が無さ過ぎるっていうか、
イメージですよ、イメージ(吉岡ファンがいたらごめんなさい)。
あの邪な中尉などしょっちゅう酒の席で仲間と共に、ネルに片思いしているシャイな
ヒーローの事を笑っていた。
だけれど、ジェシーはまさにヒーローであることを、主人公プラス素晴らしき男と
いう意味でヒーローであることを静かに証明してゆく。(惚れた!)
それに、脇役たちが、、泣ける・・・上手すぎるわ、カーラ・ケリー・・
個人的な不満は、表紙絵が嫌〜。。(^o^;;
妙に美しすぎる。これじゃ普通のリージェンシーじゃん。 雨と泥の苦しい脱出行、いつ、こんな服を
着てたんだろ? それにジェシーは30くらいで、ネルは18だが、絵の女性は
大人っぽくて妖艶で、、変すぎ〜。
わは、、やはり買ってしまいました。裁断機(爆)。
Scansnapやってる人なら定番は2つ。
PLUS の PK-513 か、カールの DC-210。
PK-513は文庫本1冊すぱっと切れるらしいが、なんせ10Kgはあるらしく、
しかも刃をおろした形で収納できず、刃を上げたままっ。
カールのほうは一度に切れるのが40枚ということで、何回か分けて切らなくては
ならないけれど、ディスクカッターなので、つまみをスライドするだけの安全設計。
結果的に、表紙絵の部分をはずすのが一番手間がかかる作業だった。
アイロンを本の背にあてて、糊をゆるめて、おもて表紙うら表紙つながった状態で
きれいにはずす。
へへ、中身は捨ててるけれど、表紙は捨てないの。
あとはざら半紙のかたまりを60ページずつにわける。
そう、ペーパーバックのざら半紙はぶ厚いので、一度に40枚は無理なのがちと無念。
とうとうpdf本、60冊に。それなのに、一向に部屋が片付いている気がしないとは?!
Kristin Hannah「ONCE IN EVERY LIFE」(1992)
アメリカン・ヒストリカル
う〜ん、期待しすぎたかも。
悪くはないが、もっと地に足のついたものを期待していたわたし。
ヒロインが出来すぎで、キリスト教色が強くて、「愛はすべてを癒す」テーマが
まっとうすぎた。
耳の聞こえないヒロインはガンの研究者。
職場から帰宅途中に交通事故にあい、不思議な臨死体験のなかで、赤子を抱いて
泣いている男に手を伸ばして慰めようとすると、、1873年のワシントン州に暮らすひとりの女性の体になっていた。
この女性は3人目の子供を出産したさいに死亡したのだけれど、
夫を憎み、子供を嫌っていた女性で、、家庭はぼろぼろ、なんだな。
ヒロインは、耳が聞こえる、とても美しい女性になって目覚めたわけだけど、
自分が犯したわけでもない罪をかぶったかのように、女性が家族にした
あれこれを必死で改善していかなくちゃならない。
おどおどした娘たちと妻を避ける夫に対して、根性と明るさでぶつかってゆき、
まぁ、なんちゅうか、あれよあれよと、みんなの心を掴んで、ハッピーエンドへ。
不満なのは、作者がヒロインの設定をそれほど生かしていないと感じることと、
生活の匂いが薄いってこと。
現代っこのヒロインが、突然、電気もない開拓民の女房になって、どうなるか、と思ったが、動転したのは最初だけで、あとは妙にすんなりと
何事もなく毎日を暮らす。 洋服だって作ったこと無いと思うんだけどなぁ〜。
いうなれば、有機野菜を食べたくて八ヶ岳のふもとに家をたてた、程度なんだわ。
耳が聞こえなかった過去?を持つヒロインは人の心の痛みに対して思いやり深い、というのは
OKなんだけれど、ガンの研究者だった、という設定は、何も意味をもたなくて、
「愛にあふれる家庭をつくる喜びは
何にも勝る」というテーマが少々強すぎる。
ヒロインが研究を続けていたのは、まるで、愛する対象が見つからなかったから、みたいな、女性の自立とか無問題
なんだよね。
夫(ヒーロー)は南北戦争のPTSDに苦しんでいて、末の娘は失読症に苦しんでいて、
クレイジーだとか、まぬけだとか、陰で言われているのだけれど、
現代から来たヒロインは、原因が理解できるし、ちゃんと受け止められる。
美人で思いやり深くて優しくて、しっかりしていて知性的、ヒロインは女神さまでした。
ま、ヒーローがファーファだったのが良かったけど(爆)
pdfにした本は、透明文字が画像に重なっているので、分からない単語の上でマウスポインタをドラッグ、コピペして辞書サイトで調べるなんて事をやっていたのだけれど、
あらやだ、Mobipocketに入れてある辞書が「Lookup」してくれるんだ、今日まで気が付かなかった。
モビポケットの辞書を小さく開いておいて、アクロバットリーダーでpdf本を読みながら、分からん単語をダブルクリックでハイライトして、「F2キー」を押すと、単語の意味がモビポケットの画面に現れる。
実は、こういうルックアップというか、文字をクリックするのと辞書が連動する
ソフトを別立てで買おうかと考えていた。
