更新記録 2006年 12月1日から2007年1月31日まで
12月 1日
更新をさぼっているうちに12月になってしまった!
たいした事をしてないのに時間が足りなくてねぇ。。
「マイ・ボディガード」を見たのだが、
・・・すまん、これはもしかしてギャグ映画ですかい?(^-^;;
元CIAの特殊部隊員だった男(ボディガード)と少女の心温まる
交流と壮絶な復讐劇を
緊迫感溢れるタッチで描く、てな宣伝文句だったが、クィネルが原作?
ほんま?原作もこんなにひどいの?
脚本がいい加減で人物の掘り下げがないうえに、盛り上げりにも欠け、
ただただ監督の自己満足のような仕上がり。
ま、「北斗の拳」の原哲夫の絵を思い浮かべて見るのが妥当だろうか。
「おまえはすでに死んでいる」「グばゴふ」がこれほど似合う映画も無い。
なんで借りたかというと、カルロス・バレーラの「Una Palabra」が挿入歌で
使われているから、だったのだが、
「Una Palabra」が流れたシーンが、、、えーっ?! 恥ずかしいほどイニャリトゥ監督の
「Powder Keg」と同じ使われ方だった。
舞台設定もメキシコだし、あのBMWのCMフィルムをパクったかのような
居心地悪さだ。
そしたら、allcinema ONLINE の「マイ・ボディガード」の感想のところにも
同じようなことを書いている人がいた。
やっぱ「POWDER KEG」 を見たら誰だって
そう思うよなぁ。。。
「さいたまスタジアム」へ行きます・・・
12月 3日
「浦和レッズーガンバ大阪」 3−2
あぁ、目の前で優勝万歳をされてしまいましたね。。(T-T)
「自分で打てぇ〜っ!」と何度叫んでしまったことか。
ガンバはきれいにやろうとしすぎるきらいがあるんですよねぇ。それだけのテクニックを
もっていることの裏返しかもしれないけれど。ぶつぶつ。。
さて、昨日は6時40分に家を出て、11時を過ぎた頃にさいたまスタジアムに到着し、
14時から試合を見て、、(ぐすん)、、17時半ごろから飲み始め、
20時20分ののぞみ号に乗って、23時15分に帰宅。。
いつもはたいていシャワーで済ますのだけれど、さすがに疲れを感じてお風呂を
入れる。。ふいに、飲んでいた時に話題に上った浴室の「お酢」掃除の話を思い出し、
浴室の床や隅のほうに顔を近づけると。。。
あぅっ。やばい、汚いじゃないか。
疲れていたはずなのに、風呂場でずっとお酢を使って掃除をしてしまいました。
ランナーズハイならず、サポーターズハイとでも言いましょうか。
アドレナリンがひいてない?( それにしても、深夜にやることか? )
「あぁ、だめだ〜、明日のファン感は、もう行くのよすわ」
そう宣言して寝たにもかかわらず、早々と目が覚め、8時にそそくさと家を出て、
9時半にガンバ練習場に到着。
受付が11時からで、ファン感は12時からだというのに、ガーン、すでに長蛇の列!
並ばされた場所は運悪く日陰で、足踏みしながらひたすら待つこと1時間半。
今日は寒波がやってきたようで、よく晴れた空だがじわっと骨に沁みるような寒さ。
あぁぁ、無理してくるほどの事だったかなぁ、、なんで来ちゃったんだろ(笑)。
3年ぶりに来てみたファン感は、新しい練習場で行われ、サポーターは一部の抽選当選者(主に児童)を除き観覧席で見るだけ。選手との距離がますます遠くなってしまいましたが、ま、エンターテイメントとしてはそれなりに工夫されてました。
なかでもガンバOB対現役の試合が意外と楽しい。サポーター歴の浅い私にとっては知らないOBも多いけれど、運動量を経験でカバーする試合巧者ぶりを見せつけて試合を
盛り上げてくれました。
木場さんや森岡さん、松波さんはまだまだスリムなんだけど、永島さんには絶句。。 テレビで解説してた時、こんなに太っていなかったと思ったけど。。
礒貝さんも、ど迫力でした(笑)。
実好さんの名監督ぶり、松代さんのはりきりFW、ゴンタローGKのナイスセービング
など、目の前で20分ハーフの意外とガチンコ試合を見れたのが良かったわ。
最後は選手の場内一周。 ホーム最終戦のセレモニーでも同様だけれど、ガンバの選手はあんまりファンサービスを意識せず、だらだらと歩くくせに観客席は無視だったりする。せめてファン感の時くらいは、全員もっと観客に近寄ってもいいんじゃないかと思う
んだけどなぁ。ただの「歩く被写体」みたいなんじゃなくて。
加地くんや山口さんは観覧場所のごく近くを歩いてくれました。
極めつけはバンちゃん
彼にはちょっと感動しましたよ。
練習場のヘリにぐるりといるサポーターに握手をしてまわっていたのは、
バンちゃんだけでした。
「をを、ありがとーー!」私も両手でバンちゃんの手をしっかりとにぎりしめ(笑)。
ほんま、バンちゃんは人間的な厚みが増しましたねぇ。
すっかり更新をサボってしまった。
この間、ガンバの敗戦にへたっていたわけではなく、毎晩毎晩、ひたすら
掃除をして疲れておりました(笑)。
エエカッコシイだと分かってるんだけれど、やらずにはおれない。
マンションの年中行事、排水管の一斉清掃で業者がやってくるので、浴室や洗面や
台所のシンクまわりを必死に掃除する。
台所や洗面は別にそれほどひどくは無いけれど、浴室は普段真面目に
掃除をしていないから、小さな黒カビがポツポツとあるし、、
3日の夜から始めた掃除を、毎晩やっておりました。
おかげで、浴室ピカピカです(笑)。
赤の他人が家の中に入ってくるというだけでもう大変。よく考えれば、二度と会うことも
ないやも知れぬ人たちなのに、フロアリングにワックスかけちゃったり、レモンの香りがするハーブ(庭にほかしたら、勝手に根付いていまや腰まで伸びた草叢状態で開花)を飾ったり。
そういえば、HQだと普通に家政婦や掃除の人をきてもらってるけど、
日本だとあまりなじみがないじゃない?
仕事が忙しくて家政婦さんを雇ったんだけど、家政婦さんが来る前の
晩に掃除をしちゃうと、誰かが言ってました。分かるなぁ。。
この間に見たのはティム・ロスの「ゴッホ」。へぇ〜、「レザボア・ドックス」よりも
前の映画なんだ。そうか、こっちのほうが彼のスタイルなんだね。
レザボア・ドックスを見てティム・ロスを知ったから、以後の彼の映画が
「あれ?」だったんだけど、ゴッホを見たら全然意外じゃないわ。
Mr.オレンジ、きゃ〜凄く格好いい!って思ったわたしは、世間知らずでした(笑)。
他にラス・スモールのDが5冊届く。「恋の駆け引き」「こんなにも愛されて」「結婚に向かない男?」より前の話が4冊と、後の話が1冊。
これを注文するより前に注文したものが届いていないんだけれど、どうなっちゃってるのかなぁ。
届いていないのはエリザベス・ハリソンの「HOSPITAL CALL」(1976)。
ロンドンセントラル病院もの。彼女の作品は2冊Iで翻訳されてるけど、昔の作品のわりにけっこう
今風の病院ドラマをしてるんだよね。
追記:葉がレモンの香りがするハーブだが、今日まで何も考えて
なかった。今回、ここに載せるためにネットで調べると、葉や花の形が、
レモングラスでもレモンタイムでもレモンバーベナでもレモンバームでも無い。
どうやらレモンマリーゴールドというものだった。
ひっひっひ、なめくじ除けにもなるらしい。
キャスリーン・コーベル SIM「A WALK ON THE WILD SIDE」(1992)、やっと読了。
う〜ん、ちょっと肩透かし。RTレビュアチョイスを取ってるけれど、そんなにいいかなぁ。
巨悪を追うDEA覆面捜査員ヒーロー、それにまきこまれる弁護士ヒロイン、前半はスリリングでとても
盛り上がったんだけれど、DEAやFBIからも追われる四面楚歌だったわりに、恐るべき黒幕ってのがあまりにあっけない。
ま、シリーズロマンスなんてそういうもんで、期待した自分が悪いんですけどねぇ・・
コーベルの常日ごろの水準の高さから、期待しすぎたってこともあるんだが、やはり彼女は、もっと深く心の内側に踏み込んだ物語のほうが、真価を発揮する。
よくあるロマンティックサスペンスには向いていないわ。
なまじ地に足のついた描写が上手いだけに、「なんちゃってサスペンス」で事件が片付くと、裏切られた気分になってしまうのよねぇ。
東京ではキューバ映画祭2006が始まってるんですねぇ。
ラインナップの中で見たことがあるのは「永遠のハバナ」「バスを待ちながら」
「苺とチョコレート」の3つだけれど、どれもお勧め。
特に「バスを待ちながら」は日本語DVD(&VHS)が出ていないから、見に
いける方は是非に!
