更新記録 2004年10月1日から11月30日まで
10月 1日久しぶりの秋晴れの空。 このところポチポチ発作が起こり、ディクシイ・ブラウニングのサンリオ時代の シルエットロマンスや、ローリン・チャンドラー、ベサニー・キャンベルなどを 怒涛のように購入。ブラウニングの「わすれな草のブーケ」やチャンドラーの 「あの夢をかなえて」キャンベルの「森の夢」がすごくツボだったから。 ほんま、癒し系の作品に弱いのよ(笑)。 お借りしたダイアナ・パーマーの「テキサスの夏」を読んで、またまたズッコーン。 やられた。。。 至れり尽せり狼ヒーローがネンネヒロイン相手に手取り足取り。 このパターン、わかってるんだけど、弱いのよねぇ。好みなのよねぇ。 これまた癒されるんだなぁ。。 で、「テキサスの夏」の原書を読んでいて、気付いた。あっ、同じ言葉が出てきた。 Possession is nine tenths of the law 実は、「恋愛劇場」でカルがしゃべったセリフの中で、 このセリフの意味がわからなかったの。でも、ちゃんと調べなかったの。 さすがに、2度も同じ言い回しが出てきたから、今度はちゃんと調べてみた。 すると、【占有は9分の勝ち】。とか、【今持っている方が強み】。とか、 そうなんだ、日本語で言う「早いもん勝ち」とニュアンスが似ていて、 つべこべ言われたって、持ってる方が有利、とったもん勝ちって事なんだ。 そういうわけで、「恋愛劇場」の未訳部分を訳したところも、ちょこっと訂正しました。 子供の親権をめぐって、どちらかの親が子供を誘拐したり、 勝手に連れていっちゃう場面などでも、こういうセリフが出てくる。 アン・スチュアート、シェリル・レビス、スーザン・ネーピア、 スーザン・ブロックマン、リズ・フィールディング をちょこっと更新。10月 4日
先週末は下の息子の学校祭だった。 高校最後の学校祭。 いいなぁ〜、青春だよなぁ〜と、準備のために帰宅が遅い日々だった息子を見ながら、 羨ましく思ってしまった。 ほんのちょっと前、、という気分はするのに、実ははるか昔なんだ・・ 「ガンバーセレッソ」は7−1でガンバの爆勝だった。 連敗だったから、本当に嬉しい。昔ほど頻繁じゃないけれど、でも、 懲りずにフタにポストカードを書いている。 毎週毎週書いていた頃は、試合に負けても「次がんばってぇ〜!」みたいな事が 書けたけれど、たまに出す程度になると、出すタイミングに悩む。 カードを出したあとの試合に負けると自分が悪い運を引き寄せたような気になってしまい、 次のカードが出し辛くなってしまうのだ。 わたしがカードを出す、出さないで、試合結果が変わるくらいなら、誰も苦労しないよっ! って、論理的には分かってるけれど、これがネェ(笑)。 差出人の名前もない絵葉書なんだが、わたしからだとフタはわかっているに違いない、と 勝手に思い込んでいる、危ないおばさんなのだ(爆)。 HQ、真面目に読みに読む。 J・ネイヴィン HS「血まみれの騎士」「ヴァイキングの誇り」ヒーローたちの過去が あまりに悲惨なんだが(涙)、お話自体は手堅いってとこかな。 S・アントン HS「憎しみの果てに」王の定めによりのスピンオフということで購入。 これまた手堅いってとこかな。 P・マーシャル HS「貴婦人の条件」予想と違った展開だった。表紙絵は著者の別の本の ものだった。 リサ・グレゴリー「戦火に燃ゆる恋」 うぎゃ〜っ!勘弁してぇ〜。。 アメリカン・ヒストリカル お借りした本だが放り投げそうになってしまった(笑)。 いくらなんでも、どうにかなるだろう、と期待して読み進み、残りページが少なく なってきて、あれぇ、、まだなの?・・(読み読み)・・う〜ん、まだなの?、 もういい加減いいんじゃない?・・(読み読み)・・え?まだなの?・・(読み読み)・・ をいをいっ、一体全体どうやってこのもつれが解消するのサ・・(読み読み)・・ かぁ〜っ、まだこんなことやってんのかよぉ〜・・(読み読み)・・ ぎゃ〜っ!最後になってもこれかい?・・ぜいぜい・・・・ 疲れきってしまった。うがうがうがうが、、なんとも腹の虫が治まらず寝れない(笑)。 モナ・ヴァン・ヴィーレン L「春風のラプソディー」 もう遅い時間だったが、おだやかで優しいものを読まずには寝れなかった。 あぁ、よかった、ほっとする・・(笑)10月 6日
目覚めた時からやばいほど頭痛というか、目の奥が痛くて、 二日続けて、朝から頭痛薬を飲んでしまった。 こういうとき、昔ならこんな発想は無かったんだけれど、今は「更年期かなぁ」と 思ってしまうんですよねぇ・・ で、更年期のオンナが夢中になって見るもんじゃないと思わなくもないが(笑) SciFiチャンネルが製作した「DUNE」のDVDを見続ける毎日。 今頃になってIとIIで、合わせて6枚も買っちゃったからねぇ。。 近所のレンタルショップに置いてあるのは知っていたんだけれど、 もうね、所有欲の塊になってしまって(爆)。 やっぱ、面白いわ。隠喩に満ちた物語、最新科学なのか、ローマ時代なのか、 ワケがわからない不可思議な装備としきたりに、権力を我が手に握らんとする面々、 権謀術策、裏切りに裏切り、嘘に嘘。 なにが良いって、正邪の線ひきが無いところですね。 正義なんてものは、一方から見たときだけで、戦いのなかにいいもん、わるもんが 無いところが、より真実であり、より痛ましいんですよね。 ウイリアム・ハートは、、、やめてほしかったかも。。。公爵レトのイメージがぁぁ。 でも、ほかの登場人物のイメージが恐ろしいほどぴったりで、驚いた。 石ノ森章太郎の挿絵が目について離れない世代としては、あれのイメージに このTV版DUNEがあまりに似ているのに、驚くほかない。 石ノ森表紙についてはこのサイトをぜひ。「フランク・ハーバート著作一覧」 まさかアメリカ人さんたち、日本の文庫本の絵を知ってるわけないよね?? ま、カイル・マックラクランのあごの割れ目がちょっぴり懐かしいが、 TV版のポール・ムアドディブも許すわ。小柄で暗くて生真面目でイメージ近いし。。 チャニはちょっと肉体派すぎると思うけど、それも許そう。 ハルコネンは完璧だね。 ダンカンのハンサム顔も好みだわ。 第二部の「砂漠の子ら」になると、スーザン・サランドンの迫力ときたら、もうもう。 ピッタシだねぇ。。 一部、二部ともにものすごくHQ化してて、やたらロマンスシーンが多い(爆)んだが、 ポールが正妻に別れのキスをするシーンが、これがねぇ、むしょうに泣けた。 政治バランスのためだけに結婚して、いっさいの関係がなかったふたりだけれど、 正妻である皇女イルランはポールのことを愛してるんだよねぇ。 でも、ポールはチャニしか愛していないんだよねぇ。 で、自分が二度と宮殿に帰ってこないことを予知しているポールは、憐れみなのか、 懲らしめなのか、好意なのか、なんとも微妙なんだけれど、別れのキスをする。 それが儀礼と言って済ますよりは少し長くて・・ とんでもないことに、この時わたしはジェイミーとLJGの最初で最後のキスを 思い出したんだよねぇ。イルラン哀れなり・・・ 「砂漠の神皇帝」の表紙絵が嫌で、をいをい、虫になってんじゃん!! うぎゃ〜っっと、買うのをやめちゃったんだ。 今思うと勿体ないことをしたかも。でも、想像するだけでかなり耐え難い。 っていうか、こんな3500歳のレトIIなんてねぇ。。 結局それ以来、読むのをやめちゃったんだけど、デューンのシリーズを フランクの息子がいまだに続きを書いてるとは知らなかった。 で、そもそもSciFiチャンネル製作の「 Earthsea 」が気になって調べてるうちに Duneを買ってしまったわけで、ちょっと製作中の画面をみたけど、 うーーん、オジオンのイメージがぁぁ。なんか違うなぁ。。10月 8日
ディクシイ・ブラウニングの初期のシルエットロマンスやら ベティ・ニールズやらジェシカ・スティールやら、えらくオーソドックスな ロマンスものを勤勉に読む。うーん、わたしって実に勤勉な読者だ。 むずむずもんもんむらむら・・・あぁぁん、いつもいつも、はっきりしろっつぅの! つっこみながら、なおも読む。修行僧に似てるぞ(爆)。 偉大なるマンネリというのは、なにかくすぐるものがある。 ロマンティック・タイムズのレビュアチョイスを受賞した作品を集める。 これまた勤勉な態度だわ(笑)。 邦訳があるかどうか、作家は1作でも日本に紹介されてるのかどうか、 確認するのに時間がかかる・・ お薦めだと言われている作品があまり邦訳されてないと残念だわ〜。 ローリン・チャンドラーの2冊。L「あの夢をかなえて」とL「運命のバースディ」は ツボだった。むちゃ幸せ。 テリー・ヘリントン E「アプリコットの香り」ををっ、いいざます。 傷をさらけ出すから苦手なバトルかと思いきや、真面目で切ないじゃないか。 エリザベス・サイツ L「気になる同居人」 ひやぁ〜。ツボだ。 ヒーローとヒロインの会話が、知的でくすっと笑えて、ちょっと切なくて・・10月 9日
BUMPのライブがもうすぐなので、ユグドラシルで記憶の喚起。 ネットをちょいとまわって、Zepp大阪でのライブでの曲セットをみて、ををっ、 車輪の唄、ノーヒットノーラン、ギルド、embrace、ダンデライオン、、ええなぁ。。 京都でもこれでやってくれたらいいんだけど。 跳びたいわけじゃないのが辛いんですよねぇ。はじけたい!というのもチト違う。 ただただ、生のBUMPを聴きたいだけなんだ。 一年に一回でいいから、ウン10才以上限定ライブってのをやってくんないかなぁ〜。 BUMPは、更年期ファンの存在を知ってるんだろか?(爆) Children of Dune をまた見る。。すごくツボなんだけど、ひとつだけ不満が。 子供じゃねぇんだ、これが。(立て!ジョー!遊びでねぇんだっ 意味不明) トウのたった高校生? おにいさん、おねえさんなんだ、これが。 レトのおにいさん化はギリギリ我慢できるが、ガニマのおねえさん化がどーにも許せん。 ふけすぎよ。エイリアよりおばさんに見えるのは、間違ってるぅぅ。。(涙) それにしても、LJGさまはほんま、イルランなんだよねぇ。 ベネ・ゲセリットに背いてまでポールの子であるレトとガニマを育てるんだもんね。 愛を返してもらえなかった男の残した子を守り抜くんだもんなぁ。 出産で死亡した母親、宿命を背負って去ってゆく父親、 報われない愛をその子供に捧げるイルラン。この黄金のいたぶられツボ。 中間テストが来週末から始まるってのに、親がこんなで子供の足をひっぱるばかりなり。10月10日
