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更新記録 2004年8月1日から9月30日まで

8月 1日
「京都ー水戸」 0−0
うーん、点が取れないなぁ・・・

レアル・マドリーご一行様、しっかりと美技を見せてくれましたねぇ。
取るべき人が点を取った。ジダンのシュートから、最期のラウルーモリエンテスのパスまで、
さすがという感じでした。。ロベカルの超ロングシュートも恐れ入ったね。

HQミニレビュー エリザベス・ローウェル追加
古本屋さんに200冊ちょっとHQを売った。息子ほどの年齢の店員さんを前にして
少し恥かしいなり。。
売上金は下の息子へ。いつもHQにかまけて、ほったらかしだからね(笑)。

B・ダグラス D「真夜中の情事」あらまぁ〜、好みよ。。
L・ウィズダム E「天使のピストル」あらまぁ〜、これも好みよ。。
 ダグラスは、人から薦められて読んだが、なるほど、好みを読まれてるわ(笑)。
 ウィズダムはこれまでに2冊読んで、好みじゃないと思っていたけど、
 これはちょっとぐっときてしまった。
8月 2日
二見文庫のクレンツをこのところ続けて読んでいるが、
今日はちょうど「曇り時々ラテ」を読んだ。
 常々、HQと呼ぶペーパーバックと文庫本とはどこが違うか、って
考えていたが、今日はたと思った。
題名だ。
わたしの偏見では、HQ的と思う本は、邦題がいい加減で、原題と無関係に
氷の、炎の、アンデスの、恋の、愛の、ふたりの、春夏秋冬の〜、、やらであり、
自分の中で文庫本的だと思うものは、それなりの邦題がつけられたものを指していた。
 だが、この邦題は・・(~-~)
「Trust Me」という原題に、デスデモーナという名のヒロイン、
言わずとしれたオセローを踏襲して、「おれを信頼しろ」「わたしを信じて」という
直球の題名だ。
へんにおしゃれな今風の邦題。。せっかくの直球の題がぼけた気がする。
人の関係って簡単じゃない、でも、ここは自分を信頼してほしいと願う瞬間がある。
いつ、作者が「Trust me」と登場人物たちに言わせるか、が
面白いところなんである。
堂々と、この題名にしたからには、作者が「Trust me」を使うポイントは
「こうきたかっ。くっくっく、やるなぁ〜」ってとこのはずだ。

ラテねぇ。。。たしかにラテをよく飲んでるけどねぇ。。。

Trust me は同時に、相手に自分を信頼してもらうためだけじゃなくて、
自分が自分自身を信じる、自分の価値を、自分のこれまでの人生を肯定する、
そういう意味でもある。ヒーローがこのセリフを使うとき、彼の心にささったとげが
ふっとぬけたように感じられて心地よかった。
けど、ラテねぇ。。。(しつこいっ 笑)

ちょいと真面目に考えてみた。
オセロが結局デスデモーナを信じれず、自分自身を信じれず、彼女の寝室へ行き、
あやめてしまう時の有名な台詞。
「Put out the light, and then put out the light」
ーー まずこの明かりを消し、それから命の明かりを消そう

「明かりを消さないで」 わたしを信じて。に、けっこう近い題名になるんじゃないか、
って思ったけど、本にいっさい灯関係の描写は無いのでワケのわからない人にとっては、
謎の題名になってしまうか(笑)。
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8月 4日
バーレーン撃破。アジアカップ準決勝。
見てるほうも肩に力入ってしまいましたね。。なんにせよ、勝ってよかったぁ。
玉田、セカンドステージ、大丈夫でしょうかね?
蓄積疲労とかが影響を及ぼさなければいいけど・・

真剣な試合観戦は息子に任せて、「うわぁー!」という時だけ、「なに?なに?」の私。
ダイアナ・パーマー「Loveplay(恋愛劇場)」をつい、読み始めてしまって、
やめられなくなってしまった。
ををっ、いいじゃないか、ぞっこんなのに闘うヒロイン、読む、読む、読む、
あれ?あれれ? う、う、うぎゃ〜〜っ! ショックだ・・・
すごくいいラストの山場が、、9ページも、9ページもだよ、邦訳に無い。
ヒーローの渾身の告白、渾身のプロポーズ、おお泣きに泣くヒロインとヒーローが
無いっ
胸をうつヒーローの心からの悔恨がないっ。。
ともに老いていきたい、と言って、あれしてこれするシーンが無いっ
9ページがわずか5行ほどに・・・ (T-T)
もうちょっと工夫は無かったの?
最後にあわてて大幅省略?
そりゃぁさぁ、すったもんだが大事で、結婚を承知するとこなんてどーでも
いいのかもしれないけど、この承知するシーンのためにこれまで物語を
作ってきたとも言えるわけじゃん。その、肝心かなめのシーンじゃん。。

ヒーローが寝食を忘れて書き上げた脚本を、ヒロインに渡し、「これを読んでくれ」と
いうところが無ければ、一体なにを必死に書いていたのか、読者にはさっぱり?じゃん。
これこそ、題名Loveplayの脚本そのものではないか、という感じなのにな。。

邦訳だけ読むと、鬼畜系ヒーローだけど、原書を読むと、かなり泣ける話なんだ。
ほんま、アホで勝手な態度のヒーローだけど、なんか、訳も間違ってるところがあるし、
娘ができたら、、と想像して、ボーイフレンドなんて近づけさせないぞ、
スクリーニングしてやるんだ、(検問?笑)と食料品店で妄想世界に入っちゃったり
オバカなところもある。改悛したところが大幅削除で、ばかちんヒーローも
少しかわいそうすぎ(笑)
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8月 5日
これまでHQ原書はSIM系を買うのが多くて、薄いHQはエリンと
ダイアナ・パーマーのデザイア数冊しか買ったことがなかったのだが、
殺意をおぼえるような省略は薄い本のほうに目立つんだよねぇ。
なまじ分量が薄いから、省略されると、悲しいほど粗筋になってしまう。
絶対とまでは言えないけれど、省略箇所はお話の後半、ラストに近いほど多い。
翻訳者がだんだん紙の枚数が少なくなってきて、慌ててざっくり省略してる
みたいな気がしてしまうが、疑いすぎだろうか。

けっこういい作品にこれをやられると、読んでいて、作者が可哀想になってくる。
これまでひどい仕打ちをしてきたヒーローが5行でヒロインに許してもらい、
さらに結婚式まであげちゃったりすると、をいっをいっっそれはいくらなんでも
乱暴すぎ。何考えてんだよ。。って誰だって思うよね。
「恋愛劇場」なかなか良かっただけに、残念で残念で。。
あぁ、わたしは根にもつタイプなんだ、こと、本に関しては(笑)。

閑話休題
「隻眼のガーディアン」を読み始める。
最近読んだクレンツの本や、「そのドアの向こうで」などをふっと思い浮かべる。
なんていうか、「カエルの王子さま」と呼びたくなるんだよねぇ。
素敵なヒーローさまには申し訳ないが(笑)。
わたしが「カエルの王子さま」ヒーローと密かに呼んでいる殿方は、きまって
「弟」的人間がいる。だもんで、弟キャラで出てくると、
そうかい、そうかい、出てきたかい、カエル兄ちゃんがんばれっとか思うんでアル。
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8月 6日
ベティ・ニールズと、リズ・フィールディングの著作リスト(邦題対応つき)を
ミニレビューに付け加えました。

このところ、HQやロマンス系文庫本に飽きると、ロイ・ヴィカーズや横山秀雄の
短編を読む。ご存知のとおり、うすら寒くてやるせなくて、悪意や殺意が
じわじわと心を侵食する話が多くて、で、、また、HQを読む(爆)。
古本屋で、「殺さずにはいられない」という短編集を買う。
強迫観念の話ばかりが8編。
悪意のしみが広がっていくような物語。
で、また本屋でHQ新刊D「はかない絆」を買って帰る。。
8月 8日
アジアカップ2連覇。厳しいコンディションのなか、お疲れ様でした。
サンガーモンテディオ 2−1 久々のチェのゴール。ただいま5位。。
J1のセカンドステージも、もう土曜から始まる。遠征組の疲労が心配ね。

読まずに取っておいた本を読んでしまった。
これまでに、こうして我慢して取っておいた本は何冊かある。
リンダの「ダイヤモンドの海」と「青い瞳の狼」、カレン・キーストの
「ラベンダー色の夜に」、そしてこれ、シェリル・レビスの N「春雷」。
だが、長らく辛抱していたのに、「ダイヤモンドの海」を我慢できず読んで
しまったのを皮切りに、ラベンダー色を読み、青い瞳の狼を、オーディオブックで
耳にたこができるほど聴いてしまった。
残るはこれ、春雷だけだったのに、、あぁ、読んでしまった。
ばかばかばか。。

本が哀しいのか、読んでしまったのが哀しいのか。。両方だ。
驚くほどルース・ウインドの「奪われた歳月」と似ているが、
こちらのほうがなすすべもない。。こんなとんでもない話で、読者は
どーせいっちゅうんじゃっっ、、と思いながらも、すべての登場人物への
気配りといい、描ききってしまうパワーに感心した。
しかし、、はぁぁ、、泣ける。。読んでしまったぁ。。しくしく。

読まなくても『これは絶対に大丈夫だ』と思える本があって、そういうのを
数冊、読まずに取っておきたくなるのだ。
しょうがない、今出ているリンダの「悲しみにさようなら」を
読まずに取っておく本にしなくては。

もう新しい邦訳は無さそうなシェリル・レビスだが、SSE「The Older Woman」
というのが、2002年に出ていた。
なんと、32歳のヒーローに42歳のヒロインだ。どきどき。
ロマンスファンサイトからも受賞されてるし、ハート5つ評価だ。
レビスだからかなり痛そうな気もするが、取り寄せようかな。。