有名どころの「Babylon」のお試し版をダウンロードして、pdf本にどれだけ
使えるか試していたところだった。
確かにバビロンは英和+和英+国語つきで今なら11000円、文字をハイライト
させて右クリックすれば辞書が飛び出る。
う〜ん、この右クリックってのが、すごく便利だ。
mobiの英英で我慢するか、11000円だして英和にするか、、悩むわ〜っ。
とりあえずバビロンお試し期間1ヶ月中にせっせと読まなきゃね(笑)。
年末になるとテレビではいろいろ特集が組まれるが、そんななかで「
再放送してくれてほんとによかった」と感謝したのが、五木寛之と過ごすハイビジョンの一日という企画のなかの「世紀を刻んだ歌」
「Gracias a la Vida 人生よありがとう」 南米・歌い継がれた命の賛歌
衝撃でした。
ほとんどずっと涙を流しながらみてました。
チリの女性歌手ビオレータ・パラの「人生よありがとう」という歌を
今日まで私は知らなかったのですが、なんていうか、体ごと揺さぶられました。
ラテンアメリカで、東西冷戦時代に吹き荒れた軍事独裁クーデター。凄惨な弾圧、拷問。
チリのピノチェによる軍事独裁下にあって人々を支え続けた「歌」。
人間はとても卑しく残酷になれる一方、とても強く気高くなれるのって不思議ね。
ごく普通の人々が、極限の中で傷つきながらも希望をつないでゆく様は胸がうたれます。
鉄板の上に裸で人間を寝かし電気をながす拷問。。
17才で連行され、生き延びたひとりの女性が、
その体験をインタビュア(メキシコでパラの歌を広めた女性歌手の娘)に向かって話しました。
言葉少なだけれど、でもしっかりと言葉を刻むように「わたしはあのとき夢を失ったの、若さを失ったの、すべてを失ったの」
この人はなんと強い人なんだろうと驚いてみていると、
彼女はインタビューを終え、友人とともに歩きはじめるうちに激しく肩を震わせて
泣き崩れた。
「30年間誰にも話してこなかった。母は何も知らずに死んだわ。
父にも一度も話してないの。。」
泣き声は嗚咽になり、再び落ち着いてから
「今日は全部話せなかった。たぶんあと30年たったら話せるかもしれないわね・・」
それほどの体験をしていながら、いや、して
いたからこそなの? 彼女も監獄島の中でこの歌をうたっていたという。
アルゼンチンと同じくチリでも何千という「行方不明者」がいる。
彼らを探す、真相の究明をもとめる家族の会が、催涙ガス入りの水を消防車から
浴びせかけられても歌い続ける姿。
わたしたちが、命の賛歌、人生よありがとう、を歌うことは決して矛盾じゃない、と
言う老いた母親たち。生命を愛する気持ち、人生を慈しむ気持ちこそが、闘い続ける力だから。
スペイン語は分からないけれど、でも翻訳された歌詞と、耳から聞こえる語感がとても美しい。市井の人々が誰でもごく自然に、美しいこの歌を歌う。
この歌の訳詩を探してみたけれど、いいなぁと思える日本語の訳詩が見つからなくて、
英語の訳詩が一番美しく感じたので、ここに紹介しときます。
それにしても、7時半から延々と、
妹尾河童氏の世界・わが心の旅「スペイン 生命の鎖を訪ねて ガウディ建築の魅力と新しさ」
「風に吹かれて」 国境と時代を越えた替え歌 1960年代を代表するメッセージソングのひとつ、ボブ・ディランの“風に吹かれて”の知られざる流転。
リスボン・ファドの女王の歌声 一本の道「リスボン〜市電28番通り」
1975年・チリ・軍事政権下の歌声、、
と見ちゃったんですよね。
なんでテレビをつけっぱなしにしていたか、というと、本を延々とスキャンしてた、、っていう恥ずかしいわたし。
ビッグ4直接対決 リバプール vs マンチェスターU戦をようやく見た。
アテネ五輪の頃は、往年のストリートファイターのブランカそっくりだったのに、どんどん色が白くハンサムになってくるテベス!
ヘッドホンをつけて にこにこアンフィールドにやってくるその姿は、どこかの高校生
みたいな可愛らしさ(笑)。
前半からリバプールは攻める、攻める、攻める!
対するマンUは、リオ&ビデッチとファンデルサールの連携がいまひとつ。
不安だ〜。。
マンUの泣き所、ブラウンはいつも通り、不安だ〜。(どーしていつもあっさりボールを取られるの どーしてクロスがそんなに下手なの)
パスセンスはイマイチだけれど守備は見事なハーグリーブス。
彼の守備はまるで小学生のサッカーを見てるみたいなんだよね。
ひとつのボールにワラワラと群がって団子のように足を出す、それと同じような
ことをハーグリーブスはいつもやるんだけれど、なぜかごにょごにょしている内に、
いつも彼がボールを取ってしまう。(取ったあとのパスが良ければ完璧なんだがなぁ)
ピンチは何度かあったけれど、ジェラードが守備に重心を置いていたため、助かった。
ギグスからルーニー、そしてテベスと、まさかの先制点!