群像劇なんですが滑稽で切なくて、心温まる不思議空間でした。
大阪ではメキシコ・ドキュメンタリー映画祭が来週から。
すでに秋に東京や神戸で上映された映画祭だけれど、そのときは気づかなく
て、今日偶然に目につきました。
ところは第七芸術劇場。
以前「ダック・シーズン」を見た映画館で、十三
(じゅうそう)の駅から近いし意外と便がいい。
全部は見れないし、どれに行こうか悩むなぁ〜。
あれこれ読んだHQは
デビー・マッコーマー L「偽りと真実」(1985)
目にしみるほど清純で潔癖な若さ。リリシズムに溢れてますね〜。
エリザベス・ハリソン I「白い足跡」(1985)
メディカルロマンス。古い作品なのに結構いまどき。
2枚舌のへび男の邪魔にも関わらず、勇気をだすヒロインがナイスね。
ローリー・コープランド シルキーロマンス「似たもの同士」(1987)
いやぁ〜、ほのぼのと癒されました〜。リキミがなくていい感じ。
歯科医ふぁーふぁヒーローもお茶目でワンパクでよろしおま(^m^)
ゲイル・ウィルソン LS「薔薇の迷宮」(1999)
イマイチ感情移入できなかったのはなぜなんだろー。
ジル・シャルヴィス I「甘い冒険」(2000)
安心できる軽妙なタッチ
Loveswept-38 Billie Green「Temporary Angel」(1984)
あぁ、もう、うっとり・・・・
こんなに癒されたのは久しぶりよ!ってくらい夢の世界にひたってしまった。
一番似てるのはなんだろう、エリン・セントクレアの「失意の向こう側」の後半かなぁ。
ヒーローはエリンと似てるけれど、ヒロインはビリー・グリーンなのでもうちょっと
軽やかで機知に富んでいて、素直。
へへへ、ヒーローは上院議員、対するヒロインは政治家嫌いの新聞記者で、
まさにわたしの好みのパッショネートポリティシャンな設定なんである。
なんでPPヒーローっておしなべて赤面するほど下半身純愛なのかしらん。
末は大統領か?といわれるほどの人物が、運命の稲妻に打たれたかのように、
君なしでは生きられない!僕らはお互いのために生まれてきたんだ、と
熱いまなざしで迫るし、、いやぁ〜、生物学的にありえるのか?!
あなたさまに匹敵するのは「熱い闇」のジョーくらいですワ、ってほどに
精力的。。そのうえ、度量が広くて態度は穏やかで、、
ありえんっ!こんな男性が存在するなんてありえんっっ と思いながらも
うっとり・・・
「Law & Order: Criminal Intent」の第6話を見た。
こちらは「うっとり」ではないが(笑)、もうすっかりはまってしまった。
Goren 刑事、ほんま最高。ドノフリオでなければありえない味で、
ヘンテコでかつ天才的。瞬く間に事件の真相を暴き、犯人を追い詰める。
なんでそんな一言で犯人がスイス人だとわかるんだ〜っ
なんでそんな一言で犯人がブラジルの刑務所に入っていたとわかるんだ〜っ
その博覧強記に開いた口はふさがらず、ただただゴレン劇場を堪能するのみ。
そして犯人をおびき寄せるそのやり口ときたら、もうねぇ〜、犯人の心にぐさっぐさっと言葉の刃を突き刺す
んだわ。。傲慢とも言えるやり口なんだが、ドノフリオの不器用な図体と
少年ぽい顔でそれをやられると、視聴者は許しちゃうんだなあ。
今日まで気がつかなかったが、「Goren Detective」でググってみると、
ゴレン刑事について山ほどWEBサイトが見つかったりする。
それにYoutubeにも沢山「Law & Order: CI」はアップされてるんだね。
知り合いの方が合唱で参加するというので、シンフォニーホールで生の「第九」を初めて聞いてきた♪
指揮は西本智美、京都市交響楽団の演奏だ。
合唱団の入場の際は、年配の人が多くて、失礼ながらも大丈夫かいなと思ったり
してしまったが、いざ歌声が響くと。。うわぁ、人間の歌声というのは凄い。。
会場の空気が声のエネルギーで充ちあふれ、一瞬で普段の音楽空間とは別物の世界のなかに
投げ入れられている。
大合唱って音楽というよりもフォースって感じだ。 生命樹や宇宙や神なんて言葉を使いたくなる、人間以上の大いなるものをイメージさせる荒ぶるエネルギーがあるよね。
オーケストラの背中側の席に座ったため、西本さんの指揮ぶりも堪能できた。
美しい人はなにをやってもサマになるわねぇ〜。
コンサート前、福島駅前のイタリアンに一人で入り、ワンコインセットなるものを
注文した。ワンコインとは500円玉1つ、という意味で、グラスワインにちょっとしたアテで500円なのだが、ちょっとしたアテは、本当にちょっとしたアテだった。
ブロッコリーのピクルス、小粒が2個(笑)。
コンサート後、今度はベトナム料理のお店へ。平日の夜だというのにビールと食事とおしゃべりにふけり、、
地下鉄終電になんとか間に合ったが、家に着いたときは翌日になっておりました。
ロマンスミニレビュー作家別、エマ・ゴールドリック、キャスリーン・コーベル、デビー・マッコーマー、マドレイン・カー、ラス・スモール、ヘレン・ビアンチン を少し更新。
読み始めたのは、ベサニー・キャンベルの「HEAR NO EVIL」(1998)。
彼女独特の、ひやりと突き放したような空気。主要登場人物たちがみな孤独で抑制されていて、痛々しくて、、。
飛行機に爆発物を持ち込むテロ集団、行方知れずの妹、妹が置いていった少女、
入院した祖母、感情を拒む隣家の男、、11年ぶりに故郷に戻った(戻るはめになった)ヒロインに
のしかかる責任と、迫る黒い影、、
時間が無くて、なかなか一気読みできない。
講談社が「逃走」以外も翻訳してくれたらよかったのになぁ・・
(to be continued)
10月17日のところで紹介した庭の蜘蛛が一段と大きくなった。
水色と黄色の縞模様に浮かぶ黒い背中の紋といい、
丸々と太った紅色の腹部といい、
写真を撮るのもおっかなびっくり(笑)。
Wikipediaによると、典型的な雌のジョロウグモのようだ。
あまりに巣が大きくなったので箒で巣網を壊してしまった(ごめんよ〜)。
ガエル・ガルシア主演の「キング 罪の王」を見てきた。
まこと宗教国家アメリカの典型的な町に落とされた強烈な毒、といった感じか。
進化論は神を冒涜しているとしてインテリジェント・デザインを教える州や学校が
たくさんあることや、ショービジネス化した教会が人気を得ている事などニュースでは
よく耳にするが、こうして映画で見せられるとアメリカって国は実に不気味な国だ。
キリスト教と名のついたマッチョイズムが、これでもか、というほど描かれる。
これは別に背徳的な物語なんかじゃなくて、現代アメリカの偽善と手前勝手な論理を
痛烈に批判している物語だと思うが、少々直裁的すぎて深みが足りない気がした。
振り上げたコブシを落として終わった、って感じで、余韻が無いと言うか、もう一歩何かが欲しかった。
ただし、ガエル・ガルシアの瞳の力、、あれってほんま、なんなんでしょー。
澄み切っているようで、底が知れなくて、すべてを見透かす琥珀の光、暗い虚無、、
いやはや参りますねぇ・・・
をっと、「マイ・ボディガード」も「ゴッホ」もシネマのページに感想を書かずにさぼって
いる。いかんなぁ〜。
下の息子の入っているクラブ、吹奏楽部の定期演奏会に出かけた。
大学に入って突然始めたフルートはまだ半年とちょっとと言ったところだが、
