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更新の記録 2003年12月〜2004年1月

12月1日
「チェルシーーマンチェスターU」1−0
まるで優勝決定戦かのような熱狂と興奮でしたねー。
チェルシーの監督が大声で叫んでいるのも、わたしには珍しい光景でした。
マンUが決して調子が悪いわけではない、でも、フォルランではもひとつ足りないなぁ。
チェルシーのディフェンスのしぶとさには、参りました。。。

ナット・キング・コールの「モナリザ」
ソファ#ラソ〜ソファ#ラソ〜ミドラソ〜〜
なぁ〜〜ンだっっこれだったのかぁ・・・
音源の悪い?古いレコードのデジタル化だから?とにかく買ったCDを
聴きながら、もう一回「真夜中の相棒」のことを考えると、
イメージが変わってくる。
亜寒帯から熱帯雨林へ移動したくらい、イメージが変わる(笑)。
物憂く切ない味と共に、非現実的な、フィルターを通して自分を
見ているような孤独感、疎外感が強くなった。。

マーガレット・セントジョージ「Love Bites」をずっと読んでいる。
昨日のコンサートの往復も読んでいたが、、、いいっ、これ、ほんと、面白い。
なんでこんないいのに翻訳せずじまいだったんだろう>日本HQ社。
1995年の作品だから、もう絶対翻訳されないのかなぁ。。もったいない(T-T)
よくあるバンパイア像とはかなり違う。生と死、昼と夜、愛と孤独、間に横たわる深淵。
そんなバンパイアの切なさだけではなく、恐ろしいほどの命題が隠されている。
ねたばれしちゃうと面白くないから、言わないでおこう、、、(言いたいっ 笑)。
しかし、なんていっても彼女の描くヒーローは honorable で honest で、
ヒーローとヒロインの間に流れる感情は、エモーショナルでセクシャルで、
読んでいて、どきどきと鼓動が早まってくる。
ちょっとでも原書にチャレンジする気がある人には、絶対薦めたいわぁ〜。
ハーレクイン、侮り難し!って感じの切なさだ。
無料で訳すから翻訳させて、、って感じ(冗談だけど)。

日本語だと、ぱっぱと読んでしまうが、原書だとそれほど早く読めない。
それが、ちょうどいいのかもしれない。ヒーローの染みるほど青い目が
ヒロインの首すじを見つめて、不可抗力のように引き寄せられ・・
という2行だけで、どきどきできる(笑)。(to be continued)

ここのサイトが、バンパイアを扱った本を感動的なほど、網羅している。
バンパイアサイトの人気投票なんてもんまであるんだ(笑)。
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12月2日
息子は期末テスト中である。
わたしは世界史の教科書をみながら台所で、トイレの外で大声を出している。。
「えーと、それじゃあ、ホッブスが書いたのは何? リヴァイアサン!あたり!
清教徒革命は何年?イチロヨニデル だね、えーと、議会の2大政党わぁ?
・・・スチュワート朝の次は何朝?ハノーヴァー朝だよー、聞いてるぅ?」
ものすごい親ばか。

それにしても1746年のカロデンの戦いが影も形もない。

フラムの試合を録画したまま、まだ見ていない(>_<)。
その代わりに、DVDからビデオにダビングしながら「Burnt Money」を
また見てしまった。はぁ〜。。何度みてもいい・・・・
アルゼンチンタンゴの調べと、くすぶっているような暗く切ないまなざし。
このふたりでラテン版「真夜中の相棒」を作ってくれたら完璧なんだが。。
全然違う話なんだけれど、なんとなく似てるんだよね、この映画。

と、いくら書いても、見た人がほとんどいないんじゃ、話にならない(とほほ)。
検索すると、ゲイ映画関連以外ヒットしないし、劇場公開されてなくて
ビデオ化もされてないんじゃ、どうしようもない。。
広く映画ファンに見てもらいたいと思うんだけどなぁ・・
「それが答えだ」もビデオ化されてないし、「Love Bites」も翻訳されてないし、
あぁーん、もうっ。
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12月3日
すごいショックーー!!!!!
イバが移籍を希望しているっ!(TOT)/

いや、ずっと前から懸念してた。きっとこのオフにその問題がでるだろうと。
でも、ちゃんとした活字になるとやはりショックだ。

西野監督って、なんか、おかしいんとちゃう?
都築、吉原、新井場、と、主力選手がこぞって移籍を希望するような状況に
追い込むやり口。
突然、全く試合に起用しなくなる。ベンチからもはずれる。
陰湿な感じで嫌なんだなぁ。
彼らが出場した試合のほうが勝率が良かったり、試合内容が良かったり
するんだから、決してファンのひいき目じゃない。
競争意識を刺激するためにやったことで悪意がない、、とは全然おもえない。
代わりに起用した選手が力負けしてるし、おとなしい選手ばかりが残って
いるのが、歴然としてる。
「戦術によって、使う選手が変わる」というのはアリだろう。
でも、それは持ち駒が豊富な時に限られるべきだ。
明らかに力が劣った駒を無理矢理使ってまで戦術を貫くのは愚将だ。。

もし、イバが移籍しちゃったら、もう、ファンクラブ継続するの、
やめようかなぁ。。西野サッカーなんて、うんざり。。。
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12月4日
茨木ガンバ後援会のファンの集いのお知らせが来た。
今年はどうしようかしら。
フタはいつも、同時期に吹田で行われる催しの方に参加するだろうし、
イバも微妙だし、さき本君は戦力外通告だし、、
サッカー選手で生計をたてるのは大変なことだと、つくづく思う。

とある有名な老舗HQファンサイトに、HQの表紙絵がある。
オーナーのお気に入りの絵だそうだが、この表紙の本が昨日分かった。
なんだか嬉しい(笑)。
ロマンティック・タイムズのジャンル別お奨めリストを見て買った本がそれだった。
以前、Plain Jane のお奨め本、ジェニファー・グリーンの「孤独な狩人」を
読んでハナマルだったので、今度は Childhood Sweethearts (幼なじみ)系で
お奨めだったジェニファー・グリーンの本を買ったのだ。
まだ読んでいないが、RTおよび老舗オーナーご推薦だと思うと期待がふくらむ。
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12月5日
涙が止まらなくなってしまった・・・
HQを読んでこんなに泣いたことは無い。
いい年して、なに泣いてんだ、こんな真夜中に。。
わかってるのに、吐く息が震えてしまって、、嗚咽がもれてしまう、、

「Love Bites」を読み終えた。
なんて切なくて身を切られるように辛い、終わり方なんだろう。。
参ったなぁ。。
ちょっとジェイミー(アウトランダーシリーズ)を思い出した。
ジェイミーの愛の言葉や行動を思い出した。
読んでもらえばわかると思うが、愛する人を思う深さが似ている。
これほどの愛があるか、って話は、一歩間違えると「クサイ」話に
なるが、間違えなければ、これほどやられる話も無い。
やられた。

マーガレット・セントジョージの「Love Bites」は
喜びと幸せと苦しみと深い悲しみを、貴重で大切なひとときを与えてくれた。
読み終えてしまったことが残念になってしまう。
実際最後に近づいていくにしたがって、のろのろと読んでしまった。

これを日本HQが訳さなかった、ってことを、日本のHQファンは
怒っていいと思う。

異形の者には切なさがつきものだが、人狼ものは今までこれといったものと
めぐりあっていない。そういうわけで調べ始めてみたが、のっけから脱線する。
そう、調べ始めた、そして、
イングリッド・ウィーヴァー ちゅう人の
SSE-1056 「The Wolf and the Woman's Touch」が面白そうだと思い、
彼女の作品リストを見にいったわけだ。
イングリッド・ウィーヴァーなんて知ってた?
HQ歴1年ちょっとでは、全く知らん人やったわ。
本国では主にSIMで書いているが、日本ではLSで3冊翻訳されている。
その翻訳されている本の原題を調べてから、本国のデータベースを
見にいったら、、あらま!

LS-94 「ジャズの溢れる部屋で」 SIM-761「On the Way to a Wedding…」
この表紙絵が、なんとびっくり。
スーザン・マレリーのあれよ、あれ、わたしがマレリーにはまった原因の、
「愛は魔法でなく」
なんだかがっくり(笑)。この表紙絵がとてもよかったから、マレリーの作品が
よけい好きになったのに、絵は別の本のものだったなんて。。。爆!
「愛は魔法でなく」の本当の表紙絵はこれだったのね。

さて、翻訳された「ジャズの。。」の表紙絵は何になったのかな?交換されたのかな?
気になる。。
この作品は1997 RITA -- Romantic Suspense  を受賞しているから
出来は保証されているし、買ってみようかな。

ってことで、人狼の話はまた改めて。

5日追加
硬派なサッカー批評サイトに、「カロデンの戦い」がデビュー(爆)。
このHPでもリンクページに紹介している秀逸サッカー観戦コラム「蹴閑ガゼッタ」、
こそっと送ったスコットランドねたが・・・(赤面)
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12月6日
最初見たときは「もみ上げ君」なんて思ったくせに(見る目の無い奴)、
いつのまにか、うっとり(はぁ〜と)、歌うヒュー・ジャックマンを集めてしまった(爆)。
話に聞いていた、彼がガストン役のオーストラリアキャスト版の「美女と野獣」サントラは
このサイトで CAST RECORDINGS -> AUSTRALIAN CAST RECORDINGS を選ぶと買える。