さて他に読んだのは、
B・ブレットン「ポピーレッドの夏」とっても誠実で丁寧。
 ブレットンって上手いわ。これは84年の作品だから初期のものだけれど
 なんていうのかなぁ、この人信じられるって感じ、あるんだよね。
B・ケイ「まぶしい朝」ヒーローがめちゃくちゃ優しい。。
R・フランダース「涙の味」うわっ、少し深刻すぎて、なんと言っていいのか。
 コメントを控えてしまうよねぇ、こんなに深刻だと。。
B・マコーリー「はかない絆」うーん、ちょっとクリシェかなぁ。
8月10日
やっと梅干を干した。
梅雨明けからずっと、毎日暑いし、気温はやたら高いのだが
カラッと晴れた感じではない。
午後になると、雷が驚くほど荒れ狂い、にわか雨を降らす。
毎日というわけではないが、3日間安心して干せそうな日が無かった気がする。
このままでは梅漬けになってしまう危機感からようやく干したわけだが、
午前晴天なるも、夕刻にやはり雷鳴がとどろき、どきどき。
どうやら市内でもちょっと東の方では雨が降ったらしい。

わたしは3日間昼夜干しっぱなしという一番手抜き型。
夜は漬け汁に戻すというやり方もあるそうだ。
ベランダで干しているんだが、近年困るのは、エアコンの室外機。
そう、このところ、夜になっても暑くて、つけることが多く、
室外機の熱風がもろ梅干に当たってしまう。
うーーん。

せっせとHQを読む。
S・レビス N「リトル・ダーリン」。うひゃ、取り扱い注意の微妙問題だけど、
 胸キュン、レビスの中では一番好きかも。。
A・スチュアート U「ファベルジュの卵」うっきー!むちゃ、好みだわ。
 雰囲気たっぷりのロマンティックコメディ。
 このヒロインとヒーローのかけあい漫才、ほんと、上手いわ。
 「もし相手が銃を持っていたらどうするの」
 「よけろ」
 (^m^)
N・ロバーツ 「嵐のソリチュード」満を持した漫画のセリフにやられた!
 これまで、クレンツとノーラは、なぜか気が向かず、避けていたんだけれど
 クレンツの文庫本を読み始め、とうとうノーラも読み始めてしまった。
 上手い、いつも思うが上手い。そして、どこか健全さが漂う。
 わたしがノーラにハマれない理由は、この健全さなのかなぁ。。
 とはいえ、マッキントッシュとイワンのセリフには、やられましたねー。
 ラストがものすごく良いわ〜

録画しておいたアクターズスタジオのダイアン・レインを見て、
彼女、いい女になってるんですねぇ。
コットンクラブの時、わずか19歳だったのか。驚き。。
頭の回転の速さ、さばさばした魅力、洞察に富んだ言葉、
ちょっと感心してしまいました。
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8月11日
「マッケンジーの山」のオーディオカセットが届いた。
さっそく通勤自転車で聴く。
メアリの喋り方がちょっとキンキンしている(ま、オールドミスの教師っぽいが)。
うーん、Kate Forbes (青い瞳の狼)とカレン・ジエンバ(シルクの言葉)に
遠く及ばないぃぃ。
かなり文句はあるが、それでもついついのめりこみ(爆)、帰宅したときが
ちょうど「友達になんてなれるかぁ〜っ!」ぅお〜〜んっ!
これはやめられない・・トントントン、野菜を切りながらも、やめられない、
エプロンのポケットにウォークマンを入れて、ヘッドホンで聴き続ける。
「やったわー!やったのよー!ジョー!ウルフー!」
どこが一番近い?納屋だ、納屋だ!きゃ〜、そんな、そんな、駆け込むな〜っ
お肉を炒めながら、ひっひっひっ、焦るな、ウルフ、もうすぐ肌が〜♪
ツーーー「次のカセットと交換してください。」
プツン
ぎゃ〜!
「お母さん、なに、さっきから笑ったり叫んだりしてんの」
。。。。

ノーラ・ロバーツの N「シャッター・シャワー」を読んだ。
まいった!!!
これは、参った!!!!
すんごく、すンごく上手いじゃないのサ。
文句のつけようが無いわ。ほれぼれ。。。
本を途中で置く事ができなかったわ。
言葉に表せない色々な想いが見事に形になっている。

そもそも「シャッター・シャワー」を買ったのは、RITAやRTレビュアチョイス
だったからで、前にも書いたけど、わたしはその選択とかなり好みが合うのダ。
(つまるとこ、ごく平均というか、王道だと自分では思ってるんだが・・)
本を読む基準は1)テーマ・ジャンル 2)人から薦められたもの 
3)海外サイトや読者レビューで高い評価を受けているもの と、これが大事、
4)偶然と、動物的勘(笑)
ってとこなんだけど、評価を知って買ったものにはほとんどハズレが無い。
「私が愛したボス」「ラベンダー色の夜に」「バラと虹とあなた」「嵐の季節」
「天使に恋したら」「炎の街」「孤独な狩人」「素顔のポ−トレ−ト」「想い遥かに」
「新年はキスから」「恋するブライズメイド」「奪われた歳月」。。
もっと言えば、未訳の原書はほとんどが高い評価だから読みたくて買ったわけだが、
これまでのところハズレだった原書が無い。

で、アン・スチュアートである。
実は、アン・スチュアートをちょっと調べた。けっこう邦訳は出ている作家だ。
HQアメリカンやイントリーグで過去に4作品がRITAなどを受賞しているんだが、
担当者がわざとはずしたのでは?と思うほど、該当4作品は翻訳されていないのだ。
その前後の作品は翻訳されているのに。
なんでだろー、うーん、もったいない。
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8月12日
石田衣良さんの「1ポンドの悲しみ」を読んだ。
日経夕刊に連載している石田氏のエッセーを読み、「出来すぎだっ!」と
なぜかとてもいい話なのに八つ当たりしたい気分になった。
そのくせ、本を読みだした。
読み終わると、また同じ気分になった。
怒る話じゃないのに、八つ当たりしたい気分だ。

恋愛に関する短編、そのほとんどが「王子さまが救いにくる」話である。
おかしいじゃないか、HQだと大富豪や秘密エージェントや社長や
その他なんでも出来そうな男が突然ヒロインに一目ぼれしたって笑って読めるのに、
控えめ地味な営業マンがヒロインの人生にふっと関わってきたって事の方が
ずっとずっと「出来すぎだっ!」と、ちょー羨ましくなってしまうとは。
心の奥をくすぐられる快感を、一方で否定したい。
ふん、キザ野郎、と、言いたくなるような、複雑な気分。

「声を探しに」が一番好きな話なのだが、ネットで検索したら
このはなしが好きだという人がけっこう多かった。うん、そうなんだ、
現実的でオカシクて悲しい、すこし幸せってとこなんだな。
(桜井くん、いちおしだぜ)

だが、正直言って読者は30代以下に限るかなぁ(爆)。

HQはアリシア・スコットのSIM-668「Hiding Jessica」を読み始める。
トップモデル、氷の天使、アイスエンジェルと呼ばれてきたジェシカは
マフィアのボス、カプルッシオの数々の犯罪を立証する証拠を警察に
もちこみ、証人保護プログラムで保護されることを条件に証言する。
彼女の過去は謎に包まれている。
モデルとして登場した8年前より前のことは誰もわからない。
公判中、そして裁判が終わったあとも、そこにはもう安全はなかった。
ジェシカは既に3回襲われ、保護していた捜査官が1名死亡した。
 ミッチ・ギネスは証人保護プログラムの担当官となった。だが、
数々の雑誌の表紙を飾った、このブロンドビューティを一体どうやって
隠すというのだ・・・
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8月15日
週末は友人と食事をした以外は、ずっと本を読んでいた。
土曜の晩に、タクシーの運転手さんに「谷が決勝ですねぇ」と言われ、
「え?昨日開会式だったのに、もう決勝なんですか?ほんとに?」
なんて国賊のようなことを言ってしまった。

どどんと何もかもがめんどくさくなっていて、やばい、秋になったんだわっ。
お日さまの長さと朝夕の温度で、一気に欝傾向に行くわかりやすさ(笑)。
だが、ほんとにどどんと秋になった。

ほんとはイングリッド・ウィーバーの原書やダイアナ・パーマーの「恋愛劇場」の訳を
書こうと思っていたんだけれど、なんか腰が(腕が?)重くて、ひたすら
未読本を読んでしまった。といっても、本もいまひとつパッとするものがなくて、
読んじゃ退け、読んじゃ退け、の繰り返し。
結局、まだまだ未読が山と積んであるにも関わらず、また、
アン・スチュアートとシェリル・レビスの原書をポチしてしまった。

読んだHQ
A・ブロードリック L「迷い道」レトロな雰囲気ののんびりした危険なんだが(笑)、
 ヒロインが凛々しいのがポイント。めずらしいロングレンジロマンス。
A・サーストン A「カロライナ・ブルー」うーん、よくある感じ。。
S・ウッズ D「ノーと言えなくて」うーん。。彼女の作品とわたしは相性が悪いのかなぁ。
 評判の良いのを読んでももう一つピンとこないし。。
 でも、「春雷」と「ラベンダー色の夜に」の表紙絵と同じ画家さんの表紙絵のが
 未訳にあるのよ。その表紙絵が欲しくて、ポチしようかと悩んでる。。
 (わかる人にはわかるよね〜)
D・マッコーマー N「愛を待つ港」「海の香りのラブレター」うーん、どちらも
 苦手系、ヒロインにいらいらさせられた。。
M・ラブレース LS「危険な逃避行」うーん、企画物の一部だから、むりやり感があって
 どうも楽しめない。。
L・ターナー T「傷あと」うーん、ラスト近くまでは良かったんだけど、ヒロインが
 出て行ってしまって、、なんとも、全く共感できなかった。。
L・ゴードン I「選ばれた花嫁」気分治しにこれを、と思ったら、うーん、
 前半はとても好みだったのに、途中で苦手系に。
 たいして知ってもいない女から聴かされた悪口を信じ、不信の毒に冒されるって
 パターンはほんま、苦手なの。
E・ベヴァリー D「胸騒ぎの月曜日」、気分治しにこれでどうだっ。
 うーん、軽い、あまりに軽いが、、ま、幸せ気分になるし、いいか。
結局、友人とのメールで懐かしく思い出して取り出したマギー・オズボーンの
「きまぐれ飛行」、これを再読したのが一番満足度が高かった。
優しいヒーロー、洒落たウィット、かわいいヒロイン、軽そうな話でいて、
意外に人生の真実を衝いている、この上手さ。マーガレット・セントジョージはさすがだわ。
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8月17日
オリンピックの男子体操、金メダルのニュースに朝から沸く。
28年ぶり、、って、
そうなのよね。わたしの意識では男子体操はずっと日本のお家芸だったのよね。
小野たかし選手やチャフラフスカの世代だからねぇ(爆)。

