レベッカ・フランダース ドナ・ボイド  Rebbeca Flanders, Donna Boyd, Donna Ball 2012年ちょこっと追加・2005年5月改訂・2004年7月初出
中井京子さんの訳だというので、ベストフレンドを読んだのが最初。
じつはこの作品はそれほど好みじゃないんですが(すんません)
律儀なもんであと一冊は他の作品を、と読んでみたところ、をををっっ

不思議ヒーローの魅力的なことといったらないっ!どきどきものです。

目をぱちくりしたくなるような、夢だったような、不思議なひとときがある。
現実の世界なのに、ヒーローの瞳の奥に迷い込んだような気になる。
この魅力にとりつかれ、フランダースの作品をたどりだし、
石頭ヒロインにぷんすかぷん!だったり、いらついたこともあったけれど、
それでも、ヒーローのセクシャルな雰囲気が実に上手くて、、

とうとう、未訳の人狼ものまで行ってしまった。

うまい、確実に彼女は上手くなっている。人狼3部作のストーリーや
キャラクターは、とても手ごたえがある。

そして人狼もの3部作を書いて以来、HQには発表していないが、別名義で
人狼ものや幻想的な物語を発表している。わたしは、そもそも彼女の幻想的な
不思議な魅力にハマッタので、こんなふうに彼女がたどった道を知ったのは
嬉しい発見だった。

Donna Boyd で発表した人狼もの「The Passion」 「The Promise」はギリシア悲劇のような
厳しくも美しいwerewolfサーガで、日本語で読めないのが残念でならない。
( 2010年、マグノリアロマンスから翻訳が出ました!)

2012年追加
Donna Ball 名義の犬ミステリーがいい味だしています。
作家って変わらないんですね。相変わらず石頭系ヒロインです(笑)。
ゴールデンレトリバーの Cisco が良いし、アラフォーに近づくヒロインの暮らしが
しみじみと面白いです。


彼女の別PN

Donna Ball サスペンスと、現在、愛犬家ミステリーを発表している。
Donna Boyd Avonから人狼もの、Ballantineから幻想ものを発表している。
Taylor Brady 過去、Avonからアメリカンヒストリカル4部作を出した
Leigh Bristol 過去、Warnerからアメリカンヒストリカルを出した
Donna Carlisle 過去、HQからデザイアを出した

原書出版リスト、邦題、および買った本(色付き)
HAR-  Afterglow      
HAR- Twice in a Lifetime   二度めの魔法 A-3
HAR-6 A Matter of Trust May-83 こんな恋もすてき A-5
HAR-24 Best of Friends Sep-83 ベストフレンド A-25
HP-632 Morning Song Oct-83    
HAR-41 Suddenly Love Feb-84    
HP-666 Falkone's Promise Feb-84    
HAR-51 Gilded Heart Apr-84 デイジ−、デイジ− A-37
HAR-58 Second Sight Jun-84 涙の味 A-48
HR-2623 A Modern Girl Jun-84    
HAR-66 Desert Fire Aug-84 ネバ−・ギブアップ A-63
HI-1 The Key Aug-84 鍵を捜す女 G-5
HAR-74 The Third Time Oct-84 最後の指輪 A-73
HAR-83 Daydreams Dec-84 デイ・ドリ−ム A-69
HI-8 Silver Threads Dec-84 引きよせられた糸 T-44
HAR-100 Open Hands Apr-85 ロンリ−・ハ−ト A-82
HI-13 Easy Access Mar-85 とらわれの街 G-12
HAR-105 Rainbows and Unicorns Jun-85 虹とユニコ−ン A-84
HAR-118 Uncertain Images Sep-85 恋と拳銃 A-95
HS-180 The Growing Season Sep-85 めぐりゆく季節 S-132
HAR-128 The Last Frontier Nov-85    
HAR-141 The Straight Game Mar-86 ワインとばらと… A-123
  Obsessions May-86    
HAR-155 Minor Miracles Jun-86 マジシャン A-119
  Satin Fires Jul-86    
HAR-167 After the Storm Sep-86 パニックの報酬 A-117
HAR-183 Painted Sunsets Jan-87 夕日に抱かれて A-131
HAR-257 Search the Heavens Aug-88 最後のマジック A-174
HAR-357 The Sensation Sep-90 スタ−・ドリ−ム A-193
  Earthbound Sep-90    
HAR-417 Under the Mistletoe Dec-91 サンタのいたずら A-217
HAR-454 Once Upon a Time Sep-92 星に願いを A-240
HAR-477 The Last Real Man Mar-93    
HAR-490 Sunchasers Jun-93    
HAR-517 Forever Always Jan-94    
HAR-538 Kissed by the Sea Jun-94    
HAR-558 Quinn's Way Nov-94    
         