ここでブランカもといテベスが宙返りでもうってくれたら完璧なんだが。
後半もリバプールは攻め続けるが、ブラウンという不安があるものの守備は前半より
ずっと落ち着いたマンU。
残り1分くらいで、席をたつ観客が目に入る。
以前ホワイトハートレーンで観戦したときにも思ったけれど、
くぁ〜、、信じらんないっ、イングランド人ってホント不思議っ。
これほど熱狂的なサポーターたちなのに、なぜか、けっこうあっさりと帰ったりする。
あと1分くらい待てないのかねぇ。実際はロスタイムがあるからあと4分くらい
試合は続くのだが。
結果は0−1、アウェイで大きな勝ち点をとったマンU。
う〜む、これで右サイドさえ人材を得たら完璧なんだが(くどいっっ)
それにしても凄い試合でした。
前半なんてサッカーというよりラグビーのような肉弾戦。
親子でぎゃーぎゃー叫んで、見終わったら喉が痛くなったわ(平和すぎ?)。
Kristin HannahWaiting for the Moon (1995)
アメリカンヒストリカル
この本の前に読んだ「ONCE IN EVERY LIFE」と同系列の
テーマ。
絶望の日々をおくっている、心傷ついた男が、女神さまのような女性の
惜しみない愛によって生まれ変わるというもの。
前回の本の時、図らずもヒロインの事を女神さまのようだと書いたが、
今作では、主人公自身がヒロインのことを「Goddess」と呼んでいる。
クリスチン・ハナーはなんというか、悪くはないのだけれど大時代的と言うか、
(見たこと無いけど)韓国ドラマとか、(読んだこと無いけど)金色夜叉の
「来年の今月今夜のこの月をきっと俺の涙で曇らせてみせる」みたいな、
臆面のないトコがあってね。
真顔で、教会で大変美しく心うたれるお話を聞きました、って雰囲気があって、
わたしのテイストとはちょっと違ったかなぁ・・
舞台は1882年。
神の手を持つと言われた天才外科医イアンにとって患者は単なる挑戦材料。
自分の名声と名誉をあげる道具でしかない。
とまぁ、最初からお約束展開なんだけれど、
彼が患者をモノとしてしか見ない事にはワケがあるんだよね。
イアンは、金髪青い目の超ハンサムで、次々と女をものにしては捨てる、
を繰り返している。何かがいつも足りない、何かを求めているけど見つからない
と感じている。 夫の居ぬ間によろしくやった女の夫が、彼に発砲する事件が
起こり、
それが彼の運命を変えてしまった。
瀕死の重傷から目覚めてみると、、
人に触れると、その人の苦しみや悲しみの
感情が堰を切ったように彼に流れこみ、
頭が割れるように痛みだす。 彼はもはや、患者を診ることができない・・
そして、、人里離れたメイン州の海外沿いにたつ生まれ故郷の屋敷で、
隠者のように暮らすこと6年。
そこは、母の家であり、また何人もの社会不適合者を家族から
預かる精神病院でもあった。
母親はイアンが生まれた頃から精神に不調をきたし、正気と狂気の
あいだを行ったりきたりしている。 何度か手首を切って自殺を
図った過去をもつ。 今日は息子と普通に話したかと思うと、翌日は
見知らぬ人間をみるように無視したり、壁に頭をうちつけたりする。
彼は、子供の頃から母親がいつか直るという望みをさんざん抱いては裏切られ、
とうとう、病人や狂人とは感情的な接触を一切持たない、という信条に
ある種の救いを見出したんだねぇ。
さてある夜、重傷の女性が運び込まれる。岬から身を投げた女性だ。
治療するためには触らなければならない、自殺するような苦痛が
指から流れ込むなんて耐えられない、、立ちすくむイアンに母が
「助けなくてはだめよっ!あなたなら出来るわ」
驚いたことに、彼女に触れても何も伝わってこない。
イアンは6年ぶりに医者としての腕を奮う喜びに浸る。
「この重傷を治したら、ハーバートの昔の同僚たちがまた自分を
感嘆の目で見るだろう・・」
そして、脳に損傷を受けたが一命を取り留めた女性、、それがヒロイン。
過去の記憶、言葉の記憶を失い、生まれたての赤子のように
再び学習してゆく彼女は、イアンの冷たさ、利己主義の壁の
内側にあるものに呼びかける。
屋敷で暮らすみんなに笑いが生まれ、自信が生まれ、連帯感が生まれ、、
イアン、あなたはそのGiftで、多くの人を理解して直してあげることが
できるのよ・・
彼のすべてが、生まれ変わろうとする。。
これまでの自分を根こそぎ変えてしまうような至高の愛と巡り合い、
これ以上ないような幸福を味わい、それなのに、、どうする事もできない事情で
一緒になることができずに引き離され、心の痛みで体が裂けてしまいそうに
なってもなお、honorableであろうと努力して、、
ぜいぜい。。。
たーいへんなんです。身を切られるような痛みに泣いても泣いても
幸せが遠いーーっ
悪人がいない、ってとこが辛いわ〜。
「愛はすべての人を幸せにする」という強い信念の物語。
ラストがさほどご都合主義ではなく(全然ご都合主義じゃない、とは言い切れないけど)、清々しくて堂々としているから、気持ちよく読書が終われる。
(ここまで出来すぎヒロインだと、ある意味あっぱれ)
時代考証として面白い点は、設定された時代というのが、フロイトが
ヒステリーなどの神経疾患の研究をちょうど始める頃なんですよね。
冷水をあびせたり電気ショックをかけたりする治療ではなく、
人の深層心理やトラウマについて考えたり、神経医学的に研究したり、が、
アメリカでもこの頃から本格化してくる。
ヒーローが新しい治療と精神病院の拡張を試みるのが、おかしくないわけね。
毎日どたばたしていて、気づくとあらら。。こんなに間が空いてしまったわ。
週末の連休は美食とおしゃべりに明け暮れました。
初日は片付けと掃除、洗濯、そのあと髪を切りにいき、残り2日の休みを
迎える体制は万全なり(笑)。
中日、友人とのランチはイタリアン、おやつはチーズケーキ、夜は中華、、
にゃぁ〜、どれも美味しかった〜、イタリアンには近日中にもう一回行こうっと。
翌日は海外から帰国した友人と和食の昼、夜はフランス土産のワインと
フレンチ惣菜。
メドックの赤ワインはとても深い色あいで、なめし皮のような
香りと果実の甘い味がほんのりとして、渋みが薄くさっぱり。
昼にもグラスワインを飲んだというのに気がつくとフルボトルが空に。