この定演に向けて、朝練、夕練、夜練、、とにかく練習漬けの日々。
こんなガンバリを一度でも勉強で見せてくれていたら、、と思わなくもないが、ま、
向き不向きがあるってことなんだなあ。
どんな曲を演奏するかは前もって知っていたけれど、目の前の舞台で
フルートを吹く彼をみたらとたんにやたら緊張してしまった。
ぴへ〜っなんて音を出したらどうしよう。ソロなんて心臓ばくばく(親ばか 笑)。
1部、2部は椅子に腰掛けた普通の演奏だが、3部はマーチング。「Blast!」と
いうわけにはいかないが、予想したものよりもずっと複雑で早い動きに驚いた。
既に1,2部で疲れきっているのが見て取れるが最後の踏ん張りといったところか。
パンフレットはおちゃらけていたが、やるときゃやるんだね〜。
想像以上に素晴らしいパフォーマンスだったので、
「よし、DVD(後日編集されて販売される)を買ってみんなに
見せねば!」とコブシを握り締めて帰路についたのだった(笑)。
Bethany Campbell の「HEAR NO EVIL」(1998)、読了。
ベサニーを読むと、いつも、
冷たい水を急に飲んで胸の奥の方がちくっと痛くなる時と似た感じを味わう。世界から切り離されてしまい、突然感覚が鋭くなったような。。
この人は自分の居場所を探しているヒロインを
書くのが、なぜこんなに上手いんだろう。
手に入らないものは求めない。傷つきたくないから近寄らない。そういう人間ばかりが登場し、そろそろと手を伸ばす。人を愛することなんて
できないと思っているヒロイン、ヒーローが、ほんの少しだけ二人の距離を近づける。
家族というものをもう一度手にしてみようと思うまでの再生物語だが、
ロマンス部分が物足りないっ!と言いたくなるほど抑えられていて、苦くて暗くて切なくてねぇ。これからの予感で読者を身悶えさせる。。
あぎゃ〜、頼む!幸せになってくれぇ〜>可哀想なヒーローさま。
ストーリーを彩る「よろず占い相談」に寄せられる電話の数々がアイロニーに満ちていて、物語の中心「行方不明の妹は今どこに?」やヒロイン達に迫る脅威などサスペンス部分もテンポよく、最後まで緊張がとぎれない。
あぁ、でも、やっぱり、最後にもうちょっとヒーローを幸せにしてあげたかった・・・
金色D、ビリー・ダグラス「昨日とは別の今日」(1985)を読んだ。
この本は正直ツマラン話だがファーファ描写が妙に多くて笑える。
ヒーローは大成功を修めている建設会社の社長なんだが、かなりのものである。
シャツの第一ボタンをはずすとはみでるファーファは黒色、ほんじゃ剛毛系かと思いきや、胸一面にしきつめられている柔らかマットなんだそうで、そのファーファに吸い寄せられるヒロインを意識して、ヒーローは秋口だというのに、
ちょっと暑いとシャツを脱いじゃったりする(^o^)。
しかも、極めつけの描写が、、
「もじゃもじゃの毛が生い茂った」ときた。
生い茂ったって、、あんた、庭の雑草じゃないんだから・・・(爆笑)。
やだわ、この翻訳者さんたらお茶目なんだからっ! と「猪川奈都」という人を
検索すると、意外にも面白そうな本、アラン・ムーアの「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン (Vol.1) 」の翻訳を手伝っている。
けっこう高額のアメコミだが、ついふらっとポチしちゃいそうになった(爆)。
シネマページの改造。
観た映画のタイトルを検索できるように、ちょっとだけ変更するつもりが、
意外と大変な作業になりました。
中身は全然変わっていないのですが・・・
ファイル名やアンカー名など、映画とは関係ないファイルを含め、ほぼすべての
ファイルをちょこまかと変更したので、リンクが切れていたりする個所が
あるかもしれませんが、
もし気づいた方がいらしたら教えてくださいませ。
Wiki に移そうかとも思ったのですが、これも全部やるとなると大変で、
途中まで試みて放棄しました(汗)。
監督や男優リストも作る予定なのですが、これはまだ工事中です。
読み出した本はベサニー・キャンベルの「Don't Talk to Strangers」(1996)
ちょうど半分といったところまで読んだが、う〜ん、ちょっと期待はずれかな〜。
物語は、今で言う「出会い系サイト殺人」に絡んだサスペンスで、今見るとそれほど新鮮では
ないが、本の出版が10年前だと思えば、当時は新鮮に受け止められただろう。
文字だけのやり取りであると分かっているのに、次第に現実よりもずっと親密になったり凶暴になったり、大きく感情が揺さぶられる様子が生々しく描かれている。
インターネットの
バーチャル空間で男と知り合い、恋に落ちた孤独な娘たちが
つぎつぎと姿を消す。
そのうちのひとりの娘に片思いしていた青年が探偵に調査を依頼する。
(片思いといっても、この青年もバーチャル空間での彼女に恋したわけで、
本物の彼女に恋していたわけじゃないが)。
怪しそうな男を探すために雇われたのが、英文学で学位をとろうとしている
ヒロイン。彼女は夜な夜なインターネットに接続して、ホットな出会い系ワールドを彷徨うことになるが。。
このヒロイン、実年齢は47才。夫とは死別、高校教師をして息子2人を育て、
その息子たちも成人して手が離れたので、今こそ自分のしたい事をしようと
大学に戻ったところなんだが、なんか敏感じゃないというか、洞察力に欠けるというか、
頭の固い物の見かたを時々する。
これまで読んだベサニーヒロインたちに比べると、著しく健康的で、ベサニー
ならではの痛々しさが無い。
いかにもワトソン君の役割って感じで、読者としては、もうちょっと切れ者であって
欲しいんですよねぇ。
さて、彼女はネットでは21才を名乗って「おとり」となるわけだが、
ヴァーチャル世界で知り合った若者と恋に落ちそうになったりして、、
ここらへんは私ぐらいの年齢読者にはツボか?(笑)
一方、ヒーロー(探偵)の方は過去傷だらけの、ベサニーらしい痛々しいヒーロー。
彼がこのヒロインに惹かれちゃうのが、、、ふま〜んだぁ(笑)。
天皇杯準々決勝「ガンバーFマリノス」3−1
ありゃりゃ、、天皇杯の決勝のチケット、自由席までも売り切れだわ・・
サンフレッチェに勝ったあと『ぴあ』のオンラインサイトを見た時はまだ自由席があったから、
マリノス戦のあとで買うかどうするかを決めようと思っていたのに、時すでに遅し。
やられた。。
準決勝のある29日は予定が入っていてエコパに行けない。テレビ録画観戦で
我慢するしかないか、残念だなぁ。
もしかすると元旦の国立でレッズと対戦して、優勝〜っ、ツネさんお別れ、と
盛り上がっちゃうのかもしれないね。
明日はメキシコ・ドキュメンタリー映画を2本見る予定
映画館の中にはわたしを含めて6名しか観客がいなかったが、帰りのバスは
クリスマスのプレゼントやケーキを持った人でいっぱいだった。
メキシコ・ドキュメンタリーフィルム2本。
「メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス」「僕は・・」を見た。
ホセ・アルフレド・ヒメネスのほうは、途中こっくりこっくりとしてしまった
事を白状せねばならない。だって、ホセの歌が全編に渡って流れるんだが、
それがあまりに心地よい歌声だったんだ(爆!)