SS-54 Secret of the Wolf Jul-95    
SS-57 Wolf in Waiting Oct-95    
SS-59 Shadow of the Wolf Dec-95    


カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
A-5 こんな恋もすてき ヒロインの母は2才のとき死亡 May-83 PPヒーロー エレベーターもの 上院選挙対策事務局リンゼー(29)、 対立候補トレイ(ジョン・ウィンストン・シンクレア三世 36) 素直で優しいロマンス。 一波乱あるが、誠実なヒーローの愛に揺ぎ無し! うふ
A-25 ベストフレンド Sep-83 思わぬ妊娠、 身近な友人がいつのまにか 教師ケリー・ミッチェル、 音響技師セス・メイスン 手堅い作品。きめつけヒーローもすぐに理性的になってほっ。
A-48 涙の味   Jun-84 病気ヒロイン、白血病ヒーロー 図書館員ジェニファー・キール(26)、 写真家アダム・ウィルソン(36) うううっっ、これはどうしたらいいの。白血病ヒーローの「死」に対しての怒り、逃避、受容、と、ヒロイン(軽度のてんかん)の物語。設定がきつすぎて、何も言いようがないよぉ。  
T-44 引きよせられた糸
(ほんとはHI−8)
ヒロインの母22歳のとき交通事故死 Dec-84 サスペンス(証人保護プログラム) 変身ヒロイン 再会(4年) 会社員アマンダ(27 ローリー)、 フィッシャーマンのクレイグ・ブランドン(31) 恐怖と緊張から過去の記憶を封じ込めていたヒロイン。。過去と現在が交互に描かれ、とても上手い。 ラストがまぁ、HQ的になってしまうが、そこまでのミステリータッチがなかなか。
B-327 (A-69) デイ・ドリーム ヒロインの父はアル中だった。 Dec-84 住む世界が違うふたり 音楽療法教師ステーシー・ジェームス(29)、 スター・バレエダンサー、ジョン・カラン(29) 住む世界が違うっていうのはこの作家のテーマでもあるねぇ。安心安定を求めるヒロインが、ちとじれったいにゃ〜・・  
A-84 虹とユニコーン ヒロインは3年前にスキャンダルに見舞われた Jun-85 過去を隠すヒロイン 少年少女の更正 花屋経営フェイス・ヒリヤード28)、 牧師ケネス・チャップマン(32) 不思議なヒーローは出会ったやいなやプロポーズを。 住む世界が違う、自分がunworthyだと感じて傷ついて、最低の自分を見せて相手を傷つけたくなる気持ち、、よくわかるわ。 不思議ヒーロー、大好き!出来すぎだけど許す(笑) うふ
G-5 鍵を捜す女 ヒロイン私生児 Aug-85 サスペンス、父親探し、謎めいたヒーロー 大学生(元国際的通訳)キャリー(29)、ロシア語教授セイジ・マコーミック うーん。なんか自意識過剰っぽいくどさがある。 この作家は料理シーンが上手いなぁ。  
S-132 めぐりゆく季節 ヒーローの父は生まれるとすぐにどこかに消えた。 Sep-85 自分探し 再生 農場従事クリス・ウォルシュ(27)、 元ジゴロ、ピアス・ランソン(28) 力仕事などやったこともないハンサムな洒落男が、農場を手伝う。苦しい経営、自然災害、牧師になりたい息子、、ヒーローのほうが主役のアメリカらしい物語。
A-95 恋と拳銃 ヒロインの母は6才で家出、父親は5年前に死亡。 ヒーローの父はアル中、7才で死亡。母は10年前に死亡。兄は昨年死亡(15歳年上) Sep-85 自分さがし、母性本能くすぐるヒーロー 保安官助手グエンドリン・ブラックシャイア、 ショービジネス界の天才児だった兄の会社を相続したスコット・スチュワート ヒーローさまのキャラクターがとっても良くってね。参るわ、こんな「守ってあげたい」ヒーローっていたかしら。ヒロインとかわす言葉の素直さに胸が痛くなるほど。 うふふ
G-12 とらわれの街 Feb-86 カルト宗教 弟さがし 正体を隠すヒーロー 法律事務所アシスタント メレディス・ゲリフィン(28) 財政マネージョーのマーク・ブラスフィールド(32?) 「光明の泉」に入会して帰ってこない弟をさがして、カンサス州の小さな町に行くヒロイン。謎めいたヒーロー。。おやまぁ、もっとひねてるかと思ったら意外と素直なヒーロー。