さすがに連日の美食におなかが苦しい・・・
iPodで落語を聴くのが趣味の友人に「一度聴いてみてよ」と
リンダ・ハワードの「Mackenzie's Mountain (マッケンジーの山)」の
オーディオブックmp3ファイル&pdf本、サンドラ・ブラウンの
「Word of Silk (シルクの言葉)」のオーディオブックmp3&pdf本を
CD-Rに焼いて押し付けてしまった。
ノートPCの中に100個のpdf本をみつけて、大笑いする友人。
いいじゃん、長期入院するとき便利だよ〜。。
実はとても気に入っているカーラ・ケリーの本はバサッと切るに忍びなくて、
わざわざ切断用に買い足してしまった(なにやってんだか〜)。
コニー・ブロックウェイ Connie Brockwayの「All Through the Night」(1997)を
飛ばし読み。
緊張感と官能が漂い、しっとりとして暗くて重い。
ヒロイン、ヒーロー、ともに大人でしっかりしているが、厳しい過去を
背負っている。
時は1817年。
スコットランドの孤児院から引き取られ、冷酷な英国人貴族の手によって
優秀な暗殺者&スパイとして育てられたヒーロー、Jack Seward は、
このところロンドンを騒がしている宝石泥棒を逮捕せよとの命令を受ける。
宝石箱のなかに大変大事な手紙が入っていた、というのだった。
Anne Wilder は戦争未亡人。元は裕福な商人の娘だが、熱烈なる求婚を受けて
貴族と結婚。夫の熱愛ぶりは誰もが羨むものだった。
夫の死後、静かに領地で暮らしていたが、姪の社交界デビューのシャペロンを
頼まれてロンドンにやってきた。
彼女は、指揮官としては無能だった夫が多くの部下を巻き添えにした事に
罪悪感を抱いていて、復員兵、傷病兵のための施設を運営している。
華やかなパーティに出席するたびに寄付を頼むが、多くの貴族たちが
口先だけなのを苦々しく思っている。
ってことで、夜盗はヒロインなんだが、ある晩、ヒーローのしかけたワナに
かかり、追い詰められた末、女の武器を使ってピンチを切り抜け、、
ふたりの間には見えない糸が結ばれたかのように、どちらもそのときのキスを
忘れることができない。
静かで慎ましやかな未亡人アンが、自分の追う泥棒だという確信を次第に
深めるジャック。。
手紙など知らないというアンだが、国家の安全に関わる手紙が回収できぬのなら
アンを殺せ、という命令が下り、ジャックは彼女を守るために・・・
どちらも相手から愛されているとは思っていなくて、ヒロインは、ヒーローの
熱い行動を自分を屈服させるのが狙いだと思うし、一方のヒーローは、
社交界の面々がアンの死んだ夫の事をあまりに褒めそやすので、彼女は亡夫を
忘れられないのだと思い込む。
なかなか実際のホットシーンには到達せず、じりじりじりじり。
想像以上にダークだ。ヒーローの過去の話は、この間読んだブロックマンのサム
以上に泣けてしまう。 ブロックマンと違ってこっちのほうはユーモア無しの
サイコな貴族が子供時代のヒーローの心を残酷に傷つける。
こんなモンスターに育てられて、よくぞ温かい心を失わなかった!
うるる、自分の命より大事、、とばかりに彼女を守ろうとするのが、もうもう。。
あぁ、こんな男気のある人に愛されて、ヒロインはほんと幸せだわ。
でもラストが、、、ロマンス小説としてはダークで物悲しい。。
現実的と言いかえてもよいが、幸せながらも切ない寂しさが漂うの。
今年は一枚一枚色を塗った意外と手間のかかった年賀状なんだが、全く手間のかけた甲斐がなく見栄えが悪い(爆!)
一枚一枚が違うといっても、貰う側の人にとってはその一枚しか分からないわけで、
意味がないのであった(爆!x2)。
読んだのは Anne Stuart「TO LOVE A DARK LORD」(1994)
あらゆるロマンス作家を読んだわけじゃないから、他にも居るのかもしれないが、
これまで読んだ作家の中では、こういうヒーローを書けるのはアン・スチュアートしかいない。ほれぼれ(* u u)
市川雷蔵〜田村正和〜Gackt 路線の、無感動(に見える)デモーニッシュな男。
誰にも何にも関わろうとしない「あっしには係わり合いのない事でござんす」木枯らし紋次郎と同じポリシーなのに、庶民的な紋次郎とは違い、かたやこちらは妖艶な美形で
ラグジュアルな耽美派。
人の生死を気にも留めない冷たさをもった、 常に勝負に勝つも神様から授かった運というよりも悪魔の申し子のような呪われた運をもった男。
飢えた狼の群れに、ヒロインを(たとえあとで救うつもりだとしても)顔色ひとつ変えずに放り込む男。
発端がメアリ・バログの「Secret Pearl」と同じようなのに、これほど違う物語になるとはねぇ。
舞台は1775年のイギリス。
ヒロイン、エマは裕福な商人の娘(母親は貴族出身)、12才で両親が亡くなってからは
叔父の家で息をひそめて暮らしていた。
ある日、彼女の財産とからだを狙っている叔父に連れ出され、宿でもみあいになり、エマは叔父のナイフで彼を刺して殺してしまう。
呆然と立ちすくむエマを救ったのは悪名高きアイルランド貴族 Killoran。
彼は偶然その部屋の前を通りかかったのだが、
「おやおや、その男は嫌な客だったのか」(エマのことを娼婦だと思った)
「え? ち、違います! この男はわたしの叔父で、わた・」
「ノット マイ ビジネス」
平然と彼女の手からナイフを取りあげ、やってきた宿屋の主人に、
「その男が彼女に乱暴しようとしていたので助けに入ったらこうなった」 正当防衛で
自分が刺したと説明する。
命の恩人と感謝するエマの言葉を冷笑を浮かべてさえぎり、
「退屈していたので、気晴らしになると思ってやったまでだ」
行く当ての無いエマを気にかけるでもなく、去ってゆく。
しかし運命は彼らを再び巡り合わせる。。
Killoran は彼女を、宿敵を苦しめるための道具として使おうと考え、エマを自分の屋敷に連れてゆく。 逡巡する彼女に遠まわしに脅しまでかける。
サブキャラたち(誠実な青年紳士ナサニエル、社交界のあだ花バーバラ、
宿敵Darnley、エマを憎む狂信的な従姉妹ミリアム)の面白さときたら、、アンは禍々しい
危ないキャラを描くのがほんまに上手い!