フターーー!!! きみは最高だぁ〜っ! 誰も言ってくれないから、ここで叫んどこっと。 いや、ほんま、フタの動きの良さ、パスの見事さ、、みなさん、ご覧になりました? 「日本選抜ーハンガリー」 うっうっう・・フタが国立に・・・(感涙)。 後半あたまから代えずに、もう少しフタを残しておいてくれたら・・ フタがいるといないとでは、チームの質が全然違うゾ。 で、後半に出た選手のほうが、ラストにユニフォームを着てるし、なんか得のような 気がして、試合後の場内一周でチームスウェットを着ているフタがまた哀れなり(笑)。 ま、10番をくれただけでも良しとしとこうか・・・ 「ヴァン・ヘルシング」を観る。 ほっ。。予想よりは良い(って一体、どんなんを予想してたのか)。 モンスター大集合、のわりにちゃんとつじつまが合っていて、 無駄な怪物バラエティではない(よね?) ま、いーんじゃないでしょうか。哀愁漂ってたし。 ちょっと、過去がない記憶喪失ヒーローが「Xメン」のウルヴァリンと同じで、 いつも同じヒーローキャラという点が不満だが。 で、予告編の「ハウルの動く城」で今頃知った。これって遅すぎ? 木村拓哉くんがハウルの声をやるのね。 そうなのか、知らなかった。。「おもひでぽろぽろ」の今井美樹以上にショックだ。。 なんか、イメージがつくられてしまって、、、うーん。。 観るまえにどーこー言っても、的外れになるから、今はただ見事な出来栄えを祈るのみ。 で、、前売り券をどーしよーかなーと悩み、結局「シークレット・ウインドウ」の 前売りを買ってしまった。 ごめん、木村くん。ジョニー・デップに負けてしまったの(笑)。10月11日
ヒュー・ジャックマン自らを語る、ようやく放映してくれましたね。 もう完全にスターでした☆ 前から輝きをもっている人だとは思っていたけれど、なんでしょう、 ブロードウェイでの成功がものすごい自信になっているのではないかしら、 オーラを放ってましたねぇ。 さてさて、ベルギーに送らねば(^o^) シネマ更新「ヴァン・ヘルシング」 SciFiチャンネル製作の「Children of Dune」でレトIIを演じた ジェイムス・マカヴォイ(James McAvoy)くん、立ち姿や足の線が見事で ハッとするほどきれいなんですよ。 息子も「動きがきれいで立ってる足のかっこうが違うし」と、 ほんま、誰もが気付くほどスッとしてるんです。 それで、出身はバレエダンサーなのかなぁと思って、いつものように調べると(笑)、 フェンシングをやってるらしい。 クラス4のフェンサーだと書いてあるのですが、クラス4って何? フェンシングにも黒帯とかそういう段があるってこと? ちなみにグラスゴー生まれのスコティッシュです(^o^) Inside I'm Dancing (2004) で筋ジストロフィーの青年ローリーを演じていて、 大変好評なんです。 ( ローリーは障害者用の施設に移り、そこで脳性小児麻痺のマイケルと知り合う。 マイケルは何もできない自分の人生を受け入れてしまっていたが、 ローリーの反抗的ともいえる行動と気概に惹かれてゆき、ふたりは共に 施設を出て自立しようと考える。。。って感じ ) ハートウォーミングで泣かせて笑わせて、考えさせられて、、ということなので もし日本で公開されるようなら注目よ。 (あぁ、やばい、もし公開されなくてもDVDを買ってしまいそうだ・・・) あ、日本だとナルニアの方が先に公開されるかもねぇ。ルーシーが最初に出会う フォーンのタムナスを演るんだけど、うん、いいかも、なんとなく清らかな顔を してるし、振る舞いがスッとしてるから・・・はっ (しまったっ!フォーンじゃ、あのおみ足が見えないではないかっ!! 爆)10月13日
RITAやRTの受賞作品をちょこちょこと読む。 ベサニー・キャンベル I「独りぼっちのハネムーン」 ツボだ。 Every Kind of Heaven という原題が楽しくて、会話の端々に天国ネタがでてくるし、 なんていうか、切なさと知的なおかしみ味が好みだわ〜。 ラストの手前でお約束のようなヒステリックなぶち壊しがあるのが、気に食わないけれど ま、これはお約束だと思って目をつぶっとこ。 原書の表紙絵ヒーローが怪しい雰囲気なので好きだわ(笑) 森の夢の表紙絵も素敵なんだなぁ。日本の白い表紙は本屋で買いやすいって利点もあるけど 表紙絵好きのわたしは、べたな絵が好きなのよねぇ(笑) ジョー・アン・アルガミッセン L「イブにかなう夢」微妙〜。。 最後間際まで、かなり、かなり気に入っていたのに、最後になって、、 う〜、悩むわ〜〜。 サブプロットも上手いし、ウィットに富んでいるし、とぼけた味もある。 なのに、最後は急に結婚すればOK?みたいな「黄門さまの印籠」ラストで、 ヒロイン、仕事で悩んでたことはどうなったの? シルエットロマンスじゃなくて、シルエットYours Truely というシリーズから RTに選ばれた作品なので、ちょっとそこらへんが甘いのかな。 ヘザー・マカリスター I「扉の向こうの恋人」 いや〜ん、胸きゅん。 ヒロインの気持ちもヒーローの気持ちもなんだかすごくわかるわぁ。。 ありがち、あぁ、すごくありがちな、ヒロインの行動。そうよね、わたしでも 同じことをやっただろうなぁ。。と浸っている(笑)。 これもラストへの収斂が甘いって気もするけれど、それまでが凄い良いから許しちゃうわ。 これまた原書の表紙絵ヒーローが、けっこう好みなので、嬉しい(爆)。 日アマゾンで、RTレビュアチョイスだったHS「SANCTUARY」 Brenda Novak と SD「HAVING THE TYCOON'S BABY」 Anna DePalo がまだ定価で買えるのでポチ。 ついでに、デュエット本が安いのでポチ。日本のアマゾンだとデュエット本は 表題しかわからないのでとても不便だ。「Undercover Summer」 というタイトルで アン・スチュアートとボビー・ハッチンソンの2作がはいってるわけだが、 アンのはSIMの未訳「Now You See Him 」、ボビーのはスーパーロマンスの 「Vagabond Hearts 」だと分かった。 米アマゾンの読者レビューを読むと、これはアンのシリアス系ではベストだと書いて いるので、それほど言うなら買わねば! とポチしてしまった。573円だし。10月14日
人間ドックの日。 いつもどおりの検査プラス胸と頚動脈の超音波もやってみた。 胸の超音波をしながら医者が次回はマンモグラフィーをと、薦めていたが これだけは絶対にいやだぁ。 前も書いたけど、例えて言うなら、頬ぺたをつまんで2枚のガラス板に挟み、 ぎゅっとぺちゃんこになるまで押す、、ってことを胸にするわけだ。 普通のほっぺたでマンモグラフィーをやったらあざになると思う。 もうね、貧乳には耐え難い痛さで、、絶対この検査は間違ってるよ! 検査で許容する痛みにも程度ってもんがあるはずだよぉ。。。 明日は一年ぶり、BUMP OF CHICKEN のライブに行く予定。 どきどき。 もう二度と行くもんか、、と思ってもまた行ってしまう愚かさよ。 3度目の正直、もういい加減、ましな音を聴かせてくれることを祈るのみ。 3度目の正直、今度こそ一番後ろで聴く!(つもり) 病院の帰り道に古本屋さんに寄り、ちょこまかと買い込んだ。 バーバラ・ブレットン A「荒野のピアノ」ハナマルだわ・・ アメリカ西部を小型グランドピアノを積んだトラックを運転しながら 演奏旅行をする。運転手ヒーローと演奏者ヒロインのロードムービィー。 最初から最後まで優しくてほっとする。 ヒロインとヒーローの切なくてほのぼのとした漫才系、好きなんだなぁ。 方向音痴ヒーローがとても魅力的で、あぁ、すごくわたし好みだわ(*^o^*) キャサリン・ガーベラ D「夢の恋人」 うわ〜、元学術図書館員 Plain Jane型ヒロインにメロッメロの暗いヒーロー。 お約束ながらも素直でストレートなヒロインにやられてしまうヒーローさまが胸きゅん。 セキュリティチームの長なんだし、これで人命救助までやってくれたら、わたし好み いう事なし!だったんだけどなぁ。残念。。 FictionDBで5つ星をゲットしているが、それはちょっと誉めすぎでは? あちらの人もこのメロッメロぶりが好きなんやろか?(笑)10月15日
行ってきました、BUMP OF CHICKEN のスタンディング・ライブに。 はぁ〜・・またしても耳鳴りがぁ・・・・(笑) 今回は会場の一番後ろの壁にもたれながら聴いたので、スピーカーの真正面だった前回の 惨状に比べれば、「キーーーン」という耳鳴りだけで済んでいるのでましだ(爆)。 前回は、ずきずきと耳が痛くて、自分の声もヴォイスチェンジャーか、というように 聞こえてかなりやばい状態だったし。 でも、なぜ、なぜ、あんなひどい音で誰ひとり文句言わないというか、私以外の全員は 満足なの??? もしかして、現代の若者は聴力が落ちてるの?いや、逆かな? 大音量に耐性ができてるのかな?? 一番不思議なのは、音響ミキサーがすぐ横にいるんだけれど、彼はこの割れた音に なんら疑問を抱いていないって点だな。 これほど文句があるのに、繰り返しライブに行ってしまうわたし。アホやねぇ。。 帰宅後、サッカー観戦の友人からメールが来ていたことに気付いた。 「西京極に今日は行かないの?」と。え?サンガ、今晩試合があったの?! シーズンチケットを買っているというのに、全然観戦していないわ・・・いかんなぁ。 昨日書いたことだけど、バーバラ・ブレットンって上手いよねぇ。 でももうHQでは書いてないんだ。ずっとハーレクインアメリカンで書いていて、 あのハイランダーヒーロー2部作もアメリカンだけどLSから翻訳が出て、それが最後。 ちょっぴり腹立たしい、でも惹かれずにはいられないヒーローが素なヒロインと 掛け合い漫才をくりひろげるタイプってアン・スチュアートやマーガレット・セントジョージなど 好きな話が多いのよねぇ。でも、今そういうジャンルが翻訳にはないから残念だわ〜。 ジュディス・マクウィリアムズ L「ボスと見た夢」。 いやぁ〜ん、ヒーローさまが可愛いわ。もうちょっと山あり谷ありがあっても 良かった気がするけれど、でもほのぼのと幸せな気持ちに。 で、彼女の作品リストを調べると、1986年にもRTを受けていたことを発見。 T-49「恋のとりきめ」がそれだった。RTリストを改訂しなくては。10月17日
シェーンベルグの「浄夜」とマーラー交響曲第4番を金聖響さん指揮で聴いてきました。 この組み合わせ、なんちゅうロマンティックな! 聖響さんご自身のブログを読んでいるから、行く前から楽しみだったんですが、 ほんと、力のこもった熱演でした。 わたし、ボケたことにマーラーの4番ってどんなんだったっけなぁ〜と思ってたんですが、 曲が始まるやいなや、あらま!これだったのか、なんてこったい、 学生時代、とても気に入って毎日のように流していた曲だったんだ。 をいをい、題名も覚えずに毎日流してるなよ>自分 って思いました(笑)。 美しい曲なんですよねぇ。 このコンサート、最後マーラーがあと一分ほどで終わろうか、、というときに ハプニングが! 左側の2階席から小太りの中年女性が身を投げようとしたんですよ。 いや、本当は身投げじゃなくて、トイレに行きたいかなにかで、焦ってしまって とんだことになったようなんですが、息を呑むって表現があるでしょ、 わたし、身をのりだしているのを見た瞬間、はぅっとおかしな音が喉の奥でして、 息を呑むってこれだ、と頭の片隅で考えていました。 あの瞬間は、驚きました・・・ HQは、リンダ・ターナーの LS「ボスはどっち?」 いいわ〜、ヒーロー、ヒロインともにキャラクターにとても好感がもてる。 どきどき感が最後まで失速しなかったし、表紙絵も好きだわ〜。 キャスリン・シェイ S「再会のキックオフ」 けっこう定番の設定。若い妊娠、生後すぐに我が子を養子にだした、という ヒロインがいて、ヒーローは養家の父親だ。養家の母親は病気で死亡している。 子供が媒介となって、親しくなり、ま、いろいろあるわけだねぇ。 Sだから当然辛い設定が待ち構えていて、どちらも誠実に苦しむというわけだねぇ。 めずらしいのは、ヒロインが学生時代サッカー選手だったこと、そして息子(16才)も サッカーをやっている。10月18日