当時も不思議だったが、今も不思議なのは、
一体どこにそんな選手層があるんだろうってことだ。
たとえば、サッカーやバレーボールなどは選手層が分かりやすい。
京都だけなのかも知れないが、中学で男子バレー部が無い学校が増えている。
児童数の減少と競技人口の減少で、ラグビー部などもチームが成り立たない
高校が出ている。
で、体操なんである。
体操部がある公立中学、公立高校なんて、どこにあるんだろう?って
思うほど、我が家の身近には無い。
広い裾野があるとは、とても思えないんだが、強い。
これが不思議なんである。

ロマンス本ミニレビュー更新。6,7月に読んだ本を加えました。
ほかに、アン・スチュアート、イングリッド・ウィーバーを。
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8月18日
蒸し暑い一日にぐったり。
A代表、アルゼンチン戦。遠路はるばるやってきて、この蒸し暑さでは
アルゼンチン選手に酷というもの。後半は彼らのシュートの精度も悪かった。
といっても、1−2で日本は負けてしまったから、このハンディでもまだだめか・。

この間ポチしたばかりのアン・スチュアートの原書古本がもう届いた。はやっ。
「Cinderman」はまるでニーアム・リーソン主演の「ダークマン」みたいな幕開け。
天才科学者ヒーローとニュースレポーターのヒロイン。
数年前に突然現れた謎に包まれた研究所。研究所の秘密をさぐるヒロイン。
研究所の方針に従わない天才ヒーローが上司に呼び出されていた時、
彼の実験室にヒロインは忍び込んでいた。だが、戻ってきたヒーローと出くわし、
もめる、、と、異臭に気付く。。が、時すでに遅し!
部屋の実験フードが火を吹いて爆発する。。。
ヒロインの体を保護するように覆いかぶさって倒れたヒーローは、出血して
気を失っている、部屋は火に包まれ、煙も充満してきた。
ヒロインは必死にヒーローを部屋からひきずりだす。。
なにかべとべとした緑色のものが爆発で飛び散り、それがヒーローの背中にべったりと
ついていた。。

一体ヒーローは何の研究をしていたのか、ヒーローの命を狙っているのは
何者か、べったりとついたねばねばクンは何なのさ、、ってことだねぇ。

ナンシー・マーティンS「空と海とヨット」、ハナマル。
いやぁ〜、久々に読んでいて楽しいHQだった。NYから台湾までヨットレースを
している途中、アメリカンスクールの7−13才の少年5人とお堅い教師を
救うはめになるヒーローのお話。荒くれ者のフリをしてるが、実は心優しいという
定番なヒーローだが、制服少年たちがどんどん逞しくなって、そう、
「スクールオブロック」みたいな楽しさだった。

ケイ・ロビンスSCaL「愛の旋律」、うへ〜っ、がっくり。。
ラストがこれかいっ? って感じだ。
ピアノか自分かどちらかを選べ、とか、海軍か自分かどちらかを選べ、とか
消防士か自分かどちらかを選べ、、とか、、こういうこと言うヒロインって
すごく苦手なんだなァ〜。
もし、自分が男性からそう言われたら、すごくがっかりする。
自分に天分があったり、能力があったり、情熱があると思えるのに、
恋人や家庭優先にしないなら別れるしか無い、みたいなこと言う相手って、
てめえ、何様だいっ! って言いたくなるけどなぁ。
ま、わたしはヒロインになれないってことだね(笑)。

こりゃいかん、気分直しが必要だい。
こういうときは、お気に入り本を再読して、ほんわか気分にならないと。。
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8月19日
偶然だけど、手にとった本ビリー・ダグラス N「愛の予感」が昨日の不満の
正反対。仕事・成功に野心をかたむけてきたヒロインがヒーローと出会う。
仕事と結婚の両立について、ものすごく丁寧なアプローチ。
合間に挿入される過去や友人のエピソードがこれまた上手い。
父親をめぐる部分なんて、秀逸というしかないねぇ。
微妙な問題をこんなに誠実に扱うなんて、意外だわ。
この時代(84年)のシルエットスペシャルエディションって痛いのばっかりだと
思い込んでいた。
彼女が現在バーバラ・デリンスキーで発表している姿勢とつながっていて、
しみじみしてしまった。

U23のサッカーに最後まで熱くなれないうちに終わってしまった。
3年前のWYで早々と敗退が決定して、決勝トーナメント進出が決まっている
チェコとの3戦目だけ、のびのびとプレーした、あれと同じ展開。
負けても経験になる、というなら、3年前に経験は積んだはずなのに、
またしても経験とか言うんだったら、経験なんて要らないよねぇ。
いつまでたってもチームの核がなくて、愛するのが難しいチームだと
ずっと思っていた。怪我や故障のせいでもあったが、羽田中心で始まったのが
遠い日に感じる。

山本監督の浪花節的な采配は多くの日本人には好かれるのかもしれないが、
わたしは大の苦手だ。
現U23よりも付き合いの長い99WYメンバーにあれほどこだわるのは、
現U23に対してあまりに失礼だと思う。
その99WYで帯同という苦節をなめた曽ケ端や、コパアメリカ選手権のため
不在だったトルシエの代わりに指揮をとった前回の五輪一次予選フィリピン戦で
大怪我をさせてしまい、シドニー五輪を棒に振ることになった小野や、
エコノミー症候群で2002WCを断念した高原を呼ぼうとしたこと、
この浪花節はどうしたものか。。。
そもそも自分の中で評価がどどんと落ちたのは、前任者がいなくなったやいなや
備忘録を出した時だ。
批評家でもなんでも無い、職業はサッカーコーチなのだから、べらべらと
しゃべるんじゃなくて、自分の結果を出すことこそが批判なり賛美に
なるんだと思わないのかな。
ま、監督になったんだから、手腕を見せてもらおうじゃん。
そう思って見てきたが・・・
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8月20日
ダイアナ・パーマーの D「恋愛劇場」で邦訳で省略されたところを
ちょこっと紹介。9ページの省略はまだですが。

久しぶりにスバラグリア以外の映画を見ました(笑)。
「トーク・トゥ・ハー」
「deseo」のレオノール・ワトリングが昏々と眠る美女を演じている。
deseoでも存分に見せてくれたが、彼女の肉体は彫像のように美しいね。
8月21日
「ガンバーアントラーズ」2−1
久々の万博に、久々の声援で喉が痛いよぉ・・・(^-^)

夏休み最後のホーム試合だし、相手は人気チームのアントラーズだし、
込みそうなので家を早めにでた。3時半頃に万博に到着。試合開始の7時まで
観戦友達と喋りっぱなし。
いつもの限度をこえて、生ビール2杯飲んでしまい、これでつまらない試合だったら
絶対に寝てしまう、、というコンディションになってしまったが、
あらま、よかった! この暑さにもかかわらず、動きのよいガンバ選手たち。
マグロン戦法をやめた成果がでてるじゃない?
大黒君のキープに、ヤット君のとびだしで、一点。やっほー!
フタの献身的な動きもいいよ〜。ひいき選手ががんばっているのを見るのは
嬉しいね〜。
アント君たちはなんだかお疲れ気味で、たたみかける恐さがない。
新井場、中田こ、本山、小笠原、、99WY世代好きにはこたえられない、
わくわくする面子であるが、これが全くうまく絡まない。
審判がロスタイムをとても長くとるので、最後はドキドキしたが、、笛の音でほっ。。

「サンガー札幌」4−2
試合が重なってしまい、西京極には行かなかったが、久々の大量得点。
シーズンチケットを持っているのに、不義理を重ねている。。

阪神タイガースのマスコット、トラッキーが万博に応援にかけつけていた。
わたしは阪神戦を見たことがないので、トラッキーを見るのは初めて。
「アホの坂田」って呼んでいいのかな?その人のもちネタの横歩き、
それをよこよこよこよこってやってみせてから、ヒュー様に対抗するほどの腰ふり。
そして、バク転を連続3回! すごい芸達者じゃないのサ。
ガンバボーイはもっと芸が無いと、甲子園に応援に行っても影が薄くなりそう(爆)。
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8月22日
昨日のサッカー観戦のとき、ど忘れして名前が出てこなかった刑法の罪の名前、
思い出しました!
「人身売買罪」です > Yさん。

ってさ、サッカーの試合開始を待ちながら、どういう会話してんねん?!って
感じだけれど、日本にはこの罪名がなくて、国連から対策の不備を指摘されたり、
米国務省から「監視対象国」にされたりしてたんだよね。
で、ようやく刑法に「人身売買罪」が創設される運びになったんだよね。
といっても、来年の国会で刑法改正案を出す、とか言ってるから、
まだ一年先だけど、、。

日本だと今はまだ「まさかぁ〜」って感じだけれど、現実には臓器移植やら
売春やら子供が欲しいやらで、人間が山ほど誘拐されている。
アメリカの2000年の行方不明者が90万人弱で、うち85%が子供。
計算すると、毎日2000人以上の子供が行方不明ということになる。
2003年はホントかウソか、行方不明者約130万人。
これだと、毎日3000人の子供が行方不明だよ。。。まじ?!
人身売買業者、業者ですぞ、、がこの3年間に111人告発されたんだって。

日本の場合は、売る側よりも買う側としての問題が大きい。
アジアや中南米、東欧などから女性や子供が売春や労働目的で送り込まれていて、
国際的に活動している暴力団が関与していると思われてるんですよね。
アメリカの児童誘拐を、「こわいね〜」なんて喋っている、当の自分たちが
実は加害者だったと思うと、情けないわ。