「僕は・・」は脳性小児マヒの子供たちの教育施設を取り上げたものだが、
子供たちの言葉にあふれる知性と、凛とした力強い顔を
前にして、
先入観を抱いていたわたしは赤面の思いだった。
いやぁ、ほんとに驚くほど美しく理知的なドキュメンタリーで、生きる力をこれほど
ま正面からぶつけられるとは予想もしなかった。
さっそく帰宅後、映画のなかで紹介された詩集「Soy」を買ってみようと思って
探したが、メキシコのオンラインショップでは見つけることが出来なかった。
懲りずにいろいろ探した結果、エキワ少年 Ekiwah Adler-Belendez のHPおよび
「Soy」のなかのいくつかの詩や、映画の教育施設のHPなどを
見つけたので、ここに紹介しておく。かきっぱなしの部屋へ。
その後、used だが、エキワ君の3番目の詩集「Weaver」を見つけてのでポチしてしまった。わはは。
Evelyn Vaughn の グレイル・キーパーシリーズ、新作が1月に出るんですね!
「Seventh Key」、それもなんと、マギーとレックスで。
「A.K.A. GODDESS」(2003) の超切ない熱愛カップルだったふたりですが、
その続きの「Her Kind of Trouble」(2004)をまだ読んでいないから焦るわ。
「Her Kind of Trouble」は、ちょっと日本アマゾンひどいヨって思うんだけど、
かなり前、春頃に予約したんですよね。で、7月には発売、となっていたのに、、
待てど暮らせど何も来ない。アマゾンサイトをみると、単に未発送となっているので、
う〜ん、英国から取り寄せてるのかなぁ、とつい放置していたら、、、いつしか
本自体が在庫切れとなっている。
「は?」
不思議に思ってよく見てみると、7月に出たのは Silhouette Sensation の
はずなんだけれど、そちらは在庫切れで、Silhouette Bombshell 版の
ページには「3〜5週間以内に発送」となっているではないですか。
春頃に予約した時点では、Silhouette Bombshell 版など無かったわけ
だし、普通に考えたら、予約していた人間に連絡してくれてもいいんじゃない
かなぁ。
来もしないモノを待っていることに自分で気づいて、予約をキャンセルして、
もう一度Bombshell 版を
申し込め! ということなのか。
ぼんやりしていた私も悪いんだけれど、ちょっと面白くない気分で、、
「ふーんだっ、アマゾンからは買わないよーだっ」と、お子ちゃま行動を
とってしまった。
「Her Kind of Trouble」で二人は結婚したみたいなんだが、「Seventh Key」では
娘が生まれてる! どっは〜、はよ、読まねば。。
映画のページ、ためていた感想を書き加えました。
ロマンスミニレビュー。
ビリー・グリーン、ベサニー・キャンベル、ラス・スモールをちょこっと更新。
たぶん、これが2006年最後のポチになる? あれこれ注文してしまった。
ベサニー・キャンベルの「Whose little girl are you ?」
長編はもう残りはこれだけだ。ベサニー、もっとせっせこ薄気味の悪いのを
書いてくださいませ〜。
気味の悪い雰囲気たっぷりで、かつ、切ないロマンスがむしょうに読みたくなって、
昔のシルエットシャドウの
中から面白そうなものを探してポチ。(といっても本が届くのはずっと先だが)
バーバラ・フェイス SS-13「A Silence of Dreams」(1993)
ベネチアを一人旅していたヒロインが肺炎になり、
治療してくれた医者と恋に落ちて結婚・・だが、彼には暗い秘密が?
ヘレン・R・マイヤーズ SS-23「Whispers in the Woods」(1994)
これが驚いたことに、AARでも堂々の「A」評価で、FictionDBでも5つ星。
こんな評判のいい本を彼女は書いてたんですねぇ。
動物とテレパスできるヒロインが森で出会ったのは・・
一種の「美女と野獣」ものらしいんだが、どんなんだろう。
2002年に再版されてるけれど、日本HQは翻訳してくれないやろね・・・
「ガンバーコンサドーレ」2−1
お〜、、天皇杯準決勝、ガンバが勝ちましたね〜。疑惑のオフサイドだけれど・・・^o^;
元旦の国立に進むのは16年ぶりということ。
悔しい思いをしたヤット君のためにも、オーストリアにいくツネさんのためにも、
レッズに勝って雪辱を晴らしたいにゃ〜。
さて、年賀状の「ね」の字も手をつけてないし、29日、30日と出歩いたし、
2日にも約束があるので、さすがに元旦の遠征は諦めてテレビ観戦で応援いたします。
遠征にいく皆さん、念を送っておきますヨ。寒いし気をつけてくださいね!
観た映画は「奇跡の朝」(フランス映画)と「ココシリ」中国映画
「ココシリ」は、関西では大阪などで上映があったけれど京都では上映されなかった
映画だったが、今回30日の夜一回だけの上映が実現した。
なんでもRCSの方が
自腹を切ってフィルムを借りてくださったそうだ。
その気持ちにこたえたかのように、暮れも押し迫った30日の夜にも関わらず70人ほどの
観客が集まった。私がみなみ会館に通うようになってからは最高の
人数じゃないだろうか・・・
映画は、というと、、適切な言葉が見つからず、何か言うと薄っぺらく聞こえて
しまいそうだ。。
実話の持つ力もすごいのだけれど、
これを撮影したということにも圧倒される。
あの満天の星空に息を飲まない人なんているだろうか。
名誉も報酬もない仕事を、文字通り命をかけてやり続ける山岳パトロール隊・・
砂漠化がすすんでいるチベット、貨幣経済、貧困、、
DVDが出てはいるが、この作品は大きなスクリーンで見ないと
勿体なさすぎる。
こうして一回だけだとしてもみなみ会館で観れたことを主催者の方に
心より感謝したいし、この映画のことを教えてくれた友人にも感謝!!
相変わらず分裂気味だが、生真面目な映画を見る前にブックオフに立ち寄り、ベティ・
ニールズやサンドラ・マートンなどを買ってしまった。あぁ、わたしって。
新年まぎわですがシネマレビュウに「奇跡の朝」と「ココシリ」の感想を加えました。
あうっ、プリンターの黒インクが切れておりました。。明日インクを買いに行かねば。。
年賀状、いつ出せますやら。
寝具の洗濯やらアイロンがけやら庭のコケ駆除やら買い物やら、の合間をぬって読んだというのに、、
Sマートンの「ラブシーン」(1987)、くしょー、つまんなかったぃっ。ファーファだけどね(爆)
あけましておめでとうございます。。って、年々お正月の雰囲気は
無くなっているのですが、数少ない元旦の風物詩?
天皇杯決勝 「レッズーガンバ」1−0
あぅぅ。。攻めても攻めても点が入らない時ってえてしてこういう結果に
なるんですよねぇ。 だんだん打つ手が無いような気分になるし、しだいに
嫌な予感でいっぱいになり、テレビを見てるのが恐くなったのだけれど、、、
はぁ〜、やっぱり。(T−T)
年賀状を作り始め、ひとつ大変気に入ったイラストをネットで見つけたのですが、
そのイラストの年賀状を出したい相手って限られるんですヨ。
受け狙いのためにダウンロード代をだすかどうか、迷いに迷って(おーげさ)
結局ダウンロードするのをやめました。
でも、ま、このイラストをみて、「あら、きっと出したかった相手ってわたしのことだわ」と
思ってくださいな(笑)。
そういえば昨日書き忘れたんですが、元旦に年賀状以外も配達するんですね!