ラベンダーなどの入ったマッサージオイルで掌や手首をマッサージして リラックスしてみる。オイルの小瓶は逆さに向けて、 手で暖めて一滴、一滴落とすように書いてある。 熱による膨張は、固体<液体<<気体の順で大きい。だから掌の温度で、 ガラス瓶の容器が大きくなるより、マッサージオイルの体積が大きくなるより 逆さにした瓶の上方にある空気の体積の方がずっと大きくなる。 そういうわけでオイルは押し出されてでてくる。 理科の実験で、ピペットの中に残った液を完全に落とすとき、 ぷっと吹くのではなくて、ピペット上方を指でふさぎ、もう一方の手で そっとピペットを握って暖めると、ゆっくりと中に残った液が押し出されて きたことを思い出した。 だから、マッサージオイルの小瓶は使えば使うほど、空気層が増えるから 出やすくなる。一番最初が一番出にくい。 ってことは、今頃気付いたんだが、温度計のなかは真空なんだね。 もし空気が入っていたら、水銀や赤いケロシンの体積が増えるよりも 空気の体積が増えてしまって、目盛りが伸びないものね。 S・ブロックマン LS「きみに捧げるラブレター」 うへ、どーしたもんか・・・ものすごく上手いのは理解できたが ちっとも好きになれなかった。あれぇ〜、ブロックマン好きなのにぃぃ。 キャラクターにあまり共感ができないのに、やたら上手いから ますます読んでいてしかめっ面になってしまった、悲しい・・・ ブロックマンじゃなかったらまだ許せるのかもしれないなぁ。 なんかさ、キャラクターの掘り下げが物足りないちゅうか、 ヒロインがお子様キャラで、う〜むむ、彼女はもうちょっといいもんが 書けるやろ、って言いたくなってしまうんだよねぇ。10月19日
一ヶ月以上前のニュースを呑気に今頃知ったけれど、でも、嬉しいですねぇ。 BFOがDVD化されそうだということを。 でも、興行中に撮影した話は聞かないので、再び集まって撮影するのかどうか? ヒューらのスケジュールを合わせるのも一苦労かもしれませんねぇ。 舞台はロンドン公演のあと日本にくるらしいので2006年? もし、ロンドンでユアン・マクレガーがピーター役をやるのなら、 なにがなんでも行きますぜ、弾丸ツアーですねぇ(笑)。 HQミニレビュー更新。8、9、10月に読んだものを加えました。 他にシャロン・サラとジェシカ・スティール、ジェイン・クレンツを更新。10月20日
白文字で書いてたから、気付いた人は少ないと思うけど、 トップページのCenema 気の向くまま のあとに、一押し!レオナルド・スバラグリア って書いているんですよね。 白文字というところが自信の無さを表していて(笑) あまりいい作品が日本に紹介されてないので、「カルメン」を見て まぁねぇ〜、とか思われたら嫌だなぁと、あぁ、小心者なのよ。 そのレオナルド・スバラグリアが突然ポピュラーにスバ様?! 一行の掲示板のほうで、あんまり驚いちゃったから、今は少し驚きが 治まっているのだけれど、レオナルド・スバラグリアが来日してたのね。 全然気付かなかった。ネットでニュースをチェックしないし、 テレビも朝のNHKニュース以外見ないからなぁ。。 超ショック。。 一体全体、誰がスバさまやねん。 日本のファンってどこでそんなこと言ってんの??知らなかった・・ っていうか、日本のファン、と総称されるものがあったのね。 やはりアルゼンチンからスペインに進出しただけのことはあったね。 営業範囲の広がりがまるで違うのね。 昔のアルゼンチン映画がDVD化されるくらい有名になってくれたら 嬉しいんだけどな。10月21日
なんでかやたらミーハーなものに引き寄せられるのよ。 スバラグリアのことを調べていたのに、11日のところで紹介した ジェイムス・マカヴォイのファンサイトを見つけてしまった。どうしてそうなるんだ?(笑) トビー・マグワイアのグラスゴー版ってのが、わたしの印象なんだわ。 チャーミングで涼やかで人懐こい感じなんだけれど、傷つきやすい痛々しさと なにか伝えたいような口元と、深い湖みたいな瞳。 ファンサイトによると、第2のヒュー・グラントなんだそうだ。 うーん、そうなのかなぁ〜。もうちょっと暗い感じがするけど、あちらでやってる TVドラマを見てないからわからないな。実は明るい感じなんだろか。 Inside I'm dancing は筋ジストロフィーで車椅子の青年役だ。 この題名だけで、わたしなんて、内容がわからなくてもうるうるきてしまうが、 「カッコーの巣の上で」に似たドラマでマカヴォイ君はジャック・ニコルソンの 役どころに相当するらしい。メロドラマになっていないところが良いらしい。 一方調べていたスバラグリアは、7月のときアルゼンチンで上映中と書いた 「LA PUTA Y LA BALLENA 」がもうDVDで発売されていた。はや〜。。 んで、ポチッ。ついでに「Cleopatra」もポチッ。 躊躇する事なくアルゼンチンからDVDを買うおばさんになってしまった。 これ、なんだよ、それぇ〜! 国が育てる「サイエンスライター」 一体どういう基準でどこで育てるってんだろ。 本来、すぐれた研究者は上手な語り部が多いのよ。 わかりやすく書くには、専門的に書くより時間がかかるし、手間がかかる。 だからあまり書いていないだけで、十分なお金をもらい、書くことも業績に 数えられるならもっとみんな書くって。 丁寧にインタビューに答えるだけだって、時間がとられて困ると思う研究者も いるかもしれないじゃん。 研究者サイドでの問題を解決しなければ、いくら外部にライターを作ったって うまくいくわけがない。 あぁ、わたしだってお金をたっぷりくれるってんだったら、様々な研究室に行って、 ちゃんとお話を書いてあげますよぉ〜。。 (そう思ってる人間は絶対たくさんいるはずだ) っていうか、根本的には小学校教育が問題よね。 サイエンスなんて、センス・オブ・ワンダーの世界なんだもん、 多くの小学校教師が自分自身で新鮮な驚きを持っていないのに、どうやって 子供に伝えられるっていうんだろう。 受験用理科で、「えんどう豆は地中で発芽する」やら「火成岩と変成岩」だの 「濃度2%の食塩水100gに5gの食塩を加えたら何%になったでしょう」 なんてことを勉強するよりは、偉人伝のように、おもしろ発見記みたいなお話を 聞かせたほうがずっと子供のためになると思うなぁ。 わたしなんて、今でもパスツールが、「どじょうは泥から生まれない」と いうことを証明した話とかワクワクするけどなぁ。10月23日
「サンガーモンテディオ」 0−1 う〜ん、イマイチなサンガだった。。(T-T) 久しぶりの晴天で、観客数も1万を超えたが、こんな出来では次も見たいと 思うかどうか。 単調な攻撃で、スピードも遅いため、すぐにボールを奪われる。。 J1は絶望的だ・・・ レオナルド・スバラグリアのフィルモグラフィーをスバラグリアのファンページを 作っている方がリンクしてくださったので、メンテナンスがてらチェックして みると、おやまぁ、画像のリンクがたくさん切れていた。 ちょこちょこと手直しをした。 いつものように他にもうちょっといい画像がないかどうか調べていたら、 なんと、ロシアのサイトにぶつかった! なぜだか分からないが、ロシアではスバラグリアの「Clave de sol」という 1987年のテレビドラマが公開されていて、10点満点中10点という好評さ。 感想フォーラムがあって、活発な意見がでてるみたいなんだが、 ロシア文字で、さっぱりわからん・・・一体どういうお話なんだろね。 他には「死体袋」と「クレオパトラ」が公開されているみたいで、 こちらは8点を取っていた。 そのロシアのサイトから、死体袋(Cenizas del paraiso)の画像を ちょっと拝借して、フィルモグラフィーにのせてみた。 へぇ〜、これはロシアから来たのか、、と思いながら眺めると一味違う?(笑) さらに調べていると、なんと、1995年の作品「No te mueras sin decirme adonde vas」が 「Don't Die Without Telling Me Where You're Going」としてこの9月に DVD化されていた。 どーしたんだ?!アルゼンチン映画が急にアメリカで人気がでてきたんだろうか? 迷わず買いだ!10月24日
神戸まで出かけて「ハイランド・ゲーム」を見てきた。 ハイランド式運動会ね。 日本で、これほど沢山のキルト姿をみたのは初めて。 写真を何枚か撮ったが、普通のカメラなのですぐにお見せする事が できなくて残念。 ハイランド式運動会は、日本人だったら考えられないほど、のんびりと かつ、いい加減に進行する(笑)。みんな楽しめばいいじゃない?ってのが 基本姿勢なのねぇ。 イギリス総領事が皆と変わらない折りたたみパイプ椅子に座るのが新鮮だった。 ツボ男性が2人いて、一人は若い。赤毛で上はランニング姿で、キルトだけ 腰に巻いている。彼は首からすぐ下がもうフカフカ君なんである。 をを、赤毛のファーファってのは、こういうのを指すんだろうなぁと妄想の世界へ。 もうお一人は、ご年配。 堂々たる長髪を無造作にうしろで結い、これまた堂々たる白髭をたくわえた、 まるで18世紀のハイランダーもこんな感じだったんじゃないか、って思うほど 様になっているキルト男性。 この格好よさは何と言っていいのか、ほんとにセクシーがぴったりとくるんである。 秋晴れの公園、テント屋台で買い物をしたり、赤ワインとハギスを食べたり、 そしてロマンス本の話に花が咲く。をを、また、未読本リストが増えたぞ。 あれを読んで、これを読んで、と頭の中にメモメモ。 みんな、どーやってこんなに読むんだろうと不思議に思う常なり。 シェリル・セント・ジョンのヒストリカル西部もの「The Tenderfoot Bride」読了。 定番中の定番じゃないか、と思うストーリーなんだけど、 思いやりや優しさを表に出さない不器用な威嚇型ヒーローが変わっていくところが とても誠実で温かい。 スーザン・クロスビーのD「Private Indiscretions」 三宮への往復中、読んでいたが、まだ半分だぁ。 あぁん、ふたりの間の空気が、相変わらず上手いわ。むせるような官能と ストイックなまでの抑制。くっくっく、むちゃ好みのヒーローだわ〜(^m^)10月25日