Killoranの過去、彼が心を捨てた12年前の出来事とは。。。
若くてナイーブだけれどしなやかな強さを持つヒロイン、清純な真心と無垢な体を
すべて差し出すヒロイン、、
魂を失くした男は「My Pet、きみはただの復讐の道具にすぎない」 残酷な言葉を
平然と言って、ヒロインを自分の元から去らせる・・・
ぎゃぁ〜。。まだ抵抗するかっ!
ふっふっふ、ラストがねぇ〜(^m^)
ヒーローに白旗あげさせるヒロインが気持ちいいんですよねぇ〜。
あまりに長く、故郷が呼ぶ声、彼女が呼ぶ声と戦ってきたが、もうこれ以上は戦わない。。そーだ、そーだ!
あけましておめでとうございます。
つい先ほどまで今年だった去年の大晦日。
風が冷たかったですねぇ。
一年の最後の掃除はバスタブカバーをはずして下のほうやら奥のほうやら。
その後ガスレンジをきれいにしてから買い物へ。
ブラウニーに行ってベーグルを買い込み、コムトゥジュールに行ってケーキを
買い込み、その他もろもろは近くのお店で。
コムトゥジュールのケーキは甘さが控えめでわたし好みなんだ。タルト台も
美味しくてね。
ケーキを食べて元気をだしたらクッキング。
おせちは今年も手抜きで一段ものを購入したが、お煮しめだけは作る。
ぴかぴかにしたそばからガスレンジを使うのが辛いが、致し方ない。
酢ばすとなますを作って、終了、、と思ったら夕飯の準備・・・
ホリディよりも仕事してるほうがずっと体が楽だぜぃ。やれやれ。
しゃぶしゃぶを食べながら紅白、、そして、にしんの年越しそば。
もうお休みの半分が終わってしまった、、悲しい。
Georgette Heyer「FARO'S DAUGHTER」(1941) を飛ばし読み。
(表紙絵は1月7日のところに)
甥が悪い女にだまされて夢中になっている、金目当てに結婚をたくらむ女に
ガツンと言ってやろうとヒロインのもとに乗り込んでくるヒーロー。
ふふふ、王道の物語。
遊技場(トランプやダイスの賭博)を経営しているヒロインは、しっかり者で
利発。
自分に夢中の若者をただ微笑ましく見ていただけでもとより結婚する
つもりなど無いが、強欲なはすっぱ女呼ばわりをして手切れ金を持ってやってきたヒーロー
にカチンときて
「あら、ごめんあそばせ、そんな端金(はしたがね)では
あなたの甥ごさんを諦めるわけにはいきませんわ」
ことあるごとにぶつかる二人だけれど、基本は明るいユーモア調。
ヒーローが「お前のような女」とヒロインを罵倒するので、ヒロインはとても
傷つくけれど、決して過剰にけんかを売ったり、彼の甥にモーションをかけたりは
しない、気持ちいいヒロインなんだ。
ひょんなことから一人の娘を助けたヒロイン。その娘と恋におちる甥。
ふたりの恋を見守るヒロインのことを、誤解し続けるヒーロー。。
最後に謝って謝って謝って、でも、えらそーなんだ、このヒーロー(笑)
今年のお正月はなんだかずっとせわしなくて、全く休養にならずじまい。
家族の者が相次いで風邪をひき、お雑煮を作っているそばから、
喉が痛いだの、生姜湯が欲しいだの、おかゆが食べたいだの、、
一人が治るともう一人が悪くなり、寝汗をかいたパジャマやシーツを
洗って干していると、あ〜ぁ、休みに入って手が荒れちゃったなぁ〜
さて唐突に「テルミン」である(爆)。
大人の科学(Vol.17)の付録のテルミンを組み立てた。
普通に買えば数万円はするものが、わずか2300円で手に入る。
作るのは15分くらいで出来るが、チューニングが難しいのなんのって。
やっと上手く出来た!と思っても、スイッチをON/OFFするたびに音が狂い、
チューニングし直さないといけない。
ま、四苦八苦してとりあえず出来た、なんだかあやふやな音階だけれど、メリーさんの羊を演奏してみる。。
ぶぇ〜ぶぇ〜ぶへぇ〜ぶへぇ〜、、
演奏している本人は真剣だが、周りの人間はひぃひぃと笑い転げること間違いなし。
生きてるっていいもんだ〜って気分になるこの脱力感。
大人の科学のページでチューニングについての動画がありますので、
実物をみてやってください(笑)。
年末に読んだ「Faro's Daughter」(1941)
表紙絵を載せていなかったので。
ヒロインの茶目っ気のある挑戦的なところが、ちょい好みなの(笑)。
これはバンタム社の古いペーパーバック。
1968年(昭和43年)出版で
当時の値段75セントと表紙に書いてある。
(この年は3億円事件があった年で、今の物価の5分の1から10分の1らしい。
ってことは、この当時1ドル360円だから75セントは270円、、それを5〜10倍にすると、1350円〜2700円、、確かにそんなとこかなぁ〜)
一体どのくらいの数、Georgette Heyer はリプリントされているのか、米amazonなどで見てみると、
50年、60年、70年と、バンタム社とPan社から出たペーパーバックやハードカバーがかなり沢山存在するが、
90年前半を最後にぱたっとリプリントされなくなる。
それが2004年から今度はARROW社や、ハーレクイン社から、続々と彼女の作品が出ている。
不思議だ。
ARROW社の表紙絵の格調高い文芸調は、Georgette Heyerの復権というか、
再評価をいみじくもあらわしているようだ。
だとしたらハーレクイン社もせっかくのお宝なんだし、翻訳してくれたらいいのになぁ。。
このところ、仕事が忙しくて超肩こり状態に。
五十肩が少し直ってきた、と思っていたのにまた逆戻りだ。
月末にイタリアにちょこっと行く予定なので(唐突)、本当にまずい。
アン・スチュアートを3冊買ったが、2冊目が終了。
Anne Stuart SIM「Special Gifts」(1990)
めがねちゃんヒロインが可愛らしいわ。
アンスチュアートを読みたいっ! て気分になる時があるんだよね。