2007年のっけから、HQが我が家に届いたのにはさすがに驚きました。
いややわ〜・・
届いたのはEVELYN VAUGHN のシルエット・ボムシェル「HER KIND OF TROUBLE」
なんですが、は、はやっ、ポチしてから1週間もたってないわ。
んでもって、2日って郵便物の配達が昔は無かった気がしたのだけれど、
2005年から配達が復活してたんですね。
で、2日連続アメリカから本が届いて、、、ちょっと恥ずかしいワ。
それじゃなくても、京都北郵便局の人に覚えられてるみたいなんだもの。。
ようやく書き終えた年賀状を持って郵便局まで行った帰りに、開いていた喫茶店で
一服。店内は私を含めて2名。。美味しいコーヒーを飲みながらスポーツ新聞
なぞを見て、わはは、「おやじ」だ。
何とはなしに競馬面を見たら、「ハイジノココロ」なんて馬名に目がとまりました。
へぇ〜、他にも「サトリ」とか、勝てそうな名前なのかなぁ。
こんな名前で驚いている私は馬の素人、
世の中にはこんな馬主さんも
いるんですねぇ。
友人が貸してくれたDVD、「カウボーイビバップ」、、ひゃ〜、カッコイイ・・・
今から8年前に、こんなに格好いいアニメがテレビでやってたんだ。
全然知らなかったわ。。。
とはいえ、読まなきゃいかん本がたまってると言うのに、ハマルとやばいなぁ。
他にもキーラ・ナイトレイの「自負と偏見」を見て、う〜む、結局休みになっても
時間に追われているような生活をしてる?!
ミニロマンスレビューのリンクが切れていたところなどをちょこちょこと手直し。
過ぎた1年を振り返ると、ドイツWCがあったことがもはや鮮明に
感じないほどで、まさに砂が指の間からこぼれ落ちるように? いや、
さらさらと言うよりもびゅんびゅんと、記憶に留まらないうちに時が過ぎ
去っている。ボケが始まってるってことかもしれないけど。。(爆)
去年はガンバの5回観戦回数券を1枚しか買わなかったし、WCのテレビ観戦疲れ
もあったしで、それほど生観戦は多くなかったんだが、チケット半券を
数えてみると13枚あった。へぇ〜。
みた映画やDVDは54本あったが、映画館で見たものがそのうち20本もあった。
サッカー生観戦同様、映画館にこんなに行っていたとは自分でも意外だわ。
「亀も空を飛ぶ」で始まり、「ココシリ」で終わった1年だったが、「クラッシュ」
「ブローバック・マウンテン」など見ごたえのある映画年だった。
個人的にはドノフリオに嵌まった年でもあった(笑)。
ロマンス本は、わたしの場合古本主体なので、ほとんどすべてが「今ごろ知った」
ものばかり。去年読んだ総数はそれほど多くはないと思うが、読んだ原書を
数えてみたら、呆れた、72冊もあった。 厚いのやら薄いのやら、じっくり
読んだものから飛ばし読みまで色々だけれど、それでもねぇ、、わはは、、
仕事をちゃんとやったんだろうか?(爆)
そこそこ新刊に近いもので読んでよかった!と思ったものは、やはり
Evelyn Vaughn だろう。
なにも現実に超能力や変身が出てくるわけではないが、そこに感じる
異世界の手触り、奇妙な胸苦しさ、恐怖と憧憬。
彼女の作品が翻訳されないのはほんと、勿体ないが、
日本のロマンス本読者の好みには合わないだろうと、思わなくも無い。
レベッカ・ムーンのなんちゃって人狼ものがロマンスファンには
けっこう好評なのを見てもそう思う。同じ翻訳ものなら、ケリー・アームストロングの
人狼ものの方がずっとパラノーマルのコクがあると思ったんだがなぁ。
奇妙な味っていえば、ベサニー・キャンベルの未訳本も読めてよかった。
シングルタイトルの作品も満足だったが、
ハーレクイン・イントリーグの「Child's Play」やリサ・ハリス名義の
テンプテーション「The Tempting」など、シリーズロマンスの方も、
完成度は高いし、気味悪さ加減が並じゃなかった。
怪奇と幻想のロマン復刻!!なんて企画がもしあったら、
マリリン・トレイシー 「Something Beautiful」
レベッカ・フランダースの人狼セントクレア一族3部作
レイチェル・リー「Imminent Thunder」
ベサニー・キャンベル「Child's Play」
リサ・ハリス「The Tempting」
イヴリン・ヴォーンのグレイルキーパーシリーズ
マーガレット・セントジョージ「Love Bite」、、あぅっ、粒揃いだわ・・
ハーレクイン社はものすごいお宝を持ってるんだがなぁ。
数少ない新刊で、おお、これはなかなか、と思ったのは Vickie Taylor の
「Carved In Stone」だが、チョー醜いガーゴイルやし、関心を呼べそうにない・・orz
ま、今年も時の流れに取り残されつつ好きな事してゆきましょう(^o^)
昨晩の「すぽると」で、ルマンの松井選手にダバディさんがインタビューしたものが
流れましたねぇ。
久しぶりに見た松井くん、ものすごく存在感が増してて驚き!
サッカー選手としても人間的にも成長してるんだなあ。
ダバディさんとフランス語で会話するのをみると、海外にでた日本人選手で
これほど現地の言葉を淀みなく
しゃべるのを見たのはこれまでヒデくらいだったから、とっても新鮮。
続けて高校ラグビーの準決勝までの総集編を見始めたら、
桐蔭学園の仲宗根くんのお父さんがあの伝説的な「大阪工大高ー伏見工」の
伏工決勝トライを
タックルしそこなった、その人だったとか、大阪工大高のキャプテンは2人の兄も、
大阪工大高ラグビー部のキャプテンだったとか、まぁまぁみんな色んな因縁があって、
途中でテレビを消せなくなってしまった。
素人目には、東海大仰星が、かつての高校バスケ無敗の能代工業みたいな風格が
感じられて、一歩抜き出ているように見えたけど、どうかな、決勝戦が楽しみだ。
それにしても山中亮平くん、ファンタスティックやわ。。
今日は録画だけして見ていなかったプレミアリーグをまとめ見。
昨年暮れの「チェルシーーフルアム」2−2
チェルシー、どうしたっ(>_<) こんなに守備のバタバタしたチェルシーを
見る日がくるとは思いもしなかったなあ。
GKツェフの大怪我からケチがつきだした感じだが、今はテリーもいないし、
もうワヤワヤ。ガンバのゴール前の守備を見てるような気がしてしまった(爆)。
解説の原さんのおしゃべりは本当に自然で、まるで一緒にスタンドから試合をみてる
気分になるのだが、
うわっ!やばいっ!ピンチだ! という場面で、私が珍しく黙っていた時も、
テレビから「ぅあぁぁぁ」という声が流れ、息子が
「まじ焦った。原さんがいると、お母さんと一緒に見てるみたいだ」
「。。。。」
守りに回らず終始攻め続けたフルアム、すごいね。
他に、「マンUーレディング」を見て、ルーニーの見事なパスや動きにウルウル。
ちぇっ、美味しいトコを今のりのりのロナウドが取ってしまって、面白くないゾ。
わたしの中では ルーニー>>>>クリスチャーノ・ロナウド なんである (^-^;)
更新をすっかりサボッてしまった。
連休中、アホみたいに再読の嵐症候群に見舞われ、ひたすらお気に入りの
HQを読みふける、という発展性の無い日々をおくってしまったのであります。
暮れに出来なかった整理をするつもりだったのに・・・
見たDVDはたった一つ。「インサイド・マン」。
楽しみつつも、感想は微妙〜。
洒落ていてシャープ、とてもスタイリッシュなんだけれど、現代の
アメリカ社会でコンゲームものって難しいよねぇ。
「してやってり!」と喝采をあげようにも、ちょこちょこと辛らつすぎる
ものがあるし、社会の矛盾を横目でみながら、ニヤニヤするというちょっと
難しい芸当を要求される。
昔読んだディーヴァーの「静寂の叫び」を軽いタッチのポップ調にした感じかな?