23日に発生した新潟県中越地震は時間が経つにつれ、被災状況の深刻さに 胸を痛めるばかりだ。 地震のニュースを検索しているうちに、日本応用地質学会の平成16年度研究発表会が 28日・29日と新潟市で開かれる予定だったことを知った。 その研究発表のプログラムを見ると、あまりの皮肉さに脱力する。 もとより悪気があるわけじゃないし、真剣に調査、研究していることなのだが、 このタイミングでは何を言っても。。てな気分になってしまうよね。 散財はしない、散財はしない、と、毎日のように思っているのに、 WATERL'EAU(ウォーターロー)のバスグッズの毒牙にかかり、イタリアンレイクを ポチっ。素敵なものを教えないでくださいませ(爆)。 クリスティン・リマー N「黒髪の王子さま」 あらまぁ〜、上手いわ〜、ツボだわ〜。じいちゃんのセリフが特にツボよ。 そうだ、誰か一度言ってくれぇ〜っと思ってたことだぜ。 嘘をついたヒーローばかり責めてだまされただまされたって、 ふん、あんた、ヒーローを愛してるって思ったんだったら、もっと 彼のことを信じてやらんかい! なんやねんな。とわたしも言いたかったのよ。 慰めてもらうことを期待しているヒロインに、じいちゃんは一言、 「よくわかった、お前の愛し方が足りなかったんだ」 をぉ、ワンダフル。 そこから後の流れもすごく納得。 リマーの作品て2冊しか読んだことがなくて、それがどうも苦手系だったけど、 う〜む、もうちょっと探してみようかな。 あっと、レオナルド・スバラグリアの「ユートピア」、関西ではテアトル梅田で上映です。 東京は30日が公開初日ですけど、梅田は11月20日から。 映画評はそれほど高くないんだけど、スクリーンで見れるのは貴重だからねぇ。 逃走のレクイエム(Burnt Money)が第10回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で 上映された頃は、まさかスバ様と呼ばれて人気になる日が来ようとは、だったでしょうねぇ。 あたしはネットでこの映画祭の感想を書いてた人のものを読んで、Burntが見たくて 仕方なくなったんだよねぇ。(って、一体なんでそういうモノに出会うのか?!) 来年の夏には東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に関連して関西Queer Film Festival が 計画されているようなので、ちょっと楽しみにしてたりする。10月26日
録画しただけで見ていなかった「マンチェスターU対アーセナル」をやっと見た。 す、すごい。。 すごいよ、ファーディナンド! 彼が復帰しただけで、こうもディフェンスが違うとは。 襲いかかるアーセナル攻撃陣をものすごい集中力で跳ね返した。 ちょっと(かなり?)審判の判定がマンU寄りで、アーセナル側としては 不満が一杯だろう。キャンベルは足を引いていたし、ルーニーが貰ったPKは ありゃ、判定ミスだな。ま、マンUのホームだし、仕方ないか。 しかし、アーセナルの連勝が49でストップした、すごい試合だった。 勝利の立役者はファーディナンドだ。いや、まいった。 そしてロスタイム、アラン・スミスがやってくれた。あのクロス! ルーニーがどんぴと決めて、いやぁ〜、これ以上ないほどの終わり方。 移籍組が、がんばった試合だったね。 どうでもいいことだけど、アランのあのプラチナブロンドの髪、はぁ〜とだわ。。10月27日
とんでもない失敗などそうそう無い、説明書を読めば配線だって料理だって、 まぁやれないことはない。そういう女にとって 「え゛〜っ、電気のことなんてわかんな〜い」「作れるのは目玉焼きだけぇ〜」的な 女の子は【このやろ、蹴ったろか】である。 だが、えてしてこの手の「天然」な女の子が男性のハートを射止めるのである。 そこそこ荒波をくぐった年齢になると、天然ヒロインものが読めなくなる。 邪気の無さげな行動の裏に「計算マコちゃん」を見てしまうんである。 だから「電車男」のエルメス嬢にほれ込む世の男性たちにはがっかりする。 彼女は計算マコちゃんのお姉さん版で、芸が細かくなり、 「わっかんな〜い」的なぶりっ子発言はしない。 だが、ホントの女はこんなこと言わねぇ〜よっ と言いたくなるようなセリフを 平気で口にする。 電車男とエルメスが虚構でもそれは構わない。 だが、熱狂した不特定多数の2チャンネラーは確かに存在し、彼らは この胡散臭さを、まじで純愛に感じている。 これほどまでに女性に無知なんじゃ、天然ぶるお姉さんの餌食になるのも仕方ないか。。 「電車男」を知らない方はこのサイトにまとめが載っている。10月28日
0時だから実は29日だ。 あまりに外が明るくて庭にでた。 今晩の月の明るさ、どうしたっていうの?みんな、驚かなかった? くっきりと地面に自分の影ができる。手のひらもはっきりと見える。 本だって読めるくらいの明るさだ。 真上に満月が煌々と照っている。 『オール・アバウト・マイ・マザー』を見た。 どうしようもなく涙が出てしまった。 マイ・ワイフでもなく、マイ・ウーマンでもない。 そう、「女についてのすべて」だったら、何を言ってるんだか、となるんだが、 女と息子は恐ろしいほど繋がったものを感じることがあり、この感覚が 強いわたしには、ちょっと胸にくる物語だった。 悲劇であるのに神の恩寵を感じる潮の満ち干きのような映画だが、 たぶん面白くない人には全然面白くない映画なんだろうな。10月29日
急に行けなくなった人からチケットを譲っていただき、 コンサートホールのガラコンサートに出かけた。 直前まで、聞いたこともなかったが、文化庁舞台芸術国際フェスティバル という催しの一環で、日韓合同のオーケストラに、中国、韓国、日本の 音楽家の歌唱、そして金聖響さんの指揮だった。 司会、壇ふみさん、スペシャルゲスト、服部隆之さん(王様のレストランとか 新撰組!とかね)、で、もちろん、新撰組ラプソディなる編曲もあった。 少し残念だったのが、ジョン・健・ヌッツォさんが喉を痛めてしまい、 代役となったこと。 いやぁ〜、すごいですね、人間の声って。 オペラ歌曲を生で聴くことが滅多にないので、とても新鮮。 オーケストラに負けないあの声量。プロの迫力を堪能し、なかでも 韓国のカストラート、ジュン・セフンさんにはしびれました。。 もののけ姫で米良さんを知った時も驚いたけど、このセフンさんもすごいわ。 聖響さん、いつもながらきっちりと仕上げてくる。 ボレロ、すごくよかったわ。 このコンサートのテーマは「かよいあう心」というのだが、 ちょっと釈然としないものが残った。日韓中の交流だけじゃなく、今、寒い中、 被災地で暮らしている人への励ましも「かよいあう心」じゃないかな。 募金の呼びかけか何かが欲しかった。 募金箱でも置いて欲しかった。 文化庁の援助で、このコンサートチケットは普通より安い。 浮いた分を募金にまわしてもいい、という人は沢山いたんじゃないだろうか。 何も無いということが、逆に不思議だった。 え? って感じだった。10月29日追加
コンサート後、軽く友人と食事を取りながら、「女が仕事に出るとき」について しゃべりこんでしまった。 この友人は最近定職を得たのだが、それまでは完璧なお母さんだった。 家族はお母さんがなんでもやってくれるのを当たり前の事だと思っている。 仕事で忙しい夫、母親が外に出るのに批判的な子供たち、、まるでただの わがままのように見られてしまうわたしって何?と、もがきたくなるわけだが、 うひゃ〜〜、ぺちゃくちゃべちゃくちゃ、、時計を見ると0時10分前だった(爆)。 帰宅すると、ひひひ、ブエノスアイレスから宅配便がっ(^o^)/。 「cleopatra」が届いていた。 見るじょ〜。 25日に発送されたって、、すごく早いよねぇ・・・10月30日
シネマ更新。今ごろだけど、「シカゴ」を借りて見た。 いやぁ〜、満足。 で、なぜか、ミュージカル関係が見たくなって、ふらふらしてるうちに 「プロデューサー」のミュージカル版のサウンドトラックを録音している風景を 収録したDVDって奴をポチッ。ネイサン・レインやマシュー・ブロデリックが マイクに向かって歌ってる、だけなんだけど(どこがミュージカルだ?! 爆)。 舞台の映画化は来年にクランクインだが、その前に、そもそものオリジナルの メル・ブルックス監督・脚本「プロデューサーズ」をオークションサイトで ゲットした。 廃盤とか、絶版、という文字に弱いわたし。 「ウエストブロムウィッチvsチェルシー」 もうそろそろ、イナが呼ばれないかと見ていたが、あちゃ〜、 チェルシーにコテンパンにやられてしまった。。WBA、弱いわ。。。 最近、古いアルゼンチン映画が続々とDVD化されている。 スバラグリアの初映画作品である「La Noche de los Lapices」が 10月13日にDVD化されていた。ただし、英語字幕がついてないみたいだな。 「NOWHERE」もそうなんだけど、スペイン語がわかんないからねぇ。。 見てるだけ〜状態なんだよねぇ。 公開された「ユートピア」、どうだったんだろね。 あぁ、「10億分の1の男」や「カルメン」でスバラグリアの事を知った人に ちょっとマシな映画を見てもらいたい(切なる願い)。 天国の灰じゃなくて「死体袋」っちゅう邦題をつけた奴を恨みたくなるね。 これが日本語字幕では一番お薦めだと思うんだが・・・10月31日
わけあって日曜出勤。 途中3時間ほど空くので最初は映画を見に行こうと思った。上映時間を調べると 空き時間に合うのは「モーターサイクル・ダイアリーズ」だけだったが、 うわさのガエル・ガルシア・ベルナルを見るのもgoodだと張り切る。。 願いもむなし、時間通りに出られず映画は諦めて古本屋ゆきに計画変更(爆)。 捨てる神あれば拾う神あり。 100円棚で「砂漠の神皇帝」1、2、3を見つける。買い!だ。 「砂丘の子供たち」の石森章太郎表紙も1、2、3があった。これは持ってるので パスしたが、普通100円じゃ買えないんだよね。誰か探してる人がいたら 代わりに買ってもよかったんだけど。 100円棚のHQで買ったのは、 「夏草のメルヘン」(持ってるんだけど、わたしが持ってるのより綺麗だったから) R-8「優しいライオン」ロバータ・レイ(表紙絵がすご〜く可愛らしかったから) D-3「烈しい季節」リタ・クレイ(烈しいという漢字に萌えたから) R「月に願いを」サラ・クレイヴン(なんとなく) L「わたしを変えた人」エリザベス・サイツ(「気になる同居人」がすごく良かったから) さらに2軒ほどまわり、シャロン・サラ「夜だけの恋人」、ビバリー・バード「天使と野獣」、 デボラ・スミスとリサ・ガードナーの文庫本を。 分かる人には分かるでしょう? 勧められたものに素直に従ってる様子が(笑)。 夜はキャサリーン・ウッディウィス「冬のバラ」を読み始める。 はははっ、馬鹿馬鹿しいお話だ。 ヒーローの言動が、どーにもね、年がら年中アニマル君で、あんた忙しすぎっ(爆)。 マメ男くんとして、栄えある蜘蛛ヒーローに推挙されているのも納得だ。 しかし、やばいなぁ。今のところウッディウィスで一番気に入ったのは「シャナ」だが、 これって変かも?・・11月 1日