最近、友人とメールで子供の誘拐のことを話したばかりなんですよねぇ。
イングリッド・ウィーバーのテレパシーヒーローの原書は96年の作品で、
これが子供の誘拐をテーマにした話だったんだけど、
他にも古いHQで子供の誘拐事件を扱ったものが多い。
HQってロマンス本だけれど、自然と女性が関係する社会問題も扱っているから、
HQのヒロインって、親からの虐待や、夫によるドメスティックバイオレンスを
受けて苦しんだヒロインがとても多いのよね。
ひと昔前の日本だと考えられないけれど、いまではその手の痛ましい報道が
ニュースに流れるのが全然珍しくない。
まさか、人身売買なんて日本では日常の事件にはならないと思うけれど、
まさかが通じないのが現実かもしれないな。。
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8月23日
シネマ更新。「マジェスティック」
ジム・キャリーって、レトロな感じが似合うなぁっていつも思う。
王道からずれてるのかもしれないけど、エキセントリックなコメディ役の彼は
あまり好きじゃなくて、ちょっと地味で苦悩する役をやるときがとても好きだ。

よくいるじゃない?普通の顔してるとハンサムなのに、とか思う奴って。
そうだ、大泉洋さんもこのタイプだね。
で、度量の狭い面食いなわたしは、ハンサム顔が多い映画は好きで、
大口あけて、ゴムのように顔が伸びる映画は敬遠するんだわ(笑)。
8月24日
アン・スチュアートのA-525「Cinderman」読了。
ラストぎりぎりまですごく楽しんだんだけど、ラストのところで大疑問がぁっ。
天才科学者ヒーロー君が、物質転送装置の研究データを破壊するために
ラボに戻るシーン。
「君を使ってぼくに言う事をきかせようとする奴らがたくさんいるのだから。
すべてを破壊しないかぎり、君は安全ではないんだ。」
「でも、すべてって言っても、、データの一部はあなた、頭の中にあるって
言ってたじゃない」
「そうだ」
「そ、そんな。。行かないでっ!!」

ヒロインは友人たちに押さえつけられて、 いやよっ!だめーーっ!

うわっ大爆発だぁ〜!

ところが黒煙と炎の中からヒーローが出てくる。。
大嫌いよ!殺してやりたいわ!愛してる!!
ヒロインの腕の中に倒れこむヒーロー
「ふぅ。。。終わったよ」

あれ?あれれ? そんなんおかしぃやないの!
なんでやねん。あんたが「自分がいる限り安全じゃない」って言うたんやないの。

うーむ、、普通に「機械とデータを破壊してくる。でも、もしかしたら
火災に巻き込まれて戻って来れないかもしれない」というだけにしてたら、
別におかしくもなく、「あらまぁ、戻ってこれてよかったわ」って
なったのに、妙にシリアスにラボに戻っていくから、をいをいっ、あのセリフは
なんだったんだ、ヒロインは喉も嗄れるくらい、泣き叫んだんだぞ。

うーむ、うーむ、ここさえ無ければウキウキ気分が続いたのに・・・
残念すぎる。

ここ以外は、この尊大無神経ヒーローと気の強いヒロインのコンビはとても楽しくて、
ぶしつけなことを言うヒーローに、いつもヒロインは「いつか殺してやるぅ(怒)」と
心のなかでつぶやくのがツボだったわ。

シェリル・レビスの10才年上ヒロインのSSE-1445「The Older Woman」が
届いた。この古本屋さんはあわせて3冊注文したんだけれど、
しおりがそれぞれに入っていた。
その栞が、はは、、SDやLeisure Booksなどのロマンス本の表紙写真なのだ。
それぞれムキッとした男性のお写真で、かなり栞として使うには恥ずかしい(笑)。
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8月25日
シェリル・レビスをHQ三昧に加えました。
レビスがほんとに好きなのかどうか、自分でも分からない。
でも彼女の著作を読まないとケリがつけられない気分で、って一体
何にケリをつけるって言うのか、わけがわかりませんが(笑)。
 こんな重ったるい、うんざりする、腹立たしい、痛い、ロマンス
なんで読むんだろうと思う部分も多くてね。。。

ナヴァホ居留地4部作は、順番どおりに読まないとだめだわ。
今回順番どおりに読み返してみて、過去に読んだ感想とは変わってきました。
あれほど嫌だと思ったルーカスが、なんと、この4部作ってルーカスの
物語だったのね、くらいに思えたし(はは、そりゃ変わりすぎ)。

レビスの未訳の原書は、「マイダーリン」「遠い故郷」のスピンオフでした。
「遠い故郷」でヒーローと共にヘリコプター墜落で生き残ったバグズ(これ、あだ名ね)
カルビン・ドイルと、「古強者」と遠い故郷のヒーローがはじめのうち呼んでいた
キャセリン・ミーアンのロマンスだった。びっくり、、そうだったのか。
カルビンは32才、キャセリンは42才だ。
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8月27日
レビスの「Older Woman」(年上の女(ひと)ってルビを振りたい)を読んで、
ふと思ったんだけど、ヒーローはバグズというあだ名で呼ばれていて、
確か、「とんちき」と「遠い故郷」の中でルビがふってあった。
BUGSをネットで調べてみると、
例えば、乱暴で落ち着きが無いキャラクターがバグズと呼ばれていたり、
クレイジーなキャラや、時には手足のひょろ長い人がバグズと呼ばれているが、
一般的には「いかれた奴」ってイメージがあるみたいだ。

今日までバックス・バーニーだと固く信じていたアニメーションがあるのだが、
英語を良く見ると、バグズ・バーニー( Bugs Bunny )だった。
あの主役のウサギは、オツムが良くてクールで、人を食ったようにしゃあしゃあと
敵キャラの農夫を打ち負かす。
イメージの生みの親のアニメーターがバグズというあだ名だったそうだ。
ネットで「バグズ・バーニー」と検索してもダメ。
なぜか日本では「バックス・バーニー」になっている。

レビスの話に戻ると、バグズはヘリコプターの墜落事故で自分が生き残ったことに
罪悪感のようなものを抱いている。膝の手術は11回を数え、未だに長く歩けず
さりとて医者が出す痛み止めを飲もうともしない。
ミセス・ビーの家の2階を借りていて、ミーアンは隣家だ。
大家さんミセス・ビーはカルビン(バグズの本名)を気に入っていて、
J・ゴールズワージー(Galsworthy)の「フォーサイト家物語」にでてくる
Michael Mont に似ているという。
さて、Michael Mont どころか、ゴールズワージーなんて読んだこともない私は
これがさっぱりだ・・

ってわけで、ポチポチとやってしまったぁ・・・
HQに釣られて、トマス・ウルフの「天使よ故郷を見よ」をポチしたり、
およそ、普通の人は読まないと思うような本をポチしてしまう(爆)
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8月28日
五輪サッカー決勝。パラグアイの人数が減ってからは、残念ながら少しゲームが
壊れてしまったが、前半のせめぎあいのレベルの高さには感心してしまった。
両者ともに中盤の寄せの速いことといったら!
あの厳しいチェックのなかで、ボールをキープしてさばくんだから参った。
とくにアルゼンチンはハイレベルでありながら、全員が献身的に守備をして、
攻撃に転じるやいなや思い切りのよい全速前進。
彼らは01WYで優勝した年代だけど、あのときサビオラが大活躍だったのに、
今はサビオラはずれてテベス? うへ〜、凄すぎるね。。

一日中、レビスの「Older Woman 年上の女(ひと)」を読んでしまった。
うわ〜ん! なぜ、これだけ邦訳してくれなかったの〜!
あぁ、これ、レビスの中で一番好きだわ。
レビスってちょっとねぇ、辛気臭くってねぇ、しんどいし、、とか思った事の
ある人に、ぜひ読んでもらいたいほど、胸きゅん。せつない。。

 ヒーロー、カルビンの「日はまた昇る」、人生って奴は残酷なことや
うちのめされることもあるけど、でも、生きてみる価値はあるサ。
立ち上がり、立ち向かって行く方向を見つけるまでの気持ちがとってもいいの。
松の匂い、虫の羽音、レモングラスの香り、鳥のさえずり、、右の足を出したら
次は左の足だ、、一歩一歩進んでいく。
失ってしまったものを嘆いて、手に入らなかったものを恨んで、長く続く苦痛の
なかで鬱々としていたけれど、再び体の中からわきあがる希求の思いにかられる。

 ヒロインは実は乳がんを3年前に患っていて、10才の年の差、自分の病気、
定番だけれど、カルビンから離れていこうとする。
 それなのに、をぉぉ、ラストの長セリフがっ!
ヒロインに向かって、言う、言う、言う、、
これだけはきみに言いたくてきみを探したんだ!!
こんなことを言われたら、ヒロインじゃなくたって泣けてしまうよ。
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8月30日
台風16号接近中。
暴風警報が出たので早めに帰宅。。のはずが、帰路に服を衝動買いしてしまった。
とある小さなショップ、50代のオーナーの好みがとても好きで、ごくたまに寄る。
ファッションにそれほど関心は高くないので、ごく、ごくたまに寄るだけなんだけど、
寄ると、「あぁ、これも素敵、うぅぅ、これもいいわ、でもぉ、こっちも」と
後で恐くなるくらい、乗せられてしまって、大袋を持って帰るはめになる。

毎日の生活がマダムや家庭画報風ではない40-50代の女性ってサ、むずかしくない?
おしゃれは楽しみたいけれど今風というのは体型的に無理だし、
でも、オーソドックスな年相応のおしゃれというのは、なんだか抵抗があるし、
高級感漂う格好なんかしちゃうと、一体どこに行くっていうの?だし、
家で手洗いが出来る、なんていうおばさん好みの部分も欲しいし。
 というわけで買ってしまったTシャツやカットソーやスカートなどなど。
スカートがね、ちょっと見せたいほど(笑)素敵な生地なの。
これに揃いのベストとジャケットがあるんだけれど、それはもう少し秋になってから
入るんだって、で、入ったら取って置いてくれると。。
あぁ、また乗せられてしまった(爆)。