A-123 ワインとばらと…   Mar-86 謎の正体のヒーロー、 石頭ヒロイン 専属弁護士E・J(エレアノーラ・ジャサミン・ウィリー) 謎の相続人コールビィ・ジェイムズ 上手いっ!上手いヨ〜。。なのにヒロインが気に食わない。どしたらいいの〜!生んですぐに捨てた息子を探す大富豪ホーノリア・フィッツジェラルド。謎めいたヒーロー。表面しか見ていない目では、わからないものが、ちゃんとある。切なくっていいわ〜。ヒロインのばかちん!彼女を簡単に許していいの?>ヒーロー うる
A-119 マジシャン ヒロインの両親は大変抑圧的。 ヒーローの両親は大変仲が悪かった Jun-86 不思議空間ファンタジー、 型にはまったヒロインと型やぶりのヒーロー 心理学者レスリーローク、マイケル・ブラッドショー(36) いやぁ〜ん、やられたっ!!超能力なのか、はたまた奇術なのか。。親子のきしみ、見えない真実、愛と信頼、、真面目な問題を絡ませながらも美しい幻想をみせてくれた。不思議すぎるヒーローさまなり。 またしても料理シーンが上手いわ。 うふふ
A-117 パニックの報酬, ヒロインの母子供の頃に死亡。 Sep-86 小学校3年のときからの幼なじみ、 石頭ヒロイン 医師ケイト・ラリマー(34)、 TVスターのケビン・ドウソン(34) いやぁん、石頭ヒロイン系のワンパターンだと思いながらも、いいわ〜。うまいわ〜。細部のエピソードもいいし、ヒーローの成長が素敵だわ。ラストも良し! うふ
A-174 最後のマジック ヒロインは私生児、母が16歳の時産んだ Aug-88 融通のきかないヒロインの殻をぶちやぶるヒーロー ソーシャルワーカーのハイメ・フェイバー、診療所医師クエイド・ジェロー ブードゥーの呪いの物語(笑)。 型にはまった考え方をすることで自分を守っていたヒロイン。。そんなヒロインのハートを掴むのは、南部赤ひげヒーローさま、いやぁ〜ん、石頭ヒロインうらやましいなり(爆)。
A-217 サンタのいたずら 5年前にヒーローの母死亡 Dec-91 ファンタジー、 3才の頃から幼なじみ、より戻し(10年) 小学校教諭デイニ・グリフィン、 警備保障会社経営のブレット・アンダーソン ニコラス・ケイジの「天使がくれた時間」をちょっと思い出すお話し。 えーと、ちょっと不満なり。。ファンタジーのお力に頼りすぎ。自分たちで歩みだしてほしかったな。  
A-240 星に願いを ヒロインは10才で母を亡くす Sep-92 ひとときの夢、サバイバル 簿記や育児手伝いレイニー(34)、 民間船会社のCOE クリス・ヴァンダーミア(36) もうもうっ、ヒロイン、羨ましすぎっ!!おとぎ話なんだけど、とても上手い。ヒーロー、ヒロイン共に勇気をもって再出発!わたしも大脱走ツアーに行きたいわん。 うき
D-520 馬車と白バラと花婿と (ドナ・カーライル) ヒーローは5年前に離婚 Aug-93 夢追いヒーロー 便宜フィアンセ パーティ企画会社アリスン・カーター、 テーマパークや特殊装置の設計ストーン・ハリスン(32) 恋しているって、役を演じているのと似てる。ふわふわしたファンタジーゲームに真実が潜むとこが上手いね。机の写真とか帰属感とか。  
SSh-54 Secret of the Wolf Jul-95 werewolfもの。 記憶喪失、サスペンス シアトルレヴューのコラムニスト、アギー・マクドナルド(34)、 クレア・デュルーンのCEO、マイケル・セントクレア(34) 自立したキャリアと、相反する家庭的な女の部分に揺れるヒロイン、 おだやかな人間性と相反する野性にゆれるヒーロー。 うまいお話づくり、官能的なサスペンス、そしてラストもとてもいいですわん! うひひ
SSh-57 Wolf in Waiting   Oct-95 werewolfもの。 陰謀 クレア・デュルーン、モントリオール支社ヴィクトリア・セントクレア(28)、 コーポレーションプレジデント ノエル・デュプレイ(32、マイケルの従兄弟) Changeができないヒロインを描くことによってwerewolf社会の様子を描くアプローチが面白い。尊大だったヒーローが愛に苦悩するのがうきききですわん。ラストはあっけないが、内容は濃くて楽しい。 うひひ
SSh-59 Shadow of the Wolf : Heart of the Wolf Dec-95 werewolfもの。ヒロインを守るヒーロー、自分のルーツ探し TVレポーター、私立探偵カイル(38) もうすぐ・・・人狼殺人鬼を追うレポーターと私立探偵。自分の出自に苦しみ、werewolfを憎んでいるヒーローはどうなるのか。。群れから不幸にも離れて育つはめになったヒーローの苦悩がせつない。。ノエルはいつもいい味(笑) うひ