なんていうんだろ、独特のひやっこい感触、ダークな満足感がある。
彼女の描く作品には「死」や「虚無」の耽美な影があって、それが読者こころをくすぐる。
傷つきやすく純粋だけれど、おばかじゃないし、か弱いわけじゃないヒロイン。
ハードボイルドで、ダークなハンサムで、ごくごく少数の人以外近づけようとしない、感情を排したヒーロー。
連続殺人が起きているコロラドで、失踪した主婦の捜索をヒロイン Elizabeth Hardy(29)は手伝っている。
彼女は予知、透視、、見えないものを見るサイキック能力がある。
シリアルキラーの手がかりを「見た」ヒロインが警官に見たものを告げると、
軍の情報部に属するヒーロー Colonel Sam Oliver がヒロインのもとに現れ、事件は思わぬ方向へ向かってゆく・・・
エリザベスは、両親が焼死するのを予知したり、恋人が溺死するのを予知した過去を
持ち、助けることができなかった罪悪感の下に暮らしている。
人に触れると見たくないものまで見えてしまうので、できるだけ誰とも関わらずに
いたいと思っている。
サムはかつて追っている犯罪組織に妻を殺された過去を持ち、二度と人を愛したくない
と思っている。
サムは事件の解決のためにはエリザベスの能力を利用することも辞さない。
嫌がるエリザベスにVision を見させるサム。。
いやいやいや〜、今回の話は、アンにしてはめずらしく(失礼!)ストーリーがしっかりしていた。
よくある超能力者&シリアルキラーものではないのだ。
意外なひねりがあり、「あぁ、そーだったのか! なるほど・・」
ストーリーの面白さもさることながら、いつもどおりキャラがたっているアン。
薄気味のわるい脇役の上手さには毎度のことだが感心する。
サムを助けるダニーという若者がヤバくてねぇ。。背すじがぞっとしたわ。
アンチファーファなアンだけど、今回のヒーローは、
胸はツルツルなんだけど、おへそまわりから下や、足はかなりファーファなんだって。ヒロインは自分の足をすりつけながら静かに満足しておりました(爆!)。
さて、買った本の最後、3冊目はこれからだけど、これは飛びっきり薄気味悪い。
作家の父親(サイコキラーや児童虐待の加害者のルポで人気のベストセラー作家)をもつヒロイン。
利己主義で人をいいように操るその作家(5回の結婚歴あり)が、妻子殺しで死刑の求刑を受けた男に対して、大金の保釈金をつんで保釈させ、自分の家に住まわせたところから話が始まるんだけど、離れて暮らしている娘を電話で呼び寄せるんだよね。
娘は父親が何かをもくろんでいる事は十分わかっているんだけれど、父の頼みをことわれずに彼の家に向かう。。
やばいやばい、
やらなきゃいけない事があったのに、帰宅すると本が届いていたので、ぱらぱらと
ページをめくっているうちに・・・
ひゃぁ〜、やばいほど、どっぷりと、浸ってしまったではありませんか。
Anita Millsの「The Duke's Double」(1988)
なんていうか、昔の、まだHQを読み始めたばかりの頃を思い出させるというか、
スーザン・フォックスやルーシー・ゴードンを思い出させる、、読み出したら
「分かっちゃいるのに」止められなくなる、この痛(いた)気持ち良さ。
ハートがよじれる後悔と、壊してしまった幸せと、消えない思いと、今度こそは
台無しにしてはならない必死の願いと、、よくあるストーリーをここまで盛り上げる
キャラクターの描き方がとても上手いっ。
その上、セカンドキャラクターの飛び切りの優しさときたら! もうもうもう。
子供のときから仲の良い3人組。男の子二人は大の親友。そしてお転婆な女の子。
いつしかそれが恋に変わり・・
傲慢でプライドが高くて、パッショネートでセクシーな Roxbury 公爵 Adrian と結婚したヒロイン Joanna は、幸せの頂点から突然絶望のどん底に突き落とされる。
親友 Gareth と密通したと決め付けられ、離縁させられた彼女を、両親、友人すべてが見放す。
Gareth は Adrian に「君はおおばかものだ」と諭すが、Adrian は聞く耳をもたない。
Gary (Gareth の愛称)は Joanna を心から愛しており、Adrian の子を妊娠している彼女に結婚を申し出る。
不義密通の誹りを受けているのでイングランドにふたりの居場所はなく、彼らはイタリアに渡り、その地で結婚する。
なにもかも失ったと思っていた Joanna だったが、Gary の優しい愛に包まれ、二人の子にも恵まれる。そして月日は流れ、イタリアに渡って6年がたったある日、海の事故でGaryが命を落としてしまう・・・・
二度と英国の土を踏むまいと心に決めていたジョアンナだったが、ギャリーの母(とっても温かくて素敵な人なの)が、どうか戻ってきてくれと彼女に頼む。孫たちにギャリーの育った領地を
見せてあげたい。英国で大きくなってほしいと。
Adrianと出会う事なんて絶対に無いから大丈夫よ、と力強く保証した義母だったが、
そこが物語の物語たるところ、戻ってくるやいなや出会ってしまったがな(笑)。
それにしても、ギャリーがほんま素晴らしい男性でねぇ。。胸に沁みるぅ(T−T)。
お義母さんも飛び切りの温かさで、ギャリー、ジョアンナ、ロクスバリー(彼女は
Adrianのことをいつもこう呼ぶ)の3人を変わらずに愛しているんだよねぇ。
( 対照的に、公爵夫人(ヒーローの母)は高慢で憎々しくて最悪!というお約束 )
公爵ドリー(Adrian の愛称)がとても大事なことに気づいてゆく過程がこれまた泣かせてねぇ。。
ヒロインのジョーの抱える心の傷も深くて、でも、うじうじしてない、気持ちのよい
女性で、、ほんま、公爵、あんたは大馬鹿者だっ!