・・・深夜、VHSをダビングしていて、終わったときふと画面に映ったのが、 再放送「いいもんだよ、生きるって 〜夜回り先生・水谷修のメッセージ〜」だった。 名前などは知っていて、なんとなく「何年間も夜回りをひとりで続けてた先生なんだって」 くらいに思っていた。 画面にうつる水谷さんの講演を聞いてるうちに、テレビの前に座り込んでしまった。 うちはありがたいことに、ほとんど何もトラブルがない呑気な親子関係なんだけれど それでも 「あなたがたは子育てに甘えています。 良いところはそのままほっておいても大丈夫、子供のだめな所を叱って 注意してればいいんだと思ってませんか? 間違ってます、放っておいて育つものなんて無いんです。。。」 そうだわ。わたし、長所なんて放っておいても無くなっちゃわない、って思ってた。 大切に育てなあかん、なんて思ってなかった。。 翌朝、「昨日さぁ、テレビで夜回り先生ってのを見たんだけどさぁ・・ おかあさん、あんたのこと、叱るのと褒めるの、おんなじくらいだよね?」 「まさかっっ、、7:3くらいだね」 ・・・うっ・・・ ま、9:1と言われなかっただけマシか。 子供を褒めるのって難しいのよ。 おべんちゃら、ゴマすりっぽくなってしまって、子供も素直に受け取らないし。 褒めることに慣れないと。。うん、一日一回は褒める、を心がけるようにしよう。 模試の翌朝で、言いたいことがワンサとあったんだけど・・・我慢だっ!!(爆) 深刻な気持ちとしては、、苦しんでいる子供たちの話もとても辛かったが、 なにより水谷さんの殉教者のような生き方に、言葉も出ない。。 胸腺リンパ腫で、もって3年と宣告されたが既に4年たっている、とのこと。 神様が呼び忘れてくれることを祈るのみ。 スペインからDVDが届いた(相変わらず 笑)。 前に頼んだ所は国際宅配便しか扱わないんだけれど、今回のサイトは頼むと、 普通の航空便でも送ってくれる。バルセロナからの発送だが、 DVD一枚が、国際宅配便だと約25ユーロ、航空便が約5ユーロ、、 何かの間違いじゃないだろうか?と思うほど、値段が違う。11月 2日
なぜか、フト見たくなったモノつながりが、あれよあれよと。。 10月30日の所に書いたように、フト「プロデューサーズ」が気になり、 メル・ブルックスのオリジナルの映画DVDなどを買ったりした。 前から関心があったわけじゃないし、そんなにミュージカルやショービジネスに 詳しいわけでもないから、今になって初めて、ミュージカルの「プロデューサーズ」が 2001年のトニー賞を史上最多12部門も独占したとか、そういうことを知った。 で、ミュージカルの映画化が来年スタートすることを知り、さらには 来年7月6日〜24日になんと東京厚生年金会館で来日公演があることを知った。 へぇ〜、東京公演だけなのかなぁ〜、見てみたいなぁ・・・ だいたいマシュー・ブロデリックにしても、昔から好きだったけど (「フェリスはある朝突然に」のパンフを持ってる 笑) ここ何年も彼の映画なんて見てなかったんだ。 上で書いたようにミュージカルの事に詳しいわけじゃないから 「プロデューサーズ」で大人気を博していたなんて、全然知らなかった。 それがフト、3月に「レディ・ホーク」のビデオを買って、5月に「トーチソング トリロジー」のDVDを買って、9月は友人からは「ブルースが聞こえる」のビデオを いただいて、、あれよあれよといううちに、マシューがマイクの前で歌ってる 「Recording the Producers」をポチだもんねぇ。なんでやろ? シネマ更新。「プロデューサーズ」11月 3日
シネマ更新。「ライブ・フレッシュ」 これまた不思議。それほど深く考えずに借りたの、これ。 そしたら、またアルモドバル監督の作品だったの。 しかも、これと、「オール・アバウト・マイ・マザー」と「トーク・トゥ・ハー」は 3部作だっていうのよ。 わたし、ちょうど逆順に彼の3部作をみたわけね。 HQは評判だったロズノーの「哀愁のシカゴ」3部作を一気読み。 いやぁ〜ん、傷ヒーロー&表紙絵に弱いわたしのツボ直撃だわ。 last man standing なんて泣かせる題の傷だらけラッキーがねぇ、(^m^) 妄想の世界ではジェイムス・マカヴォイ君が31歳になった設定で(爆)。 この3冊の前にSIMで3冊出てるんだけど、翻訳予定あるんかな。 好評だからさかのぼって翻訳することもアリかな。 他にはノーラのN「鏡の中のあなたへ」ほどよいユーモアとほどよい高まり。 いつも手堅くまとまっている。11月 4日
WEBの無料機械翻訳ページをスペイン語<−>英語の翻訳に 利用するのだが、サイトによって、翻訳の出来がかなり違う。 実は、とある文章で悩んでいた。 「まるまる一日XXXを無しで過ごしている。」 「月明かりの下で最後のXXXをしろ。」 「(しばっている)手をゆるめろ、それともそれを掴むか」 「・・・」 このXXXがね、利用してる無料翻訳サイトでは訳語が出てこない。 2つのサイトで調べたけれど、出てこない。 で、少し自分なりに考えた。 今日一日何も食べてないってことかな、最後の食事をしろって言ってるのかな。 直前には、タバコが欲しいか?って訊いていたから、最後の一服をしろって 言ってるのかな。。でも、「手をゆるめろ、それともそれを掴むか」が意味不明だ。。。 ネットをうろうろして、別の翻訳サイトを見つけた。 使ってみると、をを、すごく良いじゃないかっ! 訳がとっても自然だ。 で、、、ははははは、、XXXが分かってしまった。 XXXは英語で「piss」という意味だった。 だから、手をゆるめてくれ、それともお前さんが俺のモノを持ってくれるか、 って言ったのね。激しく納得(^o^;; そんなこんなで(どんなだ?)、スペイン語圏をうろうろしているうちに スバラグリアのインタビューを見つけて、英語に翻訳してみると、、 あらま。彼は奥さんがいるんだわ。 3年前からマドリーにアパートメントを借りていて、mi mujer と一緒に ブエノスアイレスの家と同じようにくつろげる場所を整えてきたと言っている。 mi mujer -> my wife ということだ。 どうでもいいことだが、得意な料理は、チーズケーキとオリーブオイルを ふんだんに使ったイタリア風パンなんだそうだ。アルゼンチンのテレビドラマに 出ていたおかげで料理ができるようになったそうだ。 ん??ケーキ作りとかパン作りをさせるテレビドラマって何だろ?(笑)11月 5日
書きっぱなしの部屋のスバラグリアのフィルモグラフィを少し更新した。 前は分からなかったTVドラマの内容などを書き加えた。 スバラグリアは年末から来年にかけてアルゼンチンのTVのミニシリーズを 撮るらしい。ホセ・デ・サン・マルティン将軍の話だそうだ。 ほへ?サン・マルティンって誰??と思ったわたしは、調べて驚いた。 サン・マルティン将軍というのは、「南米の英雄」「南米の父」と 呼ばれる人だったのだ。 かれは南米でもっとも名前の知られた人だと言う。 ひやぁ〜ん、、全然知らんかった・・・・ 紙幣や銅像、広場や地名、祝日、、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立を 指導した英雄として彼の姿はいたるところに残っている。 スペイン軍人の子としてアルゼンチン東北部で生まれ、少年時代スペインに帰国、 かれもまたスペイン軍人となるが、その後祖国での独立運動に身を投じる。 日本だと江戸時代末期のころかな。アメリカがモンロー主義で干渉しないと言ったころ。 自慢じゃないが(自慢か?)、わたしがバリバリの受験生だった頃、世界史は 得意科目だった。要りもしない世界史知識をいっぱい詰め込んでいたが、 結局、南米で最も有名な人の名前を聞いた記憶もない。 南米の知識なんてコルテス・ピサロどまりだった・・・ さて、その英雄の物語を、もちろん主役はスバラグリアで連続ドラマ化するんだそうだ。 だ、だれか、アルゼンチンに知り合いが住んでるって人、いませんかねぇ・・ 録画してほしいよぉ。11月 6日
シネマ更新。「ピアニスト」 うぐ・・・・吐きそうな・・・ シューベルトって、ガラスを爪でひっかくような不安な美しさがあるよね。 シューベルトの曲をつかった映画で思い出す「死と処女」や「女と女と井戸の中」 「白いカラス」、こめかみに血管が浮いている女が似合うんだ。 「ガンバーアルビレックス」6−3 まぁ、なんといいましょうか。大味な試合になってしまった。 力の差に、ガンバはすこし気が緩んだと思いたいが、ちょっと守備が不安だ。 ボランチのところで止められない。ガンバ右サイドをスコスコ抜かれる。 ピッチの上のフタは、ほんとにほれぼれする選手で、特にこのごろのフタときたら、 キレキレ、敵にとって恐い存在になっている(よね?)。 積極的に前に切り込んでくるドリブル、絶妙のパス、ボールキープもあたり負け しないし、後半になれば涙がでるほど献身的な守備をするし。。 左サイドなのに、右サイドの守備までやって、やっと左に戻ってきたと思ったら、 ツネさんの「あまりと言えばあまりの仕打ち」パスに走らされ、、 心の母は『ごむたいな・・』と泣いておりました(笑)。 5回観戦するごとに福引があるんだけれど、B賞が当たった。 (A,B,C,D,実質E賞のサポーター賞までランクがある) 宮本、遠藤両選手の直筆サイン入りキラカードと大きいガンバポスター。 う〜ん。マイルームには壁の空いている部分がちょっとしかないのだが、 最近、Mr.ロマンスカバーモデル(ロマンス本表紙絵モデル)10周年記念の 恥ずかしいポスターを貼っちゃったから、貼る場所がない(爆)。11月 7日
シネマ更新。「クリスマスに雪はふるの?」 気持ちのやり場のない映画の殴打に、どんぞこだわ・・・ 昨日書き忘れたけれど、ガンバーアルビの試合のあと、引き続きユースの試合があった。 ガンバユース対サンフレッチェユース。 これがかなりの驚き、「驚き桃の木」と言って、ふるっと呆れられてしまった。 ほんと、完全にわたしは時代遅れになっていたわ。 なんといってもパススピードが驚くほど速い、トラップも巧みで攻撃も多彩、 フィジカルコンタクトが少ない分だけ、Jの試合よりも展開が早くて面白い。 全日本ユース(U−18)サッカー選手権を制したサンフレッチェユースを 一度見たいと思っていたが、噂どおり、なにやら圧倒する雰囲気を持っていた。 個々人のテクニックがとても高いし、コンビネーションも完成している。 ユースに詳しいわけではないので、名前のボードの記憶もあやふやだが、 有名な前田選手はいなかった気がする。GK佐藤 4藤井 6高柳 7柏木 8田中 11桑田 19平繁 までは覚えてるんだが、これまた有名な 森脇選手がいたのかどうか、、家庭の事情で、前半しか見なかったから その後に出たのかもしれない。前半は1−1だったが、結果は2−2らしい。 ガンバユースの右サイド松岡くんがなかなかの選手なんだが、ちっこい。 トップチームの右サイドは人材不足なので、松岡くんに期待大だが、 そうなるとガンバの前線はちびっこばっかりになってしまう。 アイコンタクトが同じ高さだから、連携がうまくいくかもしれないが(爆)。11月 8日