「ペーバーバック・ヒーロー」の中でも美声を披露するヒューだが、
DVDならばここから買える。いずれもオーストラリアのお店だ。

オーストラリアはリージョン4でPAL方式だが、幸いにも我が家は問題なし。
DVDには、耳の不自由な人用に英語の字幕がついているのが嬉しい (ON/OFFできる)。
すでに日本語字幕つきはスカパーから録画していたが、何度も観てるので
テープがだめになるかも、、と少し心配していたのだ。

「Love Bites」に限らず、グレンダ・サンダースの「Human Touch」も
RITAのショートコンテンポラリ部門受賞作品なのだが、未訳だ。
どちらにも共通して思うのは、深い情感と人間ドラマが描けているってことなんだが、
こういうのは、日本HQでは敬遠されるのかもしれない。

で、人狼。これまたお薦め本は未訳がほとんどだ。
HQのお薦め、といわれたもので翻訳されているのは
HS-42 「夜ごとの誘惑」 クレア・デラクロア これのみ。

だが、これは、はっきりいって、コメディ風味で、ここにまとめた作品とは
かなり雰囲気が違う。
ぞくっとする、少し深刻な?人狼ものは訳されていないようだ・・・・
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12月7日
J1のチャンピオンズシップが無くなった代わりに再放送したユーロ2004プレイオフ
「スコットランドーオランダ」第1戦を見た。
先にオランダが圧勝した第2戦を見ているから、オランダとスコットランドの力の差は
分かっている。だが、スコットランドはグラスゴー、ハンプデンパークスタジアムで、
スコットランドサポの応援を背にしたスコットランドチームは、そのオランダに
勝ったのだった。一瞬のチャンスをものにしたあと、得点したのは早すぎたのでは、と
誰もが思ったが、400%増しの力を出し切って、守り抜いた。。
ハイランダーの戦いもかくや、、なんて思いながら見てしまった。

最近ローラ・キンセールの「Flowers Form the Storm」を買ってしまったんだけど、
かなり分厚くて、舞台が1800年代のため I-My-Me が Thou-Thy-Thee なんだ、これが。
古英語ってあんまり知らないから、hastはhave、hathはhas だとか、いちいち考える。
ハイランドの方言の方がまだましかも。慣れるまでものすごく読みづらそう、、、。
キャンディス・キャンプのリージェントものは、同じ時代でも現代語でしゃべるのに(笑)。
それで思ったの。 わたしには、HQくらいがちょうど良いんだわ。
放り投げたろかっ! ってのは嫌だけど(笑)むちゃくちゃ真剣な本を求めているわけでもない。
HQ路線で、そこそこの出来を求めて、今日も未読の山を読むのだ(笑)。

「野に咲く白薔薇」これはトーリ・フィリップスのKnightシリーズで、3番目にあたる。
このシリーズはすべて「なんちゃらKnight」という原題になってて、
この本も、スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Knight) という題だ。
で、わたし、今日まで知らなかったんだけど、スリードッグナイト(nightの方)は
「ものすごく寒い夜」って意味なんですねぇ。
あまりの寒さに3匹の犬がくっつきあって眠るから。
この話、ヒーロー以外にヒーローの心の友の2匹の準主役級の犬がいて、
ヒロインとベッドイン! というとき、この2匹もベッドに乗ってくる(笑)。
もう、作者は最初から最後まで遊んでるんですね。
ヒーローは犬の生まれ変わり、八犬伝なんすよね(うそ)。
この馬鹿馬鹿しさを面白いと思って読めるかどうか、が、けっこうポイントなんだろうな。
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12月9日早朝
やったーーーっ!!!さかたぁ〜〜〜っ!!! ゴールデンゴォーール!!
WY決勝T1回戦「日本ー韓国」2−1
ごめん!へらへらした、あほな兄ちゃん、なんて、二度と呼ばないよぉ(爆)。

それにしても、よくぞ勝てた。
大熊といい山本といい(敬称略)、なんか、チームのバランスが悪いんだよねぇ。
自分の戦術に固執してるのか、特定の選手に固執してるのか、
イライラするんだわさ。
トルシエのバランス感覚は、堅苦しい点があったかもしれないけど、優れていたと
思うんだよねぇ。左右サイドや中盤などがとてもリーゾナブルで、
修正も早かったし。

プリンス成岡や阿部になぜこうもこだわるんかな。
高校の時から呼ばれているサッカーエリートだが、わたしにはどうもわからん。。
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9日追加
ブックレビューにマーガレット・セントジョージを付け加えました。

<怒涛のHQ読書>
妙にツボにはまった「ボストン・タイプ」キャスリン・G・シーデル
数日前に読んで絶句して、、それなのに、また読み返してしまった(笑)。
この痛気持ち(イタキモチ)よさ、、イタタタッ(-_-)。イタタタタッ(^o^)。。
密かに○さんのヒーローと呼ばせてもらっている「不完全人間」型ヒーロー。
鬼畜ヒーローとはどこか違って、感情の未発達な、レプリカントヒーロー。

「サンアントニオの祭」(J・デイリー)、「モニカの春」(S・キット)
「代理恋愛」(ダイアナ・パーマー)、「メモリー」(Z・オール)・・・・
これがボケっぷりも良ければ、ブリキのきこり君になるところなのに、
どうしたわけか、みな生真面目で、ヒロインの母性愛の堪忍袋が切れる寸前まで
ヒトの感情を学ばないと覚醒しない。

わたしの手に余ることは確かだ。わたしは母性愛タイプじゃないからなぁ(爆)。

「ビー・ストロング」、Z・オールの中ではこれが一番気に入ってしまった。
愛を探すふたり、Z・オール特有の透明な時間の流れ。。いいなぁ。
「バイエルンの騎士」ジェニファー・グリーン、自分の魅力に気づかないヒロイン、
うーん、どちらかというと「孤独な狩人」の方が好みだなぁ。
「三人目のキューピッド」はとても楽しくて、優しいひととき。
離婚した夫婦のより戻しロマンス、高校から一目ぼれ、結婚生活の破綻、ロッジで再会、
S・クロスビーの「もう一度だけ愛して」が同パターン。
「もう一度。」の方が、ちっとばかし深みとドラマを感じてしまうが、
ほんわかハッピィな気分なら「三人目・・」かな。

それにしても一向に減らない未読本。。
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12月10日
以前米アマゾンのマーケットプレイスで申し込み、結局キャンセルに
なったカナダのTVドラマ「ハイランダー」。
eBAYのショップであっさり入手。
全22話、DVDが9枚、うち1枚はパソコン用で、全話のスクリプトが読める。
これで郵送費合わせて72ドル。。これって結構安くない?
(もちろん、リージョンフリープレイヤーが必要だけど)

嬉しいことに英会話能力の無い自分でもなんとかわかる。
っつうか、あまり長い会話が無いのよ(笑)。
うっひっひ、第一話が「ギャザリング」ってだけで許しちゃうぞ。
なぜに日本刀?と思わないでもないが(爆)、良いぞ、似合ってるぞ(爆)。
クリストファー・ランバートが肩の力が抜けた感じでいいぞ。
そしてびっくり、エイドリアン・ポールって、写真だと超イマイチって
思ってたのに、たれ目でセントバーナード犬のようなイメージだったのに、
悪くないわ(爆)。
身のこなし、剣さばき、フットワークがいいの。
これって私だけ? 顔の左半分より、右半分の方がどことなく良いの。
だから、なるべく左を向いてちょーだいっ(笑)。

そうか、不死身でも映画のハイランダー3だったっけ?老いてまた再生という
感じだったのに、TVドラマのほうは全然老いないんだ。
ヒロインの誕生日シーンで、「あなたは400歳でもちっとも変わらないけれど
私はどんどん年を取っていくの」と言って、ちょっぴり可哀相。
でも、実はヒロインは、転生パターン。争いの中で死んで(つまりは老いた姿を
晒すことなく)生まれ変わってはヒーローと巡り合ってるらしい。
もちろん本人は知らないが。
お約束のようにホットシーンがあり、かなりHQだなぁと思うなり。

10日追加
しょぼすぎるヨ。。。。
東アジア選手権。
全体を見つめたゲームプランが一体あったんだろうか・・
審判のレベルをうんぬん言ってもしかたない。アジアカップ、WC予選、すべて
こういう中でやることは分かっているのだし。はぁ〜。。
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12月11日
来週ロンドンへ行く。。。平然と書いているが、本当は全く旅慣れていない。
どうなることか、と心配だが、とりあえずスタジアムの最寄駅だけは調べたので
なんとか目的は果たせそうだ。。。そう、
超ハードスケジュールで、金曜夜にロンドンに到着し、
「フラムーチェルシー」と「トットナムーマンU」を土日にみて、
月曜朝には飛行機に乗って帰国。
なんやそれ?というほど、サッカー観戦だけのロンドン行き(笑)。

だが、せっかくロンドンまで行くんだから、超ハードスケジュールに上乗せして、
土曜の観戦後、ミュージカルを見てこようと考えた。
NYで「ライオンキング」を観て考えたことは、よほど思い入れがある作品以外は
英語だとやっぱ、わからん、ちゅうことだった(爆)。
そういうわけで、チープでいいから、ノリノリ系のものを、と思い
「We Will Rock You」 というのを観ようと思ってる。
これが意外と人気があるのか?それとも土曜の夜のせいか?
数ヶ所でSOLD OUTだと言われてしまい、懲りずに探してたら
別の所で、定価で取れたと言われて、うーん、ホテルに届けてくれることになってるが
大丈夫かなぁ・・・(ま、だめでもしゃーない)。