クライブ・オーウェンが主役だと思い込んでいたが、デンゼル・ワシントンが主役
だったのね・・
さて、成人式でもあり、この連休、下の息子は高校や中学の同窓会に
出かける日々だったが、昨晩は突然電話で、友人3人を連れてくると言ったものだから、
「こんな夜にそんなことを言って・・あぅっ」大慌てで掃除片付けをした。
「え?!一体どなた?」
ハタチの男の子に小学校時代の面影を探して、うろたえてしまった。
自分の子だとそれほど時の流れを意識しないのに、よその子を見ると、
こんなにも時間がたったのか、と驚いてしまう。
男の子は中学生くらいになると、道でちょろっと会釈するのがせいぜいだから、
まともに口をきくのは小学校以来、、声変わりする前の姿しか記憶になくて、
その姿が今目の前にいる「男性」と重なってゆくのは、まるでフィルムの早送り。。
ようやく目に慣れてくると、おばさん振りを発揮して尋問た〜いむっ。
「○○君は今どうしてるの?」「○ちゃんはどうなった?」
あれこれたずねても、礼儀正しい対応で、、20歳の男の子は優しいねぇ。。
ちょっと前なら「うぜぇ!」って感じだったのになぁ。
珍しく本屋に立ち寄った。
文庫の棚をうろうろしていたら、エリザベス・フェラーズの「ひよこはなぜ道を渡る」(創元推理文庫)が目に留まった。
おぉ、「なぜチキンは道路を渡ったか」という、耳にタコができるほどよく聞くチキンジョークじゃないか。
へぇ?と思って原題をみたら『Your Neck in a Noose』(絞首刑の縄の輪にみずから首をつっこむ → 墓穴を掘る)という題だった。 どうしてこれがひよこの題になったんだろう、と中をパラパラとめくってみたところ、最後のほうでヒーローが「どうしてひよこは道を渡ったのかな?」と言っていて、その後の話にも通じている。
訳者の方のページを見ると、題名に苦心したのもよく分かるし、確かに印象的な題名になって良かったとも思うんだが、本を読んだ人の感想をネットでつらつら検索していくと、多くの人がこのセリフを印象的だとか、上手いことを言う、と感心してるのが気になった。
う〜ん、これって耳タコなジョークだから、えーと、適切な例が出てこないんだけれど、
「なんでここに来たんや?」「バスで」
「なんでここに来たんや?」「お前が来なかったからや」
「地下鉄は電車をどうやって地下にいれたのか と考えると眠れなくってね」
て感じに近い、手垢がついてるけどしょっちゅう使われるとぼけたチキンジョークを、
迷探偵くんが真顔で言ったところが笑えるトコで、感心しちゃいかんと思うヨ(笑)。
新刊情報を見ると、をっ、T・ジェファーソン・パーカーの「ブラック・ウォーター」がハヤカワ・ミステリ文庫から
出る。
ブックオフでハードカヴァーを見るたびに、やぱりデカい・・どーしよーかと悩んでいたんだけれど、これでやっと読めるわん。
今月の楽しみな新刊はアイリーン・ドライアーの「見えざる報復者」。 まさか彼女が翻訳されるとは
夢にも思っていなかったけれど、嬉しいな。 これで日本HQ社が
キャスリーン・コーベルの未訳本を翻訳してくれたら言う事ないんだけどなぁ。
そして、エロ洞窟もといEllora's Caveが、扶桑社から翻訳?! いやぁ〜、これには驚いた。
一時期、ここの宣伝がどーんと載ってるロマンティック・タイムズが届くのが恥ずかしくてねぇ。 古代エジプトだかなんだかのお衣装で、サンオイルの宣伝のようなお兄さんが立ってる、あまりにストレートで言い訳のしようがないような表紙ばかりだったよねぇ。
最近はロマンスのなかでエロチカ部門が独立したように、世間に認知され格上げした感が
ある。それは表紙にも如実に現われ、ちょっと美的になっていなくもないが、それでもまさか日本の出版社が
ここからロマンチックサスペンスを翻訳するとはこれまた夢にも思わなんだ。
ここから出ている werewolf やシェイプシフターものって、
ヤバイのが多くて(笑)、3Pどころか、パックの掟で女性は3人のmateを
もたねばならない、をいをいっ! 4Pなんてファンタジーじゃないよ〜! なんてものもあるんである。
自分もそうだけれど、この頃ちょっとやそっとの過激さは、全然OKで、誰もそう気に留めないようになってるねぇ・・
今日は一日だらだらと。
「チェルシーーウィガン」4−0
久々にチェルシーが大爆発。 ロッベンが戻ってきたのがこれほど大きいとは。
土曜は大阪に出たついでに中ノ島にある「大阪市立
東洋陶磁美術館」に行った。
当初は『なんで大阪で陶磁器なの?』と無知丸出しで気に留めていなかったのだが、
人からここは安宅コレクションが寄贈されて出来た美術館だと聞き、
それなら一度見ておこうと寄ってみたら、、これが、、予想を超える素晴らしさ。
美術館のWEBページでも所蔵品の写真は見れるが、現物はかなり大きいものが多くて、
迫力がまるで違う。
これほどの物をこれほど集めた、、その執念とつぎこんだお金に目がくらむと言うか、
ため息が出るわ。。
破綻した安宅産業の関係者からすれば血圧が上がる代物なんじゃないかな(爆)。
いつも美術館や博物館やお城や彫刻や、、もろもろの芸術品を見るたびに
思うのだが、権力者が金に糸目もつけずに芸術品を作らせたり、収集に大金を
つぎこむ事は、モラルや人権思想からすればとんでもない事だけれど必要悪
なのかもしれないねぇ。
ほとんどの陶磁器はこれらコレクションを担保として所有していた住友グループの
寄贈だが、ひとつ、白磁に枯れた赤と青で蓮の花が描かれた壷があり、
それは安宅英一氏寄贈となっている。聞くところによると、最後まで、これだけは
・・と、手放すのをこばんだ壷だそうだ。
美術館のWEBページで「韓国陶磁」ー「朝鮮時代」ー「Acc. No. 21128」が、
それなんだが、この大きな壷は見上げる角度によって蓮の花の色が微妙に変化する。
ついでに、わたしが気に入ったのは(って誰も訊いてないけど 笑)「Acc. No. 21765」。
これもWEBページの写真でみると迫力が伝わらないけど、とても大きな壷で、
ものすごく艶(なまめ)かしい。
ろくろで上と下をわけて作り、それを継ぎ
合わせたもので、中央部分が微妙にずれてくぼんでいる。その窪みで出来る陰影を
見ていると、
まるで肌の白い女体の後ろから男が腕を回しているところを覗き見しているような気分になる。。
もう一つ、見れてラッキーだったのは清水卯一氏の特集展。
これも新聞やテレビでは見たことがあったけれど、蓬莱燿茶碗(ほうらいようちゃわん)の
実物を見ると、、油滴文様が本当に漆黒のなかの宇宙みたいなんですよねぇ。
この作家の場合、会場に並ぶひとつひとつの焼き物が、土や釉薬の追究と不断の努力
の産物だということに圧倒される。
で、技巧をきわめて最後はピカソのようにおおらかなものになってゆくのが面白い。
「土を伸ばす時は天まで届くように、胴を膨らませる時は大平洋まで届くように
つくるのがコツだ」とおっしゃったそうだ。
円安ユーロ高が進行中・・・うへぇ、ついてないなぁ。
来月後半に一週間ほど欧州に行く予定をしていて、、イギリスの弟宅に行きがてら、
スペイン〜フランスをちょろっと回ろうと思っている。
まず渡英して、しばし歓談の日々を過ごしてから、スペインはバルセロナに飛び、
観光して一泊、次にタルゴに乗って地中海沿いにフランスに向かい、ナルボンヌで
一泊したあと、フランスローカル線で世界遺産都市カルカソンヌへ、カルカソンヌで一泊してから飛行機にのってイギリスに戻り、
今度はほっこりする暇もなく日本に帰国する、、という、せわしさを詰め込んだ
駆け足旅行(^-^;;
当初は一人旅の予定だったが、下の息子付きとなってしまった。
あーあ、ラテンヒーローとのロマンスの可能性ゼロだわ。(をいをい、可能性が
あると思ってたんかい?!)
えーーー! 楽天フリマが無いっ!