Signet Exposure ヒロインとコンビ司会者ダンの朝の番組は5年続いている人気番組である Mar-96 ストーカー TV司会者 Jessamine Cray (32) コンビ司会者のダン以外、まともな人間がいない感じで、危ない所にわざわざ出かけるシーンが多くていらいらさせられる。 誰も信じられなくなるような、不幸な味わいで、ロマンスがあってもなんだか悲しい。  
Avon Passion May-98 werewolf 異質なもの 絆 Tessa LeGuerre Alexander Devoncroix Denis Antonov これほど泣いた本は無いというくらい泣いてしまった、強烈な1冊。異質で傲慢な種族を描くという目的が成功していると思う。 誰かと共に生き延びる、誰かを必要とする、愛というより究極の人間性というか、生きる意味のようなものに揺さぶられた。 衝撃
Avon Promise   Oct-99 werewolf 越えられない壁 宿命 Nicholas Devoncroix(38)、 Brianna、 Matise Devoncroix とことん絶望的。とことん不幸。とことん悲劇的・・・ この作者は融通という言葉を知らないのかね(涙)。 辛すぎる
Ballantin The Awakening Jul-03 過去の殺人事件 夫婦の危機 心に問題を抱えた娘 書けなくなった作家(夫)と優秀な医師(妻)、心にトラブルを抱えた14歳の娘、、それぞれが悪夢や幽霊を見るが・・・。 ストーリーがあるような無いような、死を受け入れる事、人を愛し続ける痛み 切ない
Signet Smoky Mountain Tracks (Raine Stockton Dog Mysteries, Book 1 保安官補バックと2回結婚したヒロイン Mar-06 #1 行方不明の少女探し Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco スモーキーマウンテン、隣家に行くのに1時間くらいかかる山の中で救助犬の訓練などをしながら暮らすアラサーヒロイン。PIほど鋭くないがなんというか味がある。犬のおかげ(笑) うふ
Rapid Fire #2 高校大学時代の元彼は指名手配犯になっていた Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco エコロジーテロとでも言うか、自然を守る事と爆弾テロと昔の思い出、、
Signet Gun Shy バックと離婚したヒロイン Aug-07 #3 山の別荘で自殺した女性死体の謎 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco いいかげんバックにこだわるのはやめろー!と腹をたてつつ読む。マイルズという極上男がいるのになんて贅沢なんだ!  
Blue Merle Publishing Bone Yard May-11 #4 裏庭から出た骨の謎 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco 犬舎は焼け落ち、ふんだり蹴ったりのレイン。しかも骨まで出てきて。。アラサー女のぐだぐだを描いた短編(笑)
Blue Merle Publishing Renegade   Oct-11        
Blue Merle Publishing Silent Night Nov-11 #5 クリスマスイブに捨てられた嬰児の死体 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco Milesの娘Melanie(9才) あら〜、こりゃ反則よねぇ。子供と犬が出てくるんだもん。胸きゅんになるに決まってるわ〜。自称子供嫌いのレインが文句言いつつよござんす。マイルズの人間味も増してきたし、、 うひ
Blue Merle Publishing The Dead Season   Jun-12 #6 問題児を集めた学校の冬山キャンプ合宿 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco めずらしくレインがプロに感じられた(笑)。本格的なミステリーではないんだけれど、ベテランの上手さがある。シスコやマイルズやメラニーに会いたくなっちゃうんですよねぇ。  