近未来を舞台にしたおばかミュージカルだそうだが、クィーンの曲をガンガン歌い、
最後はドンドンパッ、ドンドンパッ、と手拍子でWe will rock you! と
客席ものりのりになるんだそうだ。
サッカー観戦の後に、ぴったしではないかしらん。(いや、無謀だ!という声もちらほら)
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12月13日
今ごろだが、、、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ DWJを読んだ。
最近は古本以外、いや、HQ以外? 本を全く買っていなかったのだが、
ロンドン関連のトラベルガイドを買おうと思って書店に入った。
うろうろと歩きまわり、立ち読みをし続け、、結局、レジに持っていったのは
「スコットランド 歴史と文化、自然を満喫する」(旅名人ブックス)と
DWJの本と、デュ・モーリア傑作短編集だった。。。あれ?(笑)

で、DWJだが、ジブリがつくる「ハウルの動く城」の原作者としてしか、
知らなかったわけだ。ファンタジー系を、そういえば、ずいぶん長いこと
読んでいなかった。たぶん最後に買ったファンタジー本はアラン・ガーナーの
「ブリジンガメンの魔法の宝石」か「ゴムラスの月」で、最後に図書館から
借りた本はマーガレット・マーヒーの「足音がやってくる」だったと思うんだが、
それってすごく前だ。

さて、金曜日に読み始めた「九年目の魔法」は、そのまま、止める事ができずに
ひたすらわたしを駆り立て、とうとう土曜の夜、幕を閉じた。。
なんていっていいか、日常と魔法の混ざった色が透明な水のような、奇妙で
残酷で美しく、不気味でわくわくしてユーモアもある、切なくて痛い話だ。
壮絶な「幸せ探し」でもあるし、少女から女への成長譚でもあるし、はたまた
HQ的13才年の差ロマンスでもある。
(そんなわけで、けっこうヒーローに人気があるようだ)
だが、わたしには、この話は「女」を描こうとしているように思えた。
主人公に限らず、主人公の母親、祖母、友人の造形が嫌らしいほどに生きているし、
魔女という位置づけの敵役もまた美しく若い男の愛と命を食らう「女」だ。
そんな息苦しいほどの女たちの声の中で、意外にも、あっけらかんと
「こんなのってないよね」と笑い放つラスト、、
いまだに謎に満ちている不思議な本なのだ。

DWJを読みながらも、どっこい、HQを読んでしまうから、困ったもんだ。
リアン・バンクスの「ミスター・ミリオネア」シリーズ3冊(安心して読める上手さ)と、
ヴィクトリア・グレンの「幸せに頬をそめて」(片思いヒーローね)と
マーガレット・セントジョージの「煙が目にしみる」(禁煙修行がもう最高ー)と
リン・マイケルズの「いつか白鳥に」。
この「いつか白鳥に」が、驚き、とんでも本だった(良い意味で)。
リン・マイケルズは「ムーンストーンの秘密」で、おもろいなぁ、
荒削りだけれど、こう、なんちゅうか、創作欲が伝わってくる作家やなぁ、と
思ったんだけど、「いつか、、」はまさか、こんな話だったとは予想しなかった。
裏表紙のあらすじ読んで、こんな話を想像した人がいたとしたら尊敬だわ。
読んでびっくり、超能力一家の話だった、いや、まじで(笑)。
なんといっても、ふんだりけったりヒーローは一読の価値あり。
そりゃもう、可哀相でかわいそうで、これほどいじめられキャラって
なかなかいないよぉ(笑)。ヒーロー、がんばれっっ自信をもてっっ
心から声援を送っちゃいましたねぇ。
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12月14日
本の感想はここじゃなくて、ブックレビューにまとめねば、と思うが、
整理をする前に、こんなことをやってしまい、時間が無くなった。
マーガレット・セントジョージ「Love Bites」ラスト3ページ直訳など。
まじで、なんか、カトゥルスの5番、レスビアを連想するんだ、わたし。
それと結婚指輪をね。分かる人にはわかると思うけど。(謎? 笑)

WYのことを全然書かなかった。「日本ーブラジル」1−5
大敗以上に、監督が他人事のように感想を述べていたのが気になった。
こういうチームを作った自分、についてはどうなの?と聞きたかった。
選手も、ちょっとね、負けた気がしない、自分としてはやれたと思う、なんて
ぼけたことをこれまでの試合で言ってた選手がいるから
めたくそに負けた方がよかったかも。
クールビューティじゃ勝てないよなぁ。
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12月15日
「我に千のキスを与えよ」Da mi basia mille

昨日書いた古代ローマの詩人、カトゥルスの詩集5番、通称レスビア。
ここに出てくる有名な言葉。
って、偉そうに書いているわたしも、アウトランダーを読まなけりゃ
知らなかったんだけど(笑)、知ったあとも、ラテン語の詩なんて縁が無さ過ぎる、と
それほど一生懸命調べなかったの。
で、今になって少し気になりだして調べると、、、書きっぱなしの部屋におきました。

オーストラリア版「美女と野獣」ミュージカルのCD、いやぁ〜、いいですねぇ〜。
わたし、ディズニー映画の「美女と野獣」サントラしか持っていなかったので、
ミュージカル版は曲が多い事、知りませんでした。ヒューさま、偉そうなガストンに
なりきってますね〜。
で、シネマ更新。いまごろ「Xーメン2」
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12月16日
WY「ブラジルーアルゼンチン」の前に録画しておいた「アルゼンチンーアメリカ」をみた。
ボールに対する反応が、日本のそれとは全然違う。判断早いし、パス正確だし。。
引き出しの差だと感じた。
自分がボールを持った時、オートマティックに判断できる、そんな引き出し。
アルゼンチンは当然として、アメリカ、一体なんでこんなにサッカー強いの?!
スポーツエリートの多くは他の競技に取られていると思うのに、不思議だ。
指導方法は上手いんだろうか・・

もうすぐアウトランダーシリーズ2巻「Dragonfly In Amber」(DIA)の邦訳がでる。
「ジェイミーの墓標」という題で、文庫本で3冊、
副題としてアウトランダー4、5,6となるらしい。
昨日カトゥルスを調べているうちに、DIAの中で引用されているスティーブンソンの
詩についても今頃だが知らされた。

お墓つながりなので(笑)、ここに記しておこう。
おそらく墓標3(アウトランダー6)になってしまうと思うが、DIA31章に、
クレアがラリブロッホでくつろぐジェイミーを見て
詩の一節をつぶやくシーンがある。
これがスティーブンソン(ジキル博士、宝島のね)のレクイエムだった。
美しい詩だが、この詩は彼の墓石に彫られた、レクイエムなのだ。
この時点ではつかの間の幸福な時を過ごしているが、なんと不吉な予兆に満ちた
言葉をクレアは言ってしまったのだろう・・・
この詩がレクイエムだと知らないでいた時と、知った時とでは、受ける印象が
まるで違ってしまう。

全く知らなかったんだけど、スティーブンソンってサモアで亡くなったのね。
サモア島のバエア山、山頂にお墓がある。(スティーブンソンの墓はまんなかの列)
レクイエムの全文と訳についてはこちらで。
クレアは最後の2段を口ずさんだ。
考えてみると、DIAは「墓」のイメージがまとわりついていた。
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12月18日
いよいよ明日です、ロンドン行き。

フラムーチェルシー戦
イナとヴェロンが出場してくれたら、言うこと無しなんだけど・・。
頼むよぉヴェロン、出てくれぇ〜。。
ランパートとヴェロンで、ばしばしとポジションチェンジしてやってくれないかなぁ。
イナもスタメンで、いや、途中交代でいいから出場して欲しい・・。
完全移籍、ちょっと心配な今日このごろ。

トットナムーマンU戦。トットナムのこと、ほとんど知らないので申し訳ないが、
アウェイの出待ちをしたい、というみーはーな願望あり(爆)。
だめもとでサイン帳を持って行くのダ(爆)。

旅に持って行く文庫本はダフネ・デュ・モーリア傑作集の予定。

入手した「天使よ故郷を見よ」がもう少し読みやすかったら持参したんだが、
これが、ねぇ、、なにせ
ミス・ブラウン が 鳶色嬢(横にミス・ブラウンとルビがふってある)ですぞ。
蘇蘭と書いて、スコットランドとルビがふってある。
シミだらけの茶色いページ、印刷も薄くなりかけている。
古色蒼然とした本なのだ。。
93年に新潮社が出した復刊でさえ絶版になっているわけだが、
入手したのは、なんと、1952年三笠書房の奴だ。
トマス・ウルフをネットで検索すると、アメリカが生んだ20世紀最高の作家、と
賛辞のページは見つかるが、「面白かったぁ」なんて感想を書いている人、
見当たらないぞ。うーむ。。。
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12月23日
いやぁ〜〜、帰ってきました〜〜!
日程5日といっても、1日目は夜10時過ぎにホテルに着き、
4日目の朝7時に空港へ向かったわけで、ロンドンは実質2日間ですが、
2日とは思えないほどの充実でした(^o^;;
同行の友人が一日目の夜、時差のせいで寝付けずにもぞもぞしていたのに、
3日目の夜には爆睡してしまったほど。。(わたしの行動計画が無謀だったのね)