「サンガー大宮アルディージャ」2−1
松井くんのラストゲームだから混むと思って、開門前に西京極に行ったが、
観客は思ったほど伸びなかった。8000人ちょっと。。
チェヨンスの個人技で一点。
大宮のほうが動き出しが早くて、いい攻撃をしているが、最後の詰めが甘く
サンガはラッキーにも助かっていた。
80分で同点に追いつかれた時は、万事休すと思ったけれど、
時間限定仕様FWの田原くんが、富田のクロスにドンピとあわせ、
(いや、合わせたんじゃなくて、ボールが田原くんの頭に当たった)
叩きつけるようなゴーーール!
よかった、よかった。
ただし、目立ってがんばっていた松井君が抜けた穴を思うと、つらいものがある。
ボールを持ちすぎる事とかあるにせよ、やはり、かれは気迫があって
応援しがいのある選手だった。

松井くんのお別れセレモニー、あっさりとしていたし、挨拶も事前に作文を
用意していないような素だったけれど、それも悪くなかった。
フランス2部なんてまるっきり知らないが、負けん気だしてがんばって
くれることを祈るのみ。

HQはあまり消化進まず。
S・キット A「コンビネーション」誠実でやさしい。
C・G・サッカー A「ひと夏の試練」真面目で誠実。中井京子訳なので買ったもの。
L・フィールディング I「あなたとウエディング」知り合い二人がこれを苦手に
しているのを知っているが、わたしは全然OK。でも、わかる、
ベタな笑いの部分で嫌になるんだろうな。
そこを我慢して(?)読めば、ベタなままじゃない、しっかりと自己発見する
ヒロインが見えてくるんだけど、嫌いな人の意見もよくわかる作品。
N・ロバーツ L「危険な週末」手堅い。手堅すぎて、どう言っていいのか。
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9月 1日
イナ、プレミアのウェスト・ブロムミッジ・アルビオン(バギーズ)に完全移籍!
公式ページには、極東ではディビット・ベッカムと同じくらいスターだと書いてある。うへっ。そこまで言うか。。。(汗)
未だ怪我からのリハビリ中で、順調に行って10月からの復帰といわれている。
バギーズ側は、イナが来年1月1日までにチームに復帰していなければ、
移籍金を支払わず放出することを移籍条件に入れ、両者納得ということになったようだ。
このまま無事にイナがチームに合流できることを願うのみ、ネ。

偶然だが、拙弟が今ダービーにいて、地図をみるとWBAのホームとまぁまぁ近い。
家族はベルギーにいて単身赴任な状況で、週末はベルギーに帰っている。
彼はサッカーが大好きなのだ。。あぁ、週末のプレミア観戦を取るか、家庭をとるか。。
ダービーはトヨタの現地法人があるので、きっと現地の日本人がわんさとWBAを
観戦しにいくだろうなぁ。
WBAはなかなかいい買い物をしたんじゃないかな。
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9月 2日
シェリル・レビス更新。「Older Woman」のあらすじを入れました。

昨日はアン・スチュアートの「Catspaw」(泥棒と探偵を)を読んだ。
先に「ファベルジュの卵」(Catspaw 2)を読んでいたので、ちょっと驚き。
何に驚いたかって?
この2つの物語って、てっきり時間がそれほどたっていないと思ってたのに、
物語のなかでは2年もたってるんですねぇ〜。
(ヒーローの年齢が、Catspaw で36才なのに、 Catspaw 2 で38才)
この2冊はスピンオフというんじゃなくて、続編、同じヒーロー、ヒロインが
登場する。
先に読んでしまった「ファベルジュの卵」のなかで、もめていた二人だったが、
さかのぼる2年前、「泥棒と探偵を」では、いまにも結婚しそうな勢いの二人だ。
婚約2年かぁ。。作者が間違えたんじゃないのかなぁ(笑)。

ふたりのコンビのとぼけた雰囲気が最高に面白いのだが、2冊の間で
とぼけた味が微妙に違う。
原書自体の違いじゃなくて、かなりの部分、翻訳の違いのせいだ。
比べると圧倒的に「ファベルジュの卵」の翻訳者さんのほうが上手い。
「泥棒と探偵を」の翻訳者さんは、このユーモア部分をあまり訳さない。

外からひとんちの窓を開けるのに、アメリカンエキスプレスカードを使い、
えー?!どうやってやったの?!
にやりと笑って
「このカード無しではぼくは絶対に出かけないよ」

昔おなじみのCMのセリフ「デカケルトキハ、ワスレズニ」なんだが
翻訳はアメックスカードを使って窓をあけた。だけなんである。
ちっとも面白くないじゃん。なんである。
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9月 3日
とらずにいた夏季休暇の代わりに、今日は仕事をお休みした。
そして、本を読むぞぉ〜と思っていたのだが、まず掃除を始めた。
掃除機やクイックルでは足らず、フローリングにワックスをかけ始めてしまった。
よつばいでゴシゴシ。
そして、床がきれいになり、ふとみまわすと、換気扇まわりが汚い。
強力油汚れおとしで、猛然と換気扇まわりを掃除し始めた。
そして、もういいか、と思って庭にでると、芝生がぼさぼさになっている。
うーん、久しぶりの好天、今がんばってやっておけば。。。

というわけで、午後には本を読むより腰が痛くなった。
そして、読もうと思っていたアン・スチュアートの「Falling angel」の横に
ダイアナ・パーマーの「Loveplay」が積んであり、そうだ、、これの省略されていた所を
いつか書こうと思ってたんだよなぁ。。。
うーん、まとまった時間がある時にやってしまおうかなぁ、、

というわけで、約9ページの省略部分を訳していたら、なんと、
夜になり、夕飯を作る時間になってしまった。

「恋愛劇場」、ものすごく好きなんですよ。ヒーローがおばかで、
ヒロインは強くがんばるけど、とても素直で。
でも、その部分が全部は邦訳されてなくてもったいないなぁと思ってた。
省略されたヒーローの改悛やド恥ずかしいメロメロぶりを紹介したいと思ってて、
でもぉ、長いんだ、、ぜいぜい、あぁ、年休の半分を使ってしまったぜぃ。
なにをやってたんだか〜。
省略されたところはこちら
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9月 4日
24日の発売日に買い忘れ、9月1日に買ったので、第一級のファンとは標榜できないが、
借りるんじゃなくて、買った、という点で、わたしとしてはファンを自認してる、
BUMP OF CHICKENの新アルバム「ユグドラシル」を呆れるほど聞いている。
藤原くん、まじで好きだ。
青くさいまっすぐなものを、ずっと変わらずに持ち続けてほしい。
アルバムの歌のモチーフはつねに、探し続け、求め続け、立ち止まって、旅を続けて・・
生硬で観念的なくせに、とても美しい詞がかける人だ。

ただ、少し残念というか、寂しいのは、詩が変貌して、情景が思い浮かぶような
「ノーヒット・ノーラン」や「続くだらない唄」や「キャッチボール」のような詩や、
「K」や「ランプ」や「ダンデライオン」のような物語が減り、
抽象的な、スローガンや日記のような詩が増えたことかな。
これを成長とか進化なんて言葉で説明している人も多いけど、そうなのかなぁ。
ユーミンの曲なんかも、よく思うんだけど、初期の、情景が浮かぶような歌から
後期の、抽象的な愛やらの一般論な歌詞になっていくと、なんつうか、
ハッとするきらめきが失われた気がしちゃうんだけど。。

だから、一番好きなのは「車輪の唄」だが、この曲をきくと、ジブリの世界みたいな、
とても美しい情景が目に浮かぶ。
乗車券を買うシーンは、うっ、鳥肌たつほど上手いと思ったねぇ。
藤原基央と、宮崎駿と、どこか似てるって思うんだけど、藤原くんには
この宮崎的なものを変えず持っていてほしいな。

10月にあるオールスタンディングライブのチケットは買ってあるんだが、
今度は息子がつきあってくれない。。
入場者のなかで最高年齢じゃないか、と密かに恐れている。

アン・スチュアート「泥棒と探偵を」の重箱のスミねた。
しかたない省略や許せない省略や誤訳など気がついたものをちょっと。
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9月 6日
アン・スチュアートちょっと更新。
彼女の「Falling Angel」(1993)を読んでしまった。
あ〜、面白かった。この作品はRITAを受賞しているね。納得。
なんでこんなにおもろいのを翻訳してくれないのかなぁ。。
天使ヒーローの浄罪の物語があたたかくて切なくてね、
いろんなことを一生懸命やって、悩んで、逃げたり、がんばったり、
どれもが奇跡のようで、奇跡じゃないような、不思議な偶然で、
ほっこりと幸せになります。
9月 8日
台風一過。
強風の恐さを改めて思い知らされた。

前にも書いたが、わたしは模試結果や住所録、電話帳などリストなるものが
とても好きで、飽きずに眺めてしまう。
最近入手したハーレクインの1999年までの全刊行リスト、あれが
わたしにはかなり危険なしろもので、邦題と原題と翻訳者がついているから、
原題に即した題名をつける人とか、笑える題名にする人とか、
そんなことをチェックしながら、延々と見てしまう。

「sorry, wrong number」 (電話番号まちがえました)が「ハロー、愛してる」に
なったりしてると、ふふ、そうか、きっと電話のかけ間違いから生まれた恋なのね、
などと想像してニヤニヤしたり、
「Silver gifts, Golden Dreams」が「妻がはばたくとき」だと、おやおや、
美しい題名のわりに生々しい話なのかな?
銀婚式を迎える妻の自立かぁ、なるほど、わたしだったら「銀婚式をふっとばせ」
とか「銀の恋、金の夢」のままのが好みかも、とか
「count the roses」が「薔薇と牛」になっちゃうと、うへ〜、牛?牛ねぇ・・
ロマンス小説にこの題ってどうよ?「薔薇を数えて」じゃだめだったのかな?
そんなら定番風にこれでどうだ?
「薔薇に乾杯」「瞳に揺れる薔薇」「薔薇のプロポーズ」「愛の薔薇をきみに」
と、延々とくだらないことを考えてしまうのよ。