今ごろ気づいた大バカ者です。
去年の11月で突然閉めちゃったなんて・・・。
EasySeek の頃から、古本を探すのはここだった。イージーシークから継承されたここの売りは、単なる
「オークション」じゃなくてあくまで「フリーマーケット」だったこと。
探していた本を買うついでに、それを出品した人やお店の棚を眺め、
好みが似ていてニヤリとしたり、お買い得品を見つけてウキウキしたり、
せっかくだからとまとめ買いしたり、、他のサイトでは得られない場所だったのに。
ヤフオクよりも手間がかからず、アマゾンほど世知辛く無い、楽天フリマが、どうして、、(泣)。
おや、新装開店の楽天オークションは、楽天フリマを全く引き継いでいないんだ。
なるほど、固定価格枠が無くなったし、送料がものすごく高いのね。
それじゃ、あの膨大な本たちは一体どこに行ってしまったの?
買う側も嘆きの声だけれど、この改悪、出品されていた方々もショックでしょうねぇ・・
無料で他所のサーバーを使う場合、こういう仕打ちもありうるって事なんですかねぇ・・。ポータルにしろブログにしろwikiにしろ、
そのサーバーに蓄えられたデータがそれっきり手元に返ってこないって、あんまりですよねぇ。
ロマンスwikiをしょっちゅう利用していたにも関わらず、自分でやろうとは
思っていなかったんだが、暮れからお正月にかけて突然 pukiwiki に
ハマってしまった。
ミニデータベースにぴったりの使いごこちで、wikiクローンを色々見渡して
みても、一番手軽っぽい。
趣味に驀進しているうちに、この便利なものを仕事で利用しないなんて
勿体無さ過ぎると気づき、まずはウィンドウズパソコンに入れ、さらに
仕事で使っているワークステーションにも入れてしまった。
WSはSolaris8なので、ちょっと手間がいるんだが、
apacheをシェアドライブラリ対応にコンパイルし直して、MysqlとPHPをインス
トールして、わ〜い、マイpukiwikiだ〜。
おしゃれなスキンをダウンロードし、さっそく職場内の色々な情報を
pukiwikiで整理し始めた。。
う〜むむ、もしかして、暮れからずっと同じような事をしてる?!
ま、趣味が仕事に役立ったとも言えるかなぁ〜(笑)。
11月の初めにポチして、それから2ヶ月・・もう半ば諦めていた本が
今日届いた。海外からの輸送ってどこがどうなっているのか、同じ料金
でも、一週間で届くこともあれば、こんなふうに2ヶ月もたって届いたり。
何が届いたかというと、1975年のメディカルロマンス(爆)。
「A ROMANCE OF LONDON'S CENTRAL HOSPITAL」ロンドン中央病院シリーズって
奴で、CORGI というイギリスの出版社が出していたロマンス。
イマージュのエリザベス・ハリソンの本が気に入って、もっと読みたいと
eBayで落札したのだ。
UKアマゾンで「 CORGI ROMANCE 」と検索すると80冊くらい
ヒットするんだわ。 おや、アン・マキャフリイの『竜の戦士』 Dragonflight
とかって、CORGI の SF から出たんだ。
で、このメディカルロマンス、裏書だけ紹介すると、、
若く美しいヒロインは、非常に裕福な家の娘。幼なじみのヒーローはもちろん医者
になっている。
ヒロインは誰もが羨む素敵な建築家と恋に落ち、ヒーローは失恋の痛みに
耐えながら彼女の結婚を祝福する、、そして結婚式・・となる4日前に
ヒロインは交通事故で大怪我を負い脊椎を損傷してしまうっ!
必死で彼女の回復を助けるヒーロー・・彼女は再び歩ける体になるのか?
恋の行方は?
恥ずかしくなるほど古典的なストーリーだけれど、ま、いいんです(笑)
風邪をひいてしまって、休日はごろごろと。
エリザベス・ハリソンの「Hospital Call」(1975) は
予想以上に面白かったわ♪
交通事故で下半身付随の苦闘がんばりものかと思い込んでいたら、そうじゃない。
大変裕福な家の娘ヒロイン・エリーは、交通事故後とりあえず危機を脱出し骨折なども
直ったあと、まだ歩く事は出来ないが、退院して車椅子生活で自宅療養となる。
リハビリセンターという選択もあったのだが、介護のメイドやプライベートな看護婦
やセラピストなどを母親が雇い、それこそ真綿でくるむようにみんながエリーの世話を焼く。
自宅でのんびりとマッサージやトレーニングをしているエリーは一向に歩けるように
ならない。それどころか、まずは体力をつけなくては、と言われて豪華食事デザートの
毎日で、いつしか10Kg以上も太ってしまう。
一向に歩けないし、気分が落ち込む一方のエリーの元に幼馴染ヒーロー・トビィが訪れ、
「リハビリセンターに行くべきだ! だが、その前に痩せなくてはね。
一体何キロ太ったんだっ。ただでさえ足が体を支えられないというのに。」
エリーを介護する人間たちは決して悪い人間ではないのだが、それぞれ思惑が
働いている。たとえば介護役の女性はこの仕事が首になると他に仕事が無くて
大変困るので、奥様に注進する。
「トビィさんが碌でもないことを言ってお嬢さんを動揺させたんですよ」
「リハビリセンターなんてそんな所にうちのエリーを行かせるわけには
まいりません!」
母親はさっそくフランスの保養地で気分転換する
計画をたてると、プライベート看護婦も諸手をあげて賛成する。
(そんなところに一度行ってみたかった)てなもんである。
エリーが「リハビリセンターってどう思う?」と個人セラピストに聞くと
「とってもキツイところで、お嬢様のような方には向いておりませんわ」
さて、フィアンセのルパートは入院中も退院後も、誠実にエリーを見舞うが、
エリーの母親の言いように動く彼を見て、エリーは自分がルパートに何を
見出していたのか分からなくなってくる。
自分は、非常に社交的で何でも思い通りにコントロールしたがる母親の下から、
ただ離れたかっただけなのかもしれない・・
こうして、エリーは頑固にリハビリセンターに通うことを主張して行動に
移す事で、聞き分けの良い娘という枠から足を踏み出し、自分の強さを見出してゆく。
スノッブで自己中な母親と、賢いが妻には何も口出ししない父親、お屋敷の運転手や警備担当(トビィの父親)、家庭教師などのあれこれが繰り広げられる少しシニカルな人間喜劇、
こういう「自負と偏見」のようなものってイギリスの伝統なのかな。
エリーはトビィに会いたいと電話で告げ、土曜に会う約束をとりつけ、
それをリハビリ仲間のおばあちゃんに打ち明けると、「テーブルをはさんでそういう話をするのは
気まずいでしょう。だったらハイキングが一番よ」
お弁当をもって出かけると厨房のコックに告げると、
「お嬢様がハイキングに出かけるなんて何ヶ月ぶりのことだろう」
トビィはエリーの車に山と積まれたご馳走を目にして大笑いをする。
エリーの婚約以来トビィはエリーに兄のように接しようと我慢の子だったので
今回も、ルパートについての悩みの相談なんだろうと思っていたのだが、
「婚約を自分から破棄した」というエリーに
「どうして?」
「だって彼を愛していないから」
「本気かい?」
「ええ、本気よ」
「。。。」
わが身の幸福が信じられないのよね(笑)
まだファーストイヤーも全部見終わっていないのに、もうセカンド・イヤーが届いてしまった。
何の事かというと「Law&Order:CI」。
見る時間が無いのに注文した自分がバカといえばバカなんだが。
他にもシルエットシャドウの2冊が届いたし、年を越した未読、未見ものが山の
ようにある・・・
時間が足りないヨ〜。。珍しく仕事を真面目にして(をいをい)帰りは遅くなるし、夕飯が終わってテレビを見てしまうと本が読めないし、本を読んでしまうと、机の隅に山と積まれている既読本の入力整理がほったらかしになるし、、家事がとにかく最後尾に回ることだけは確かなんだけれど(笑)。
で、ニ晩続けてテレビに時間の最優先権が委譲。
「アーセナルーマンチェスターU」2−1
すごい試合でしたねぇ〜。
後半のアーセナルの怒涛の攻めときたら。
スタジアム全体が唸ってごおんごおおんと揺れるようだったわ。ベンチスタートのファン・ペルシー、プライドを傷つけられたか、意地をみせたって
感じねー。
「リバプールーチェルシー」2−0
あひぃ〜、リバプールが超ファインシュート!