イナの出場が無かったのが、ほんと無念でしたが、プレミアとイングランド人を
満喫してきましたよー。
また詳しく旅行記、感想、みーはー三昧を書きますが、とりあえずざっと
紹介すると、
2日目は、
フラムクラブハウス、ピカデリーサーカスでサッカーグッズのバーゲンセール、
ロフタスロードでフラムーチェルシー観戦、出待ちでみーはー丸出し、
イーストエンドでミュージカル「We Will Rock You」(ものすごく良い席だった)で
ノリノリ、へとへとでホテル帰還。
3日目は、
トラファルガー広場周辺をちょっと観光、再びサッカーグッズの買い物、
遠路ホワイトハートレーンでトットナムーマンU観戦、出待ちでみーはー丸出し、
へとへとになってホテル帰還。
4日目は、
早朝ヒースローへ。免税店でお買い物、パリで乗り換え、
なんと、エコノミーだったのに、ビジネスクラスの席になり、
シャンパンに赤ボルドー、白ボルドー、ほろ酔い気分で映画みて、熟睡して
5日目無事帰国。
旅行かばんがパリの乗り換えの時に同便に積み込まれず、明日宅急便で届く、ということで、
心配ながらも、身軽に帰宅とあいなりました。

あぁ、また行きたいわ〜。ロンドン、ものすごく楽しかったです。
自分勝手な愛すべきイングランドサポーターたち。子供からおじいさんまで、
心からフットボールを楽しんでいました。
ミュージカルは意外なほど客の年齢層が高く、初めはお上品な感じがしたのに、
最後はみなさんノリノリ。
ウィーアーザチャーンピオン、ウィーアーザチャーンピオンと一緒に歌いながら、
両手を振ってきましたよ(笑)。

いかんいかん、書き出すと止まらなくなる。。また、ちゃんとレポ書きます。。

ふと、きまぐれにレンタルした「一行掲示板」。15日以上書き込みがないと自然消滅みたい。
いつまで持つかな(笑)。とりあえずリンクの場所に置いてみました。
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12月24日
日本の方が寒く感じるんですが、どうなんでしょう。湿気があるからなのかな?
あんなに火星、火星と言っていたのに、ふと夜空を見上げると、あれ?火星が無いっ(笑)。
そして、頭上にオリオンやシリウスと共に、妙に明るいのっぺりした星がある。
のっぺり感で惑星だと分かるが、一体なんだろう??
いつものお助けページ「今日の星空」で調べると、土星でした。(オリオンとふたご座の間くらい)
東の方にはぐっと明るい木星も。
そういえば、ロンドンの夜空の記憶が全くない。
土曜日は午前中、雨が降ったりやんだりだったけど、日曜は晴れてたと思うのに
夜空を見上げるのを忘れていました。

荷物も無事届き、ほっ。でも、荷物をほどきながら、つい買ってきたものを
見てしまってなかなか片付かない(>_<)。
今回の旅行で小さなヒットは、サッカートレーディングカード。
これがねぇ、35ペンス(70円)で7枚カードが入ってて、選手カードだけじゃなく、
チームユニやチームマークなど、がくっとくるものもあるんだけど、
選手カードにはサインが印刷されてて、なんだか嬉しいわけ。
この、プレミア全20チームの選手カードを貼るための本があって、貼る場所の
横には、選手の経歴やデータが書いてあり、それがたったの400円。
あぁ〜全部あつめて、選手年鑑を完成させたいっっっ、悪魔のささやきにのせられ
これだけ買ってしまった。。
サインもね、一体だれなのか分からずにサインを貰ったりしても、カードを
見れば、「うわっっゴマだったのかぁ〜」と、わかってとても便利(をいをい)。

日本では売ってないか、高いか、だろうと思っていたら、オンラインで買える。
うーむむ、大変困ったものを見つけてしまった・・・
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12月25日
そういえば、ロンドンの街のクリスマス化粧、ものすごくさっぱりしてたわ。
アメリカだったらもっと「クリスマスだぁ〜!」って感じのウィンドウディスプレイで
家の庭には等身大のキリストやマリアや使徒の人形やらがあったり
こてこてだったのに。

一日中、職場の大掃除で腰が痛いっ。。やばいなぁ。
明日は上の息子が帰ってくるので、夕飯の用意が増えてしまう。
もうちょっと年末ぎりぎりでいいのに。。(冷たい親 爆)。

マンUのスコールズの発言。ほんとなんでしょうかねぇ。
shouldの後に完了形だから「WCを開催すべきでなかった愚かな国」と
訳すんでしょう、ま、ヨーロッパ人としての気持ちは分かりますがね、
叩かれちゃうんだろうなぁ。
不満なのは、ニュース写真の顔。
なんで、雄たけび上げてるあの顔なんだぁ〜。
あんな顔滅多にしないのに、なぜかあの顔は他でもよく使われる。
すごく不細工に見えるから、ファンとしては嫌なのよ(をいをい)。

旅行前に読んだHQのミニレビューも書いてないし、旅行記もまだだし、
プレミアサッカーシールを台紙に貼ってないし、年賀状は当然何もやってないし、
もう、わやなのに、つい、E・ローウェルの「ガラスの階段」を読み始めてしまい・・
このうえ、誰か、忘年会をやってくれないかなぁ〜なんて考えているんだから、
どうしようもない(笑)。
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12月26日
システムのフルダンプが予想以上に時間がかかり、帰宅したのが9時過ぎてしまった。
家族は糊人間になってしまいそうな、でんぷんだらけの夕飯を食べたそうで、
これじゃぁ、明日の天皇杯準決勝は、ちと行きづらいなぁ。

シネマ更新「トゥーム・レイダー2」
この映画を検索している途中で、TAMDEM CINEMAというHPに
ぶつかった。フランス映画とサッカーづくしの日記でとても面白いのだが
なにげにラウルとレオナルド・スベラグリアが似ているという文があった。
わたしもデルピエロとラウルがミックスした感じと思ってたので、
世の中のサッカーファンはおんなじ様なことを思うんだなぁと可笑しくなった。
「10億分の1の男」intacto も英語字幕DVDを持っているんだけど、
「Burnt Money」のレオナルドの方がずっと素敵なんだ。。残念。
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12月27日
「フラムーサウザンプトン」2−0
あぁ〜〜、イナはフル出場で得点に絡む活躍をみせたし、
チームも素晴らしいパーフォーマンスで、サウザンプトンを終始圧倒した。
ぐすん、人生なんてこんなもんさ。。(T-T)
2試合ベンチ外のあと、再びベンチ外ってよりは、こうして勝ち試合を
演出できたのを数百倍も喜ぶべきなんだが、わかっちゃいるが、ちぇーっ
チェルシー戦でこんな姿をみせて欲しかった〜。

イナの来季の完全移籍はまだ微妙だが、朗報を待つしかない。
それにしてもフラムのあの面子で4位というのは凄いことだと思う。
コールマン監督の手腕といってもいいんじゃないかな。
それにひきかえガンバは。。。。西野監督と来季から新たに2年契約。
わくわくしないよぉ(>_<)
フタががんばる限りはガンバを見にいこうと思ってはいるが、、、。

ロンドンで、ふと「かいじゅうたちのいるところ」のカードが目に付き、
店に入ってみた。絵本の挿絵のカードが多く置いてあった。
そこでビロードうさぎ「The VELVETEEN RABBIT」も買ってしまった。
原文を以前聞かせてもらったとき、涙がとまらなくなった、
心に深く刻まれる話だった。
買った絵本はオリジナルの挿絵だが、センダックもこの話の挿絵を
描いたことがあるってどこかで読んだ、それも一度みてみたいな。
「ビロードうさぎ」もHQから知った話で、けっこうHQも馬鹿に出来ない(笑)。
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12月28日
「ジェイミーの墓標1」を購入。掃除のかたわら読み出してしまい、止まらない。
どうせおせちなど作らないし、年賀状作りと旅行記と読んだHQの感想入れしか
やることないんだし、、と思って、、何ひとつ出来ていないじゃないか・・(爆)

oxterとかが消えてしまうのが残念だねぇ(笑)。
スコットランド方言の「わきの下」なんて、他に訳しようがないってこと、十二分に
承知だが、たまには訛ってほしいかも(笑)。
DIAは、ゆっくり読んだ部分もあるが飛ばし読みした部分もある。。
実は邦訳の最後の章のところのソワサント・ヌフ、
そう、フランス語の知識がゼロなので、ほへ?と思って飛ばし読みしてたから
今回あれのことだと分かって大爆笑。

冒頭の部分でブライアナとロジャーが呑気に幸せそうにじゃれているのを読むと
まさかこの後、あれほど悲惨なことが起こるなんて想像もつかない。
運命を先に知ってしまった者としてここは胸が痛くてたまらない。

「ペーパーバック・ヒーロー」DVDが届いた。ストーリーは英語字幕つきだが
インタビューやメイキングは字幕がない。あぁん、ヒアリング能力0だからなぁ。
でもヒュー・ジャックマンの顔が若々しいこと。
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12月29日
世間は忙しそうだ。暇だなぁなんて言ってるのは私くらいか。。
近年、年末年始は単なる連休と化している。遅くまで寝てだらだら過ごして
せっかくの休みだもの、何もする気が起きない。
市場へ行くと、人の賑わい。
お正月に飾る花。ふーんそうか、そういえば、花瓶を持っていないんだ、わたし。
非人間的な暮らしをしてるのかも。