今日は幸せ気分で、届いたばかりの「Recording the Producers」を見た。 す、す、救われる(笑)。 これ、お薦めのDVDですね!もちろん、ミュージカルじゃないけれど、 録音マイクに向かって歌っているネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが、 またいいのよ。ネイサン・レイン、ちょっとふけた太めの川平慈英? 彼の歌、演技力、激うま!!舌を巻くとはこの事だわ。。 マシューが歌っているとこも初めてみたわ。さすがにふたりの息はぴったり。 ほんま、アメリカのショービジネスでトップに立つ人たちはべらぼうに上手い。 メル・ブルックスの「プロデューサーズ」を見たばかりだから、 頭のなかは、スプリーンタイ フォ ヒットラー アン ジャーマニーー♪ 曲はここでちょこっと聴ける。 Anna DePalo のSD-1530「Having the Tycoon's Baby」を読了。 2003年のRTレビュアーチョイスで、なかなかよく出来ているが HQすべてのシリーズ中のナンバー1というほどでも無い気がするなぁ。 大企業から独立して、インテリア会社をたちあげたばかりのヒロイン。 30を目前にして、子宮内膜症と診断され、子供を早く作らないと 生めないようになるんじゃないか、と焦って、人工授精をしようと考える。 そこに親友の兄が介入してくる・・・ けっこう定番のスジだが、心情が細やかに描かれていて、 ふたりの会話、熱々シーン、どれもが自然。脇役たちのキャラもたっている。11月 9日
頭のなかは未だに、スプリーングタイム フォ ヒットラー〜 このメロディ、困ってしまうほど頭にしみついてしまった。 14曲歌ってタップも見れて1600円くらい、DVDって本当に安くなったわ・・ エリザベス・サイツの L「わたしを変えた人」あらまぁ、胸きゅんな。 この人の作品って、不思議な切なさがあるよねぇ。といってもまだ2冊目だけど(笑)。 よもや、こんな話だとは、という軽い驚き、定番の展開とはちょいと違う、 生真面目で切なくて、デリケートな物語をみせてくれる。 ダイアナ・パーマー L「はかない初恋」 最近でたけど79年の作品ってやつね、へへ、昔の作風、好きざます。 ヒーローは、すぐシャツのボタンをはずすし(笑)。 ダニ・シンクレアのSI「The Secret Sister」を読み始める。 原書の読みかけの山に罪悪感を感じるんだけど、なんていうの?最初の 数ページを読んで、気が乗らなくて止めてしまうと、復帰するのが難しい。 アリシア・スコットのもの、シャロン・アンダーソンのもの、 ジャン・ハドソンのもの、読みかけの栞をはさんだままになっているよぉ。 そのくせ、日本アマゾンでHQの良さげなモノを見つけると、つい。。 アメリカ西部ヒストリカルは日本では翻訳されないので、女医さんを助ける 荒っぽいヒーローらしい「High Country Hero」(Lynna Banning) をポチ。 このあいだの「Tenderfoot Bride」もそうなんだけど、洋服のための布地を 無骨なヒーローが黙って買ってきたり、一緒にコヨーテに襲われた若馬を 看病したり、そのあたり一帯の力くらべ大会で腕相撲に参加するヒーローを 応援したり、、もうね、定番だって分かってるんだけど、シンプルな幸せ感が あるんだよね。11月10日
シネマ更新「恋のためらい フランキーとジョニー」 しんどい映画が続いたので、優しいものが見たくなり、こういう時はこれだよねぇと なにげに借りてきた一本。10年以上前の映画だ。 始まってすぐに驚いた。 主演がアル・パチーノとミシェル・ファイファーだということは知っていた。 っていうか、この二人しか知らなかった。 が、なんとこの二人の名前のあとからタイトルロールに出てきた名前は、 ネイサン・レイン!。。。 えー?!何十年も彼の名前なんて知らなかったってのに、なんで続けて 二晩も彼の顔を見るわけ? よく思うコトなんだけど、何なんだろ、これ? しょっちゅうあるのよね。 無意識の一致?実は潜在的には頭の片隅で分かって選んでいるんだろうか? 映画のほうは、満足、しあわせ。思いっきり好みのHQ。 サンドラ・キットかルース・ウインドって感じかな・・・。 この映画は、話と関係ないところで、わたしのツボをついたわ。 長距離バスがマンハッタンのポートオーソリティに向かうところ、 トンネルを通って、あぁ、そうなのよねぇ、マンハッタンに来た、って 感じるのよねぇ、あのあたりで。 たった一週間だったけど、ほぼ毎日のように乗ったバスだから懐かしいわ。 そして、ギリシアのダンス。あの足の上げ下げ、「死体袋」のシーンを 思い出すなぁ。スバラグリアのギリシアダンスに加えて、こうして アル・パチーノのギリシアダンスが見れるとは、にゃはは。11月11日
シネマ更新。「マタドール」「Wild Horses」 スペイン、アルモドバル監督のと、アルゼンチン、ピニェイロ監督のもの。 なんだかやたらとラテン系映画づいている今日この頃。 これ、わたしに限らず、密かにブームになってるよね? エル・ジャポンの11月号も、やっぱりラテンの男!と、ガエル君やロドリゴ君に インタビューしている。 みーはーな事だけは自信があるのよ、わたし(爆)。 「ラブ・アクチュアリ」で、病気の弟がいるサラが3年くらい憧れていたっていう、 あの寡黙な雰囲気の、でもベッドルームでブルッとくる格好いい男だった、 あの切ないエピソードの、、名前を調べる事はしなかったけれど、 あぁ、あの人なのか、と思ったロドリゴ・サントロ。(前振りが長すぎっ 笑) ほんま、きれいな人なんだよねぇ。 幸運にもスバラグリアの「ユートピア」を見に行く予定の日に、サントロの 「ビハインド・ザ・サン」も公開されるので、連ちゃんで見れる。 ここに「ブエノスアイレスの夜」まで重ねられたら、男娼のガエル君も見ちゃうという、 アルゼンチンにブラジル、メキシコ、パーフェクトなラテン3人衆!なんだけれど、 こちらの映画は公開が12月で、ちょっと先。 調べものが好きなので(爆)、「アルゼンチン 軍事政権」とか検索してたら スバラグリアの初出演の映画「ナイト・オブ・ペンシルズ(英題)」が日本で過去に 上映されたことを知った。さらに驚いたことに「ミッドナイトミッシング」という 名前で日本語字幕のビデオ化されていた。 なんだよ、なんだよ、アメリカからDVDを買っちゃったよぉ〜。 ショックから立ち直るとすぐに探し出す・・・懲りないおんな > 自分。 元々は「ブエノスアイレスの夜」に関連して調べ始めたのだった。 70〜80年代にアルゼンチンを暗く塗りこめた軍事政権下での連行、処刑、、 学生運動の弾圧も半端ではなかった。 今も3万人の行方不明者や牢獄で生まれた赤ん坊の行方などを多くの団体が 探し続けている。 「ブエノスアイレスの夜」主演のセシリア・ロスはブエノスアイレス生まれだが、 歌手の母親ディナ・ロットとともに(わたしが調べたものでは17才の時) スペインに亡命したらしい。。11月12日
気になりだすと、評判の良いもの、お薦めのものを見ずにはいられなくなる、 困った性格なんだけど、なんでか、気になるものに巡り会ってしまう。 スバラグリアから始まって、アルゼンチン映画のドラマの出来の良さに感心し、 とうとうスバラグリア抜きのアルゼンチン映画をポチしてしまった。 「Nueve reinas ( Nine Queens )」「El hijo de la novia ( Son of the bride )」 Nine Queens は、アルゼンチンでの映画賞を総なめして、興行記録を塗り替え、 ジョージ・クルーニーとソダーバークがすぐにリメイク権を買った、 というものすごく面白いサギ師二人組ストーリー、、らしい。 リメイク版「The Criminal」はもうアメリカで公開されている。 そしてオリジナルを見た人たちをがっかりさせている。 でも、きっと日本では、オリジナルは公開されず、リメイクが公開されるんじゃないか、 そう思うと、ポチせにゃ!と義憤にかられてしまった(笑)。 和訳「9人の王妃」を調べているうちに、主役が同じリカルド・ダリンの 和訳「花嫁の息子」にたどりついた。この作品は、モントリオール映画祭でも 最優秀ラテン映画賞や、観客の投票による“もう一度上映して欲しい映画”に リストされ、アカデミー最優秀外国語映画賞にもノミネートされたもの。 笑い泣きさせるハナマル作品だという。 そして、これも、アダム・サンドラー主演でリメイクされ「The son of the bride」 (まんまやん)で公開を待っている。 よく考えると変じゃない? わたしら日本人はたいていの映画を字幕で見てる ってのに、アメリカ人は良さそうな外国映画は自分たちのために作り直しちゃう。 これって、なんか、根本的に違うよねぇ。。。11月13日
シネマ更新。「シークレット・ウィンドウ」 う〜ん、ちょっとね、、キングの原作を知らないけれど、原作はまさか こんなに平凡じゃないよね? とても安易でこの手のモノによくある話で、 ジョニー・デップじゃなかったら、お金と時間を返せと言ってしまうかもよ。 それなのに、懲りずに「ネヴァーランド」の前売りを買ってしまったわ(爆)。 デップの卓上カレンダーがおまけについてるんだもん。。 理性とみーはーが、どうも相容れないのよね、わたし。11月14日
シネマ更新 メキシコ映画「アモーレス・ペロス」を見た。 どっきーん!とショック。 まさか、こんなにガエル・ガルシアって綺麗だとは、思ってもいなかった。 ごめん、ネットで画像見たときは、それほどでも無いなぁ〜、 ちょいとカッコいいけどベタな兄ちゃん、くらいに思ってたんだわ。 ところが、何これ、、唖然とするほど綺麗で、あぅあぅ、透き通った瞳がぁ。。 じっと見つめるまなざしが、時には琥珀色で、時には緑がかって、、 清流の底を覗き込んでいるような、無垢な傷つきやすい魂をさらけ出すようで、、 やばいわ〜。 映画のほうもすごく面白くて切ないし、、、参ったなぁ。 アルゼンチン映画「ミッドナイトミッシング」も見た。 これは実話に基づいた映画で、重い、とても重い。 アルゼンチンの1976-1983年の軍事独裁政権下の出来事だが、この頃の南米は 多くの国が軍事政権下にあり、徹底的な弾圧を行っていた。だが反共の旗印もあり、 アメリカなどは軍事政権をかなり支援していたはずだ。 今、イラクで人道支援とかいう言葉を聞くと、大国のご都合主義を考えちゃうね。 当時スティングの「THEY DANCE ALONE」がはいってたアルバムを よく聴いたことを思い出した。 HQは、ベティ・ニールズの「いつか花嫁に」「赤いばらは君に」定番。 ヘレン・R・マイヤーズ L「花嫁のブーケ」メロメロヒーロー、手堅い出来。11月15日