アン・スチュアート「Winter's Edge」(1995) 読了。
記憶喪失ヒロインもの。
夫となのる男性、うさんくさい親族。殺人事件、命を狙われるヒロイン。

アンは、怪奇女性キャラが上手いんですよ(笑)。
ほかのHQではお目にかかれないような、ゴシック調の岩石女みたいな
おばさんがでてくると、来た、来たって思います(笑)
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9月10日
テンプテーションのパラノーマル系や幻想系をたてつづけに読む。
ちょっとふるいTだけど、T-81 「過去から来た男」いやぁ〜ん、好みよ。
とくにラストが嬉しい(*^_^*)。 象牙の鍵という原題がまた良いのよね。

向こうではシークレットファンタジーシリーズとして刊行された作品群から
未読だったK・オブライエン「奇跡が起こる場所」とJ・カイザー「夢の中の
恋人」を読む。「奇跡が、、」は、雰囲気のあるゴシックミステリ、
「夢の中、、」はちょーーー羨ましいファンタジー(笑)。
このシリーズには、わたしのお気に入りの「ムーンストーンの秘密」
「愛された記憶」「情熱の赤い薔薇」がある。
これで、このシリーズで翻訳された分は全部読んだと思っていたら、
一冊見落としていたので、デブラ・キャロルの「悪魔の誘惑」をポチ。

いつものことだが、このシリーズに書いている作家さんの他作品を調べ出す。
褒められてたりすると、読んでみたくなって。。
J・カイザーの「ラブ・チャイルド」K・ホフマンの「恋のチャチャチャ」
M・ハーパーの「開かれた扉」などをポチポチと。。
いかん!しばらくは本を増やさないぞっと思ったそばから買ってしまう。

アン・スチュアートのCatspaw続続編「闇の貴公子」を読んで、またまた悩む。
ブラックハートって名前は、一族の名前ではないはずだと思うんだが、
どうなってるんだろう。ヒーローはバンスという苗字をブラックハートという
苗字に変えた。これは「自分がこれまでにやった数少ない合法的な事だ」と
「泥棒と探偵を」のなかでしゃべっていた。
続編の「ファベルジュの卵」では幼い頃に別れた異母妹が登場するが、
彼女の苗字はバンスだった。
だから、代々の一族はバンス一族なんじゃないか?と思うんだけれど、
う〜ん、なぜか、ブラックハート一族、とか言うんだよねぇ。。
それにしても、作家プロフィールのところに、RITAを3度も受賞し、
うんぬんと、この作家さんは実力があるんですよ!と強調するくらいなら
RITA受賞作品を翻訳してくれたらよいのに。
「Falling Angel」も「Winter's Edge」も訳さずに飛ばしたくせに、
プロフィールにRITAのご威光だけは書くんだな、日本HQ社は。
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9月12日
、
昨日は万博に行く予定だったが、急な事情が生じて行けなくなった。イナの花束贈呈があったのに、残念。
試合の方はガンバの爆勝! マグロンをスタメンからはずして以来
チームは絶好調だ。アジアカップ以来、ツネさんもベンチスタートだが、
監督も好調チームに手を加えるのを迷ってしまうだろう。

テンプテーション、ほとんど同じ設定の2冊(笑)、
M・ハーパーT-138「開かれた扉」C・ネガースT-307「運命の導くままに」
300年前に魔女として処刑された女の、子孫ヒロインと、死刑を宣告した
裁判官の子孫ヒーロー、
アメリカ人ってセーラムの魔女ものが好きみたいね。
当然、ふたりは出会ったときから不思議な力が働いて・・。

カーラ・ネガーズって、「甘い戦争」や、この「運命の、、」のように、
ヒーロー、ヒロインにとぼけたおかしさがあり、いい味を持ってるんだけど、
ぎこちない無理やり感がところどころで顔をだし、あと一歩が足りない感じ。
残念だわ。。

サンドラ・キット A「愛をはこんで」、このひたひたと胸に寄せくる優しさ。
これほど優しいデリケートな心配りをしてくれるヒーローは滅多にいないわ。
黒人という言葉は使っちゃいけないのかな、もちろん、わたしは蔑称のつもりは
なくて、単なる呼び名として使っているだけだけど、アフリカ系アメリカ人と
書くべきなのかな、とにかく、キットはアフリカ系アメリカ人なので、
味のある脇役や友人が黒人なんですよね。
でも、HQではここまでが限界だったか、HQアメリカンではこれが最後、
あとは他社ですべて黒人ヒロインで、精力的に作品を発表し続けている。

パトリシア・ポッター「独立軍の花嫁」、一気に読んでしまった。
アメリカンヒストリカル。
うひひ、満足。
勝手に勘違いしてたの、わたし。
というのは、表紙絵が、ややケバイ顔の勝気で高慢そうなヒロインだったので、
独立戦争、両家の確執、愛憎の絡まりあい、らしい話と聞き、
誤解や意地やプライドのバトル系かと思いこんでいたの。
苦手かも、、と思って読み始めたら、あらまぁ・・なんて健気で切なくて、
がんばりやさんのヒロインなの。殉教者のようなヒロインなのよねぇ。
思い切りひたりました・・うるる。
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9月14日
ちょっと更新さぼって、再読にひたっていた・・
「ちぎれたハート」と「奇跡のロマンス」
いかにも辛い目にあって、いかにもすべてが報われるって奴ね、
そういうのを、たまに読み返したくなるのは、なぜなんでしょうね。

このところ読書の合間に、過去のRITA受賞作品を調べていて、
HQ歴2年ばかしでは聞いたこともない名前ばかり出くわす。
えー?今日まで聞いたことも、ネットで見たこともなかったよ、てな本を
続けてポチポチと購入している。
ディクシー・ブラウニング「忘れな草のブーケ」デアドル・マードン「バスルームの人魚」、
モナ・ヴァン・ウィーレン「春風のラプソディー」ベサニー・キャンベル「森の夢」
テリー・ヘリントン「アプリコットの香り」エリザベス・サイツ「気になる同居人」
などなど。
中には、ジョージア・ボコーヴン「雪の天使」のように、あらま、気に入ってるのは
わたしぐらいかと思ったら、びっくり、、みたいなものもあるが、
知らないものの方がずっと多かった。
調べ終わったら、どこかにまとめて置く予定。

アン・スチュアート A「炎の共犯者」 うひひ、おもろい!司書ヒロインもの。
このすっとぼけた味わい、好きだわ〜。
ヒーロー像が、いやぁ〜ん、むちゃくちゃ好みよ。
ただし、「Cinderman」同様、事件の結末はお粗末、大真面目なサスペンスかと
思ったら、うそだよ〜ん!なんちゃって、といった感じ。
最初から、事件はあくまで背景であると割り切って読むことが肝心だ(爆)。

マリリン・パパーノ LS「占えない明日」 テレパシーヒロインもの。微妙〜。
筆力はすごくあるけど、どー考えても、ハードボイルドというにはお粗末な捜査。
なまじマジな感じだから、余計にボロが気になるってとこか。

ジャニス・カイザー「ラブ・チャイルド」代理母もの。
えー?もっと痛いイタイ話を期待してたのに、普通よ。
あまりに優しくて拍子抜け(笑)。
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9月15日
昨日同様、RITA受賞作品リストを調べていて、RITAはほんま、アメリカなんだな、と
思ったことがあった。
それは、キリスト教ロマンスがあるってことだ。
95年頃から、そういう分野ができて、Inspirational と命名されている。
ただのロマンスではなく、キリスト教徒としての幸福なんである。
で、Steeple Hill社の Love Inspired というシリーズがあって、毎月4冊出ていて、
表紙絵がどれもこれも、ハートフル、牧歌的、理想郷で、題名がどれもこれも、
献身、優しいタッチ、天国のキス、ふたつの心、愛は知らぬ間に、みたいで、
さらに驚いたことに、実はハーレクイン社がSteeple Hillも傘下に入れちゃってる
のである。
アメリカは宗教国家だからね、狙い目は確かだわ。。HQ社は巨大産業なんだなぁと
しみじみ。

さて、アメリカロマンス作家協会賞とでも訳すのか?RITA受賞リストを
まとめたものはこちらに。  RITAの公式サイトはここ
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9月16日
百万遍を北にあがったところに、親子3代のパン屋さんがある。
最近は店を改装してしまい、引き戸でガラガラッと開ける雰囲気が
無くなってしまったのだが(残念)、ここに匹敵するパンは今のところ
食べたことが無いと思ってる、それほど気に入ってるパン屋さんだ。

千切りキャベツとハムカツをはさんだような「調理パン」を今時売ってる店だが、
ここの食パンとクロワッサンは絶品なんである。
イーストの香り、こげた耳、ぎゅっと押すと押し返してくる食パンのたしかな手ごたえ。
つぶしたら、卵の大きさも残るかどうか、、ってヤワなフワフワ食パンとは
一味もフタ味も違う。
きつね色のトーストにすると、、たよりないフワフワ食パンはスカ、
その差は歴然とする。歯ごたえが違うんだ。

そしてクロワッサン。このクロワッサンは、はっきりいって中毒になる。
昔っから、クロワッサンという名前で売っているが、クロワッサンに似てるのは形だけ。
四国のタルトと同じくらい、「こ、これは、、クロワッサンじゃねぇっ!!」
濃厚なバター味とほどよい塩味、うんぐっと噛みしめて、ひっぱると
簡単にはちぎれずに引っ張り合う、コシの強さ。

ほとんどの客が常連で、毎日毎日、クロワッサンを大量に買ってゆく。
仕事帰りはいつも、クロワッサンが残っているかどうか、の瀬戸際で、
自分より前に入った人が、かごに残っていたクロワッサンを全部さらってゆくと、
こんにゃろ〜〜っ、ひとつくらい武士の情けだ、残していけよぉ〜。

0歳から保育園育ち、小学校時代も学童保育、かぎっ子の我が家だったが、
母親の帰宅をおなかすかせて待っている息子たちに
「ごめん!!遅くなった! でも、クロワッサン残ってたし。。」「やったぁ!」
クロワッサンには何度も助けてもらった。
上の息子は今でも京都に帰ってくると必ず、ふたばの豆もちと、
タカラダのクロワッサンを買いに行くんである。
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9月19日
土曜日は「ガンバーヴィッセル」を神戸ウイングで観戦。
小島宏美の意地を見せられたというか、、とにかく彼にやられましたねぇ。
グラウンドの芝の状態が悪すぎて、パスサッカーのガンバには
ちょっと不運だったかもしれないけれど、ヴィッセルの気合が勝っていたか。
それにしても、専用競技場でみると、やっぱり気分が違うわ。
応援の一体感もあるし、全力疾走も目の前でみると迫力があるし、
後半はやたらエキサイトしてしまった(爆)。