読みかけのブコウスキーをまた読み出す。
あぁ、今日の気分にぴったりだ。
誰に向かうでもなく、「くそったれっ」とののしりたい気分。
たぶん自分に向かって言ってるのだろう。
人生の後ろ半分にいる、
一年が終わる頃はいやでもそんな事を考えてしまう。
もう一回のトライ、何度目かのトライ、そういう事が可能だったら。。
間違いだらけの人生でも、まだ良いことがあるって思いたいねぇ。
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12月30日
真人間に気持ちを入れ替え、今日は年賀状を書くぞー。と思ったら
住所録が古いパソコンにしか保存されていないことを発見。ショック・・
古いパソコンはどうなだめすかしても起動すらしない、大型ゴミ状態なのだ。
とほほ。今年いただいた年賀状をみながら住所の入力と相成ってしまった。
さらにプリンターのインクが切れていたことも発見。
だめじゃん(>_<)。
息子が電気街まで買いに行ってくれたが、そのまま飲み会へ直行するということで
印刷は明日。
開き直って古本屋へ行き、立ち読みをし続ける事2時間。
いてて、腰が痛くなってきた。。

ブックレビュー2003年分を更新。今年、ロマンス本以外で読んだ本って
たったの4冊!どっひゃあ。恥ずかしいなり。うち2冊はアウトランダー絡みだった(爆)。
来年は程よくバランスを保つように心がけよう。。
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12月31日
2003年はHQとガバルドンに占められたといっても過言じゃない(^o^;;
本を読みすぎて腰痛にもなり、睡眠時間も今では3時間ぐらいでちょうどよいと
思えたりする、ちとやばい一年でした。
2004年は、少しゆとりある規則正しい生活を心がけようと思ってますが、さて。

昨日立ち読みした「心すれちがう夜」は、プライドが人一倍高いハイランドヒーローが
売りだと思うが、なんていうか、まどろっこしい展開がどうも上手くのれず、
ラストシーンまで読んで、「ここまでひっぱらなくてももう少しなんとか出来たんでは?
このヒロインも苦手かも、、」なんて思いながら棚に戻してしまった。。(ごめんよー)

本物の自分は、プライドを大事にして本心をさらけ出さず、肝心な点を
はっきりさせることができない臆病人間なんで、だからこそ
物語はすっきりと行ってほしいのかもしれない。
会話や行動が理性的で単刀直入なのが、アウトランダーシリーズの好きな点なのかな。

なんとなく一巻をちょっと読み返してしまい、ジェイミーが新婦に贈る
プレゼントとしてマスをつかまえた所で、はたと思った。
結婚祝いランキングってのもいつか出来るなぁ。
今のところ「野に咲く白薔薇」の狐が一番お馬鹿さん(笑)
ジェイミーのマスはとてもロマンティックなのになぁ(^o^

2004年のみーはー事情はというと、
1月の茨木後援会ガンバファンの集いは、チケットを買ってしまった(爆)。
その頃誰が居るのか、想像すると恐くなるけど。
西野ガンバより西村サンガを応援したくなってしまうかも・・・
舞台はとりあえず3月の「サロメ」、5月の「オンユアトウズ」
金聖響指揮のコンサートが4回、ってとこかな。
ここにNY行きを入れたいんだけど、、無謀?

とにもかくにも健康でいないとね。
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1月1日
2004年、恒例のジャニーズカウントダウンを見て、
あ〜、やっぱ、タッキーは格好良いわ〜〜(はぁ〜と)。

元旦早々アクセスしてくださる方がいるんですねー。
トップページのカウントがわずかに増えるのに驚いています。
今年の初読みは「天使のせせらぎ」、柵を越えんと鼻息荒い馬ヒーローの
リンダです。馬鹿ヒーローですが、単刀直入なので、許す!(笑)

みなさまにとって良い年となりますことを、お祈りいたします。
1月2日
年末に古いパソコンを処分しようと思い、本体とディスプレイを動かしていたら、
腰に痛みを感じた。無理しなければそのうち直るだろうと思っていたのに、
なんだか痛みがとれなくて、今日は朝からサロンパスの匂いがプンプン。
恥ずかしくて初詣に行けないわ(笑)。

C・コールターの「ハロー、ドクター」を読んでから、続きの
「Afterglow」(1987年)を読んでしまった。
あれぇ、なぜ訳さなかったのか不思議。
もろ「ハロー、、」のヒロイン、ヒーローの友人たちをマッチメイクさせる話で、
あれやこれやと世話焼き続けて、嘘言ったりなだめたり(爆)。
ハローのヒロイン、ジョージの息子は無事誕生、アレクサンダー・ニコラスという
ロマノフ王朝かい?!っちゅう仰々しい名前がついた(笑)。

このスピンオフのヒロイン、チェルシーはロマンス作家で、ラストのあたりで、
スピード結婚を作家友達が知ったらどう思うかしら、みたいなセリフがある。
で、その作家友達というのは以下の人たち・・
「ドロシー・ガーロックが知ったら何ていうかしら、リンダ・ハワードや
フェイリン・プレストンやアン・マクスウェル(Ann Maxwell)、そうだわ、
エリザベス・ローウェルも、それに、ローラ・パーカーに、
キャンディ・キャンプ、えーと、アイリスに、、」
「うへっ、一体どれくらい電話をかければ済みそうなんだ?」

他にもロマンス小説におけるヒーロー論、なぜ女性はロマンス本を読むか、
みたいな、けっこうまじな話もあり、なかなか面白いので、
翻訳を無視されちゃったのが残念でもある。

医者のヒーローがヒロインと賭けをするんだけれど、もし負けたら
医師仲間に君のロマンス小説を絶対読ませる、と持ちかける。
自分勝手で自己中な愛し方で納得している男たちの目を覚ましてやれるじゃないか、と。
作家が言いたいことなんだろうね(笑)。(下に続く)
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1月3日
「Afterglow」をまた読んでしまう。
このヒーロー、かなり好きになってしまったわ。
ボストンから来たデヴィッドは都会風で礼儀正しくて、
自立心の強い元気なヒロインは内心、「糊のきいたYシャツ野郎」と、
陰口を叩いていた、、けれど、そこはお約束(笑)、
次第に歩み寄り、心を許していく。。。
このふたりの会話がとても楽しい。
結婚後、うっかり地雷を踏んだヒーロー、怒ったヒロインから
「体面気にしたおかたい東部男にみるみる変身?
そうよ、あんたなんか電話ボックスでYシャツに着替える必要もないわね!」
なんて言われちゃって、さっきまでセクシースーパーマンだったのに、とほほ。
でも翌日仲直りをして
「ごめんよ、君はとても素敵で、僕は君のことを自慢に思ってて
君に夢中なんだよ」
「わたしの言いたかったことを全部あなた言ってしまったわ」
「どうだい、ここに電話ボックスを作り付けるのは?
僕がまた堅苦しい奴になりそうになったら、君は僕をボックスに
放り込んで、糊のきいた白いYシャツを渡してくれ」

口げんかではヒロインの方がたいてい優勢勝ちなんだけど
ヒーローはいつも、一度でいいから「have the last word」を、と
願っている。決め台詞について雑談。
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1月5日
日々HQ三昧更新。スーザン・クロスビーを加えました。
確認のためにクロスビーの本を数冊読み返してしまい、、あぁ、なにやってんだか。

「ミドルスブラーマンU」0−1
フォーチュンの強烈なシュートがミルズの腿にあたって、オウンゴール!
いやぁ、フォーチュン、これまでとは彼を見る目が変わってしまったんですよ。
なぜって、サインを貰ったから(笑)。
1月6日
ロンドン弾丸ツア前編 
1月7日
ロンドン弾丸ツア後編
昨日アップした前編も少し手直ししました。
1月8日
弾丸ツア記に手一杯で、イバと角ちゃんの移籍をうっかり見過ごしてしまった。
今頃だが、、ガーーーン!!!! しょっくだ・・・

今となっては、サカマガ2002年10/23号に書いてもらった「角田」サインに
「SANGA」がついているのが、なんだか寂しい。(T-T)
トヨタ名古屋が本気で来季はチェルシー化なのか?