6年という歳月は簡単にすべてを赦せるほど長くないが、じっくりと振り返るには十分長い。
ヒロインは息子が二人出来たのだけれど、題名は長男が「公爵にそっくり」ってこと。
(Justin を一目見るや『俺の子だーっ』と言い出すヒーロー、似てなかったら
どうだったん? この子はあなたの子じゃないわよ! そうだ、ヒロイン、もっと言ってやれ〜っ)
下の息子 Robin がギャリーにとても良く似ていて、愛さずにはいられない素直な明るさ。ヒーローと嬉しそうに魚釣りをするシーンが優しくて切なくて。。
TRRや MrsGiggle が本棚キープ本ということで買ったこの話は、わたしのツボ直撃だったけれど、AAR の評者によると、Elsie Lee の「Season of Evil」という話の方が好きだということで、
「はぇ? エルシー・リーって誰?」
もうほとんど読んだ、と思う傍から、新しい名前が出てくる(爆)。
やらなきゃならない事に追われて、あまり時間がとれず(泣)。
そんなわけでプレミアリーグも、マンUとアーセナルを追いかけるのでやっと。
マンU絶好調。ルーニー君はやや不調だけれど、そんな日もあるさ。
アンデルソンがどんどんフィットしていて、これで19だから、もう嫌になる。
スコールズが復帰したら中盤はどうするのかなぁ。
アーセナルはファンペルシーが早く完全復帰してくれないと困るわねぇ。
アフリカネーションズカップもあるし、状況はマンUに非常に有利だわ。
日本勢は、というと、全くフォローしていないうちに、ヤナギがサンガに
移籍とか、秋田がサンガのコーチだとか、クボタツがトライアウトだとか、、
なんだか物悲しい。
本を落ち着いて読む時間がなくて、お気に入りの箇所だけつまみ読み。
再読すればするほど好きになる、って感じのLaVyrle Spencer 「Morning Glory」。
あぁ、心が洗われるような清らかな美しさに満ちていて、気持ちがよい。
くすくす笑わせるおおらかなユーモアと、まっすぐなまっすぐな愛が胸をうつ。
時代の雰囲気を静かにリアルに描く確かなわざ。
ウィルを救おうと必死の行動をとるエリー、やばっ、思い出しただけで涙がでてくるわ。
pdfファイルを職場のパソコンにもコピーして、こそっと休憩に読む(イカンヤロッ)
「望郷の道」と似てると感じる時がある。
混じり気のない、心の底から信じられる直球の愛 Faithful なんだよね。
「望郷の道」は、といえば、毎日、翌朝が待ち遠しくて待ち遠しくて(笑)。
とうとうルイは正太の元へ、子供ふたりと身一つで台湾へ向かう。よっしゃっ!
来週はイタリア6日間の旅に出る予定。
6日間といってもイタリアで観光できるのは3.5日、
ミラノ〜フィレンツェ〜ローマとまわる駆け足のパック旅行だ。
そもそもの発端は、バンプ・オブ・チキンのライブチケットの抽選にはずれた昨年末。
あぁ、新年に何ひとつ楽しみがないわ、こんにゃろー、と衝動的にツア旅行をポチ
してしまった。脳内でどこでどうにかなってバンプがイタリアになったわけだ(爆)。
人気の美術館や教会は、観光客が少ない時期に行くに限るわ。
冬の寒さや悪天候も、室内観光がメインなら困らない、ツアバスで
全部連れていってくれるから楽じゃないこと?、、などと、後から理屈をつけている (^_^;;
ミラノではサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にて、レオナルドダビンチの「最後の晩餐」を15分拝見する。
う〜ん、閑散期にも15分の完全入れ替え制は変更無しだそうで厳しいわね。
フィレンツェではウフィツィ美術館へ。 観光シーズンは予約がないと
大変という所だが、冬はゆったりしているらしい。ボッティチェリやダビンチやチチアンなど。
(ネットのバーチャルツアがよく出来てるわねぇ。。)
そしてローマはバチカン博物館。歴代の法王が収集したお宝の数々、サンピエトロ寺院
、システィーナ礼拝堂でミケランジェロの「最後の審判」。
(ネットでこんなに沢山のものが見れるのって凄いわねぇ。。。)
冬は昼までしか開館していないので、あとは自由時間なのだが、遺跡系は
また次回ということで、ひとりボルゲーゼ美術館へ行く予定をたてている。
っていうか、この旅行を申し込んで初めてローマ観光について調べて、ボルゲーゼ
という名前を知った無知なわたし。
Wikiのボルゲーゼ美術館の説明を読めば、
成り立ちがわかるが、16世紀末にボルゲーゼ家の所有となったヴィッラ・ボルゲーゼ(ボルゲーゼ公園)はばかでかい(Wikiによると80ヘクタール)。
レスピーギの交響詩「ローマの松」の<ボルゲーゼ荘の松> てのはこの
公園の中の松なんだが、「Villa ヴィッラ」が時には「公園」時には「荘」に
翻訳されるから、最初は同じトコだと気づかなかった。
日本でいうところの、 "山縣有朋が明治11年(1878年)に私財を投じて
購入し、大正7年には大阪を本拠とする藤田財閥の二代目当主藤田平太郎男爵がこれを譲り受け、東京での別邸とした" 『椿山荘』のイメージだ(をいをいっ)。
borghese は ブルジョアという意味のイタリア語なので、いうなれば、三井豊臣さん ってイメージか?(をいをいをいっ)
気になるのは「ボルゲーゼ荘の松」(またはボルジア荘の松)と書いているサイトが
ネットで多々見られた点。
ボルジアって、あの、チェーザレ・ボルジアの事? これはオカシイ。
Borghese ボルゲーゼと Borgia ボルジアは、全くの別物。
かたやトスカーナ・シエナの貴族であり、かたや元々スペイン・ロマーニャの貴族だ。
日本人のチェーザレ人気ゆえの誤解なんだろう、たぶん。
さて、ボルゲーゼ家はムッソリーニ総督のときの海軍司令官だったとか、直系
はアメリカでワイナリーを経営してるとか、あれやこれやを調べて・・
わはは、旅行に行くまでが一番楽しい?!