一方のチェルシーは、テリーがいないどころかカバリーニョもいないし、途中でロッベンも怪我するし、、もうとことん運に見放されたか?
バラックは一体なにをやってるんだ、全く精彩がないじゃないの・・・
こうしてヒタヒタとリバプールとアーセナルがチェルシーに迫ってきたからには、
試合をみないわけにはいかなくなって、、
プレミアを90分どっぷりと見てしまうと、あと何もできなくなって。
。あぅっ。
風邪がようやく治ってきて、普段の習慣に戻ってきた今日この頃。
まず「Law&Order:CI」を、7、8、9、10、11、12話見て、ふぅ〜、おなか一杯(笑)。
行方不明の妻を探す形成外科医、マネーロンダリング事件後に恩赦を受けた男、
火災で死亡した銀行家とその看護士、心神喪失で無罪を訴える精神科医、中絶医療を
めぐる射殺事件、青酸カリ混入頭痛薬による大量殺人事件、
クローズドキャプチャーの英語を読みながらドラマを見るわけだが、
字で書かれたものを見ると、それほど難しいことを言っていないのに、耳では
全然わからないことがほんまに多い。 「刑事たちによって」( by the
Detectives ) と言っていても、耳には「バタディテクティブ」に聞こえて、
画面の文字がなければ、but a Detective「ほよ?・・しかし刑事って一体??」 と、
トンチンカンな事を考えちゃうわけである。
他にも「Eventually」(ついに) と言っている所を、ゆっくりと言うものだから
「イーヴンチャーリー」Even Charlie 「え?チャーリーでさえ、って一体?
どこでチャーリーなんて人が出てきたかしら?」
最初のうちはゴレン刑事の単なる相棒だったエームス刑事が少しずつ存在感を増し、
警察の男社会に対して憤然としたり、ゴレンに皮肉を利かせたりするようになった。
特に abortion に関わる回では、妊娠がその女性の人生を大きく変えると
いう意識が薄い同僚や関係者たちが、中絶はさも女が犯す禍々しい罪のように
みなすのを彼女は怒って、
「あなたは中絶についてどう思ってるの?」とゴレンに聞き、「僕が妊娠した時に
答えるよ」といい加減に答えたゴレンをキッと睨んだりした。
をを、エームス刑事、警察という男社会でこれからもがんばってくれっ。
さて、読んだ本は、Silhouette Shadows Barbara Faith 「A SILENCE OF DREAMS」(1993)
バーバラ・フェイスお得意の妄執ヒーロー味のゴシックロマンス(笑)。
23才のヒロインは一年の会社勤めで貯めた貯金と、亡き父の残した信託財産を
使いながらバックパックでヨーロッパを旅行しているところ。幼い頃に父を失い、
母も再婚して今はブラジルにいて、ほとんど天涯孤独の身。やっとベニスに
着いた矢先に風邪をこじらせ肺炎になってしまう。
泊まったペンションのおかみさんが懇意のドクターに
連絡すると、その医者は不在で、たまたまセミナーでベニスにやってきていた高名な
心臓外科医(36)が彼女を診察し、、、、病院に入院させ、熱にうかされた
ヒロインのそばを離れず付き添い、すべての治療費を支払い、花を毎日送り届け、、
ベッドで意識のないヒロインを燃えるような目で見つめながら「君は私のものだ!
二度と放すものか・・」
退院から二週間・・悪魔のような暗い魅力と怒涛のパッションの前に求婚を
受け入けたヒロインは、16世紀から続くトスカーナのお屋敷へ。。
2年前に妻を亡くしたと言うが、どこにも妻の写真や肖像や偲ぶ物がない。
執事や庭師はヒロインの顔をみてぎょっとする。
お祖母さまがひとりいるのだが、彼女を見て心臓の発作を起こしかける。
読者は、ああ、そうだろうと思ったよ、、と、お約束展開を楽しむわけだが、
思いつめたようなヒーローの熱情が、このゴシックロマンをおどろおどろしく
盛り上げるんだねぇ〜。
バーバラフェイスヒーローだからね、そこらのヒーローとはパッションが桁違いで(笑)
TシャツにGパンというヒロインを彼はミラノやフィレンチェに連れてゆき、これでもかと
いうほど高級ドレス、宝石、ランジェリィ、ストッキング、靴を買いまくる。それがもう、もう、もう、
「とりつかれてる」としか言いようがない。
全く自分には似合わない色だとヒロインが思っていても、「赤のドレスを」
「もっと洗練されていて豪華なものを」
ヒールは3インチでなくてはだめだ、と、彼女のくるぶしやふくらはぎを熱く
見つめながら店の者に命令する。 服や靴を買ったあと高級ヘアサロンに連れて行き、
髪の色も長さも彼が決め・・
「あぁ、思ったとおりだ」と満足して、毎日、「今日はこの服を着なさい」と
指定し、正装した夕食の後に、買ったばかりのレースのランジェリィやセクシーな
ドレスを引き裂かんばかりに脱がし、「どこにも行かないと、決して私を一人に
しないと約束しろ〜」なんて叫んでしまうとんでもなさ。
ヒロインはどんどん自分ではなくなってゆく恐さに襲われる。
この話のいいとこは、ヒロインが実に気持ちよい性格で、お祖母さまを慰め、
ヒーローの心を温め、館に潜む見えない影に立ち向かってゆくトコなんだが、
、ヒーローの同僚、元親友の男がねぇ・・
それにしても、1)旧家で 2)お祖母さまがひとりいて、3)何年か前に
死んだ人物の死の真相が謎で 4)ヒロインは不安に苛まれて、
リンダ「心閉ざされて」デボラ・スミス「めぐり逢う時はふたたび」リーガン・フォレスト「すすり泣く館」と、わかっちゃいるけど、たいてい同じ犯人像でございますねぇ。
ま、いいんですけど。
才能の冴えを感じるって話じゃないけれど、職人芸を堪能できる作品で、
バーバラ・フェイスならではの、憑きものヒーローのホットさではかなり上位 (^m^)
つまらない間違いをし続けて先週中悩んでいたperlのスクリプト、昨晩布団の中ふと気がついた。
あっ、そうだ、、
人間の頭の中って不思議ねぇ。何回見直しても気がつかなかった間違いだったのに。
ようやく思い通りの動作をするようになり、一人にんまりして、3時の休憩を勝手にとる(をいをい)。
行きつけの喫茶店が店じまいをしてしまい、お気に入りの休憩場所が無くなって
しまった。やや寂れた風情の喫茶店で、奥にはジャン荘があったり
する店だったが、
ここでおやじ週刊誌を読みながらほっこりするのが常だったのよ。。
あぅ、これからはどこに行こう?
わたしの喫茶店選びポイントは、洒落てないこと。禁煙じゃないこと。
この禁煙じゃないことってのが大事で、必然的にきれいなケーキハウスや
洒落たランチの店なんてのが除外され、すすけた感じが多くなる(笑)。
新幹線の喫煙車と違って、意外とみなヘビィに吸わずに
くつろいで新聞なんか読んじゃったりしてる。
うるさくしゃべるグループが少なくて、だいたいが、
ひとりになりたいから来た、って感じなんだ。
でも、そういう所が職場の近所では少なくなってきて、ピンチ!
ちょっと足を伸ばした所に、わりと気に入っている小さな喫茶店があるんだが、
先日、ふととなりのテーブルを見たら、やはり一人がけで文庫本を読んでいる女性が、、
ん? よく見ると・・・、保育園で同じクラスだった人ではございませんかっ。
あらま、
知り合いが隣のテーブルにいて、どちらも知らん振りして本を読んでいるっていうのも、
妙に気まずい(笑)。
うーん、ここはちょっとお洒落だし、もっとぼろっちい感じの所を探さないとだめだわ(爆)。
自宅の近くには、そうした喫茶店がいくつかあり、けっこう私は日曜日などに
一人で本をもって出かけるんだが、
職場の知り合いにそれを話すと、
「えーっ!○○に一人で入るんですかぁ?」
そう、今時ゴブラン織りの椅子だったり、インベーダーゲームのテーブルが
あったりする店なのだ(笑)。
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