そして、イバ。。よもや鹿島とは思わなんだ。
活躍の場を求めての移籍も、昨年の待遇を考えれば無理ないと思うが、
それでも淋しいのがファンの心境だ。(T-T)
ふたりとも赤いユニになってしまうのね。

「チェルシーリヴァプール」0−1
なんか、チェルシー、運がない。クレスポの怪我もそうだけど、
最後のムトゥのプレイ、あれは相手のファールやろ、どう見ても。
PKだとばかり思ったのに、お咎め無し。
「ミドルスブラーフラム」2−1
あーーあ、これまたフラムがイマイチ。。
イナもベンチだったし、フラムのパスワークうまくいかなかったし
じりじりとフラムは順位を落としている。
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1月9日
とりあえずざざっと読み、気に入るともう一回丁寧に読む。
というわけで、アリシア・スコット3人きょうだい(兄妹)ものの2冊を読み、
さっさと最後の長兄に行けばよいものを
最初の一冊「赤い髪の伝説」をまた読み返してしまった。

いけてなかったり、自分に自信が無いヒロインが、
愛を知り、勇敢な芯の強さをみせ、正直な気持ちを隠さずぶつけ、
孤独系「苦境にいる」男を支え、ぞっこんにさせる、
ご存知「Plain Jane」ヒロイン。
「ロチェスターさま」か「ウルフ・マッケンジー」型の、
シニカルに見えても心底ヒューマニストヒーロー。
どれ読んでも同じじゃん、と言われてしまいそうなのに、
繰り返し、同じパターンを読んで、うるうるする(ははは)。
この「赤い髪の伝説」も、、うきゃぁ、、好みだわん。

やばい、リサ・ガードナーに行く前に、アリシア・スコット名義のHQが
もっと読みたくなってしまった。。ほんま、上手いわ・・
SIM-980「マイクともう一度結婚(直訳 笑)」なんて
ハート5つじゃないの、よ、読みたいっっ。
っつうわけで、彼女の未訳SIMを3冊注文してしまった(爆)。

世に山ほどHQ古本があるというのに、なんでわざわざ原書古本を
買うはめに陥るのかなあ。(>_<)
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1月10日
ちょいと調べてしまった。HQ表紙すげかえ。
猪八戒ラッキーの偽者さんを見つけてしまった。
はっはっは、エージェントだと思ったが、残念、科学者だってさ。
でも、なんか秘密の方程式を無法なエージョントたちが狙っていて、
それを隠すために、カウボーイの振りをして牧場で働くんだと。
でもって、白いステットン帽子をかぶったヒーローなんだ。
なんと、まじにM字にいきそうな額なのだわさ、必見よ(爆)
1月11日
いやぁ〜ん、ショック。
知らなければ済んだものを。
つらつらとシルエットスペシャルエディションの表紙を見ていたら、
Ada Steward の「Live, Laugh, Love」というのが、
リアン・バンクスの「二人の奇跡」の日本版表紙だった。
あらま、そうだったのか。。
本当の表紙じゃなかったのか。。
それじゃ「二人の奇跡」のオリジナルの表紙はどんなん?
オリジナル表紙を求めて探しまわったが残念ながら見つけられなかった。

表紙絵を知りたい、というだけで、原書古本を買うのはバカみたいだが、
でも、この話はお気に入りなんだもの。本当の表紙も知りたい。。
っくしょー、やっぱ注文するしかないか(爆)。

調べているうちに、マレリーの「戦士の腕の中で」の表紙も挿げ替えだったと
わかった。
気に入ってる作品の表紙ってなんとなく記憶に残っているので、
あれ?これって確か・・と気付くわけ、、結果、好きな作品の表紙挿げ替えばかり
見つけることになる。いややわぁ〜。
すげかえの記録ページをちょこっと更新。
HQ、アリシア・スコットを新しく付け加えました。
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1月12日
怒涛のHQ読み。
タラ・クインは「永遠のシェルター」を読み、なんだか心乱されまくり。
未だに自分の中で決着をつけられずに、このヒーローをどうやって好きに
なろうか、いや、好きになんかなれん、やっぱ嫌いだ、いや、人生の再出発に
全身全霊をかけてる男を嫌ってはいかん、でも、どうよ、などと悩みまくる。
再会したジェイミーとクレアみたいにアニマルな取っ組み合いをしてくれたら、
わたしの気も晴れるのに。。ヒロイン、いい人すぎっ。ぐわぁ〜。

もひとつ「彼女の秘密」も読み、こちらの再出発は素直に応援。
もう一ひねり欲しかったかもしれないが、この痛いほど聖人な真正直さが
彼女の良い所でもあり、はたまた、いらつくところでもある。
マギー・オズボーン「きまぐれ飛行」はほんわか楽しく予定調和の心地よさ。

E・セント・クレア「真夏のデイドリーム」J・クルージーの「ファーストウーマン」
なんちゃってラッキーもの。
長年連れ添った夫が、ある日突然他の女に走り、ヒロイン、呆然の離婚。
ところが、人生、塞翁が馬、離婚後一年、前より数百倍も素敵なヒーローが
ヒロインにぞっこんときた。
へへ、元夫が消えてくれて、今にして思えば超ラッキー・・なヒロイン。
羨ましいざます(爆)

気に入った作家の作品をとりあえず買い込んで、あともうちょっと読んだら
まとめよう、と思いながら、そのもうちょっとが読めない。
これってどうしてなんでしょうね。無意識に宿題先送りの習慣が出てしまうのか。
さっさと課題を読めばよいのに、他の作品を読んでしまうんだなぁ。。
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1月13日
HQ、ゼルマ・オール更新。

よくやるネット散策、サテライトブックストアで、検索の言葉にふと思いついたものを
いれて、出てくる本の粗筋を読む。「ハーレクイン 車 仕事」とやると
ペットのオウムを連れて愛用の霊柩車で旅するヒロインとか(まじ? 笑)
ニューオリンズの社会福祉センターに着任した生真面目ヒロインが、ブードゥー教を
信仰してる管区で揉め事起こし、ブードゥー教の呪いをかけられた、とか
竜巻に遭遇し車を捨てて避難したら、ヒロインの車は、あれよあれよと大空へ飛んでゆき、
ヒーローが新規開店するランドリーを直撃した、とか、
果ては、検眼医のヒロインの誕生日、病院の待合室で突然男性がストリップを始めたとか
もう、粗筋だけの方が笑えてくる。

こういうことをやってると、衝動買いをしたくなり、
今日はじめて知った名前だというのに、ジョ−ジア・ボコ−ヴン  を3冊も
注文してしまった。アァきりが無い。
うち一冊は1985年のロマンス現代もの長編部門で Golden Medallionを受賞してる。
その作品のヒロインは、NASAの宇宙飛行士でディスカバリーに乗船するの。
なかなかすごい設定だ。
元々は上記の「車」検索でひっかかった「ローン未返済者の自家用車を勝手に回収する
アルバイトをすることになったヒロイン」でボコーヴンの名前を知り、
彼女の作品リストを調べて、、NASAまで行き着いたわけ(笑)
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1月14日
ロバート・バーンズ詩集が届いた。
定価6300円という立派な本だ。うー、つい、ポチっと押してしまったのだ。。
エディ・リーダー「ロバート・バーンズを想う」という、バーンズの
トラディショナル・ソングを自らアレンジして歌うアルバムも暮れに買ってしまった。
強力なプッシュに、つい、ポチっと。(笑)

よく考えると、ものすごく前からバーンズの名前は知っている。
つまり、小学生の頃(!)「続あしながおじさん」を読んで「やられた・・」と
スコットランド医者ヒーローに心臓鷲掴みされて以来、なんとなく頭の片隅に残っていた。
乱暴な孤児院の生徒に「ねずみをいじめちゃいかん。ねずみは臆病な生き物でうんぬん」と
バーンズの詩を教えてやるドクター。
ラスト、ドクターに宛てた手紙で共に老いていこうと、バーンズの
「ジョン・アンダーソン、わたしの好きな人」の詩を引用するヒロイン。
だが、まさか、あれから35年後?もっとか?バーンズ詩集を買うことになるとは、、
人生って不思議だ。最初の10年くらいのものが刷り込まれてしまうかなぁ・・・

刷り込みといえば、ツボなヒーローもそうだ。
9日の所でも書いてるが、ドクターのようなヒーローに必ずやられてしまう。
でちょこっとメモした。ブラックジャックひーろーとピノコひろいん
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1月16日
表紙すげかえ、ちょっと更新。E・リチャーズ「ダンカンの恋人」日本版の
表紙元がわかった。そのマリリン・パパーノの作品リストを見ていたら、
今度はかの有名な?日本版「ラッキーをつかまえろ」のM字ヒーローが
再登場していた。ヒロインも同じ顔だ。なにか有名な元ネタがあるんだろうか?
このカップルは一体誰なの?(笑)
1月17日
「続あしながおじさん」の原書を買ってしまった。
つい先日アメリカの総合古本サイトで、申し込んだのは11か12日だったのに、
今日もう届いたのだ。
ドイツの古本屋さんから。はぁーびっくり。ドイツの郵便事情ってこんなに早いの?!