アン・スチュアート Anne Stuartの「Nightfall」(1995) 読了。
アンのゴシックロマンの中でも飛び切り暗い、暗い、暗い味わい。
旅行の下調べやなにやらで、あまりまとまった時間がとれず、のろのろと読んだが、
遅いペースにぴったりだったかもしれない。
妻子殺しの容疑で死刑を求刑されている男。
彼に多額の保釈金を支払い、公判まで自分のマンションに住まわせ、彼を題材に
した本を書こうとしている老作家。
(ノーマン・メイラーをモデルにしたらしい)
作家は離れて暮らす娘に、仕事を手伝ってくれと頼む。
自分中心の、非常にエゴイスティックな父親に傷つけられ、振り回され続けながらも、父親の
愛をどこかで求めている娘は、シリアルキラーかもしれない男と同居する事になるにも関わらず、
父の頼みを断れない。
彼女に奇妙な執着を示す男。
取り憑かれたような眼で見つめられ、魅入られてしまう娘。
胸にナイフが刺さった状態で失血死した彼の妻。行方がわからないふたりの子供、
行方がわからない彼の愛人。
男は求刑されている死刑に対して、まったく異議を申し立てない。
自分の命に無関心であるかのように、あなたは本当に妻を殺したの?と
訊かれると、どう思う? 子供たちも殺したの? どう思う?
話のすじや結末は、途中からだいたい見えてくるんだけれど、この雰囲気が
独特なんだよねぇ。
ヒーローの周りに漂っている暗雲のような影、
絶望のにじんだ荒々しい祈りの声を聞いたような気がしてしまう女の愚かさよ・・
超然としたデモーニッシュな男なのに、飽くことの無い激しいsex描写も
似合うというのが憎すぎるっっ。
そして最後の最後のセリフが泣かせるんだ。。
ロマンスの良いところは、この人はわたしの救いの手を求めているっちゅう<女の思い込み>を裏切らないトコなんだねぇ。
さて、旅行前にもう本は読まないぞ、と思いつつも、つい、届いたばかりの本を
手に取る。。(イカンヤロッ)
旅行は、伊丹から成田、成田空港でツアの集合、という予定だが、成田に着いてから集合までの
時間にあまり余裕がない。
出発直前に空港で両替をすればいいや、と、なにもやっていなかったが、やばいなぁ。。
しょっぱなからバタバタして、迷惑かけるのも恥ずかしいし、前もって両替しておけばよかったなぁ・・。
今日は日曜日だが、調べてみると京都でも日曜日に外貨両替をしてくれる所があった。
Tis 日本旅行、金券ショップトーカイ、京都クラフトセンター。
電話してみると、1ユーロがTis は162円、金券ショップ161円、クラフトセンター158円だという。
どうせバスに乗って外出するのは同じなので、クラフトセンターに行ってユーロをゲット。
インターネットがあって本当に助かった。
大金を替えるわけじゃないので、得したと言っても800円くらいだけれど、
ランチ代くらい浮いたんじゃない?
ここでお知らせ。
HPを移転いたします。
イタリア旅行から戻ったら、以後は新しい所にアップして、
こちらの方は閉じる予定です。
というのも、今はアサヒネットを利用しているのだけれど、HPは10Mまでが
無料で、あとは5MBごとに課金される料金体系なの。
イマドキ個人でもテラバイトが買える時代に5MBごとの課金というのはキツイ!!
写真はなるべく画質を落として、容量を小さくしてアップしているけれど、この先イタリア
旅行の写真などをアップしたら請求が増えるだろうし、加工するのは
けっこう面倒だし。。
ということで、多少広告が入ってもいいから、HP100MBまで無料の所に引越しすることにしました。
とりあえず今までのものは全部コピー。全部でわずか27MBなんだ。
100Mまで余裕じゃん。
こちらにいらしてくださった皆様、以下のページにブックマークをよろしくお願いいたします。 むらさき・はんなり・こむ デス。
http://mura3ki.hannnari.com/
というわけで、ここです。
まだサイトの移転に完全には対応していない、おかしな箇所があるかも
しれませんが、おいおい直していきます。
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