16時からの試合だが、昼前に家を出て、開門を待つ間に缶ビールを一本。
そして会場で一杯。そして試合後に当然のごとく飲みに行き、、
ちょっと頭痛が・・・(自業自得)。

日曜日は掃除を済ませるやいなや、キャスリーン・コーベル「Some Men's Dreams」を読み始め、、、読了。。
うぎゃぁ〜〜っ!!
言いたいことがいっぱいある、、むむむ、納得がいかないぞっ、、
なぜRTレビュアチョイスなんだぁ〜っ、、いいのか、これで、、、
(ぜいぜい)

ま、粗筋は置いといて、この本は日本アマゾンから買った。
そのとき、気付くべきだったんだけど、値段のところにUK定価って書いてあるんだよね。
そう、SIM−1237って書いてあって、アマゾンのHPに載ってる表紙絵は
SIM-1237なんだけれど、実際送ってくるのは、UK版で、シルエット・センセーション
Sー889というものなの。表紙絵もちょっと違うのよ。
ヒーローの顔がねぇ、、UK版は、うぐぐっっ、US版のほうがかっこいいじょっ!
注意して他の本を見てみると、US定価と書いてあるものと、UK定価と
書いてあるものがあるのよね。

さて、この本は11年前のSIM のスピンオフだそうで、ヒロインの兄や妹の話が
過去に2冊出ているのだ。っくしょー! こんなに納得いかないって思ってるのに
古本を買っちゃいそうよ(笑)。だって、ヒロインは本当に素敵なんですもの。
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9月20日
けなげに足元の未読を読む読む読むのだ。
ルース・ランガン HS「テキサスの真珠」
アメリカンヒストリカル。
うひひ、好みのPlain Janeパターン。
都会育ちのうぶなお嬢さんが、危難に出会うと、肝っ玉かあさんに!
暗い瞳のヒーローもメロメロで、ノックアウトだ。
BJヒーローとぴのこヒロインとも言えるかな。泣かせる話だと分かっていても
幼いイングラム兄弟には涙がぁ・・こんな男の子なら養子に欲しいよぉ。。

ジュエル姉妹(ダイヤモンド、パール、ジェイド、ルビー)の名前はまだ
受け入れる余地があるけど、お兄ちゃん(弟?)のマラカイトはねぇ(笑)。
くっく、いかにもコマンチの血をひく容貌で、、あぁ、買ってしまおうかなぁ。。
この間の「独立軍の花嫁」でも思ったんだけど、ヒストリカルといっても
ヨーロッパやイギリスのリージェントものより、アメリカの南北戦争や
西部開拓やらの時代の方が好みなんだなぁ。でもランガンの西部ものは
翻訳されてないみたいねぇ。

B・J・ジェイムズ D「金色の雨降る街で」はぁ〜、、素敵すぎ。。
これに続く「裏切りも愛」を昔読んだ時、それほどと思わなかったので
前作を買おうとしなかったんだけど、、いやいやいやいや、参りましたねぇ。
英語のタイトルも格好よすぎ(*^_^*)
ステファニー・ジェイムズ D「恋人たちの方程式」うひっひ。
 押しの一手の天才ヒーローが、ばかばかしくも気に入ってしまった。
ケイト・ホフマン T「恋の媚薬できました!」うひひ
 ばかばかしくて胸キュンっていうのが好みだわ〜。ひひの求愛の合図に、
 しらみの一夫一婦制に、ルイーザ・グルーバー博士の見識、もう、大笑い。
ケイト・ホフマン T「恋のチャチャチャ」
 ヒーロー、ヒロインそれぞれが祖父、祖母に生き写しだから転生ものか、と
 思ったが、そうではなかった。ほのかなユーモアで、けっこう胸きゅん。
D・キャロル T「悪魔の誘惑」 
 おやまぁ、この作家さん、これはよい出来じゃない?
 キャラもしっかりしてるし、ユーモアも押し付けがましくないわ。
A・メイザー R「再会に燃えて」 
 しまった。やっぱり苦手だった。。いたたたた

12日の日記のところで書いた、カーラ・ネガーズだが、ちょっと調べてみた。
すると、テンプテーションで書き始めた最初の3冊は翻訳され、4は飛ばされ、
5冊目が翻訳されている。で、この4冊目はRTレビュアーチョイスなんだよね。
他にもう1冊、ハーレクインでRTレビュアチョイスを貰っていて、もちろん未訳。
ほんま、よくあるパターンですねぇ。
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9月21日
これは自分用でもあるんだけれど、全文検索機能をトップページにつけた。
googleのエンジンを借りる方法は、お手軽だけれど、ここみたいな弱小のサイトでは
取りこぼされている物のほうが多くて、本当の全文検索にはならない。

無料の全文検索エンジン(300サイトまで)というのを見つけたので、
大急ぎで登録してきたというわけ。
なかなかいいです。検索方法も、ANDにするかORにするか、完全一致か、
など、いろいろ設定変更できるようになってます。
昔書いたけど、どこに書いたっけかなぁ。。。ってなものがすぐに見つけられるわ。

ミニレビューをそれぞれの項目で検索できるようなデータベースにしたいんだけど、
作業が簡単で、費用も安くすむような方法は何かなぁ。
レンタルサーバーに、cgiベースの簡易データベースを作るのが一番楽かな。
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9月23日
大ショック。けっこう台所はきれいに掃除してるつもりだったのに・・・
シンクの前の壁にゴマのようなものがポツポツとついていることに気付いた。
え? 何だろ、これ。
茶色のゴマは・・・・ぎゃぁ〜〜っ、ショウジョウバエのさなぎだ〜〜っ!
生ゴミのところに発生するなら、まだ理解もできるけど、ここはツルッペタな
偽大理石の壁だよ。透明なウジが這って、壁で蛹化したみたいなんだが、
もうね、ショックよ。
強力オレンジ洗剤に、塩素系漂白剤まで動員して、台所を大掃除。。。

Earthsea(ゲド戦記)が12月にアメリカでTVminiシリーズとして
放映される予定ということを今頃知った(遅すぎ)。ゲドは、Xメンで
アイスマンを演じたショーン・アスモア。オジオンにリーサル・ウェポンとかの
ダニー・グローバー。
Lookfarを操り、多島海を航海する様子を見たいぞ。
つい、アマゾンにTVminiシリーズって奴を探しに行ってしまい、そこで
Duneが同様に製作されたことを知った。約5時間もの作品となっている。
ほ、欲すぃぃ〜。
米アマゾンならDVD3枚で16ドルだが、日アマゾンだと字幕がついたせい(?)で
1万円だ。ひぇ〜ん、翻訳でそこまで取るんか。でも、欲すぃぃ〜。。
ゲドもいつかDVDになるのを待つぞ。

未読を読む。
A・アシュリー HS「わたしだけの後見人」 うひ、爽やかで好きだわ。
S・バークレー HS「夢みた騎士」 ひひ、オバカヒーロー。
A・メイザー R「遠ざかる夏」「この愛が罪でも」どちらも同じような年下ヒーロー。
 メイザーのヒロインって、アレコレ気にするわりに、脇が甘いというか、
 アニマルが入っていて、ま、勝手にしてちょっ(爆)。
D・マードン A「バスルームの人魚」 小さな嘘やためらいが、ウンザリする混乱や
 頑固な思い込みを引き起こすタイプの話って苦手なんだ。
 ヒロインの元夫がもう最悪でねぇ。。。思い出しても腹がたつ(ぷんすか)。
 ただし、実に巧妙な伏線というかセリフのやりとりがあって、上手いわ。
ステフィー・ホール「恋のルール」 シルキーロマンス
 あまりにもオバカな話でトンデいる(笑)。邦題ではこのオバカさ加減が伝わらない。
 「Foul Play」反則、ファールってことだけど、Foulを Fowl(発音が同じの
 鶏肉、にわとり)とかけていて、ニワトリにTV番組レギュラーの座を奪われた
 ヒロインのてんやわんやもの。「横取りしないで」「恋の捕り物帳」ってとこかな(大爆)。

日アマゾンでシェリル・セント・ジョンのHSを見つけてポチしてしまった。
「The Tenderfoot Bride」これ、TRRで5つハートなんですよねぇ。
家政婦として西部にやってきたヒロインは、若い未亡人。父親と夫の暴力に
長く苦しんできた。未亡人というので採用したが、こんなに若い家政婦が
来るとは思っていなかったヒーローが、ヒロインを最初帰そうとするのもお約束。
でも、チャンスをくれって言ってがんばるヒロイン。
いいのよ〜、定番でも。心がとっても温かくなる話らしい。
シェリル・セント・ジョンとか、ヒストリカルでもアメリカ西部ものをずっと
書いてる人は、翻訳されないからなぁ。
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9月25日
外出するのは、たいてい人に会うためなので、駅は通過点というだけ。
滅多にデパートや専門店街に寄ることがない。ずぅ〜っと昔は、季節ごとに
靴とか気になったのに、最近のわたしときたら、もうヤバイくらい女を捨ててるゾ。
あはは、、と笑ってる場合じゃないネ。年を取ればとるほど、おしゃれを心がけねば
いかんのよねぇ。ほんまは。。。はぁ。。

今日は珍しく、午後に友人に会う前にデパートへ。
結婚した若い友人を祝う会が明日あるため、プレゼントを買う。
といっても、結婚祝いはもう定番というか、わたしはいつもプレゼントするものが
同じなのだ。
幸いなことに、同じ人に2回贈ったことがないので、今のところOKだが。。
それは何かというと、いつも香水のボディクリームや乳液なんだ。
これまでに贈ったものと言うと、シャネルの19番の乳液とか、オードイッセイの
クリームなんだけど、今回はアニック・グタールのレ・ニュイ・ダドリアンの
ボディクリームにしてみた。