それで、ぱらぱらっと見てすぐに気付いたこと。
サリー(ヒロイン)がジュディに宛てた手紙でドクトルと呼んでいたヒーローは
実際は「Sandy」 と呼ばれている。
えー?!サンディって何?!
というわけで、ぱらぱらとめくってみると、初めて「Sandy」が出てくるのは
ドクター・マックレイの初対面の印象を書いた箇所。
背が高くてやせていて、薄茶色の頭髪と冷たい灰色の眼をもっている、という、これが
「sandy hair and cold grey eyes」

そのあと、3月8日の手紙、着任して2ヶ月ちょっとのところで、ドクターに
「怒りん坊さん」とあだ名をつけたと書いている。
この「怒りん坊さん」と訳されている箇所が「Sandy」だった。
とにかくそれからずっと、ジュディへの手紙にはサンディとあだ名で書いてるのだ。

さて「サンディ」って「怒りん坊さん」という意味なの?
調べてみると、「英語の Sandy はスコットランド人のあだ名としても使われる」と
書いているページが一つだけあったが、「怒りん坊」につながるものは
ひとつも見つけられなかった。。ほよよ。

他に、西遊記を英語では「悟空=Monkey, 八戒=Pigsy,悟浄=Sandy」と呼ぶらしいが、
その連想からすると、サンディは背が高くてやせて髪の薄い(これはわたしの妄想!)
陰気なドクターのイメージそのもの(笑)。

ま、とにかく、もう一度翻訳を読み返すときは、ドクトルと書いてある場所を
「お怒りん坊さん」または「沙悟浄くん」と心の中で換えて読まねばならない(笑)。
このあだ名「サンディ」は、サリーが本人には分からないように使っていたはずだが、
ラスト、サリーからドクターに宛てたラブレターで、何度も彼に
「サンディ」と呼びかけている。
ちょっとからかった感じの、うきうきラブレターというわけだ。
ラストの愛してる、はスコットランド方言になっていて、「I lo'e you weel」
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1月18日
アウトランダー5「ジェイミーの墓標II」を終日読んでしまった。
あぅぅ。。どんどん運命の坂道をころげおちていく・・
ちょっとショックだったのは、12月16日のところで書いた詩のこと。
原書では、単に「引用した」としか書いていなかったところを
訳者の加藤さんがわざわざ「ハウスマンの詩を引用した」と訳していた。
ハウスマンの詩文はこちら
スティーブンソンの墓碑の詩はこちら

確かに同一と見まごう詩だ。
だが、クレアが引用した文は、スティーブンソンの詩の最後の2行と一字一句同じなんである。
スティーブンソンは1850−1894、ハウスマンは1859〜1936
スティーブンソンが死んだ時、ハウスマンは35歳なので、あのハウスマンの詩が
何歳の時に作られたかわかれば、オリジナルはどっちか分かって気分がすっきりするんだが。

わざわざ「ハウスマンの詩」と加藤さんが書いたところをみると、
よっぽど確信があるんだろうなぁ。。
ちょっと残念。。墓碑銘のほうが、ずっと伏線を感じられてぞくっとしたのに。
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1月19日
日々HQ三昧、ダイアナ・パーマーを更新、ジャネット・デイリーを追加。
お借りしたりして読んでいるうちに意外にもたくさん読んでいた。

HQミニレビューを早く整理しようと思うのに、一向に進んでいない。
作家買いというほどその作家の本を数多く読んでいない場合は
ミニレビューに入れているが、それがどんどん膨大になってきた。
困ったわ。作家名で1,2冊でも独立させようかなぁ。

バーバラ・ブレットンの「わたしが愛した男」。すごいじゃないか、ヒーローさま
マクラーレン城で育ったんだ(笑)。
続きの「天使の刻印」もスコットランドが舞台みたいなので注文。
このPAXちゅう組織が気にはなるんだが、買いだしたらキリがないので我慢。

ジャスティン・デイビス「天使に恋したら」を読んで癒される。
イケメンの天使か、、プリーズ、ヘルプミー!(笑)
しかし彼女の本って未訳本が多いんだ。うずうず。。困るなぁ。

めったにしない新刊買い。ダイアナ・パーマーのが1984年の作品だと知り、
買ってしまった。うひひ、「中に手をいれてごらん」なんて言う35歳の
男なんて、怪しすぎだーっ、ヒロインやめれー!あわわわっっ(^m^)
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1月20日
リアン・バンクスの「二人の奇跡」原書が届いた。
あぁ、こうだったのか。ご満悦〜。あのヘアーグリースてかてか男よりも
ずっといい感じのヒーローだわん。ヒューさまにちょっとだけ似てるし(爆)。
どうして表紙絵を挿げ替えたか一目同然。
日本版の表紙では、リアン・バンクスの「許されない恋」で妊娠腹部が
カットされたように、これはどうもタブーらしい。
注文してから一週間もたっていない。このごろやたら航空便が早い気がする。
本は3ドルで送料が7ドルだった(笑)。
1月22日
ここしばらくチェックを忘れていたヒューさまのファンサイトで、
1月3日のNHK「英語でしゃべらナイト」に出演していたことを知った。
ガーン!!
今NYはハドソン川も凍り、マイナス15度だというメールが拙弟宅から
届いたが、、凍傷寸前になってもいいから入り待ち、出待ちをしたいわ(爆)。

アダム・クーパーのミュージカル「オン・ユア・トウズ」
大阪フェスティバル・ホールでもやるのね。5月26−30日。
わざわざ東京公演のチケットを買ってしまって、、早まったなぁ。

HQ、ルース・ウインドを追加。
ルース・ウインド、好きです。。たゆたうような物憂い官能性と、
誠実で優しく毅然とした勇気と、前を向く人々と・・
不和、戦争、DV、虐待、傷ついた人生が、たとえ修復できなそうに見えても
必ず転機が訪れ、人生がまた再生される、それを描く筆の確かさ。
「なんちゃってハッピィ」じゃなくて、地に足がついているし。

録画放送で見たプレミアシップ
「アストンヴィラーアーセナル」0−2
アーセナル強すぎ・・
アンリとピレスを抑えられる人っていないんじゃないかしらん、切れ切れだ。
「トットナムーリヴァプール」2−1
ホワイトハートレーンスタジアムなので、なんとなく嬉しい。
あっ、あそこらへんに座ったんだ、とか、あのおじいさん、見に来てるかな、とか。
「チェルシーーバーミンガム」0−0
途中で飽きて寝てしまった(爆)
フラムの試合は、イナがベンチ入りもしていない、負け試合だった、と事前に
知っていたので見るのを止めてしまった。
「ウルブスーマンU」1−0
うへ〜〜、まったくもって、マンUの日ではなかった。
運が無い。。。
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1月23日深夜
すごく冷え切った夜ですが、星空が綺麗ですねー。
天の川も薄白く空を横切り、土星と木星、オリオン、シリウス、
こいぬ、ふたご、しし
明るい星が多くて、冴え冴えとしていて、
寒いけれど夜に洗濯物を干すのは嫌いじゃないわ〜。
1月24日
不思議なことに星づくしだった。。

昨日届いたHQ「雪の天使」(G・ボコーヴン)、邦題はメロドラマちっくだが、
中身はなかなか面白くて、NASAの宇宙飛行士のヒロインと上院議員のヒーロー。
上院商業科学運輸委員会の聴聞会で証言をおえたヒロインは夜のパーティで
ヒーローに出会う。
ヒーローは政府予算の削減に断固とした姿勢をもつことで知られる議員で
誠実で高潔だが、NASAの宇宙計画についても厳しい意見を持っている。
いやはや、けっこうまじな話で、スペースシャトルの事故や原因追求、
ヒロインが宇宙に行って戻ってくる挿話、ヒーローが商業科学運輸委員会の
委員に任命されたり、、
ワシントンとヒューストン、仕事の場所は離れているし、
そもそも互いの主義の違いがプライベートな関係を不安なものにする。
お互い、相手が自分自身の信じていることをまっとうするからこそ、好ましいと
感じているので、反対の道を取ることを非難できない・・
ヒーローの人柄がもう、なんていっていいか、沁みるような誠実さで、
ほほほ、ラブラブです。
リサ・グレゴリーの「Seasons」のヒーローが下院議員なんだけど
このヒーローと甲乙つけ難いラブラブ誠実ヒーローさま。ほれぼれするわ。
古本で見かけたら読んで損はないっす、、

今朝アニメ「ベルサイユのばら」が最終回。
アニメ版の最終回はこうだったのか。うううっフェルゼンさまぁ・・
次回から「うる星やつら」

そのままテレビをつけていたら、「ふたつのスピカ」というアニメが始まり、
宇宙飛行士を目指す女の子の話だった。。
過去の事故で宇宙の夢を断念したらしい?正体を隠したヒーローがいる。
ライオンさんと呼ばれている。
昨晩しし座を見上げ、宇宙飛行士のヒロインのHQを読んで、、
不思議だ・・・
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1月25日
マーリンサッカーシールが30セット(210枚)届いたので
せっせと台帳に貼った。
う〜ん、ダブりもいっぱいあるのに、出ない選手はとんと出ない。。
また50セットほど買おうかなぁ。送料は2ポンドほどなので
金額はそれほどの負担じゃないんだけれど、貼る手間が大変なの(爆)。
ずっとやっていたら、首筋と腰が痛くなってしまったのよ(爆)。

このごろHQの表紙絵をよくダウンロードするんだけれど、一応カテゴリーを
しぼっていて、まず、胸毛くんは絶対にダウンロードする(爆)。
これが結構少数派で、なかなかいないのよ。
男性ホルモン低下現象か?(うそうそ)

だが、体毛についてちょっとだけ真面目に考えると、胸毛は人間の場合、
基本的に男性のものだけれど、動物、とくに近縁のサルを考えると、メスのほうが
重要度は高いって思わない?
子猿が母親サルの胸元にぶらさがっている図を思い浮かべてみると、
四つ足で移動する母親にしっかとしがみついている子猿にとって、
そのあたりの体毛がないと、掴むところが無くて困ってしまうのよね。
おそらくヒトが樹から降り、森から出たこと、と、無毛になったことは、
同時期なんだろうな。