自分の好きなものって、呆れるほど、ワンパターンなのかもしれない。 ガバルドンのアウトランダーにはまった時とアルゼンチン映画にハマッタ事とは とても良く似ている。 アウトランダーの舞台、1700年代のスコットランド、カロデンの戦い、 イングランドによるハイランド弾圧、投獄、新大陸渡航、開拓、、 ヨーロッパ移民の国アルゼンチン、1976年の軍事クーデター、政権による弾圧、 経済危機、、、 なんていうんだろ、知らなかった残酷な歴史の事実を知ること、物語がその傷を常に 抱えていること、抑圧された者、故郷を失った者の哀しみがあること、 勝者じゃないこと、、、そして、大変インテリなこと。 このあたりが、わたしのツボを直撃するんだわ。 英語字幕のアルゼンチン映画DVDを2つ注文したことは、既に書いたが、 こんな風にDVD化されていたら、まだなんとかなる。 が、過去に日本で公開されてもDVD化されていない作品で、近くのレンタル ショップで見つけられないような物は、もう必死で探すしかない。 先日の「ミッドナイトミッシング」も同様だが、日本語字幕つきビデオを レンタル落ちで入手しておかないと、この先いつ見れるか分からないだろう。 ソラナス監督作品「スール、その先は、、愛」「ラテンアメリカ 光と影の詩」 このビデオを探し回った。 今なら、きっとこの映画を見て色々感じることが出来るに違いない、そういう気がするから。 そしたら、なんと、「ラテンアメリカ」のVHSは2種類でていて、廉価版なら 3990円なんだけれど、どこにも在庫なし (>_<) んでもって、普通版は16800円!!! うっひゃ〜〜っ。。。 だが、原題の「El Viaje」(旅という意味)で検索するも、海外でも見つからない。 アルゼンチンで過去にビデオが出たようだが。。 う〜むむ。。16800円のビデオを買うべきか買わざるべきか・・・・ ## ごめん、唐突で全然上記と関係ないことなんだけどサ、今見つけたもんで、 メモ代わりにここに。 「ラブ・アクチュアリ」で、なぜか日本のDVD、ロドリゴ君が抜けてるんだ。ぷんぷん。 日本の公式サイトの画像は一枚のポスターじゃなくて、それぞれが個別の画像になってるので、 リンクだけ。 公式サイトをみると確かにロドリゴ君はポスターにいる。 でも、発売になったDVDのパッケージではさよなら〜・・・ スペイン語圏でのポスターはこれだよ〜〜!!素敵だわ・・・11月16日
見終わってから涙が知らずにうるうると溢れてとまらなくなってしまった・・ 「Don't Die Without Telling Me Where You're Going」を見て。 魔術的リアリズムというのか、奇妙でありながら、現実に対する深い洞察。 幻想的でロマンティックで、かつ知性的な切り込み。 またひとつ、アルゼンチン映画にやられた・・・ 映画の感想はここに書くつもりはないけれど、Desaparecidosについて ちょっと書きたい。 デサパレシードス、失踪者、行方不明、英語ではDisappeared これは単なる行方不明とは違う。 76年の軍事クーデター以後の7年間に、政府、警察、軍部によって、不当に連行され 拷問の末、虐殺されたと思しき人々を指す言葉なのだ。 その数は約3万人と言われ、多くが市民や学生であり、先日見た映画では 高校生のデスアパレシードスが痛ましく描かれていた。。 死体すら見つからず、今なお我が子の行方を捜して、母・祖母の会が活動している。 えらそーに(!)熱く語っているわたしも、レオナルド・スバラグリアの映画を せっせこ集めたからようやく知ったわけだ。 で、この事実を知っているか否か、それで本や映画の感じ方はガラっと変わる。 というのは、先ほど、泣いちゃったと書いた映画は告発ものでもなんでもないが、 スバラグリアが主人公の友人(死んだ男)の霊(スピリッツ)として出てくる。 スピリッツの彼は主人公に頼みごとをする。 それは、母さんにどうかこれだけ伝えてくれ、、という大切な頼みだ。 「彼らが自分をどこに埋めたか、伝えてくれ」 そう、これだけで分かるのだ、彼の悲劇と彼の母親の気持ちが・・ 他にもネットでうろうろして見つけたページに、 サラ・パレツキーの「ハード・タイム」でアルゼンチンの「失踪者」に 言及するくだりがあるそうだが、これを日本の翻訳家が的確に訳していないと 書いてあった。 以前読んだ時はなんとも思わなかったが、「蜘蛛女のキス」の舞台は70年代の ブエノスアイレスの監獄だ。読んだ当時は切なく胸に染み入ったが、今思うと、 なにか甘くて違和感がある。 調べてみると、プイグはアルゼンチンから73年に亡命し、この小説を書き始め、 76年に出版している。 だから、最悪の軍事政権下での監獄の事を、本を書いている時はまだ知らなかったのだ。。 ところで、この8月ー9月にアントニオ・バンデラス主演で「ジャスティス」と いう映画が上映されたのだが、それはまさに「失踪者」を扱ったドラマだった。 あらまっ! もう少し早く気がつけば映画館で見れたのに、残念。。koko 11月17日
今日も飽きずにスバラグリアやアルゼンチン映画の事を調べてたら、 ぬぁんと! スバラグリアも一話に出ているアルゼンチンTVのミニシリーズ「El Garante」が、 これがアルゼンチンではとても珍しいことだけれど、人気沸騰でノベライズ されていたってことを知った。 もちろん、英語にもすぐに翻訳されたそうで、英語のタイトルは「Collateral Man」。 これはマンハッタンを舞台に、奇妙な出来事に巻き込まれた男のスリラーのコレクションで、 アメリカ人にもとても受けたらしい。 え?あははは、、、はい、ポチしました(ぼそっ)。 全然関係ないけれど、今上映されているトム・クルーズの「コラテラル」、 最近まで、コラテラルなんちゅう単語を耳にしたこともなかったのに、 なぜか急にコラテラルが身近になった。 シネマ更新「No te mueras sin decirme adonde vas」 下で書いた、「Don't Die Without Telling Me Where You're Going」のことね。 15日のところを少し訂正しました。ラブアクチュアリの日本版ポスターは ロドリゴ君がちゃんと載ってるのね。DVDパッケージで居なくなって しまったの。11月18日
ペドロ・アスナール(Pedro Aznar)のアルバム「Huellas en La Luz (光の中の軌跡)」が届いた。 彼が製作した映画音楽6つ分を集めたアルバムである。とかいって、 ペドロ・アスナールなんて名前を聞いたこともなかったんだけど、 ノテムエラス〜(行き先を告げずに死なないで)の音楽があまりに美しくて、 ポチしてしまったのだ・・・ わたしの言いたい事をもっと上手に言ってる人のページがここにあるので どうぞ参照なさって!(ページの下のほうにアルバムの紹介がある) またまたアルゼンチン映画をみちゃったのだが、今度は 「スール、その先は・・・愛」という、とんでもなくこっぱずかしい邦題。 元の題は「Sur」 South 南。 とてもさっぱりした題名。スールだけに した方が、マシだったんじゃないかな。 アルゼンチンでは南、スールは特別な意味をもっている。そこには、 希望、夢、自由、未来、という響きがある。 軍事政権下の暗黒と、南部開発計画を夢に見続ける人々、 押し潰された希望や尊厳や愛、99%の絶望でも1%の夢が、スールなのだ。 アルゼンチンの逃亡・脱出系ロードムービーの多くが、南に向かって車を走らせる。 「スール、、」を撮った監督フェルナンド・E・ソラナスが次に撮った作品 「ラテンアメリカ 光と影の詩」は世界最南端の町ウスアイア、 この南端の町から少年が北にむかう話だ。 原題は「El viaje」( 旅 )。 前作の「南」と対比させて捉えるはずの題名だったのだが、、 日本がつけちゃった邦題では、2つのつながりなんて、わけわからん・・・・ 南から北へ向かう旅は、すなわち、腐敗、汚辱、やりきれない現実を知る旅である。 南の端ウスアイアに灯台がある その灯台はウォン・カーウァイの映画で、トニー・レオンが行った奴だ。 香港人は世界の果てが好きなのか? ー>【追加へ】 スコットランドのセントキルダ島へ ケリー・チャンと金城武が行っていたが、あの「世界の涯て」は 死者の世界とつながっているような、運命の受容の果てだった。。 アルゼンチンの世界の果ては、たぶん、諦めきれない夢、だと思う。。。 【追加】 いや、ちょっと待て。わたしもそうだ(自爆!) スコットランドとアルゼンチンに行きたがってるおんなだった。。11月20日
「ガンバーFマリノス」0−2 かばかばかばっっ!! ほんま、ふがいないガンバだった。これが優勝争いをしてるチーム?っていう 情けなさだった。 開始早々フェルナンジーニョが怪我で交代して、すっかりリズムが狂い、 まともにパスがつながらなくなったまま、終わってしまった。。 レッズが負けたのに、追うガンバが精彩無くて、結局レッズの優勝を後押し しちゃった・・がっくし。。 独学のスペイン語学習は、いつまでたっても初級だが、パソコンで 上にニョロのついたnやら、逆さまの?やらが打てるように、コンパネの 言語のところにスペイン語を追加した。こんなに簡単に追加できるなんて 知らなかったのだが、altキーとshiftキーを同時に押すと、スペイン語入力モードに なる。こうして、機械翻訳サイトでわけのわからないスペイン語を入力して、 英語に翻訳してもらう。。(大変だね・・) さらに、HPにスペイン語を載せる方法も今頃わかった。 わたしはスペイン語を学んでいます aprendo español 今日は何曜日ですか? ¿Qué día es hoy? てなもんである。(ちゃんと見えるよね?) HQの未読の山をせっせと崩す。クレイジーな熱も少し治まって来たので、 なんとなくほっておいたものを箱から取り出して読む読む読む。 ヴァイオレット・ウィンズピア R「涙の結婚指輪」 うぅむむ、ごめん、やっぱり苦手だわ。 疲れたおばさんには、途中の傷つけあいがしんどくてしんどくて。。 ロバータ・レイ R「優しいライオン」 ヒーローやヒロインは悪くないんだけど、 トラブルの元のヒーローの姪がどーにも。。う〜ん。。 ジーナ・ウィルキンズ T「特別な願い」う〜ん、ヒーロー、ヒロインは切なくて いいんだけど、サブストーリーがねぇ、、ぎこちない気がしてねぇ。。 スーザン・クロスビー D「億万長者の秘密」う〜ん、なんかのシリーズの中の 一冊なので、不必要にサブストーリーやサブキャラが多くてねぇ。。 D・ブラウニング L「シンディに首ったけ」微妙ぅ〜っ。サブストーリーが やたらとありすぎて、なんだか焦点がぼけた感じ。ヒーローさまは 気にいってるんだけどなぁ。 サラ・クレイブン R「月に願いを」うひひ、なかなか良いわ。。 ノーラ・ロバーツ IM「いとしのライバル」ひゃ〜。ヒーローさま、めろめろ。 日本版表紙が最悪。犯人が銃持ってる絵を載せてどーする?! 画家も画家だが、ミステリーをぶち壊す絵を採用する編集部も編集部だ。 フェリシア・ギャラント P「夢織りびと」うわ、、やば、、気に入ってしまった。 ヒーローの話し言葉に強〜い違和感があるんだけど、それでも、やば。。 パトリシア・ポッター LS「銀盤のプリンセス」凛々しいヒロインにメロメロヒーロー、 ほっとするわ〜11月22日