Blue Merle Publishing High in Trial Mar-13 #7 著名ドッグトレーナーの死。20年前の殺人事件  Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco, Miles Young 読み続けてきた甲斐があったね! まさかの展開で、ぬくぬくした繭玉の幻想が破れる。 うんうん、皆再出発の時なんだよね。。 うふ
Blue Merle Publishing Double Dog Dare   Dec-13 #8 ダイビング事故死事件 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco 前作の衝撃的真相から鬱屈の日々をおくっていたレインをマイルズがバケーションに誘うと、高級リゾートで女優の事故死が起こる、、さりげなく差し伸べられる暖かい愛がね、胸きゅん〜。呑気なシスコ、子供らしいメラニー、マイルズの母リタ、みんなホンマにナイス。 ロマンス的にはウフフだが、ミステリー的には無いわ〜
Blue Merle Publishing Home of the Brave Sep-14 #9 サマーキャンプと爆弾テロ Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco, Melanie、 Miles Young 皆知り合いのど田舎にも忍び寄る極右活動。経済不況や天災、格差、排他的愛国心、、等身大のレインがいい味を出して、まとまりも良し。グッジョブ! ロマンス的には、あぁ、レインがとうとうマイルズへの愛を認めてしまったーー! だがしかし、バックがまたもや迷いだして、面倒くさいぞ、いい加減にせーっ! うふ
Blue Merle Publishing Flash ヒロインは2年前、容疑者の銃弾を頭に受けて大けがを負った。 Apr-15 2年前の殺人事件 フロリダ Dogleg Island の警官 Aggie, ボーダーコリーFlash、 保安官補 Ryan をを、ボーダーコリーのフラッシュが良いですねぇ。今度は二人とも警官だから直接捜査に関わり、レインシリーズよりミステリ度が高い。真相はすぐにわかっちゃったけれど、ロマンスがストレスフリーだし、フラッシュのPOVがナイスで、続きが気になるわ うふ
Dog Days Jul-15 #10 迷子犬の飼い主の死亡事故 保安官選挙 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco, Melanie、 Miles Young 長く読んでいるシリーズって、ほんと社会の写し絵ですね。みんな知り合いという感じだったのにいつしかスモーキーマウンテンも変わってきて、楽勝だと思っていた保安官選挙も混沌としてきて、、とうとうレインがぁ〜、、続き、はよ来い! うひ
  The Sound of Running Horses     キャンプ地での女性死体、ヨットの遭難 フロリダ Dogleg Island の警察署長 Aggie, ボーダーコリーFlash、 保安官 Ryan 第一巻はもう少し明るかったのに、どうしたのか老成したような苦味があります。どうして人は悪事に誘われるのか、罪を犯すのか、色々悲しいです。でも AggieとRyanはくじけずに生きろ!Flashは哲学犬ですな。  
Land of the Free Nov-16 #11 Miles元妻の殺人事件 極右団体 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco, Melanie、 Miles Young RaineとMiles、まさかのシリアス展開。一方で銃撃戦で悲劇が起きる。作者がむりやりBuckをトラブらせている。いい加減ほっておいてくれぇ〜。
  Deadfall   Dec-17 #12 スタントウーマンの失踪 介助犬の訴訟 Raine StocktonとゴールデンレトリバーCisco, Melanie、 Miles Young あれほど気持ちを確かめ合ったのに、また相変わらずの石頭ヒロイン。いよいよワンパターンになるのか。次が作者決断の時だと思う。  
Flash of Brilliance Jun-17


return to the romance reviews

return to Home