男女ともヒトは体毛の遺伝子が突然変異してしまい無毛になったわけだけど、
時として先祖がえりが起こる。全身多毛の人が過去にも報告されているが、
けっこう少数の(一つかもしれない)遺伝子でオンオフされているようだ。
無毛の方が選択されて多数派になったということは、何か利点があるはず。
って考えると、つるつるの方により惹かれる、触覚が鋭敏になる、なんて説も
あるから、HQの表紙もどんどん無毛化するってわけだ(ほんとか?!笑)
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1月26日
今日は朝から胸が痛くなるようなニュースでたまらない。

children abuseという言葉を聞いたのは16年前だった。
abuseという単語が分からなくて、辞書を引いたことをはっきり覚えている。
その頃の自分はなんて楽天的だったんだろう。
アメリカのニュースで頻繁にchildren abuseの事件を流していたが
日本の日常もいつしか追いついてしまった。。。

HQルース・ウインド「あの空に帰りたい」を読んでしまった。
出来は彼女の水準にしては平凡だと思うが、やはりこの作者は美しく頑固な人だ。
発表数がそれほど多くないのに、殺人を犯し服役し、刑期を終えて
出所してきた者を主人公にした作品が2つもある。(あぁ、HQ界の野島伸司か?!)
うちひとつがこれで、もうひとつが「愛を忘れない」。
自分の求める人生を踏み出すことを頑固に頑固に美しく描き続ける。
マーガレット・セントジョージと同じように、彼女もバーバラ・サミュエルという
本名でヒストリカルを多く発表している。(もちろん、セントジョージと同様、翻訳されていない)

ルースが面白いことを言っている。
ロマンス小説というのは何だろうか。
女性は、昔は川で一緒に洗濯をしながら、または炉辺に集まって、またはキルトを刺しながら、
時には声を低めて、家のこと、男のこと、愛のこと、性のことを打ち明けたり、
なぐさめたり、爆笑したり、つっこみいれたり、うわさ話したりしていたのだ。
ところが現代女性には、そのようなことを悪びれずにしゃべれる場所がなくなってきている。
わずかな友人はいる、でも、大勢で輪になってしゃべるような機会も時間も失われている。
ロマンス小説はそんな現代の女性に、ある種の場所と話題と見えないつながりを
提供している・・

そうかもしれないなぁ。毎日読んでしまうのも、女にとって井戸端会議は日常のものだから
なのかもしれないなぁ。

26日追加
「続あしながおじさん」の(6月17日より前の土曜日)
ドクトルがサリイにつけたあだ名「サリイせんべい」について。
原書では「Miss Sally Lunn」となってるの。
ネットで「Sally Lunn」を検索すると、いや、びっくり、出てくる出てくる、
私なんて今日初めて聞いた言葉だったのにサリー・ランって有名なのね?
サリー・ラン・バンと呼ばれるパンのレシピはこちらで。
だからサリイせんべいって訳も、なんだか変な感じですね〜。
1月27日
これまで日記兼更新の記録にてきとうに書いてた翻訳ネタを
少し訂正したり書き直したりして、書きっぱなしの部屋にまとめました。
「君がいなければ」「ダンシング・ラブ」「テキサスから、愛」
「続あしながおじさん」

スーザン・マレリーの「思い出の夏にしないで」ネタも書きっぱなしの部屋に置きました。

その他、ジャン・ハドソンの未訳本のあらすじ、マーガレット・セントジョージの
未訳本のあらすじも、少し書き直して、各々のレビューのところにリンクを張りました。
1月28日
HQミニレビュー更新、昨年の11月から先週まで?に読んだ本を加えました。

マーガレット・セントジョージ「スノウ・クイーン」を読む。
あぁ、これで彼女の翻訳分はすべて読んでしまったことになる。。悲しいぃ。。
持ち味が十分でていて、脇役の味、妙な格言、そして会話の上手い事といったら。

とても読みやすくて、いつもこれっぽっちも訳者のことを気にしないのに、
なぜか名前を確かめてみた。
「中井 京子」さん
もちろん、知ってるわけがない(笑)。
でも、アマゾンで検索すると、ミステリーの翻訳がものすごく多い人だとわかった。
だから、こなれてるって感じがしたのかなぁ。

メアリー・ガブリエル「キス泥棒」、86年の作品で作者はこの一冊を書いたあと行方しらず。
普段読まないIシリーズなのに、なぜ読んだかというと
訳者が「中井 京子」さんだったから。
海外FictionDBでは不名誉極まる一つ星(読まんでよか)だった、ショック。。
信じらんない。あのHQ史上最悪の「嘘から始まる物語」でさえ3つ星だっちゅうのに。
せっせと4つ星を投票してきた(何度も 笑)。
この話、素直な話で波乱はないけど、一つ星ってほどひどい出来じゃない。
それどころか、お茶目で真面目で、脇役も良く出来ていて、テンポもよい。
そして、訳文の流れがよくて、セリフが自然というか、読みやすい気がする。
もうちょっと彼女の訳したのを読んでみようかなぁ。
あまり評判を聞かない作品が多くて、ちょっと悩む。はずれたら嫌だなぁ。。

どんなんがあるかというと、
ジェシカ・スティ−ル「愛は序曲に始まって」アン・スチュアート「恋はブーメラン」
ステラ・キャメロン「ストレイ・シープ」アン・ヘンリ−「ラヴ・アンド・ラヴ」
キャシー・G・サッカ−「ひと夏の試練」リンダ・R. ウィズダム「恋は命がけ」
エルダ・ミンガ−「億万長者に乾杯」「密林の香り」
ジャックリ−ン・ダイアモンド「シンデレラ・ゲーム」
ロザリン・アルソブルック「お手をどうぞ」サンドラ キット「キー・ウェストの雨」
レヤンヌ・ムーア「夢色の壁画」サラ・ジェイムス「ラブ・ムーブメント」
レベッカ・フランダース「ベストフレンド」ミュリエル・ジャンセン「ラビリンス」
ジンジャー・チェンバース「愛が見えるとき」マドレイン・カー「恋は気球に乗って」
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1月29日
2月21日(長居)のU23日韓戦のチケットを購入。
イナのときは、家族に嘘をついてまでして国立での日韓戦を見にいったのに、
今では「寒いしなぁ、どうしようかなぁ」と言いながらチケットを買っている。
だが私だけではなく、代表チケット売れ残ってるようね。

アクターズスタジオのレニー・ゼルウィガー、なんだか胸がきりきりする。
彼女の正直な情熱はまるで壊れやすいガラスのようで少し恐いわ。
でも作品を選ぶ目は抜群。彼女ほど自分というものを知り抜いている人も少ない。
「草の上の月」この映画は恐ろしいほど良く出来ていて圧倒されて、
見終えた後、もう胸が一杯になって、、忘れられない映画なんだけど
リプトン氏も誉めていたのが嬉しかったりした。

きょうは本屋さんでちょっと感動してしまったのだ。
ロイ・ヴィカーズの「迷宮課事件簿」という昭和52年(27年前だ・・)の
文庫本を持ってるんだけど、この本、わざわざ【I】ってなっていたの。
とんでもなく面白い本で、以来ずっと、迷宮課事件簿【II】が出るんだろうと
思い続けていたんだけれど、出なかったんだよねぇ。
それが、きょう、本屋さんで何気なく棚をみてたら、「あらま」
2003年7月に出てたんだ。ま、27年も待ったんだから半年くらいいいか。
はぁ、幸せ。

きょう本屋さんでうろたえてしまったこと。
読んだはずなのに、肝心な所が思い出せない。
クックの「夏草の記憶」と「死の記憶」について書いてた本があり、
そうそう、がつんとやられた話だったわ、、えーと、彼女は誰に殺されたんだっけ、、
あれ、えーと、えーと、、秘密ってなんだっけ、あれ、、えーとえーと
お父さんはなぜ鉄砲撃ったんだっけ、違ったかな、別の人だったかな、
あー、もうっやばすぎる、何一つ肝心な謎解き部分を覚えていない(>_<)。
ベランダの物置のダンボール箱にあるはずなんだが、、。
自分用にミステリの感想文にはネタバレを書いておくべきだった。

それにしても一行掲示板で続々と探求本が増えてしまって、これじゃなかなか
購入したミステリにふりわける時間が出来ないゾ(^o^;;
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1月30日
コンピュータウイルス、流行ってますねぇ。
BSE、鳥インフルエンザ、風邪、こっちの方も流行ってる。
受験生のいる家は気が気じゃないですよね。
タクシーの運転手さんも、密室の仕事なんでインフルエンザやSARSが恐いと
言ってました。でも、医者にいってワクチンを打とうにも、
もう品切れだそうです。これって京都だけ?
睡眠、手洗い、うがい、あぁ、結局古典的な方法しかないんですね。

サンドラ・キャンフィールドの「バラと虹とあなた」(邦題恥ずかしすぎ)
はぁ〜、やられた・・素敵すぎる・・ヒーローさま
HQなんてサ、これを言っちゃぁお終い、だけど、分かりきってる筋なんだ。
いろいろあってもハッピィエンドなのよね、って言い出せばそれで終わりなんだ、
けれど、、やっぱり、やられた・・・

「きみは運命を信じるかい?」
「わ・・わからないわ」
「わからなくていい。僕が二人分信じるから」

SSEではカレン・キースト名義だけれど、「ラベンダー色の夜に」ここでも
素敵過ぎるヒーローさまはヒロインの顔から髪を払って、少し震えた声で、
「君を二人分、二つの人生分、二人分の未来まで、愛せるからね」

愛の言葉の美しさで、キャンフィールドの右に出る者はいないね。

RTのレビュアチョイスっていつも私の好みとぴったしかんかんだわ(死語)。
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