ボディクリームや乳液は香りがほのかで、普段あまり香水を使わない人でも抵抗感が
少ないだろうし、自分では多分買わないだろうし、お風呂上りに肌に伸ばすと、
にゃはは、ちょっとロマンティックだし、もし香りが気に入らなかった場合でも、
足の裏にでも塗って保湿用に使えるし・・(をいをい)。

試供品を左腕に伸ばした。あら、素敵な香り。ダドリアンの柑橘がすこし
抑えられてシプレの香りが加わった感じ。
せっかくだからと、他のボデイクリームも試しに右腕につけて・・と、
左右から違う香りが匂って、変だ(笑)。

午後は、HQ道お師匠はんとおとろちいほどHQ話をし続ける。。
うむむ、お師匠はんも日記つけてるから、双方を知ってる人には誰と会ったか
一目瞭然だにゃぁ〜(笑)。

この作家なら、お薦め本はなに?
これはどう? あの人はどう思う?
もうね、HQ歴2年だと、あと出しジャンケンみたいで、地雷を避けて、
美味しいとこ取りができるから嬉しいわ。
何番代をチェックして、何番代以降はよけて、ふむ、なるほど、メモメモ。

面白い本や力のある作家が未訳の山になってるよねぇ。
せっかく宝の山を抱えているのに、宝の価値がわからない編集者が多すぎるっっ。
そうそう、古本を買っていると、昔の作品は面白いものが多いよねぇ、、
今ではすっかり有名になって他社で売れている人とかも多いし。。
本国HQの宝をよりどりみどりなのに、目の前の宝がわからない日本HQ社、
みすみすお宝を逃して、版権が高騰してから気付いてもあとの祭りだわ〜。
不満をぶちまける私達のテーブルに、水のお代わりが何度来たことか(大汗)。

夕刻は、「スコットランドふらふら紀行」や「英国ネコまみれ紀行」(新紀元社)の本の
写真を提供なさっている写真家・村川荘兵衛氏の個展「グレン・クロヴァのうさぎたち」と
スライドトークのため、大山崎へ移動。
わたし、写真家って言ったら、なんつうか、俺の世界だ!みたいな、いかにも芸術家?
って感じなのかなぁ、と思っていたので、気取らない温かな雰囲気とおもしろ関西弁トークに
びっくり。いやぁ、参加申し込みして良かったわ〜。
自分のやりたいことを見つけた!という輝きがありましたねぇ。
毎年訪れるスコットランドの村、兄弟のような存在の友人。
大事なものは人とのつながりなんですねぇ。
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9月26日
ガンバ、連敗(しょぼん)。
このままレッズの優勝かなぁ。。

リサ・グレゴリー「Light and Shadow」(1985 JOVE)
アメリカン・ヒストリカル
うへ〜、超へんてこ話だが読んでしまった(爆)。これRTを取った作品だが、むむ。
見分けがつかないほど似てる双子ってとこからしてもう怪しいんだが(笑)、
夫の元を逃げた姉の代わりに、姉のふりをする妹ヒロイン。そっくりなので
夫(ヒーロー)は人違いだとは分からない。ま、妻に双子の妹がいたことを
知らないので、まさか別人だと思わなかったんだ。
というのも、ヒロインは何年も前に貴族の父親の不興を買い、縁を切られていて
ファミリーバイブルからも抹消されていて、イギリスを遠く離れたアンティグアで
女優をしていたんだ。

で、姉を助けているつもりだったが、実は姉は嘘つきでふしだらで、男と逃げたことが
分かってしまった。その頃にはお約束、ヒロインはヒーローのことを好きに
なっている。だから、自分は本当は妹のほうだと打ち明けたら家から追い出されて
しまうと思い、本当のことが言えない。でも、ヒーローはこの女は妻で、
とんでもない女だと信じているので、二度と手を触れたくない、心惑わされるもんか、と
思ってる。だのに、だのに、誠実にみえるし、心優しい感じだし、このぼくのことを
愛しているかのようで、なぜだぁ〜〜っ 悶々悶々(ばかもん、当たり前だ、別人だ 笑)

ヒロインの父親が亡くなり、遺言が公開されたときから、ヒロインの命は
狙われるようになる。。一方、ヒーローは、突然優しくなり、いや、優しいどころか、
一秒だって離れられるもんかぁ〜〜っっとメロメロになる。

するってぇと、ヒロインは「わたしの命を狙っているのは夫なの?」と
お約束だが悩みだし、次第にふたりの仲は最悪に。。
すべてがお約束な展開だが、姉と姉の男が実はヒロインの命を狙っていたわけだ。
というのも、父親は死を前にして、リア王じゃないけど、本当に信頼がおける娘は
妹の方だった事に気付き、遺産をすべて妹に残したのだ。
で、妹ヒロインを殺して、死体を姉だということにして、夫に罪をかぶせて、
姉は妹として登場すれば、遺産は貰えるし、邪魔な夫も居なくなるってぇ計画だ。

ま、お約束にもほどがあるが、決して一人で出かけるな!と言われていたのに
夫の留守にヒロインはのこのこと出かけて、あわやっ! お約束だぜ、
ヒーローは助けに駆けつけたぜ、間に合ったぜ。ちゃんちゃん。

ヒーローは、妻(だと思っている女)に心惹かれる自分に苦しんでいたが、
遺言で双子の妹のことを言及しているのを知って、あぁ、彼女は妻じゃなくて
妹のほうなんだ、よかった、これですっきりと愛せるぞ、って思ったんだよ、と
ヒロインに告げるのだが、をいをいっ、ヒーロー、あんた、相手がほんとは妹だと
知っていながら、あれこれあれこれ、、よく考えるとすげーアンモラルだぞ(笑)。
ヒロインもヒロインだ、自分の父親の遺言くらい、ちゃんと聞けよ〜。

これの表紙絵がねぇ。。変すぎる。アクロバットをしてるのかと思うくらい、
不自然なポーズで、しかも、ヒーローの上半身と下半身がどう考えても
つながらない。胸から上は空中に浮かんでいるのだ(笑)。
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9月28日
今まで読んだHQの簡易データベース検索を下手なcgiスクリプトで作成中。
頭の中ではあっという間なんだけれど、実際にperlを書いてみると、
これが全然上手くいかない。すっかり文法を忘れているし、
なぜだか、全角長音(スーザンの”ー”)が検索の文字に混ざると
うまく検索できないというドツボにハマって立ち往生。
 フリーのcgiスクリプトも2つほどダウンロードしてみたんだけれど、
下手でも自分で書いてるほうが楽しいし。。

不完全版ながら、「うるる」と思った本だけ抽出したり、題名や作家、
傷ヒーローを探したり、あれば結構便利だ。もうちょっとマシになったら
HPに置こうかな・・。

サラ・クレイブン R「クレタ島の謎」 うひひひ・・・
 をいをいっ、でたらめにも程があるぞ〜っと言いながら、好き(爆)。
ペニー・ジョーダン R「ブラックメイル」 うひひひ・・・
 汚い手を使いやがってぇ〜っと言いながら、好き(爆)。
 意地悪オンナはきっぱりとはねつけるし、友達思いだし、
 蜘蛛ヒーローさま、いい人じゃぁありませんか。オバカだけど(笑)。
ベサニー・キャンベル I「森の夢」 やさしくて胸きゅん。
 上流階級のお嬢様ヒロインのドタバタ話なのかなぁと思ったら、全然違った。
 地に足がついている、すごくまともで、信頼できるヒロインが好きだわ〜。
 ヒーロー、父ちゃんに釘を刺され、一家の名誉のために、我慢だっ(笑)
T・アレクサンダー N「愛しい彼は七つ下」 M・キャロル S「最後の恋」
 どちらも年下ヒーローにプロポーズされるヒロインの話。
 45と38ペアと、32と26ペア。双方とも、ヒロインの家族が
 反対する。そこがメインの話。ヒーローがほんと、出来た男。
D・マードン A「彼の誤算」 う〜ん。。
 もともとイントリーグの作品だから、ロマンス色が少ない。
 そのうえ、脱税の証拠を探す国税局の調査員ヒーローだからねぇ。
 地味なんだよねぇ(笑)。
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9月29日
前日の悩みがすっきりと解消!
全角長音記号だけじゃなかった。perl が思ったように動かない、おかしな動作をする
そういう全角文字があるってことは、よく知られた話だった。
Shift-JIS と perl の相性の悪さは、けっこう深刻なんだ。

「ー」「ゼ」「ソ」「深」が入った言葉を検索すると、何にもヒットしない。
ほんまや〜、うわ〜、知らなかったなぁ。。
Shift-JISで上記の文字は2バイト目が5b( [ )や5c( \ )なんである。
これだから、下手でも自分で作るのは面白いんだよねぇ。

s/\x81\x5b/\\x81\\x5b/go;
みたいな変換を入れて、手直しをするが、理解すればするほど、
問題山積みである。。。。
EUCコードに変えようか。。

こういう検索プログラムって、作り手がどれだけ自分で作ったページを
使う気があるか、ってのが判るよね。
サテライトブックストアは英語の原題を入れても、和書が検索できるから
とても便利なんだけど、ここ、前は違ったと思うんだけど、今は原題が全部、
全角のアルファベットになってるんだよね。
で、全角でアルファベットを入力しないと、ヒットしないんだよねぇ。。
あまりにもバカすぎ。
普通、アルファベット入力するときって、半角でやるでしょ?
海外のページで調べた題名をコピペすると、だめなのよ。
いちいち、全角モードにして、打ち直すわけ。
プロのページなんだから、お客が半角英語で入力しても、内部で全角に変換し直して
検索してくれたらいいのよ、そんなのむちゃ簡単なスクリプトじゃない?

そもそも、原題は半角アルファベットにして欲しいよね?
だって、サテライトブックストアで調べた原題をコピペして使えないもの。
原書を注文するとき、いちいち打ち直さなくちゃ。
わたし、いっつも不便だなぁって思ってるんだけど、検索プログラム製作者は
原題での検索をなんも考えてないのかなぁ・・・

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