シネマ更新。「スール、その先は、、愛」「天国の口、終りの楽園」 中南米映画を懲りずに見続けているわけで、みーはーにそのリストを載せてみました。 注文しただけで、まだ見ていないものも含めてるけど。 「猥雑さとたぎる官能性とシニカルな知性」ってのが、やられたポイントかなぁ。 HQはリンダの再版「流れ星に祈って」。実は翻訳を読むのは初めてで 原書しか読んでなかったので、日本語版いっき読み。 このヒーローは、ほんま、とんでもない奴だけど、でもなんちゅうか、 ストーリーの迫力が違うわねぇ。当時のロマンス本の勢いを感じるなぁ〜。 訳もほとんど省略がなくて、スムーズで嬉しい。11月23日
あれ、なんだか変だと思ったら、やっぱり。。 未読の山をやっつける日々、LS-208シャロン・サラ「夜だけの恋人」(2004年9月) を読んだら、をよっ、最近読んだ彼女のものよりずっと丁寧じゃん、と思った。 中表紙を見ると、1993年の作品なんだね。 8月に出た「傷ついたレディ」も1993年のもの。というか、この2冊は ハーレクイン社から出たものじゃなくて、Meteor社の Kismet Romance という シリーズのものだ。 版権が切れたのでHQ社が買い取ったんだろか? 過去の作品をさらってこないと、出す物がない。力のある作家がシリーズロマンスを 書かなくなっているってことなんだろうなぁ〜。。 せめて、表紙絵くらいは内容に合わせればいいのに、巻き毛のヒロインのはずが ストレートヘアだ(爆)。 ってわけで、シャロン・サラのミニレビューや、表紙すげかえコーナーを少し更新。 他に、脱力IM表紙コーナーにノーラの「いとしのライバル」を追加。 S・サラの古いのを出すんだったら、SIM(1994)で未訳の「Annie and the Outlaw」を 翻訳してくれないかしら。ハーレイに乗ったガブリエルくんが、転生だか天使のままか、 とにかくヒロインを救うために遣わされるストーリーなんだよ〜。 そういえば「ムーンライト・ローズ」のヒーローもガブリエルだわ。守護天使ガブリエルは ロマンス作家のお気に入りね。11月24日
みーはーのラテン映画リストを更新した。 というのは、ポチポチとDVDやビデオを発注しちゃったからだ(大汗)。 まずアルゼンチンものでは、リカルド・ダリンとノルマ・アレアンドロの 出ている映画をポチポチ。 リカルド・ダリンは、まだ観た事が無いというのに、評判だけで、もう 「9人の王妃」「新婦の息子」「灯台」「同じ愛、同じ雨」と4本。 (めんどくさいので、スペイン語のタイトルを直訳の日本語に) 写真をみると、変な顔のおじさんなんだが、、うぅ〜、期待ばかりがふくらむ(笑)。 ノルマ・アレアンドロは現在68才という女優なんだが、「クレオパトラ」 (2003)で、彼女が主役だ、ってことが素晴らしいよね〜。 これを観て、大いに気に入って、 「秋の太陽」(1996)をポチ。当時60才の彼女がやはり主役で、 なんと、便宜恋人もの! DVDパッケージのキスシーンの写真がすごく素敵なの。 アメリカから兄弟が訪ねてくるとかで、至急パートナーが必要になった ユダヤ人中年女性。彼女は新聞コラムに募集広告を出し、ラウルという 陽気でおしゃべりな男と知り合う。彼はユダヤ人ではなかったけれど 他に選択肢がなく、なんとか彼にユダヤ教のしきたりや常識を教えていくうちに・・・ っていうんだけど、ラウルを演じる男優も60才なんだよねぇ〜。 とても優しいラブストーリーだそうだ。 他には「カミーラ」という、1840年のアルゼンチン、独裁政権下で、 身分の高い娘と神父の許されざる恋を描いたもの。 なんで、こんなものが目に留まったか、が、不思議なんだけど(笑)、 わたしはこういう気まぐれな偶然が好きなので、ポチ。 なぜか「カミーラ」を推薦してた人がブラジル映画「Amor bandido(ワルの恋)」も 推していたので探すと、米アマゾンで、急げ!ビデオ残り3本! て言うんだもん。 そうか、わたしを待っていたのね・・とポチ。 1970年代のリオ。刑事の娘(17才)が売春をして家出、そこでシリアルキラーと 知り合ってしまう。その男は刑事が追っていた事件の犯人でもあった・・ これはリオで起こった実話を元にしたそうだが、実話を元にしたものなら、 もっと強烈なのがこれ「シティ・オブ・ゴッド」 公開していた頃を全然覚えていないが、去年の夏ごろかな? これだけは日本語字幕のものをポチ。 へぇ〜、ウォルター・サレスはこの映画のプロデューサーなんだね。。 で、サレス監督の「セントラルステーション」より前の長編デビュー作 「Terra Estrangeira(異国の地)」をポチ。。 や、やばいよ。いい加減やめないと。。11月26日
シネマ更新。「Cleopatra (クレオパトラ)」「La puta y la Ballena (娼婦と鯨)」 みーはーのアルゼンチン映画あれこれをさらに更新。注文したDVDなどのパッケージを 載せました。 わーいわーい。明日は「ビハインド・ザ・サン」と「ユートピア」を観てきます。11月28日
幸せな週末だった。 梅田まで映画「ビハインド・ザ・サン」「ユートピア」を見に行き、 その後ワインと食事とおしゃべりで楽しい時間を過ごし、翌朝も朝いちの映画、 まさか見れると思っていなかった「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見て、 さらに、年間通し券を買っていた金聖響さん指揮のコンサートを聴き、 夜に帰宅した。 「ビハインド・ザ・サン」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」は 想像以上に素晴らしくて、こうしている今でも、胸のなかが痛い。 身体にすぐ影響が出る単純タイプなので(笑)、感動にヤラレてしまうと、 胸が苦しくてたまらないようになってしまう。 そのせいか、コンサートが始まると、なぜだか涙がこみ上げてきて、 陽気なウィンナーワルツやポルカを聴きながら泣いてしまった。 コンサート終了後、来年の通し券を買いに行くと、通し券は今日が発売開始と いうのに、もうほとんど満席状態で、前方では最前列の端しか残っていない。 凄い人気ぶりだ。 通し券をゲットして、今から帰宅する旨を家に電話すると、息子が出た。 「あ、もう帰っていたのね」 そう、息子は今日、模試だったのである。 でも、受験生の母親は、泊りがけで映画を見に行っていたのである。 さすがに疲れてしまったので、確実に座れる普通電車に乗り、京都まで。 京都駅のデパ地下でお惣菜を買い(手抜き夕飯)、ようやく家に。 靴を脱ぐやいなや、 「あぁ〜!感動したのよ、ものすごく良かったのよ!もうね、胸が一杯だわ。 あぁ、あんたと一緒にみたかったわ〜!! ・・・あ、そうだ、模試会場、わかった?」 「おう、、もうそろそろ帰って来る頃だと思ったから、お風呂入れてあるよ。 先入ったら?」 「えっ?! だって、ご飯は?」 「それ、温めるだけやろ?」 「はは、そうだけど・・、サンキュ!ほんじゃ先に入るわ・・」 ばちが当たりそうなほど幸せな週末だった。11月29日
シネマ更新。「ビハインド・ザ・サン」「ユートピア」「モーターサイクル・ ダイアリーズ」。 麗しきラテン3人衆、ロドリゴ・サントロ、レオナルド・スバラグリア、 ガエル・ガルシア・ベルナルを堪能できてとても幸せなんだけれど、 映画の質は、ロドリゴ、ガエル両君の圧勝で、それがなんとも哀しい・・。 なまじ美形なのが、スバラグリアのハンディになってるなぁ。 「ユートピア」は前もって粗筋をしっかり読んでおくとか、2度見るとか、 そういう事をしないと、実にわかりにくい、はっきり言って下手な映画だった。 スパニッシュホラーのアーティスティックな雰囲気って奴なのかも しれないが、自己満足じゃないのかなぁ。 役者たちがいくら良い演技をしてみせても、映画が面白くなければ。。。 映画終了後、いかにこの映画の作りと宣伝と字幕がまずいか、 一緒にみた友人達とぶうぶう文句垂れてしまった。 その日、「ビハインド・ザ・サン」を見たから余計に、歴然とした差を 嘆いてしまったわ。 結果論だが、どうせ9人ぐらいしか観客がいなかったのだから、 高い評価がでている地味な正統派ドラマで勝負させればよかったのだ。 地味は地味なりに映画好きを誘う宣伝の仕方もあるのだし。 結局、キャッチーなものを持ってきてコケて、映画好きにも注目してもらえず どっちつかずになってしまった。 やばっ。。 映画とコンサートの間の時間つぶしにと、古本屋で買ったノーラ・ロバーツの 「聖なる罪」が気に入ってしまった! ノーラなんて、、とか言ってたくせに>自分。 やばっ。会話とか、上手くない? 初めて、ノーラを読んでどきどきしたわ。 ヒーローのナイスパートナーのエドのスピンオフ(傲慢な花)があるのね。 うーむ、評判良くないみたいで、どーーしよーーかなーーー。。 それにしてもこの訳者さん、リズムがとても心地よい。 他の翻訳ロマンスがあるなら買ってみようかしら。 飛田野裕子さん、あらま、ディーヴァーの「静寂の叫び」を訳してるのね。 これ、緊張感といい、どんでん返しといい、面白かったよねぇ〜。 (とはいえ、小文字のdeaf と 大文字のDeafを作者が区別して使っているのに、 翻訳はそこのところを適当に訳している、という指摘が「文学にみる障害者像」 というサイトにあった。 この頃は、こういう事をすぐにネットで見つけることが できるから、翻訳者も気が抜けないわね・・・・)11月30日
「ワンダーランド駅で」のノベライゼーションを買う。 なぜかというと、「あの」セリフがどうしても思い出せず、 イライラと考え続けていたから(笑)。 「堅実さは狭量なる心の現れ」だった・・あぁ、、ほっとした。 年下ヒーローもの「青い炎」を読む。うへ〜、すまん、苦手だ。。 中で、ヒーローは会計士だという場面がある。だから数字に詳しいと。 背中からゆっくりと腰まで撫で下ろして 「君の体はぼくが扱ったなかでも一番いい数字をしている」って言う。 は? これ、ひどくない? 読む人間は、頭の中で、そうか、原文では「Figure」って書いてあるんだな。 だから、「数字」と「体つき」をひっかけているんだ。 と親切に考えて読まなければならないんだろうか。 ヒーロー、つまんないジョークを言ってるな、と笑うに笑えない。。 数字、体つきと日本語で書いて「フィギュア」と小さなルビを振れば良いのに・・・ ルビが許されていないわけじゃない。 前半のほうで、中央受付と書いて「メインデスク」とルビが振ってある箇所がある。 メインデスクよりも、フィギュアの方がずっと、意味があるルビだと思うが。 ちなみに訳は杉野さつきさんだ。